【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
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53: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/01/10(土) 14:35:43.72 ID:h014GqGn0
「!」

立ち上がろうとしていた矢先、ほんの少し…貴女は視界の端に何かを捉える。

砂粒ほどの小さな煌めき。気のせいと切って捨てることはあり得ないと貴女の勘が悲鳴を上げる。

「姫さ、がああああああああああああぁぁっ!!?」

「きゃああああああああああ!?」

突如、足元に魔法陣が浮かび上がり、貴女とミルクの体中を痺れが迸る。

当然ミルクは立っていられないが、貴女も只では済まず、剣を杖のようにして踏ん張ることしかできない。

「馬鹿な……!何故こんなところに、魔法陣が…ッ」

「おーこわこわ。なんで今の受けてまだ立ってられんだよ」

行く手からゾロゾロと現れたのは黒い鎧に身を包んだ帝国兵と、聞き覚えのある軽薄な声……

「貴様……ドルマ!なんのつもりだ!」

貴女と同じく青い装飾をあしらった白金色の鎧。金髪で長身の、忘れもしないニヤケ面の垂れ目と大きな鼻。

その男、ドルマは貴女と同じく王国騎士団の部隊長を務めているはずの男だ。

その男が傷一つなく、持ち場を離れ、あまつさえ敵兵と行動を共にしている。

「『なんのつもり』も何もねぇだろ。見りゃ分かるよなぁ剣聖様よぉ〜」

「…ッ!帝国に寝返るとは……!血迷ったかドルマ!」

「相変わらず反吐が出るほどご立派だなあシャルフィリア。流石は叩き上げの物乞い様だ」

これで合点が入った。いくら急襲とはいえ、ここまで騎士団が後手に回っていることを貴女は訝しんでいた。

だが部隊長の手引きがあるなら話は至極単純。全てはこの騎士に値しない卑劣な男の策略だったのだ。

「んでよぉ。賢い剣聖様なら分かってるよな〜。詰んだぜ?お前」

「っ……!」

状況は最悪だ。体の痺れは一向に改善する余地がない。

普段なら負ける気はしないが、ドルマは腐っても部隊長の実力者。

帝国兵の数も多く、この抜け道では得意の機動力も発揮できそうにない。

「ぅぅ……!」

しかもミルクが重症で逃げる時間を稼ぐのも厳しい。担いで逃げるなど以ての外。

貴女は…


安価下

1、捨て身でドルマへ挑む

2、姫の為己の体を差し出す

3、姫を担ぎ道を引き返す





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