過去ログ - 【たったひとつの】能力者スレ【絶対条件】
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以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]
2011/04/09(土) 22:57:52.52 ID:lYWGohI+o
>>986
――わたしには、正義も、悪も、勝ちも、負けも、ない
だって……あなたの魔翌力を……奪いに来たんだもの……
【最初から彼女の目的は一つだけ――】
【この戦場に来た目的は一つだけ――】
―――そう…
…そんな命令しか、受けられないんだ……
可哀そう…
【短く、嘆息するように紡ぐ】
【――何故か一瞬、哀れむような、蔑むような、そんな雰囲気を纏わせた無表情になった】
――あなたは……作戦にすら、参加させてもらえない…足に縄を括られた…蚊帳の外の小鳥
ずっと……上から遊び相手を探してれば…いいと、思うよ…
【「出来る限り飛んで…」、と付け足された】
【その言葉にはどのような意味があるというのだろう】
【景気付け――?冗談じゃない、そんな子供のような理由で、闇雲な破壊を望むものが、どこにいる?】
【嗚呼――いるではないか。紫色に包まれる、少女の眼の前に】
【自らを“我儘な子供”と形容した、その人物が】
【愉悦に浸り破壊を尽くす、そんな人を、ゼーロは宛ら】
【哀れにも無邪気に周りを傷つける、自分は自由だと思いこむ子供のようだと、そう言った】
だけど……今はわたしが遊んであげる…
【そしてザンシアに接近しようと、一歩踏み出した瞬間】
【発砲】
【だが飛び散った警備員の破片など、彼女は畏れなかった。例え返り血を浴びようとも、彼女が恐怖することはない】
【そんな感情はもっていない】
【然しながら、煙幕で彼女の視界を遮ることには成功している】
【ゼーロは、警備員の方へザンシアが向かったことはわかっていたが】
【その付近のどの辺りに身を潜めたかはつかめていないだろう】
――――――――――………なんで逃げるの?
【一歩づつ】
――――――――――………ねぇ
【一歩づつ】
――――――――――………わたしと遊びたくないの?
【其れは、】
――――――――――………ツマラナイ
【近づく】
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>>1
乙です!
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