リー・エンフィールド(Lee-Enfield)は、1895年から1958年までの60余年間にわたりイギリス陸軍の制式小銃であった脱着可能な10発入りダブルカラムマガジン(複列弾倉)を備えたボルトアクションライフル。リー・エンフィールドという名称は、設計者であるジェームス・パリス・リー(James Paris Lee)の姓と、王立小火器工廠がある地名のエンフィールドに由来する。度重なる改良を加えられ、外見・仕様・弾薬を変えながら、大英帝国およびイギリス連邦をはじめとする諸国の軍隊や警察において広く用いられた。