ゲス勇者「ほぅほぅ」聖女「よろしくお願いします」
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191:名無しNIPPER[saga]
2026/03/18(水) 21:27:56.06 ID:nd0EMWRuO


 勇者「ーーーー……だったはずなのにぃ」シクシク

 聖女「仕方ないです、これも『聖女』の役割。お願いされてしまったのですから、無碍にはできません」ヨシヨシ

 勇者(俺たちは田舎町の教会ーーどこの街にもある教会の懺悔室に二人でいた。
 椅子に腰掛ける聖女ちゃんの膝に抱きつき、俺は泣いてる。

 懺悔室は聖女ちゃんのいる部屋と告白者(懺悔する人)の二人が入れるくらいの個室で、区切るのは小さな衝立。

 聖女ちゃんのような神官と告白者が向かい合って座るようになってて、聖女ちゃんの手を相手に差し出すことができるくらいの穴が空いてるけど、懺悔室にかかった奇跡で穴は反対側が見えないように、黒いカーテンのようなモヤがかかってる。

 聖女ちゃんは普段の、こっちまで発情しちゃうエッロい万年発情期逆バニーでも、性欲をダイレクトに刺激するエロエロヒラヒラ黒聖女衣装でもなく、ごく一般的な紺色のやぼったい神官服だ。
 ただ、最初に出会った時は聖女を示す白が基調だったのに、今のは一般的な紺色の神官衣装。

 正直、これも悪くはない。野暮ったくて服の布がゆるゆるになってるから、何度も見ている裸体を幻視するまでに想像力を刺激される、というか、聖女ちゃんは何を着ても性的なフェロモンを放出して、俺をムラムラさせる。………あー、なんというか、我ながらほんっとうに好きになっちゃったんだなって思う。

 まぁ、惚気はこれくらいにしよう。

 そもそも、なんでこうなってるか、話は1時間前に戻り、この教会に魔獣の討伐を報告して、聖女ちゃんと宿屋に直行して人前ではできないことをしようとしてたら教会の司祭が、


 司祭『おお! 貴女が聖女様ですな! その偉業はここまで知れ渡っておりますぞ!

 お願いがあります! どうか、我々の悩みを、罪を聖女様に打ち明け、赦しをいただけないでしょうか? この村は人の出入りがないため、お恥ずかしい話ですが、村の人々は罪の告白を戸惑ってしまうのです』

 要は、聖女ちゃんに色々と不平不満をぶちまけたいらしい、はぁ…)







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