過去ログ - 【五月病】ここだけ世界の境界線★19【パンデミック】
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35:ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]
2017/05/15(月) 22:18:36.89 ID:0YdFNVTFo
>>33
「クソが……とことん邪魔しやがって……」
「決めた、まずはお前から殺す」

前回から箱根に妨害されてばっかでいいとこなしのジョシュア、苛立ちも募り募って限界を迎えているようだ。
額に青筋を浮かべながら立ち上がり臨戦態勢。次にオンセ、最後にギャラエと死刑宣告を告げながら指を差した。
箱根に指を差したままで、視線を逸らすことなくゆっくりと左右に往復するよう歩む。
その動きは猛獣が虎視眈々と得物を狙う所作、いや、シールドでオビワンと仕切られたダース・モールか。

「………」

そうして攻撃の機会を伺っているジョシュアであったが、蚊帳の外に居たギャラエの存在を思い出すことになる。
ぽふ、と音を立てて、自らの側頭部が知らずのうちに近寄って来たギャラエのお腹に激突したからだ。
暫し動きを停めたままで、また箱根に指を差したまま、一歩も動けないままで思案。どうしたものか。

「……今撃ったらお前の大事なボスが穴だらけになっちまうぜ、オイ」

必死に頭を回転させて絞り出した答えがそれだ。見ようによってはギャラエを人質とした状態に見えなくもない。
今ギャラエを殺せば確実に自分も死ぬ。ギャラエのみではなく、オンモや箱根もこの世から消し去る必要がある。
それゆえに折角拾った命を、いまここで捨てるという考えはジョシュアの頭の中には無かった。
頭が冷えていたこともあり、少し臆病であったのかもしれない。


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