安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします3
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◆ra.jqt4ROA
[saga]
2026/08/22(土) 18:53:22.80 ID:2SRfuKtP0
「死ねない…!こんなところで!」
腕が動かせずとも、指先と口さえ動けば魔力を練り上げることは可能。
「無駄な足掻きだ」
ヘビースネーカが己の煙の鞭を縄に変化させ投げようと構えている。
攻撃に移るその一瞬の隙を逃すまいと、ヘビースネーカの頭上に氷塊を出現させる。
疲弊した上、己から離れた場所への魔法陣生成。体に相当な負荷をかけるもフウラは強行する。
今ここで無理をせねばどの道フウラに未来はない。
「良い手だが…」
フウラを縛り付ける縄の食い込みが尋常ではないものに変貌する。
「ぅっぐあああああぁ!?」
胸が浮き出、骨まで食い込むような刺激にフウラが反射的に悲鳴を上げる。
「お前を縛る縄も俺の異能だという事を忘れたか」
落ちかけたトゲトゲの氷塊が、急速に魔力の集中を欠き霧散していく。
「ミルク…に、逃げ……」
痛みに悶絶し、動けないフウラの体に無情にも投擲された煙の輪がさらに体を締め付け…
「…………ァ、ミィ……」
その瞳から、生気が消え失せる。
「フウラさん…!そんな……!?」
フウラは……敗北した。
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