安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします3
1- 20
349: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/09/05(土) 12:44:27.08 ID:WMbQR/Ah0
「見くびりすぎていましたね。流石はザウロさんや白騎士を退けたお方…」

「…!」

アルラウネの背後に様々な植物が絡み合って巨大なつぼみが顕現する。今にも華開きそうだ。

「させるか!」

大技の予兆を感じ取り、動き出す前に潰しにかかろうと貴女は踏み込む。

「ぐっ…!」

だが体が重い。蓄積した媚薬毒は確実に貴女の運動機能と反射神経を麻痺させていた。

もうほんの少し早ければ間に合った……けれど、結果は非常である。

美しく咲いた大輪の華から、炎·氷·雷魔法が収束した力の奔流が貴女目掛け放たれる。

「お死にください」

「!!!」

次の瞬間、眩い閃光で視界が真っ白になった貴女の全身に耐え難い痛みと衝撃が一気に降り掛かる。

「ぐぁああああああああああっ!?」

装備の大半がズタボロと化し、貴女の体も瞬く間に傷だらけになり壁に叩きつけられる。

貴女がまだ生きているのは、咄嗟に聖剣を盾にすることで破壊閃光をある程度反らせたからだ。

それでも…受けたダメージの甚大さは貴女自身がよく分かっている。

今すぐにでも血反吐をまき散らしながら息絶えそうな苦痛と、状況にそぐわない場違いな発情で頭がどうにかなりそうだ。

「ぜぇ…ぜぇ…!どう、した…わたしは、まだ、生きているぞ」

「…やはり流石ですね。それだけに惜しいですよ。貴女が味方になってくれれば、もっとお話は簡単だったのに」

(今にも意識を失いそうだ。それに奴はわたしほど満身創痍という訳ではなさそうだ。

…それ故に奴は今、油断している。なら勝機はあるはずだ…!)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
364Res/184.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice