過去ログ - 【舞台は世界、出演者は君達】能力者スレ【さあ、始めようグランギニョルを】
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254:名無しのパー速民[sage]
2011/02/19(土) 15:34:03.93 ID:NVb3aCcDO
>>235

そう。「反射」

【青年はまたコツコツと歩き続けた。特に意味はない。噴水の周りをゆっくりと、半円を描くように歩いている。】

それこそ光の真髄。僅かな量を無限に拡大させる。
厄介だ。非常に厄介。

【楽しげに言った。彼はこの状況を楽しんでいるのかもしれない。この寂れた…おおよそ彼以外来ないであろう場所に来たつかめない客人との会話を…】

闇は光で斬ることができる。
しかし…

【脇差しに手を置いた。添える程度だが、彼は自分の相棒が確かにそこにあるのを確かめた。】

光は斬ることができない。

闇を利用したとしても…

【その言葉には、相手同様、わずかに残忍な響きが見て取れる。】

いやあ悔しいねえ…僕が唯一斬れないものだ。

【おどけたように笑って、肩をすくめた。「唯一」と彼は断定的に宣言する。】
【それは、この青年の絶対の自信の現れ…この言葉は同時に────「光」以外は全て斬ることができる】
【そう宣言したことに等しい。いや、彼は始めからそっちが目的だったのだ。】

【相手と擦れ違う。】

【鼻孔をくすぐる香り─────自らの体内を流れる液体のそれは、】

【相手の鋭い言葉とともに…】


おや?そうかい?

【相手の反論に、意外そうな演技をし、振り返る。】

どうかな?僕は職業柄人の死をたくさん見てきた。

死ぬ瞬間はひどくあっけないもんだ。

なぜなら

【そこで彼は再び自分の目を差した。深い黒の瞳は、月光をたたえている。じっと見つめていたら吸い込まれそうな錯覚に陥りそうだ。】

「光」が消えるんだ。「絶対的」に消えることがなかった光が…その瞬間に、じつにあっさりと…

実におもしろいねえ。こう考えると案外光も脆弱かもな…

【そう言って刀に手を添えた。手首を鞘に乗せ、そこから先はダラン、と重力に任せている。】

なに、大したことじゃないさ。
君が少々異質だから、柄にもなく警戒させてもらってるんだ

【相手の言葉を借りるなら良くないもの…】

【目の前のそれを青年は見つめた。】

【同時に、ある程度、予想の範囲だが、彼は大方相手が何者だか分かった気がした。】
【血の匂い…鋭い犬歯…「逆さ」十字…】

【おそらく─────────】


/すいませんお待たせしました。またよろしくお願いします


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