ハーレム勇者のTSもの4【安価コンマ】
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918: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/08/25(月) 00:20:50.25 ID:pRxripcg0
掌から閃光が迸り、闘気の稲妻がこちらに向かってくる。
ズギューーーンッ
ピリカ「なんだ、消えた」
あまりにもスタンダードな上位格闘職の攻撃に身体が勝手に反応し、最低限の動きで躱してピリカに近づいた。あいつはまだ私がすぐ近くに迫っていることにすら気付いていない。
ずるぅ……
ミルカ「うりゃああ」
ピリカ「あっ」
私はバーサーカー状態となり瞳に紫の光が宿っているはず。高速接近の道筋に光の跡が残り、ようやくピリカも回避不能の絶望的な状況に気付いたことだろう。
力を込めた回し蹴りを土手っ腹に打ち込んだ。肋骨が砕ける感触が脚に伝わる。
ドゴォオオッ
ピリカ「げはぁっ」
ざざざぁっ
肺の中の空気が全て出たピリカが血を吹きながら倒れる。もう動けないのを確信するクリーンヒットだった。
ミルカ「すーー…」
元姉弟子を破壊したおぞましい感触が手足に残っている。
ピリカ「げふ………………」
ミルカ「観念したようね」
ピリカ「け、結局……師匠の眼が正しかったか…オレはこの数年憎しみを糧に……死ぬ気で技を磨いた…」
ピリカ「その結果が…最初の騙し討ち以外は一度も殴れなかった…」
無念だと表情が言っている。私がかつてミーニャに向けていた、追い付きたいのにこれ以上自分を高める手段が分からない苦しみ、恨みと同じ感情だと理解できた。
ミルカ「姉さん。私は」
ピリカ「だが……っレオンは負けない…………オレが愛した唯一の男……お前の男にだって負けるものか!」
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