90: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/06/29(日) 15:14:58.99 ID:sdjPQMHI0
エメラ「くううぅっ」
エメラは竜巻に揉まれ舞い上げられていく。それを見届けたサニが破顔してさらに冷気の息吹で威力を高めた。今や竜巻は闇魔法で拡張された内部の一階エリアを全て吹き飛ばし、柱にしがみついて凌いだリザードマン以外を天井に開いた巨大な穴へ舞い上げていた。
ゴォーーーーーーーッ
「と、とんでもねえガキだ」
「同胞が大勢吹き飛ばされてしまった」
サニ「あは、あは。強いサニがいれば大丈夫大丈夫。ルナのやつよりも強いことを証明してパパに撫でて貰うもん」
「パパ……ルナって……お、おいおいまさか」
「勇者も吹っ飛んで今ごろ跡形もないか…って……あそこで光ってるのはなんだよ!」
竜巻の中でエメラは耐えていた。アグネアに入り込んだメアを仕留めた時に発動した雷の鎧で全身を防御し、ブロンテースで戦艦内部に出来上がった強力な磁場も手伝いその場に留まっている。
バチバチバチ
エメラ「ん、ぐぐぐぐ……っ!」
サニ「うわ。えっと、えっと。どうしよ」
なぜだかは分からないがそこにいる以上サニは行動を起こさなくてはいけない。迷った挙げ句掌から闘気の塊を発射!
エメラ「フィーバー!」
エメラが力を解放し竜巻を消滅させる。そして身を捩り闘気の塊を躱すと、一直線にサニに突撃した。
ギュンッ
サニ「うわっ」
ドシュッ
カットラスがサニの脇腹を貫通。さらに頭を持ち床に叩きつける。
ガシャアンッ
サニ「ぎゃふっ」
エメラ「ふーーーー……ふーーー…」
エメラ「僅かながら私にも急所を外す理性があった…いえ、偶然ですね。HELL YEAH!」
サニ「あぎゃ…」
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