魔狼になった話
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24:名無しNIPPER[saga]
2026/09/10(木) 11:42:13.03 ID:FPMUMiS9O



「ただ、王国騎士の甲冑や剣は目立ってしまいますから、防具を揃えましょうか」

リリーは自身の甲冑を見て、そう話す。

「これでいいと思いますが…」

アンヌは自分の格好を見て不満はないと漏らした。

再びリリーはため息をつく。

「これでは王族、姫様と近衛騎士だと一眼でわかってしまいます。
初心者用の防具でないといけません」

(それもそうだな)

身を伏せて聞いていた男も同意して頷いた。

「なら、冒険者の街でお願いできないでしょうか? 前から行ってみたかったんです!」

アンヌは顔をきらめかせて、その様子にリリーは再びため息をついた。

冒険者の街は王族の権威が及びづらいのを理解しているのか、リリーは少し不安になった。




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