【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
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104: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/01/12(月) 11:04:12.91 ID:2syaWY9d0
(やむを得ないか)

このまま戦って勝利したとしても、姫の命が失われれば何の意味もない。

あの時間が巻き戻った現象をアテにするようなことはしたくなかった。

もう一度起こるとも限らないのだ。

「…姫。敵襲です」

「…!」

しがみ付く手が強張り姫の緊張が伝わる。

「わたしは迎え撃つため少々乱暴に降りていただくことになりますが」

「…構いません、我が騎士。わたくしは息を潜めていればいいのですね?」

「はい。わたしに何があっても御身の命を第一に行動なさってください」

「…っ!分かり、ました」

ミルクは優しい。こうして釘を刺したところで効果は薄いかもしれないが、ドルマの時のようなことはもう御免だ。

貴女は出来るだけ衝撃を殺しながら姫を降ろして木の陰に隠し、そのままある程度走ったあたりで追跡者の気配がピリつくのを感じる。

貴女の背に姫が居ないことに気づいたのだ。それと同時に貴女も瞬時に振り向きしレイピアを構える。

未だ相手の位置は分からないが、それでもやるしかない。

貴女の誇りある戦いが幕を開ける。


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