過去ログ - 意地悪なメイド3
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30:名無しのパー速民[sage;saga]
2009/05/19(火) 02:46:12.53 ID:64emVDg0
メ「全く、油断も隙もない」
男「くそ、いきなり中身チェンジはやめろっての。全力で引っかきやがって」
メ「当たり前です。そう簡単にこの純潔は渡してたまりますか」
男「いや、もうわたし……いたっ、痛い!」
メ「みぎゃあああ!!」



plll...

男「はい、男ですが……あ、いも、痛い! 痛いって!」
妹嬢『兄さん? あの、お取り込み中のようならあとでかけなおしますが』
男「ああ、気にすんな。で、何かな」
妹嬢『例の件、わかりましたよ』
男「例の……ああ、あれか」
妹嬢『はい。資料の中から製造……こほん。彼女の生まれ年がわかりました』
男「ん、ありがとな。で、いつだった?」
妹嬢『18年前になっていますね。他にも私たちの生まれも明らかになりました』
男「そっか。順番的には姉さん、俺、お前の順のはずだよな」
妹嬢『ですね。姉さんが初期タイプの中の成功例、そして私が後期量産の中から発見されたハイスペックタイプといったところでしょうか』
男「ん? じゃあ俺は?」
妹嬢『それについて驚くべき記述がありました。兄さんは……本当に自然に生まれた存在です』
男「へ?」
妹嬢『つまり、兄さんは母様とあの人の間に、普通に授かった命だということです』
男「で、でもあいつは……」
妹嬢『認めたくなかったのでしょうね。私たちという存在を造りながら、実際にはただ自然の営みに任せていればよかったのですから。こんな皮肉、ありませんよ』
男「……」
妹嬢『とにもかくにも。そういうわけですので、彼女は兄さんとほぼ同じ歳だといえます。ちなみに誕生日は――ですね』
男「意外と近いな」
妹嬢『はい。しっかりお祝いしてあげてくださいね』
男「おう」
妹嬢『では失礼しま……』
男「あ、それとよ。お前の誕生日もわかったんなら、ちゃんと祝うから、日を教えろよ」
妹嬢『あ……。はい!』
男「ん、じゃあな」


チンッ


妹嬢「……。兄さん……」


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