【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
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899: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/07/12(日) 14:28:18.87 ID:5aN8E/jo0



「また誰…ってシャルフィリア!?」

「パラピノ殿!?ということはここが…」

戦いの気配を察知し、警戒しながら近づくとそこには満身創痍なパラピノの姿があった。

塵と化した合成魔獣の死骸から察するに彼女が勝利したのだろうが。その代償は軽くなかったようだ。

ソルカが周囲に斃れている褐色肌の踊り子たちを見て察する。

「お、恐らくこの方が戦ったお相手はファラオス様だと思われます」

「強いのか?」

「はい。恐らく今回の追手の中では一、二を争う程かと」

「そうか。流石ですパラピノ殿」

「い、いやぁあーし天才だし…このぐらい……ってか、あんた誰?」

パラピノが真っ当な疑問を口してすぐ…

「「「!」」」

小さく見える建物から火の手が上がり、三人とも反射的に顔を向ける。

「うっわ最悪!さっきの王様陽動だったんじゃん!」

「もしやあそこに姫様が…!?」

「あーしはいいからすぐに行って!」

既にその言葉は、走り向かっている貴女の背に向けられていた。

近づけば徐々に喧騒が大きくなる。そして襲撃者の姿もはっきりと確認する。

ボロ小屋を襲撃しているのは、一体の合成魔獣だった。

だがその戦闘力は凄まじく、既にレジスタンスに属しているバルガスの兵たちは軒並み殺されていた。

対して襲撃している合成魔獣は…巨大だった。それも大柄などという言葉では収まらない。

少なく見積もって5mはあろうというその大きさは、魔獣というより巨獣…合成巨獣(ギガキマイラ)とでも呼ぶべき化物の中の化物だった。

貴女はその化物の姿に…


コンマ下
奇数なら正体に気づいてしまう


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