【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
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◆ra.jqt4ROA
[saga]
2026/05/06(水) 20:11:22.80 ID:wjHC22830
レイピアを定位置で構え、踏み込んだ貴女の姿が唐突に…消える。
「ッ!」
何が起きたのか理解すら出来ない配下を当然のように前へ蹴り出し、ボルギスはその反動で後方へ飛び退く。
「おかしヴぁ──!」「なにを゛ォ──!」
瞬時に、二人の盗賊団員が体を切り裂かれ死亡する。
「うわぁぁ!?」「んだてめっ!」「こいつヤバ──」
驚愕、怒り、恐れ…三人の盗賊団が肉盾にされる間もなく首筋や脳天を貫かれ死亡する。
「てめぇらビビってんじゃねぇだろうな!相手は一人だ!囲んで袋にしろ!
ぶっ倒した奴にゃあそいつを好きにさせてやる!」
「「「「「ウオオオオオオオオオオ!!!」」」」」
総崩れかと思われた盗賊団も、流石に頭目のカリスマか、ボルギスの一言で奮起する…が。
「がっ」「べぎっ」「ぼふぁ」「」「い、いでぃ」「ぷばっ」
男たちの雄叫びをその剣でかき消すように、打ち付ける波飛沫を更なる津波が飲み干すように、
一瞬にして突撃した盗賊たちの死体の山が出来上がる。
盗賊団は絶句した。この女は自分たちを退治しに来たのではない。
皆殺しにするつもりなのだ。
返り血を浴びてもなお、一切怯む様子も囲まれている敵に冷や汗を流す気配もない。
ただボルギスに向かって歩き、立ちはだかる盗賊団員を斬って、斬って、斬り捨てる。
ボルギスは理解した。初撃は初めから周囲の配下を狙った攻撃だったのだと。
いくら数を揃えようとそんなものは無意味だと無言で語るつもりなのだと。
「野郎ォ…!」
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