【安価】貴方は勇者?として甘やかされたり
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787: ◆KuaBt5lP/7o6[saga]
2026/02/01(日) 22:59:38.75 ID:Udp8+lVN0
アリス「――勇者様〜❤今日もパトロールお疲れ様〜❤」

わっ!?って、あ、アリス……?こんにちは……。

アリス「はーいこんにちは〜❤勇者様は偉いね〜❤毎日欠かさず街を見回ってて……この前も暴れてた人を取り押さえたんでしょ?」

ぅ、うん。でも別にそれくらい……一応、勇者だから。それに、危ないからね……ケガ人とかでちゃうのも嫌だし。

アリス「カッコイイな〜……❤勇者様今日は一人?じゃああたしも一緒に付き合っちゃおうかな。ね、ね?❤良いでしょ〜?❤」

――最近の城下町ではよく見る光景だった。パトロールをする勇者と、それにくっ付くアリスの姿。向かうところ敵なしと噂される貴方と、学生という立場でありながらトップクラスの強さを誇るアリスのコンビは、それだけで犯罪者の抑止力となった。

……しかし、それを良くないと感じる者もいる。

クローム「…………」

この国の皇女三姉妹の三女、クローム。艶やかな黒髪を短く揃え、眼鏡をかけた、とても知的で真面目な彼女。少なくとも彼女の姉二人よりは真面目であった。

クローム「……また、あんな」

――彼女は貴方の事があまり好きではなかった。この世界の事はこの世界の住人だけで解決するべきだと考え、赤の他人である貴方にいきなり世界の命運を託すというのが、どうにも受け入れられなかった。

それに世間では貴方の事をちやほやしているが、その実貴方がとても情けないことをクロームは知っていた。女の子相手にはデレデレと鼻の下を伸ばし、挙動不審に慌てふためく……頼りないと、そう思っても仕方がない。

さらに言えば、彼女はアリスに対しても――。

クローム「……気に入らない」

そして、彼女は何かを企み始める。




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