175: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/09/11(木) 13:36:04.71 ID:XNfabXte0
TS要素を活かしていきたいと思っている(えちえち的な意味で)😏😏
ジュルレ「あれがアップル王国の王都だって」
「はへー」
「そーなんだ」
3人の勇者パーティの魂が融合して生まれた魔物ジュルレが森の中から遠くに見える王都を指差す。後1時間も歩けば到着するだろう。そして彼女が束ねているのは勇者狩りで狩られた勇者たちのなれの果て。ジュルレのように魂を瀆され作り替えられた者もいれば、見た目は変わらず、寄生スライムのような魔物たちに肉体を奪われた者もいる。
ジュルレ「んもー!しっかり返事して」
「ふへー」
「はーい」
ジュルレの隣にいるのは見た目は凛々しい女戦士、しかし口から出るのは間の抜けた返事。これはまさに彼女の膣内に侵入したスライムが主導権を握っているため、大した知性を発揮できないからだ。簡単な命令を遂行することしかできないが、肉体の強度は下位勇者クラス。
あわれな勇者たちの末路で構成された一団を魔王軍の魔物たちは最大級の侮蔑の意味を込めて『スカムズ』と呼んでいた。そしてジュルレのような(この中では)知性の高めな者も、それを受け入れ人間を殺すために命を擲つのだ。どこまでも魔王軍に都合のいい存在だった。
ジュルレ「ふふふ。いい?私達は勇者パーティを相手にすることはないの。魂は元勇者パーティの私や身体は人間な寄生されてるあんたたちなら、魔族が近づいて来たってバレることはない。力を抑えれば簡単に侵入できるはず」
ジュルレの作戦をぽけーっとした顔で聞くスカムズ。かつては一国に認められた強者達だと思うとやるせない。
ジュルレ「あとは好き勝手に、町の奴ら皆殺し!勇者の奴らの大切な町!人!全部ガラクタに変えちゃうのよっ!ん〜〜っ!!セピア様……♡♡」
ジュルレの中には3人の魂の他に、ダークエルフセピアの配下のスライムも混ざっている。彼は勇者レンに殺されたセピアを弔うためにも命を捨てる覚悟だった。
「んじゃ、勇者パーティの奴らに見つかったりしたら個人の判断で逃げていいんだな」
ジュルレ「いいよ〜♪私達だって腐っても勇者パーティだったわけだし、もしかしたら勝てるかも知れないしね〜♪」
スカムズの歩みはアップル王国の悲劇のカウントダウン。民衆は同然そんなことも知らず、仮初の平和を享受しているだろう。
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