50:1 ◆od.mCbJyhw
2017/01/01(日) 00:46:23.15 ID:GsaCylkfo
ヒロコ「大好きな人たちと一緒にバンド組めて、そんでこんないい場所でライブできて」
ヒロコ「こんなにいっぺんに夢がかなって……」
ヒロコ「あたし、どうしたらいいか分かんない」
ヒロコはそう言い終えると、ぼろぼろと涙をこぼし、
51:1 ◆od.mCbJyhw
2017/01/01(日) 00:50:34.82 ID:GsaCylkfo
ヒロコ「ごめんね、こんなこと初めてだから」
ヒロコ「夢って、かなうんだって思って。それが信じられなくて、嬉しくて」
ヒロコ「ありがとう……」
ヒロコは鼻をすすり、涙目で俺たちを見た。
52:名無しのパー速民[sage]
2017/01/01(日) 00:51:13.57 ID:o5nUPK2qO
ヒロコ、、
53:1 ◆od.mCbJyhw
2017/01/01(日) 00:52:55.90 ID:GsaCylkfo
俺「うん、ヒロコとバンドができて楽しかった」
俺「俺たちは、ただ楽しいと思ってやってただけだから」
俺「それでヒロコの夢を叶えられたなら、本当に良かった」
すると突然武智が近づいてきた。
54:1 ◆od.mCbJyhw
2017/01/01(日) 00:58:45.14 ID:GsaCylkfo
ヒロコはそんな様子を眺めて、泣きながら笑っていた。
満面の笑顔だった。
夜も深まり、熱を増す夏祭りの喧騒の中で、
ヒロコは笑っていた。
55:1 ◆od.mCbJyhw
2017/01/01(日) 01:30:36.24 ID:GsaCylkfo
合宿7日目。東京に帰る日が来た。
この日もご多分にもれず、カンカン照りの暑い日だった。
ずっとここにいるような気がしていたけど、
やっぱり一週間なんて本当にあっという間だった。
56:1 ◆od.mCbJyhw
2017/01/01(日) 01:35:16.48 ID:GsaCylkfo
別れ際に会うと辛くなってしまうので、できれば会いたくなかったけど、
やっぱりそうもいかなかった。
ヒロコは、俺を見つけると柔らかな笑顔になった。
その笑顔を見ると、心がきゅっと締め付けられる気がした。
57:名無しのパー速民[sage]
2017/01/01(日) 01:36:15.43 ID:o5nUPK2qO
なんだろう、胸がムズムズする
58:1 ◆od.mCbJyhw
2017/01/01(日) 01:37:36.53 ID:GsaCylkfo
どうしてなのか、これまでのように会話が盛り上がらない。
どことなく、やるせなさを感じた。
俺「ヒロコは、これからどうするの?」
ヒロコ「これから? あたしの?」
59:1 ◆od.mCbJyhw
2017/01/01(日) 01:38:22.42 ID:GsaCylkfo
俺「そっか。ここからも離れちゃうんだね」
ヒロコ「そうなの。1は? 1はどうするの?」
そう訊かれて、ちょっと考えた。
何か取り繕うと思ったけど、今の自分をありのままに伝えることにした。
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