化物から逃げる高校生・精子をかけた脱出劇
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82: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/10/04(日) 11:51:47.41 ID:jDAA8sHV0
「ぁ…悪魔……」
翔の言葉からして彼女も化物から逃げ隠れしてここにやってきたのは想像に難くない。
「地獄の扉を開いて冥界の悪魔が顕現したんだ…するとあの時開いたのはマナの扉ではなくて虚空門…超新星爆発がもたらす第五次元に干渉して不協和音がこの世に厄災を齎し近年の大不況などその余剰にすぎなぃ…」
「まみ!しっかりして!」
龍子に体を揺すられても、焦点の合わない瞳で意味不明なことをぶつぶつと喋り続けている。
「まみ!私が分かる!?龍子だよ!一緒に帰ろ!」
「龍子……さっきから随分とよく喋る幻だなぁ…そ、それに触ってくるなんて」
「私は本物の龍子だって!」
「だとするとこれは三次元宇宙に対する確率変動?動的パラレリズムへの誘発に伴う龍脈とホルムアルデヒドの関係性が…!」
時折こちらを認識してはいるようだが、まったく会話が成立しない。
可哀想だが化物に追いかけられた恐怖で正気を失ってしまっている。こうなれば本人の回復を待つしかない。
「まみ……」
暗い所もあるが龍子によく懐き、頼りにしてもらえるのが龍子は嬉しかった。好きな事になると途端に早口になる所も愛らしく感じていた。
それがまるでこんな有様になってしまい、龍子の目に涙が浮かぶ。
「…!これって」
まみの傍に落ちていた小箱を拾い上げると、電卓のような数字を入力するボタンがついていた。
もしやと思いメモの数字『8976557』を入力すると…
カチリ
開いた。中に入っていたのはカードキーだった。
「もしかして入り口のシャッターの鍵…!?」
確信は無いがこれを使えば脱出できるのでは考え、微かな希望が龍子の胸に灯る。
おそらく逃げる道すがらまみが持って来ていたのだろう。流石はまみだ。
龍子は…
安価下
1、まみを背負って一緒に行く
2、まみをここにおいて探索を続ける
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