安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします3
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564: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/09/22(火) 22:25:50.53 ID:FwiEXldP0
「ギシャオオオオォオ!」

二つの獅子の頭が大きく口を開くと、溢れんばかりに凝縮された火と水の魔力が渦巻いている。

「はっ!」

貴女は翼を大きく広げ、一気に飛び上がる。

貴女を撃ち落とさんと二つの獅子の頭が、火炎と濁流のブレスを吹き付け貴女を狙う。

生えたばかりの赤い翼だが、縦横無尽に飛び代わり、執拗に襲い来るブレスを避け切る事に成功する。

狙いを絞らせない為の一撃離脱の一撃を繰り出そうと聖剣を握る手に力が籠る。

合成魔獣となった事で聖剣に拒まれるのではないかと危惧したが、思いの他…以前よりもさらに我が一部の如く馴染んでいる。

「はあああぁっ!」

ガギィイ!

「っ…!」

すれ違い様、首の一つを斬り付けたが…強固な鱗に刃が通らず弾かれてしまう。

(硬いっ!聖剣と同等かそれ以上…!?)

すれ違い様に何度も斬り付けるが強固な鱗を貫くことが出来ずにいる。

「グボバアアアァ!」

「くっ、ああああぁ!?」

二つのブレスを避けながら一撃離脱の攻撃を繰り返していた貴女に、他三つの首が放つ混合ブレスが直撃する。

体を蒸発させんとする死の嵐を、危うい所で翼と聖剣の防御でしのぎ致命傷を回避する。

「厄介な鱗だ…あれを剥かない事には…!」


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