ハーレム勇者のTSもの4【安価コンマ】
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726: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/08/08(金) 21:39:37.61 ID:+AVM2lz70

小柄な身体をバタつかせゴブリンが走る。背後に意識が向いていない今ならばニケナを通り過ぎても見逃されるはず。


そう思考を巡らせたのがゴブリンの生涯の最期だった。ここから彼の思考は電気を消すように消滅し、彼の身体はニケナによって首と身体を分断された死体へと変わっていた。


ニケナ「ふひひ。気付きますぞゴブリンごときの気配。舐めてもらっては困る」


ウルシ「て、てめ…………ごほ……」


ゴブリンの血液がついた蛇腹剣を振りながら愉快そうにニケナが笑う。そのままウルシの首を掴み持ち上げた。


ウルシ「ごほ…………!」


ニケナ「人間というのは愚かと言わざるをえない。こんなゴブリンのために技を躊躇して自分も窮地に陥ってしまうのですからな。しかも、そのゴブリンは呆気なく殺された。ふひひ。喜劇ですなぁ」


ウルシ「あ、あんたら魔王軍になんと言われようと…自分に与するものを守らずして勇者は名乗れねえ…」


ニケナ「ふひひひひ。面白いこと言いますな。ほら。助けにきてくれたゴブリンですぞ」


足元に転がったゴブリンの首を掴み、ニケナはその顔をウルシに押し当てた。白目を剥き、舌がべろべろこぼれている仏さんが勇者の顔に擦り付けられる。


ずりずりずり


ウルシ「〜〜……」


ニケナ「ふひひひ。チューのひとつでもしてあげなくてはいけませんからな〜。これでこのゴブリンも報われたでしょうな」


ゴブリンの首を一階に放り投げるニケナ。そしてウルシに顔を近付けて残酷な笑みを浮かべた。


ニケナ「なんでそんな姿で魔に堕ちていないかは知りませんが、今度こそお主は魔王軍の軍門に下るのですぞ。ふひひひ楽しみでしょうなぁ」


ウルシ「……………………あんた…」


ニケナ「ん?」


ウルシ「いや……なんでもねえや」


ウルシを捕らえたニケナはツバキと合流し、慈愛の勇者は魔王軍の手に落ちた。2人の魔王軍幹部に連れていかれる勇者を狐の妖怪は物陰から眺める。


タマモ「……ほほほ」




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