【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
1- 20
78: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/04/25(土) 17:00:11.93 ID:PdxiPZEw0
「フウラ」 「ん」

二人が片手を翳し合い、手と手の間で二人の魔法が絡まり合って凝縮し、小さな魔力の球が形成される。

見てくれは小さな球状の魔法に過ぎないが、その威力は貴女が想像するだけで身震いする代物だった。

そうやって二人が互いの魔力を合わせて魔法の密度を上げながら、フウラの隠密魔法とアミィの風の結界によって、

ゴルトリスの群れには気配を悟らせないまま奴らの大半を消し飛ばす威力まで高め合う。

無論、この間に敵の襲撃がないとも言い切れない。それを防ぐのが貴女の役割だ。

「クケーーーーーーーーーーッ!!!!!」

「「「!!?」」」

突如、静寂を切り裂くような甲高い鳥の鳴き声が響いたかと思うと、体に尋常ではない痺れが迸る。

なぜかすぐ背後まで迫っていたゴルトリスの1体がその大きすぎる鳴き声を貴女たちに浴びせたのだ。

(何故だッ…!?この距離だぞ!?どうして気づけなかった!反応できなかった!)

あり得ない。突然現れたとした表現できない。

何が理由であっても貴女たちは最大の好機を失ったばかりか、鳴き声による痺れで上手く動けない。

そして勿論鳴き声の意味はそれだけではない。農村で眠っていた他のゴルトリスが一斉に…目を醒ます。

「クケーッ!」「クケケケッ!」「クケッ!?クケッ!」「クケーーーッ!」

(不味い……!一度逃げるか?そもそも逃げ切れるのか!?戦うべきか!?)

絶望的な状況であろうと、貴女の誇りある戦いが幕を開ける。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
346Res/235.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice