【R-18】はいてないクエスト【安価・生成AI】
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716: ◆WEXKq961xY[saga]
2025/10/07(火) 22:08:36.75 ID:EyGVYb9JO
エスメラルダ「余の母が、アイリスをプリーマの村より召喚したことは聞いておるな?」
ユウ「はい。エリアから聞きました。エリアのお母さんは高名なヒーラーで、その腕を見込まれたと」
エスメラルダ「いかにも。だが、その腕を何に使ったのかは知らぬであろう」
女王は、遠い目をして言った。
エスメラルダ「…余の母が出陣する折、供として連れ出したのだ」
ユウ「えっ?」
俺はぎょっとした。つまり、今の俺とエリアのように、エスメラルダの母と、エリアの母は、仲間として戦った…?
エスメラルダ「その頃、王都は大規模な干ばつに苦しんでいた。余は十つであったが、母のお乳だけが喉を潤してくれたものだ。…ともかく、このままでは国民が皆枯れ死ぬとなった折、母は水のオーブを目指して出陣を決めた。水のオーブを何とかすれば、少しでも雨が降るようになると考えたのだ」
ユウ「…」
エスメラルダ「古代の灯台へは、船で行かねばならぬ。灯台は狭く、軍を連れて行くことは出来ぬ。そもそも、国が疲弊しきった頃で遠征軍の編成もままならぬ。故に、『二人で出た』」
ユウ「二人で!?」
エスメラルダ「よいか。女王とは、この国で最も強い戦士である。言っておくが、余は其の方よりも強い。だからこそ、こうして二人での謁見を許しておるのだ」
ユウ「…なら、どうして前線に出ないのですか」
エスメラルダ「女王は、目の前の敵を倒すのでは足りぬ。あまねく国の敵を滅ぼし、全ての民を守るのが使命。故に、局地に出ることは許されぬ。…だが、母は出た。10歳の余に、王位を禅譲して」
ユウ「そして、どうなったのですか」
エスメラルダ「灯台の最上階までは辿り着いた。そこで、強力な魔物と交戦し…深い傷を負った」
ユウ「! では、そのまま」
すると女王は、首を横に振った。
エスメラルダ「アイリスが、母を救った。本来、治癒魔法すら届かぬ深手であったが、どうにか命を繋ぎ止め、逃がした。己の身と引き換えに」
ユウ「じゃあ、アイリスはそのまま、灯台に」
女王が、重々しく頷く。
エスメラルダ「全て…帰還した母から伝え聞いた話である。アイリスが、枯れた水のオーブに何をしたのか、誰も知らぬが…その後、王都には何日も雨が降った。民は、どうにか命を繋いだ。母は、英雄と呼ばれながら…5年後に、傷のために息を引き取った」
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