過去ログ - 【舞台は世界、出演者は君達】能力者スレ【さあ、始めようグランギニョルを】
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414:名無しのパー速民[saga]
2011/02/19(土) 23:57:29.65 ID:8Ke7Bi1no
>>394>>399

【──その異形への変貌を目の当たりにしたとき、彼の目は見開かれていた】
【それは驚愕でもあったが、それよりももっと根幹から彼を醒ますような色を孕んでいた】

 (──……牛の、頭……)
 (……“牛頭”……あれは……──いや、)

 ……、…………──、……っ……ッ──!

【途端に鼓動が速くなった。単なる異形の者を目にした時の畏怖や驚異ではなく、】
【何故か、特にその『牛頭』の部分が、彼の奥深くに沈んでいた昏い何かに触れていた】

 ……いや、あれは……“違う”……──!

【──何かを成さねばならない凄まじい衝動に襲われた】
【瞬間、彼を総毛立たせながら、汚泥のように淀んだ黒い魔力が渦巻いた】
【同時に、弾かれるように前方へと疾駆し、後衛という位置取りを捨てて──】

 ……退け……退くんだ……そこを退かなければならない──
 そこを、速く……──触れては駄目だ、“牛頭”に、もう……


 ────……“早くそこを退け”ェェエえええェえ゛え゛え゛え゛ェー──っッ!!


【病的なまでに身体を震わせながら、彼は心臓が破裂したかのように咆哮した】
【何もかも見えていないかのように疾る彼は、その左手の平を、>>381森島の方へと向ける】

【次の刹那、堰を切ったかのように、彼の掌から黒色の蔦が溢れ出し、】
【森島の身体を、(もしいるのであれば)牛頭の前方軌道上から、押し出さんとするだろう】
【攻撃性はない。余力があれば、押し出された後に体勢を立て直すのは容易いだろう】

【──しかし、その行動が成った場合、代わりとして彼が異形の前方軌道上に躍り出ることになるだろう】


【弾倉内:6/10】




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