301:VIPにかわりましてパー速からお送りします
2007/07/29(日) 06:53:23.57 ID:8UqkzeY0
成人式は正直言ってつまらなかった。
DQNが騒いでた。暴れなかっただけマシなんだろうと思ってた。
メガネを掛けたら中学時代と印象が変わって彼女が気付けないかもしれない。
なんて下らない気遣いから、視力が0.1もないくせに俺は裸眼で成人式に出席した。
どいつもこいつも同じようなスーツに同じような着物を着てやがる。
DQNが紋付袴を着たくなる気持ちも、ちょっと分かるというものだ。誰も見分けがつかない。
ふいに後ろから肩を叩かれる。振り返ってみるとそこには、どこにでもいそうな男がいた。
中学時代の知り合いだと言う。そういやいたな、こんなやつ。
式も終わり、中学校のクラス毎に記念撮影をやる事になった。
そこでようやく、着物姿の彼女を見つける。声を掛けるかどうか迷う。
彼女は久し振りに会ったであろう友人と旧交を温めていた。
結局声は掛けられなかった。向こうも俺に気付かなかったらしい。メガネの気遣いは不要だった。
帰り際、中学時代の生徒会長が夜からの同窓会の案内を配っていた。
俺の成人式はまだ終わらない。
1002Res/169.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。