【R-18】はいてないクエスト【安価・生成AI】
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920: ◆WEXKq961xY[saga]
2025/10/19(日) 15:35:06.31 ID:0nTITCHDo


カエデ「わたくしも、故郷の『剣豪』と呼ばれる方々には遠く及びませんが…」チャキ

 鍛錬場に立てた、太く長い木の棒の前で、カエデは『五月雨』を構えた。

カエデ「刀鍛冶の端くれとして、試し斬りの心得はあります。___ぃやぁーっ!!」ブンッ

カッ カランッ

 太い木の棒が、一振りで斜めに両断され、転がり落ちた。俺も、同じく立てられた棒の前で、『紅』を抜いた。

カエデ「刃は常に、斬る向きと同じでなければなりません。ヒヒイロカネは強靭ですが、それでも刃毀れの恐れがありますので」

ユウ「…ふんっ!」ブンッ

 俺は、カエデのしていたように、斜めに刀を振り下ろした。が

ユウ「…あ、あれ?」スカッ

 俺は困惑した。確かに刀身は棒を通り過ぎたのに、まるで手応えが無い。棒も、微動だにせず立ったまま…

カエデ「いいえ。これは…」トン

 カエデが、棒の上半分を手で突いた。すると、そこで初めて斜めに両断され、床に転がり落ちた。

ユウ「切れてたのか…全然分からなかった」

カエデ「斬るのは問題ないようです。後は、いかに鋭い刃でも、伝わる感触を逃さないことです。もう少し、続けていきましょう」



ユウ「…ふう」チャキ

 『紅』を鞘に納め、俺は息を吐いた。実感以上に刀は重いし、ずっと気を張っていたせいで、どっと疲れが来た。

カエデ「お疲れ様でした」


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