【安価】怪異を犯してマンションに住まわせる
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273:イッチ[saga]
2026/09/12(土) 00:18:38.91 ID:PJYc5ro40
【幕間】
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〜〜 人魚(ウミ)のモーニングルーティーン 〜〜
◆朝7:00 プール号室・寝室
ウミ「ふぁ……ん、んん〜……♡ ……おはようございますですわ〜、『皆様方』〜♡」
こぽこぽ……
ウミは水中で睡眠し、水面からの日差しを顔に受けて起床する。
まず目に入るのは、ベッドを囲うように飾られた人間の頭骨。
ウミ「ご機嫌いかが? 『ジロウ』様〜♡ 本日もお美しいお顔ですわね、『デミル』様〜♡ ……あら、ホコリが。……これで綺麗になりましたわ〜、『ヤマグチ』様〜♡」
1つ1つの頭骨に声をかけながら、寝室を出る。
寝室の外は朝日できらきら輝いていて、そこにもまた、頭骨が飾られている。
ウミ「あ、こら。しっし。エビ様に住まわれては、『フランシス』様がくすぐったいですわ〜♡」
1つ1つの頭骨の中を、表面を水流で洗い流し、清潔さを保つ。
この毎日の掃除のおかげで、99個の頭骨は100年以上が経っても朽ちることはなく、ウミに愛される事ができるのだ。
◆7:10 化粧室
貝殻のクシで髪をとかしながら、カガミの前で首を左右に振る。
カガミの横にも、もちろん頭骨が。
ウミ「ふん、ふふん、ふふーん……♪ ……いかがかしら、『サトウ』様。……うん♡ 今日のイヤリングはー……これでっ♡」
◆7:30 キッチン
ウミは水中のキッチンを使いこなす。
強力な電熱コンロの電源を入れると、水流を操りながら、ナイフで切った食材を加熱していく。
ウミ「ふん、ふん、ふん……っと。朝はワカメのス・ウ・プ〜……ですわ〜♪」
電源の入っていない冷蔵庫を開けると活きているサバが飛び出してきた。
ウミはそれを手刀で真っ二つにすると、バナナのように齧りながら熱したワカメスープをすする。
ウミ「んん〜……美味ですわ〜♡ 今日のおサバは『ジョン』様のお国のおサバですのよ♡ ……あら、『カトウ』様の故郷が大雨ですって。地上は天候に左右されて大変ですわね〜」
防水の小型テレビを片手に、朝ご飯を食べ終える。
◆8:00 養殖所(プール)
ウミ「おさかなの皆様方、おはようございますですわ〜♡」
ぱっ! とバラまかれた飼料は水流に乗り、コイ、グッピー、金魚に均等に行き渡る。
ウミ「さー、たくさんお食べくださいましー♡ たくさん食べて、大きく、美しくなって……わたくしと旦那様の糧になってくださいましー♡」
そうして、ウミの1日は始まるのだった。
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