過去ログ - 【正義は曖昧なの】能力者スレ【未来さえも見えないもの】
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5: ◆mZU.GztUV.[sage saga]
2016/06/19(日) 21:34:19.91 ID:A9O/L56S0
>>4

【男の反応は投げやり気味であるが、冷たいものではなかった。少なくとも少女が恐慌から立ち直る程度には親切な口調】
【たっぷりと発生した空白時間に男の言葉と、少女の思案が順々に流れる。顎に手を当てて考え始めると目の焦点が合い始める】

えと、それじゃあ
頑張って分かりやすくしてみます……

【ぽつぽつと返される。目を瞑って小呼吸、瞼と共に口が開く。同じ調子のまま長話を始めた】

この携帯端末は私に関係するものに反応して場所を表示させる機能があるんです。でも、関係するものは既に全て処理したのに何故か反応しちゃってるんです

【抽象的な説明である事には変わりないが、前提から話し始める。その後で自分の目的を述べるストーリーとなっているらしい】
【ここで遮った場合、最悪話が完全に止まってしまう。余裕があまり無い少女にとっては少しの変化も致命傷となる】

それが気になって、反応を追ってここに来たのですが、路地裏とは気づかなくて……路地裏にはあまり良い思い出がないから長居はしたくないです

【言われるまでもなく、分かりきった事柄であろう。普通の人ならば路地裏に近づきさえもしない筈である】
【垢や煤、破れに塗れていない少女の服装を鑑みればどこにでもいる小市民。そういう印象を持っても不思議ではない】

それで、どっちかの付き添いをお願いします

一つは路地裏の出口

もう一つは、この携帯端末が拾った得体の知れない『何か』の場所。安全が保障出来ないから無理にはしなくて良いです

【情報を総合すれば『何か』が気になって来てみれば路地裏だった。怖いので長居したくない。早く確認するか、早く逃げたい】
【ついでに『何か』は少女に関わりがあるものなのに、少女すら全容が分かっていない。厄介事なのかもしれない】
【態々『道案内をお願いします』言わない所から、少女一人で辿り着ける可能性も考えられなくもない】

【とすれば、まだ名前の知らない少女のどちらの感情に答えてやるか。或いは推理をぶつけてみるか】
【話疲れたのか一息ついて胸を撫で下ろす。後は男の答えを待つのみ。期待の眼差しが男に浴びせ掛けられている】


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