安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします3
1- 20
358: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/09/05(土) 15:45:43.41 ID:WMbQR/Ah0
「いててて…あーこれ流石に死にましたね…あーあ最悪……」

首だけになったアルラウネはまだ辛うじて生きているようだが長くはないだろう。

紅の瞳と真っ黒の白目の眼を貴女に向ける。

「舐めてたつもりはなかったんですけど、乗せられちゃったみたいですねー…やっぱり実戦慣れしてる人は違うなぁ」

「…随分余裕だな。助かる手立てでもあるのか」

「まさか。こうなったら詰みですよ詰み。こんなつまらない所で退場するぐらいならとっとと引いておくべきでした」

「…死ぬまでに聞きたいことがある。なぜわざわざ姫様を手助けするような道具をいくつも渡していた?

そうしなければ、いやそもそもわたし抜きで会った時点で捕らえる事は容易かったはずだ。違うか」

「…いやぁご期待に沿えるような事は何も。実際ミルクさんが生きてても死んでても別にどうでもよかったんですよ、私は」

「…」

「予言者の言う通りに動くの癪でしたし?四天王はそれぞれの裁量で動ける権利もありましたから、反抗勢力とか役立たずの膿出し目的ですかね。

まあお愉しみの為っていうのも大きかったんですけど…それにあわよくば予言者と白騎士を倒してくれるかもって扇動してたんですが、

首だけになっちゃったじゃざまあないですね」

「よく喋るヤツだ。だが聞きたい事は聞けた。それにどんな理由でも姫様を手助けしてくれたことに変わりない。礼を言う」

「うわぁ、そういう騎士の情けってやつ虫唾が走るんで止めてもらえます?あー意識遠くなってきた。最後に嫌なこと言われ──」

「違う。騎士としてじゃない…ミルクの家族としての礼だ」

「そう、ですか………………それなら、悪い気も、しませんね。ああ……痛くはないけど、死にたくないなぁ…ごめんね……ルリちゃん。先、逝ってるね…」

眠るように目を瞑り、最後まで残っていたアルラウネの頭は塵に還った。

「…」

感慨に耽っている暇はない。急ぎここを脱出しなければ…

しかしアルラウネから受けたダメージは尋常のモノではない。上手く走ることができない。

「ミルク…みんな……無事であってくれ…」




コンマ下
20以上なら無事


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
364Res/184.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice