【安価】怪異を犯してマンションに住まわせる
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364:イッチ[saga]
2026/10/06(火) 23:54:15.44 ID:iOmkhnRf0
???A(だめ……ここ、離れちゃだめなの……)

???B(……離れたら……死んじゃう……)

こっくり「うるさい。黙ってぼくの言う事聞いてればいいんだ」

ぐ…………ぐぐぐ…………

???A(だめ…………やめて…………! やだ…………!)

???B(やめて……おにいちゃん……やめて…………!)

こっくり「うるさいっ。黙ってろっ」

ぐぐぐぐぐ…………ぷちっ

???A(あっ……あああっ…………ぁああっ…………!)

???B(…………や…………や…………やぁ…………)

こっくり「…………ほんっとーにうるさいなぁ、ガキはよぉ…………すーぐ泣きやがってよぉー。…………だぁからガぁキは嫌いなんだよっ」

こっくりはそれを潰してしまわないよう、優しく両手で包み込みながら、白い空間を進む。
すると、ある場所から……ふっと、閉塞感が、息苦しさが無くなった。

こっくり「…………ここだ」

こっくりはそれをゆっくりおろすと、ぐ、ぐ……と。
もう離れてしまわないよう、床に優しく押しつけた。

???A(…………あ…………)

???B(……………………)

こっくり「こっちのほうがいいだろ。な」

???A(…………ありがとう…………おねえちゃん…………)

???B(…………おにいちゃん…………ありがとう…………)

こっくり「…………ふん」

ありがとう…………ありがとう…………ありがとう…………

ーーーーー

女性「あの……」

夫婦で祠に対してお祈りをしていたら、いつの間にか後ろにふらりと近づいてきて、自身の腰のあたりに向けて片手を伸ばして来た巫女に対して、女は困惑していた。
全く瞬きもせず焦点も虚ろな目に少し怖いと思いながら、何度か話しかけていた。

女性「あの、どうか、しました…………?」

小さな巫女「…………んっ」

ぱちくり

やっと瞬きをしてくれた。
手もおろして、あたりをきょろきょろ見回している。
かなり可愛くて、小さい。

女性「…………大丈夫ですか?」

小さな巫女「…………うん。もう、大丈夫だ」

その巫女はそう言うと、自分を見上げ、にぱ、と笑顔を向けて来た。

女性「…………?」

男性「…………?」

夫婦が困惑している内に、その巫女は鼻歌を歌いながら、ふり、ふり、と尻尾を振りながら去ってしまった。

小さな巫女「…………くひひひ……♡」

ーーーーー

【幕間・こっくり おわり】


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