455: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/12/31(水) 15:14:17.84 ID:v6Et0IguO
アップル王国がなんかヤバイことになっている頃バハムート号は魔王城との距離を詰め、到着まであと30分という状況だった。
勇者や優秀なパーティメンバーが武具を整える。この場にいる100名あまりが人間領地の運命を握っているのだ。
ヒイロ「緊張してきましたね〜」
シトリー「何。最善を尽くすだけさ」
「俺様が魔王の首を持ち帰ってやるぜ」
ソリラ「終わったらさ、魔法使いチームが作ってるっていう転移魔法で脱出するんだよな」
アメリア「そうですよぉ。行きは魔法使いしか通れませんけど、帰りは術式を再構築して時間制限がある代わりに皆が通れるゲートに変えるらしいですからね」
レン「んじゃあたし達もそろそろ外に出ておきましょ!魔物領地のこんな奥まで来たの初めてだから、見ておきたいし」
シア「集合は10分前だけどそれも良いね、ミルカちゃん達が今警戒してるらしいよ」
☆☆
バハムート号の甲板は凪魔法で突風の影響を受けない。当番の8人は魔物領地の薄暗い雲、謎の怪鳥、淀んだ地上を眺めていた。その内2人はミルカとアンドロス。
ミルカ「あのゲーゲーうるさい鳥何よ」
アンドロス「コッカトリスだ。肝がうまいぞ」
ミルカ「あんなの食うのかよ…魔王軍だったりする?もう近付いてるのはバレてるかしら」
アンドロス「五分五分だな。だが迎撃の攻撃魔法が来ようと、優秀なパイロットならば躱せる。例え魔王の重爆でもな」
バハムート号の上、濃い暗雲の内部を飛んでいた怪鳥コッカトリスの群れを眺めながら手すりに腰かけて話すミルカ。
ミルカ「魔王軍ボコすのにどれくらいかかるか知らないけど、食糧は現地調達になる可能性があるわね。まあ普通の依頼こなす時も生の魔物肉嫌々かじったりしてたけどさ」
その時、雷鳴が轟き雲の中で雷が光った。怪鳥の影が一瞬の甲板に刻まれる。
ミルカ「常にこんな天気なのは滅入るわ。そこは同情するわね」
アンドロス「む……?」
577Res/553.49 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20