過去ログ - 続々々々々々・何かムシャクシャしたから俺の半生を語る
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7:ノリアキ ◆OmPCFBeAw6
2007/10/28(日) 18:59:49.72 ID:tcjrPqko
まるでスイッチだった。
普段の村上は以前の村上である。女らしく俺に甘えかけると小林が脳裏を過り、
俺が詰まってもまた小林だった。違うそうじゃないが何故か通用しない。そのうち謝罪になっていた。
俺の脳裏はフラッシュバックを起こしたかの様にゴメンとスミマセンを泣きじゃくりながら連呼し、
折れたというより我にかえった村上が俺を慰めようとすれば俺は固まり村上は激情する。
体と脳が疲れ果てるまでの無限ループは毎晩だった。
目覚めると朝で村上は隣室で仕事、終わると食事、そして切り替わるスイッチ。
家には帰らなくなっていた。キリもない。
思考は自分を追い込み続け、俺の頭は固まって恐怖を錯覚し、
悲鳴に変わるまでに時間は要さなかった。俺は壊れていった。


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