【安価】情報屋さんに頼る、色んな女の子で遊ぼう【コンマ】
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934: ◆YXKon0DK7miT[saga]
2026/10/08(木) 01:53:27.91 ID:HzXyIRly0
少し不安げに、けれど千鶴の顔を見てほっとしたような表情を浮かべる翔太。そのあどけない顔を見た瞬間、昼間の危険な捜査の殺伐とした空気が、千鶴の胸の中で温かく解けていく。

千鶴「ただいま、翔太くん。遅くなってごめんなさいね。お腹、空いてなかったかしら?」

千鶴は疲れを微塵も感じさせない、慈愛に満ちた柔らかな笑みを浮かべ、翔太のもとへ歩み寄ろうとした。

その時だった。

翔太は少し恥ずかしそうに視線を彷徨わせたあと、決心したように千鶴を見上げ、小さな口をぽつりと開いた。

翔太「ううん……それより、お疲れ様。……お母さん」

――ピクッ。

千鶴の足が、その場で縫い止められたようにピタリと止まった。

『お母さん』。

その三文字の響きが耳孔を通り抜けた瞬間、脳の奥深くに埋め込まれていた見えないスイッチが、カチリと音を立てて完全に切り替わる。

千鶴「……あ……」

千鶴の瞳から、それまで宿っていた理性と知性の輝きがスーッと抜け落ちていく。焦点はどこか宙を彷徨うように定まらなくなり、まるで深い霧の湖に沈み込んでいくかのように潤み、うつろに濁っていった。

脱ぎかけていたジャケットが、指先から滑り落ちてバサリと床に落ちる。
背筋をピンと伸ばしていた緊張感は完全に霧散し、スーツの胸元が呼吸に合わせて脱力したように上下する。

千鶴「お、かあ……さん……」

千鶴の唇から漏れたのは、先ほどまでの毅然とした女性刑事のものとはまるで違う、どこか甘ったるく、思考のすべてを投げ出したような無防備な声だった。

自制心も、警察官としての使命感も、すべてが心地よい暗闇の中へと溶けて消えていく。
目の前に立つ小さな息子の言葉だけが世界の中心となり、千鶴はトランス状態に囚われた虚ろな瞳で、ただじっと翔太を見つめ返した。

千鶴「……はい……翔太くん……。お母さん……ここに、いるわよ……?」

翔太「ママともっと仲良くなりたいから、これを聞いてみて…」

翔太は少し照れくさそうに、けれど真剣な眼差しで千鶴を見つめながら、スマホのスピーカーをそっと千鶴の耳元へと近づけた。

秋月が裏社会で密かに売買していた危険な催眠音声データだ。

ターゲットに聴かせれば、正気を保ったまま『価値観と欲求』そのものが徐々に変質していくタイプのものである。

すでに別の催眠によって「素直に聞くしかない」状態に落ち入っている千鶴は、一切の抵抗ができない。

『――深く、息を吸って。……そう、あなたの意識は今、とてもクリアで、とても穏やかだ……』

千鶴(あ……ダメ……抗えない……。身体が、言うことを聞いてくれない……)

千鶴の瞳から鋭い知性の光が失われ、トランス状態特有の潤んだうつろさがその瞳を覆っていく。

先ほどかかった催眠の影響で、千鶴の脳はこの音声を拒絶することができず、流れてくる言葉のすべてを「真実」として素直に受け入れるしかない。

『……あなたは今、正気だ。思考も、記憶も、すべてハッキリとしている……』

千鶴「あ……ん……っ……」

千鶴の呼吸が浅く、熱を帯びたものへと変わっていく。

「ママともっと仲良くなりたい」という翔太の言葉と催眠音声が混ざり合い、「母親でいなければならない」という常識や倫理観はサラサラと砂のように崩れ去っていく。

代わりに「翔太を一人の男性として愛おしく思い、求めたい」という歪んだ欲求が、千鶴の胸いっぱいに広がっていった。

千鶴はうっとりとした表情で翔太を見つめ返す。完全に支配された瞳には、かつての母性ではなく、一人の女性としての情熱が宿っていた。

抵抗する術を持たない千鶴は、翔太の差し出すスマホに自ら耳を近づけ、うっとりと催眠音声に耳を傾け続けた――。

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