【R-18】はいてないクエストU【安価・生成AI】
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276: ◆WEXKq961xY[saga]
2026/01/27(火) 23:39:01.60 ID:q+xKgHwMo


 いよいよ、火山への出立前日だ。しかし、俺はあの急速に衰退していくオアシスの都が、どうしても頭から離れなかった。

エスメラルダ「…それで、『この時間に』余を訪ねたわけか」

ユウ「ああ…っ、はい。オーブを修復したのに、逆にオアシスが枯れていってしまうのは、どう考えてもおかしい。…水のオーブが砕かれていたのが原因ではないかと」

エスメラルダ「だが、水のオーブに最も近い港町は、そのような話を聞かぬ。何故、砂漠が…?」

アーティ「…きっと、ユウの考えは正しいわ」

ユウ「アーティ…」

アーティ「完全なオーブは、どれだけ離れても効力を発揮するけど、砕かれたことで力が届く範囲が狭くなってしまったのね」

ユウ「俺たちは、古代の灯台に行く途中でその破片を拾いました。きっと今も、あの近くに破片が落ちているはず。人を出して、できるだけ集めるべきです」

エスメラルダ「…」

 エスメラルダは、ふっと息を吐いた。

エスメラルダ「…だが、明日、兵の多くは其の方らと共にロカ火山に発つ。既に編成を終え、出立の準備は整っている。それは動かせぬ。何より、今は魔族の討伐が最優先課題である」

ユウ「しかし…」

エスメラルダ「領主シルビアに文を出そう。港町で使える者を動かし、其の方の考えを確かめてみることにしよう」

ユウ「! …ありがとうございます」



 武装した兵士たちが隊列を成し、城門を出ていく。街道には人々が詰めかけ、楽隊が勇ましいマーチを奏でている。
 その最後尾で、俺たちは馬車に乗って出発の時を待っていた。

エスメラルダ「これが、最後の戦いとなることを祈ろう」

シャロン「最後の『火』のオーブが修復されれば、魔物や魔族も力を失いましょう」

 今回は御者台を部下に任せ、自身も客室に乗り込んだシャロンが、力強く言った。

ユウ「ここまで来たんだ。勝って、ここに帰ろう」

エスメラルダ「うむ。…必ず、生きて帰ってくるのだ」

 遂に、馬車が走り出した。人々の歓声に包まれて、俺たちは王都を出発した。



安価下1〜5 ロカ火山までの出来事、行動


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