過去ログ - ここだけ純ファンタジー世界
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5:”ミス・ゴブリン” チャオチャウ  ◆EDK/pKvFQk[saga]
2016/08/15(月) 14:26:18.90 ID:fNGQ+m//0
>>4

「ぬお!! まさか空から来るとは!
 オマエ、この畑のガーディアンか!」

以下略



6: ◆P7Bs/Son661n[saga]
2016/08/15(月) 17:02:26.23 ID:nHyJTBio0
「あ、いえ、ただの通りすがりです」

睨み付けてくる少女に思わず否定する。随分大きなメイスに素晴らしい膂力だと感心し。

「まあ、そんな事情があったのですね」
以下略



7:”ミス・ゴブリン” チャオチャウ  ◆EDK/pKvFQk[saga]
2016/08/15(月) 17:10:58.79 ID:buiEkC8n0
>>6

「ニンギョ? ニンギョってあれか、王子様とケッコンして、アワになるやつか!」

 大昔……チャオチャウが変態貴族に飼われていたころ読み聞かされた童話を断片的に思い出し、目をパチクリさせる。
以下略



8: ◆P7Bs/Son661n[saga]
2016/08/15(月) 22:35:56.95 ID:nHyJTBio0
>>7

「あ、結婚できるパターンもあるのですね、その方が素敵です」

人魚に伝わる話では悲恋を通しての人間に近づかない為の戒め話としての役割が大きい。
以下略



9:エリーゼ・ベルンシュタイン ◆wHkJ4STnMw[saga]
2016/08/15(月) 22:52:38.89 ID:GHRZio2w0
夜も近い黄昏時。建物の多い王都では地平線に沈む夕日を見るのは難しいが、変わりゆく空の色は逢魔が時の名にふさわしい。
そんな暗くなりつつある中でも、徐々に灯っていく街灯と建物から漏れる明かりのおかげで王都は昼間とも錯覚しかねない。
往来は帰路につく日中に忙しなく働いていた人々と、ようやく活動を開始する夜に勤める者達で騒がしい。
依頼の受注を主とする公共ギルドを兼ねた酒場も、酒の匂いと喧騒に包まれ活気に満ちていた。
その中央、明らかに不穏な空気を纏って睨み合っている人影がなければの話であったが。
以下略



10:”ミス・ゴブリン” チャオチャウ  ◆EDK/pKvFQk[saga]
2016/08/15(月) 22:56:28.82 ID:IW4Tvsgf0
>>8

「おおっ、おおおお!」

 無慈悲に、無邪気な、一直線の突進――!
以下略



11: ◆P7Bs/Son661n[saga]
2016/08/15(月) 23:19:19.97 ID:nHyJTBio0
>>10

「ああ、ブタさん、ごめんなさい……」

意図せず発動する自動攻撃。
以下略



12:”ミス・ゴブリン” チャオチャウ  ◆EDK/pKvFQk[saga]
2016/08/15(月) 23:42:29.78 ID:IW4Tvsgf0
>>11

『なじかはしらねどこころわび……』

 人魚の少女は観念したように、小さく詩を口ずさむ。
以下略



13: ◆P7Bs/Son661n[saga]
2016/08/16(火) 00:15:32.47 ID:MnR9b+wv0
>>13

自分の人生もここまで―
そう思うと自然と頬を熱いものがつたう。

以下略



14: ◆de9cC/tUDD9d[sage saga]
2016/08/16(火) 00:16:51.19 ID:2UBt5GH+o
>>9
小刻みに黒銀の耳が動いている。何やら先ほどから背後で起きている揉め事は収まるところを知らず、長い堂々巡りを続けているらしい。
当初はよくある揉め事だと流していたが、ちらりと見た限り、どうにも男2人の言い分こそ間違っているように思える。
また、彼らの賤しい声に耳に纏わりつくような不快感を覚えてしまい、やっと酔いが回り良い気分になってきた所だというのに、酒が不味くなりそうだ。
大きく長い溜息をつく。念のため、半眼の瞳で周囲を見回すが止めるどころか唆す者ばかり、どうやら自分で諌めるしかない様子。
以下略



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