652: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/08/03(日) 23:42:08.50 ID:rTRJu+d90
さらっと判定したけどアルカネットが選ばれてたら大変なことになってたんじゃないの😊😊
ざざぁん。と寄せては返す波の音を聞きながら、ベルゼブブはサンセットビーチの夕日を眺めていた。
ベルゼブブ「…」
ベルゼブブは3人のうち1人を呼び出していた。これは〜気高き王の魔導学院生活〜における重要イベント。ヒロインに妃になってくれと告白するつもりだ。
ベルゼブブ「……あの二人は?」
気配を感じたベルゼブブが振り向いた。そしてその場にいたのは…
タマモ「テーブルやパラソルの片付けをしてはるよ。ほほほ」
妖艶な妖狐女教師タマモ。ベルゼブブのクラスの歴史の教師にして、生徒と教師を超えた関係性の相手だ。彼女も何らかを察しているのか、後ろに手を組んでベルゼブブの様子を伺っている。
タマモ「こんなロマンチックな場所で。ベルゼブブくん。ウチ期待してええんかな?」
ベルゼブブ「……教諭、いやタマモ。余の妃として我が覇道を共に歩いてはくれぬか」
タマモ「ほほほ。喜んで♪今さら冗談なんて無しどすえ」
ベルゼブブ「無論だ。我が王家に代々伝わるこの婚姻の指輪、受け取ってくれ」
タマモが笑顔を浮かべ左手を差し出す。ベルゼブブが薬指に指輪を嵌め、微笑んだ。この笑顔は実際のベルゼブブは決して浮かべないもの。
タマモ「ウチ。感無量です」
震える声。自分の薬指の指輪を見て涙ぐむタマモ。アルカネットの作り出した空間といえど、勝利した興奮と空間自体の精神作用で本当に感極まっている。
そしてどちらからということもなく、2人は近づきシルエットが重なった。王と妃の口づけは一分にも及んだ。
☆☆☆
そしてこちらは負け犬ヒロインたち。
アルカネット「あぐぐぐ……!せ、世界が間違っとる……!なんでやベルくん……!」
ウルシ「所詮男なんざぁ…射精が一番なんでさ。狐さんが一番色香を振り撒いた、それだけでさ」
アルカネットが唸り、ウルシもなんか感じが悪い。2人は邪魔することも許されず、岩陰からベルくんと女狐の接吻を見守っていた。
アルカネット「あ、あれが本物じゃないとしてもベルゼブブ様とちゅーやと〜……ば、万死に値するで……!」
ウルシ「キセルが吸いてえ」
そんな二人の脳内にアナウンスが流れる。
『敗北ヒロインへのペナルティを実行します』
アルカネット ウルシ「え?」
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