【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
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59: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/04/25(土) 14:06:51.86 ID:PdxiPZEw0



「どういうことででしょうか」

「言葉通りの意味です。現在ギルクド公国並びに諸外国との経路が封鎖されていまして…」

食後、貴女とフウラはギルドの上級職員と話し合い旅程を取り決める算段だった。

この街は物流が激しい。馬車でキャラバン隊にでも紛れれば帝国に見つかる可能性は限りなく零に近づく。

それをアテにしてここまで辿り着いたのだが。

「アミィさんが戻られる数日前から、ソルシエールから他の街への街道が封鎖されています。我々もほとほと困り果てておりました」

上級職員は溜息と共に肩を落とす。彼らにとっても物流の一端が滞るのは重大な不測の事態なのだろう。


聞けばその原因となっているのは魔獣の異常活発と大規模な盗賊団による街道封鎖の二つ。

一つだけなら冒険者の多いこの街の事だ。対処のしようもあっただろう。

だが僅か数日の間に街を揺るがしかねない問題の併発………流石に偶然と切って捨てるには色々と出来過ぎている話だ。

「シャルちゃん、これって」

「ああ。ほぼ間違いなく帝国の差し金だろうな」

ソルシエールは聖王国を失った今、以前よりも物流の要として大きな価値を持つ街になりつつある。

いくら帝国でも領土外の街を包囲し、街道を封鎖すれば他三国から制裁と言う名の集中攻撃は避けられない。

だから今回は表向き関係のないモノたちに貴女たちの亡命経路を潰させているのだろう。

「すぐに討伐隊を編成できませんか?可能ならそこに私たちも加わって…」

「心強い限りですが、何分事態が事態な為中々話がまとまらず……」

実入りが大きいとは言っても大規模の事案が重なれば、己の身やクランの安全を第一に考えるのが常識だろう。

それに発生して数日の事案なら腕利きの冒険者たちを呼び戻すにはまだまだ時を要するはず。

「…目下問題なのはどちらでしょうか」

貴女がそう尋ねると、上級職員は少しの間目を丸くした後、意を決して話し出す。

「差し迫った脅威なのは───」


安価下

1、魔獣の異常発生
2、盗賊団による街道封鎖


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