【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
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87: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/04/25(土) 20:03:56.00 ID:PdxiPZEw0
「クケエエエーッ!」「クケッ!」「クケックケーッ!」

「わたしが食い止める!二人は援護頼む!」

明らかに無謀とも言える提案だがアミィたちにも「無茶だ」と言葉を挟む猶予はない。

一羽ごとに2mはあろうかという怪鳥が羽をバタつかせながら猛然と貴女目掛けやってくる。

貴女は二人の盾になるつもりで跳び出したが、魔獣たちにとって相手が誰でも構わないようだ。

「はああぁっ!」

「クケーーーッ!」

先頭の個体が鋭い嘴を突き出す。だが貴女はレイピアを振るい難なくこの一撃をいなしてみせる。

この瞬間、貴女は確信した。このゴルトリスという魔獣の強さはギガントボアほどではない。

怪鳥たちが数羽の群れなら策を弄するほどの相手でもなかったはずだ。

「クケーッ!」「クケケーッ!」

「ぐっ…!」

何より今問題なのは圧倒的な数的不利。程度の知れた相手でも一人で十八羽を相手取るのは無謀に近い試みだった。

今は目の前の獲物に興奮し我先にと群がってくるが、先程の鳴き声を至近距離から浴びせられれば、一溜りもない。

「でやぁあああ!」

「クゲェッ!?」

最も欲深く貴女を深追いしたゴルトリスの喉笛を貫き、死という反撃で黙らせる。

これでも残りは十七羽。それまで持つとは思えない。

「シャルちゃん!」「ッ!」

左右から意図せず波状攻撃を仕掛けてきた個体に、氷のダガーと矢が突き刺さり悶絶させる。

二人の援護があればまだ拮抗した状況は作れる。

しかしここは開けた農村、絶えず包囲される脅威に晒され続ける。


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