過去ログ - 厨二な能力を授けよう
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84:【讃詞吹銘】@Wiki[sage saga]
2011/07/15(金) 18:06:07.31 ID:Jonqf23eo

さて、どうしたものか―――青年は首を捻る。

レンタルした軽自動車の運転席、外の世界に広がるのは、闇と
静寂。
草木も眠る丑三つ時、山道のただ中―――彼は所謂心霊スポット、その"入り口"に居た。


山肌に穿たれた大きな、穴。洞穴ではない、人工物。トンネルだった。
老朽化、需要の低下、あるいは―――いずれにせよ、何らかの理由で閉鎖され、こうしてフェンスで覆われている。
その傍らに置かれた一つの小さな花束、いかにもといった趣。

ダッシュボードの小物入れから懐中電灯を取り出し、車を後にして
フェンスへと歩んでいくその姿は、普通の人間から見れば明らかに異様だろう。
とはいえ、こういった場所に来る人間といえばそれが普通に見える、彼のような人種くらいのものなのだが――――


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