【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
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304: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/05/09(土) 11:01:00.04 ID:McvJlec/0
終わった…ようやく盗賊団を潰すことができた。

だが、その代償はあまりにも大きい。

「…狼煙を上げてくる。ギルドの連中が来てくれるはず」

「お願いします…」

貴女もフウラも疲れ切り、ギルドの職員が来るまで一言も会話すらできなかった。






程なくギルド職員や冒険者たちが駆けつけ、動けないミルクたちを馬車まで運び、ソルシエールの病院まで搬送してくれた。

彼らも本来なら街を脅かす問題が消え去り喜びたいところだろうが、五人もの女性が恥辱の限りを尽くされたとあってはその喜びも半減だろう。








それから1日が経った。

「………駄目。この程度の触媒じゃあとても…」

「っく……!」

ミルクたちの症状は重症…よりハッキリ言えば再起不能で廃人も同然だった。

街の医者たちも魔術師も、フウラの魔法でさえ手の施しようがないのだ。

起きれば快楽を求め盛りだし、男を見れば発情し通常の意思疎通は不可能に近い。

「どうして…どうして時間が巻き戻らないんだ!姫様たちは明らかに異常だというのに…!女神の加護はどこに行った!」

「わからない…思ってた以上に特殊な条件があるのかも……」

考えた所で貴女たちが答えに辿り着くことはできない。

いずれにせよ今のまま強引に出立したところですぐに足取りを掴まれて終わりだ。

かと言ってこの街に留まればまた要らぬ災厄を呼び寄せてしまうだろう。

「どうすれば…わたしはどうすればいい!」


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