過去ログ - 【舞台は世界、出演者は君達】能力者スレ【さあ、始めようグランギニョルを】
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988:名無しのパー速民[saga]
2011/02/23(水) 19:33:29.25 ID:kyax2/n60
>>981

「……やりそうなこった。『あの』父上、だからな……」
"優先順位の低さと、リスクの分散、か…………それは確かに、一理あるかもしれん"

【自分たちの立場を俯瞰して、全体を見て考察する。偶然にも、それはダハルの得意とするところであった】
【もっとも、ダハル自身感情的になる事がないと言う訳ではないのだが――――】

[…………こう言うのもなんだが、それを聞けて安心した…………
人には、みなすべからく、『限界』と言うものがある……それを超えて、単独で何かを成しうる事など、絶対に出来ない…………
それを可能にするのが、『絆』の力だ…………俺には、到底出来ない事だが、君やレイドには、それが出来る……
これを分かっているのなら、俺から言う事は、何もない…………]

【単なる気負いで発した言葉ではない。それを見て取ったアーディンは、再び顔を顰めながらも、笑顔を覗かせる】
【そうした心意気があるのなら、例え運命が残酷にも敗北を叩きつけてこようと――――少なくとも自ら『墜ちる』事は、もうないだろう】

<…………分かりました。それじゃあ、失礼して、聞かせてもらいます…………>

【一部の人間に話すと言う『逃げ』の選択肢は取らない――――昴の決意を聞いて、ラベンダァイスも腰を落ち着ける】
【微かに、その目にはまだ遠慮の光が宿っていたが、この状況で辞去する事など、それこそ『逃げ』だろうと、自分に言い聞かせた】



【――――そうして一行は、昴の語るところの全てを、余す事なく心に刻みつける】



「――――――――本物の『兄貴』、だな…………天ヶ谷 双葉は…………
それに引き換え…………俺はなんなんだよ…………つい4か月前までの3年間…………血眼でレイドを殺そうとしてた俺はよぉ……!」

【わが身を投げ出して、昴を救った双葉の姿。それを聞いて、己の過去を恥じたのはアストラだ】
【言うまでもなく、その言葉通りに、彼にとってのレイドは、ついこの間まで『全てを掛けても殺すべき敵』だったのだ】

≪≪暴帝ポポル≫…………あいつが、そんな事をしてたなんて…………!
あのスコールって人を、捨て駒にした挙句…………心を弄ぶなんて…………俺は、許せないっす…………!≫

【ポポルの非道。そこに怒りを感じたのは、ジェムだった。部下を『切り捨てる』姿を見ているだけに、その思いは強いのだろう】

"…………≪R.I.P.≫の一員であった事は……もはやとやかく言うまい。と言うより……我が主と共にその手を血に染めた我らに、咎められるはずもない……"

【≪R.I.P.≫の一員であった過去を、ダハルはそう評した。許される行いではないかもしれないが、かといって自分たちがそれを糾弾する事はできないと】

<――――――――本当の家族じゃないなんて、そんな事、絶対にあり得ません!!
『家族』って言うのは、血の繋がりじゃないんです!! これも一つの『絆』なんです!!
私だって…………お父さんとは、血の繋がりは、ない…………だけど、それでも私はッ、お父さんの娘なんです……!>

【――――そして、天ヶ谷の生まれで無い事に、負い目を感じている様な昴に対して力説したのは――――先ほど遠慮の姿勢を見せたラベンダァイス】
【自身は、生物兵器『ケツァル・コアトル』であり、言うまでもなく母の母胎に包まれて生を受けた存在ではない】
【しかしそれでも、家族と言ってなんら恥ずかしくない『父』に、わずかな間ではあったが、育ててもらったのだ】
【こうした出自があって、ラベンダァイスは『家族は『生まれ』ではない』と、強く主張できたのだ】

「――――そうだよな。生まれを云々するなら、今の俺たちはなんなんだ……って話だ
『殺し合う』なんて『家族』の在りようじゃないだろ? ……血が繋がっててもこうなんだ」

【自嘲気味に、多少のユーモアを交えて、アストラが言葉を引き取る】

/ただいま戻りましたー


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