ハーレム勇者のTSもの5【安価コンマ】
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254: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/09/17(水) 16:44:03.15 ID:N1/ysRr8O

ルシファー「ふあ……」


二日ぶりに起床したルシファー。今回は男形態で、逞しい青い肌や金色の髪がまぶしい。雲まで届く魔王城最上階の窓から外を眺める。


バリリリリィ!


「ぎょわーーー!!」


基本晴れることの無い魔物領は、今日も凄まじい稲妻の雨を降らしていた。おぞましい姿の怪鳥が雷に撃ち抜かれ墜落。恐らくこの雨は魔王城周辺の土地にも大きな被害を及ぼしているだろう。


ルシファー「今日もいい天気だ」


ルシファーが寝室を出て、大幹部以上が立ち入ることが許されるエリアへと降りた。ベルゼブブにテレパシーを飛ばす。


ルシファー『私だ、今何をしている』


ベルゼブブ『おはようございます魔王様。食事中ですが、何なりとお申し付けくださいませ』


暴食の悪魔ベルゼブブにとって食事はアイデンティティに関わる大切な行為。ルシファーは邪魔をすることはないと、テレパシーを切った。


ルシファー「そういえばジュルレや寄生させた勇者パーティ軍団で攻め込むという話はどうなっていたか。オルフィアに聞いてみるか」

☆☆


ベルゼブブの部屋ではロングテーブルに座ったベルゼブブの前に次々と料理の入った皿が置かれていく。ベルゼブブは定期的に一日中食事を摂るが、この部屋に仕掛けられた闇魔法によりこの部屋の時間の経過スピードは外と比べて遥かに遅い。外での10分ほどがこの部屋での1日に相当するため、他の魔物たちがベルゼブブの不在によって困ると言うことはなかった。魔王が寝ている間は彼がトップとして魔王軍を運営している。


ベルゼブブ「これは」


リオン「デスワームの姿揚げでございます」


上品にナイフとフォーク、その他食器を扱いながら次々と平らげていくベルゼブブ。魔王時代からの部下であるリオンは主がもりもり食べている姿を見るのが好きだった。彼女はベルゼブブの食事係を数百万年前に申し出て、最初は地獄のようなクッキングだったが今では料理長だ。鎧を纏った姿で次々と皿を運んでは、兜の隙間からニコニコと視線を送っている。


ベルゼブブ「これは」


リオン「ロック鳥の親子丼でございます」


ベルゼブブに出される食事に和洋中の区別はない。魔物領だけではなく人間領からも、主を喜ばすことができるメニューを探し回るのがリオンのライフワークだった。


流石にリオン一人では追い付かず、他のコック魔物も次々と料理を運んでくるが、ベルゼブブの食事スピードが落ちることはない。綺麗な顔ですいすいと口に運び、それがこの部屋換算で24時間続けられる。


ベルゼブブ「次だ」


リオン「はい。主様、最後はデザートとなります」


ベルゼブブ「もうそんな時間か。お前たち大義であった。余を楽しませるため、あらゆる趣向が凝らされていることが伝わってきたぞ」


リオン及びコック魔物たちが報われた思いに駆られる。偉大な王に誉められることは光栄の極み。


リオン「〜〜…………こ、光栄」


ベルゼブブ「食事の度に震えおって、いい加減慣れろ。リオン、デザートの後は魔王様の元へ向かう。先ほど起床なされたようだからな。何処にいるか、確認しておいてくれ」


リオン「はい。承知いたしました」


☆☆





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