486: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/01/05(月) 01:36:33.51 ID:XWCungjZO
レオンの亡骸を丁寧に寝かせるアンドロス。この戦友を放置するのは憚れるアンドロスだが、会員達が埋葬を申し出た。
「我らはレオン殿を縁の地に埋葬いたします。アンドロス殿。いつか私も貴方と命を賭して闘いたい」
「俺もだ。だが今は力不足。この場は退かせていただく」
「…………く……俺もだ。自分の技を極め、挑みたい」
アンドロス「いつでも相手になろう。そして破れた時は俺の魂を預ける」
レオンの亡骸を二人がかりで運びだす武術研鑽会の魔物達。彼らは闘いを見届け、ますます自分の技を磨くことを心に決めた。いずれアンドロスを殺すことを目標にして。
ピリカ「……」
アンドロス「……お前はどうする」
双剣を地面から抜いたアンドロスがピリカを見つめる。愛する旦那の死を目の当たりにしてショックなのは察するが、その震える拳をこちらに向けてくるならばこちらも戦士として対応せざるを得ない。
ピリカ「……〜〜〜〜っ」
ピリカの心中に渦巻くのは、人間であることの絶望。他の魔物と比べ人間であるピリカには時間が無さすぎる。アンドロスを超えるため100年単位の修行などできはしない。
ピリカ「……っ……くそ〜〜〜〜!!」
ピリカは駆け出して部屋から出ていってしまった。もはや誰も追わなかったが、生き残れるかは運次第だ。
アンドロス「ふう……」
513Res/505.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20