【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
1- 20
946: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/04/12(日) 14:58:57.97 ID:Zcw7F9aG0
考えられる限り最速の踏み込みから繰り出される神速の突き。

辛うじて回避されても致命傷となるよう胸から首にかけて狙い穿つように突き刺した一撃は…空を切った。

「危ない危ない。そんなもの喰らえば確実に死んでしまうよ」

「…」

「最初に戦った時より随分怖い顔をするじゃないか。けど今夜はこれで失礼するよ。一通り満足したし危害を加える事は約通りもうしない」

建物の屋根から楽し気に見下ろすゲッコーを、貴女は殺意だけの冷たい視線で見上げる。

あの白い姿は、単に犯す時に使う悪趣味な力だけではないようだ。あの速度を暗闇で捉えるのは骨が折れる。

それに加え、今現在戦闘不能なアミィを放置すれば最悪また人質にされかねない。

「次遭った時は、確実に殺してやる」

「剣聖様は随分とお怒りのご様子だ。名残惜しいがおさらばさせてもらおう。それじゃあ剣聖様、アミィ…良い夢を。アデュー♪」

一瞬の残像を残しゲッコーの気配が完全に消失した。戦いは敵を倒せぬまま終わった。

貴女は聖剣を失い、アミィは純潔を奪われた。

すべて、何もかも、不甲斐ない貴女の責任だった。

「すまない……アミィ………すまない…」

喘ぎ声しかだせず意識朦朧なアミィを抱き上げ、貴女はフウラたちと合流する予定の、別の宿屋へ重い足取りで向かう。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
956Res/562.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice