【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
1- 20
238: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/05/04(月) 14:12:40.22 ID:n2r6ypvd0
「女だぞ!」「俺のもんだ!」「逃げんじゃねぇぞボケ!」

「っ…!しっつこいんですのよ!」

走りながらフローラが洞窟の壁に手を触れ魔力を急速に練り上げる。

「大地に宿る力強き精霊たちよ…我が魔力の導きに従い偉大なる巨人となり給え!」

「グオオオオオオオオオ」

「!!?」「な、なんだこりゃあ!?」

横壁を抉りだすように突如出現した怪物は、全身が土で形成された3mはあろうかという巨体のゴーレムだった。

「化物ぉが!?」

先頭にいた盗賊団員に巨大な拳が叩き込まれ、一瞬にして死に至らせる。

「化物とは不躾ですわ。おやりなさいわたくしのクレイゴーレム!」

大地と己の魔力で練り上げた粘度を巨兵として使役する魔術はフローラの得意魔術の一つ。

この程度の盗賊など束になったところで何の問題もない。

「ぶっ」「あがっ」「ぷげっ」

群がる羽虫でもはたくように、次々と盗賊団の息の根を止めていく。

盗賊も手斧の投擲やダガーの投擲によって応戦するが、それらはクレイゴーレムの体に食い込むだけで、

手傷を与えている様子すらない。

「てめぇ、それでも冒険者かよ!人殺しが!」

「お黙りなさい。人の命や誇りを食い物にする賊に説かれる倫理などございませんわ」

盗賊団になった時点で国やギルドからは人ではなく害ある魔獣と同列に扱われ、

騎士や冒険者個々人の判断でどれだけ殺害しようと一切法には抵触しない。

それほどまでに今の大陸で盗賊行為を働く事は大罪なのだ。

「いたぞ!」「逃がすな!」

「少し騒ぎを大きくし過ぎましたわね。やむを得ませんの…!」

クレイゴーレムという絶大な戦闘力を誇る僕によって危機を脱する事はできたが、

如何せん体躯と戦闘時に発生する轟音は次々に敵を呼び寄せてしまう。

フローラの魔力が尽きるか、先に盗賊団が恐れをなして逃げるか…根競べの戦いが既に始まっていた。


コンマ下
フローラの魔力値

コンマ下2
盗賊団の戦闘値


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
346Res/235.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice