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球磨川「…インデックス?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/01(火) 15:04:11.40 ID:wg1JgjkDO
球磨川さんを主人公とした
禁書再構築ものにする予定です
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【シャニマス】シャニP「膝枕をしよう」 @ 2020/06/02(火) 23:20:14.09 ID:/e/3Qn160
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【かくしごと】可久士「姫がとんでもないものを持っていた」 @ 2020/06/02(火) 22:07:30.08 ID:NP7mRMxF0
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男「綾鷹を選ぶ者」 @ 2020/06/02(火) 13:15:18.44 ID:uMTTeTyH0
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悟空「ご、悟飯がオラの子じゃねぇ?」 @ 2020/06/02(火) 00:39:13.18 ID:00dsC1pO0
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女の子A「女同士だと子供できないね…」女の子B「うーん…」ワイ「!」シュバババ @ 2020/06/02(火) 00:10:24.38 ID:fg3Tkgdso
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龍驤「1いいね毎に胸が0.1mm大きくなる装置やて!?」 @ 2020/06/01(月) 19:47:31.37 ID:wUe6z96EO
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【都市伝説】姉「ババアうざい」 @ 2020/06/01(月) 15:13:29.68 ID:iRXmbcA+0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/01(火) 15:05:36.28 ID:ZiGzOmOAO
これなんて読むの?たくまがわ?
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/01(火) 15:13:37.76 ID:KEaOswdAO
括弧つけてないということは安心院イベント後?
前あった球磨川×禁書は良かったから期待
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 15:14:52.06 ID:gnkuP3aSO
球磨川『学園都市?』があったから比べられるかもしれないが、期待する
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 15:15:13.12 ID:wg1JgjkDO
建っただと・・・!


すいませんけど
ちょっと書きためてから夜に投下します。
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/01(火) 16:15:09.08 ID:SBMEL3qDO
これは期待せざるを得ない
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 16:15:33.40 ID:g9nq842IO
>>1の書き溜めをなかったことにした』
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/01(火) 16:26:48.75 ID:18rFXscDO
ぶっちゃけジャンプでの話が数回進んだらまた球磨川さんの新事実でるだろうな。
>>1はそこらへん反映させんのか現時点だけの設定で話を進めるのか?
最大の問題は来週あたりででるだろう始まりの過負荷
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/01(火) 17:57:35.53 ID:wg1JgjkDO
>>3
括弧間違いましたすいません

>>8
取り敢えずは既存の設定でやります

テスト
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 17:58:09.88 ID:wg1JgjkDO
『君ってついてないよね』

夏休みが始まったばかりの七月二十日。

彼、球磨川禊はここ、学園都市の学生寮の一室にいた。

学園都市。それは東京都の開発の遅れている西地区をまるごと買い取って作った学生のための街。何十もの大学に、何百もの小中学校がひしめき合っている学校の街。

ただその学園都市には肉体や能力を文字通り『開発』する裏の顔があるのだ。

と、言うのも。

既にこの街の文明レベルは色々な大学の試作品により、外の世界よりも二十年程進んでおり、驚く事に独自の能力開発を学生に施すことで、超能力者の開発にも成功しているのだ。

よってこの学園都市に住む学生には総じて、能力開発が行われている。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 18:06:26.85 ID:s687cvzDO
上条さんとマイナス13ってどっちが不幸なのかな
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 18:16:21.11 ID:waL3mVU5o
>>4
気になったんで読んできた。面白胸糞悪くなったんだがどうしてくれる?
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 18:29:56.50 ID:18rFXscDO
マイナス13組の方が不幸だろ
上条は昔はいろいろあったけど今は幸せの一言ですむし
マイナス13組はマイナス13組で幸福になる努力してないから不幸なんだけどな
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 19:19:00.70 ID:vKsSddtg0
少しだけ書いたんで投下します。


夏休み初日。
うだるような暑さも、クーラーがきっちり効いているこの部屋には関係のない話。
彼、球磨川禊は無能力者である。
つまりレベル0。

結論から言うと、彼は不幸だった。

彼は転校を繰り返していた。
それはなにもよくある家庭の事情などではない。
彼は、今まで通った学校全てを、廃校にさせてきた。

そして、この街に連れてこられたのだ。

本日も日本晴れ。
テーブルの上には今日食べようと思って買ってきた焼きそばパンがあった。
この暑さにどこか痛んでいるのかもしれないが、そんなことは彼には関係無い。
とりあえず。
球磨川は自分の布団を干そうと、ベランダに目をやった。
既に、布団が干されている。
何処かから飛んできた布団か? いや違う。
良く見ればそれは、真っ白な服を着た少女だった。
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 19:20:51.59 ID:vKsSddtg0
『えっと、なにしてんの? そんなところで』
思わずベランダに出て、声をかける。
彼女の着ている服は、真っ白な修道服だった。
「……おなかへった」
『……へ?』
「おなかへった」
どうやら日本語で話しているらしい。
彼女が日本語を話しているとすれば、それは間違いなくこう言っていることになる。
「おなかが減ったって言ってるんだよ?」
『……もしかして、行き倒れ?』
「倒れ死に、とも言う」
日本語はとても流暢なようだ。
「おなかいっぱいご飯を食べさせてくれると嬉しいな」
『じゃあ、これをあげるよ』
球磨川は、テーブルの上にある焼きそばパンを差し出した。
もちろん、どこか痛んでるかもしれないその状態のままで。
彼はどこか不気味に笑っている。
「ありがとう。そしていただきます」
彼女は憶測も無く、それを食べた。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 19:27:45.69 ID:vKsSddtg0

「まず自己紹介をしなくちゃいけないね」

『……そうだね。出来ればなんであんなところに居たのかを――』

「私の名前はインデックスって言うんだよ?」

『……目次? というか明らかに偽名でしょ、それ』

「見ての通り教会のものです、ここ重要。あ、バチカンじゃなくてイギリス清教の方だね」

『……そうなんだ』
つっこみたいところは多々あったが、無駄だと思い諦めた。

「うーん、禁書目録のことなんだけど。あ、魔法名ならDsdicatus545だね」

『…………そっか』
どこの星の宇宙人と通話しているのだろうか、この電波は。

17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 19:29:00.69 ID:vKsSddtg0

「けど、このまま外に出たらドアから三歩でいき倒れるよ?」

『行き倒れるよ、じゃなくてね……』

「そしたら最後の力を振り絞ってダイイングメッセージを残すね。君の似顔絵つきで」

『……はあ。じゃあ、これでいいかな』

「ん? なにがなのかな……って、え? 急におなかいっぱいになった!」

正確には、今の空腹感を無かったことにしただけなのだが。
そう彼、球磨川禊は、実は無能力者というレッテルこそ貼られては居るものの、実のところ彼には
超能力とは別の、変わった能力を持っていた。
【大嘘憑き】、これは球磨川の欠点とも言うべき能力だった。
全てを虚構に出来る能力。
それがこの大嘘憑きの強大すぎる効果。

『そういえば、君はなんであんなところに居たのか、まだ聞いてなかったね』

「落ちたんだよ。ホントは屋上から屋上へ飛び移るつもりだったんだけど」

『屋上? でもそれって、この八階建てのビルを飛び越えようとしたって事?』

「そうかも。けど、仕方なかったんだよ。あの時はああする他に逃げ道が無かったんだし」

『逃げ道?』
彼が眉をひそめてそう聞くと、彼女は子供のようにこう答えた。

「うん、追われてたからね」

18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 19:37:12.38 ID:vKsSddtg0
「それでね、このインデックスにおなかいっぱいご飯食べさせてくれると私は嬉しいな」

『あいにく、さっき君が食べたの以外、うちに食べ物はないんだ。ごめんね』
『……。』

「ホントはちゃんと飛び移れるはずだったんだけど、飛んでる途中に背中を撃たれてね」

『撃たれたって……』

「うん? ああ、傷なら心配ないよ。この服、一応『防御結界』の役割もあるからね」

『防御結界?』

防弾チョッキのようなものだろうか、と球磨川は思った。
くるりと回ってみせる彼女の背中には確かに傷一つ無く、寧ろ撃たれては無いのではないかと
思うほど彼女は、元気だった。

「んで、きみさっき、なにをしたの?」

『ん? なにが?』

「いきなり私のおなかがいっぱいになったの、君がなにかしたんだよね?」

『ああ、あれは、ただ君の空腹を虚構にしただけだよ』

「無かったことに? それって……どういう……」

『僕はね、全てを無かったことに出来る能力を持ってるんだ』

「それって超能力なの?」

超能力、では無い。それとは似て非なるもの。そんなに幸せな能力では決してなかった。

『これはね。その名を〈過負荷〉って言うんだ』
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 19:40:42.64 ID:vKsSddtg0
ここまで

正直自分から書き出したものの、
球磨川さんの口調とか、行動パターンを考えるのは難しいすぎて泣きたい・・・

球磨川さんっぽく無いと思う人が居たら是非指摘してください

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/01(火) 19:45:52.08 ID:vKsSddtg0
そういえば言い忘れてましたけど
>>10はただの黒歴史です。気にしないで下さい
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 20:40:59.95 ID:Mp10U0SNP
All Fictionをもった球磨川さんがどうやって苦戦するのかが見ものだな
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 20:42:56.75 ID:wWZ5pYeho
まあ口調とかは原作や>>4でも見て見たらいいんじゃね?

というか今のところ上条さんのセリフと行動と心理描写とまったく同じことをクマがやってるだけであって、
クマだからこの時こう言う、する、思うってのがまったくない
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 20:45:13.20 ID:JxkvGlRIO
これただ原作の
上条「」を
球磨川「」
にしただけじゃねえかwwwwww
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 21:17:04.20 ID:HjOZnkego
球磨川生活感全然ないんだよな
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 21:22:45.48 ID:AT7ng80L0
>>23
上条「」を、一方通行「」 に変えただけの再構築ものが、超名作にやつもあるんだ
もしかしたらここからも名作が生まれるかもしれんだろうが。期待して待ってろ。

インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」
他、続き4作
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 21:25:58.96 ID:w66YjQeRo
性格能力そのままに原作なぞるのほぼ無理だろうしなあ
話を変えるか、キャラを変えるか…
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 21:44:10.78 ID:vjCklJQAO
戦闘になるとだんだん気持ち悪くなってくるとかな
仲間にはまあ比較的優しいし
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 22:22:02.52 ID:AT7ng80L0
映像が無いと球磨川は難しいなぁ・・・
キャラも濃いし深いんだろうし、動機づけさえしっかりできたら面白いのかも。でも、難しそう。
頑張れ、期待してます >>1
29 : ◆JrBk63tM8o :2011/03/01(火) 22:29:22.33 ID:vKsSddtg0
今日は難しいっぽいので明日投下します

ここまではそんなに大差ないように書きましたが
ここから少しずつマイナス方面に変わってくる予定です
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 22:34:27.00 ID:18rFXscDO
球磨川なんて劇薬いれるからには
原作クラッシュさせんと意味がないしな。
もしくは綺麗すぎな球磨川さん
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 22:44:00.39 ID:p3HeltrDO
さすが球磨川、空腹感をなかったことにした時点で大惨事。
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 23:03:27.13 ID:0ScZnoj9o
いつか禁書対メダボ議論厨が湧く
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 23:08:06.27 ID:nhUu/YSu0
>>31
身体が栄養を求めてる状況に変わりはないからな
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 23:37:58.78 ID:Mp10U0SNP
インデックスの大食い設定をなかったことにしてしまえ
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 23:41:58.02 ID:Dns5DnYxo
『間違ってインデックスちゃん自体をなかったことにしちゃった☆』
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/03/01(火) 23:46:58.29 ID:HjOZnkego
空腹を感じること自体が『なかったこと』になってたらまじヤバイ
栄養失調で死ぬ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 23:48:19.97 ID:KEaOswdAO
>>12
『笑えばいいと思うよ』
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 23:56:39.24 ID:Mp10U0SNP
死をなかったことにすれば蘇るから無問題
39 : ◆JrBk63tM8o [sage]:2011/03/02(水) 00:07:54.43 ID:A20ZxSVDO
1ですが、漸くプロットが完成しました……

後はこれに肉付けを……グヘヘ


>>36
「無駄な食欲」を虚構にした、
あるいは「今の食欲」を虚構にした、
とご都合主義宜しくな感じで脳内補完して下さい。
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 00:13:43.44 ID:fWGPZLUm0
>>39

つまり今後インデックスは必要以上に食べる心配が無い→暴食よさらば、か
球磨川にしては良心的だ
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 06:13:35.49 ID:tgeZf/mAO
今さっき球磨川さんに追い詰められる夢見たんだけど恐怖感と絶望感すごかった。実際に過呼吸起こすとは思わんかった。


ステイルさんどうなるやら
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 06:44:25.59 ID:egUYWIDjo
恰好つけない、括弧つけない球磨川は出てくるの?
ハッピーエンドが好きだから、そのへんは気になる

あと安心院さん
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 07:57:55.52 ID:fWGPZLUm0
>>42
独白で毒吐く彼女か
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 09:43:38.75 ID:fZLt1/aOo
インデックスに応対している球磨川が球磨川っぽくない

セリフにも地の文にも言葉遊びがない

括弧つけてる時の球磨川のなに考えてるか解らない不気味な奴っていう設定を生かせてない
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 09:45:30.78 ID:vIbfpjHIO
球磨川が普通の人間すぎないか?
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/02(水) 10:15:17.52 ID:Sami6l+AO
大嘘吐きの効果範囲によって無双か否か決まってくるよな。魔術には効きませんとか。

>>4の作品は球磨川さん敵だったし、戦闘の七割は過負荷になった禁書キャラだったからバランスとれてたけど
球磨川さん主人公で再構成だと、そうはいかないだろうから、難しいと思う

こっちの球磨川さんはハッピーエンドにしてくれるのだろうか
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/03/02(水) 12:24:36.55 ID:+AG1ObB20
球磨川にとってのハッピーエンドにはなるんじゃないかと思う
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/03/02(水) 12:29:01.94 ID:+AG1ObB20
ごめん、さっきの無し
過負荷はハッピーにはならないわ
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 13:08:49.10 ID:1b9cmmNjP
インデックスが球磨川に勝てばハッピーエンドになるよ
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 17:03:46.13 ID:VekPihpdo
>>13
能力自体のろくでもなさでいえば、幻想殺しも中々のマイナスだけどな。
持ち主に不幸をもたらす上に、幻想を壊すだけで、あらゆる意味で建設的な使い道が無い。
治療に使える大嘘憑き、植物の生育や発酵に使えるラフラフレシア、自分の身を守るのには使える不慮の事故。
この辺はマイナスと言われつつ、使い道がないわけじゃない。幻想殺しはある意味それ以下。

まあ、マイナスのマイナスたる所以は、能力なんかじゃなくて人格なんだけどね。
51 : ◆JrBk63tM8o [sage]:2011/03/02(水) 18:09:30.53 ID:EkmnzSQ+0

そろそろ投下します

球磨川さんに関する違和感は伏線か、もしくは自分の力不足ですすいません
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 18:38:54.01 ID:nlV0iyrR0
>>50
スカーデッドとバズーカー・デッドは?
53 : ◆JrBk63tM8o [sage]:2011/03/02(水) 19:11:25.84 ID:EkmnzSQ+0

「かふか?」

『うん、過負荷。だけど、説明は面倒だから省くね』

「……? まあ、別にいいけど」

『ていうか、追われてたって言ってたよね? 誰に?』

「……それは、知らないほうがいいかも」

『そっか。分かったよ気遣ってくれてありがとう!』

「うん、じゃあありがとね。えっと、名前」

『僕の名前は球磨川禊って言うんだ。好きな風に呼んでね』

「じゃあみそぎ、私、もう行くね」

『なんで? 追われてるならここに居ればいいのに』

「どうせすぐバレるし、そしたらみそぎにも迷惑かかるし」

『そんな簡単に居場所はばれないんじゃないかな? なにせ、僕の部屋の中だし』

「これ! この修道服ね、実は魔翌力が宿っていて、連中その魔翌力をかぎつけて追ってくるんだと思う。だから、ごめん。もう行くね!」

『あ、ちょっと……行っちゃった』

なんでだろうか。なんで僕はこんなにも、あの子に関わろうとしたのだろうか。
球磨川自身でさえも、よく分からなかった。

取っておいた焼きそばが無い。ならば仕方が無い。
球磨川は食事を取りに、外へと繰り出した。




球磨川が出て行ったその部屋には、インデックスが被っていた帽子が残されていた。
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 19:21:07.68 ID:EkmnzSQ+0


・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・


なにか、居る。

食事から帰ってきた球磨川は、自分の部屋の前になにか、蠢くものを見た。
近づくと、なるほど何のことは無い。学園都市のそこらじゅうに散らばっている、それ。
即ちお掃除ロボだった。
お掃除ロボは、三台掛りでなにかの汚れを落とそうとしているらしい。
三台というのは珍しいと言ってもいいほど珍しい。
なぜなら。
この寮に配備されているロボは全部で五台しかないのだ。
それの五分の三が、それも自分の部屋の前に集まっているのだから、珍しくないわけが無かった。

では、その3台を集めるほどのゴミとは何なのだろうか。
見れば、先ほどの少女、即ちインデックスが、倒れていた。

血の海の中で。

「――やあ。君がこの部屋の住人?」

『……そうだけど、誰?』

そこには。
今、インデックスの倒れている床と同じような髪色をした、更には二メートルはあろうかという長身の、白人。
見た感じ、神父さんのように見えた。
あくまでも、着ている服は、だが。

「誰、か。まあいいだろう。僕の名前はステイル=マグナス」

本当は真名は名乗っちゃいけないんだけどね、と付け加えるその白人は、恐らく、いや間違いなく、間違いようも無く、この街の人間ではないのだろう。

球磨川が言えるようなことではないが、その白人は、どこか不気味だった。

『……この子は、君がやったの?』

「いや、やったのは僕じゃない方」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 19:27:20.96 ID:M+G5NQkIO
一人称視点なのか三人称視点なのか、ごっちゃになってねえ?
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 19:33:06.98 ID:nlV0iyrR0
>球磨川が出て行ったその部屋には、インデックスが被っていた帽子が残されていた。

歩く協会いつ壊れた!?
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 19:37:40.52 ID:D1y3ko1DO
『無かった』ことにされたのか
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 20:02:43.84 ID:EkmnzSQ+0



『……君達、何者?』

「魔術師」

魔術。
中世ヨーロッパで行われていた呪いのようなもの。
つまりオカルト。

『えっと。なに、からかってるの?』

「……君は、目の前で血まみれな少女が倒れていても、驚かないんだね」

『血まみれ? 倒れてる? なにを言ってるのか、よく分からないなあ』

「なにいっ――て?」

なんと先ほどまで血を流して倒れていたはずの、それ。インデックスの傷は、跡形も形跡も、面影も無く消えていた。

彼女の怪我を、虚構にした。


「なにをした……!」

黒い修道服を来た白人の顔が、険しさに溢れる。

『いいから答えてよ。魔術者って、なに?』

そういえば、さっきインデックスは魔法とか言っていたなと、球磨川は回想する。
防御結界がどうとかも言っていた。
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 20:04:35.82 ID:EkmnzSQ+0
ここまで

>>55
文体は出来るだけ禁書を意識してます


腑に落ちないところがあればなるべく答えます
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 20:31:49.37 ID:+3oxzl8IO
>>53
>なんでだろうか。なんで僕はこんなにも、あの子に関わろうとしたのだろうか。
>球磨川自身でさえも、よく分からなかった。

なんで急に一人称になってんの?


球磨川が出て行ったその部屋には、インデックスが被っていた帽子が残されていた。

帽子をとったような描写なくね?

つーか歩く教会がなかったことにされた描写もなくね?
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 20:33:54.89 ID:+3oxzl8IO
>>60
一人称視点だったわ
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 20:47:07.62 ID:EkmnzSQ+0
>>60
球磨川の視点と言うか心情の描写です
文才が無いのはすいません僕のスペックのせいです

帽子を取った描写と、歩く教会を無かったことにした描写が無いのは伏線って言うか、
帽子が取れてるってことは……みたいな。すいません
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 20:57:08.25 ID:EkmnzSQ+0


「Fortis931。僕の魔法名、いや、殺し名、かな?」

『やれやれ。君といいこの子と言い、話がかみ合わないもんだね。いい加減――うんざりだ』

ステイルは、口に咥えていた煙草を投げた。
火の粉が舞う。

「炎よ――」

そう、ステイルがつぶやいた瞬間。
凄い音を立てて火の粉が爆発、一直線な炎の剣と化す。

「――巨人に苦痛の贈り物を」

その炎の剣、炎剣をそのまま球磨川に――叩きつけた。

『え……これは……!』

その炎剣は激しい黒煙と、爆音を生み出した。
恐らく人の形を保ってはいないのだろう。既に跡形も無く解けてなくなっているのだろう。
と、ステイルは思った。

「やりすぎた、かな?」

『ぜんぜんだけど?』

驚愕。

「なん……で……」

『え、っと。なるほど魔術って本当にあるんだね。って言うことは、ああつまりあの子の言うことも本当だったんだ。ああ、悪いことをしたな。』

「悪いこと……?」

『あの修道服の魔翌力を、虚構にしたんだ』

ほんとは助けてあげるつもりだったんだけどね、と球磨川は続ける。

『じゃあ君達は、なんでこの子を追いまわすの?』
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 20:59:17.29 ID:EkmnzSQ+0

「……ふはははは……なるほど。面白い能力を持っているね、君は。超能力かな? いいよ、教えてあげる。僕らは彼女に用なんかない。どうだっていいんだ。僕らが用なのは、彼女の持っている――十万三千冊の魔導書、ただそれだけなんだ」

『十万三千冊の、魔導書? どうみてもそんなの持ってる風には見えないんだけど』

「――完全記憶能力、と言ったら分かるかな? 彼女はその魔道書を全て、記憶の中に持ってるんだ」

『ふーん。そっか。ありがと』

「――世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ
それは――」

『――長い』

「なッ!」

ステイルの手に集まりかけていた炎は突如として消えた。
何故だ、何故――

『えっと、ごめん。ついうっかり君の魔術を――虚構にしちゃいました』

「――ッ!」

魔翌力を無かったことにされた。
それは魔術師にとっては唯一の生命線を打破されたも同じ。

『ごめんね。お詫びに――君には螺子を捻じ込んであげるよ』
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 21:16:33.99 ID:B0eSp5jZo
sagaにすれば魔翌力じゃなくなるよ
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/02(水) 21:16:45.25 ID:D1y3ko1DO
せめてsagaってくれ…魔力が…
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 21:22:39.94 ID:bbQQJe/IO
>>62
やりたかったことは分かるけど、それは伏線というより
描写忘れというようにしか見えない。

仮に歩く教会の能力を「無かった」ことにしていたとしても、それが帽子が外れる、置きっぱなしになるのとはイコールとして繋がらない。
イコールで繋がらなければ、それは伏線とはなりえないから気を付けたほうがいいよ。
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2011/03/02(水) 21:34:16.07 ID:EkmnzSQ+0
>>65-66
ご指摘ありがとうございます
SS自体初めてで・・・


>>67
貴重なアドバイスありがとうございますです
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2011/03/02(水) 21:34:53.51 ID:EkmnzSQ+0

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・

球磨川は意識の無いインデックスとステイルを自らの部屋へと運び込んだ。
趣味の悪いインテリアだな、と球磨川はつぶやく。

ステイルは飾ると部屋の外観が損なわれそうだな。
いいや、押入れにでも突っ込んどこう。

この少女は、頭の中に十万三千冊の魔道書が全て記憶されている。
なんて不幸な人生だ。可哀想だ。辛そうだ。苦しそうだ。
球磨川はそう思って笑みが零れる。

どうやって不幸にさせようか。
どうやって過負荷を負わせようか。
どうやって負けさせようか。
どうやって……

「んー……あれ? ここは」

『あ、起きたんだ。おはよう。って言ってももう夜だけどね』

「みそぎ? ああ私あいつらに襲われてって、あれ、怪我が……」

『怪我? なんのこと? 君はここで倒れてたけど、怪我なんかしてなかったよ?』

むー、と納得の行かない顔を、彼女はしている。
そして球磨川は、ただただ笑っていた。
恐ろしく無感情で。恐ろしく自然に。ただただ笑っている。
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2011/03/02(水) 21:35:31.17 ID:EkmnzSQ+0

ピンポーン、と電子音が響く。
そして、ドアが蹴飛ばされる衝撃音。

『えと、ドアって、知ってる?』

「……やり過ぎたかもしれません」

『……痴女?』

ドアを蹴飛ばして入ってきたのは背の高い少女。
片足だけ大胆に切ったジーンズに、Tシャツ。そして腰には――日本刀。

「痴女ではありませんッ!」

『とりあえず、ドアに入るところからやり直して』

「ですが、ドアは――え?」

彼女は、背後の光景を見て驚愕した。
ドアが普通に、一般的なそれと同じように、普遍的に、ドアとしての役割を守っている。
壊したはずなのに。

「なにを……」

『もう、説明するのも飽きたんだけどしなきゃ駄目かな? 君も、魔術師?』

インデックスは、入ってきた彼女を見て怯えていた。
ということは、それは敵なのだ。インデックスにとっての。

「……まあいいです。ステイルは、どこですか?」

71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2011/03/02(水) 21:55:31.32 ID:EkmnzSQ+0
『知らない』

「そうですか……。とりあえずその子は回収させてもらいます」

『おいおい……人を物のように扱うなよ』

「……斬りますよ」

『怖いなあ。ていうか――どうやって?』

「は?」

『刀も無いのにどうやって斬るつもりなの?』

「――ッ!」

いつの間にか、彼女の帯刀していた刀、七天七刀が消えていた、否、無かったことになっていた。

『そもそもそんな物騒なもの、持ち歩いちゃ駄目でしょ。ジャンプじゃないんだからさ』

「なにを……」

『しょうがないな。説明してあげるよ。僕の能力、いや過負荷は、『大嘘憑き』といってね。全てを虚構にするの過負荷なんだ』

「そんな……」

『とりあえず、邪魔だから眠っててくれないかな』


今の意識を、無かったことに。
72 : ◆JrBk63tM8o [sagesaga]:2011/03/02(水) 21:57:28.57 ID:EkmnzSQ+0
文才無くてすいません・・・
もしあれなら乗っ取って下さってもよかですたい

とりあえず今日はここまでで
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 22:59:40.17 ID:nlV0iyrR0
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 23:09:44.16 ID:pEzl2OdAO
乙!

おもしれぇぇ‥支援だ
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 23:16:48.83 ID:SCpxWYeIO
なにこの球磨川は触れてるわけでも、なんでもなくただ視界に入っていれば、なんでも無かったことにできんのか
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 23:21:10.74 ID:eGEpQEqDO
『なんて面白い話なんだ。続きを楽しみにしているよ』
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 23:25:26.04 ID:jBl3VvEIO
とりあえず球磨川さんが常に優位に立ちすぎじゃね?
序盤にわざとくらってボロボロになって相手が勝利を確信したりしたあたりで全てを台無しにするのが球磨川さんじゃね?
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 00:38:26.52 ID:tlpbg0JDO
クマーの能力は発動条件が無いような物だから強い
触れなければいけないとう縛りがあっても触れていないことを『無かった』ことにすればいいわけだし
期待
79 : ◆JrBk63tM8o [sage]:2011/03/03(木) 00:52:03.96 ID:ajcmaOLDO
あれ・・・
目がおかしくなったのかな・・・
面白いって書いてあるように見える・・・


てことで
明日の夜に投下します
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 00:55:02.01 ID:4Hv/wElPo
大嘘憑きはまだよくわからん部分もあるしね
とりあえず期待
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 07:14:52.41 ID:8TmwAgwAO
『文句言ってるやつらをなかったことにした』
『だから好き勝手やってくれていいよ』
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/03(木) 13:57:23.54 ID:a7CywZDAO
球磨川のキャラって便利だよな
矛盾しても嘘でしたで済ませれるから
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 14:24:27.22 ID:dd5lDmfVo
能力的に多少矛盾するのは仕方ないが今の意識を無かったことにするってのはアリか?
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 15:08:49.07 ID:bDzUAxCAO
視力を無かったことに出来るくらいだし出来るんじゃない?
因果率がうんたらかんたら
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 15:13:13.49 ID:tTRn4zoz0
いざとなったら『目覚めない』という現実を無かったことに
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 15:45:08.66 ID:qFEOmLyXo
「過負荷を無しに」ができるヘタ錬金と
最強議論で炎上するフィアンマ以外は基本余裕だな

テッラさんが「過負荷を下位に魔術を上位に」とかできたらまた別だけど無理だろうし
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 15:47:00.48 ID:dCauF9+M0
やべえ
これおもしれえ
88 : ◆JrBk63tM8o [sagesaga]:2011/03/03(木) 23:11:51.87 ID:x5FsIkZ80
>>87
『その言葉が僕の力になるよ』

投下します
89 : ◆JrBk63tM8o [sagesaga]:2011/03/03(木) 23:12:44.49 ID:x5FsIkZ80

「みそぎ? そいつ、どうするの?」

『んー。どうしようか』

迷うなあ、と球磨川は続ける。

『だってさ。この人も魔術師なんでしょ? 僕みたいな一般人がどうしていいかなんて、わかんないよ』

「うーん。でもこのままにして置くのもおかしいと思うんだよ」

そこで球磨川がまたしても不気味な笑顔で、感情を感じさせないようなその笑顔で、こうインデックスに囁く。

『じゃあさ、君の好きなようにしなよ。煮るなり焼くなり切り裂くなり八つ裂くなり。だって君はこの人たちに命まで狙われてたんでしょ? 
じゃあ、やり返しても殺し返しても、誰も君を責めないし、裁かないよ。 だってこれは……』


正当防衛だからね。
90 : ◆JrBk63tM8o [sagesaga]:2011/03/03(木) 23:15:20.75 ID:x5FsIkZ80

「で、でも……私、シスターさん……だよ?」

『そうなんだ。でも今は違うよ。だって君がシスターだって事実、僕が――虚構にしたんだから』

「――ッ! な、なんで……」

『なんでって……君を神様なんて言う偶像を崇拝しなくても良くなるように、かな』

インデックスの顔は、その自身の髪と同じように青ざめていた。
球磨川は、それを見て満足そうにこう続ける。

『だからさ。君が今ここに居るこの人を殺してもいいんだ。寧ろ殺さない理由が無いよね。だって君はこの人たちの所為で、こんなにも』


過負荷な人生を歩んでいるんだから。


「わ、わた……し……私は……」

『――ッ!』

球磨川の視界からインデックスの姿が消えた。
そしてこの部屋に響いた鈍い衝撃音。


インデックスが――倒れた。
91 : ◆JrBk63tM8o [sagesaga]:2011/03/03(木) 23:40:56.22 ID:x5FsIkZ80

かなりの高熱。
インデックスは正に死に掛けの状態だった。

『……なん……で……』

球磨川は球磨川らしくないほど焦っていた。
それは正に、球磨川らしくない理由で、だった。


――インデックスの高熱を、虚構に出来ない。


いや、性格には虚構には出来ている。
だが、その高熱はすぐに息を吹き返してインデックスを襲うのだ。

原因が、分からない。

原因が分かれば、その原因を文字通り無かったことにすれば、それは治まるはずだ。
また、原因が分からないのなら、その症状自体を虚構にすれば、その原因自体も虚構に出来るはず、だった。

何故熱が下がらないのか。
それは熱を下げた傍から熱が再度上がるからだ。
その事実自体を虚構にすれば或いは、と、球磨川は試すが、その事実を虚構にしても新たな事実が発症して、きりが無い。

では体温自体を虚構に、いや、それはリスクが大きすぎる。
92 : ◆JrBk63tM8o [sagesaga]:2011/03/03(木) 23:49:09.93 ID:x5FsIkZ80

原因として一つ心当たりというか、もしかしたら、というのがあった。

――魔術。

魔術に関しては、球磨川は無知といっても過言では無いほどに、無知だった。
よって魔術にどんな種類があるのかも知りえない。
だが、だからこそ、有り得るのだ。

この子は、魔術によって呪われているのかも知れない。

魔術に対して、過負荷がどこまで効くのかと言うのも分からない。
まず、魔術の見分け方も分からない。
どうすれば魔術の呪いが解けるのかが分からない。


それなら、と球磨川は思う。


『ねえ、起きてよ。二人とも』

それなら、魔術に関して詳しい人間に聞けばいいのだ。
93 : ◆JrBk63tM8o [sagesaga]:2011/03/03(木) 23:59:15.17 ID:x5FsIkZ80

ステイルと意識の無い彼女を起こす。

「ん……ここは……」

「……神裂!? ここはどこなんだ!」

『ここは、僕の家だよ』

「……なにを、したのですか。いえ、なにをする気ですか?」

『ん? なにもしてないよ』

人聞きの悪いこと言わないで、と球磨川は言葉を重ねる。

『ただ一つだけ聞きたいことがあるんだ』

「……なんだ?」

球磨川は、ベットで寝ている彼女を指差す。

『彼女、熱が下がらないんだけど、なんか知らない?』

「――ッ! 今日はあの日かッ! 神裂!」

「はい! いますぐ儀式を……」

それを見て、ステイルと神裂と呼ばれた彼女は、あからさまに急変、慌てだした。

『あの日って、なに?』

「いまはそれどころじゃ……」

『僕だけのけ者にするなんて酷いよ、ショックだよ。僕はショックのあまり――君達を殺してしまうかも知れないね』

にっこり、と球磨川は笑った。
94 : ◆JrBk63tM8o :2011/03/04(金) 00:03:16.58 ID:DnGPJFUz0
ふう・・・。

今日の投下分はここまでです。

大嘘憑きに関しては、自分の都合の良い風に解釈してつかってます。
ので、納得のいかない部分があってもそこは目をつぶって頂いて・・・

暫くは居るので質問等あれば受け付けます
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 00:27:53.34 ID:M47Mmtj/o
インデックスさんは銀髪なんだよって言ってみるんだよ
96 : ◆JrBk63tM8o :2011/03/04(金) 00:55:21.12 ID:tusC0qFDO
おっと
原作では銀髪だった・・・

脳内補完で・・・
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/04(金) 01:00:08.91 ID:j/4KZdEAO
なんか球磨川に違和感を感じる
具体的には言えないんだけどさ
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 01:04:50.17 ID:Rlj0Jzzbo
球磨川ほど使いづらいキャラはそうは…
っておもったら西尾作品にはいっぱいいるな
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/04(金) 01:29:09.75 ID:voeE15AIO
最初の頃から少しずつ面白くなってきてる
もっともっと書いたら凄く面白くなる予感
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 01:41:38.84 ID:HXkKohHIO
俺も序盤は違和感がして仕方がなくていくつか突っ込んだりしたけど、だんだんと良くなってきてるとおもうよ

この調子で頑張って欲しい
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 06:16:47.94 ID:Lhcl/kCao
まあ、西尾さんの真似をしつつクロス物で自分の色付けるのは難しいよね『頑張れ、応援してるよ』
後、あんまり謙り過ぎないと嬉しい
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 08:16:25.24 ID:WUtpgznDO
記憶喪失に関しては
どっちがなってもまあいいやになりそうだな。
いや仲間は大事にするから自分だけかな。
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 08:57:29.73 ID:aizm1KdSO
ねーちんの「周囲に不幸を押し付けてしまう」というのも解釈によっては過負荷になりそうだな
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 12:48:37.70 ID:ibqE18Mdo
>>103
不慮の事故みたいなもんだしねえ。

やっぱり「過負荷」ってのはかなり面白いアイデアだと思う。
普通能力ってのは、「長所」として描かれるからね。暴力にしか使えないようなどうしようもないのでも。
それに対して、「こんなどうしようもない能力長所なんかじゃなくて欠点じゃね?」としたのはかなり斬新だったと思う。
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 15:51:26.33 ID:4Uo1BJ2z0
ロクでもない能力ばっかだしなぁ
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 17:04:25.67 ID:5vLQnrZT0
乙!
徐々に球磨川らしさが出てきていい感じ、いや悪い感じだ
久々に良スレに出会えたぜ
107 : ◆JrBk63tM8o [saga]:2011/03/04(金) 18:05:57.50 ID:DnGPJFUz0
投下します

108 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 18:07:09.43 ID:DnGPJFUz0


「――ッ! 分かったよ、言うよ」

『え、本当に? ありがとう! 嬉しいな』

「ふん、言ったよね? あの子は完全記憶能力を持っている。それってつまり、何も忘れることが出来ないって事なんだよ。そして彼女は十万三千冊の魔道書を記憶するのに自分の脳の八十五%をそれの記憶に使ってる。分かるかな? 彼女は既に八十五%の容量を使い、なお見たもの、聞いたもの、感じたこと、その全てを忘れることが出来ない。つまり彼女は定期的に記憶を消さないと脳の容量がパンクして――死ぬんだ」

『……それが、今日なんだね』

「分かったならそこをどいてくれないかな? 今から準備を」


『――その必要は無いんじゃないかなあ?』

にやあ、と球磨川は口角をあげる。
ならばその必要は無い。いや、無くなった。
彼女は記憶が多すぎてパンクするから、死ぬんだ。
ならば、それならば――



『――僕が、たった今、彼女の十万三千冊の魔道書を虚構にしたんだから』



これで、全てが須らく解決する。
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 18:16:38.49 ID:X/lCktA8o
ひでぇ、インデックスの活躍の大半を虚構にしやがった
110 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 18:17:19.94 ID:DnGPJFUz0

「――なッ!?」

『うん。あー、すっきりした! まるで生まれ変わったみたいだ。うーん。良い事をするってなんて気持ちのいいことだろう!』

「――お前! なんてことを――」

『――なんだよ。君達だって彼女を救いたかったんじゃないのかよ』

「――ッ!」

それともなに、と球磨川は詭弁を続ける。

『君達は個人の命や苦しみより、個人の人生や将来より、誰も救われず誰も幸せにしないような、埃被った本の方が大事なの? ならそんな埃被った埃なんて――』



――そんな幻想なんて、僕が虚構にしてあげるよ。



111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/04(金) 18:20:39.54 ID:RSKobUcJ0
台無し感すげえwwwwww
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/04(金) 18:28:01.05 ID:/zPTwWhE0
なかったことに出来るのは大多数の人に起きてほしくないと思われている事
113 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 18:29:48.73 ID:DnGPJFUz0

『まあ、これでインデックスちゃんも元気に――え?』


インデックスは動かない。
インデックスの顔色はまだ赤く染まっていた。

『なん……で……』

「あり得ない……この子の記憶は、これで……」

これはつまり、治っていない。

『そんな、馬鹿な! 確かに消した。確かに彼女の中の十万三千冊は虚構にした! なのに! 何故!』


なのに、なのに――
114 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 19:32:58.01 ID:DnGPJFUz0
それなら、と球磨川は画策する。

それなら、彼女の完全記憶能力自体を虚構にすれば――。


『……治らない……』


「……騙されていたのか、僕らは」

ステイルが、無気力に呟いた。

「僕らが、今まで心を鬼にして、感情を消してまでやってきたことは、全て……嘘だったのか?」

「……の、ようですね……ですが、私達のすることは一つです」

儀式の準備をしましょう、ステイル、と神裂。

「……ああ、そうだな」

ステイルは、その言葉を聞き、立ち上がる。
ああ、そうだ。いつも過負荷はこうなのだ。
人を幸せになんて、出来ない。

『……待って!』
115 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 20:28:40.93 ID:DnGPJFUz0
それでも、遮らずには居られなかった。

「……なんですか?」

『いやあ、参ったよね。本当に。ここまで苦労するなんてさ』

いや、違うか、と球磨川は続ける。

『僕は不幸なんだから苦労して当たり前で順当で且つ相当なんだったね。いけないや。でもね。僕はその子だけは僕が助けたいんだよ』

「……何故、そこまでこの子と関わろうとするのですか? だってこの子は貴方とは何も関係が無いのですよ?」

『いや、神裂ちゃん。それは違う。だって彼女は僕と同じく過負荷で不幸で大変な人生を送って来たんだ。それに――』

――完全記憶能力なんて、過負荷そのものだよね。

辛いことを忘れられない。
大変だった記憶を忘れられない。
背中を切られた痛みを忘れられない。
憎しみを、辛みを、僻みを、醜さを、不正を、失敗を、不幸を、負荷を、敗北を、忘れることが出来ない。

そんなのって、あんまりだよね、と球磨川は笑う。
その笑顔は何かを画策しているときのそれなのか、哀れみのそれなのか、分からない。
116 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 20:29:38.64 ID:DnGPJFUz0
『それに、今のステイルちゃんは魔力を持ってないしね』

「――ッ! 本当ですか、ステイル!」

「……ああ、そうだったね」

「なんでそんなことをしたのですか、貴方は!」

その怒声は、球磨川に向けられる。

『ああ、ごめんね。それは流石に不公平だったかな。仕方ないそれなら――』

――神裂ちゃんの魔力も無かったことにしてあげるよ。

「――ッ! どうしてそこまでして貴方は! その子を助けたいのなら、貴方が何もせずとも、私達が助けます」

あくまでも命を繋ぎとめるための妥協策ですが、と神裂は続ける。

「貴方がやっていることは、ただのわがままで、ただの自己満足ですよ」
117 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 20:40:32.16 ID:DnGPJFUz0
『まあ、君がそう言うんだったら、そうなのかもね。いや、その通りだ』

ああ、僕みたいな過負荷が誰かを助けようとしても所詮は無駄なんだよね、と球磨川は残念そうに呟く。
まるで何も思ってなく、まるで何も考えてなく、まるで反省などしていないように、球磨川は両手を上げる。
文字通りお手上げだ、とでも言いたいのだろうか。

『あーあ、らしくないことしちゃったな。じゃあここは僕らしく、皆を悲惨な不幸に陥れるとでもしようっと』

「……なにを、格好つけているんですか」

『……ん?』

「――なにかを変えたくて、何かをして、なにも変わらなくて、諦めて、格好つけて、貴方は何をしたいのですか?」

神裂は、何かを球磨川に伝えようとして、必死に語りかける。

「括弧つけて格好つけて、貴方は、何をしたいのですか?」
118 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 20:41:13.58 ID:DnGPJFUz0
球磨川は思う。
僕が人を不幸にするのは、不公平が嫌だから。
僕が人を傷つけるのは、人に傷つけられたから。
ならば僕がこの子を助けようとしたのは、何で何だろう。
ああ、そうか、なるほど、僕は人に――助けて欲しかったからだ。
過負荷を一緒に負って欲しかった。
不幸を一緒に味わって欲しかった。

でもそれ以上に僕は、なりたいんだ。


僕のこの不幸で人を幸せにしたい。
僕の過負荷でも、人を幸せにしたい。

ジャンプの主人公のように、皆を助けたい。

僕は――



「――主人公に、なりたい」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 20:43:19.96 ID:ibqE18Mdo
おお。ここで原作セリフと繋がるのか。うまいな。
120 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 20:57:55.22 ID:DnGPJFUz0

正義でもなければ不義でもなく、偽善でもなければ偽悪でもなく、そもそも義も善も過負荷には関係の無い話。それでも僕は目の前の少女を助けてヒーローになりたい。主人公になりたい。
――プラスに、なりたい。


「……そうですか」

神裂は、どこか微笑ましく笑う。
だが、事態はまだ好ましいとは言えなかった。

「おいッ! 神裂、どうするんだ! もう時間が無いぞ!」

魔道書を消したのに治らない。
それはつまり、記憶は関係ないということだ。
ならば今まで自分達が記憶を消したことで治ったのは何故か。

神裂は、答えを見つけた。

「……ステイル! 分かりました! 魔道書を消したのに治らない、ということはこれは――」

――魔術です。

「――ッ! なるほど、ならば一番考えられるのは、この子の体のどこか、いや、違うな。脳の近くに――紋章が刻んである!」

「……ああ、なるほどね。じゃあ、僕の出番だ……」

――これで僕は主人公になれる。
――過負荷を背負ったまま、幸せになれる。

これで――



「――――彼女にかけられている魔術を、虚構にした」
121 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 21:19:16.33 ID:DnGPJFUz0
球磨川の部屋に流れる無音。

球磨川は、初めて感じたとも言える感情に、心を震わせていた。

嬉しい。

「……やったの、か……?」

「……そのよう、です」

僕は不幸なまま、幸せになれた。
不幸なまま、他人を幸せに出来た。

「――警告」

「――ッ! これは」

球磨川は、インデックスの方を見た。
インデックスの両目は、真っ赤に染まっていた、いや、真っ赤な魔方陣が浮かんでいる。

インデックスの目が赤く輝く。
凄まじい音と共に、球磨川の部屋のあらゆるものが爆ぜ、裂けた。

「……再生、失敗。首輪の自己再生は不可能……」

彼女は、無機質に、無感情に、ひたすらなにかを、呟いている。

「……侵入者に対して、最も有効な魔術の組み込みに成功しました。これより特定魔術『聖ジョージの聖域』を発動、侵入者を破壊します」

部屋に亀裂が入る。
その亀裂から、眩いほどの光の柱が、顔を出す。

「馬鹿……な……この子が魔法を……使えるなんて」

「『竜王の息吹』……だとッ!」

どうやら、これは魔法らしい、と球磨川は察する。

天井からは、無数の光の羽。

球磨川の本能が危機を感知する。

――これは、危険だ。



その光の羽が、球磨川の部屋の全てを、そう、なにもかもを――飲み込んだ。
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 21:24:41.69 ID:X/lCktA8o
竜王の息吹って十万三千冊から・・・いやなんでもない。
123 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 21:34:51.24 ID:DnGPJFUz0


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ステイルと神裂は、見知らぬ部屋で目覚めた。
何故ここに居るのか分からない。何故こんなところで寝ていたのかも分からない。
どうやらどこかの学生寮のようだ、と二人は定義つけた。


「……ん、ここは……」


どうやら、ここにはもう一人居たらしい。
もう一人に、二人はかなり見覚えがあった。

「ここは……どこなんだよ?」

「――インデックスッ!」

「あ! かおりとすているだね! なんか、大人になった?」

その銀髪の少女は、ステイルと神裂のことを覚えていた。
それも昔の二人を。

いや、そんな筈は無い。
そんな筈は無いのだ。

だって彼女の記憶は一年ごとに消していたのだから。

だが、目の前の少女は、自分たちのことを敵ではなく、仲間だと思っているらしい。

なにが、どうなっているのか分からない。


二人は、顔を見合わせた。


二人が覚えているのは、魔力を失ったこと、インデックスの中の十万三千冊が消えたこと、インデックスの完全記憶能力が無くなったこと、それとこの街に来る前の記憶だけだった。

なんで、それらを失ったのかはわからない。


二人は、笑った。

そんなこと、どうでもいいじゃないか、と。
これからは魔術とは縁を切るしかないな、と。

ならば。

三人で一緒に暮らそう、と。
124 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 21:39:19.86 ID:DnGPJFUz0

どこへ行こう、と球磨川は思った。

結局、自分の手元には何も残らなかった。

まあ、いいか。

どうせ僕は過負荷なのだから。

僕は不幸で、ただ不幸で、そして不幸なのだから。











おっと、忘れてたや。

『――やっぱ男の子は、カッコつけないとね』
125 : ◆JrBk63tM8o [sagasage]:2011/03/04(金) 21:45:02.70 ID:DnGPJFUz0
終わり



いままでこんな矛盾だらけの駄文に付き合ってくれた皆様にはとても感謝しております。

蛇足ですが、僕がこれを書こうと思ったのは、球磨川産に「主人公になりたい」と言わせたかったから、という、凄く小さな理由でした。


最後にもう一度
こんな駄文に付き合ってくださって、ありがとうございました。
126 : ◆JrBk63tM8o :2011/03/04(金) 21:47:19.40 ID:DnGPJFUz0

そういえば

竜王の息吹に関しては難癖つけて脳内補完で・・・・・・はい、すいません


暫く居ますので質問等批評等あれば是非
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 21:55:15.11 ID:MlUDPEAeo
乙乙
最初は駄目かと思ってたけど面白かったよ
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 21:59:46.75 ID:BtvdkeaW0
もう終わり・・・だと・・・?
寂しいぜェ
乙乙!
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 22:10:25.31 ID:UOIGBV4O0
乙乙!
凄く面白かったぜ
贅沢を言えば2巻以降の再構成も読みたいくらいだ
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/04(金) 22:15:58.89 ID:DnGPJFUz0
>>129
お世辞でもお言葉は嬉しいのですが、体力的に、というか精神的に厳しいというか……

とりあえず、ありがとうございました
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 22:43:03.57 ID:5vLQnrZT0
ホライゾーン! のくす! ここに良スレがあるぞーーーーーーーーー!!
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:01:26.12 ID:1yLpS9yAO
面白かったよ

今度SS書く時は呼んでくr(ry
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:03:54.03 ID:oqgwKfeDO
>>122
過負荷は虚構にできないらしいから完全記憶能力に干渉できなかったのでは?
球磨川さんもまだ大嘘憑き発現直後だろうし



面白かった乙
続き期待
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 02:53:04.27 ID:340PI53Fo
なるほど、江迎ちゃんも視界が腐ってたせいで、腐敗能力に目覚めたっぽいし
完全記憶能力が過負荷ってのもありか
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 04:48:08.85 ID:CBCT2LsAO
結構早く終わったな乙
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 13:52:26.77 ID:7Os6cOcDO

まあ超能力や魔術って関わらない方が幸せになれると思うからなあ。
こんなオチもありかもしれない。
ただ大嘘憑きってどこまでなら虚構にできるか球磨川も把握してないから
魔翌力や魔術書が本当に全部消えたのかは……
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/06(日) 00:22:12.18 ID:w7eVuDLu0
ふと気になった


天草式はどうなるんだろう
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/07(月) 07:31:01.04 ID:dwii8d3q0
天草の面々にとっては追うべき背中がなくなるわけだから『不幸』だよな確かに
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