【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
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110: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/04/26(日) 12:58:21.00 ID:EjYjTEtJ0
「ありがとうシャルちゃん…助かったわ。駄目ね、私……すっかり気が動転して…」

「無理もない。それより早くフウラ殿を病院へ……ん?」

突き刺したレイピアの先におかしな手応えがある。

訝しんだ貴女はレイピアの先端を器用に動かし、ゴルトリスの肉体内部に埋め込まれた何かを摘出した。

「これは…魔具か?」

「見たことのない刻印が彫られてるわね。偶然飲み込んだって訳でもなさそう」

「となればこれが不意打ちの正体か…」

冒険者ギルドが農村の壊滅を知った時、既に村人は全員殺された後だった。

アミィとフウラの魔法を妨害したのも、禁術の範囲内にいたゴルトリスがなぜか五体無事で貴女に不意打ちを仕掛けたのも、

全てはこの魔具によるものだとするなら辻褄が合う。

恐らく転移の術式が仕掛けられおり、何らかの思考に伴って自動で発動する仕組みだったのだろう。

群れの全個体とはまでは言わずとも、数羽にこの力があるだけで驚異度は飛躍的に増す。

「何にせよこれで帝国の関与はますます疑いようもなくなった訳か」

「まあ彼らに聞いたところで知らないフリを貫くでしょうけどね」

何は兎も角貴女たちは禁術によって消し飛んだ農村跡地を、フウラを安静に背負い帰還した。


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