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 とある禁書の合作物語(Stuff Stair)  - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 : ◆6/qx.U9VvE :2010/09/13(月) 20:29:41.30 ID:qtCaV5Mo
・共通テーマを決める
・合作参加者・投下日時・場所・順番を決める
・使うキャラを申請する
・そのキャラでテーマに合ったSSを書く
・開戦

大まかにこんな感じでどうだろうか
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【安価】とりあえずオリロンパ【コンマ】 @ 2019/10/18(金) 10:24:56.89 ID:l0meXPYW0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571361896/

高森藍子「間違える」 @ 2019/10/18(金) 04:28:22.95 ID:wG2CyFjX0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571340502/

C&C @ 2019/10/17(木) 16:12:03.45 ID:G6Zii9qpO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1571296323/

ゴルゴ13「用件を聞こうか…」 将軍さま「あの屏風の虎を倒してみせよ」 @ 2019/10/17(木) 09:59:55.07 ID:1vw7yyn40
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571273994/

【艦これ】提督「艦娘にハーフマラソン大会を代走させたろ!」 @ 2019/10/16(水) 23:08:40.64 ID:dh5SU+oG0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571234920/

にこ「噂のアイドルがそこまで来てるんだって!」 @ 2019/10/16(水) 23:06:24.84 ID:wJDNiuCzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571234784/

Colorful Cookie †Heroic Verse -Vewtiful Harmony- @ 2019/10/16(水) 22:33:35.42 ID:9jzPCuVf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1571232815/

【デレマス】なお忍ぶ知恵さえ夢かな @ 2019/10/16(水) 19:47:41.25 ID:2gLeQOmDO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571222861/

2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/13(月) 20:31:19.29 ID:qtCaV5Mo
スレタイミスったorz
Stuff StairじゃなくてStuff Stirです
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:57:13.96 ID:zk4fl9Eo
何か面白そうな事やってんね支援
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/13(月) 20:58:49.18 ID:kWBZAIDO
なにこれwktk
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/13(月) 21:16:48.88 ID:qtCaV5Mo
テーマ例
・格闘トーナメント大会が開催される
・各キャラの恋愛模様を書く
・天変地異的な大災害が起こる その時彼らは
・学園卒業後の彼ら

などなど
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/13(月) 21:19:49.04 ID:0rRlCl2o
前リレー考えた時は合宿とかどうよ、って思った。上条ちゃん、馬鹿だから合宿でーすって
1レスからの飛び入りとかOKにすれば参加者も結構きそうだけどかぶった時にぐぬぬ
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:21:50.23 ID:73T0sr20
色んなキャラを突っ込みやすくて色んなシチュを書きやすいテーマが良いだろうな
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/14(火) 00:24:53.41 ID:u56jMMQo
やるなら手が空いた時にでも協力したいんだぜ
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/14(火) 02:07:07.36 ID:vYPyMASO
こういうのだとマイナーキャラにも光が当たりそうで期待
魔術側、科学側どちらも書けるテーマが良いな
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/14(火) 02:16:55.95 ID:0UOnIYUo
みんなでUNO大会とか
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/14(火) 03:37:09.27 ID:kCYZu5I0
科学と魔術で運動会
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/14(火) 18:53:36.10 ID:7CPL9ogo
お題を決めてそれについて各自が短編を書くってのもありだと思う

例えば
「そのふざけた幻想を」とかね
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/16(木) 21:15:54.65 ID:NiWzKcDO
上げとくか

連作みたいにするのかテーマに沿った小ネタ集にするのかでだいぶ違うと思うけどどうするのかな?
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/16(木) 21:22:13.78 ID:1kntWPoo
小ネタ集楽しそう
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:35:53.99 ID:vlLX83Ao
とりあえずこういうのは誰か中心となって積極的に音頭とる人いないと進まないと思う
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 21:43:24.48 ID:iFLUK.DO
いきなり連作ってのもハードルが高いし、何か一つテーマを設定にしてそれにそった小ネタを投下するって形式にした方が成功しやすそう
合作というより祭って感じになっちゃうけど
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 20:46:45.36 ID:5Yu/NxY0
上条←御坂←エツァリ←ショチトル←佐天←初春←……

みたいな感じでストーキング連結話とか
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 02:13:06.18 ID:EmJDg2SO
この企画楽しそうだけど、参加表明してる奴がいないから忘れ去られて終わりそうだな
基本age進行にしないか?
とりあえず知名度を上げて参加者を増やそうぜ

あとは内容については、お題を決めて各々がこのキャラをやるって名乗り上げれば良いんじゃない?
である程度出たら投下日決めて、いざ祭

とりあえず俺の妄想では
お題決め→担当キャラ決め→投下日決め→投下
この流れなんだけど

>>1が言ってる様な一つのイベントに対して各キャラの行動を書くとなると整合性が取り辛いから、まずはこういう形式で試そうと思うんだけどどう?
19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 02:30:51.51 ID:EqLMbj2o
>>18
あるお題に対して、担当してるキャラを使って小ネタを書くってことかな?

面白そうだしやるなら俺は参加するのよ
20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 02:52:41.31 ID:H433unU0
お題にもよるけど時間とれそうだったら参加したいな
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 07:43:34.24 ID:Ox8nL/Qo
参加するにゃー
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 08:19:45.88 ID:EGkQuako
参加きぼー
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 10:27:00.70 ID:bm9oRcDO
参加する!
日時とかさちゃんと決めた方がよくないか?そしたら参加者が全員集まっていろいろ決めれるしな。
24 : ◆6/qx.U9VvE :2010/09/18(土) 10:45:19.94 ID:xfVMsyEo
んじゃあまず試験的に始めてみようか

・共通テーマ「誰にも言えない秘密」
・投下日時「9/25」
・場所「このスレ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1284377381/
・順番「投下宣言して他にいなそうだったら投下 総合SSスレと同じ」
・使うキャラ申請「このスレで酉付けて○○使わせて下さい、でおk」

こんな感じでどうだろうか 
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/09/18(土) 11:05:55.97 ID:bm9oRcDO

いいな!
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 11:15:32.16 ID:xfVMsyEo
補足:メインキャラが被るのは推奨しませんが、それ以外のキャラはじゃんじゃん使って良いと思います
27 : ◆lsUMWqdC0k :2010/09/18(土) 19:23:25.91 ID:HvvzvRUo
おk、把握ゥ

文体はどうする?
台本とか地の文ありとか色々あるけどその辺は個々の自由?
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 19:27:11.62 ID:EKp1y6DO
>>27
自由でいいと思う。その方が参加しやすい
29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 19:34:04.19 ID:bm9oRcDO
だなー!面白そうだな!
みんな参加して良いものにしようぜ!
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 19:36:34.04 ID:H433unU0
いいねえ。とりあえず基本age進行で行こうぜ
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 21:08:10.86 ID:bm9oRcDO
じゃあ初春いただいていきますね!
32 : ◆lsUMWqdC0k :2010/09/18(土) 22:24:21.79 ID:HvvzvRUo
ならば御坂妹をだな
33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 22:37:58.34 ID:95.rpIAO
ねーちんでやりたい
34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 23:14:49.62 ID:EqLMbj2o
女子率たけぇなおいww

さて、ざっと設定が固まったところで……オッレルスを……もらおうか
35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 23:20:30.30 ID:cfxfebQ0
打ち止めは俺がいただこう
36 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/18(土) 23:23:31.24 ID:EqLMbj2o
あ、酉つけるべき?
37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 23:27:12.54 ID:GmVHnWso
>>24によるとそうだね
9/25か……もう少し考えさせてくらはいw
38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 23:39:13.99 ID:bm9oRcDO
9月25日で時間は10:30くらいでいいか?
39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 23:56:57.07 ID:Ox8nL/Qo
夜の方がいいんじゃない?
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 23:59:41.47 ID:bm9oRcDO
すまん
夜の10:30だ
41 : ◆lsUMWqdC0k [sage]:2010/09/19(日) 08:44:19.15 ID:CyUHrFco
おk

御坂妹って考えたらこないだ書いたんだよな……
スマンが青ピに変えさせてくだされ…
42 : ◆6/qx.U9VvE :2010/09/19(日) 09:04:18.43 ID:ByMUbQgo
>>24>>26に加え補足
・開始は19:30から
・投下宣言は19:30以降の物から有効とする
・投下宣言が被った場合は、先に宣言したもの(レス番が早い方)を優先する
・投下はなるべくサクサクと行おう!(他の作者さんが待ってるかも!)
・投下するに当たって、名前欄に「3/12」(12レス中3レス目)等書く配慮は、強制はしないが推奨
・感想レスは、別作品投下中でもこのスレに行って可 繰り返す 感想レスはいつでも可(今回は別箇に感想スレを立てないため)
・投下し終わった作者さんに乙と言うのは読者のマナー
・マナーを守って気持ち良く皆で合体しよう////

こんな感じかしら
今回試験的に始めた経緯があるので実験要素多め
感想レスは作品投下中は控えた方が良いのではとの意見もありそうだが、
別に感想スレを立てないという性質と騒がし目の進行にしたいという個人的な欲求(ryがあるのでこういう方向で
許してもらえないでしょうか
43 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/19(日) 09:31:33.12 ID:bCLbL6co
いいね! 第一回だし、わちゃわちゃしながらやりましょーや
44 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/19(日) 19:51:48.00 ID:Onk3hoDO
いまのところ誰がどれ担当してるかの一覧みたいのは…いらんか?
そこまで人数多いわけじゃないし酉無しも結構いるしいらんといえばいらんのかな
45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/19(日) 21:17:25.31 ID:4V/I86Uo
いまのところログ見れば把握できるレベルだし良いんじゃない?

企画が大きくなったら作れば良いさ
46 : ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/20(月) 21:22:43.39 ID:VFUGMsAO
一応すごパで小ネタを思いついたので、参加表明をば。
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/20(月) 22:54:54.24 ID:FOoy7gDO
age
48 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/21(火) 20:11:20.77 ID:nKDli6DO
age
49 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/22(水) 02:40:53.50 ID:qF3fY.AO
age
50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/22(水) 08:19:51.22 ID:Gbj/EYDO
もうじきだな!
今回は参加できないがすげー期待してる
51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/22(水) 11:35:16.45 ID:FcBnaQ.o
今んとこ
・初春
・神裂
・打ち止め
・オッレルス
・青髪
・削板軍覇
で六人か
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/22(水) 15:36:43.22 ID:pIMCvcDO
今7:30になってるけど早過ぎんか?最初に出てた10時くらいで良いとおもうんだが
53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:38:11.60 ID:vKKvJ0o0
なんか面白そうじゃな
今からでも良いなら参加してみたいんだけど大丈夫?
54 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/22(水) 20:46:05.24 ID:KmLxF6go
参加者は多いほうがイイ!
主人公キャラと酉だけ書けばいまからでもぜんぜんおk
55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 20:47:37.12 ID:kC71zOAo
皆がシリアス系でくるのかネタ系で来るのか読めないのが怖い
56 : ◆lsUMWqdC0k :2010/09/22(水) 20:48:21.33 ID:TLspmVco
だな
盛り上がるに越した事はないしね

しかし書いて消してを繰り返している内にえらく少なくなってしまったな……どうしたものか
57 : ◆MDOfmX8bYE :2010/09/22(水) 20:54:53.71 ID:kC71zOAo
ええい、先の事はその時に考えてしまおう精神で参加表明しとく!
芳川さん予約しますー
58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/22(水) 23:41:51.31 ID:pIMCvcDO
age
59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/23(木) 18:47:24.69 ID:14UzlkAO
age
60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/24(金) 00:56:49.38 ID:c55Nh6DO
age
61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/24(金) 15:31:45.13 ID:StL6R760
お、明日から投下か……楽しみだぜぇ
62 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/24(金) 18:44:40.75 ID:E8i5q.AO
質問なのだが、結局投下時間は明日の午後7:30と10:30のどちらなんだ?

個人的には10:30の方が良いけど。
63 :うんちたーべたい :2010/09/24(金) 18:46:29.37 ID:.WHxg2AO
いいからさっさと書けよ 俺のうんち食わすぞ
64 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 18:52:12.32 ID:DrDswTko
>>63
お前が姫神似の美人だったら喜んで口で受け取ろう

>>62
7時半でいいんじゃない?
時間制限なんて無いんだし
65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 19:44:21.15 ID:c55Nh6DO
7時30分は早いな
ぐだぐだになると思うぞ
66 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/24(金) 20:39:23.82 ID:58DA41oo
>>63
俺のうんこでよけりゃ食わせてやるから落ち着けよ

俺は10時半の方がいいけどな
67 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 20:58:20.05 ID:RWJCmO6o
早けりゃ19時半って事でそこから順次投下って事なら
別に22時半以降でも大丈夫な気もするけど間空きすぎるとやっぱ微妙かなぁ

一応22時半に一票入れとく
68 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/24(金) 21:54:07.32 ID:kmj3b6DO
俺も10:30に一票

それと海原(エツァリ)予約させて貰うなー
69 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:10:17.48 ID:kmj3b6DO
ヤバいくらいの矛盾を発見してしまった
すみませんが海原は無しで番外個体を予約させて貰います
70 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/24(金) 22:15:06.61 ID:c55Nh6DO
じゃあ7時30分から投下スタートでコメントや意見等は26日00:00または予約キャラ分全員揃ったらスタートでどうだ?
71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/24(金) 23:36:29.90 ID:E8i5q.AO
いや、コメントや意見は>>42の通り投下開始からやって良いと思う。
ただ、7:30から投下開始だと個人的にちょっと早くね? とは思ったが。
揉めるようなら7:30からでも構わないし。
72 : ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/09/25(土) 07:03:55.14 ID:K9jDJCE0
何時からでも大丈夫だと思うよ
垣根予約でよろしく
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 13:53:35.12 ID:Dgkk8.co
いまんとこ10:30派が5票で7:30派が3票みたいだから今回は10:30でおkなのかな?
74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 19:28:16.54 ID:wcELsVgo
19時半ですお
どうなんの?
75 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/25(土) 19:54:10.13 ID:M7q6ZQwo
10時半っぽいね
76 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 19:57:27.14 ID:wcELsVgo
らじゃ
まあ自分はまだ書き上がってないから投下できないんですけどね
77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 22:22:18.92 ID:OQ9o2IDO
さて、そろそろスタートだな
78 : ◆V3aB9Uiquk :2010/09/25(土) 22:31:19.72 ID:e1nIFQDO
酉つけるんだよな?
さて、投下していっすかー
79 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/25(土) 22:32:26.12 ID:wcELsVgo
このまま互いの出方を伺いながら千日手になるかと思ったぜww
>>78よろ!
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 22:33:03.77 ID:emuu2kAO
どうぞー
81 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/25(土) 22:34:26.58 ID:M7q6ZQwo
どうぞ! 自分はまだ書きあがってないんでさっさと書きます
82 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/25(土) 22:36:43.92 ID:e1nIFQDO
どもー
んじゃあお借りしますね

番外個体さんの話ですが、一通さんが結構出ちゃったりします
短いです
83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 22:38:43.75 ID:e1nIFQDO
一方通行「痛ェ!…靴に針山が…」

打ち止め「えっ?画ビョウとかじゃなくて針山が丸ごとなの?ってミサカはミサカは違う意味で驚いてみたり」


番外個体「ぷーっ!」

‐‐‐

一方通行「あァ?コーヒーが全部売り切れ…だと…」


番外個体「いやー、買ったったー」

‐‐‐

トコトコ

一方通行「ったく、自販まで買いに行くなンて面倒くせェ…」

ミテミテ、アイツ… アラヤダ サイキンノコハ… イマ500エンアッタッケ

一方通行「?」

一方通行「……ン?背中に紙が張られてやがる…」ペリッ

『身体売ります 30分500円で好きにして☆』

一方通行「なンじゃこりゃァァァァあああああ!?!?」

20000「本当に好きにしていいんですよね、してくれますよね、とミサカは鼻息を荒くしながら一万円を差し出します」

一方通行「しねーよしねよまじしねよ」


番外個体「太陽wwにwwwwww吠えろwwwwwwwwだっておwwwwwwwwww」
84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 22:39:47.35 ID:e1nIFQDO
‐‐‐

結標「ア、一方通行ァ!」

一方通行「あァ?」

結標「信じてたのに…馬鹿!」タッ… キラキラ

一方通行「なンなンだよ……ン?」

そこら辺の張り紙『衝撃! 学園都市第一位の一方通行は女だった! ショタでもなんでもねえ!』

一方通行「ただのデマじゃねェか!」


番外個体「我ながら上手く書けたよ。流石ミサカ」

‐‐‐

一方通行「あ、手紙が来て…」

『この前お店を覗いていたら、貴方にそっくりな物があったのでつい買ってしまいました。同封してあります』

雪国もやし←同封物

一方通行「……」グシャ


番外個体「字体を変えるくらいお手の物。流石ミサカ!」

‐‐‐

ちびっこ1「あ、もやしだー!」

ちびっこ2「もやしもやしー!」

一方通行「……」ビキビキ


番外個体「違う。これは違う」
85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 22:41:40.83 ID:e1nIFQDO
‐‐‐

ミサチャンノエッチ…

一方通行「メールか。……知らないアドレスから…?」

『ボク垣根君。今学園都市にいるの』

一方通行「……あ?」

ミサチャンノ…

一方通行「またかよ」

『ボク垣根君。今ホテルの前にいるの』

一方通行「急に近ェな」

ミサチャン…

『ボク垣根君。今エレベーターの中にいるの』

一方通行「……」

ミサチャ…

『ボク垣根君。今廊下にいるの』

一方通行「おい…」

ミサ…

『ボク垣根君。今ドアの前にいるの』

一方通行「…、」

一方通行「……こなくなったじゃねェか。あーくっだらねェ」

一方通行「トイレ行くか」

‐‐‐ジャー

一方通行「ふう…あ、メール来てる」

『ボ     ク 垣  根君   。 今   貴 方  の               』

一方通行「……!」


番外個体「これは反応見られないけど、どうだったかな?きひっ」
86 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/25(土) 22:42:41.69 ID:e1nIFQDO
‐‐‐

一方通行「あー、クソッ!最近どォなってやがンだよ!」


番外個体「困ってる困ってる…ぷくくっ!」


 これらのことは全部ミサカがやってるって事は勿論秘密。


番外個体「次はどんな事しよっかな…どんな顔見せてくれるかな?くひひっ」


でもこれらのことをやってるのはミサカの歪んだ愛情表現って事は絶対、秘密。



おしまいなんだよ!
87 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/25(土) 22:44:19.84 ID:e1nIFQDO
テンパりすぎて途中酉忘れたり1/4とか忘れたり、もうね!
なんかごめん
滝行行ってくるよ!
88 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/25(土) 22:47:22.55 ID:wcELsVgo
乙乙!
ミサワさんマジいたずらっ子ww
89 : ◆lsUMWqdC0k :2010/09/25(土) 22:49:34.77 ID:oyWYiLMo
ワロタwwwwww

んじゃ二番手として投下しちゃいますよー
90 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/25(土) 22:50:12.95 ID:M7q6ZQwo
おっつ!

一方さんが不憫だwwww
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 22:51:15.73 ID:gWXeTCo0
参加はしないけど楽しみにしてる
92 : ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/09/25(土) 22:51:54.87 ID:K9jDJCE0
おっつー!
ミサワお茶目やんwwww 垣根はボクっ子かよwwwwww
93 :1/3 ◆lsUMWqdC0k :2010/09/25(土) 22:53:04.99 ID:oyWYiLMo
青髪「つっちー君それはありえへんわー」ケラケラ

上条「流石の俺でも引くって……」

土御門「なっ……! くそ、シスコン馬鹿にするといつか痛い目に遭うぜよ!」

上条「おいおい……」ハァ

青髪「あはははは!」





彼の名は通称青髪ピアス。学園都市で能力開発を受けている学生の一人である。

彼はLv.0の無能力者、その中でも特に成績不振という事もあり、所謂『落ちこぼれ』扱いを受けている。


そんな彼にも秘密があった。
94 :2/3 ◆lsUMWqdC0k :2010/09/25(土) 22:56:17.29 ID:oyWYiLMo
青髪「ほな、お二人さん!」

上条「おう!じゃーなー」

土御門「またにゃーっ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・


青髪「ふぅー……、さて」

青髪「今日は親近相姦モノで…」ガチャ

青髪「いや、獣姦もええな」


……電撃文庫やガンガンコミックスの1頁の半分が埋まる程己の好みを羅列していた青髪だが、その中に「姉」「妹」「母」「娘」この4つは綴られていない。


青髪「本当はマイナー系以外のジャンルにゃ興味ないんやけどねー」ヘラヘラ


…そう、彼の表の姿はオールマイティな性癖を持つ健全な男子高校生、裏の姿は親近相姦死姦獣姦その他諸々、表の性癖とは全く逆のジャンルを好む変態男子高校生だったのである。
95 :3/3 ◆lsUMWqdC0k :2010/09/25(土) 23:01:06.23 ID:oyWYiLMo
テーンテーンテーン テンテーン

青髪「ゴメンなー、土御門君……今やから言えるけど妹最高やでぇ!義妹には興味あらへんけど!」

青髪「……この流れならゾンビっ娘の妹もなかなか…」

カチッ

青髪「あ、そういや俺妹が10月からTVで入るんやったな……」

青髪「周りの皆は完全に地雷やろとかほざいとるけど、まあええんや」

青髪「ワイは期待しとるんやで……聞いた所によりゃ妹ちゃんがエロゲマニアーっちゅん話やからな」

青髪「その時点で素敵やん……!めっちゃ最高やん…」クネクネ

青髪「下手したらつららちゃんを超えざるを得ないかも知らんね」

青髪「……よしゃ決めた、原作ポチるついでに今日は妹モノで…」



……こうして、彼の熱い夜は今日も更けてゆくのであった。

<終>
96 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:03:12.23 ID:d2PdtBYo
変態だ―!
97 : ◆lsUMWqdC0k :2010/09/25(土) 23:03:14.35 ID:oyWYiLMo
という訳でおしまい!
かっこいい青ピSSは沢山あるけどこういう青ピは見たことなかったからうっかり書いてしまった、許せ青ピファンの方!
98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:03:25.37 ID:OQ9o2IDO
乙!
次行くぜ
99 : ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/09/25(土) 23:06:56.46 ID:K9jDJCE0
お疲れちゃん! 俺は年上が好きだぜwwwwwwwwwwww
100 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:07:41.17 ID:OQ9o2IDO

初春「佐天さん…私、今までずっと隠していたことがあるんですよ…!」

佐天「ど、どうしたの?初春…いきなり改まって…」


初春「実は私、巷では守護神と呼ばれているんです!」


佐天「……え?ゴールキーパー…?(ゴールキーパーってサッカーのだよね…)」


初春「はい…今まで隠していてすみませんでした、佐天さん。私達親友なのに…」
101 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:08:39.44 ID:OQ9o2IDO

佐天「えっと…それは良いけどさ、ゴ…ゴールキーパーってどこのチームの?」


初春「組織(チーム)ですか?えっと…そうですね、言うなれば177支部ですか」

佐天「ジャッジメント!?ジャッジメントってそんなこと(サッカー)してたの!?」

初春「うーん…そこまでしてるのは私だけかもですけどねー。一応そういうのも仕事ですし」

佐天「(仕事…?)そうなんだ…し、白井さんとかもチームに入ってるの?」

初春「白井さん?当然ですよ!佐天さんも177支部にはよく来るじゃないですかー」

佐天「じゃあさ…えっと白井さんはどこのポジションなの?」

初春「配役(ポジション)ですか?そうですね、簡単に言えば"特攻"ですかねー」
102 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:09:15.08 ID:OQ9o2IDO

佐天「特攻!?じゃあさ、初春は守備ってトコ?すごいじゃん初春!」

初春「守備…ではないような気もしますけど(むしろクラックの方が多いかもしれない)」

佐天「で!今度はいつ試合するの?御坂さんと見に行くよ!」

初春「え?お、応援ですか?(試合って何のことでしょう…)」

佐天「なんかおかしいかな?」

初春「い…いえ(佐天さんパソコンとか興味あったっけ?)」

佐天「場所はどこなの?」

初春「うーん…主にはネットカフェとか177支部ですかねぇ…」



佐天「え?」

初春「え?」



おわり
103 : ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:09:38.31 ID:JnlzZQAO
シリアスが来るかと思ったら、皆ギャグじゃないかwww
104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:11:29.78 ID:ecz3bQAO
みんな乙!
ならば俺はシリアスを投下するぜ。酉の付け方分からないから勘弁な
105 : ◆lsUMWqdC0k [sage]:2010/09/25(土) 23:12:39.50 ID:oyWYiLMo
乙wwww
106 :神裂→ステイル 1/2 [saga]:2010/09/25(土) 23:12:55.27 ID:ecz3bQAO


 「……ステイル?」

 日本、某所。
 イギリスから逃亡した魔術結社の生き残りが潜伏している場所が発覚したので殲滅の為に二人で向かった、その道中のこと。
一服したいという相方の提案に従って脚を休めていた神裂は、何も考えていなかったのに思わずというよう彼の名前を呼んだ。
ぼんやりとどこかに視線を投げかけていた年下の天才は普段よりも数秒遅れて反応し、やや不思議そうな瞳を此方に向ける。
当たり前だ、普段はどちらも無駄口を好む性質ではないのだから。


 「なんだい、神裂」

 「……えっと、あのですね」


 ――なんて言えば、いいのだろうか。

 彼の視線が向かう一点の方向に聳える都市と其処に居る少女への感情を考えれば、問い掛ける迂闊な言葉は口に出す前に存在を掻き消される。
彼の無言が痛ましく思えてなんとなく呼び掛けたとは言えず、自然としどろもどろになる神裂は話題の矛先を特に何も考えずに彼の指先で輝く煙草に向けた。


 「それ、銘柄変えましたか?」

 「よく気付いたね。いつものヤツを切らしたから、仕方なく空港で適当なものを買ったんだ」

 「それくらい分かりますよ」


 互いの付き合いの長さを滲ませた言葉にそれもそうだなと彼の浮かべた年齢不相応な微笑みは、神裂にはほんの少しだけ遠くに見える。

 自分よりも大きな背中に背中を預けて、預かって、そうやって二人で数多の魔術師達を殲滅してきた。
 熱風と灰燼と煙草と香水で構成された彼の体温や僅かな匂いは敵の屍の中で帰る場所への道標となる。


 「昔は、口煩く止めろって注意されたものだったね」

 「……正直、今も止めてほしいんですがステイルの意地に根負けしただけです」

 「そういえば最大主教にもこの間、注意されたよ。神裂に匂いが付くから、とかなんとか。そればっかりは申し訳ないね」


 他愛のない会話も、久しぶりだ。
 適度ながら心地好い距離を保って棚引く紫煙を眺めていた神裂は、何気なく零されたステイルの言葉に胸を跳ねさせた。
107 : ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:12:59.76 ID:JnlzZQAO
鳥は半角シャープに適当な半角英数を入れればおk。
108 : ◆V3aB9Uiquk :2010/09/25(土) 23:13:59.76 ID:e1nIFQDO
>>97
乙!
ところで獣姦ってマイナーなの!?

>>102
乙!
初春wwwwww
109 :神裂→ステイル 2/2 [saga]:2010/09/25(土) 23:14:33.94 ID:ecz3bQAO


 「い、いいえ、別に構いません」

 「そうかい? 神裂、煙草を吸う時は距離を取るくらいの対策でよければ――」

 「大丈夫です。離れた時に、その、不意な敵襲でも受けたら困ります。それに」


 貴方の匂いなら大丈夫なんです、と。一言を飲み込んで。
 神裂? と、問い掛けてきた彼の言葉をごまかした。


 たとえば、戦闘の後。傷を負った私を何気なく背負ってくれたり。
 そうしながら、あ、また背が伸びたんだと今更実感なんかしたり。
 尖ってる肩甲骨に額を当てて、男のカラダの硬さにはっと息を呑まされたり。
 そういうのが――万年雪みたく積もって少しも日常の温度に解けなくて、歯痒いくらい私は身動きがとれなくなってしまう。


 背中合わせの価値を得ながら、それを手放さずに貴方の隣で微笑む価値も欲しいと願う私は、酷く強欲に思えた。
成長が遠ざけるような錯覚に怖くなり、彼の愛煙する煙草を真似てみたりしたから匂いは別のルートで想いと共に染み付く。


 「――神裂」

 「えぇ、囲まれましたね。離れなくて良かった」

 「全くだな」


 互いに背を合わせながら無造作に戦闘体勢に入った彼からは、いつもと違う煙草の匂いがする。
 願わくば、私からする彼と同じ香りには気付かないようにと祈りながら。


 ――背中と隣を天秤に掛ける私は、今はまだこの場所を守るために刀を抜いた。


  [ 神裂火織の秘密 * 少しの喫煙 ]




ミサワさんの可愛さや、青ピの変態加減や、ういさての二人のボケっぷりには負けるけど楽しんでくれたら幸い
おわりー
110 : ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/09/25(土) 23:15:51.02 ID:K9jDJCE0
えっ? えっ? 
守護神やばいです

神裂さんかわいいね、次俺投下していい?
111 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/25(土) 23:16:54.43 ID:e1nIFQDO
ぎゃあ!
リロード忘れすまん!

乙!
神ステは大好物だァァ!!!
112 : ◆lsUMWqdC0k :2010/09/25(土) 23:17:21.50 ID:oyWYiLMo
凄い破壊力や……乙!

>>110
どうぞー
113 : ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:18:35.22 ID:JnlzZQAO
>>108
十分マイナーだwww

>>109
シリアス来た!これで勝つる!
やべえ、皆面白いwww
114 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/25(土) 23:21:05.55 ID:wcELsVgo
ごめんね、母さん空気読まず20レス近くの奴書いちゃったの
見直しててレスする余裕ないの、ごめんね?

>>97
青ピさんならむしろこの方が自然かもしれんとかおもたwwww

>>100
ういさてはやっぱええもんやで……

>>109
いいなぁこの二人いいなぁ
片想いせつなす;
115 :垣根のビデオレター 1/4 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/09/25(土) 23:21:15.63 ID:K9jDJCE0



 …………

 よう心理定規。良いか、良く聞いてくれ。


 この包みの中には、俺のこれまで集めた大事なデータやら、学園都市の機密が入ってる。

 後、俺がアレイスターに直接交渉しようとしてる内容を、考え付く限り喋った。


 もし俺が帰らなけりゃ……、この内容をスクールのメンバーに伝えてくれ。
 
 それでもしも、奴等がそれに同調してくれんなら、俺も多少は救われる。


 俺が直接、アレイスターに殴りこもうとも思ったんだが……。なんつうか、そうすると逃げてるみたいにも思えてな。

 ここで戦うのをやめると、自分が自分でなくなっちまうみたいな……


 第一位が憎いだの、土星のわっかの仇を討ちてえだのそんなもんじゃねえんだ。

 上手くは言えねえが……奴と、一方通行と戦ってみたくなったんだ。
116 : ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:22:20.98 ID:JnlzZQAO
とりあえず、次は>>110氏かな?
117 :垣根のビデオレター 1/4 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/09/25(土) 23:23:35.80 ID:K9jDJCE0


 俺が能力者だからなのか、理由は自分にもよくわかんねえよ。


 ……なあ心理定規、俺は多分勝てねえんだろうな。その事でアレイスターやら一方通行を恨んでくれるなよ。

 っつっても、俺とお前の間柄もそんなに仲良しこよしでもなかったんだがなぁ……。案外お前の事だ、身の程知らずがと笑ってるのかもしれねえな。


 だが、アイツ……一方通行だって俺と同じで、何かに追われながら自分だけのものを探して生きてるだけだと思うんだ。

 だから、俺にはもう悔いはねぇ。その事だけ、言っておきたかったんだ。


 …………いや、悪いが嘘だ。どうしても言っちまいたい事があるから、どうせこんな場だから言っちまおう。

 これは今まで誰にも言ってこなかった俺の秘密って奴だ。

 ……これまで、そんなチマチマ物を隠すような奴は碌な奴じゃねえ、って散々言って来た俺が滑稽に見えるか?

 だが言わせてもらうぜ。どうせ最後かもしれねえんだ、悔いは残したくねえからな。
118 :垣根のビデオレター 3/4 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/09/25(土) 23:25:34.87 ID:K9jDJCE0


 実は――――――俺の未元物質にだって、できねぇ事くらいある。

 常識が通用しねえとかスマンありゃ嘘だった。大言壮語も良い所だ、便利ではあるんだがよ。


 後、お前のアジトに置いてあったドレスを焦がしたのは土星のわっかじゃなくて実は俺なんだ。

 回折光線で遊んでたら……、ついうっかり、な。

 土星のわっかには悪いことしちまった。病院で寝てる奴に渡す用のトッテオキのネタも用意してあっから同封してるそいつを詫びに……あ、お前が開けんじゃねぇぞ。


 それと最後に……これが一番重要なんだが。

 その――――――俺、実は翼無くても能力だせんだよ。


 その、だな。俺にも『そういう』時期ってのがあったんだが……その時に、ありがちなんだが、…………天使とか悪魔とかカッコイイと思っててなぁ

 得意になってひけらかして吹いて回ったのは良いんだが……、研究員全体に広がってから後には引けなくなっちまって……。
119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:25:47.66 ID:MDuAZN6o
どれもこれも面白いな!!
120 :垣根のビデオレター 4/4 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/09/25(土) 23:27:40.15 ID:K9jDJCE0


 出す場所もサイズも形も自由自在なんだぜ。こういうとこばっか常識が通用しなくても良いのによぉ。

 だから、まぁ一方通行と戦う時位は翼無しでやってみんのも良いかと思ってる。最後くらい、卒業してぇじゃねえか中二病ってやつを、な。



 ……そういや、大昔に銭湯で股間に羽生やして「ゾウさん!」とかやってたのも。――――悶えたくなる過去のひとつだな。

 ああ、あの時一緒に遊んだ「ベクトル操作二重の極みィ!」とか言ってたアイツ、元気にしてんのかな……。



 ま、言いたい事言ってスッキリしたぜ。んなアホな話誰に出来るかって事だ、まあお前にはしたけどさ。


 ……この位にしとくかよ。ま、そういう話だ。どういう話だったか思い出せねぇなら、このビデオをもっかい最初から見りゃ良い。

 これは、俺の最後の頼みだ。ま、もし俺が一方通行を叩きのめして第一位に収まったあかつきには必ずスクールの、この場所に帰ってきてやるよ。

 お前に会いにくる、約束だな。……そろそろこれでお別れだ。

 じゃあな、心理定規! 死なねぇ程度に愉快に気張って生きろよ! アレイスターのクソ野郎によろしくな!  』

121 : ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:28:16.09 ID:JnlzZQAO
未元定規とかマジ俺得www
じゃあ、次は俺が行きます。タイトルは【削板「俺には誰にも言えない秘密がある(キリッ」】
122 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/25(土) 23:28:26.77 ID:MDuAZN6o
乙!垣根君、翼なくても能力使えたのかwwww
123 :1/7 ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:30:20.92 ID:JnlzZQAO
削板「ある事件の時に指摘されたのだが、どうやら俺は馬鹿らしいのだ。」(偽典超電磁砲参照)

削板「そんな俺だが、普段は気にしてもいないが一応は学園都市の超能力者の序列第七位だ。」

削板「皆が目指す超能力者(の一人)が、実は馬鹿なのだと知られたら……

二万つ子(……こんなお馬鹿さんを守るためにミ○カ達は命を賭けさせられたのですか、とミサ○は愕然とします……)

無能力少女(超能力者って御○さんみたいな凄い人達だと思ってたけど、案外そうでもなかったんですねぇ……)

サイボーグ娘(……こんな馬鹿な人達に【私達】は憧れていたの……?)

……と、皆に思われてしまうに違いない(キリッ」

削板「別に俺は馬鹿だと思われても構わない。それを踏まえて、そんな噂を吹き飛ばせる位に根性を鍛え直してみせるさ。」

削板「……だが、日々超能力者になれる事を夢見て勉強している子や、根性溢れる俺に憧れて努力した子の夢はどうなる!?(キリッ」

削板「秘密主義者の根性無しは嫌いだが、それ以上に子供の夢を壊すような真の根性無しになるような事だけはご免だ。」
124 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/25(土) 23:31:57.51 ID:e1nIFQDO
乙!
ていとくん無邪気wwwwww
125 :2/7 ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:32:01.86 ID:JnlzZQAO
〜とある道路の休憩場所(ベンチスペース)〜


削板「……という訳で、俺が馬鹿だという事は秘密にして欲しい(キリッ」

原谷「……随分長い説明だったね。」

削板「そりゃあ、唐突に俺が馬鹿なのを秘密にしてくれと言っても、訳が解らないだろ?(キリッ」

原谷(そもそも前提がおかしいとか、折角の「平穏な」休日を返せとか色々言いたい事はあるけど、もういいや……)

原谷「……要するに、あんたの事を馬鹿だと言わなければ良いんでしょ?」

削板「「馬鹿! 声がデカい!」」

削板「もしも俺に憧れる子供やその親御さん、はたまたその子のペットのオウムとかが此処を通ったらどうする!」

原谷「……ハイハイ、ワカリマシタヨ」(絶対にあんたの声の方が大きいよ……)


??「……ふっ。なんだか面白い話をしてるじゃねぇか。」


原谷「あ、」
削板「お前は……!?」


削板「……誰だっけ?」


??「ぅおおおおおおおおぅい!! テメェの強敵(ライバル)の名前を忘れるんじゃねぇぇッ!!」
126 :3/7 ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:33:47.46 ID:JnlzZQAO
??「いいか? 俺の名は、内臓潰しの横須(ry」

削板「ああ、思い出した。モツ鍋か。」

モツ鍋「だからモツ鍋じゃねぇ!! ……って、名前がモツ鍋になってやがる!?」

原谷(もう、帰って良いよね……?)

モツ鍋「クソッ……兎も角もう一度言うが、俺は対能力者戦闘のエキスパートの横s(ry」

削板「すごいパーンチ」

原谷(またこのパターンだよ……)


横須賀「……ふっ、甘過ぎるぜ削板ああッ!!」バシーン


原谷「ええっ!? アレを喰らって、立ってる!?」

削板「……ほう、俺のすごいパンチを「耐える」でも「避ける」でもなく「防御する」とは、モツ鍋も相当根性を入れ直したみたいだな。」

横須賀「ふっ。伊達にテメェに60回もリベンジしてねぇって事さ。」

原谷(なにこの一昔前の少年漫画的なノリ……)

削板「モツ鍋、いや横須賀! お前のその根性は気に入った! それに免じて「一発だけ」お前の攻撃を無条件で受けよう!」

横須賀「な、なに!? 本当か!? 嬉しいぜ削板ぁぁッ!!」

原谷(……どうでも良いけど、今の僕って空気だよね……)

■■(……その程度で「空気」? 笑わせないで。)

原谷「」ゾクッ
127 :4/7 ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:35:06.97 ID:JnlzZQAO
横須賀「それじゃあ、イくぜ削板ぁぁッ!!」

削板「おう! 遠慮なく来い!」

原谷(ってか考えてる間に逃げれば良かったああああああ!?)


モツ鍋「じゃあ問題だ! そうだな……712x125を答えろ!!」


削板「」
原谷「」

モツ鍋「さっきの話を聞いてたが、テメェは馬鹿らしいからな。こういう「攻撃」はどうするよ?」ニヤニヤ

原谷「いや、(認めたくないけど)一応超能力者だし、この程度の問題なら直ぐに……」

削板「……」

原谷「……え?」

削板「…………」タラーリ

原谷「…………まさか……」

削板「………………」ダラダラ

モツ鍋「ふっ。伊達に「対能力者戦闘のエキスパート」を名乗っちゃいないさ(キリッ」

原谷(これは戦闘じゃ無いとか、エキスパートを名乗る割にセコ過ぎるとかツッコミたいけど、もう疲れた……)
128 :5/7 ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:36:28.13 ID:JnlzZQAO
モツ鍋「さあ、早くしないと時間切れだぞ! 10! 9!」

削板(お、落ち着け削板! 根性があれば何だって出来る!)ハチ! ナナ!

削板(712×125という事は、712が125個ある筈だ!)ロク! ゴ!

削板(つまり、712が100個より多い! 712に丸を二個足した71200より多い!(アセアセ) ヨン! サン!

削板(つ、つまり、71200に712が2個あって、あれ? 5個あったような……と、とりあえずまずは71200があって、71200があって、71200が……(テンパリ) ニ! イチ!

モツ鍋「ゼ……」

削板「な、71200!!」

原谷(面白い位動揺してたね……)

モツ鍋「ふっ、712×125の答えが71200の筈がねぇだろう!?」

削板「お、俺の根性が……」orz

原谷(この人達は、何でこんな事に一喜一憂してるんだろう……)

削板「……因みに、答えは幾つなんだ?」

モツ鍋「……答えは……」

原谷「…………まさか、」

モツ鍋「………………」ダラダラ

原谷「なにこのデジャヴ。」

削板「なんだ! モツ鍋も分からなかったのか!」

モツ鍋「し、仕方ねぇだろ。咄嗟に考えたんだぞ!?」
129 :6/7 ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:37:29.12 ID:JnlzZQAO
原谷「……一応、答えは89000だよ。」


モツ鍋「」
削板「」

原谷「いや、そこで絶句する意味が分からない。」

モツ鍋「だってよぉ、問題だした俺さえ分からなかった問題をよく解けたな!」
削板「すげぇな、お前! 良い根性見せやがる!」

原谷「い、いや、あの……」

削板「よし! その根性に免じて特別に弟子になってやろう!」
モツ鍋「あ、テメェ! 一人だけ抜け駆けなんてズルい」
削板「超すごいパーンチ」
モツ鍋「ちょ、テメェ! 不意打ちとかそれ根性無しのやる事とか言ってなかったkブルゥアアアアアァ……」

原谷「…………もしも〜し……」

削板「師匠! 早速明日から稽古の程を宜しく頼む! いや、宜しくお願いします!」

原谷「………………」

削板「俺は数学が得意じゃないから、それを教えてくれると助かる!(キリッ」

原谷(……どうしてこうなった……)
130 :7/7 ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:39:17.27 ID:JnlzZQAO
……その後、外国人傭兵かぶれの男と昭和の不良かぶれの男が、気弱そうな少年に教えを乞うという珍現象が生まれたとか生まれなかったとか。

原谷(こんな事、人に知られたらどうなるか……)

削板「おう! 師匠! 今日も指南の程宜しくお願いします!」
モツ鍋「先生! 俺にも宜しくお願いします!」


原谷「…………不幸だ……」




禁書初SSという事で、出来の方は勘弁orz
131 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/25(土) 23:40:34.93 ID:wcELsVgo
乙!
すげーありそうな展開過ぎてワロタwwwwww
この三人組はやはりいいなぁ
132 : ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:40:48.70 ID:JnlzZQAO
あと、削板がメインと見せかけて実は原谷が本命というwww
133 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:41:14.09 ID:YckCAUSO
>>109神ステ、最高でした
このカプは流行るべき
134 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/25(土) 23:42:24.14 ID:M7q6ZQwo
乙! 超すごいパーンチ食らってるモツ鍋の復帰速度がヤベェwwwwww

んじゃ俺次行っていいでしょうか?
135 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:43:29.30 ID:K9jDJCE0
数学やべーwwwwwwwwっつーか算数wwwwwwwwwwww
乙wwwwwwww
136 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/25(土) 23:43:30.96 ID:wcELsVgo
>>134
ごーごー!

あと書き忘れてたけど垣根くん一瞬シリアスと見せかけてどうでもいい告白ワロタwwwwww
137 :1/6 魔神になりそこねた理由 ◆TZWGvO.l4k :2010/09/25(土) 23:44:15.57 ID:M7q6ZQwo
それでは空気読まずにシリアスで




『ホントに、ホントにアンタは後悔してないのか?』

 そう問われて、一瞬逡巡。
 後悔しているのかと聞かれれば、間違いなく後悔している。
 あそこであーやってたら、いっそこーやってたら。
 そんな、もしの話なら、頭の中で擦り切れるほどくり返した。というか今でも絶賛上映中。

 でも、"別の"、後悔以外の気持ちも自分の中でぐるぐると回ってるのだ。
 その気持ちは、自分の中で、生きてきた中でたぶん一番かっこわるい気持ち。

 だから、ちょっとだけかっこつけて。

『今でもずっと後悔しているし、同じ場面に遭遇したら、次も同じ事が出来るなんて保証はない。だけど、あの時は、本当にこれが一番正しい事だと思ったんだ』

 と、半分だけ、嘘を吐いた。
138 :2/6 魔神になりそこねた理由 ◆TZWGvO.l4k :2010/09/25(土) 23:45:47.82 ID:M7q6ZQwo
 ――――――
 ――――
 ――

「うへぇ、さすがに、暑いなぁ」

 右手におみやげをガサガサ提げて、オッレルスはイスラエルのエルサレムにいた。

 十字教の聖地であるイスラエル。
 しかし、もちろんオッレルスは十字教徒ではない。
 では、なぜか。

「聖地巡りの人かい?」

 バスステーションでファラフェルをピタパンに挟んだファラフェルサンドという、まぁ名前まんまな食べ物を買いながら、

「んーまぁそんなところです」

 魔神になりそこねた男、オッレルスがここにきたのは、つまるところ――聖地巡り。

 十字教、しいてはその魔術に関して最高峰といえるこの場で、なにか、"魔神"に繋がるがあるのではないか。
 イエスが処刑された地。魔術的にも大きな、大きすぎる意味を持つエルサルム。
 数多の魔術師、宗教家が研究し、研究し尽くされたかに思える場所でも、一度は魔神に迫った自分であれば新たに何かを発見しうるのではないか。

 そんな考えを持って、オッレルスはエルサルムやってきた――の"ではない"。

「あ、ファラファルサンドおいしい」

 オッレルスが来たのは、あくまで"聖地巡り"。
 キリスト教徒でも、ユダヤ教徒でもイスラム教徒でもない日本人が、観光でやってくるようなもの、というか、つまり観光だ。

 上記の長々とした理由はオッレルスが家を出る際にシルビアに対して言った言い訳で、嘘。

 彼は、魔神になれなかったのではなく。ならなかったのだから。
139 :2/6 魔神になりそこねた理由 ◆TZWGvO.l4k :2010/09/25(土) 23:48:01.15 ID:M7q6ZQwo
 ――
 ――――
 ――――――

 オッレルスの評価は人によって様々で、"優しい"とか"勇気がある"とか、中には"馬鹿"なんてのもあるが、だいたいが好意的な評価だ。

 なぜなら、オッレルスは、目の前に殺されそうになっている者があれば当然のように助けるし、傷つく少女がいればそれも助ける。

 そうして彼に助けられた人々は、彼を"英雄"として評する。
 だから、彼の評価は、まぁとうぜんのことなのだ。

 しかし、オッレルスの本質は"英雄"などではない。
 むしろその正反対。
 "臆病者"、なのである。

 "臆病者"のオッレルスは、だれかが傷つくのも、自分が傷つくのも、全部まとめて怖かった。
 でも、オッレルスには幸い才能があって、力を手にすることが出来た。
 その力は圧倒的で、自分が傷つくことがなくなった。
 そうなればオッレルスが誰かを助けるようになるのは必然で、オッレルス自身も誰かを助けるためならばと、圧倒的を絶対的に、確実を確定に変えようと努力した。

 誰かが傷つくことのないように、この世から"怖い"ものが消え去るように、そうやって努力を重ねると、

 ――進む先に、"魔神"が見えたのだった。 

 魔を統べる神、ではなく魔術を極めすぎて神の領域に片足をつっこんだ人。それが"魔神"。
 努力する中でいつのまにか隣にいた女性は、それを素直に、というかオッレルスよりも喜んでくれた。
『さっさと魔神になれば良いのに』と、はしゃぐその人に、タイミングがあわないと不可能なことを説明しながらも、オッレルスは内心ウキウキしていた。

 遠足前の小学生のような、
 クリスマスにサンタを待つ子供のような、
 ともすれば、告白の返事を待つ女子高生のような、
 そんな人生で一番の高翌揚とドキドキウキウキを感じながら着々とオッレルスが魔神になる準備は進んだ。

 そうして、魔神になるためのすべてがそろった、数万年に一度の日取りだろうという日まで、一週間と迫った日。
 なんとはなしに見た、一つの本に書かれた一文、


『重すぎる星は、自分の持つ強大な重力に耐えきれず、その身を崩壊させて最期を迎える』


 それを見た瞬間、オッレルスの中で知らぬ内に押さえ込んでいた"恐怖"が爆発した。
140 :4/6[miss] 魔神になりそこねた理由 ◆TZWGvO.l4k :2010/09/25(土) 23:49:33.62 ID:M7q6ZQwo


 魔神、魔の神、まじん。
 サタン、バール、モレク、アバドン、ベルゼブブ……etc。

 改めて見ると、なんて恐ろしい言葉なのだろうか。
 "魔"とは人の心を迷わし害をおよぼす悪神。では、魔神は? それ以上って?
 そうでないのはわかってる。"魔"とは魔術のことで、魔神とはそれを極めたもの。
 ああ、でもイギリス清教では魔術は汚れだったっけ? じゃあ魔神は汚れすぎた人? 汚れすぎて人じゃなくなった人?
 ああ、うん違うそうじゃない。そうじゃないとわかっているのに、やっぱりとっても怖い。
 だって、いや、うん。でもしょうがないじゃないか、だって魔神だもの。
 魔神なんだもの。


 "臆病"が、止まらなかった。なんとか、シルビアに知られることはなかったが、一週間、オッレルスは体のふるえが止まらなかった。
141 :5/6 魔神になりそこねた理由 ◆TZWGvO.l4k :2010/09/25(土) 23:52:58.72 ID:M7q6ZQwo
 そして、当日。
 "魔神になる"のが怖いなんて、かっこの悪いことを話して侮蔑されるのが怖くて、シルビアに話すこともなく、当日を向かえた。

 時刻は深夜の二時。街頭なんてない自然で囲われたその場所は、なんだかオッレルスの不安を表してるよう。

「ほら、時間的にも余裕なんかないんだ。早く場所まで行くぞ!」

「……あぁ」

 近づく時に、増えゆく恐怖。
 シルビアに対する応対も、どこか遅れがちになった。

「? どうした、どこか悪いのか?」

 心が痛いです。

「っ、あ、いや別にそんなことはないさ。ただ、魔神になるのかと思うと、いろいろ思うところがあってね」

「ふーん……まぁそんなもんなのか」

「そんなもんなのさ」

 キリキリと胃が痛む。先導するシルビアが前を向くのを確認して、胃を押さえ少し前のめりになった。

 あ、涙がこぼれそう。

 一週間前のウキウキ感は欠片も残ってなくて、そこにいるのはただただ臆病に犯された、なさけない気持ちだけ。
 怖くて怖くてたまらなくなって、オッレルスがさらに下を向いたとき、暗がりに、――黒い子猫が横たわっているのが見えた。

 前のめりになって、下を向くことがなければ決して見つけることができなかったであろう闇に紛れるその黒猫。
 よくみると、怪我をして、衰弱している。

 それを見つけて、オッレルスは、一週間ぶりの"微笑み"を見せた。

『ああ、なんて幸運なのか』と。

 あとのことは、詳しく覚えていない。黒猫を胸に抱え、シルビアが止めるのも聞かずに駆けだした。
 その黒猫を病院に預けた後。焦るシルビアにもう一度引っ張られ、儀式を行った。
 途方もなく繊細なその儀式が、成功するはずはない。
 中途半端に終わった儀式は、オッレルスを"魔神"にはしなかった。
142 :6/6 魔神になりそこねた理由 ◆TZWGvO.l4k :2010/09/25(土) 23:54:53.15 ID:M7q6ZQwo
 ――――――
 ――――
 ――

 中途半端に終わった儀式は、オッレルス自身を中途半端なものにしてしまっていた。

 操る力は本来魔神が操るべき力の十分の一にも満たないだろうし、
 多くの普通の魔術は使えない。
 その上、体の機能や運気は大きく乱され、
 有り体に言えば、不運に、やっかいごとに巻き込まれやすくなったのだ。

 ちょうど、

「……い、いや!! 止めてください」

 こんな、路地を歩けば女性の悲鳴が聞こえてくるように。

「っよし、行くか」

 紙屑をおみやげ袋の中に仕舞い込み、"説明できない"力の働きでひとっとび。

 魔神になれなかったことは今になって思い返すと、たぶん失敗だし後悔もしている。
 でも、魔神に"ならなかった"ことに対しては、今でも"安心"している。

 だって、オッレルスは臆病者だから。魔神なんて強烈なものになった先で自分がどうなってたかなんてわからないから。
 かっこわるいとは思いつつも、あのときはアレが正しいと思った。

 でも、自分は次もたぶん同じ事をするんだろう。

 中途半端になったおかげで、こんなに素敵な、誰かを助けられる不運を手に入れたのだから。
143 :Epilogue/6 魔神になりそこねた理由 ◆TZWGvO.l4k :2010/09/25(土) 23:56:20.04 ID:M7q6ZQwo
オッレルスさん≒かみじょーさんということで終了です。

絶対魔神とか怖いですよねー。俺だったら絶対ならん
144 : ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/25(土) 23:56:48.61 ID:JnlzZQAO
乙!
このオッレルスさんはマジで原作に有りそうな位自然な設定だな…

しかし、ギャグ削板の後にシリアスオッレルスとかマジ超俺得過ぎるwww
145 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 00:00:17.38 ID:Z04/C/A0
雰囲気が凄い出てて良いな
乙でした
146 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/26(日) 00:00:36.45 ID:a2ubBYDO
>>130
乙!
なにこれ和むwwwwwwww

>>137
乙!
シリアスktkr!
しかし魔神と聞くとどうしても魔人ブウが頭を掠めてしまう…
147 : ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/26(日) 00:10:41.22 ID:Eo03E6AO
あとは打ち止め担当と芳川担当の人だけかな?
148 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:12:23.67 ID:uxJKZ3wo
おつ!
オッレルスはまだ原作でも明らかになってない所だらけだから面白いねぇ……

で、今の今まで自分の文章の推敲してました
丁度終わったし、折角だから投稿するよー!

20レスとか馬鹿長いですごめんちゃいorz
149 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/26(日) 00:14:06.59 ID:oKSz18Yo
芳川さんか!
楽しみにしてます長編どんとこい!
150 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (1/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:15:21.98 ID:uxJKZ3wo

「じゃあ、行って来るじゃん!」

「いってらっしゃーい! ってミサカはミサカは笑顔で送り出してみるっ!」

 高校教師である黄泉川愛穂が出勤する。
 刹那、マンションの一室に静寂が舞い降りた。
 その静寂はしかし、直後に少女の走り回る足音で吹き散らされる事となる。

「ミサカはミサカはダーイブ! ってアナタにのしかかってみる!」

「ぐほォ!? げへごほげほっ! なァにしやがるクソガキィ!」

「ねぼすけのあなたが悪いんだよーってミサカはミサカは一撃翌離脱ー!」

 黄泉川家は主が不在でも賑やかだ。特に、この白い少年がこの家に帰ってきた、あの日から。

「待てクソガキィ! 今日という今日はタダじゃおかねェぞォ!」

「待たないよー! ってミサカはミサカは……うぷ!」

「あら、ごめんなさい」

 走り回る少女、打ち止めが鼻の頭を抑えて見上げると、この家の別の意味での主(ニート)、芳川が穏やかな微笑を浮かべていた。

151 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (2/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:16:00.63 ID:uxJKZ3wo

「あ、ヨシカワおはようっ! ってミサカはミサカは元気にご挨拶!」

「うふふ、おはよう。それよりいいの? 一方通行が追い付いちゃってるけど」

「え? あ、うわぁっ!」

 首根っこを掴まれ飼い猫のように持ち上げられる打ち止め。その飼い主は勿論、安眠を妨害された一方通行だった。

「芳川ァ、ご協力に感謝するぜェ」

「そんなつもりは無かったんだけどね。ごめんね打ち止め、私のせいで」

「よ、ヨシカワは悪くないよ! ってミサカはミサカは強がりながらも恐怖に打ち震えてみたり……」

「ハッ、強がっていられるのもこれまでだぜェ……。さァ、楽しい楽しいお仕置きの時間ですよォ」

「うわーん! ミサカはただ寝ぼすけなあなたを親切心で起こそうとしただけなのにー!」

 そのまま奥の部屋まで運ばれて行く少女を見送りつつ、芳川は欠伸を一つ。まだ頭は半分以上眠ったままのようである。

「コーヒーでも入れるかしらね」

 少々おぼつかない足取りでキッチンへ向かう芳川。

「折角だからあの二人の分も淹れてあげようかしら」

 と、独り言のついでに、欠伸をもう一つ。

152 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (3/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:16:41.27 ID:uxJKZ3wo

「黄泉川はもう出たンだなァ」

 三人分のコーヒーを淹れ終わったのとほぼ同時に、一方通行がリビングへやってきた。
 或いは匂いに釣られたのかもしれない。

「うー、毎度の事ながらミサカの扱いが酷いと思うの……ってミサカはミサカはぶーたれてみたり」

 両手で頭を抑えつつ、一方通行のすぐ後に続いて打ち止めもやってくる。
 ブツブツと不満をこぼしながらも少年のすぐそばにくっ付いてくるのが微笑ましい。

 淹れたてのコーヒーをテーブルに置くと、三人でテーブルを囲んでのモーニングコーヒータイムの始まりだ。
 こくこくとミルクたっぷりのカフェオレを飲む打ち止めもこういう時だけはとても静かだ。もう一人は言わずもがな。
 かくして、三人で囲んで居るにも関わらず、静かで優しい時間がリビングに流れる。
 退屈だが、穏やかで心地良いこの時間を、今は何より愛しく思う。

153 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (4/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:17:22.21 ID:uxJKZ3wo

「今日は二人でショッピングだっけ?」

「あァ。お前はまた一日中ヒキコモリか?」

「ええ。この場所が好きだもの」

「働く気は無いのかよ……」

「間に合ってるわ、ここが私の職場よ」

「自宅警備員ってかァ……恥ずかしくねェのかよ」

「あら、皆の帰る場所を護っているのよ。素敵な仕事じゃない」

「そォかよ。それで満足なら何も言わねェ」

「ふふ、とってもやりがいのある仕事よ。毎日楽しいわ」

 他愛の無いやり取りの後、コーヒーを飲み終わった二人は出掛ける準備をし、家を出て行った。
 満面の笑顔でそれを送り出し、汚れた食器類を片付けると、再び室内に沈黙が降りた。
 くるりとリビングを見渡し、一つ頷く。

「うん、今日も平穏で何よりね」

 リビングを出て自室に戻ると、端末の電源を入れ、その前に座る。
 今日も退屈で緩やかな私の一日が始まる。

154 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (5/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:18:23.78 ID:uxJKZ3wo

>* kikyou_ join this room(kikyou@***.everyday-2-10*****)

>(Soup_Curry) おはよう、kikyou

<(kikyou_) おはよう。相変わらず早いのね

>(Soup_Curry) あまり寝れない性質でね いつも2〜3時間で目が覚めてしまう

<(kikyou_) 羨ましい限りだわ

>(Soup_Curry) kikyouも寝なきゃいいじゃないか

<(kikyou_) 嫌よ。寝るの好きだもの

>(Soup_Curry) 相変わらずだね、君は

<(kikyou_) 貴方に言われたくないわ

>* nurselove0 join this room(nurselove@07*na-su.moe*****.jp)

>(nurselove0) おはよう、二人とも?

>(Soup_Curry) おはよう、nurselove

<(kikyou_) あら、おはよう。今日は珍しいわね

>(nurselove0) うん? 何がだい?

<(kikyou_) 貴方、午前中は忙しいからって来ない事が多いじゃない。今日は平気なの?

>(nurselove0) ああうん、手伝いの子達が頑張ってくれてるからだね

>(nurselove0) 最近は割りと時間に余裕ができるようになったよ?

>(Soup_Curry) それは良い事だ 貴方の負担が減ればそれだけ助かる人も増える

>(nurselove0) それはちょっと買いかぶりすぎだね?

<(kikyou_) ふふ。そうかしら?

>(nurselove0) やれやれ、どうにも分が悪いようだ

>(Soup_Curry) はは、そのようだな

155 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (6/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:19:01.20 ID:uxJKZ3wo

<(kikyou_) あの子達の調整は順調?

>(nurselove0) おかげさまで順調だよ

>(nurselove0) この前解析して貰ったデータが早速役に立ってるね

<(kikyou_) そう、良かったわ。Soup_Curryさんの協力のおかげね

>(Soup_Curry) おいおい、私は何もしてないぞ? 手持ちの古い資料を渡しただけじゃないか

<(kikyou_) それを私が自力で入手する手間を考えればだいぶ助かったわよ?

>(Soup_Curry) ……ま、そういう事にしておくか

>(nurselove0) しかし彼女達の事が気になるなら、いっその事うちで直接調整に関わればいいと思うんだがね?

<(kikyou_) いいのよ。私はここに閉じ篭ってるのが一番好きなの

>(nurselove0) そうかね

>(nurselove0) まあ、君がそれがいいというのならいいのだろうね?

>(Soup_Curry) 本当に勿体無いな、天才とまで言われた君がこうして片隅で燻っているなんて

<(kikyou_) 天才、ねぇ……。私はそんな大した物じゃないと思うんだけど

>(nurselove0) 多くの才能ある者にとって、それは自分にとって当然の事らしいからね?

>(nurselove0) ま、Soup_Curry君だって小学教諭をさせとくには勿体無い程度には才能者だと思うがね?

>(Soup_Curry) それこそ買いかぶりだよ 私はそんな大それた物じゃあない

<(kikyou_) ふふ、どうかしらね?

>(Soup_Curry) kikyou_までそんな事を…… 私は研究者としては凡才だよ 君ら二人を見てると心底感じる

<(kikyou_) これ以上この話題を続けるのは不毛かしら、ね

>(nurselove0) それには同意させてもらうよ

>(Soup_Curry) ああ、まったくだよ

<(kikyou_) ふふ。それにしても、天才ねぇ……

>(nurselove0) ん? どうかしたかね?

<(kikyou_) いえ、なんでもないわ。ただ、昔の事を思い出しただけよ

156 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (7/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:19:59.37 ID:uxJKZ3wo

 学生時代、憧れの先生がいた。
 教師になりたいと思った最初のきっかけが、その存在だったのは間違いない。
 他にも後輩の面倒を見るのが好きだとか、子供が好きだとか、物を他人に教えるのが好きとか、それらしい理由が沢山積み重なって、はっきりと進路希望となった時、その人にその事を話した。
 その人は驚いて、こう言った。

――教師なんかで、いいのか?

――勿体無い、お前は頭いいのに。

 秀才だとか、天才だとか、私の事を一部でそう呼ぶ人が居る事は知っていた。
 別にそんなんじゃない、と自分では思っていた。
 でも、気が付けば私をそう呼ぶ人は少しずつ増えていた。
 その才能を教育の場に埋もれさせるのは勿体無い、もっとそれが活きる場所へ行くべきだ。
 はっきりとそう言われたのは数えるほども無かったが、皆無言の眼差し中にそんな声を潜ませ、私を見つめてきた。

 その視線が大きく私を囲みこんだ時、私はそれでもいいか、と思った。
 強く反発するほどの強さは私には無かったから。
 周りの大きな流れに流されるままの方が楽だったから。
 そう、私は私に、どこまでも甘かったから。


 その甘さを、後の人生でどれほど後悔する事になるか、その時の私は想像する努力もしなかったから。

157 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (8/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:20:47.34 ID:uxJKZ3wo

『量産型能力者(レディオノイズ)計画』

 幾つかの研究で成果を上げていく内に、その成果の一部がそんな物に転化されている事に気付いた時、私は初めて自分の愚かさに身震いを覚えた。
 自分では人道に逆らった実験や研究を避けてきたつもりだったが、そんな物はまやかしに過ぎなかった。
 自分が間接的にでもそれに関わっている事に気付いていながら、気付かないフリをしていただけだった。

 その計画の存在を知ってからは、わざと自分の研究を滞らせたり、実験で失敗を繰り返すようになったが、それも結局は無駄な抵抗だ。
 多くの欲望と陰謀を巻き込んだ計画が止まる筈も無い。
 自分の甘さを後悔した私は、一つの決断を下した。
 すなわち、自らの手を汚す決断を。

 能力者のクローンが、オリジナルから劣化した能力しか持たない事は既に分かっていた。
 それをどうにかしてオリジナルに近付ける研究と実験。


 それら全てを改竄し、”何をどう工夫してもオリジナルの足元にも及ばない”、という結果にした。


 その事で、量産型能力者計画は頓挫する事となる。
 計画は中止となり、これ以上クローンが作られる事は無くなった。
 と、その時はそう思ったのだが――

 その計画は『絶対能力進化(レベル6シフト)』実験という、より最悪の形で引継がれる事となった。
 その実験に、私も勧誘される事となった。
 ここの所失敗と成果なし続きで、評価を大幅に下げ、閑職に追いやられた私に、そんな重大な計画のオファーが来る意味。
 誰よりもそれを理解していた私に、拒否権がある筈もなかった。

158 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (9/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:21:58.91 ID:uxJKZ3wo

>(nurselove0) そういえば、第三次

>(nurselove0) いや、例のアレについてだけどね

<(kikyou_) ……ええ、人が折角埋めた物を、わざわざ掘り返した、躾のなってない野良犬の事ね

>(nurselove0) うん、それの事なんだがね

>(nurselove0) 君に言われたとおりの所を調べたら、案の定だった

<(kikyou_) あら。という事は

>(nurselove0) ああ、野良犬の足跡を見つけたよ?

>(nurselove0) で、その行き先については

>(Soup_Curry) 私の方で調べが付いている ちょっと鼻の効く優秀な警察犬がいてね

<(kikyou_) 警察犬?

>(Soup_Curry) ふふ、個人的な知り合いだ 生半可な腕じゃないから心配する事は何もないよ

>(Soup_Curry) 私としても余り関わりたくない相手なんだがな 事態が事態だけに仕方なかったんだよ

<(kikyou_) ……その子犬には、迷惑な事なんじゃないの?

>(Soup_Curry) 大丈夫だ その点も考慮した上で、その子が一番最適だったんだよ

<(kikyou_) そう。貴方がそこまで言うのなら信用するわ

>(nurselove0) そろそろ本題に行こうかね?

<(kikyou_) ええ、頼むわ

>(nurselove0) で、問題の掘り起こされたガラクタの行き先だが――

159 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (10/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:22:35.98 ID:uxJKZ3wo

---

<(kikyou_) 分かったわ。それじゃあ依頼の方はこちらから情報を操作して

>(nurselove0) そうだね。あの子達に回るように調整しないとね?

<(kikyou_) ふふ。折角のデートを邪魔しちゃって申し訳ないわ

>(Soup_Curry) ……先ほどの言葉を返すようで悪いんだが 本当に彼らに任せてしまって大丈夫だろうか?

<(kikyou_) あら。そっちの方面では一番優秀なのよ、あの子達

>(Soup_Curry) いや、そうではなくてだな

<(kikyou_) ふふ、分かってるわよ。そういう意味でも彼らが一番適任なのよ。とても頭のいい子達だから

>(Soup_Curry) ……そうか ならいいのだな

<(kikyou_) じゃあ、早速根回しするから落ちるわね。また後で

>(nurselove0) ああ、無理はしないようにね?

<(kikyou_) 心配してくれてありがとう。それじゃあ

*kikyou_ quit this room("bye.")

160 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (11/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:23:15.84 ID:uxJKZ3wo

<(nurselove0) ふむ

<(nurselove0) つくづく惜しい人材だね、在野に燻らせておくには

>(Soup_Curry) そうだな でも

>(Soup_Curry) 彼女が外側から自由に動ける身分だからこそ 上手く事を動かせるというのもまた事実だ

<(nurselove0) そうだね

<(nurselove0) 結局は、今の形が一番理想的って事だろうね?

>(Soup_Curry) そうなんだろう まあ、唯一懸念すべき事としては

<(nurselove0) ……なんだね?

>(Soup_Curry) 彼女の家での肩身がどんどん狭くなっていく一方だ、って事だろう

<(nurselove0) それは……

>(Soup_Curry) 由々しき問題だろう?

<(nurselove0) そうだね、でも

<(nurselove0) 彼女と、同居人達の性格からして、案外それはそれで安定してるのかも知れないよ?

>(Soup_Curry) そうだな その点については私も同意するよ

161 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (12/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:24:09.07 ID:uxJKZ3wo

 とある研究所の片隅に、二人の少年が佇んでいた。
 いささか年季が入っている建物だが、最近まで――否、今さっきまで使われていたその施設は、しかし、彼ら”グループ”の手により主の悉くを失った。
 今は主のいなくなったその施設で、二人の少年、土御門と一方通行が家捜し、残り二人が連絡と事後処理、下部組織への周辺調査を指示している所だ。

「チッ、たかだかこんな仕事の為になンで俺らが出なきゃならねェンだ?」

「まあそういうなにゃー。クライアントがどうにも俺らを強く希望したらしいし、仕方ないにゃー」

 不機嫌そうに近くの椅子を蹴っ飛ばす一方通行に、土御門がへらへらと返した。
 彼ら”グループ”に対して出された依頼は、とあるデータの”回収”もしくは”破壊”。
 その程度なら他の連中でも出来そうな内容だが、何故かクライアントは”グループ”のメンバー、特に一方通行を指定して実行するように強く要求してきたようだった。
 理由は不明。
 しかし、通常であればメンバー構成も秘匿されている筈なのに、何故だろうか?
 何か裏があるのだろう事は間違いない。
 しかしその裏が、彼らにどう関わってくるかが分からないのが気味悪かった。

「ま、あちらさんが何を企んでるかしらないけどな。その程度の小賢しい企みなど、お前には問題ないだろう?」

「唐突にシリアスモードかよ、ホント良く分かンねェよなお前」

「おや、おふざけモードの方がお好みかにゃー?」

「ブッ[ピーーー]」

 パチン、とスイッチを入れると土御門が「俺はこっちの部屋調べるから、またにゃー!」とか言いながら大慌てで隣の部屋に駆け込んで行った。

「こンな事くらいで能力使うわけねェだろうが。冗談の通じない奴め」

 土御門本人が聞いたらそれはこっちの台詞だと言われるであろう呟きを漏らしつつ、一方通行は家捜しを続ける事にする。

162 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (13/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:25:45.09 ID:uxJKZ3wo


「……ン? こりゃァ……」

 部屋の片隅、妙に奥まった場所に一台の端末があるのを発見。見た目からしてほぼ無傷、問題なく稼動するようだ。
 ここの住人の”片付け”をする際、建物や設備のあちこちが破壊されてしまっているが、その一角は中でも被害が軽微だった。
 依頼内容は”回収”もしくは”破壊”だったが、手っ取り早く片付けるには破壊の方が楽な為、後の事は考えずに”片付け”の際に周りの機材には配慮しなかったので、多くの機材は半壊した。

 その状態からデータを回収するのも面倒なので、それらは念入りに破壊済みである。
 そうなると、そこにあった端末はほぼ唯一と言っていい、無事な端末、と言えるだろう。

「チッ、メンドくせェ……」

 がしがしと頭を掻くと、一方通行は依頼の際渡されていた小型端末とその端末を接続し、電源を入れた。
 ここの設備の各端末のセキュリティ突破用のパス、及び目的のデータと合致するかどうかのチェックツールが小型端末に登録されている。
 その為、面倒な作業が嫌いな一方通行でも一回くらいなら調べてやってもいい、そう思える程度には作業は簡略化されているのだ。

(とはいえ、気に食わねェ作業なのは確かだ……)

 依頼の違和感は、個人の指定以外にも不可解な点が幾つかある。多くはいつもの事なので大抵は無視出来るし、危ない橋を渡らない為にも普段は敢えて無視している。
 が、今回は一点、どうにも引っ掛かって仕方のないものがある。

 ”電話の男”がヤケに”回収”を強調していた点だ。

(恐らく、”回収”は本来の依頼には無ェと見た)

 通常、”回収”もしくは”破壊”という指定の場合、どちらかにウェイトが置かれた依頼をされる事が多い。
 しかしながら、依頼内容のデータを受け取った時はどちらを強調する表記も無かった。
 であれば、”電話の男”が強調している”回収”にこそウェイトを置くべきだろうか?

 しかし、そこにもまた違和感。
 施設を襲撃する際、設備に対して配慮する必要は無い、とも明記されていたからだ。
 怪しく思って依頼データを走査してみたところ、やはり後から改竄されている事が分かった。
 改竄を最低限にし、巧妙に改竄箇所を隠蔽していた為、具体的にどこが改竄されたかを追う事は出来なかったが……。

 走査した際、もう一つ気づいた事がある。
 元のデータがかなり強固に改竄を許さない作りをしていた事だ。
 ひょっとして、改竄される事を事前に予測していたのかも知れない。

163 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (14/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:26:26.72 ID:uxJKZ3wo

(いずれにせよ……)

 小型端末にデータ回収完了のポップアップが表示される。一方通行は一つ息を吐くと、チョーカーのスイッチを入れた。

(データの中身を見れば、全て明らかに、ってなァ!)

 生体電気を操り、小型端末内部の電気信号とシンクロ。能力を使用した強引なアクセス方法だ。
 一方通行に電脳の知識やノウハウは無いが、少々回り道をすれば玉葱の皮を剥ぐように一枚一枚その姿を露にする事は難しい事ではない。幸いにもチョーカーの残り電源には充分な余裕がある。
 問題は土御門に見咎められる事だが、幸いにもその気配はかなり遠くにある事が分かっていた。

(かはッ! 依頼主と、”電話の奴”が何を企ンでるかは知らねェが……生意気な事考えてるようだったら逆に利用させて貰うぜェ)

 小型端末の画面に次々とウィンドウが開かれ、また閉じられる。
 それらに素早く目を通し、一つ一つ壁を突破しているのを確認しながら作業を続けた。
 アクセスに慣れるにつれ、そのスピードは段々と速まっていく。

(それにしても面倒なまでに強固な防壁じゃねェか。ま、俺に取っちゃ楽勝だがなァ!)

 セキュリティという名の玉葱の皮が最後の一枚まで剥がされる。チョーカーのスイッチをOFFにし、一方通行は小型端末の画面を注視した。

(これは、研究資料か……。ン?)


――『クローン体と、元素体との能力差についての考察』

164 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (15/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:27:45.11 ID:uxJKZ3wo

 一方通行の目が微かに揺れ動いた。
 動揺。最近の彼にしては珍しい心の動きだ。

 無理もない。
 彼ほどその”クローン体”という言葉と密接に関わっている能力者は、学園都市中を探してもほとんどいないだろう。
 そして、それはまた、彼がこうして暗部へと落とされた理由でもあり、その中で諦めずあがき続けている理由でもある。

(……まさか。コレが、俺を指定した理由だってのかよォ)

 だとしたら、依頼主は一体彼をどこまで調べ尽くしているというのか。
 ゾクリ、と嫌な悪寒が背筋を走る。

 戦争も終わり、束の間の平和を享受していたが、それもほんの刹那に過ぎなかったのか。
 そんな考えさえ浮かび、一方通行の脳裏に一人の少女の顔がよぎった。

 気が付けばにじみ出ていた額の汗を拭い、彼は深く息をつく。

165 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (16/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:28:49.85 ID:uxJKZ3wo

(まだだ、そうと決まったワケじゃァねェ。何を勝手に焦ってやがるンだ俺は……!)

 弱気な考えを振り払い、資料の中身を見ようと端末を操作する。

(……ン?)

 視界の端に、何かが引っ掛かった。
 何だろう、そう思って目を向けると、そこに意外なものが飛び込んでくる。

(……ハァァァ!? なンでここに……!)

 ピピッ、と小型端末が音を立てて意図しない動作を始めているのにも気付かず、一方通行の思考は今度こそ止まった。

(なンでこんな所に、あの女の名前がありやがるゥ!?!)

 呆然とその名前を眺める一方通行の前で、小型端末が一つのアプリを起動し、画面にウィンドウを表示させる。
 それを目にした一方通行は、大きく溜め息を吐いて脱力した。


 『レディの秘密、覗くべからず☆  貴方の頼れるお姉さん K.Yからのオ・ネ・ガ・イ♪』


「……阿呆らしィ。全部お前の差し金かよォ」

 それは依頼内容のデータが改竄される事を見越していた依頼主からの、トラップ形式で起動するアプリケーション。
 つまり、一方通行も、”電話の男”さえ、彼女の手のひらの上なのだった。

 ずりずりと脱力した身体を壁に寄りかからせながら、一方通行は再びチョーカーのスイッチをONにした。

166 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (17/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:29:44.35 ID:uxJKZ3wo

---


「いやー、こっちはさっぱりだったぜよ。一方通行、そっちの収穫はどうだったかにゃー? 」

 杖を突きながら不機嫌に歩く一方通行は、振り返りもせず答えた。

「……こっちも収穫ゼロだ。壊れた端末しか無かった」

 一方通行の横に並んで歩きながら、土御門が苦笑を浮かべる。

「ま、”回収”もしくは”破壊”だからにゃー。後者の条件は満たしてるみたいだし、問題なしぜよ」

「ン」

 コツ、コツ、と杖が床を叩く硬い音が響く。
 やがて二人は建物から外に出て、近くに停めてあるワゴンへと足を向けた。

「おや? そういやお前に渡していた分の小型端末はどうしたのかにゃー? アレは出来れば上に返却したいんだが」

 ピク、と一方通行が反応し足を止める。が、すぐに何事も無かったかのように杖を突き歩き始めた。

「戦闘の際に壊しちまったみてェだ。面倒だからそっちも破壊しておいた」

 その言葉に、ニヤリ、と笑みを深くしながら土御門は言った。

「そうか、それなら仕方ないにゃー」

「あァ」

167 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (18/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:30:29.58 ID:uxJKZ3wo

「じゃあ、行って来るじゃん!」

「いってきまーす! ってミサカはミサカは笑顔で送り出されてみる!」

「はいはい、行ってらっしゃい」

 黄泉川と打ち止めの二人を送り出し、芳川はリビングに戻った。
 毎朝賑やかな黄泉川家も、その喧騒の原因である二人がいなくなると静かなものだ。
 芳川はコーヒーでも飲むか、とキッチンへ向かい、そこでもう一人の住人がリビングに入って来るのに気付いた。

「あら、おはよう」

「あァ。……あの二人はもう出たンか?」

「ええ、他の妹達やお姉様と一緒に遊びに行く、だそうよ」

「ふゥン」

 酷く不機嫌な顔つきをして椅子に座り込む一方通行に挨拶を投げかけ、芳川は彼のためのコーヒーを追加で淹れる。
 テーブルに二杯のコーヒーが置かれ、少年がそれを受け取るのを見届けると、自らもコーヒーを啜り、その甘ったるい味香りを胸に吸い込んだ。

 ふと、一方通行がこちらをじっと見ている事に気付き、視線を返す。ふい、と視線を逸らされた。
 ふふ、と思わず笑みを零しつつ、芳川はそんな彼に話しかけた。

「今日は病院で検査、だっけ?」

 一瞬気まずそうな表情を顔に浮かべ、視線を逸らしたままで一方通行が答えを返してくる。


「あァ。お前はまた一日中ヒキコモリか?」

168 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (19/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:31:11.81 ID:uxJKZ3wo

「ええ。この場所が好きだもの」

 笑みを浮かべて言うと、一方通行が苦虫を噛み潰したような表情になった。

「働く気は無いのかよ……」

「間に合ってるわ、ここが私の職場よ」

 砂糖とミルクがたっぷりのコーヒーを一口。
 何も混ぜない、彼のそれとは正反対の味。

「自宅警備員ってかァ……恥ずかしくねェのかよ」

「あら、皆の帰る場所を護っているのよ。素敵な仕事じゃない」

 彼がブラックコーヒーを啜る。
 出会った頃から、彼がそれに何かを混ぜた所は見た事が無い。

「そォかよ。それで満足なら何も言わねェ」

 飲み干したカップをテーブルに置き、一方通行が立ち上がる。

「ふふ、とってもやりがいのある仕事よ。毎日楽しいわ」

 同じくコーヒーを飲み終えた私は、二人分のカップを流し台へと運んだ。

 他愛の無いやり取りの後、コーヒーを飲み終わった一方通行は出掛ける準備をして玄関へ。
 私はそんな彼を送る為、後について玄関の前で立ち止まった。
 ふと彼が振り返り、じっとこちらの顔を見つめてくる。

169 :とある無職の日常生活(ニートライフ) (20/20) ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:32:01.00 ID:uxJKZ3wo

「何? 私の顔になにかついてるかしら」

「…………」

 無言のまま見つめられると、流石の私もちょっと気まずい。彼、近くで見ると結構綺麗な顔してるし。
 とはいえ、私からも何もいう気も無くそのまま見つめていると、彼の方から目をそらした。

「……行って来る。留守、頼むな」

「……ええ、行ってらっしゃい」

 いつものように満面の笑顔で送り出すと、それで彼もようやく溜息と共に出掛けていった。


「――ホント、いい子ね」

 くすりと笑いを漏らし、私はリビングへと戻った。
 そして汚れた食器類を片付け、くるりとリビングを見渡し、一つ頷く。

「うん、今日も平穏で何よりね」

 自室に戻ると、端末の電源が入りっぱなしである事に気付いた。
 昨晩消すのを忘れてそのままにしてしまったようだ。
 黄泉川にバレていたら電気代の事で怒られる所だったわね。

「ま、バレなきゃいいのよ、バレなきゃね」

 端末の前に座りながら、独り言を呟く。
 ディスプレイの電源を点けると、いつもの画面が私を迎えた。

 今日も退屈で緩やかな私の一日が始まる。


〜終わり〜
170 : ◆Ryp0VqxsMA :2010/09/26(日) 00:32:51.36 ID:Eo03E6AO
乙!
芳川さんマジ策士!www
っていうか、どっかで見た鳥だと思ったら、マダオの人かwww
今朝投稿してたのに何してんすかwww
171 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:33:57.12 ID:uxJKZ3wo
以上ですー
長いけど推敲したしいいやってんで一気に投下しました
芳川さんは色んなSSでニート扱いされてるんで、逆手にとって実は凄い!って事にしたら面白いかなーって思ってたら
気が付いたらこんな妄想まみれのお話がwwwwww

あとageんの忘れてた! まあいいよね!
172 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/26(日) 00:35:51.79 ID:oKSz18Yo
おつ!
芳川さんがかっこいいぜ
173 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 00:36:42.05 ID:Z04/C/A0
この芳川は間違いなくキャリアウーマン風の服装が似合う
おつかれ!
174 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 00:41:58.57 ID:uxJKZ3wo
いやー、マジ疲れた
緊張というか精神的にクるねこれ……

で、後一人はまだー?
175 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 00:45:26.28 ID:8N04IiUo
打ち止めァアアアアア!!
176 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/26(日) 00:50:28.36 ID:a2ubBYDO
乙!
流石芳川!流石俺の嫁!
177 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 01:04:08.02 ID:uxJKZ3wo
んー、今晩はこなそう?
どうします?
178 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/26(日) 01:04:13.45 ID:oKSz18Yo
こないー?
179 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/26(日) 01:05:25.33 ID:oKSz18Yo
打ち止めの人で終わりならすごく決まったのだけど。

残念だけど次回テーマだけでも決めておきましょっか?
180 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 01:07:52.98 ID:uxJKZ3wo
打ち止めの人は来次第投下してもらえばいいですかねぇ

次回テーマ……何がいいですかね?
181 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/26(日) 01:20:11.97 ID:a2ubBYDO
せんせーい
安価で決めるのはどうですかー
182 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/26(日) 01:25:02.77 ID:oKSz18Yo
なるほどそれがあったか
ずっと考え込んでたww
では>>185でいいかな?
183 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 01:26:13.35 ID:uxJKZ3wo
ksk
184 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:30:15.57 ID:Z04/C/A0
『お金が無いっ!』
185 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:35:18.73 ID:QO2nIXMo
NTR
186 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 01:37:16.45 ID:uxJKZ3wo
いいのこれ?wwwwww
凄い事になりそうなんだけどっ
187 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:38:45.84 ID:Z04/C/A0
まともに動かすなら、N T R を頭文字にすえたネタでも考えるべきだろうなww
188 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/26(日) 01:41:57.77 ID:oKSz18Yo
>>187
採用! ……でいいよね? いいよな
NTRだらけの合作とかいくらなんでもwwwwww
189 : ◆MDOfmX8bYE [sage]:2010/09/26(日) 01:45:55.14 ID:uxJKZ3wo
そこを敢えて真っ向からNTRを

いや、書きませんよ?wwww
190 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 01:50:47.37 ID:mK9Qb2DO
日時は一週間後の同時刻が妥当か?
191 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 02:46:24.57 ID:NsnwfsM0
書き手の皆さん乙でした
土曜日開催となるとアニメ禁書にここにと週末の楽しみがまた増えるな
192 : ◆lsUMWqdC0k :2010/09/26(日) 07:03:48.38 ID:B5LTmmIo
おっとまさかの寝落ちだぜぃ…
取り敢えず皆様乙でしたー!結局打ち止めの人は来なかったみたいだね、残念

それにしてもNTRか…必然的にシリアス物が多くなりそうだwwwwww
193 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 08:52:11.04 ID:xdEo1QAO
なるほど
N…何故か
T…隣に
R…理后さん
ですか
そうなると相方はフレンダかな
194 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/26(日) 10:14:13.72 ID:a2ubBYDO
N…猫と
T…当麻と
L…ルームメート

上条インデックススフィンクスの話

にも出来る!流石に無理があるけど!
195 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 10:50:25.96 ID:5ZGCLdAo
Roommate……
196 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/26(日) 13:57:35.49 ID:a2ubBYDO
うん、俺も後から気が付いた

でもじゃあどうやったらインデックス絡められんだよー…
思い付かない
197 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 15:18:02.02 ID:5ZGCLdAo
いや、元々NTRだから合ってんだろw
198 : ◆lsUMWqdC0k :2010/09/26(日) 19:11:40.34 ID:vWLlqfEo
ええい考えてても仕方がない!
一方通行予約しますね
199 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/26(日) 19:20:03.85 ID:a2ubBYDO
あらやだ

じゃあインデックス予約させてもらいますよっと
200 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 19:34:39.05 ID:uxJKZ3wo
今度はメジャーキャラ多そうね
ちょっぴり期待しちゃう
201 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/26(日) 20:27:00.93 ID:79O1u.DO
また次は難しいテーマだな…
じゃあ打ち止めいただくわ
202 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 23:59:30.15 ID:mK9Qb2DO
アンジェレネで参加!
203 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/27(月) 13:59:26.11 ID:0ZadJ.DO
age
204 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 17:54:48.69 ID:p9TGiYDO
N…寝たいの
T…当麻と
R…レールガンは
205 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 18:09:59.57 ID:lNq5DVYo
N納豆
Tとろろ
Rローションプレイ

ローションはLだったでござる
206 : ◆lsUMWqdC0k :2010/09/27(月) 21:38:33.24 ID:KXAHbbMo
なんで本来の意味を避けて通るんだよwwww

いや、俺も純粋なNTRにはならんだろうけどね
207 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 21:42:59.19 ID:VXIqKgDO
避けて通りたくなっちゃうようなお題だからだろwww
208 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 21:51:44.20 ID:lNq5DVYo
ぶっちゃけNTRだらけのスレは精神が汚染されそうだ

好きな人が違う女性と付き合い始めたことでの失恋と解釈してみようかな
209 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 22:05:49.41 ID:p9TGiYDO
N…飲みまくって
T…食べまくったら
R…リバースしたんだよ!
210 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 22:08:33.98 ID:7wWdWxYo
ゲロSSとかNTRよりさらに限定されたマニア向けになるぞ
211 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/27(月) 23:07:49.75 ID:6UwCCIDO
正直インデックスのゲロなら飲める
212 : ◆lsUMWqdC0k :2010/09/28(火) 00:42:41.36 ID:4eEb.WEo
実際インデックスが一番可愛くてつおい
213 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/28(火) 15:33:19.49 ID:OuJ2ZfYo
N 寝
T 取
R られない
214 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/28(火) 20:57:55.17 ID:Vh4bN9I0
Nに
Tと
Rり
215 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/28(火) 21:23:42.64 ID:7FnkdmIo
>>214
なんというお値段以上
216 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/28(火) 21:27:21.81 ID:q4J.ygEo
   N T R
俺の値段異常をかわしたのはお前で4人目だ……
217 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/28(火) 21:40:02.43 ID:yj76IwAO
>>214
ワラタwwwwwwww

男「やっぱお前じゃ駄目だ、こっちのベッドの方が、なんつーの? 寝心地いーんだよ」

NTRベッド(……グスッ)

男の寝ているベッド(クスクス)
218 : ◆lsUMWqdC0k :2010/09/28(火) 21:56:18.74 ID:4eEb.WEo
>>217
こうであるべき

上条「やっぱお前じゃ駄目だ、こっちのベッドの方が、なんつーの? 寝心地いーんだよ」

NTRベッド(……グスッ)

風呂場(クスクス)
219 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/28(火) 22:03:23.96 ID:QhY5YhQ0
しかしNTRねぇ……なんとかしてギャグに出来ないものかね……
220 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/28(火) 22:11:23.97 ID:yj76IwAO
>>218
やられたわ
221 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/29(水) 05:18:40.81 ID:VdbHMgSO
むう…
ホントの意味でのNTRを期待しちゃってる俺は異端なのだろうか
222 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/29(水) 07:44:30.94 ID:XiB9MeMo
いや本当はそういう期待の仕方でいいんだけどね
俺にとっては難しいお題だからつい避けて通ってしまうwwww
223 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 08:13:12.97 ID:hCZP.MDO
何だかんだで本来の意味は特殊だから苦手な奴も多いだろな
224 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 08:29:45.41 ID:hvbn4pwo
Nぬるぬる動く
Tテッラさんの
Rリアルアニメーション
225 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 12:19:15.68 ID:JgHNjUDO
特殊性癖は…
226 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/29(水) 18:55:32.78 ID:pM.suUDO
特殊性癖ってもどこからが特殊なんだ?
脳姦とか?
227 : ◆TZWGvO.l4k :2010/09/29(水) 19:17:15.07 ID:mjPGTh6o
>>226
それは特殊ってレベルじゃ(ry
いわゆる年上好き、年下好きって範囲を超えた性癖はだいたい特殊なんじゃね?

それとは別に、土御門もらいマース
228 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/09/29(水) 20:46:53.04 ID:pM.suUDO
ああ、幼児とかか
229 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/29(水) 21:16:56.23 ID:b28..VYo
おっとセロリさンの悪口はそこまでだァ
230 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 21:51:36.69 ID:/hCjsKE0
そういや、NTRって前提にある程度相互の関係性が認められてないと成り立たないのな
そう考えると浜滝を抑えて、一方通行と打ち止めが既にはけてるって今の状況はちょっと面白いな
231 : ◆lsUMWqdC0k :2010/09/30(木) 06:54:52.00 ID:ztW2ygko
・一方通行
・インデックス
・打ち止め
・アンジェレネ
・土御門

いまんとこ5人だね
232 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/02(土) 17:15:41.91 ID:LpBlAlYo
いっやー、書きあがんねーage
233 : ◆lsUMWqdC0k :2010/10/02(土) 18:27:45.44 ID:IpoA6m2o
奇遇ですな、私も同じ状況でございますage

今更だが飛び入り歓迎だぜぃ
234 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/02(土) 18:36:57.65 ID:LpBlAlYo
あれ? 一方さんで予約してなかったっけ?
235 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/02(土) 18:47:24.03 ID:BVSau.DO
やっべ(笑)
書くの忘れてた
236 : ◆lsUMWqdC0k :2010/10/02(土) 19:12:10.66 ID:IpoA6m2o
>>234
俺がしとりますよー
237 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/02(土) 22:53:11.04 ID:bu19khko
うおお、開催日明日か
今日だと勘違いしてたから、やべー間に合うかこれって無駄に焦ってしまった
238 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/02(土) 22:57:23.92 ID:LpBlAlYo
明日……なの?

明日だったら超嬉しい、けど今日な希ガスってか明日がイイよぉ
239 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:02:19.04 ID:i2qkK5Eo
みんな前みたいに1~2時ごろに投下するんだろ
240 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:02:48.51 ID:bu19khko
あ、本当だ。勘違いしてたと思ったのが勘違いだった恥ずかしい
えーとじゃあ、投下しちゃった方がいいのか? それとも空気的に明日にした方が?
241 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:05:32.55 ID:i2qkK5Eo
迷ってんなら0:00に落とせばいいじゃん
242 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/02(土) 23:08:22.56 ID:LpBlAlYo
個人的には明日が……
っていうか書きあがってないから始まっても落とせない
243 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:23:59.76 ID:fN02a9wo
書く宣言した5人で書きあがってる人何人いるの?
244 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/02(土) 23:25:57.43 ID:BVSau.DO
俺まだ途中だよ
245 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 00:17:41.78 ID:Ph.QeKgo
なんか誰も投稿しないし日曜夜って事でいいのかな?
246 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 00:20:34.51 ID:yyKypfEo
そうだな。俺はその時間に投下することにするよ
まだ書き終えてない人たちマジ頑張れ
247 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 02:46:06.68 ID:teSrTMAO
今更だが、お題決定から一週間だとちょっと辛いと思う。
かといって二週間間隔だと間が開くし、祭自体は一週間間隔で同時に二週間先のお題も先に決めればSSも考え易いのでは?

例えばだがこんな感じか?
「二週間前にお題を決めた祭Aを開催
→ 祭A終了後二週間先の祭Bのお題を決める
→ 一週間後にまた二週間前(祭Aからみて一週間前)にお題を決めた祭Cを開催
→ 祭C終了後に二週間後(祭Aからみて三週間後)の祭Dのお題を決める
→ 祭Bを開催し、以下ループ」
248 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 03:33:01.25 ID:Ph.QeKgo
悪くないねそれ
今から次2週分一気にお題決めてやる?
249 : ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 03:50:22.06 ID:QOWAmnQo
出来たああああああいやっほぉおおおいい!!
と思ったら今日の22時半になったのね( `・ω´)

>>247
いいんじゃないかな!
250 : ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 21:56:11.86 ID:QOWAmnQo
約1時間前だけど誰も居ないな……やっぱテーマがテーマだからか…?

少し早いですが1番目予約しますー
251 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/03(日) 22:00:14.34 ID:BTs1wQDO
誰もいないのは時間前だからだろ

さ、投下どうぞー
252 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/03(日) 22:04:14.73 ID:/ZGmEnwo
10時半からじゃね?
253 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/03(日) 22:05:40.43 ID:BTs1wQDO
あ、そうだった
254 : ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 22:30:05.85 ID:QOWAmnQo
素で間違えてた……約30分前だったね

さて、じゃあボチボチ投下していきましょうか
255 :1/7 ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 22:31:15.55 ID:QOWAmnQo
一方「…………おい……オマエ、今何つった…?」

打ち止め「え? 楽しみだなーって言ったんだよってミサカはm」

一方「ぜンっぜンちげェ!その前だっつってンだろォが!!」バァン

打ち止め「えーっと、たしか「貴方には分からないと思うから概要を説明すると、穴に棒を入れて楽しむげーむを上条さん達とするんだってってミサカはミサカはその初めての遊びがすごーく楽しみ!」って言ったと思う!」

一方「………あンのやろォ…!」ギリ

打ち止め「確かあのシスターも一緒にするよってミサカはミサカは待ち遠しい!」

一方「…!……!」ギリギリギリギリ

打ち止め「ってあれ?どうしたのってミサカはミサカは様子のおかしい貴方を心配する」

一方「………三下の糞野郎を、ぶん殴ってくる」


バタン
256 :今更だけどセロリっぽいのは仕様です2/7 ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 22:33:52.76 ID:QOWAmnQo
一方通行は金属製のドアを閉めると同時に、その手を自身の首にあるチョーカーに伸ばす。


一方「ふざけやがってェェええええええ!!!!!」


無機質な音を鳴らし、能力使用モードとなった一方通行はある青年の元へと全速力で向かっていった。


一方「三下の野郎、アイツン家に居る白いのだけじゃ飽き足らず……クソガキ、いや」

一方「この俺の打ち止めにまで手ェ出すたァ……こいつあキッツイお仕置が必要だわなァ!」

一方「さァて、首根っこ洗って待ってろやロリコン野郎がァァああ!!」



……個人的な不満を周囲に聞こえるように叫んだ後、一方通行は携帯電話のダイヤルキーを"ある男"に繋がるように押す。
257 :3/7 ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 22:35:50.73 ID:QOWAmnQo
〜上条宅〜


イン「ね、今日は何して遊ぼっか」

イン「スフィンクスは何したい?」

猫「!……フー!フニャー!」

イン「……どうしたのスフィンクス? この部屋に変なものは一つも無いんだy


ガアァァン


一方「ぴィーンぽーン、お邪魔しまァァァすゥ!!」

イン「うわわわわっ!!どど、ど、どうしたのあくせられーた?!」

一方「上条くンはどこに居るのかなァっと!」

イン「と、とうまならあの壊れたじどーはんばいきのある公園にいるかも!」

一方「……ちっ、居ねーのかよ、御協力どーもォ」



イン「行っちゃったんだよ……」
258 :4/7 ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 22:37:27.29 ID:QOWAmnQo
ピンポーン

土御門「あちゃー……遅かったか
…」

イン「もとはるだ! どうしたの?」

土御門「いや、これは俺の責任ぜよ……本当にすまん、禁書目録」

イン「? どうしてもとはるが謝るのかな?」

土御門「さっきヤツから電話が来てにゃー…『三下の野郎が何処に住ンでるかとっとと教えろー』って」

イン「あぁ……」

イン「しょうがないよ、もとはるは何も知らなかったんだもん……私もなんだけどね」

土御門「本当にすまなかったな……軽率だった上に、ちょーっと考えたらこうなるって予想も付いたぜよ…」


・・・・・・・・・・・・
259 :5/7 ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 22:39:41.05 ID:QOWAmnQo
〜〜某ショッピングセンター1階 食料品売場〜〜


上条「〜♪」

上条「さてさて特売はっと……打ち止めが来るから、飯は豪華にいきてーよなー…財布が許す限り」

上条「お、手羽が安いな!これでいこう」ヒョイ


一方「やっと見つけたぞ糞三下ァ……!」

上条「お、一方通行じゃんか、どうしt」



一方「こンの……節操無しがァァああ!!」



一方通行は己の力を全て右の拳に集中させ、それを上条の左頬にねじ込もうとしたが、上条は間一髪右手で受け止める。
しかし、かなりの勢いがあったが為に上条をそのまま数m飛ばす事は容易であった。
260 :6/7 ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 22:41:07.88 ID:QOWAmnQo
上条「が、はぁ、…ッツ!!!」

一方「この野郎、どんだけ性欲旺盛なンだよ……ウサギかっての」

上条「ち、ちょっと……まて…よ……」

一方「遺言かァ?いいぜ、ゆっくりやれよ」


上条「お前が……何を考えてるか俺には分かんねえけど、なんか……勘違いしてないか…?」


一方「……ァあ?」

上条「お前は、何をしに……ここに来たんだ?」

一方「はっ、決まってンだろォが……発情期真っ盛りのオマエを殴る為ェ!!」

上条「その……理由…は…?」

一方「ヌかせェ、オマエあの白いのと打ち止めと3Pやろうとしてンだろ? 俺はそれを止める為に」

上条「」
261 :7/7 ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 22:43:50.91 ID:QOWAmnQo
上条「お前がとんでもない勘違いをしてるって事が今やっと分かったよ……」

一方「…?」

上条「よし、付いてきてくれ……そしたら全部解決するから」


〜〜某ショッピングセンター2階 玩具コーナー〜〜

上条「あった、これこれ」

一方「『黒ひげ危機一髪』? これがどう関係あンだよ」

上条「これで遊ぶんだよ」

一方「は?」

上条「いや、だからこれで遊ぶって」

一方「てこたァ棒を穴にってのは……?」

上条「棒? 棒ってよりは剣だけど……まあ棒に見えない事も無い…のか?」

上条「打ち止めは分かってて誤解をさせるような言い方をーって可能性もあるかもしらんが……」

一方「は、ハは、ハ……ふざけてやがる…」フラッ

上条「お、おい!一方通行!」


その後、打ち止めがこっぴどく叱られたのは言うまでもない。

<終>
262 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/03(日) 22:45:19.96 ID:BTs1wQDO
乙!
明らかに説明不足すぎるwwww

あ、次いいっすかー
263 : ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 22:46:12.45 ID:QOWAmnQo
という訳で投下終了
シリアスにしようと思った結果がこれって一体どういう事やねん

>>262
どぞー
264 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/03(日) 22:46:21.44 ID:/ZGmEnwo
えっちい打ち止めいいなww

>>262
YOU イッちゃいなよ
265 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 22:46:29.54 ID:yyKypfEo
乙! 幻想殺しで防がれてもダメージ与えるとか一通さんすげぇwwww

>>262
どうぞー
266 :1/6 ◆V3aB9Uiquk :2010/10/03(日) 22:48:36.77 ID:BTs1wQDO

上条「インデックスー、飯だぞー」

インデックス「わぁい! 今日のご飯はなんなのかな?」

上条「ホットケーキだ。けどな、これだけじゃないんだ。形を良く見てみろ!」

インデックス「わぁぁー! スヒィンクスの形なんだよ!」

インデックス「とうますごい! かわいいんだよ!」

上条「ふふふ…そうでせうそうでせう」

インデックス「じゃあいただきます!」

がぶっ ぶちぃ

上条「見事に首部分を引きちぎった!?」

インデックス「ふ?」モックモック
267 :2/6 ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/03(日) 22:50:01.66 ID:BTs1wQDO

インデックス「プール」

上条「ルート」

スフィンクス「にゃー」

インデックス「ツール」

上条「ルーマニア」

スフィンクス「にゃー」

インデックス「スルー」

上条「ルクセンブルク」

スフィンクス「にゃー」

インデックス「レール」

上条「……待て待て待て。見逃してたけどさ、スフィンクスのところ明らかに誤魔化してるだろ」

インデックス「そんなことないもん! 私にはちゃんとスフィンクスの心の声が聞こえるんだよ!
例えば一番初めは『豚カツ』で次が『アイス』でその次が『熊カレー』って言ってるんだよ!」

上条「それは間違いなくお前の心の声だぁぁぁあ!!!」
268 :3/6 ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/03(日) 22:50:48.26 ID:BTs1wQDO

インデックス「スフィンクスもそろそろお婿さんがほしかったりするのかな?」

上条「…どうだ? スフィンクス」

スフィンクス「にゃー」

インデックス「欲しいって!」

上条「ははっ、わかんのか?」

インデックス「なんとなくそう言ってる気がするんだよ」

上条「インデックスがそう言うなら、そうなのかもな」

インデックス「スフィンクス〜♪」

スフィンクス「にゃー」
269 :4/6 ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/03(日) 22:51:54.88 ID:BTs1wQDO

インデックス「今日は私がご飯を作ってあげるんだよ!」

上条「わー」

スフィンクス「にゃー」

インデックス「一度レシピを見るだけで完全に覚えてスラスラ作れるんだよ!」ドカカカカッ

上条「すげー」

スフィンクス「にゃー」

インデックス「微妙なさじ加減だって覚えてるかも!」ジャッ ジャッ

上条「マジリスペクトっす」

スフィンクス「にゃー」

インデックス「出来たんだよ!」パッカーン

上条「わーい」

インデックス「さあスフィンクス、召し上がれ!」

スフィンクス「うまいうまい」

上条「えっ? スフィンクスの飯だったの?」
270 :5/6 ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/03(日) 22:52:50.91 ID:BTs1wQDO

上条「今日はせっかくの休日なのに、本当に出掛けなくて良かったのか?」

インデックス「うん。だって、たまには家で一緒にゆっくりしてみたいかも」

上条「えっ…」

インデックス「ねー、スフィンクスー?」

上条「あ、そっちか…」ガクッ

インデックス「……もちろん、とうまとも一緒に居たかったんだよ?」

上条「はは、いいんですよインデックスさん。そんな慰めなんて…」

インデックス「……慰めなんかじゃない…もん」

上条「……、そうか…」

インデックス「うんっ」
271 :6/6 ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/03(日) 22:54:04.36 ID:BTs1wQDO

上条「そろそろ寝るか」

インデックス「…ねえとうま、今日はベッドで一緒に寝ない?」

上条「……、……は?」

インデックス「だってとうまだって、いつもいつもお風呂場じゃ嫌でしょ?」

上条「いや…そんな、いやいや…でも…うん、そんな訳…」

インデックス「……とうまは、私と一緒に寝るのは嫌?」

上条「まさかっ! むしろご褒美ですよ!!」

インデックス「え、えへへ…。じゃあとうま、早くまくらを持ってくるんだよ! 早くしないと気がかわっちゃうんだよ!」

上条「はいはい…」


スフィンクス「にゃー (上条にインデックス寝取られた)」
272 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/03(日) 22:54:45.88 ID:BTs1wQDO
おしまい

ほのぼのしたのが書きたかったんです
273 : ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 22:55:26.96 ID:QOWAmnQo
そっちかよwwww
乙ゥ
274 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 22:56:27.83 ID:yyKypfEo
乙! なんという和やかなNTRwwww
275 : ◆lsUMWqdC0k :2010/10/03(日) 23:05:09.20 ID:QOWAmnQo
さて、次の方はまだかな?
276 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/03(日) 23:11:09.01 ID:/ZGmEnwo
出したいけど……実はまだ書きあがってなかったり。って鋭意執筆中
277 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 23:22:22.40 ID:yyKypfEo
投下しますね
278 :アンジェレネ「ねとり……?」1/7 [sage]:2010/10/03(日) 23:23:27.71 ID:yyKypfEo

 アンジェレネは、本来ならまだ義務教育を受けているような年齢だ。
しかも彼女は甘えたい盛りの時期を両親から愛されずに過ごし、あげくの果てに知らない土地で捨てられた。
そんな少女が、自分に対し厳しいながらも真摯に向きあってくれるルチアになつくのは、自明の理と言えよう。
いつしかアンジェレネにとってルチアは姉のような母のような、そんな存在になっていた。

アンジェレネ「今日はー、日曜日ー」

 さて、実はアンジェレネとルチアの間にはある一つの決まりごとがある。
それは彼女達がまだ出会って数か月の頃、一人で眠るのが寂しいとごねたアンジェレネがむりやり取りつけた約束。

『じゃ、じゃあ毎週日曜日は一緒に寝ること。約束ですよ!』

『はいはい』

 そんなこんなで、人の優しさに飢えて育ったそばかす少女アンジェレネは、毎週日曜日の夜がいつも楽しみだった。
そう、ちょうど今日この時間が。

アンジェレネ「シスター・ルーチアー!」

 よほど嬉しいのだろう。
今が夜だということを気にも留めずに大声をあげ、そのまま返事を待たずにルチアの部屋のドアを開けた。

アニェーゼ「うおっ、なんだかやたらテンション高いですね」

 するとそこにはルチアの他にもう一人、いつもはいない筈のアニェーゼがいた。

アンジェレネ「え? シスター・アニェーゼ?」

ルチア「……えーと、その……」

 ルチアがばつの悪そうな顔をする。

ルチア「そういうことなので、今日はあなたと一緒に眠れません」
279 :アンジェレネ「ねとり……?」2/7 [sage]:2010/10/03(日) 23:24:51.02 ID:yyKypfEo

アンジェレネ「えっ!? そ、そういうことってどういうことですか!?」

アニェーゼ「いやー、実はちょっとピロートークに花が咲いちまいましてね。ねとっちまってすいません」

アンジェレネ「ぴろーとーく? って、何ですか? それにねとりって?」

ルチア「……シスター・アニェーゼ、黙ってお尻を出しなさい」

アニェーゼ「あ、ちょっ、シスター・ルチア、タンマ! 弁明を! 私に弁明の機会を!」

ルチア「お尻叩きの後でゆっくり聞いてあげます」

アニェーゼ「ひぃっ!?」

アンジェレネ「……」

 ピロートークやねとりという言葉の意味はよく理解できなかったが、
自分を置いて楽しそうにしている(?)二人を見ていると、何故だかアンジェレネは胸が苦しくなった。
父と母が仲良く話しているのに自分だけ一人疎外されて。
そんな、捨てられる直前の生活を、どこか連想させる。

アンジェレネ(本当はそこは私の場所なのに……)

 アンジェレネはうなだれてルチアの部屋を去った。
280 :アンジェレネ「ねとり……?」3/7 [sage]:2010/10/03(日) 23:25:48.20 ID:yyKypfEo
――――――



アニェーゼ「あー、いてててて。お尻がヒリヒリします。素で泣いちまいそうなんですが」

ルチア「自業自得です」

アニェーゼ「私はただ真実味を増そうと」

ルチア「げ、限度というものがあります!」

アニェーゼ「ああはいはい、あなたの前で下ネタを出した私が馬鹿でしたぁ!」

ルチア「誰の前であっても淫らな発言は好ましくありません!」

アニェーゼ「とまあ、そんな話は置いといて」

ルチア「置いとかないでください」

アニェーゼ「……本当にアンジェレネに対してあんな態度をとってよかったんですか?」

ルチア「ええ」

アニェーゼ「この部屋を出ていく時なんて、神裂さんのウメボーシを食べた時よりも辛そうな顔してましたけど」

ルチア「あの子を一人立ちさせるためです、仕方ありません」

アニェーゼ「一人立ちねぇ」

ルチア「ふと不安になったんですよ。
     私の服の裾を握ってばかりのあの子が、この先ちゃんとやっていけるのかって」

アニェーゼ「確かにあなたにベッタリしすぎな感はありますが、急に突き放しちまうのもどうかと。というか……」

ルチア「な、何ですかその目は」

アニェーゼ「いやほら、私をだしにしなきゃ上手く断れねえあたり、
       なんだかんだでシスター・ルチアもアンジェレネには厳しくなりきれないんだなーと」

ルチア「うっ……。じ、自覚はしてます……。どうもあの子のペースに巻き込まれてしまうというか……。
     きっとそんな私の甘やかしがあの子を駄目にしてしまっているのでしょう」
281 :アンジェレネ「ねとり……?」4/7 [sage]:2010/10/03(日) 23:26:54.81 ID:yyKypfEo
アニェーゼ「というかさっきからアンジェレネのこと散々に言ってますけど、あれで彼女も結構成長してますよ」

ルチア「そうでしょうか。今日だって冷蔵庫の中身を勝手に漁っていましたが」

アニェーゼ「あはは、まあそういう面では駄目駄目ですけどね。
       でもほら、初対面の時のあの子のことを思い出して下さい」

ルチア「あの時は……、ずっとビクビクしていて、なかなか口を聞いてくれませんでしたっけ」

アニェーゼ「オルソラ嬢の料理を口にして発した『オリーブの味がする……』。確かこれが第一声でした」

ルチア「最初は大変でしたね。二日三日経つ頃には今のように会話もできるようになりましたが」

アニェーゼ「ほら、その頃と比べれば大きく成長したと思いません?」

ルチア「……確かに、少なくとも人見知りは和らぎましたね」

アニェーゼ「あなたはあの子と近すぎてかえってその成長ぶりが見えてないんじゃねえですか?」

ルチア「そう……、なのかもしれませんね……」

アニェーゼ「ま、たまにはムチばかりじゃなく飴をやってもいいと思いますよ」

ルチア「……。ちょっとあの子のところへ行ってきます」

アニェーゼ「ええ、そうしてください」
282 :アンジェレネ「ねとり……?」5/7 [sage]:2010/10/03(日) 23:28:01.53 ID:yyKypfEo
――――――



 自室の片隅に置かれたベッドの上で、アンジェレネはいじけて丸まっていた。

アンジェレネ(シスター・ルチア……、も、もしかして、いつも迷惑だったのかな……?
        嫌われてたらどうしよう……)

 思考は悪い方へ悪い方へ傾いていく。
無性に悲しくなり、涙があふれてきた。

アンジェレネ(もう寝よう……)

 明かりを消してまぶたを閉じるも変に目が冴えて眠れない。
暖かい涙が顔をつたっていくが、それをぬぐう気力すら起きなかった。
と、その時、

「シスター・アンジェレネ、まだ起きていますか?」

 ドアの外からルチアの声がした。
アンジェレネは思わず跳ね起きる。

アンジェレネ「ね、寝てないです!」

ルチア「入りますよ」
283 :アンジェレネ「ねとり……?」6/7 [sage]:2010/10/03(日) 23:29:32.02 ID:yyKypfEo

ルチア「あら、真っ暗じゃありませんか。明かり、明かり、と……」

アンジェレネ(……あっ! 明かりがついたら泣いてるのがばれちゃう!)

アンジェレネ「ま、待ってください!」

ルチア「え?」

 静止の声は間に合わず明かりのスイッチが入れられた。
ルチアはベッドの上で自分の方を向いているアンジェレネの顔をまじまじと見つめる。

ルチア「……、泣いていたのですか?」

アンジェレネ「ち、違い……まっ……」

 慌てて首を振るも、溢れ出す涙は止まらない。

アンジェレネ「だ、だって、お、お母さんもお父さんだって、最初はそうでもなかったのに、私にどんどん冷たくなっていって……。
        だからシスター・ルチアも私のこと嫌いになったのかなって……」

ルチア「馬鹿ですね。そんな筈ないじゃありませんか」

 そう言って、小さく縮こまったアンジェレネの体をルチアが優しく抱き締めた。

アンジェレネ「ほ、本当に本当?」

ルチア「ええ」

アンジェレネ「よかったぁ……」

 アンジェレネは心底ほっとしたような声でそう呟く。
厳しくしすぎるのも考えものなのだなと、ルチアは心の中で反省した。
284 :アンジェレネ「ねとり……?」7/7 [sage]:2010/10/03(日) 23:30:31.88 ID:yyKypfEo

アンジェレネ「あっ」

ルチア「どうしました?」

アンジェレネ「えへへ、安心したらお腹が空いてきちゃいました。
        お、お夜食とか……駄目、ですよね?」

駄目もとで、そう確認する。
するとルチアは普段なら考えられない反応を見せた。

ルチア「はぁ……、仕方ありませんね」

アンジェレネ「えっ?」

ルチア「今から軽く夜食をとりましょう」

アンジェレネ「えええっ!? いいんですか!?」

ルチア「ええ。ただし今日だけ特別ですよ」

アンジェレネ「や、やったー! シスター・ルチア大好きー!」

はしゃぐアンジェレネを見て、ルチアは思わず口元を緩めるのだった。


「おわり」
285 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 23:51:25.98 ID:LfaALDI0

アンジェレネかわええなぁ
286 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:12:06.79 ID:7qA2dLoo
ぬあああああー!!
アンジェリネかわええええ!!

ってことで書きあがりました。全部で20レスもありますが。まぁ見てやってください
287 :伝えたい想いは月に乗せて[1/20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:14:33.78 ID:7qA2dLoo
書き忘れたのでちょっと注意書き

※土御門は舞夏に手を出してない設定になってます。






 月明かりが照らすベットの上で、ぎゅっと、目の前の小さな体躯を抱きしめる。

「んー? どうしたんだ兄貴ー?」

 ベットの端に腰掛けて、テレビを見ていた土御門舞夏が振り返ることなく、間延びした口調で返した。

「んにゃー、ただ舞夏を見てたら抱きしめたくなっただけだぜい」

「なんだそれー、変な兄貴ー」

 彼女の笑い声に、にゃははと小さく笑い、思う。

 ああ、何の歌の歌詞だったのか忘れたが、『抱きしめた強さで想い伝わるなら』いったい、今はどれほどの想いが、この腕から伝わっているのだろう。

 そんな不安が、抱きしめる腕に力を込めさせる。
 痛くはならないように、それでも、この想いが伝わるように、と。

「……なぁ、舞夏」

「なんだー?」

 土御門は、目を瞑って、

「今夜は……月がきれいだにゃー」

 その言葉に、抱きしめられる義妹は窓の外に視線を向けた。

「うんー? ……うん、そうだなー」

 優しい夜に、優しい言葉。
 彼の伝えたい想いは、伝わったのだろうか。

 ――――――
 ――――
 ――
288 :伝えたい想いは月に乗せて[1/20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:16:25.47 ID:7qA2dLoo
 携帯を取り出してワンコール、ツーコール、スリーコール……プツッ。

「にゃー?」

「あ? どうしたんだよ土御門」

 首を傾げる土御門に、不思議そうな顔をした上条当麻が訪ねた。

「いやー、うん?」

 リダイアルして、もう一度携帯を耳に当てる。
 ……お掛けになった電話番号は……。

「ありー? おっかしーにゃー」

「だからどうしたってんだよ」

「いやー……せっかく暇な金曜日だし、舞夏誘って飯でも食いに行こうかと思ったんだが」

「だが?」

「電話が繋がらねーんだにゃー。しかも、一回目はコールの途中でパッタリ切れて、二回目は留守番電話なおねーさんのきれーな声をご拝聴」

 肩を大きく動かして、まいったぜよ、と土御門はため息混じりに呟いた。

「どーしちまったのかにゃー、こんなこと今までなかったんだぜい?」

 ふざけた口調だが、隠しきれ無い不安が声色からにじみ出ていた。

 土御門元春は、義妹の舞夏が好きで好きでたまらない。
『義理』なので、厳密には違うのかもしれないが、筋金入りで、徹底的なシスコンである。
 彼は日頃、義妹&ロリっ娘萌えを提唱するが、その性癖はスバリここに起因する。
 要するに『義妹&ロリっ娘萌えだから義妹の舞夏を好きなった』のではなく『義妹の舞夏を好きだから、義妹&ロリっ娘萌えになった』のだ。

 だから、というわけでもないが、土御門の想いはどうしようもないくらいに本物で、
 だから、おそらく土御門の頭の中では、『最悪』のアレソレが巡りめぐっているのだろう。

 そこまでの愛情を知らない上条は、なんとなく、ただ単純に土御門があわあわするなんてめずらしいなと思って、

「あー、なんか、アレだな。土御門も人間なんだな」

「……は? なんのことぜよ」

 若干機嫌が悪そうに、土御門は上条を見た。
 人が本気で悩んでいるときに何を言ってんだ。といった感じだろうか。
 自分がつい言ってしまった言葉のタイミングの悪さに気づいた上条は、

「いやぁ、うん、なんかさ、焦ってる土御門なんて見たことなかったからよ」

 悪い、と言いながら頭をかいた。
289 :伝えたい想いは月に乗せて[miss 3/20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:17:40.29 ID:7qA2dLoo
「まぁでも、あれだろ、授業受けてたらマナーモードにすんの忘れてて慌てて電源切った。とかじゃねぇの?」

「うーん、うちの舞夏が普通授業受けてるとは考えにくいぜい」

 もう一度チャレンジするが失敗に終わったらしく、パタンと携帯を閉じてポケットにしまい込んだ。

「はぁ? あいつメイド学校通ってんだろ? 授業くらい受けるに決まってんじゃねえか」

 まるで意味が分からないといった風の上条に、土御門は頭を振って、ちょっとだけうれしそうに説明を始めた。

「いやいや、それがうちの舞夏は優秀だから大抵の授業は履修し終えちまってんのよ。学外学習っつー名目で外ぶらぶらしてんのも『繚乱家政婦女学校の生徒として外に出しても恥ずかしくない』って学校側から判断されてるからだにゃー。だから、普段あんま授業出てねえっつーわけですたい」

 と、話し終えて満足気な土御門。
 親馬鹿というか、義兄馬鹿である。もっとも、土御門の話は誇張されたものではなく、全て真実なのだが。

 それでも、上条は土御門の話で納得しなかった。

「普段あんまやってねえんなら、なおさらそうじゃねえのか? 偶然今日は授業が入って、んでもって偶然土御門から電話が掛かってきたみたいな。今までなかったんなら一回くらいあったて良いだろ」

 超能力の原理そのままに、低い確率であろうと、起こるものは起こるのだ。
 まして、超能力に比べ『偶然授業をしている時間に電話をかける』なんて、奇跡でもなんでもない、ただの偶然。
 むしろ、一度くらい起きないとおかしいくらいのものだ。

「むー、そーなのかにゃー」

 土御門も、それで一応の納得はしたようだったが、どうも心配は拭いきれていない様子だった。
 だから上条はちょっとでも安心させるために、

「案外ふた開けて見りゃそんなもんだって、小説みたいな劇的な話はそうそうねーよ」
290 :伝えたい想いは月に乗せて[miss 4/20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:18:32.03 ID:7qA2dLoo
 その言葉に、土御門は一瞬、ポカンとして、

「……く、ぷっ、にゃははは!」

 盛大に吹き出した。

「え? なに!? 今笑うところだったか!?」

「超巻き込まれ不幸体質主人公少年が何言ってんだにゃー! かみやんほどフィクションみてーなノンフィクション体験してるのもそうはいねーぜよ!」

「え、何ソレ!? 俺誉められてんの!? 貶されてんの!?」

 騒ぐ上条を横目で見ながら、未だ小さく痙攣する腹を抱えて、

「くくく、ふはぁ、まぁいいや、舞夏に連絡つかねーし、飯でも食いに行かねーか?」

「流された!? いや、誘いはうれしーけどこちとら貧乏学生なもんで金が……」

「金のことなら気にするな!! なんて豪気なことは言えねーけど、もともと舞夏連れてくつもりだったんだ。一人分くらいならおごってやるぜい」

 自らの栄養をまかなってくれるという言葉に貧乏学生は、

「んなッ!? マジですか!? マジですね!! マジかよいやっふぅう!!」

 拳を天高く突き上げ喜んだ。

「んな喜んでねーで、さっさと行くぜい、学び舎の園の近くにあるパスタ屋がうまいって吹寄情報信じて歩くにゃー」

 パスタ屋に野郎二人で行くのか? とか、栄養食品大好きな吹寄の味覚はあてになるのかとか、いろいろ考えつつ、まぁ食えるのならなんでもいいやと、上条は土御門の後を着いて行った。
291 :伝えたい想いは月に乗せて[5/20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:20:12.33 ID:7qA2dLoo
 歩き始めて、十分も経ってないだろうか。
 そろそろそのパスタ屋に着こうかというとき、上条の視界に土御門元春の義妹、土御門舞夏らしき姿が映った。

「おい、土御門。ありゃ舞夏じゃねーのか?」

 その言葉に、土御門もその上条が指し示す方向を見た。

「んにゃー? んー、おぉ確かに舞……か?」

 最近生まれた、オタクに媚びるミニスカなどでは断じて無い、由緒ある繚乱家政婦女学校特製のヴィクトリアンメイド。
 小さな、全身で包めば亡くなってしまいそうな、とってもちいさな体。
 カチューシャによって上げられて、夕日に反射し眩しい額。

 全てが、舞夏。

 確かに、舞夏。

 何度も何度も目に焼き付けたし、臭いも嗅いだし、味だって確かめた。
 全国、いや全世界舞夏コンテストが開かれても、当人を抑えて優勝するくらいは出来る。
 そんな舞夏ソムリエの土御門素晴から見ても、その姿は、間違いなく、純度100%で天然由来の舞夏だった。

 そう、確かに、舞夏。

 だったら、両手で大事に抱える、まったく見覚えの紙袋は、だれのためのものなのだろう。

 だったら、動く口から放たれる言葉は、いったいだれに向けられたものなのだろう。

 だったら、――横に連れ立って歩く男は――

 ――――――
 ――――
 ――
292 :伝えたい想いは月に乗せて[6/20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:20:38.91 ID:7qA2dLoo
 ――気がついたら、土御門は殺風景な寮の部屋で、電気もつけずに座り込んでいた。

 いや、気がついたら、というのは嘘だ。

 なぜなら、あの後上条とパスタを食べたのも、談笑したのも、帰りにコンビニでアイスを買ったのも、全部土御門は覚えているから。

 でも、どれもが現実感のない、まるで夢のような、実際にはそうであってほしくないもののような、そんな感覚だった。


 あの男、あのとき舞夏の横に居た男。

(「実地授業……とかいうやつじゃねーの? 仮でも主さんの目の前で携帯取るわけにわいかねーだろ」)


(かみやんはそう言った。確かにもっともだし、論理的にも矛盾はない)

 頭で納得していても、なぜか、心に引っかかる。



 結局あの後は、そこに留まることはせず上条と共に目的地のパスタ屋で夕食をとった。
 そこでは、いつもの土御門元春でいれた、と思うが、どれだけ親友と言葉を交わそうと、その疑念が晴れることはなかった。

「…………」

 そもそも――なぜこんなに引っかかっているのだろうか。
 横にいたのが男だったから?
 いや、家政婦学校に通っているのだからこういう事があることは考えていた。
 嫉妬? いや、たぶんちがう。
 限りなく近くて、それでも確かに違う、黒い感情。
 ――なにが、こんなにひっかかっているのだろうか。

 わだかまりが、大きくて、誰かに取って貰いたくて。


 土御門は今度こそ、気がつけば電話に手を伸ばしていた。


 リダイアルボタンを押して、先程は繋がらなかった番号が有機ELの画面に白く表示される。

 ゆっくりと、緩慢に、携帯を耳に押し当て、ワンコール、ツーコール、

『っと、もしもしー、兄貴かー?』
293 :伝えたい想いは月に乗せて[7/20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:21:42.77 ID:7qA2dLoo
 間延びした、馴染んだ声が耳に響いて、どこか安心し、まだその声に安心出来る自分に安心した。

「おう、舞夏だけの兄貴、土御門元春だにゃー」

『んにゃー。で、どうしたんだー?』

「いやぁ、夕飯いっしょに食おうと思って電話したんだが繋がらなくってにゃー、なんかあったのかなーっと電話したんだぜい」

 自然な話題の振り方だ。と土御門は思った。
 義妹が自らその話題に触れなかったのが、不自然だとは、思わなかった。

『あーあのときかー、ちょっと実地研修の一貫で、人に着いてたんでなー、すぐに電源切っちゃったー。悪かったなー』

 ――ほっと、土御門の中から張り詰めていたものが抜けてしまった。
 かくして上条の予想は全て的中していた。
 だから、義妹が電話に出なかったのは、授業中鳴り響いた携帯を慌てて切るのとまったく同じで、あの男に見せた笑顔は、単にその依頼主? とやらがいいやつだっただけ。
 土御門が心配すべきことなど、なにもなかったのだ。

「あ、あぁ、なるほどにゃー、んなら別に構わんぜい。そういやあ実地研修っつっても実際人に着くのは初めてじゃなかったかにゃ?」

 安心して、後はいつもどおりに、義妹とのだらだらでぐだぐだな雑談を楽しもう。

『そうだぞー。それはそれは緊張したわけで、いつものメイドスキルの十分の一も発揮できなかったんだからなー』

「そりゃあ残念ぜよ。でも舞夏のスキルなら十分の一でもクライアントは満足しただろうぜい」

『いやいや、兄貴はわかってないなー。例えそうだとしてもメイドたるもの自分にできる最上級の施しをしなければダメなのだよー』

「じゃあ今回の舞夏はダメだったのかにゃ?」

『そうだなー。100点を目指さず100%出そうとしたんだが、結局出し切れてなかったし、駄目だったかもしれんなー』

「なかなかいい言葉……? そういやぁどっかで聞いたことあるセリフだぜい。それ」
294 :伝えたい想いは月に乗せて[8/20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:22:21.52 ID:7qA2dLoo
『先週発売の◯ンデーに書いてあったぞー』

「んなっ!? 今までのそれっぽい発言全部受け売りかにゃ!?」

『失礼な、ある程度解釈してメイド用に変換してるじゃないかー』

「それを受け売りというんだにゃー!! 授業でやったー、とか! えらい人は言いましたーとか! そういうとこ感じのメイド心得みたいなのねーの!?」

『んー……あー、「メイドたるもの一度は殺人現場を見ろ!」と先生が言ってたぞー』

「それメイドの心得として適切じゃねーぜよ!! ってかそれも元ネタはドラマだぜい!!」

『そういえば、その後「無ければ作ればいいじゃない」とも言ってたなー』

「ちょっといい言葉っぽいけど流れがおかしい!! その先生殺人現場作る気マンマンじゃねーか!!」

『私はその言葉にひどく感銘を受けてなー。一人前のメイドになったら一度は「見て」やろうと誓ったんだぞー』

「にゃー!! そんな殺人事件は一般的じゃねーから!! たぶん『見る』の前に『[ピーーー]』が含まれてるから!! おにーちゃん強化ガラス越しに舞夏と会いたくはないぜよ!!」

『はっはー、おかしなことを言うなー兄貴。私の犯罪に足が付くとでも思ってるのかー?』

「いやいや!! 足が付く付かないじゃなくて! 罪を犯しちゃってることが問題なんですたい!!」

『んー? その先生は「バレなければ何もなかったのといっしょだ」とも、』

「センセェええええええええ!!!! ヤっちゃてんじゃねーかそれ!! 絶対殺人現場作って見たことあるぜよその先生!!」
295 :伝えたい想いは月に乗せて[9/20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:22:53.78 ID:7qA2dLoo
 くく、と、電話から笑い声が漏れてきて、

「くはっ」

 つられて少し笑ったら、後はもう雪だるま式だった。
 結局二人で大笑いして、ああ幸せだなぁと頭の中で考えて、土御門は幸せだったのだ。

 ひぃひぃと、吐き出した息を取り戻し、一息ついて。

「まぁ、ともかく。お疲れさまだぜい」

『それがだなー、今回の研修は一日じゃなくて一週間続けてなのだよー。だからまだお疲れ様ではないなー』

「ほーお、それこそお疲れさまだにゃー」

『ほんとにお疲れ様だぞー。依頼主と年が離れすぎてて会話が難しいのだよー』


「――ン?」


『それじゃ、私は明日までに用意するものがあるから切るぞー。またなー』

 プツっと。電話は切れた。

 なんの音もしない携帯電話を耳に当て、しばらく土御門は動けなかった。

(『――依頼主と年が離れすぎてて――』)

 義妹の言葉が頭を巡る。

(なんで――『嘘』を吐いた?)

 土御門が上条と共に見た舞夏。その横にいたのは、ちょうど自分と同じ、高校生くらいの男だった。
 だから、『年が離れすぎてる』なんて、ありえない。

 いや、もしかすると、依頼人は別の男なのかもしれないし、小萌先生よろしく、その中学生(仮)が合法ショタなだけなのかもしれない。
 第一中学生が依頼人というものおかしいだろう。それに、ただの依頼人にあんな――土御門ですら見たことのないような、そんな笑顔を振りまくだろうか。

(そんなはずはない。そうだ、舞夏はきっと、嘘をついていない)

 強引に、義妹を、義妹と自分の関係を信じようとして、仮定だらけの推測を自分の中の真実にして、

(でも……なら……舞夏は、なんであの男と――)

 その真実が照らすのは、もっと、もっと信じがたい事実だった。
296 :伝えたい想いは月に乗せて[10/20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:23:24.74 ID:7qA2dLoo
 冷静に考えれば、いくらでも反論はできる。
 彼は依頼人の助手か何かで、メイドである舞夏を案内していた。とか、もっともらしい反論は。

 でも、舞夏の笑顔が、楽しげな表情が、頭から離れなくて、土御門の理性的な部分を、全部まとめて壊していた。

 きっと、アレはそういう事なのだろう。

 土御門は、ひとりの部屋で、頭を抱えるでも、悲観に暮れるでもなく、服を着替えていた。
 動きにくい学生服ではなく、まるで合気道の道着のような和服。

 冷静であれば、こんなことはしないだろう。
 土御門自身も、誰も特しないことだと分かっている。

 それでも、必要なことだった。

 着替え終わった土御門は、草履を履き、仕事用の携帯を手に取って、すっかり日の落ちた街へ歩き出す。
 外は、土御門の気持ちを示すような曇天で、見事なまで、空にはなにも見えなかった。

 金髪にグラサンに和服という服装は、ここが科学の最先端学園都市だということを抜きにしても浮いていた。
 道行く人々は土御門をそれとなく避けるように歩く。
 それを土御門はまるで気にする風もなく携帯を取り出して、登録された電話番号の一つを選ぶ。

 コール音がなるまでもなく、それはすぐに繋がった。
297 :伝えたい想いは月に乗せて[11/miss 19] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:25:15.98 ID:7qA2dLoo
『土御門、何か要件ですか』

 平坦で、丁寧な、男の声。

「第七位の場所を調べろ」

 平坦には平坦に、無感情には無感情に。

『第七位……ですか。もちろん可能ですが何のおつもりで?』

「少し気になることがある。それだけだ」

『ふむ、あまり「グループ」の回線を使って個人的なことはしてほしくないのですが』

「第七位は正義の味方気取りの熱血野郎だろう? その上研究者が手を出せないほどの不確定要素《イレギュラー》だ。いつ衝突するかわからない不穏分子を直に確かめておくのは『グループ』にとって損にならないとおもうが?」

『……わかりました。そちらに第七位の位置情報を送りましょう』

 電話が切れると同時に、データの受信があった。

 ほのかな熱をまといながら発光する携帯電話のディスプレイに映る地図を眺める。
 その中央に、ゆっくりと動く小さな赤い点が灯っていた。

「……」

 パタンと携帯を閉じて、土御門は角を曲がった。

 電話の男に言った言葉のほとんどは嘘だ。第七位どれだけ正義感に溢れているとしても、闇の奥で暗躍するグループと衝突することはまず無いだろうし、あったとしても、こちらにはそれ以上の化物が居る。
 倒す必要はなくとも、撒くことは考えるまでもなく可能だ。

 ただ、そのなかで本当だったのは『第七位の場所』知りたいという一点のみ。
 土御門は、別に第七位の情報を知りたかったわけでも無ければ、実力を確かめたいわけでもない。

 だって――舞夏の横にいたのは、第七位だったのだから。

 袖に忍ばせた折り紙を手で触り、確かめて、暗闇の路地を進んでいく。
298 :伝えたい想いは月に乗せて[12/19] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:26:01.57 ID:7qA2dLoo
 第七位は確かにそこにいた。
 携帯の地図に映る赤い点は、いったいどんな技術を使っているのか、実際の第七位の位置と寸分の狂いもないように思えた。

 一度、肺の中の空気をすべて入れ替えるくらいに深い深呼吸をして、焦る気持ちと、引きつる顔を抑えこみ、

「にゃー、そこのおにーさーん」

 人懐っこい、いつもの土御門元春で駆け出した。

「ん?」

「あのよー、レベル5の第七位ってあんたでいいのかにゃー?」

 その質問に、第七位は腕を組み胸を張った。

「ああ、レベル5のナンバーセブンこと削板軍覇とはこの俺のことだ! ……で、何のようだ? そんな変な格好をして」

「くはぁ、あんただけには格好のこと突っ込まれたくなかったぜい……。ま、ちょっと聞きてーことがあんのよ。いいかい?」

 白々しく溜めを作る土御門を、削板はいぶかしみながらも、

「おお、何だ?」

 土御門は、これ以上にないくらい、わざとらしい笑みを浮かべた。

「――土御門舞夏、って……知ってっかな?」

「ああ、知ってるぞ」

 拍子抜けするくらいの即答だった。

「どういう、関係ぜよ」

 そこで、今まで自信しか浮かべていなかった削板の表情に、はじめて別の色が映った。
299 :伝えたい想いは月に乗せて[13/19] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:27:09.84 ID:7qA2dLoo
「……何故そんなことを聞くんだ?」

「にゃはは、いきなりんなこと答えるはずがねーか……まぁ今の反応で8割わかったようなもんだが」

「テメェ……どこの誰なんだ」

 のらくらとはぐらかす土御門。削板は、少し体制を低くし手を広げ、理由如何ではすぐに潰せるぞという、強烈な圧力を、無意識にかけた。

「そうカッカするもんじゃないぜい。俺は、土御門元春っつーもんだ」

「つ……ちみかど?」

 意表を疲れた削板は、ほとんど無意識に言葉が出ていた。

「はっ、変なことで切るんじゃねーぜよ。舞夏と同じ、土御門。そこそこめずらしい苗字だし、分かんだろ?」

「……兄妹か?」

「そ、舞夏の兄やっとります。改めて、土御門元春だにゃー。ついでに最初の質問の答えもこれでお願いするぜい」

 それで、削板は体制を戻した。

「あ、そっか、なるほどお兄さんか。そりゃ聞きにも来るな」

 土御門の嘘かホントをわからない言葉を信じるあたり、頭が弱いヤツなのだろうと、土御門は感じた。
 でも、それなら、都合が良い。

「そーそー。で、肝心の答えを聞いてないぜよ。第七位、アンタは、舞夏の何なんだ?」

 笑みを浮かべる口で言葉を紡ぎ、サングラスに隠れた目線は鋭く。
300 :伝えたい想いは月に乗せて[14/19] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:30:05.40 ID:7qA2dLoo

 真逆になった質問に、削板は少しだけ照れながら、

「あぁ……なんだ、いざ口にするとなると照れるな……あれだ――恋人だ」

 目を背けて、ポリポリと指で頬を掻く。
 それは、まるで昭和の番長のような風貌から想像のつかない、繊細と取れる一面だった。

「ああ――やっぱり、な」

 土御門は、睨むでも、悪態をつくでも、ましてや殴りかかるでもなく、ただ、超然としていた。

 予想はしていた。それの答え合わせなのだから傷付くも、付かないもないだろう。

「なんだ、分かってたのか。意地の悪い奴め」

 そんな様子を、どうとったのか、削板は急に笑顔になった。

「舞夏のやつも兄がいるなら言えばいいのにな。そういえば、俺はアンタのことをなんて呼べば良い? 兄さん……なんか違うな、兄貴、か?」

『舞夏』、『兄貴』。

 自分の中で圧し潰してたアレコレが、なんだか、限界だった。

「ヤメろ」

 土御門の口から出たのは、自分でも驚くくらいの低い声だった。

「俺のことを『兄貴』って呼んでいいのは舞夏だけだ」

「あぁ、そうか。ならやっぱ兄さんか? じゃあこれからよろしくな、兄さん」

 スッと、伸ばされた削板の手。
 素直で、正しい彼の、親睦の証。
 だが、

 ――パンッ。

 土御門はそれを、払った。

「あ?」

 呆然とする削板を見ず、うつむき気味で、土御門は言った。

「――お前に俺の気持ちを分かってくれとは言わねぇが……黙って俺と殺り合ってくれ」

 その土御門の姿に、鈍感な削板も何かを感じたのか、

「……わかった」

 払われた手を収め、首肯した。
301 :伝えたい想いは月に乗せて[14/19] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:31:07.60 ID:7qA2dLoo
 二人は場所を移し、第十八学区に居た。
 第十八学区は、もっとも能力開発が盛んな地区で、高位能力者も多い。
 そして、そういった能力者が、能力を思い切り試すことが出来るようなひらけた場所が多々ある。

 この場所も、そういった場所の一つ。
 そのちょうど真ん中で、人二人分ほどの間を開けて、二人は立っていた。

「……戦うことは了承したが、俺はお前の命まで奪いたくはないぞ」

 軽く屈伸運動をしながら削板は言った。

「ああ、構わない。俺はお前を[ピーーー]ことなど出来やしないし、お前は俺を[ピーーー]つもりがない。それは分かっている。だから、お前は単純にぶつかってくれれば良い」

 対する土御門は、ただ、悠然と立っていた。

 削板の準備も整い、場は整った。

「では、行くぞ」

 開始の号砲は、なかった。

 土御門が大きく踏み込んで、一気に距離を詰める。
 踏み込んで下がった体制を利用し、右の拳を振り上げ顎を狙った。

 ガコッ!! と、乾いた音が響く。
 驚くほどに、簡単に攻撃が通った。

「……そんなもんか」

 上へと延びるエネルギーを回転運動に変換し、左の肘で鳩尾を突き立てた。

「……っ、そんなもんか」

 そして、上がった右拳を振り下ろし、槌拳を顔面へとたたき込もうとして、

「テメェの根性《想い》はそんなもんかァああああああああああ!!!!」

 瞬間、削板の後ろで、強烈な爆発が巻き起こった。
 爆風に煽られるようにして、土御門はまるで紙くずのごとく後方へ吹き飛ぶ。

 一回、二回とバウンドし、3メートルほど地面を削って停止した。

「ガッ……ハ…………!」

「オマエが何を想ってるのかは知らねェ。表情から読み取るに、それ相応に重いもんを背負ってんだろ。なら出し惜しみしてねェで全力をぶつけてこい!!」
302 :伝えたい想いは月に乗せて[miss 16/19] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:35:32.16 ID:7qA2dLoo
 ああ、なんていい奴なんだろうか。

 ――ふらつきながら、手を地面に付け、体を起こす。

 もし、削板が悪いやつなら、なんだこいつはと思えるやつなら、土御門は削板を恨めば良かった。

 ――手を地面から離し、両足で体を支える。

 それだけでよかったのだ。恨むだけて。それで良かった。

 ――背筋を伸ばし、削板を見据える。

 でも、いい奴だったから。
 単純に、自分は負けたのだ。

 なんて、惨めなんだろう。

「勝手なことを……抜かしてくれるなァ!!」

 袖の中に潜めていた、小瓶と折り紙を取り出した。


「いいだろう。出し惜しみせず、本気でぶつかってやる」


 小瓶を四方に投げ、折り紙を手にも止まらぬ速さで折りあげる。
 小瓶の全てが地面に着くと同時に、折り紙を削板との中央に放る。

「《場ニ流レシ全テノ力ヨ、和ヲ為シ全テニ平等ヲ》」


 土御門の言葉に、全ての小瓶が光って、中央に座する折り紙が弾けた。
303 :伝えたい想いは月に乗せて[17/19] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:36:46.02 ID:7qA2dLoo
「これは……?」

 四方で区切られた空間が一瞬だけ淡く輝いた。

「……知っているか?」

 先程よりも、しっかりとした足取りで、土御門は削板へと進む。

「多数の武術が融合し出来上がった合気道。そして日本を示す『和』の文字の意味」

 削板は答えない。

「『和』とはそれすなわち『円』。円は循環を示し、全てが循環すればどこにも角は立たぬ」

 また、一歩、土御門と削板の距離が縮まった。

「合気道は相手の力を利用する武術だ。合気が強ければ強いほど、コチラも強くなる。そうして対等に、平等に成ることで、争いを消す」

 削板は動けない。

「それは、日本がはるか昔、『大和』と呼ばれたように、この国の全てに染み込んでいるわけだ」

 残り3m。最初とほとんど同じ位置へともどり、土御門は歩みを止めた。

「だから、日本でしか発動できねーんだが。まぁいいだろう。つまり今、オマエと俺の全ての能力《パロメータ》を足しあわせ、再分配したわけだ」

 だから、と続けて。

「――コレで、対等だ」

 不敵な笑みを浮かべながら、土御門は片手を前へ突き出し、手招きした。

「……おもしれぇ」

 それに誘われるように、削板が腕を振り上げ、前へと跳ねた。

「う、ォォォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 空間に、ふたり分の咆哮が響き、地面が、爆発した。
304 :伝えたい想いは月に乗せて[18/miss 20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:40:35.95 ID:7qA2dLoo
 その戦いは、壮絶だった。

 ありえないスピードで、ありえない出力で、お互いが力を、体を、心をぶつけ合う。
 ガガガガッッ!! と、素手の殴り合いで起きるべきでない音が鳴り響き、それに応じて景色が崩れていった。

 あまりに壮絶で、それは土御門の言葉通り、対等に見えた。
 しかし、そうではなかった。

(やっぱ……ガタが出てきたにゃー)

 土御門の術は、場にいる者の全ての『能力』を統合し、再分配する。
 だから、能力、すなわち元かな備わっているのでないモノ。例えば、『体力』は平均されない。
 もともと傷ついていた上、超能力者である土御門は、魔術によって傷つく。
 大掛かりではないが、とんでもない効果を発揮する術式だ、当然、土御門の体はズタズタだった。
 今までは分けられた削板の力で誤魔化してきたが、長時間の戦闘で、誤魔化しが効かなくなってきた。

「どうした!! 動きが鈍ってるぞ!!」

「はっ!! オマエの目が鈍ってきているだけだ!!」

 超音速の戦いの中で、確かに反応が鈍っている。

 ズガガガッ!! と、必殺の一撃が捌かれ合う中で、一瞬の遅れは文字通り致命的。

「ぐらぁああああああああああ!!」

 たぶん、全力を出しながら戦うのが楽しいのだろう。
 対等な相手となった土御門に、最初の『殺さない』という誓いはどうやらどこかへ抜けてしまったらしい。

 戦いを終わらせる一撃が、土御門の水月に突き刺さった。
305 :伝えたい想いは月に乗せて[19/20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:43:21.34 ID:7qA2dLoo
 ゴバァアッッ!!!!

 ちょうどその瞬間、削板の下に居た土御門は、真下へと殴り飛ばされ、地面に小規模でないクレーターを作った。

「…………ッ!!」

 肺の中の空気が全て持って行かれ、声すら出なかった。

「はぁ……はぁ……」

 息を荒がせながら、削板が横へと降り立った。
 土御門は、ゆっくりと肺に空気を取り込んで、

「っく……はー、オマエの」

 勝ちみたいだな。そう言おうとしたところで、血が吹き出た。
 傷つきすぎて、術式の効果が切れたようだ。

「んな!? 大丈夫か!?」

 戦いが終わり、落ち着いた削板が慌てた様子で叫ぶ。
 ああ、くそ、なんていい奴なんだだ。

「はっ、俺の能力はっ、肉体再生《オートリバース》だ……くっ、しばらく寝てりゃ、治る」

 もちろん、嘘だ。

「馬鹿なこと言うな!! 病院へ運ぶぞ!!」

 削板が土御門の腕を取ろうとした、でも、それは、受け入れがたかった。

「止めろっ!!」

 血を吐きながら、それでも叫んだ。

「これ以上……俺を惨めにさせないでくれ」

 愛しの義妹を取られたから、殺し合いを挑んだ。
 どれだけ、惨めなんだろうか。どれだけ、情けないんだろうか。

 そんな、細かい気持ちを削板は知らない。
 それでも、

「分かった……楽しかったぞ、またいつかやろう」

 削板は土御門を置いて去っていった。
306 :伝えたい想いは月に乗せて[20/20] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:46:03.23 ID:7qA2dLoo
 厚い雲のせいで月の明かりすらも届かない、ほとんど漆黒に近い闇。

「どんだけ……はぁ……カッコいいんだアイツは」

 一人で、そんな空を眺めていると。

「まったく……あなたは何をやっているんですか」

 遠くから声が聞こえた。

「……海原か」

 首をひねって見つけたのは、好青年という言葉を絵にしたような少年。

「上から電話があって向かってみれば、第七位とあなたが殴り合いしている。まったく……、どうしたらいいのかわかりませんでしたよ」

 肩で大きく、わざとらしくため息を吐く。
 そういう動作が、ことごとく絵になった。

「まぁ、事情は聞きませんが、とりあえず治療ですね。そばに車を待たせています。自分で……歩けそうにはないですね。仕方ありません、背負いましょうか」

 そう言いながら、土御門の腕を取る海原。土御門はそれを拒むことはしなかった。

「なぁ、海原」

「はい? なんでしょう」

 土御門は目を瞑りながら。

「今夜も……月は綺麗だな」

「はぁ? 何を言ってるんですか月なんて見えませんよ」

「いや、いつだって、月は綺麗なんだぜい? 例え俺を照らさなくたって、月は綺麗なままなんだ」

 海原に、というよりは、自分に言い聞かせるように、土御門はそう言った。

「ぃよっと、いいですから、さっさと行きますよ。」

 海原の背に乗り、土御門は、運ばれる。

 ――きっと、伝わらなかった彼の想い。
 ――それでも、彼は想い続ける。
307 :伝えたい想いは月に乗せて[fin] ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:47:32.05 ID:7qA2dLoo
土御門好きだから、純粋なNTRは無理だったので

N:寝てないけど
T:取
R:られちゃった

って感じです。
話作ってるうちにどんどん楽しくなっちゃった。長編でじっくり書きたかったかも


以下補足という名の蛇足

・かみじょーさんは帰った後放置プレイかましてたインデックスに噛まれました。
・軍覇さんが土御門の出し惜しみに気づいたのは純然たる勘。
・軍覇さんのどこに舞夏が惹かれたのかは俺も知りません。
308 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 00:52:57.64 ID:DbTjlXAo
乙! まさかここですごパが出てくるとは
こういう土御門は新鮮だった
309 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 00:56:47.21 ID:7qA2dLoo
書き忘れとった。分かると思うけど夏目漱石さんの「I LOVE YOU = 今夜は月が綺麗ですね」ってのが元ネタ(?)
310 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 01:20:31.27 ID:ZQCEU52o
つっちーかわいそう
311 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 01:47:40.59 ID:7qA2dLoo
あとは打ち止めの人……
そういや前回もそうだったな
312 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 01:53:36.68 ID:DbTjlXAo
うぬぬ
313 : ◆lsUMWqdC0k :2010/10/04(月) 02:35:01.02 ID:e/1S5Eko
打ち止めの人は寝落ちかな?ちょっと残念だけど仕方がないなー…
来週は試験的に7時半スタートにしてみるのはどうだろうか

あとせんせーそれとは別に安価飛ばしていーですかー?
314 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 02:40:54.23 ID:7qA2dLoo
先生いいと思いますよー
315 : ◆lsUMWqdC0k :2010/10/04(月) 02:51:01.61 ID:e/1S5Eko
うわーいじゃ飛ばすぜー
来週  >>317
再来週 >>319
でいってみよー
316 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 02:51:56.51 ID:XuqH6Igo
参加者の皆さんお疲れ様ー
今回自分は参加する余裕なかったけど次回以降時間合えば参加したいにゃー
どれもNTRというお題に果敢に挑みかかってて良作揃いでした
流石です!
317 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 02:53:03.77 ID:XuqH6Igo
ん、お題に引っ掛かるか分からんけど
安価なら「VS!!」で
318 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 02:53:05.91 ID:xdlrO9.o
片思い
319 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 02:54:57.22 ID:jwmWkqI0
お姫様抱っこ
320 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 02:57:25.95 ID:XuqH6Igo
なんか連投気味にお題とっちゃってすんません
とりあえずどっちかには参加したいな〜
321 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 02:58:54.98 ID:Ukpys.DO
打ち止めの人またこないんか
打ち止めなんかアレイスターの呪いでもかかってんのかな
322 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/04(月) 03:01:53.51 ID:7qA2dLoo
来週「VS!!」
再来週「お姫様抱っこ」

か。

来週の日時は試験的に7時半(19時半)かな?
再来週は来週の感触見て決める感じで

そういやここって総合スレとかに宣伝すべきなんだろうか
323 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 03:04:55.67 ID:XuqH6Igo
まだ認知度も低いし宣伝した方がいいようなどっちでもいいような・・・w
324 : ◆lsUMWqdC0k :2010/10/04(月) 04:31:30.19 ID:e/1S5Eko
いいと思うぜぃ
何かテーマがあった方が書きやすいって人も居るだろうしね
325 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/04(月) 07:03:28.67 ID:a8kmYQAO
>>321
打ち止めSSは打ち止められているのさ(キリッ
326 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/04(月) 12:45:51.50 ID:gum/WkDO
わー、寝てる間に終わってら
皆乙っした
327 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/04(月) 23:50:32.91 ID:haVWNgc0
再来週の分ってもう予約できるの?
できるなら打ち止め予約したいんだどん
328 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/05(火) 00:05:20.64 ID:ftwBfz.o
いんじゃね?
もはや打ち止めは来ないジンクスを破ってくれる猛者を募集中って感じだ俺の中で
329 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/05(火) 13:01:18.71 ID:PstV9EDO
じゃあ再来週で一方通行予約
330 : ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/06(水) 02:24:26.09 ID:Y723NrQ0
再来週打ち止め予約す
331 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/06(水) 02:27:11.23 ID:uMEAUGQo
次回の予約あつまらなすぎワロタ
このまま集まらなかったら一週お休みしてもいいかもね
その場合はお題をその次の週へ繰り上げた方がいいかと思うが如何か
332 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/06(水) 07:36:49.39 ID:uGIRuoDO
今週は22巻と2期があるから集まらないんじゃね?
書くより読みたいんだよ!みたいな
333 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 22:07:17.87 ID:BrkVFjso
今週は投下ないのか…
334 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 22:30:11.14 ID:QMuJQOYo
申請もなかったし、>>331の言うとおり一週先送りにでもしますか
今週末は「お姫様だっこ」
来週末は「VS!!」で

っつーか22巻ショックのせいだろうなー・・・
335 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 22:37:41.14 ID:QgDtRpMo
>>334
やっぱ一週間のほうがいいだろ
間隔短いほうがやる気もでるし
336 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 22:38:58.75 ID:QMuJQOYo
>>335
一週区切りはそのままだよ
単に一回分ナシになって繰り上がりになっただけ
337 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 22:44:40.78 ID:QgDtRpMo
>>336
そゆことか
スッキリした
338 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/11(月) 17:45:58.90 ID:JfYmokAO
というか、知名度が圧倒的に足りなさ過ぎる
だからこそ基本上げ進行だったのに、態々下げてばっかりじゃ本格的に人来なくなるぞ?
339 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/11(月) 22:15:22.36 ID:IJRPlUSO
ならば職人集まるのを期待しつつ上げ
340 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/11(月) 23:50:17.46 ID:gWqZzAso

「長居すると冷えてくるな。秋沙、寒くないか?」
「当麻君とくっついてると寒くないよ。……と言いたいところだけど。さすがに足が寒いのはどうしようもないね」
「じゃあ、もう帰るか?」

この高台に来て、20分くらいだろうか。
もとから夜景以外に見えるべきものがあるわけでもないし、ブランコで遊ぶ年でもない。
寒くなければいつまでだってここでじゃれあっていたいのだが、そろそろ厳しい季節だった。

「あとちょっとだけ」
「ん。わかった。……で何分ぐらいだ?」
「一時間くらい?」
「それ、かなり寒いんじゃないか?」
「そうだね。でも。帰っちゃうとこんなことできなくなる」
「だなあ」

こんな時間に女子寮に上条が入るのはあまりに剣呑だし、その逆はインデックスがいるせいで無意味だ。
二人っきりで触れ合える場所は、寒い場所ばかりだ。
柵にもたれかかった背中が寒い。だけど、全幅の信頼を寄せるように預けてくれた姫神の重みが嬉しい。
触れ合っている体の前面は大丈夫だろう。せめて届く、背中と頭を撫でる。

「寒いところにいるのは残念だね。あったかいところでこうされたら。寝ちゃうかも」
「気持ちいいか?」
「すっごく。安心する」

きゅっと上条のジャケットを握るその手に、庇護欲をそそられる。

「明日。当麻君はお昼どうするの?」
「あー、弁当を作るにも晩飯の残りとかないからなあ」
「じゃあ。作ってきても。迷惑じゃない?」
「……マジ?」

それは嬉しい。物凄く嬉しい。そして同時にかなり恥ずかしい。
うまく立ち回らないとクラスメイト中に晒されることになる。
上条の懸念を理解しているのだろう。姫神がクスリと笑った。

「おおっぴらなのは恥ずかしいから。屋上とかで二人で食べよう?」
「まあ屋上にもそこそこ人はいるけどさ。まあ教室よりはずっといいか」
「やめたほうがいい?」
「いや、なんだ。恥ずかしいんだけど、それ以上に食べたい。秋沙の料理」
「うん。……明日までには無理だけど、もうちょっと恥ずかしくないものを作れるように勉強しておくね」
「秋沙の腕はもう充分だろ」
「そんなことないよ」

そんな、どうでも良いようなことを喋りながら空を見上げる。
地上の光がさえぎるから大きな星しか見えないが、建物に切り取られない星空はひたすら広い。
胸の中に好きな女の子の体温を感じながら見上げるそれは、普段と全く鮮やかさが違っていた。

341 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/11(月) 23:50:45.02 ID:gWqZzAso
ごめーーーーん!!!!
誤爆してしまいました。
大変申し訳ありませんでした……。
342 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:00:21.82 ID:Xcyc/6AO
似たようなスレを大分前に見たことはあるが、あれは固定参加者がいたからなぁ……
とりあえずは固定参加者が出来る位には知名度を上げないと、文字通り話にならない訳だ
343 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/12(火) 00:00:33.95 ID:aXq2qiQo
ああ、やはり姫神とくっついてくれるんだな
344 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/12(火) 00:01:02.39 ID:Xcyc/6AO
間違ってsageちまったorz
345 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/12(火) 02:21:07.87 ID:brs9Uuso
この前総合で宣伝してたけど効果なかったしな…
346 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/12(火) 05:17:17.09 ID:Xcyc/6AO
合作というくらいだからリレーなのかと思ったら違ったからなあ
結構目をつけてる人は多いと思うけど、今の形式なら総合でやっても大差ないんじゃないかと思ってしまう
347 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/12(火) 05:27:56.20 ID:72hyoIDO
全作読んだ。

まあ、面白ければ自然と人は集まるさ

……つまりそういうこと
書き手さん頑張って。
348 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/12(火) 06:57:18.63 ID:qrbGEgDO
2つめのお題でいきなりNTRが来たのもでかかったんじゃないかな…
349 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/12(火) 12:11:17.58 ID:lF4CBbAo
age進行忘れがちなのは正直スマン
形式上、各々の作品に対する感想が付きづらいのもネックかなーって思う
>>346の意見に甚だ同意だなぁ
350 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/12(火) 18:18:33.09 ID:72hyoIDO
ふと思ったが
1日に集中して投下するより
その週ならいつでも投下出来るようにした方がいーんでない

その方が感想つきやすいし
頻繁にage進行になるだろうし
351 : ◆V3aB9Uiquk :2010/10/12(火) 18:38:29.42 ID:UQRSnEDO
>>346
でも総合じゃあ皆がひとつのお題で書くなんてのは出来なんだ
しかもお題で『π/』とか取れたらとか考えると…胸熱
352 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:12:29.74 ID:qrbGEgDO
いっそ連休あたりを見繕って一気にリレーに持ち込んでしまうのも有りじゃね?
353 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/12(火) 23:27:02.23 ID:lF4CBbAo
>>350
10月第○週はテーマ〜〜、第×週は〜〜で自由投稿、とか?
悪くないかも
>>352
リレー形式もいいよねぇ
でもハードル上がるのが難点だな


思うに、打ち合わせとネタ投稿を同じスレでやらざるを得ないのも少し不便なのかもしれない
とはいえ別スレ立ててやるほどでもないんだよね
354 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/13(水) 15:09:03.54 ID:k2ukkUYo

亀だが前々回の『誰にもいえない秘密』で青髪ピネタを思いつき、
一応途中まで書いたんだが気づけば終了していた上場所がなくて総合に投下しちまった。
よかったら誰か見てくれ。

>>353
ハードルはあがりそうだがネタさえあればリレーは人集まりそう
355 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/14(木) 07:32:57.51 ID:KN0YV.AO
複数でも同時にネタ出しして、書き手が好きなの選んでリレーできれば良いと思うんだ

名前欄にタイトル必須にしとけば混乱も少なくて済むかと

引き継ぎが余りにふざけた内容だったら「俺がもう1パターン書いてみるぜ!!」って人が書いて良いと思うし
混乱と争いを忌避し過ぎると勢いがなくなっちゃう
356 : ◆lsUMWqdC0k :2010/10/20(水) 21:11:06.28 ID:M.cPGlwo
>>354
なにそれごめんなさい
ダッシュで見てくる
357 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:49:20.31 ID:ZPC7vSAo
復活したか
日程どうする?
358 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/21(木) 00:27:00.56 ID:7q5tvgDO
おお、復活か

日程はとりあえず、今週の日曜とかでいいんじゃなイカ?
359 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/24(日) 02:56:35.30 ID:7iLxRsAO
亀だが、もしリレーするなら既にあるスレを参考にしてみては?
360 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/24(日) 19:39:40.86 ID:ZCxqycDO
age
361 : ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:30:39.97 ID:AZvCHug0
人いねーなwwwwww まあ、リレーも良いかもだけど今より色々横で繋がって考えないといけないかもな

時間も多分きてる事だし、折角打ち止めで予約してた事だし投下するわ
何分割になるかちょっとわかんないのが申し訳ないけど許してくれ
362 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:33:06.86 ID:AZvCHug0


黄泉川「今日も今日とて仕事が終わり、やっぱり平和が一番じゃん」スタスタ

ガチャリ ガチャガチャ

黄泉川「ただいまーっ。明日は一応休みだしビールでも飲んでゆっくりしたいじゃーん」ギィィィ バタン

黄泉川「桔梗ー、冷蔵庫のビール出しといて欲しいじゃんよ。まっさか全部飲みきったなんて話あるわけ――――――」スタスタ ガチャ




打ち止め「抱いてくれなきゃやだやだやだやだやだやだやだやだやだぁぁぁぁぁ!!!」

一方「ぜェェェったいにだめだめだめだめだめだめだめだめだめェェェェェ!!!」

芳川「……あら愛穂、おかえりなさい」ゴロゴロ




黄泉川「」

黄泉川「えっ?」
363 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:35:05.15 ID:AZvCHug0

芳川「何? そんな所に突っ立って。ビールを出せば良いのよね」ムクリ

黄泉川「え、あ、そうだけど…………、なななにもかにもないじゃん! 一体全体何がどうしてこうなったじゃんよ!」

芳川「? ――――――ああ、あの二人のこと?」

黄泉川「それ以外にあるわけないじゃん!? しかも何で私がいない間に大人の階段三段飛ばしで駆け上ってんの!? 私も一度は打ち止めに『赤ちゃんってどこから来るの?』って聞かれたかったじゃん!」

芳川「何言ってるのよ。それに……別に貴方が言うほど大人の階段登ってるわけでも無いと思うけれど」

黄泉川「……へえ、あれが?」チラッ



打ち止め「じ、じゃああなたはミサカの事捨てるんだ! ポイなんだ! 都合が悪くなったら投げ出しちゃうんだ! そんなの非道い、ってミサカはミサカは声も高らかに!!!」

一方「ンな訳ねェだろォがガキィィィィ!!! 俺はもう二度と捨てねェって決めたンだよクソが!!!!」

打ち止め「じゃあ抱いてくれても良いじゃない!!」

一方「それとこれとは話が違ェェェェ!!!!」

打ち止め「抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて抱いてってミサカはミサカはミサカはミサカは」

一方「抱かない抱かない抱かない抱かない抱かない抱かない抱かない」



黄泉川「あのやり取りを見ておいてどぉぉぉの口でそんな事抜かしてる、じゃん、よ」グググググ

芳川「ち、ちょっと愛穂顔が近い、落ち着いて!」
364 : ◆V3aB9Uiquk :2010/10/24(日) 21:35:23.36 ID:OIeAXwDO
今日投下する人っている?
365 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:37:06.68 ID:AZvCHug0

黄泉川「落ち着いてられるわけないじゃん! 何で揉めてんのか知らないけど止めてこなきゃ!」

芳川「あ、ちょっと待ちなさい」グイッ

黄泉川「ぐえっ」キュッ


黄泉川「ゲホっ……急に何すんの、死ぬかと思ったじゃん!」

芳川「今は口出しちゃ駄目よ。愛穂、KYな事はやめたほうが良いわ」

黄泉川「KY……っていうと」

芳川「空気読めない」

黄泉川「KYじゃん!? え、何? 私KYなんじゃん!?」

芳川「かんっぺきなKYよ。そもそも内容もわからないのに入っていっても無闇に場を混乱させるだけでしょう」ハァ

黄泉川「若干腹立つけど、今は置いとく。そうまで言うなら何がおきたのか、ちゃきちゃき話すじゃん!」ギラッ

芳川「はぁ、ちゃんと順を追って話していってあげるわよ」

芳川「少し前だったけど、まず打ち止めが――――――」



366 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:38:24.45 ID:AZvCHug0




〜〜〜〜


芳川「…………」ゴロゴロ

打ち止め「ぁ……ぅ……」ウロウロ

一方「…………」

打ち止め「ん…………」ウロウロ

一方「…………」グビリ

打ち止め「ね、ねえねえ」モジモジ

一方「……ァ?」

打ち止め「…………なんでもない」

一方「…………」グビリ

打ち止め「…………」ウロウロ

一方「なァァァァンなンですかァァァァ!!?? さっきから何かいいたそォにウロチョロうろつきやがって!」ゴッパァァァァァ!!

一方「あァっ、コーヒーがァ……」
367 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:39:49.14 ID:AZvCHug0



打ち止め「ご、ごめんなさい! ってミサカはミサカはあなたに迷惑をかけたりするつもりじゃあ……」

一方「…………」フキフキ

打ち止め「…………」シュン

一方「なンの用だったンだ」

打ち止め「…………え?」

一方「言ってみろ。コーヒー淹れたら聞くだけは聞いてやる」

打ち止め「……良い、の?」

一方「まだ聞いてもいねェのに判断できる訳ねェだろ」

368 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:42:14.86 ID:AZvCHug0




打ち止め「あのね、お願いがあるの。って、ミサカはミサカはもったいぶってみる」

一方「良いからさっさと言え。なンだ?」

打ち止め「抱いて欲しいな」

一方「ふゥん……?」グビリ

打ち止め「って、ミサカはミサカは一大決心と共に告白してみr」

一方「ぶゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」ブーッッッッ!!!!

打ち止め「わぁ、きったなぁい!? ……こういうのってがんしゃって言うんだよねって、ミサカはミサカは新しく仕入れた知識を披露してみる」ムッフー

一方「どこで覚えた、ンなお下品な言葉ァ! お前にはまだ早い!」クワッ!

一方「そもそもいきなり抱けたァどンな了見してるどこの尻軽だァ!? ンな風に育てた覚えはねェぞ!!!」

打ち止め「む! そんな軽い気持ちで言ったんじゃないもん! ミサカはミサカは、そりゃもう山よりも深く海よりも高い決意を持ってあなたに言ったのに!」

一方「尚悪いじゃねェか! 年考えろ年ィィィィィ、その眼下に広がる山より深く海より高い盆地に聞いて見やがれってンだ断崖絶壁がァ!!」

打ち止め「ぁああああ! 今言っちゃいけないこと言った! ふん、もう後何年もすればぼんきゅっぼぉぉんのないすばでーになるんだから! ってミサカはミサカは今はまだ無い胸を張ってみる!」



〜〜〜〜


369 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:43:13.38 ID:AZvCHug0


黄泉川「よしわかった、さぁて早速二人を止めてくるじゃん」ダッ

芳川「Hey stop」ガシッ

黄泉川「うぐぇ」キュッ

黄泉川「」


芳川「……あら?」

黄泉川「黄泉川が黄泉の川渡りそうになっちゃった☆ ってやかましいじゃん! 今度は何!?」

芳川「だから口を出しちゃ駄目よ。愛穂、貴方KYJだわ」

黄泉川「KY……J、って何の事じゃん? ジャパン?」

芳川「空気読めないじゃん」

黄泉川「KYJじゃん!? KYJなんじゃん私!?」

芳川「かんっぺきなKYJよ。そもそも話はまだ終わってないわ」

黄泉川「……今度は最後まで聞くじゃん」

370 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:44:20.61 ID:AZvCHug0


〜〜〜〜


一方「……落ち着いたか?」

打ち止め「そう言うあなたも落ち着いた? ってミサカはミサカは聞き返してみる」

一方「情けなくも取り乱しちまったじゃねェかクソがァ……、コーヒーも無駄ンなるし。ホレ」フキフキ

打ち止め「ん……」

一方「で、結局なンの話だったンだ?」

打ち止め「あ、あのね! もうおわっちゃったけど、さっきのテレビでこぉんな白いおっきいドレス着た女の人が男の人にこんな風に抱かれてたの。こう目の前に抱えるみたいに……、ってミサカはミサカはジェスチャーしたり」

一方「…………結婚式かァ?」

芳川「ああ、さっきそんなドラマやってたわよ。多分それの事ね」

打ち止め「それで、その女の人がすっごい幸せそうだったしね? だから、ミサカもミサカもあなたに抱いてもらいたいなぁって!」

一方「却下」

打ち止め「即答!? あ、あなたの愛をまったく感じないノーシークだ! ってミサカはミサカは頬をぷくー!」プクー

371 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:45:31.05 ID:AZvCHug0

一方「アホらしい事言ってンじゃねェよ。そこで暇してる誰かさンにでもしてもらえ」

打ち止め「誰かじゃ意味ないもん! あなたに抱いてもらうのが大切なの!」

一方「俺がァ? …………はっ」プイッ

打ち止め「むぅぅぅぅぅぅぅ、減るものじゃないんだから良いじゃない! ってミサカはミサカは地団太を踏んでみたり」ダンダン

芳川「打ち止め、貴方が言ってるのってこう体の前で、背中と足を持ってもらう抱き方でしょう?」

打ち止め「そうそれ! よくわからないけど、お互いの顔を見ながら抱いて貰うのって素敵じゃない? ってミサカはミサカは芳川に首を傾げてみる」

芳川「それね、お姫様抱っこって言うのよ。すっごく仲が良い男女の間でする抱き方ね」

打ち止め「お姫様だっこって言うの? 素敵! ミサカもミサカもお姫様になりたいな、ってあなたの方をチラッチラッ」

     ____
    / ⌒  ⌒  \
  ./( ―) ( ●)  \
  /::⌒(_人_)⌒:::::  | チラッ
  |    ー       .|
  \          /
              
                                             / ̄ ̄ \
                                            /   ヽ、,_  \
                                           (●)(● )    |
                                            (__人___)     |
                              一方「早く[ピーーー]よ」     '、`⌒ ´     |
                                             |        |
                                             ヽ 、     イ



芳川「良いじゃない、やってあげたら? 女の子はウェディングドレスやお姫様抱っこに憧れる時期があるのよ。打ち止めも立派な女の子って事ね」

一方「ン? …………あァ、まだドレスに憧れ続けてる芳川さンは流石言うことに重みがあらァな」ププッ

芳川「」ビキビキビキビキ

372 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:46:35.10 ID:AZvCHug0

打ち止め「ね? ね? 抱いて欲しいな!」

一方「だァめだ。ンな面倒な事やってられっかよ」

打ち止め「………………ふん、あなたがそんなにケチんぼだとは思わなかった、ってミサカはミサカは鼻息を荒くふんがいしてみる」ムスー

一方「ケッ、ヘソ曲げたってやンねェもンはやンねェぞ」

打ち止め「じゃあテレビでも見てこようっと……」トタトタ

一方「………………ハッ」グビリ

打ち止め「とか言って気を逸らした隙にミサカはミサカは近づいてぇえええええええええええ!!!」ガメンハジィィィィィ

一方「ぐふォァァァァ!!!!」ゴッパァァァ

打ち止め「そんなもんであきらめると思ったら大間違い! ってミサカはミサカは往生際が悪い所を見せちゃう!」

一方「クソガキィィィィィィィィ!!!! テメェ俺ンコーヒー何杯無駄にすりゃ気がすむンだこらァァァァ!?」

ギャーギャーガーガー

芳川(………………)

芳川(テレビでも見ようかしら)ピッ



〜〜〜〜

373 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:47:34.62 ID:AZvCHug0


芳川「と、いう話だったのさ」

黄泉川「ちっともめでたくないじゃんか……。でも最初は驚いたけど、蓋開けりゃかわいいもんだったじゃん」

芳川「でしょう? だから放っておいた方が良いのよあの程度なら。本人たちでなんとかするでしょ」

黄泉川「うーん…………、やっぱり桔梗も向いてると思うんだけどなぁ」

芳川「何が?」

黄泉川「先生。なんだかんだで世話焼きだから悪くないと思うじゃんよ」

芳川「……無理ね、線引きができないから」

黄泉川「残念じゃん」

吉川「それはそうと、あっちはあっちでそろそろ大詰めっぽいわよ」


374 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:48:43.14 ID:AZvCHug0


一方「大体百年早ェンだよクソガキィ! そんな凹凸のねェ背負いやすっそうな体型しやがって、テメェにはオンブが似合いだ!」

打ち止め「人の体でさべつしちゃいけないってヨミカワも言ってたのに、サイテー! それにミサカの体がぺったんなのはミサカのせいじゃないもん!! ってミサカはミサカは反論してみる!!」

一方「誰のせいとかかにのせいとかじゃねェ! と・に・か・く、俺がテメェに抱っことやらをしてやる謂れはねェぞ!」

打ち止め「う、うううううううううううう」

一方「悔しかったら背負いにくそォな体型になってから言え! それまでは聞く耳持たねェからな!!」

打ち止め「……………」ウルウルウル

一方「…………ァ」

打ち止め「あ、あなたがそんなおっぱい星人だなんて知らなかった! ば、ば、ば、ば、ば、ば、」


打ち止め「ばかああああああああああああ、うわあああああああああああああああああん」ダダダダダダダダダ ガチャバンッ! ダダダダダ……


375 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:49:28.25 ID:AZvCHug0


一方「」ポカ-ン

黄泉川「あーあ、泣かしちゃったじゃん」

芳川「女の敵ね」

一方「うおっ、黄泉川テメェいつの間に!」

黄泉川「こっちに構ってる暇があったらさっさと連れ戻してくるじゃん。あの調子だと外まで飛び出していっただろうし」

芳川「どうせ抱っこしてあげない理由も、面倒くさいとか恥ずかしいとかそんなものでしょう? とっとと逃げ出したお姫様を連れ戻して来なさい」ヒラヒラ

一方「なっ!? そ、そンなンじゃねェ……」

黄泉川「…………」ジトー

芳川「…………」ジトー

一方「…………」ダラダラダラ

一方「わァったよ! 行ってくりゃ良ィンだろォが!!」ドスドス

376 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:50:14.81 ID:AZvCHug0

黄泉川「うまくやるかな? 一方通行の事だからまた変な意地張りそうだけど」

芳川「それでもなんだかんだでうまくやるわよ。だって打ち止めがお姫様なんでしょう? なら一方通行は、ね?」プシュ グビッ

黄泉川「あ、一人抜け駆けはズルいじゃんか。私も飲むじゃん」プシュッ

芳川「ふふっ、かんぱーい」カンッ















一方「近くにはいなかったから……、どっかに行っちまいやがったか」キョロキョロ

一方「仕方ねェ、適当に歩いて探すか」コツコツ

377 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:51:25.44 ID:AZvCHug0


一方「…………」コツコツ

一方「ったくゥ、ンで俺がこンな事…………」コツコツ

一方「大体あのガキはなんにでもかんにでも、動物みたいに興味しんしんで首をつっこんでいきたがりやがる」

一方「どンだけ多感な年頃ですってかァ? ワガママ放題だしピーピー喚くしよォ」

一方「………………」

一方(…………まあ、知識ばっかで経験も糞もねェアイツの生い立ち考えりゃ無理もねェかもしれないが)

一方(っつったってどの面で俺が優しくしてやれってか? 同じ顔を一万ばかり纏めてブッ殺したこの俺が? 笑わせやがる)

一方(それに……、お姫様だっこだァ? ンなこっぱずかしィ事やってられっかよ)



一方(――――――お、道の向こうにいンのは……やっぱり打ち止めか)

一方(さっさと捕まえて連れ帰ってやるか。面倒かけやがる)コツコツ

打ち止め「!!!」タタッ

一方(……ン、気づかれたか? 逃げ出しやがった。……ッッ!!)

一方「馬鹿糞ガキッ!! せめて前見て走りやがれ!!」ダッ

一方(逃げたまま道に飛び出しやがった……! 横から――――――トラックだとォ!?)

一方(間に、合えッッッ!!!)カチッ


378 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:52:35.13 ID:AZvCHug0






打ち止め「ひっく、ぐすっ」タタタタ テクテク

打ち止め「知らない! もう知らない! 愛想が尽きた! 実家に帰る! ってミサカはミサカは抑えきれない怒りを何の罪も無い電柱にぶつけてみる!」ガッ

打ち止め「いったぁああぁあああああい!! ぅぅぅぅぅぅ、これも全部あの人のせいだ、ってミサカはミサカは全部あの人のせいにしてみたり」

打ち止め「ちょっとくらい……ちょっと抱いてくれるくらいしてくれても良いのに。ホントあの人ったら越後屋よりもドケチなんだから、ってミサカはミサカはぶーたれてみたり」

打ち止め「…………」テクテク

打ち止め(そりゃミサカもミサカでちょっとワガママ言っちゃったかも? っていうか結構いきなりワガママ言っちゃったかも? ってミサカはミサカは思わなくも無いけど)

打ち止め(だからって言っても断崖絶壁とか盆地は酷い! へこんではないからどんなに酷くても、せめて平地はあるもん! …………ってミサカはミサカは自分で空しくなってきた)

379 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:53:42.72 ID:AZvCHug0

打ち止め(…………)

打ち止め(ミサカは、あの人に甘えちゃってるのかな)

打ち止め(それもあの人の好意じゃなくて、あの人の罪悪感に甘えてる)

打ち止め(あの人は、ミサカ達にしてきた事をすごく気にしてるから、ミサカが何か言っても最終的には折れてくれる事の方が多い。って、ミサカはミサカは分析してみる)

打ち止め(…………あの人は、ミサカの事何とも思ってないのかな。罪悪感でずうっと接してくれてるのかな、ってミサカはミサカは推測してみる)

打ち止め(そんなのやだな、ミサカはこんなにあの人の事好きなのに、それなら冷たくされてる方が……でもやっぱり冷たくされるのもイヤだし、ってミサカはミサカは複雑な気持ちの海におぼれみる)

打ち止め(それにミサカはあの人に迷惑かけてばっかりで、何にもしてあげれてないや。ミサカも一方通行だ、ってミサカはミサカ……は……)ウルッ

打ち止め(………………)

打ち止め(暗い事ばっかり考えててもしょうがないから、今は違う事考えようってミサカはミサカは気を取り直してみたり)ゴシゴシ

380 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 21:56:32.97 ID:AZvCHug0


打ち止め(…………飛び出して来ちゃったけどどうしよう、お金なんて持ってないし。って、ミサカはミサカは出だしからポジティブシンキングの失敗に苦い顔をしてみる)

打ち止め(そもそも、ここどこだろう。適当に走ってきちゃったからわかんなくなっちゃったかも、ってミサカはミサカは辺りをキョロキョロ)キョロキョロ

打ち止め「!!!」

打ち止め(あ! あれあの人だ! 追いかけてきてくれたんだ! ってミサカはミサカは何故か跳ねる胸に驚いてみたり!)

打ち止め(ででででも、まだ心の整理もできてないし何言えばいいかわかんないし。それに、いきなり飛びついちゃったら軽い女だと思われる、って本にも書いてあったし)

打ち止め(ひとまずあの人から逃げ出す為に、ミサカはミサカはとりあえずダッシュ!!)タタッ

一方「ッ!!  ば…………ガキ……前……走…………!!」

打ち止め(あの人あんなに必死な顔しちゃって、それだけミサカの事心配してくれてたのかな? ってミサカはミサカは何故かちょっぴり嬉しくなってたり)タタッ


キキィィィィィィ

打ち止め「――――――え?」

381 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 22:01:04.22 ID:AZvCHug0




あれ?


トラックが、何でミサカのこんなに近くにいるんだろう。なんで音が聞こえなくて、こんなに世界がゆっくりなんだろう。

ミサカの手も動かないし、ミサカの足も動かない。でも、トラックがゆっくりミサカに近づいてくる。これって、前にテレビで見た死んじゃいそうな時にものが止まって見えるってやつ?

ひょっとして、ミサカはこんな所で死んじゃうのかな。



…………どうせなら、前のミサカ達みたいに、あの人にしてもらった方が良かったかも。

もしそうなら、あの人とお話する時間はあったし。ちゃんと頼んだら、あの人とご飯も食べれるかもしれないし。『その時』が来るまで、もしかしたら散歩なんかもできるかもしれないし。

あの人の顔を、あの人の近くでずうっと見ながら死んだらもしかしたら、あの人は泣いてくれるかな。

そうじゃなくても、ずっと覚えててくれると思う。自分が手にかけたミサカ達の事を、あの人はずっと覚えてたから。


でも、ミサカみたいにトラックに撥ねられて死んじゃったら、あの人はミサカの事ちゃんと覚えててくれるかな。

自業自得だけど。飛び出したのはミサカだけど、折角なら。近くじゃなくてもいいから、あの人の顔を見ながら死にたかったな。


他のミサカ達は、どんな気分で死んでいったんだろ。ミサカ達が見てたのはあの人の顔なのに、ミサカが見てるのはただのトラック。

最後の睨めっこの相手がトラックだなんて、すごいかっこわるいな。って、ミサカはミサカはミサカ達に嫉妬。

だからせめてもう一度あの人の顔を、お姫様だっこみたいな距離で見るまで




死にたく、ないな。って――――




ぐしゃり


382 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 22:03:26.10 ID:AZvCHug0







打ち止め「………………あれ、生きてる? ってミサカはミサカは……」

一方「そォやって尻もちついてヘタりながら……そォだな、例えばまあ命乞いでもしてンのが似合いだ、テメェらは」

打ち止め「え……? あ、あなたが助けてくれたの……?」


男A「お、女の子が撥ねられそうになってたトラックを少年が止めた!?」

男B「き、救急車呼べ救急車! アンチスキルでも良い!」

男C「トラック前面グシャグシャじゃねえか……、あ! 運転手が目回してんぞ!」

ザワザワザワ

383 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 22:04:33.00 ID:AZvCHug0


一方「……チッ。おい打ち止めァ」

打ち止め「――――!」ビクッ

打ち止め「な、な、何……? って、みみミサカはミサカはあたふたしながらも必死にそっけない態度を」

一方「……怪我はねェか?」

打ち止め「あ………………」

打ち止め「……うん、大丈夫ってイタッ!」

一方「足でも捻ったか?」

打ち止め「……そうかも、ってミサカはミサカは意識したとたんに痛くなってきたのを我慢しながら答えてみる」

一方「騒ぎになってンのは面倒だ、移動すンぞ」スッ


打ち止め(だ、だっこしてくれるのかな…………?)ドキドキ

一方「乗れ」カチッ

打ち止め「…………」

打ち止め(――――――そうだよね。散々迷惑かけちゃっておまけに助けて貰ったんだし、おんぶして貰えるだけでもありがたいよね、ってミサカはミサカは自分を理屈で納得させてみる)

打ち止め「わかった」ヒョイ

一方「舌噛むンじゃねェぞ」ダッ
384 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 22:05:46.39 ID:AZvCHug0



一方「十分離れはしたがさっきの場所通るわけにもいかねェし、少し遠回りして帰る。良いな」スタスタ

打ち止め「うん……」






打ち止め「ね、ねえ」

一方「ァン?」スタスタ

打ち止め「助けてくれてありがとって、ミサカはミサカは切り出してみる」

一方「そォ思うンなら次からは前見て歩け。毎回間に合う保障はねェぞ」

打ち止め(…………それでも、毎回助けてくれるつもりなんだ。やっぱりあなたは優しいね、ってミサカはミサカは内心でつぶやいてみる)

打ち止め「さっきは、ごめんね? 我侭言っちゃって。って、ミサカはミサカは反省してみたり」

一方「…………」スタスタ

打ち止め「それで結局あなたにまた迷惑かけちゃった。もう、あなたに迷惑かけたくないって思って、迷惑かけないようにしようって決めてたのに」

一方「…………」

打ち止め「さっきのもほんとはあんなつもりじゃ無かった。ただ……ミサカもあなたに抱いてもらったらすっごい幸せだろうな、って思ったの。って、ミサカはミサカは言い訳してみる」

一方「…………」
385 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 22:07:35.28 ID:AZvCHug0

打ち止め「あんなに近くで、あなたの顔を見ながらくっつけたら幸せかなぁって。そしたら、あなたにあんなにスグやだ! って言われてカッてなっちゃって……」

一方「…………」スタスタ  ピタッ

一方「なァ」

打ち止め「え? な、なにかな? ってミサカはミサカはビクッとしながら恐る恐る聞いてみる」


一方「打ち止め、俺はテメェの撒き散らす事件だの何だのを面倒だとは思っちゃいるが迷惑とは思っちゃいねェ」

打ち止め「どういうこと?」

一方「……俺はしてェ事だけして生きてンだ。お前がごちゃごちゃと足りねェ頭絞って考える事はねェよ」

打ち止め「…………」

一方「お前は、好きなように生きてろ。俺が、好きなように生きてるみてェにな。ただ、いらねェ面倒はかけンじゃねェぞ」スタスタ



打ち止め(…………えっと、えっと)

打ち止め(ミサカと一緒にいてくれてるのも、好きでいてくれてる、ってこと? 嫌々じゃないってこと? あなたに、嫌われてないってことだよね……? って、ミサカはミサカは内心であなたの言葉をかみ締めてみる)


打ち止め(…………うれしいなあ)



打ち止め「…………うん」ウルッ

386 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 22:08:09.58 ID:AZvCHug0



一方「もう一つ聞きてェ事があンだが」

打ち止め「なになに? って、ミサカはミサカは取り繕うように声を張り上げてみる」ゴシゴシ

一方「なンでよりにもよって俺だったンだ? そいつを……、その、抱いて欲しィのが」

打ち止め「………………」

打ち止め「ふんっ」ムスー


一方「な、なンとか言えよ」

打ち止め「……無神経、鈍感、ぼくねんじん。って、ミサカはミサカははき捨てるようにもらしてみる」

一方「……なンかすげェ勢いでディスられてンだが」

387 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 22:10:34.30 ID:AZvCHug0


打ち止め「お姫様だっこ!」

一方「そいつがどォした?」

打ち止め「だってもしお姫様がミサカなら、王子様はあなたしかいないもん! ってミサカはミサカは口をとがらせてみたり」

打ち止め「さっき助けてくれたのも、ピンチの時に助けてくれる王子様(ヒーロー)みたいでカッコよかったから。ミサカの王子様はあなただけが良いの! だからあなたのお姫様はミサカだけが良い!  って、ミサカはミサカは何が悲しくてこんな恥ずかしいセルフ説明をしてるんだか」

一方「………………」

打ち止め「………………」

一方「………………」

打ち止め「な、何か言って欲しいんだけど、ってミサカはミサカは汗がタラタラ」

一方「………………おぶりにくい体型になったら、してやる」

打ち止め「……何を?」

一方「抱いてやる方が様になるよォになったら、してやるってンだ」

一方「わかンねェならデカくなってからのお楽しみにしとけ」フイッ



打ち止め「――――――あはっ」


388 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 22:13:15.43 ID:AZvCHug0



打ち止め「ねぇねぇ!」

一方「こンどはなァンなンですかァ?」スタスタ

打ち止め「抱いて貰えなかったのは、凄く残念だけど」

打ち止め「でもね。抱っこと違ってあなたの顔は見えないけど、あなたのあったかさを体でたくさん感じられるから」

打ち止め「おんぶも好きだよ! って、ミサカはミサカはあなたにギュー!!」ギュゥゥゥ

一方「ぐェェ」

打ち止め「ぎゅうううううううううう」

一方「く、クソガキやめろ苦しィ…………」ギリギリギリ

打ち止め「それとね? ミサカはミサカはどさくさにまぎれて大胆に告白してみる!」

打ち止め「ミサカは、だっこよりおんぶよりあなたの事が一番大好き!!」

389 :今のミサカの特等席で、未来の私の指定席 ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 22:14:00.18 ID:AZvCHug0




満面の笑みで輝く少女の表情は、少年のそれをも照らす。

本当に嬉しそうな笑顔だった。本当に幸せそうな笑顔だった。

苦々しい表情を装ってはいたものの、少女のそれを受けてか少年もうっすらと笑っていた。


今の二人の様子、少年におぶられる少女という光景は今しばらくの間、様になり続けるのだろう。

だから、少年が少女を抱く日はまだまだ来ないのかもしれないが。



しかしもしかすれば――――――その日は、そう遠くない日に迫っているのかもしれない。

390 : ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 22:16:19.43 ID:AZvCHug0
おしまい! >>364 ここにいるぞ!
色々あったからか人離れも進んでるみたいだけど頑張ろうぜ! もう一人いるっぽいからその人に期待!
391 : ◆Vcpe5R.4k2 [sage]:2010/10/24(日) 22:18:01.02 ID:AZvCHug0
書き忘れてた、一応打ち止めのお姫様抱っこの話でした
392 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/24(日) 22:18:02.79 ID:12A3VP2o
乙でしたァァァァ!!
打ち止め可愛いよ一方さん可愛いよカッコイイよ!
393 : ◆TZWGvO.l4k :2010/10/24(日) 22:20:28.36 ID:UaMN1Qwo
乙!
ほのぼのシリアスな感じがイイなぁちくしょう
394 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/24(日) 22:21:31.55 ID:iyErYOQo
打ち止め担当謎の失踪の法則が遂に破られた!
乙です!
やっぱ通行止めはいいねぇ
二人を見守る約二名も味があって素晴らしい
395 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/24(日) 22:23:30.82 ID:lMFH7lwo
うわああいおつうう
396 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/24(日) 22:24:20.80 ID:lMFH7lwo
やべえsageちゃったあああごめんなさぁああい
397 : ◆V3aB9Uiquk [sage]:2010/10/24(日) 22:25:01.62 ID:OIeAXwDO
乙!
そしてリロードわふれすまん!

あと、仕事はいってたの忘れてた!すまんが一方通行の予約キャンセルさせてくれ!
398 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/24(日) 22:39:54.31 ID:iyErYOQo
オウノウ
んじゃ今晩の投下はこれまでかなぁ?
399 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/24(日) 22:52:52.27 ID:AMjnAQAO
わふぅーーーーーっ!!!
超乙かれーーっ!!!
400 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/24(日) 22:54:28.07 ID:12A3VP2o
おうお疲れでした!

次ってVSになるのかな?
それともリレーやってみる?
401 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/24(日) 23:58:16.02 ID:AMjnAQAO
>>400
おいおい アンタのIDがすごいな…
美琴「とうま…赤ちゃんできたみたい///」でSSを投下した人と
1文字違いだぞ…「0」→「o」になっただけ
402 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/25(月) 02:12:09.75 ID:lq3td6DO
>>401
正直ワロタ


リレーやってみてもいい気がするなー
最初は短めに終わらせられそうなお題でさ
ちなみにリレーって完全に出たとこ勝負?だいたいのストーリーは決めとくの?
403 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/25(月) 02:14:58.78 ID:2GQYz3go
乙!!おもしれぇー!!
404 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/26(火) 21:05:55.43 ID:8HnMC2DO
>>402
出たとこ勝負のが面白そう
前準備も減るし
405 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/26(火) 21:08:37.46 ID:OpCtJHwo
今週末は順当にいくとVSの筈だけど予約出てないんだよなあ……どうするかね
406 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/28(木) 00:34:05.86 ID:1mTlv6Q0
ちょっとおじゃまします。
製作速報禁書ssのwiki作ってる者ですが、みなさんのssを勝手ながらまとめさせていただきました。
http://www35.atwiki.jp/seisoku-index/pages/277.html
よろしければご覧ください。
407 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/28(木) 01:58:01.96 ID:E2ogtzIo
>>406
乙です
408 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/28(木) 11:06:44.01 ID:nC.dd1k0
ss書かない外野の人間が恐縮だが、お題続けるにせよリレー始めるにせよ一度仕切り直した方が良いのではと思う
今のままだとgdgdに終わっちゃいそうな予感が
409 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/29(金) 10:07:33.16 ID:xD42nIDO
仕切り直しか…>>1はいるかな?どーする?
410 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/30(土) 20:07:55.27 ID:g9MrH9M0
せっかくだしリレーやってみたいなあ
禁書でリレーってあんまり…ってか全然見ないし
411 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/30(土) 23:54:28.22 ID:8wCJTRI0
リレーかぁ。確かに一方さんの友達100人位しか知らんな
やるとしたらお題はどんなんが良いのかね?
412 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 00:03:05.94 ID:rxIPisDO
友達百人スレは良かったな
あれは…ある意味有名な一方さんに踏まれたい人が初めてうまく締めたんだっけか
あんな感じの自由度が高くて目標がはっきりしてるお題が良さそうだな
友達百人ってそうかんがえるとすげえリレー向きの良い話だったな
413 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 21:17:52.96 ID:I1T0PQMo
リレーSS始まってるけど正直……ねぇ、具体的には言わないけどさ
414 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:36:20.45 ID:WMBk9YDO
そういえば昔参加したことのあるリレー小説は、参加者がみんな好き放題やるから凄くグダグダになってしまったな
>>404の書き込みをした時点では自由度高い方がいい気がしてたけど、やっぱりある程度設定は必要だ
着地点が見えないとどうしても話が取り留めなくなってしまいそう
415 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:48:48.81 ID:ANfsGKM0
リレーというと一人の主人公視点を追うか、それとも群像劇であるイベントでのそれぞれのキャラの動きを描くかの二択かな?
416 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 03:06:11.82 ID:3EemtYDO
誰が初めて誰が締めるかも決めといたほうが良くね
417 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 22:31:51.96 ID:kMhEeF.o
向こうのはあんまり参考にならないかなぁ
でも結構みんな気軽に参加してるよね
418 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 01:20:14.83 ID:Z9hM9xU0
やるなら11月中旬までにお題と形式決めないとグダってhtmlの流れになるぜ
つーか>>1どこいった
今までの形式かリレーかそれだけでも決めないと…
419 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/02(火) 01:24:23.75 ID:52CDf2Io
向こうのって気軽に誰でも適当にできる雰囲気だからやりやすいのかもね
なんだろ、長くてもいいけど1レスでもOKよみたいなリレーが良いかもな

>>1次第だけど。どうしよう?
420 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 04:11:23.43 ID:pDBvOoDO
上条「とある魔術の禁書目録1レスリレーSSだ!」
421 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/02(火) 13:06:18.75 ID:SdsHd9co
1行リレーSSは参加は気軽だが互いに方向性を一本化したがる傾向があるようで難しい
俺はカオスならカオスで行っちゃっていいと思って悪ふざけ助長気味にやってみたが
そうする度に一発でリセット掛ける人が来て終わるんだよねぇ

とまあ他スレの話なんかはともかくここをどうするかだよね
>>1も来ないし今反応できるメンツで方向性決めちゃっていいと思う
ここ最近の書き込み傾向を見るに、従来の形式よりはリレーSSの方が乗り気の人多そうだね
後は具体的にどういったルールでやるかを決めればいいのかな

とりあえず「お題」とその決め方
登場人物について
始め方と終わり方
参加者の集め方
その他縛り的なものの有無

この辺決めてけばいい? 他になんかあればよろしく
422 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:30:52.97 ID:BaRT6kAO
それで良いと思いますよ。
以前みたいな「お題」を発表して、細かい縛り?の打ち合わせをして
それぞれ自分の作品を投下するみたいな

(ちなみに自分は、完璧な読者なので参加はできませんが…文才がorz)
423 : ◆TZWGvO.l4k :2010/11/02(火) 23:36:31.99 ID:pLkVyM.o
順番を端から決めるのか、それとも挙手制というか、やりたい人にやらせるのか。
前者は分かりやすいけどお祭りっぽくはない、後者はお祭りっぽいけど収集つかなさげ
合作っていう趣旨に合うのは前者だろうけど。さて、
424 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/02(火) 23:41:05.85 ID:ekVnPuIo
リレー参加してみたい。音頭をとってくれる人が現れてすごく有難く思ってます。
決めなきゃいけないことは挙げてくれたの以外は思いつかないかな。
425 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/02(火) 23:42:30.86 ID:SdsHd9co
迷ったら両方やっちまえ、というのも一つの手だね
とりあえずのとこ、お題については最初は保留されたままの「VS」を流用するのはどうかな?
次回以降は話し合いにするか安価にするかの二択かな

参加者は、やっぱり合作という趣旨に沿うなら最初は予め決めてしまう方式でやりたいかなぁ
それでどうにもやりづらいってんならもう片方もやってみて、やりやすい方にって感じで

縛りについては最初は分からんし取りあえずはナシ
やってみて「これくらいは縛るべき」って意見が出てきたらそん時検討

後は登場人物をどうするかだなー
完全フリーでもいいんだけど・・・どうしよ?
426 : ◆TZWGvO.l4k :2010/11/02(火) 23:54:41.40 ID:pLkVyM.o
今回やると仮定して、今のところ

お題   :「VS!」
参加方法:リレー開始前に参加表明。開始後の参加は不可
順   番:リレー開始前に、集まった参加者で決める。

みたいな感じかしら。
縛り等々を無くしてみるなら、登場人物も完全にフリーダムな感じでいいかと。
参加者の集め方は総合に宣伝とかかな。
427 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:09:54.39 ID:FnrRoEAO
VSだったら勝ち抜き戦みたいなのにしたらどうかな
それで先に勝者を決めておいて、次の人は自分の選んだキャラと前の人な選んだ勝者を戦わせるとか……分かりにくいかな
428 : ◆sQkYhVdKvM :2010/11/03(水) 00:19:28.45 ID:nguTxVEo
酉つけとく。

>>427
純粋なバトル物ってこと?
……それだと苦しいので料理でもかけっこでもアリ的なのが助かるなあ。
受け継ぐ前後でまるで勝負の内容が変わるから連作の意味が損なわれるのかもしれないけども。
429 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:29:28.35 ID:Wwr8bGQo
VSってちょっとリレーには難しいような気もするなあ
1レスでは書きにくいし
うーん…どうだろうか
430 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:32:34.99 ID:FnrRoEAO
>>428
うん、なんでも有りな感じで
友達百人が成功したのって、前後の関わりがあんまりなかったのも関係してると思うんだ
あの1が書いたやつ以外は紹介した方された方の繋がりとかなかったし
だから今回は最初ってこともあるから前後の関係を薄くしてみたらと思って
アレなら司会者役とかを皆で決めちゃえば統一も楽だろうしさ
431 : ◆TZWGvO.l4k :2010/11/03(水) 00:40:47.02 ID:3wEPP6Yo
>>427
おお、なるほど。面白いと思う。
制限もゆるいし、書きやすくなりそうだね。
一回目はあくまで実験的な部分があるし、人が集まりやすくなったほうがいいだろうからこういうのいいかも。
432 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/03(水) 00:41:25.71 ID:xnHl1k.o
確かにお題としてVSは微妙かもしれないねぇ
まあでも例えば「科学勢力VS魔術勢力」とか「女性陣VS男性陣」とか
もっと言えば「赤組VS白組」とかにして赤に誰が居て白に誰が居るってのは書く人が勝手にその場で決めるってんなら
まあ出来なくも無いかなーとは思った
433 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:24:26.42 ID:BjD.L6DO
おお話が進んでる!
読み手だから力になれんが応援してる!
434 : ◆MDOfmX8bYE :2010/11/03(水) 01:37:49.61 ID:xnHl1k.o
OK、もう皆寝る時間だしまとめとこう
ID変わっちゃったんで表明しとくけど=ID:SdsHd9coです
>>1じゃないけど誰かしら話前に進めないと終わりそうだったんででしゃばらせて頂いた、スマン

>>426-433の意見からちょいと独断発揮しつつ決めちゃうと、

お題   :「VS!」
参加方法:リレー開始前に参加表明。開始後の参加は不可
順   番:リレー開始前に、集まった参加者で決める。
登場人物:フリー

ぶっちゃけどういう対戦になるかはある程度書き手の自由かなとは思う
で、開催だけど、いきなり今週末だと当然時間無いと思うので、
反対意見がなければ来週末(11/13)にしようと思います
参加募集は次の日曜(11/7 24:00)マデで

集まった人数によって投下時間や間隔が多少長引くかもなので、
何時開始かは少し調整する必要があるかもね
一応、投下開始30分前とかに点呼取って、居ない人がいるばあいは飛ばす事にしましょうか
あと、投下は1人1レスでいいのかな? これも話し合うべきかな?
435 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:58:36.96 ID:Wwr8bGQo
1レスでもいいし何レスでも良い事にしたらどうかな
投下の始めと終わりの宣言だけすればおk、みたいな
436 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/03(水) 17:05:40.98 ID:IoZ4HvEo
>>427の方式でやるなら事前に内容と順番を決めておいて
1番が書く

司会役を立てて間に入れる

2番g(ry

司k(ry
みたいにやってみるのも面白いかと、司会担当は

青髪「勝者、海原選手ーッ!紅組に10点追加やでー!」

土御門「熱い闘いだったにゃー、ミサコン同士…どっちが勝ってもおかしくなかったぜよ」

青髪「ほな次いくでー、四回戦は料理対決!紅組は金剛選手!白組はインデックス選手や!」

土御門青髪「「レディ………ファイッ!!!」」カーン

的なノリを間に挟むとか
437 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:16:08.52 ID:IiGCtc.0
その案は司会者がずっと張り付いてないと出来ないぞ
まぁ司会者役を次の書き手がやるってなら出来なくも無いか
438 : ◆MDOfmX8bYE :2010/11/04(木) 23:29:42.49 ID:/vdDc72o
んぬ、色々と他で疲れてここの事忘れかけてたごめんなさい

投下レス数は自由でいいかな
司会者役をどうするか?だけど、次の人が入れたきゃ入れる、程度でいいかと

あと、参加者募集だけど集めた後投下までに時間かける意味があんまないかもと思った
せいぜい順番決める余裕が欲しいくらい?

んじゃとりあえず順番の決め方を決めるべきか・・・
 特 に 思 い つ か な い
439 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 08:50:53.70 ID:0MXISnI0
ぱっと見分かるもの……トリップの文字の辞書順列とか?
440 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/05(金) 12:03:15.94 ID:u8vAT2AO
10人以上はこないと思うから、コンマとか使えばいいんじゃねーかな。
441 :今夜は夜勤なので居ませぬ ◆MDOfmX8bYE :2010/11/05(金) 12:18:06.81 ID:p7Q7vNEo
>>440
なるほど、それが妥当っぽいね
参加表明のレスをして、そのコンマ以下の数字の小さい順にしましょか
万一被った場合はその人同士でもう一回競えばいい、という感じかな

それじゃ他に決める事が無さそうなんで募集開始しましょうか
言いだしっぺの自分がこのレスで参加表明とさせて頂きますね
んで、>>438で言ったとおり一週間前に〆切る必要性があまり感じられないので募集〆切りは

 『 11/12 〜23:59:59 迄 』

とします
まあ、多少期間延びた所でそんなに増えないと思うし問題ないかなと
以下、参加希望、質問や提案、ツッコミ雑談他ご自由にどうぞ〜
442 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/07(日) 23:31:47.93 ID:w0FxYgAO
ひとつ聞きたいんだけど、これってさ

順番を決める

キャラを決める

すぐ投下

こういうことか?
前やったヤツみたいに、決めた日の一週間後とかじゃなくてすぐにやるの?
443 : ◆MDOfmX8bYE :2010/11/07(日) 23:37:49.85 ID:7dSxWXko
募集期間中で順番決めて、開始日時から投下開始〜のつもりでした
キャラについては縛りなしですね
リレー形式なんで前の人に続く話であればどんなキャラ出しても引っ込めてもいいですし、
逆に言えば前の人が投下しない限り何も決まらないような物なんで
間を空ける必要は無いかなと思ったんですが
それとも、一人目が投下した後また一定期間ずつ空けて投下してく形式の方がいいですかね?
444 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/07(日) 23:52:10.96 ID:w0FxYgAO
>>443
つまり>>427>>430の勝ち抜き方式じゃないってことか、把握した
いや、俺が書くのが遅い方だからちょっと気になったんだ。ありがとう、速筆の練習しとくぜ

あと若干スレチだけど完走乙
445 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 15:18:16.37 ID:lAQMhwDO
だれもいねえ
446 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 21:22:40.89 ID:Mluj66AO
まあ、こうなるわな。
447 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/13(木) 12:25:13.30 ID:RaLwHRQAO
終わりなら依頼ださんと
448 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/13(木) 15:37:09.89 ID:7MfWrBkpo
完全に企画倒れっぽいので先走って出しとく
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