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▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-34冊目-【超電磁砲】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(東京都) [saga !蒼_res]:2011/11/03(木) 20:42:01.56 ID:5qgYmB6Xo
□このスレは「とある魔術の禁書目録」及びその派生作品のSS総合スレッドです
  「2chは規制されている」「スレを立てにくい」という方は当スレに投下をどうぞ
  SSの投下以外にも、感想や雑談・質問に相談・情報交換などにご利用ください

 前スレ
    ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-33冊目-【超電磁砲】
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314623016/

■このスレのルール――――――――――――――――――――――――――――――――――――■

 ・共用スレなので書きながらの投下は禁止です。必ず投下分を書き溜めてから投下すること
  また安価作品なんかはご遠慮下さい

 ・人を選ぶ内容(極端な欝展開やエログロ等)は事前に注意書きを
  差し支えなければカップリング等の大まかな説明などを書いて下さい

 ・別の人が先に投下している際は、終わってから最低でも30分は空けて投下すること
  連続して投下すると感想を書き難くなります。また当然ながら割り込んでの投下は厳禁です

 ・新刊のネタバレは地域によって発売日がずれる場合があるので、解禁は公式発売日の翌日からです

 ・荒らしは全力でスルー、またルールを守れない人等に対しても極力柔らかい口調で注意すること

■ここまで必読、以降のテンプレも読むこと――――――――――――――――――――――――――■

  >>2 その他注意事項
  >>3 関連スレ等
  >>4 過去のテンプレゲストキャラ
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

夢ならばどれほどよかったでしょう @ 2019/09/22(日) 16:31:46.36 ID:ZQTS6Aido
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1569137506/

うららハウス 【20軒目】 @ 2019/09/22(日) 13:37:16.81 ID:QQEXlDX80
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1569127036/

RPK-9 vs RIM-174 @ 2019/09/22(日) 12:11:56.42 ID:CNAgOpBDO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1569121916/

武内P「桃太郎」 @ 2019/09/22(日) 09:23:00.35 ID:uIP4O5m+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1569111780/

(・ω・) @ 2019/09/22(日) 06:33:57.82 ID:Yh6l/t3DO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1569101637/

ポケモンダイパプHGSSBW2XYORASUSMPV右手にネギを左手にねぎを @ 2019/09/21(土) 23:26:34.96 ID:UJ9PMjQ+O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1569075994/

花音「千聖ちゃんとの、ちょっとだけ長い帰り道」 @ 2019/09/21(土) 23:10:37.78 ID:Du4y4HqP0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1569075037/

暇人の集い @ 2019/09/21(土) 21:32:45.41 ID:p0ABZ4IF0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1569069165/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/03(木) 20:42:46.50 ID:5qgYmB6Xo
□注意事項

 ・>>950を踏んだ人は次スレを立ててください。無理なら必ず再安価かヘルプ要請を
  可能な限り次スレを立てる前に「立てに行く」宣言をしてください。立てた後の次スレ誘導もお願いします
  宣言、スレ立てがしばらくなければ>>970を踏んだ人がお願いします

 ・認知度アップの為にage推奨です

 ・この板では、一部の単語にフィルターがかかっています
   例)「その幻想をぶち[ピーーー]!」(“殺.す”にフィルター)
  メール欄に半角で『saga』(←「下げ」じゃなくて「佐賀」)と入れると解除できます。他のメ欄コマンドとも併用可
  下記のスレで該当する単語などの詳細が確認できます

    パー速機能覚書・テスト
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1315030525/

 ・板の連投規制は25秒、1レス内での行数制限は80行です

 ・投下する時は名前欄にタイトルや総レス数などを書いておくと分かりやすいです

 ・書き込み失敗の表示が出ていても書きこめている場合があるからスレを更新して確認しよう


★これからスレを立てる人へ

 個別スレ立ての目安は100レス前後の風潮
 安価SSやエログロなどの要素が特に多いSSは個別に立てた方がいいでしょう
 この板ではスレ落ちは運営の手による手動です。自動では落ちません
 スレ処理はデータ削除ではなくHTML形式でログ化されデータ庫に格納されます。処理されたスレは元のURLから過去ログへの案内を開けます
 立て逃げや長期の放置スレ、板趣旨と異なるスレは処理対象になります。処理されても泣かない
 処理されてもデータ自体は残っているので再開するときは過去スレのURLなどをリンクしておくといいかも
 使い終わったスレは以下のスレで処理依頼をしましょう。1000に到達したスレに関しては報告の必要はありません

 ■ HTML化依頼スレッド Part3
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1319808816/
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/03(木) 20:43:23.49 ID:5qgYmB6Xo
[ 関連スレ ]

 お勧めの禁書・超電磁砲SSを教えろください11
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1315652902/
  (スレタイどおり)

 ふと思いついた小ネタ(スレタイ含む)を書くスレ14
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1316033830/
  (書くまでもないor書くのめんどいネタなど)

 【禁書SS用】設定質問受付&禁書SSまとめwiki用資料作成所2杯目
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1315843307/
  (質問はこちらで)

 SS製作者総合スレ13
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1318500386/
  (ジャンル不問)

 雑談しようぜ
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1294926897/
  (その他雑談総合)

 ▽ 禁書シリーズSS総合スレ避難所
 http://misaka-network.net/test/read.cgi/14510/1305988838/
  (外部の避難板)


 [ 関連リンク ]

 とある魔術の禁書目録U〈インデックスU〉公式サイト
 http://www.project-index.net/

 とある魔術の禁書目録 Index@wiki
 http://www12.atwiki.jp/index-index/

 自分用まとめ ◆「とある総合スレ記事一覧」
 http://asagikk.blog113.fc2.com/blog-entry-1515.html

 禁書SS@製作速報 まとめWiki
 http://www35.atwiki.jp/seisoku-index/


 [ 過去スレ一覧 ]

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-29冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1305/13059/1305991024.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-30冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1307/13078/1307804796.html

 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-31冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1309/13096/1309616825.html

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-32冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1311/13118/1311847989.html

 ◇これ以前のログはこちらから
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1307/13078/1307804796.html#a2
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307804796/4 (専ブラ用)
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/03(木) 20:44:55.59 ID:5qgYmB6Xo
禁書「>>950!いままでのおやくそく一覧なんだよ!」

02   インデックスさん
03   小萌センセー
04   建宮さん
05   オルソラさん
06   キャーリサさま
07   フレンダさん
08   御坂妹
09   最大主教さん
10   舞夏さん
11   上条さん
12   白井さん
13   一方通行さん
14   土御門さん
15   絹旗さん
16   黄泉川せんせー
17   愛の伝道師・青髪ピアスくん
18   サーシャさん
19   姫神秋沙さん
20   御坂美琴さん
21   アックアさん
22   打ち止めちゃん
23   オリアナさん
24   麦のん
25   テッラさん
26   フレメアちゃん
27   闇咲さん
28   冥土帰しさん
29   テンプレ改訂のためキャラ無し
30   浜面くん&滝壺さん     
31〜  テンプレ改定のためキャラ無し

- - - - - ここまでテンプレ - - - - -
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/04(金) 03:03:52.22 ID:yMf6u4L30
>>1

前スレ>>1000の新しいカプとか…同性しか思いつかんな
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/04(金) 04:10:04.60 ID:9+SNr8dDO
カエル顔の医者と木山先生だとアダルトな恋の予感
……ないか
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/04(金) 04:32:06.37 ID:yMf6u4L30
大体やり尽くした感がなぁ
酔い、風邪、その他魔術&能力で状態異常な事を違ったカプと言えるなら短編書けそう
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/04(金) 04:35:01.89 ID:l3PibkJio
×じゃなくて+の話ならいくつかネタ思いつくんだけどなぁ
だいたいミサカ絡みだけど
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/04(金) 05:02:34.40 ID:UagFbOKSO
黒子とレールガン1話の発火能力者の強盗とかありかね?

発火能力者が改心した設定で
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(長崎県) [sage]:2011/11/04(金) 06:08:13.49 ID:e4TbnqZSo
亀山さん×エカリエーリャちゃんとか
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/04(金) 06:23:07.51 ID:yMf6u4L30
キャラだけは居るからカプは無限大
しかし、誰得という問題が…
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/04(金) 07:10:54.32 ID:9PCxU2TSO
ルチアと軍覇とか結構いけそうかも
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/04(金) 07:41:18.94 ID:l3qbTfgX0
>>10
エカテリーナに見えた。
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(東海) [sage]:2011/11/04(金) 12:23:03.01 ID:q6sERDAAO
>>9
黒子×丘原か
前にあった丘原×四葉のスレで絡んでたような絡んでなかったような
まあ、そのうちな
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/04(金) 13:33:34.59 ID:9+SNr8dDO
>>9レイプものしか思い付かなかった…
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/04(金) 14:13:04.73 ID:vFAGBuFL0
じゃあ俺はブロックのメンバーの愛憎でも書こうかね
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/04(金) 15:39:03.15 ID:oL4og5nDO
一方通行×布束は一時期考えてたな
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/04(金) 15:45:01.73 ID:bcnG2n6DO
浜面×心理定規はどうかね

ありそうなのにエロパロスレでしか見かけたこと無い
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/04(金) 15:56:38.99 ID:HwXw9zua0
再構成物なら一方×■■とか…新しくね?
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/04(金) 16:44:10.75 ID:9+SNr8dDO
>>19どっかで見た
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/04(金) 17:33:05.76 ID:uKGzjPAH0
知名度がないと誰それ?だし、知名度が高くてもエリザリーナ×青ピとか何で知り合ってるの?だしな
ソギーなら何処にいても誰とでもなんとかなりそうだけど

マイナーカップルを気合入れて書いたら感想0だった時の切なさは異常
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/04(金) 18:33:38.26 ID:yMf6u4L30
>>13
まさかの人×動物…
それなら「いぬ×スフィンクス」だって不可能じゃない
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/04(金) 19:31:48.77 ID:rrFlR5hXo
軍覇はサブとして登場する作品ならそこそこ誰かと好いたり好かれたりってのは見かけるけど、
主役として誰かとカプられてる作品はあんまり見た事無いから色々開拓出来そうな気がするわ
あとは垣根も人気の割にはカプのバリエーションあんま多くない印象だなー。出番の少なさ考えたら仕方ないけど
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(長崎県) [sage]:2011/11/04(金) 19:52:15.45 ID:e4TbnqZSo
小ネタスレでネタ振るのは簡単なんだけど、いざ書くとなると結構難しいよね
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/04(金) 20:02:03.18 ID:GesQCTog0
なぜ公式でフラグがたっているパトリシア→ステイルがないのかと小一時間
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(長崎県) [sage]:2011/11/04(金) 20:05:36.38 ID:e4TbnqZSo
>>25
設定不足ってことじゃね
妄想で補うにしてもメインの舞台が学園都市じゃなくてイギリスになりそうだからハードルが高い希ガス
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/04(金) 23:59:41.74 ID:XdsxFSauo
┌─────────────────┐
□12月の新刊予定(2011年12月10日発売)□
└─────────────────┘
劇場映画化決定! 科学と魔術が交差する学園アクション、今度の舞台はハワイ――!
◆新約 とある魔術の禁書目録(3)
著/鎌池和馬 イラスト/はいむらきよたか 定価:662円

グレムリン。魔術と科学が融合した、世界規模の敵対勢力。第三次世界大戦後に突然現れた謎の組織が、アメリカ五〇番目の州・ハワイで暗躍しているらしい。
イギリスの黄金系魔術結社『明け色の陽射し』のボスであるレイヴィニアの先導で、ハワイに向かう上条たち。
そのメンバーは、上条当麻、御坂美琴、一方通行(アクセラレータ)、浜面仕上、番外個体(ミサカワースト)、黒夜海鳥である。
そして、新ホノルル国際空港に到着した直後から、グレムリンの魔術師による襲撃は始まった。
水面下で進行するグレムリンの陰謀。米国側で唯一それに気づいた男は、単独で抗戦を模索する。
彼はやたらハイテンションで、調子ぶっこいた野郎だった。名前は、ロベ ルト=カッツェ。誰もが知るアメリカ合衆国の大統領だった。
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(茨城県) [sage]:2011/11/05(土) 00:01:55.38 ID:GUJQtZM9o
あらすじ的に美琴と一方通行再会すんのか?一波乱ありそうだな
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/05(土) 00:07:20.74 ID:wQZumWmIO
インさんや打ち止め、アイテムを差し置いてまさかの黒夜参戦かww
黒夜は上条にもフラグ立ちかけたし三主人公どこについてもおいしそうなポジだな
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/05(土) 00:10:46.39 ID:dyqn+Ids0
黒夜が着いてくるとかwktkが止まらない
しかしかまちー、まさか美琴と一方さんの再会を省いたりは……しないよな?
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(中国・四国) :2011/11/05(土) 00:32:39.58 ID:YetcjCYAO
流れぶったぎって今月発売のアレの1レスを投下します


美琴「なんでアンタがいるのよ…一方通行!」

一方「そりゃァこっちの台詞だ超電磁砲…」

初春「御坂さん…」

アウレオルス「唖然、ここは何処だ?」

上条「俺が聞きたいよ、てかなんでこの面子!?」


時は2020年、東京は七匹のドラゴンによって崩壊の危機に曝された!

東京を守るべく特務機関ムラクモは異世界から戦士を召喚した!

サムライ 御坂美琴
サイキック 一方通行
ハッカー 初春飾利
トリックスター アウレオルス=イザード
そしてデストロイヤー 上条当麻

上条「と、とにかく都庁を目指そうぜみんな!」

一方(ヒーローが右手込みで召喚されるなンて…)

美琴(思ってるより相当厄介な事に巻き込まれたかもね)

初春「…歌が聴こえる」

アウレオルス「依然、都庁の上に女性がいる」

歌い続ける電子の歌姫
襲いくる七匹のドラゴン
果たして彼等はそのふざけた幻想をぶち壊せるのか!?

《とある七竜のニ千ニ十》、11月23日発売予定!


重福「予約しなくちゃ…」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(中国・四国) [sage]:2011/11/05(土) 00:34:14.80 ID:YetcjCYAO
以上です
セブンスドラゴン2020でございます
何故このネタかは…わかるよねww
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/05(土) 02:17:21.63 ID:M5eN735SO
>>14
あの発火能力者名前あったのか
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/05(土) 08:05:34.53 ID:EVFa+stAO
超電磁砲のモブのネーミングのはじけっぷりは異常
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(三重県) [sage]:2011/11/05(土) 15:20:11.91 ID:/v1393Hs0
それじゃモブ以外のネーミングが普通みたいに聞こえるじゃないか!
バカにするのもいい加減に………ん?
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(東海) :2011/11/05(土) 18:36:14.06 ID:6zfhOL5AO
おっと、本名がもらえなかった絶対等速さんの悪口はそこまでだ
あれかね、ベクトル操作系の能力者は二つ名にこだわる奴が多いんかねwwwwww
あるいは二つ名にこだわるような重度の厨二病患者のパーソナルリアリティーがベクトル操作系の能力を発現しやすいのか…
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(愛知県) [sage]:2011/11/05(土) 22:19:02.18 ID:HTjyvDH40
そろそろ欠陥電気が来る頃かなぁ
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/05(土) 23:52:01.11 ID:ydyHMeOu0
>>20
亀だけどマジで?絶対無いだろと思ったんだが…既にあったとは。
良ければそのSSのタイトル教えてくれませんか?
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/11/06(日) 00:13:40.84 ID:fKMD0wKP0
欠陥殺し未来捏造で1スレ貰います。



俺はどうしようもなく彼女にほれていた。
彼女は感情を余り顔に出さなかったが、とても優しかった。
今までの思い出が頭をよぎる。

『本当ですか?』

初めて告白したときの驚いた顔。

『ああ、今日は人生最良の日です』

綺麗な夜景を見に行って、レストランで食事をして。
帰り際に指輪を渡したときは、涙を流して喜んでたっけ。
三年間の思い出が頭を駆け巡る。
だけど、俺は彼女を裏切ってしまった。
金に目がくらんで財閥の娘を選んだんだ。
彼女は思い出の場所に俺を呼び出した。
本当は彼女を一番愛してると伝えたかったけど、何も言えなかった。
彼女は泣いてるような笑ってるような顔で

『あなたと幸せになりたかった。でも、もう手遅れだしね』

そう言い残すと車を走らせた。
彼女の去ったあとは、怖いくらいの静寂が訪れた。
操車場は彼女と初めて出会ったときのような、熱い風が吹いていた。

終わり
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/06(日) 02:13:16.86 ID:mPTFzOLDO
>>38一方通行が小学生の…何だっけスレタイ忘れたスマソ
でもよく考えると一方■■気味程度だった気がする
やっぱりガッツリ一方■■はないな期待させてすまんかった
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/06(日) 12:33:28.29 ID:LACvmq70o
>>39
内容はわかるけどその上でイミフと言わして貰おう
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/06(日) 12:34:30.07 ID:LACvmq70o
>>39
内容はわかるけどその上でイミフと言わして貰おう
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/06(日) 13:54:15.97 ID:fKMD0wKP0
コピペのパロディは駄目かぁ
改めて読むと自分でも改悪だと思うし没にしとく
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/06(日) 20:22:01.04 ID:yVSbownL0
>>40
教えてくれてありがとう
まだ本格的な一方■■は無いんだな。
再構成物じゃないといけないからやっぱり難しいか
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(中国地方) :2011/11/06(日) 22:55:56.57 ID:kNaW+n/G0
>>44
理想郷に最初までしか投稿されてないけどあるよ
すまないがタイトルは覚えてないんだ…
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関西) [sage]:2011/11/06(日) 23:42:54.85 ID:AALspFkl0
>>43
まぁ、内容もそうだけど、とりあえず一行目の「彼女にひかれていた」を変えちゃうと意味が通じなくなるよ
47 :上条×百合子 [sage]:2011/11/07(月) 00:17:48.30 ID:FXaVubIAO
突然申し訳ない
上条×百合子
で、ヤンデレ?ビッチ?どM?百合子モノ
直接暴力表現はないけど、これからあるよ的に匂わせるもの有り

2レスもらいます


 今日は一人か、と上条当麻はワンルームの部屋の中で短く息を吐く。
 インデックスは小萌先生の所へ泊まりに行ってしまった。
 以前ならこれほど喜ばしい事ー冷蔵庫と財布の中身的な意味でーはないのだが、
空が茜から紺、紺から黒に変わるにつれて彼の心も黒く塗りつぶされていくようだった。
 『来訪者』が来るのは決まって9時を過ぎた頃。
 鍵を閉めようがバリケードをはろうが、自分の身を隠そうが全く意味をなさない。
 食欲も無く、シャワーだけさっと浴びた。
 時計の針は8時55分、いつもと変わらない室内が急に息苦しく感じ始める。
 多少残っているプライドで部屋の電気を消し、ベッドの段差を背もたれにして床に座る。
 『来訪者』が留守だと勘違いしてくれる可能性は100%無いと彼は知っていたが。
 外の明かりが少しだけ入ってくる室内は、かろうじて輪郭がわかる程度。
 彼は右手を上げ、微かに見える手の甲をなでた。
 ガチンッ、と派手な金属音が聞こえると同時にベランダへと出るための窓がゆっくり開き、夜の風が室内へ入り込む。
 眉を潜め、振り返る。
 白い、あまりにも白い『来訪者』が彼を見下ろしていた。
「……一方通行」
「今日は逃げなかったンだなァ?」
 凶悪な笑みを浮かべて、学園都市の頂点が上条に一歩近づいた。
「どこに居たって見つけられるだろ」
 そう、どこに隠れようと同じ事なら意味はない。
 半ば諦めたような口調で返した言葉を一方通行は鼻で笑った。
「そォだな」
 少し開いたカーテンの隙間から漏れる外の明かりが、一方通行の横顔を照らす。
 鮮血のような瞳が上条を捕らえる。
 綺麗な色だな、と彼はどこか他人事のように考えた。
「なァ、今日も殴ってくれンだよな……?」
 はァ、ン……、と薄く開いた唇が直前に紡がれた言葉とは矛盾する吐息を漏らす。
 頬がだんだんと赤く染まっていくようだった。
48 :上条×百合子 [sage]:2011/11/07(月) 00:20:38.52 ID:FXaVubIAO
「一方通行、俺はもう、こんな事は……っ」
 拒絶なら何度も何度も数え切れないほどした。
 なのにいつも同じパターンになってしまう。
 そもそも拒絶を聞いてすらいないんだろう、と上条は思う。
 危ない薬でも使っているんじゃないかと疑ってしまうほど。
 床に膝を置き、犬のような四つん這いでだんだんと迫ってくる。
 こうなってしまった一方通行は、もはや『一方通行』では反応しない。
「百合子っ」
 経緯を考えなければ、この状況は興奮を煽るものだったかもしれない。
 学園都市の第一位が、能力だけじゃなくプライドも何もかもけた違いの人物が、獣のように床を這って。
 しかし上条はそれどころではない。
 本名を呼ばれ、一方通行はぴたっと動きを止めた。
「聞けよ、俺はーーー」
 ざしゅ。
 顔のすぐ横を何かが通り過ぎた。
 横目で確認すると、鈍く光る金属のナイフが、ベッドに突き刺さっている。
 一方通行自身はまだ四つん這いのままだ。
 能力を使ったのだろう、上条はまだその右手でその細い体に触れているわけではない。
「早く抵抗しねェと、死ぬぜェ?」
 一方通行は本気だ。本気で殴られる為に本気で上条を殺そうとしている。
 上条は右の拳を痛いほど握りしめる。
 百合子の顔は笑っているようにも、泣いているようにも見えた。

49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(北海道) [sage]:2011/11/07(月) 00:23:20.31 ID:FXaVubIAO
おわり。
これから殴られフェチな百合子と上条のエロにしようとしたんだけど、なんかダメだった
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/07(月) 04:59:30.92 ID:LvUpIfnv0
>>45
タイトルは不明か…
とりあえず探してみるよ。情報提供ありがとう。
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/07(月) 12:17:06.24 ID:F/oy1iZg0
>>50
『結標「小学生?」一方通行「おゥ…」』か何かだったはず

途中にお姉ちゃんな姫神なシーンもあったけど結局一方×結標か一方×番外個体だったときおくしてるんだが
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage]:2011/11/08(火) 00:12:56.62 ID:N+7Op5iL0
ドマイナー過ぎないレベルで余り見ないカップリングの需要が知りたい。
上琴、上イン、通行止め、番外通行、浜面×アイテム以外で頼む。
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(高知県) [sage]:2011/11/08(火) 00:21:52.34 ID:FfTSw6J4o
上条さん×神裂さんが一番だと思うんだけどな。あんまりないんだよなあ。
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/08(火) 00:23:53.89 ID:gpo1hfuxo
>>49
乙!ヤンデレ百合子とか猛烈に怖いな
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 00:28:25.38 ID:dcJkgurYo
上条と黒子か佐天さんが絡む展開はハッピー&バッドは場合によるけど御坂のヤンデレ展開がほぼ確実に発動するよね
御坂とあまり関わりのないキャラの場合はまたフラグ立ててる・・とか言いながらストーカーですんでるけど
御坂のヤンデレが発動しない程度に仲が良くて恋愛まではいかなくてびびらなくてすむ話は確実に需要あると信じてる
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/08(火) 00:43:22.66 ID:Z0ia8pMJ0
ステインってどマイナーの範疇に入るのかな
少なくともSS速報では入る気がして悲しい今日この頃
もっと増えればいいのに
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 01:18:03.97 ID:w918SIaDO
とりあえず上条さんと一通さん以外の男キャラのノマカプはマイナーだよな
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 01:39:36.47 ID:BbOQ8gzSO
>>55
上条と黒子がからんで御坂がヤンデレ展開のSS見たことないな
御坂ヤンデレ化って言うとインさんが絡むイメージ
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/08(火) 01:52:38.70 ID:R7TeGW9m0
>>58
結構あるぞ
ネタとか安価の場合が多いが
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/08(火) 02:11:17.84 ID:Z0ia8pMJ0
3レスほどいただきます

いつかどこかであった三人組の一コマ
61 :えがおふたつ [saga]:2011/11/08(火) 02:12:47.42 ID:Z0ia8pMJ0


“彼女”と出会って、もう半年が過ぎた。


「ステイル! かおり! Pieris rapaeつかまえたんだよ、かわいいね!」

「えっと、なんですって?」

「学名で言われてもわからないよ。普通に『モンシロチョウ』って……っていうか、また僕らの目の届かない場所で、勝手に!」

「ぶーぶー。ステイルってば私より年下なのに、“おとなぶってて”やな感じ! 背はかおりより低いくせにー!」

「なにを!?」


半年で、彼女は自分と神裂とすっかり仲良しになった。


「はいはい二人とも、喧嘩は止めなさい」

「喧嘩じゃあないさ、僕は彼女の護衛として然るべき忠告をしただけだよ」

「むう……ステイルのばか!」

「なんだよ、僕は何も悪くなんかない」


半年もあった。

それでも、ステイルはなにも変えられていない。

62 :えがおふたつ [saga]:2011/11/08(火) 02:13:18.76 ID:Z0ia8pMJ0


「ごえいごえいって、ステイルは、私のこと『お仕事』の対象にしか見てないの……?」

「っ……ち、違うよ! 僕は、インデックスを一人の女の子として守りたいんだ!」

「ほんとう? わたしのこと、好き?」

「ほ…………本当だ! 神に誓う!」

「えへへ」


“彼女”の笑顔も、記憶の中身を切り取ったかのようにそのまま。


「相変わらずお熱いことで。できれば私のいない場所でやってくれませんか」

「う、わああああっ!!! か、神裂、いたのか!?」

「んひゃああああっ!!! か、かおり、見てたの!?」

「最初からいました。そして、最後まで見てました」

「うう……」

「元気出して、ステイル。私がついてるよ」

「インデックス……うん、君がいれば大丈夫だ」


このぬるま湯のような幸福も、“去年”となにも変わっていない。

63 :えがおふたつ [saga]:2011/11/08(火) 02:14:28.70 ID:Z0ia8pMJ0


「さて、宿に戻りましょう。次の原典は少々遠いですから、二人とも英気をしっかり養わねばなりませんよ。特にステイル」

「何の話だよ」

「夕食はつぶつぶ食感たっぷりのコーンポタージュだと、宿の主人が言っていました」

「うっ!」

「あはは、好き嫌いはダメなんだよステイル」

「べ、別に嫌いなんかじゃない!」


そう、嫌いではなかった。

このぬるま湯に、永遠に浸っていられるのならそれでよかった。


「……行きますよ、時間が勿体ない」

「あったかいごはんが私たちを待ってるんだよステイル!」


ステイルは、彼女が絶えることなく自分の側にいてくれればそれでいいと、そう思っていた。

しかしどんなに似ていたところで、記憶の中の少女の笑顔と、目の前の彼女の笑顔はどうしても僅かにずれる。

これはきっと、ステイルの心の内側の問題だった。


「ああ…………急ごうか」






確かにそこにいる“彼女”の笑顔が永遠に見られなくなるまで、あと半年。

64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/08(火) 02:17:06.54 ID:Z0ia8pMJ0
マイナー宣告されてむしゃくしゃした、特に反省はしていない
この二人いくらでも面白おかしく話を広げられる土壌はあると思うんですよ

……かまちーが放置してるから余計に
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/08(火) 02:26:26.35 ID:R7TeGW9m0
>>64

ステインもいいと思うんだが成立するとなると旗成立済みだからNTRっぽく…
それに成立しない片思いだからこそのステイルだと個人的に思ふ
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 04:45:48.72 ID:KjPnWXCGo
>>57
浜面ェ……
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 05:29:45.72 ID:pjFjdd8DO
浜面はマイナーでは無いけど上条や一方通行と比べるとSSの量は少ない
浜面SSはもっと見たいなぁ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/08(火) 05:37:48.96 ID:R7TeGW9m0
浜面爆発しろさんは原作で彼女作ったから妄想の幅がな
フラグメイカーでもツンデレでもないし…
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 06:29:58.43 ID:IDW/1Ta10
まぁ浜面は本編で正統派ハーレムやってますし
三期になったらSSも増えることを期待
70 :とある子猫の御主人様 [sage saga]:2011/11/08(火) 06:42:58.17 ID:R7TeGW9m0
新カプ?いいぜ!カプ=人×人だという幻想をぶち殺す!山も落ちも意味も無いけどキニシナイ。1レス。スフィンクス→上条?

ドア < ガチャ

上条「ただいまーっと」

ニャーン

(ご主人のお帰りだにゃん)

上条「あれ?インデックスが居ない……どっか遊びに行ったか」

トコトコ

上条「スフィンクスは留守番か。えらいえらい」ナデナデ

(おっきい手…気持いい…)ニャー…

上条「それにしてもインデックスはスフィンクスを置いてどこに……」

(あ……ナデナデ終わりかぁ…)

上条「ん?置手紙?なになに…「あいさとあそんでくるんだよ。すふぃんくすのごはんはおねがいするかも。いんでっくす」か」

上条「それでスフィンクス置いていくなよ…可哀想になー」ナデ

(あ、また……)ゴロゴロ

上条「じゃあ今日は薄情なアイツに代わって俺が相手してやるからなー」

(ご主人を独り占めにゃん!)

上条「そろそろエサの時間だな……ちょっと待ってろよ」

(はーい)ニャーン

上条「ほいっ、お待たせ」

コトッ

(いただきまーす)カリポリムシャムシャ

上条「よーし、いっぱい食えよー」

(家計が厳しいのにちゃんとご飯をくれるご主人はやさしいにゃん)ケプッ

上条「よしよし、誰かと違って文句も言わずに食べてくれて上条さんも嬉しいですよ」ナデナデ

スリスリ

上条「お?どうした?」ナデナデ

(御主人あったかい……)

上条「あー、宿題あるんだった…スフィンクス、あんまり邪魔しないでくれよ?」

(邪魔なんてしないにゃん)

上条「よっこいしょ……あー1問目からわからない」カキカキ

(邪魔なんて……)ウズ

上条「こんな問題習ったっけ?あれ?」カキカキ

(じゃま……)ウズウズ

上条「あれー?」カキカキ

ピョーン! ボフッ!

上条「うわ!いきなり膝に飛び乗るなって!」

スリスリもふもふグリグリニャーンゴロゴロくんかくんか!!

(ご主人!ご主人!ご主人!いい匂いだにゃん!)

上条「あーもう邪魔するなって…まぁ膝の上に乗ってるだけだしいいか」

(ご主人サイコーだにゃん…ふにゃー……)

おわり
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/08(火) 06:44:29.55 ID:R7TeGW9m0
その後ステキ魔術or能力で猫耳少女になってくれると信じてる

新カプを考えていて迷走したうえにムラムラしてやった。後悔はしてない(キリッ
変態っぽいのは俺の趣味(キリッ


そしてにゃーにゃー言わせてみようと思ったら脳内イメージがBLになった…土御門ェ…
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 06:53:09.59 ID:IDW/1Ta10
スフィンクス和んだ
まぁ雄だということはこの際おいといて

いぬと御坂妹とかもいいよね!
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/08(火) 06:59:52.24 ID:R7TeGW9m0
オスだったのか…orz
シャミセンと一緒かよ

三毛猫の99%はメスなんだぞ…
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/08(火) 10:00:15.68 ID:cmyiTriOo
>>71
ちくしょう土御門氏ね!

75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 13:48:40.80 ID:0sVxfcJNo
厨二系ラノベだとオスの三毛猫出現率は結構あがるものだぜ
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 15:06:45.95 ID:0zb38y+Ao
佐天さんってジーンズまだ買えてなかったりするの?
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(群馬県) :2011/11/08(火) 18:03:48.79 ID:qa+zKz3i0
三レスほど頂きます

ていとくん妄想小学生時代
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(群馬県) :2011/11/08(火) 18:04:26.31 ID:qa+zKz3i0
「ていとくん、今日は塾の日よ」

幼い頃。まだ小学校低学年程度の頃。

まだ少年だった彼は車に乗せられて、学習塾に連れて行かれている。
塾は週に三回、月曜日が国語、木曜日が算数、土曜日が英語。
火曜日、金曜日は家庭教師が家にやって来る。
今日は算数の日。

「……ママ、頭痛い」

車の後頭部席に座る少年は、呟くような声で言う。

「あらあら、それは大変」

少年の母親は車の運転をしながら、軽い声音で言う。
言葉とは裏腹にあまり大変とは思っていないのだ。

「塾が終わったら病院に行きましょうね」
「……」

少年は不満そうな顔で、運転をする母親の後姿を見つめる。

少年の父は外資系の企業に勤めており、家は比較的に裕福だ。
少年の母は子供の教育に熱心で、少年に期待を抱いている。

この二つのせいで、少年は不満を強いられている。
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(群馬県) :2011/11/08(火) 18:05:35.72 ID:qa+zKz3i0
少年の頭に、今日の放課後の出来事が浮かぶ。

『おうい、皆サッカーしようぜ』

放課後にクラスメイト達がサッカーをしようとしていた。
少年は塾があって参加できなかった。
参加できないのは彼だけだった。
クラスメイトから、少年は非難を浴びた。

きもちわるいやつめ、

きっちりと均等に切り揃えられたおかっぱ頭、分厚いレンズの黒縁めがね、子供が着るには動きにくいワイシャツにサスペンダー・・・…
気持ち悪い奴、というのにも納得できる服装である。

「……ママ」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(群馬県) :2011/11/08(火) 18:06:06.90 ID:qa+zKz3i0
「なにっ?」

母親の口調に苛立ちが混ざる。

「塾、休みた……」

「いい加減にしなさいっ!!」

言い終わる直前に、母は叫んだ。

「アンタがそんなんだからお受験に失敗しちゃったんでしょう!どうしてそんなにうじうじするの!」

母親はヒステリックに叫ぶ。
車が道をぐにゃぐにゃと走る。
そのせいで少年は吐きそうになる。

「ごめんなさい……」

国語の教科書を読むように、少年は言った。
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(群馬県) :2011/11/08(火) 18:07:00.39 ID:qa+zKz3i0
終了です、妄想の塊でごめんなさい

ていとくんは小学生の頃はめちゃくちゃイモいと思うんだ
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(不明なsoftbank) [sage]:2011/11/08(火) 18:17:05.91 ID:SYW9bBox0
イモ→ホスト→冷蔵庫 か・・・
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 18:21:21.16 ID:dFsc9UmSO


続きが気になる
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/08(火) 18:32:42.70 ID:3cEATypDo
>>82
冷蔵庫が中間だったら丁度良かったのにな…
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/08(火) 18:34:30.72 ID:T63FLPu10
むしろここからどうなってああなったのか気になる
86 :とある老人達の茶飲み会 :2011/11/08(火) 19:01:24.99 ID:wqIK6TZ+0
ぼんやり書いたら出来上がってた。
盛り上がりない、ロシアの人の口調が微妙、ていうか一部一人称二人称がばらばら
ていうか全てが微妙 ではお願いいたします。多分4レスくらい

【とある老人達の茶飲み会】

マタイ「仕事、辞めてきた」

エリザード・ローラ「は?」

ワシリーサ「アララ、いい反応だこと」

ローラ「いやいや、ちょっと何を言ってるのかわかりけるのよ、そんな脱サラしたお父さんみたいな発言されても……」

エリザード「クッ……はっはっはっ!!痛快痛快!」

ローラ「痛快じゃないわ!このクソババァ!」

エリザード「んだと!?このクソババァ!」

ワシリーサ「あらん?醜い婆さん達が醜い争いを続けてること」

エリザード・ローラ「黙れ!クソババァ」

マタイ「まあ、落ち着け。どの道、私も長く教皇職に収まるか悩んでいたところだ。今回の件がちょうどいい区切りと思ってな」

ローラ「ふーん、まぁそなたが、そう言うのならよかりけれど」

マタイ「はっはっ!これで十字教の名実三大トップからも了承を取り付けることができたわけだ」

ローラ「で、次のコンクラーベでは、どの者に決まりけることになりそうなのよ?」

ワシリーサ「そう言えば私も聞いてないね」

マタイ「うむ、私はペテロ・ヨグティスに一任しようと思う。枢機卿一団もその方向で調整するとのことだ」

一同「誰?それ」

マタイ「……」
87 :とある老人たちの茶飲み会 :2011/11/08(火) 19:17:50.77 ID:9lA2EcwB0
>思い出した。芋場は連続投稿禁止やんorz
>
>ワシリーサ「しかし、やはり英国の茶はうまいZE☆ 他の食事はまずいのに、
>どうして紅茶だけはこんなに美味しいのかしら」
>
>エリザード「そうだろそうだろ。ちょーっと聞き捨てならない一文が入った気が
>するが、まあいい。今回の茶会は奮発して最高級の物を取り寄せたからな。英国
>でもなかなか口にすることができない超逸品だ。茶器も新しいものを購入させた」
>
>マタイ「しかし、いいのか。いくら実質のトップ会談とは言え、非公式の茶会に
>そんなに金を使ってしまって」
>
>エリザード「気にするな。どうせ清教派の予算から出してるものだし」
>
>ローラ「ブハッ!……ちょ、ちょ、ちょ!」
>
>マタイ「当の清教派トップが驚きのあまりむせかえっているのだが……」
>
>ワシリーサ「それじゃ遠慮なく頂こうかしら。あ、おねーさん!おかわりちょう
>だい」
>
>ローラ「強権すぎたるのよ!」
>
>エリザード「うるさいな。たかだか『ピー』ポンドだろ。ケチケチすんな」
>
>ローラ「ちょー!!!そんなに!?」
>
>ワシリーサ「バチカンって通貨なんだっけ?」
>
>マタイ「今はユーロだ。『ピー』ポンドはユーロ換算だと……」
>
>ローラ「なにそれ!しれっと流しけるの!?」
>
>エリザード「ははは!許せ許せ。最近娘達がしょっちゅう家を空けるから寂しく
>てな。た
>まの茶会なんでちょっと豪勢にしたかったのだ」
>
>ローラ「それなればこそ王室派の予算から……」ブツブツ
>
>ワシリーサ「あらあら、放浪好きな第一王女サマはともかく、第二第三王女サマ
>たちも不在がちなんてどうしちゃったのかしら?英国王室派は」
>
>エリザード「まあ、キャーリサはもともと野に出て荒事を収めるのが大好きな娘
>だからな。最近は騎士派の連中と一緒に不安定になった国内を制圧しまくってい
>る」
>
>ローラ「まったく、お転婆この上なきね。昨日も何やらグリフォンスカイが数十
>機ほど飛んで行きけるが……魔術関連ならばこちらにも一言通してもらいたきこと
>よ」
>
>エリザード「許せ。脳を動かすより軍を動かす方が早いものでな」
>
>マタイ「で、ヴィリアン王女も不在がちとは。失礼を承知で申すが、彼女は割と
>内向的というか外に出るイメージは薄いが……」
>
>エリザード「そうだ!貴様にはそれについて一言言うために招いたのだ!!」
>
>マタイ「なんだ、急に立ち上がるな」
>
>ワシリーサ「血圧上がるわよん?」
>
>
>エリザード「やかましい!貴様のとこのウイリアム・オルウェルだが」
>
>マタイ「ウイリアム……後方のアックアか。彼がどうかしたのか?」
>
>エリザード「最近、ヴィリアンと頻繁にデート。しかもお泊り付きをしているよ
>うだが?」
>
>一同「……」
>
>マタイ「なんというか……申し訳ない。既に退位した身の上であるし、元々神の右
>席には何も言えない立場であったと言え、申し訳ない」
>
>
>
>

>
>
88 :とある老人達の茶飲み会 :2011/11/08(火) 19:18:51.17 ID:wqIK6TZ+0
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ワシリーサ「あらん?ヴィリアン嬢も24でしょ?それくらい普通よ。というか遅すぎるくら……」

エリザード「ぬかせ!パパラッチに撮られたらどーする!?奴ら王室ネタのスキャンダルは洒落にならんレベルでしつこいぞ!」

ワシリーサ「そういえば、1997年に……」

マタイ「おいやめろ!!」

ローラ「作者は心から哀悼の念を持っており、決して妃に対して軽視の心を持っているわけではございません。話の流れ上出てきたにすぎません」

ワシリーサ「何電波受信してんの」

エリザード「ええい!それより娘になにかあったらどうしてくれる!ヴァチカンにカーテナの破片持って殴りこみに行くぞ!」

マタイ「第四次世界大戦起こるからやめてくれ」

ワシリーサ「もう、過保護なんだから」

ローラ「なかなか放任主義だと思いけるが、意外な面を見せる」

エリザード「貴様ら、ヴィリアンのことをよく知らんからそんなことを。インタビューなど受けてみろ!アイツ、洗いざらい素直に話すぞ。記者の信頼を掴みとるくらい綺麗に話すぞ!」

ローラ「流石の人徳」

ワシリーサ「というか、記者の信頼掴み取ったら国中から好意的な報道されて万事解決じゃない」

89 :とある老人たちの茶飲み会 :2011/11/08(火) 19:25:49.10 ID:9lA2EcwB0
エリザード「前々から聖職に就く皆に聞きたいことがあったのだが」

ローラ「なにか?」

エリザード「ぶっちゃけ聖職者の生殖ってどうなのか」

マタイ「」ブハ

ワシリーサ「これ若いシスターたちがこの場にいたらセクハラで訴えられても文句言えない親父ギャグじゃないの?」

エリザード「いや、よく一生不犯などと言うではないか。実際のところどうなのかなと思ってな」

ワシリーサ「私は」

エリザード「いや、お前はいい」

ワシリーサ「ちょ、なんで!?私のめくるめく官能の世界を

エリザード「貴様の場合は非実在青少年保護法に引っかかるそれがあるからな」

ワシリーサ「うぐっ」

ローラ「わ、わ、わ、わたしはも、もちろんありけるのよ!こう見えても今でもモテモテなりけるからな」ワタワタ

エリザード(経験薄だな)

ワシリーサ(意外と貞操守るタイプかしら)

ワシリーサ「おじい様はやっぱりお堅いからね、ひょっとしていろんな意味での魔法使いかしら」クスクス

マタイ「ふむ。何というか、いい大人が嬉しそうに……とはいえ主も『産めよ増やせよ』とおっしゃっている以上、そういった行為は決して禁忌ではないと思うがな」

ワシリーサ「あら、以外にも懐が広い」

エリザード「ひょっとして経験があるとかか!?」

ローラ「なんでそんなに身を乗り出しけるのよ」

マタイ「ふっ、私もまだ若かったころの話だ。あの女性と出会ったのは、まだ19の頃……」

1時間経過

マタイ「という訳で彼女とはもう会うことができなくなったが、今でも私の胸の
内に彼女の思い出はある。老人となった身ではあるが、その頃の想いはまだ健在
であるという訳だ」

女性陣「イイハナシダナー」グスッ

ローラ「うっ、うっぅ。教皇になる決意にこんな裏話がありけるなんて……」グス
グス

ワシリーサ「おじいさまの信徒に対する愛情の原点はその女性なんだね」ズズッ

エリザード「グシッ……よし!貴様ら、今日は飲むぞ!もちろん奢りだ!私のポケ
ットマネーを存分に放出してやる。全員でぐでんぐでんになろうぞ」

マタイ「まてまて、聖職者が酒に溺れるなぞ」

ローラ「奢り!?モチのロンで行きけるのよ!今のうちにステイルに遅くなると
連絡しけるのよ」

エリザード「さっすが英国女王だZE!太っ腹〜」

マタイ「はぁ、まったく。言っておくが赤ワインだけしか飲まないからな」

エリザード「よっしゃぁ!夜のロンドンがどれほど熱いか見せてやるからな!覚
悟しておけ!ハッハッハッ!!」

こうして、老人達の夜は更けていくのである
90 :とある老人達の茶飲み会 :2011/11/08(火) 19:26:40.71 ID:wqIK6TZ+0
尾張です。
芋場なんか解約したくなってきた
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(栃木県) [sage]:2011/11/08(火) 22:26:59.48 ID:7rYYeM/Mo
乙。ジジババ連の顔合わせは本編じゃ期待できないだろうな
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage]:2011/11/08(火) 22:34:12.93 ID:N+7Op5iL0


マタイってステイルの好みの女性じゃなかった?って思って調べたら、マタイじゃなくてマルタだった。
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/09(水) 00:46:12.22 ID:8MPjHMRi0
アーッwwwwww
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/09(水) 00:47:12.68 ID:8MPjHMRi0
アーッwwwwww
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/09(水) 00:50:51.27 ID:8MPjHMRi0
ごめんなさい
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/09(水) 15:10:43.46 ID:ethpcfymo
打ち止め「MNWにアフィリエイトのバナー貼ったら一ヶ月で100万以上振り込まれてた……」

なんでもないです
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(群馬県) :2011/11/09(水) 18:02:46.27 ID:bPEufE/10
>>78の続きです

相変わらず妄想注意。
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(群馬県) :2011/11/09(水) 18:03:17.58 ID:bPEufE/10
ある日のことだった。

三時間目の国語の時間に、突然、少年は気分が悪くなる。
上半身の内側から何かが噴出しているような感覚で、それがとてもずっしりとしているので、呼吸が上手に出来ないのである。

「じゃあ教科書24ぺージを垣根君……垣根君?」

教師が少年のただならない状態に気付くと、すぐに近づく。

「どうしたの?体調が悪いの?」

少年自信は気づいていなかったが、少年の顔は真っ青で、目は虚ろになり、気持ちの悪い汗を出している。

大丈夫です、なんでもないです。
そう言おうとしたが、呂律が上手に回らない。

結局、少年は早退をすることになった。
この時間帯は、父は仕事で母は出かけてていないので、少年は祖父に迎えに来てもらった。

「ありがとうお爺ちゃん……」
「なに、いいんだよ。じゃあ、ワシは約束があるからもう行くよ」
「……うん」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(群馬県) :2011/11/09(水) 18:04:46.85 ID:bPEufE/10
この時、家の扉を開けなければよかった。
後に、かつて少年だった者はそう思うようになる。

結論、後に父と母は離婚をした。
少年はその証明を垣間見ることになる。

玄関には見たことの無い男物の靴があり、リビングには母と知らない男が、なにやら話し合いをしている。
少年は気付かれないようにその会話に聞き耳を立てる。

「彼、出張だなんて嘘ついて、気付かれないと思ってるのかしら」
「だったらそろそろ、この関係も終わりにしないか?」
「それはどういうこと?」
「妻と離婚してきた」
「!?」

彼は小学校低学年の少年だったが、会話の意味が分かる程度には頭が良かった。
少年は気分の悪い身体を引きずりながら、家を出て、近所の公園のブランコに座り込んで項垂れる。

もし、父と母が離婚してしまったらどうしよう……

身体の内側のずっしりした物で、今にも窒息死してしまいそうだった。
死にそうだった。

後に不安が現実になった時、少年はどちらの親を選ぶか決断を迫られる。
少年は……

「……僕、どっちにもいかないよ、ここがいい」

少年は、学園都市と書かれたパンフレットを両親に差し出した。
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(群馬県) :2011/11/09(水) 18:06:16.90 ID:bPEufE/10
終了です
ていとくんの格好はコナン君の格好に近いです

グダグダでごめんなさい
ていとくんには典型的昼ドラ家庭が似合うと思います

101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/09(水) 18:36:52.37 ID:EW61HADSO


続きが気になる
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/09(水) 22:48:12.52 ID:Q5ZwggeL0
ていとくんは、過去に何かあったらしいしなぁ……
かまちーがどっかで書いてくれると嬉しいんだが
103 :君に届かない [sage saga]:2011/11/10(木) 00:56:59.02 ID:jitij1/v0
いいぜ!新カプが思いつかないなら…そのふざけたクロスにぶち逃げる!
クロスネタ。3レス頂戴。基本的にネタ


上条「おっす姫神」

爽子「………?」

上条「こんなところで何やってるんだ?」

爽子「えっ……あのっ…」(誰?この子…)

上条「いつもの巫女装束じゃないんだなーどこかに出かけるのか?」

爽子「み、巫女?」(わ、わたし風早くんと学園都市に見学に来ただけなのに……)

上条「ブレザー?どこの制服だ?霧ヶ丘でもないし」

爽子「きり…がおか?あのちょtt」(悪い人じゃなさそうだけど…誰かと勘違いしてるのかな?)

上条「わかった!コスプレか!」

爽子「こ、こすぷれ!?///」

上条「巫女さんとは違ったヴァージョンか…上条さんは似合うと思いますよ?」

爽子「に、似合うとかじゃなくて…///」

イケメソ「おーい、くろぬまー」

上条「ん?誰だ?」

爽子「あっ、風早くん…」

上条「あー、もしかして彼氏さんですか」

爽子「えっ!いやっ!そ、そんなのじゃなくて…///」

上条「もしかしなくても上条さんはお邪魔虫ですね……じゃ!また明日ー」スタスタ

爽子「えっ、うん。バイバイ……?」(また明日?)



    【翌日】

上条「彼氏と待ち合わせしてるなら言ってくれてもよかったじゃないか」

姫神「え゙っ?」

上条「スッゲーかっこいい彼氏だったなー仲良くやれよー」

姫神「」
104 :ぬらりひょんの孫の友達 [sage saga]:2011/11/10(木) 00:58:20.46 ID:jitij1/v0
上条「おっす姫神」

羽衣狐「なんじゃ、そなたは」

上条「なんか今日は黒いんだなー。ウチのセーラーってそんなに黒かったっけ?」

羽衣狐「………」

上条「雰囲気も何故か冷たいし…あれー?」(おっぱいも大きい気がするのは黙っていませう)

羽衣狐「近づくでないわ」

上条「そんなこと言うなよーまさか空気過ぎてダークサイドに堕ちた設定なのか?」

羽衣狐「貴様ッ!愚弄するか!」ブワッ!!

上条「うわっ!あぶねっ!」パキーン!

羽衣狐「!?」(こやつ、畏れを!?)

上条「今のは何だ?能力?というかなんだその尻尾」(新設定?付けてるのか?)

羽衣狐「さ、触るでない!!」

上条「そんなにふわふわしてて艶々輝いてる綺麗な尻尾見たら触りたくもなりますよ?」

羽衣狐「っ!誰と知ってそのような戯言を…///」

上条「ん?知ってるに決まってるじゃないか」サワサワ

羽衣狐「こ、これ!かかか勝手に!!」(き、気持ちいい///)

上条「おお…これはすげぇ……絹みたいな触り心地だな…しかも自動で動くのか」サワサワ

羽衣狐「動くのは当り前であろう///」(生身だし)

上条「そうなのか…」(学園都市製のしっぽは動くのがデフォなんだ…)

羽衣狐(しかしこやつ、我より強い上、好意を抱いてるようだな…///)

羽衣狐(強い雄ならばより強いやや子を産めることになろう…ならば)

羽衣狐「そなた、ちょっと着いて参れ」グイグイ

上条「あっ、ちょっと上条さんは特売に――――」

羽衣狐「ふふ、そなたとやや子を作ろうと言うのに―――」



    【翌日】

上条「姫神って意外と大胆なんだな…///」

姫神「え゙っ?」

上条「でも子供はまだ早いと思うし、今度からそういうのは無しにしような///」

姫神「」
105 :あの日見たヒロインの名前を僕たちはまだ覚えていない [sage saga]:2011/11/10(木) 00:59:31.37 ID:jitij1/v0

おまけ


上条「おーいインデックスー」


めんま「ふぇ?」


ポン


パキーン!


上条「あれ?消えた?」


じんたん「めんまぁああああああああああああ!!!!」




黒髪ロングぱっつん能登ヴォイスって一種のテンプレキャラだよね
最近ふとぬらりひょんの孫を初めて見て「あれ?ついに姫神ダークサイドに?」ってガチで勘違いして思いついた
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(千葉県) [sage]:2011/11/10(木) 01:30:06.36 ID:JbfYM/O1o
>>103を見て何故か満足した、今日は良い夢を見れそうだ。乙
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/11/13(日) 02:35:27.15 ID:MjK5fPHC0
ここは新約3の妄想SSは投下してもおk?
浜面や一方通行がどうしてハワイ参戦したかとか決意を描写とか。所詮は妄想だけど
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/13(日) 04:19:32.75 ID:R0h+3Pz2o
どうして駄目な理由があろうか
無いに決まってる、予想妄想の類いは今のうちだぞ早くするんださむい
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) :2011/11/13(日) 09:31:54.20 ID:KPSaXoqAO
1レス
新約3巻の予告がベース(ここ重要)


美琴「という訳でハワイに行ってくるねー」

黒子「行ってらっしゃいましお姉様」

バタン

黒子「…行きましたわね」ピポパ

黒子「もしもし初春?ハワイに行きたくありません?」

初春「ハワイといえば私じゃないですかー、佐天さんツテがあるみたいですよー」


佐天「御坂さんハワイに行きましたよー(棒)」

海原「知ってますよ」ニコッ

佐天「あーあ御坂さんの水着姿可愛いんだろうなー私達と一緒ならもっと可愛いんだろうなー(棒)」

海原「失礼、少し用事が出来ましたので」ピポパ


土御門「海原か…ああいやお前で何人目だハワイ行きのチケット手配しろって言われるのは」

そして

インデックス「ハワイに先回りなんだよ!」

ステイル「あの子が行くなら僕も行かないとね」

神裂「私達は女子寮と天草式の慰安旅行で」

五和「おしぼりには自信が」

御坂妹「ミサカ達はハワイで大規模な調整が、とミサカは強引な説明を」

打ち止め「悩[ピーーー]るぞーってミサカはミサカは」

滝壺「まってるよ、はまづら」

麦野「なーんか見た顔がチラホラ」

(以下略)

ハワイはカオス
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) :2011/11/13(日) 09:32:32.05 ID:KPSaXoqAO
以上です
勢いでやった反省はしてない
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/13(日) 14:34:37.14 ID:TxuLfwmz0


晩酌の肴がカニ味噌だったせいか、打ち止めの台詞が「脳食べるぞー」に変換された。
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) :2011/11/13(日) 22:46:49.74 ID:MjK5fPHC0
>>108
そうか。ありがと。じゃあ3レス貰う。温もったらいいな
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/13(日) 22:49:20.48 ID:MjK5fPHC0


これは己の傲慢だろうか。
それとも身の程を知らない過信だろうか。
きっと、間違いなくその両方だ。

茶髪に染めた少年は吸い込まれそうな深遠に、星屑を散りばめる闇夜を見詰めている。秋から冬に移り変わる冷たい季節風に、体の芯から体温は抜け落ちていき、それに引き摺られるように心が暗鬱とした思いに凍えていきつつも身動ぎ一つすらしなかった。吸い込まれそうな闇夜の先を睨み付けるようにして、物思いに耽り続けている。
外面に変化はない。ただ内面では激しい葛藤を繰り広げていた。

無理だと思う。
無茶だと思う。

どこかの漫画に登場するような主人公じゃなく、ただの不良学生でしかない彼。
これまで幾つもの大きな壁にブチ当たってきた。それに苦汁を舐め血反吐をばら撒きつつも、なんとか乗り越えてきたという実感や実績はある。
だけど。
それは奇跡に奇跡が重なった結果であって、決して自分の実力で乗り越えてきた訳じゃない。宝くじで一等賞を連続で当て続けるような、そんな不確かな確率で成り立ってきた偶然の産物。

痛かった。
怖かった。
逃げたかった。
泣きもした。
死ぬ思いも一度や二度じゃない。
今があるのは奇跡だった。

そんな無様な姿を、恥も外見もなく晒し者にして。
だってのに、彼はまた挑もうとしている。第三者が聞いたら馬鹿だと断定するだろう。事実、冷静な己の心の片隅では、馬鹿げていやがると自嘲する始末だったのだから。



114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/13(日) 22:50:21.78 ID:MjK5fPHC0


彼は気づいている。
今までとは状況が違うと言う事に。なにせ自分自身の事だ、誰よりも自分自身が置かれた立場というのを把握していて当然。これまでは確かに、洪水に押し流される一枚の木の葉のように、避けては通れない壁を乗り越える必要があった。

無理が必要だった。
無茶が必要だった。

でも今は違う。無理もいらなければ、無茶も必要じゃない、避けようと思えば事前に迂回できる困難だ。

だが。
だけど。

彼は合えて避ける選択肢を除外する。『未来』までは約束されずとも、確かに『現在』はあるはずの安息の日々という選択肢を、自らの手で摘み千切ってまでして。
きっと、また無様な姿を晒すだろう。

怖いと。
逃げたいと。
泣きもするかもしれない。
最悪、死んでしまうかもしれない。
奇跡は何度も続かないからこそ――奇跡。

それを分かっていても、彼は踏み止まらない。踏みとどまっていられない。

だって。
仕方ないじゃないか、と。

彼は寒空の中、吹き付ける冷風を感じさせない温かな笑みを浮かべた。
守りたい人がいる。大切にしたい人達がいる。幸せになって欲しい――仲間達の顔が胸を通り過ぎていった。


115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/13(日) 22:52:06.64 ID:MjK5fPHC0


きっと馬鹿なんだろう。
自分の力なんてたかが知れている。ちょっと腕力や小細工に優れてるぐらいの、どこにでもいる脇役程度。脇役すら場合によっては名乗れやすらしないほどの矮小な存在。この空の遥か先、海を越えた遠い遠い異国の地で如何程の戦力の足しになると言うのか。行っても邪魔な足手纏いになる可能性すら否定できない。
しかも。
残された人達の気持ちはどうなる。自分の身を心配して、不安になる人達の気持ちを本当に理解しているのだろうか。
守りたいと、大切にしたいと、幸せにしたいと。
そう願う人達こそを不幸せにしてしまう矛盾の現実。彼自身がされたら許容できない事柄を、他社に強要させる残酷な行動。

本当に。
救いようのない自己勝手で傲慢で過信な真似だった。

きっと、いや間違いなく馬鹿の中の馬鹿、大馬鹿野郎。
それが少年の悩んだ末に出した結論で、全てを理解した上での最悪な結論だった。

きっと怒られるだろう。怒ってくれるだろう。少年が守りたいと思った人達は、一癖も二癖も含んだ連中だが、そういう人達だったから。
だから行く。成り行きで流される一歩では無く、自らが決めた確実な一歩を踏み出す。
英雄じゃなくても関係ない。英雄や主人公なんかに興味なんか無くなった。脇役がと罵られれば胸を張ってその通りだと頷き返してやる。
大事なのは意志だ。それさえあれば、他はいらない。
こんなちっぽけな存在の自分でも、何かを成し遂げる事が可能ならば、それで幸せに笑えるなら、奇跡の軌跡を描き続けてやろうと堅い決意を胸に秘めて。
戻ったら土下座でも何でもしてやる。それで最後に皆で笑えるのなら、甘んじて受けて見せると。

「やりきって見せるさ」

静かな呟きを残した彼――浜面仕上は硬いアスファルトを踏みしめ前に進み始めた。
眼前には闇夜を切り裂く飛行機が重たいエンジン音を轟かせながら姿を見せ初めている。深海の闇夜をもう一度睨み付けた。その先には彼が目指すべき目的地があるはずだ。
世界の裏を闊歩する住人達が暗躍する舞台――リゾート地で有名なハワイが。

「さぁ――幸せになってやろうぜ俺」

決意は宣言は力となり、臆することなく確実な一歩を踏み出させる。
こうして浜面仕上は旅立った。確固たる決意の旗を掲げ、次のステージ――物語の中心へと踏み込んでいったのだった。

116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/13(日) 22:54:15.01 ID:MjK5fPHC0
新約3の妄想を吐き出してみた。12月10日が待ち遠しい。
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/13(日) 23:08:15.16 ID:OpDLmvM7o
さあ次はバードウェイに「え?お前ハナから頭数に入ってねーよプギャー」されたあとの一方通行さんの話を書くんだ
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/13(日) 23:14:21.03 ID:TpLv0PZq0
それは忘れてやれよwwwwww

>>112
浜面マジかっけえ
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/13(日) 23:29:24.29 ID:TxuLfwmz0

一方通行編も待ってる。
120 :!ninja [sage]:2011/11/14(月) 05:07:33.36 ID:k3clSVeuo
かなり前に見かけた"麦野「…浜面が入院?」"ってのが面白かったんだけど、あの話もう完結したのかな?

あの作者さん他の作品書いたりしてないんだろうか。
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/14(月) 20:41:00.08 ID:8y/lanhmo
レベル5第六位って話で触れられてないだけで
別に設定として正体不明って言う訳ではないのかな?
食蜂さんもずっと能力名以外出て来なかったけど話としてでなかっただけで普通に学校にいたし
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/14(月) 20:49:53.99 ID:stW/tY7k0

浜面は時々こう物凄くかっこよくなるからズルいんだよなぁ
かまちーが浜面がハワイに行く過程をすっ飛ばしたらこれを脳内補完しておこう
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/14(月) 22:20:23.41 ID:hA5wSwCSO
一昨日の日比谷線でPSPやってる若いOL見かけて
何やってんのか覗いてみたらまさかの禁書だったw(しかも非公式の2D格ゲーの方)
コマンド入力終えて隠しキャラを出すOL、
誰選ぶのかwktkしてたとこでうちの会社のある駅に到着しちまったわ残念w
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/15(火) 03:26:14.32 ID:5IAuZGEmo
>>123
非公式格ゲーについてkwsk
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/15(火) 17:42:54.40 ID:XnGMFaEHo
MUGEN?
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/16(水) 18:53:16.97 ID:+uVcJA0U0
>>125
数年前にどこかで見た事があるけど誰かが個人で作ったフリーゲームだった気がする。
MUGENに隠しコマンドでキャラが出るシステムはないし、幻想殺しとか独自に規格作らないと再現不可能だし、一方通行は色的にも防御システム的にも神オロチと被る。

カプコンが作ったらジョジョ3部の格ゲーみたいに、スタンドシステム流用で砂鉄剣とか再現できるし面白そうなんだけど勿体無いよな。
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/16(水) 19:04:05.15 ID:7rLSDxnco
黒子のめっちゃかわいいのはMUGENで見たことある
めっちゃかわいかった
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/16(水) 20:22:08.79 ID:+uVcJA0U0
調べたけど、メルブラキャラ改変で禁書もMUGEN参入なんか。
ナイフを無効化する上条さんすげえ。
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) [sage]:2011/11/16(水) 20:27:22.12 ID:nsnr2rAAO
>>126
カプコンが作ったら、かぁ

前提条件としてカプコンに禁書ヲタがいないと
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/16(水) 21:31:43.67 ID:xljORrb2o
キャラゲーとして作るなら違う意味でも話題にされるくらいぶっ飛んだバランスになった方が面白いだろうから、アークシステムワークスにですね…
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/17(木) 22:24:29.94 ID:KKQ9X1K10
何か、昔構想だけしてたはずの物語が見つかった。
ここに投下していいのでしょうか?

全部で5レスですが
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/17(木) 22:45:32.45 ID:p9WJ2vSto
「投下していいですか?」だなんて聞く必要はない
「投下した」なら使ってもいい
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/17(木) 23:01:32.99 ID:rqj5Edqfo
ダメだっていわれたらどうするつもりなんだよ
134 :1/5 [sage]:2011/11/17(木) 23:04:54.29 ID:KKQ9X1K10
了解です。




「はじめまして。上条当麻です。レベルは0。
 小学校のときからこっちにいます。よろしくお願いします」

「はじめまして。土御門元春だにゃー。レベルは0の肉体再生。
 しゃべり方は気にしないでほしいぜい。よろしく」

「はじめまして。青髪ピアス呼んでください。レベルは0の空力使い。
 関西から来ました。よろしゅう」

とある高校の入学式の日。
それが3人の出会いだった。
135 :2/5 [sage]:2011/11/17(木) 23:05:36.75 ID:KKQ9X1K10
「あだ名はカミやんやね」

「それで良いと思うにゃー」

「はい?」

「カミやん。これからよろしゅうな」

「1年間仲良くしようぜい」

「お、おお。よろしくな。
 ええと、……」

「好きに呼んでくれたらええで」

「それじゃあ。
 改めてよろしくな。土御門。青髪」

「にゃー。レベル0同士仲良くしようぜい」

***

あれからもう3ヶ月が経った。今は7月だ。
いろいろな事があった。
土御門が実はシスコンだったり、上条が不幸だったり。
青髪が変な甲斐性を叫んだり、上条が不幸だったり。
吹寄におでこDXされたり、上条が不幸だったり。

そう。上条当麻はとても不幸な少年である。
歩くだけで、棒に当たるどころか
上から危険物が降ってきたり、横から危険物が飛んできたり、足元に危険物が転がってきたり。
そして今もまた、

「ちくしょう!今日は1日不幸が無かったのに!
 久しぶりに平和に1日が終わると思ったのに!
 あーーもう不幸だぁぁーーーーー!!」

彼はさっきまで、

(よし今日は不幸が無かった。
 ならば不幸が来る前にさっさと家に帰ろうそうしよう)

と考え、裏路地という名の近道をしていた。
それだけだった。なのになぜかそこにいたスキルアウトに絡まれた。
そしてなぜかそのスキルアウト達に襲われた。

不幸。

それが少年の日常だった。

***

彼は何かを唱えていた。
狙いは前にいる男だ。
彼が唱え終わると、男に向かって光が飛んでいった。
男も何かを唱えていた。
男が唱え終わると、男の周りに光が浮かんだ。
そして、

光と光が激突した。
136 :3/5 [sage]:2011/11/17(木) 23:06:20.33 ID:KKQ9X1K10
行間

少年は不幸だった。
少年は6歳だった。

まだ、小学校にも通っていないのに、
不幸にも、何度も死に掛けた。
飲酒運転のトラックが突っ込んだ。
脱獄犯に人質にとられた。
乗り込んだ船が故障した。
何度も危ない目に遭った。

そして気づいた。
周りからも気づかされた。
少年の不幸は、

少年の周りを巻き込むと。

少年は願った。
自分の不幸などどうでもよかった。
ただ、

周りを不幸に巻き込みたくないと。
そう願った。
その願いは叶えられた。

「あなたはだれ?」

「私はクロウリー。ただの人間だよ」

不思議な人だった。

男のような、女のような。
大人のような、子供のような。
聖人のような、囚人のような。

どんな形容も当てはまりそうで、
でもどんな形容も当てはまらない。

『人間』は言った。

「『学園都市』に来ないかい。
 そうすれば君の願いは叶う」

簡単な事だった。
そう、周りを不幸にしない為に。
少年は、

1人になった。
137 :4/5 [sage]:2011/11/17(木) 23:07:03.78 ID:KKQ9X1K10
上条当麻は、驚いて足を止めた。
続いて、慌てて後ろを振り返った。
そして安堵の息をつく。

(よかった。あのスキルアウト達はまいたみたいだ)

それにしてもいったい。
今の音と光はなんだろうか。

能力者同士の戦いだろうか。
だとしたら高位能力者だろう。

(ったく。今まで逃げ回ってたってのに。
 仕方ない。いっちょ上条さんが止めてやりますか)

そう考えて右手を見る。

『幻想殺し』。

彼の右手には、そんな名前の力がある。
それは、相手が異能の力であるならば、
例え神様の奇蹟だろうと問答無用で打ち消す事が出来る。
普段は右手首から先という、
非常に効果範囲の狭い力なのだが、
実はいろいろ出来たりする。

要するに、

(能力による戦いなら、コイツの出番だ)

ということだ。

上条は改めて右手を見る。

「んじゃま、行きますか」

前へと、足を進める。
音のした方へ。

非日常の世界へと。

***

青髪ピアスは、思わず振り返った。
周りの人間は普段通り。
しかし、今のは、

(何か能力者とは違うような……)

彼はレベル0を装っているが、
実はレベル5の第6位、『学園都市』最高の空力使いである。
故に、彼は意識しなくとも、
ある程度の範囲なら空気が『読める』。

それは、どんな地形だとか、
どれくらいの人が居るかだとか、
どんなことが起きているかだとか、
そういう空気に触れている情報が『読める』という事。

そしてさっき感じた現象は

(まるで1人から複数の種類の力が出ていたような感じや)

それは本来ならありえない事。
多重能力者が存在しないというのは、常識。

(一応見るだけ見てみるかな)

先ほどの変な感じのした方へ、進みだす。

非常識な世界へと。

***

戦いは拮抗している、様に見えた。
しかし、彼は何かを唱えるたびに、攻撃を受けていないのに、
血を吐いていた。
男にも、彼が弱っているのが分かった。
だから、男は次の攻撃に全力を込めた。
ひと際大きな光が男の前に現れる。
男は勝利を確信し、光は彼に向かって突き進んだ。
138 :5/5 [sage]:2011/11/17(木) 23:07:38.03 ID:KKQ9X1K10
行間

上条当麻の携帯に電話がかかってきた。
1人しかいない寮の部屋で、
彼は携帯を開くと表示も見ずに出た。

『久しぶりだね』

聞こえてきたのは、『人間』の声。
『学園都市』統括理事長クロウリーの声。

「急にどうしたんだ?」

その声にも、彼は特に気負うことなく話す。

『『幻想殺し』について、わかった事がある』

「おお。やっと何かわかったのか。
 クロウリーでもこんなに時間がかかるなんてな」

2人の関係は、古い付き合い。

『ああ。それにこれですべてではないようだ』

「少なくてもいいよ。何がわかったんだ?」

『『幻想殺し』はどうやら、
 本来もっと出力のあるもののようだ』

「出力?」

『本来ならば、もっと強く、もっと広く、
 効果が出てもおかしくないぐらいにな』

「ってことは、なんだ。
 今は抑えられてるみたいなもんか」

『そうだ。
 そして出力が上がらない理由もわかった。
 『幻想殺し』は本来、人の手という器官で扱えるような物じゃない。
 逆に、人の手じゃない機関を用いれば、純粋な出力が得られる』

「手じゃないって、じゃあどこだよ?」

『どこでもない。
 だから、機関を創ってしまえばいいんだ』
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/17(木) 23:09:50.09 ID:KKQ9X1K10
こんな感じです
わざわざ意見を下さった>>132,>>133ありがとうございます

構想では、このまま幻想殺しがチートになって、3人組で原作再構成だったんですが
どうしても原作からずれすぎるんで止めました
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) :2011/11/18(金) 22:13:44.11 ID:yXDm7WlS0
乙です。どうせならもっと呼びたいけど大長編なるから難しいかな
さておき5レス貰う
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/18(金) 22:14:49.61 ID:yXDm7WlS0


なんだが寂しい。胸にポッカリと空白が開いたようにスースーする。
元『アイテム』の構成員、滝壺理后は相変わらず眠そうな目で虚空を見詰めながら思案に耽っていた。
ここは隠れ家の一つである何の変哲もないアパートの一室。学園都市の裏に蔓延る『暗部』は名目上は解散となり、全盛期の権限を誇るほどの力は持ち得ていないが一般の学生が住むぐらいの移住居ぐらいなら幾らでも潰しは効く。それらの結果が、この仮住まいだ。

「……」

なにか、むしゃくしゃする。
眠そうな視線は変化に乏しいが、それが内面と同等で有る訳ではない。どれだけマイペースな人物だろうが滝壺もその例外ではなかった。
自分以外に動く気配がない空間は静かなものだ。空気は停滞し、不測な物音も発生せず静寂で、尚更に寂寥感が染みてくる。
普段は一緒に行動している仲間達の姿も、今日はここには無かった。
麦野沈利、絹旗最愛。
同じグループの構成員だった彼女達。後者は別として、前者とは曰くつきの仲ではあったが。一度は袂を別ち、騒乱のすえ昔に築いた絆を結びなおしたとは言え、やはり油断ならない関係と言える。
そう――色んな意味で彼女は警戒すべき。
と、滝壺の乙女センサーがビビッと反応していたりする。その点だけに限っては年下の生意気ながらもどこか憎めない少女にも適用するべきだけど。どうやら潜在的にライバルは多いらしい。最近になって、また妙なのが増えたし、うん。

「でも、ちがう」

ポツリと口を滑らせたのは否定の言葉。
別に彼女達の関係を否定したわけではなく、この場に彼女達が居たとしてもこの気持ちは決して紛らうことは無かっただろうから漏れた言葉。
滝壺だって気付いている。なんとなく、そう、なんとなく認めると余計に鬱憤が溜まってしまうというか悲しくなってしまうから誤魔化しているだけで。
でも、こう考えてしまう時点で悟ってしまっていて。結局、余計にダウナーな気持ちになってしまった。

「……むぅ」

しょんぼりと俯いてしまう格好は、解りづらいと評される滝壺にしては劇的なまでに解りやすく、身近な知り合いが見たら少々の驚きは示されたに違いない。
俯いた目線の固定先はジクゾーパズル。どこかの誰かが見舞い祝いにと暇潰しにプレゼントしてくれた玩具に捧げられていた。
滝壺はなんとも無しにジグゾーパズルに触れる。
もう何度も解き明かし尽くしたのか、パズルの表面には多少の磨り傷や手垢が見て取れて。手に取るピースの部分は、初戦の人ならばヒントにならないだろう端の端や中途半端な部分からなのに戸惑い無く当て嵌められ、完成への道を形作っていく。これまで何度も完成させただろう手馴れた手付き。だけど本来ならジグゾーパズルなど一度でも完成させたなら新鮮味は失う玩具である。何度も繰り返せば、それに比例するだけ飽きは訪れ、達成感は遠ざかっていく。だからこそ人は日々娯楽物に対する探究心を発揮するのだから。
だけど。



142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/18(金) 22:16:04.08 ID:yXDm7WlS0


「……」

落ち込み気味だった滝壺の目は少しだけ笑っていた。親しい人にしか見分けがつかないレベルでだが、嬉しそうな輝きを宿している。
きっと他人には理解できない感情であり、滝壺自身も共感しようとも思っていない。これは自分だけが知っていればいい。
……彼がプレゼントしてくれたから。
それだけで理由など十分だ。

パチリ、パチリ、パチリ。
パチリ、パチリ、パチリ。

一定のテンポで刻んでいた音が、最後のピースが当て嵌められた事により途切れた。パチリ、と余韻の木霊を残して。
絵図が完成した。
世界的にも有名なネズミのキャラクター達の絵図。別にこの絵に対しての感慨深い思い入れは滝壺には持ち合わされていないし、正直興味も無かった。ただ過程が重要で、その結果は求めていないだけだ。

「早く帰ってこないかな」

ここに居ない人を思う――想う言葉。
言葉に出すとそれだけで胸が締め付けられた。ギチギチと棘が刺さる不快感。
仲間達じゃない。決して蔑ろにしたつもりはないが、この想い言葉は、彼女達に贈ったわけじゃない。
思う、想う、想い人である彼――浜面仕上。
聴こえないと、届かないと分かっていても、想いは溢れ出てしまう。

「危ないこと……してるよね」

棘が刺さった部分から、黒いモヤのような泥が溢れ出した気がした。
幻覚の痛みに顔を曇らせながら、彼の安否を気遣う。危険だと知っていて自ら飛び込んでいったのだ。残された者の気苦労を僅かなりとも汲み取ってくれているのだろうか。
おそらく……いや、きっと僅かなんて物じゃなく、全てを汲み取り覚悟した上での結論に違いない。

「いつだって、そうだよね」

彼は、浜面仕上は、そうだ。

基本的に臆病で見栄っ張りで強がっているだけで、仲間達からもチキンやキモいと罵倒されている。
戦闘能力だって、決して高くはない。無能力者という侮蔑の烙印を押された浜面仕上は、超能力という不可思議な能力を行使するのが当然の世界の中でも下から数えた方が早い番付だ。不良集団だったスキルアウトだったからか格闘なら素人を圧倒するだろうけど、それでも1対1が関の山。1対2なら危うく、1対3なら敗北は必定。しかも優しい。本来の、学園都市の能力者主義の常識が彼を歪めなければ、根の甘さからきっと暴力行為に手を染めず、こんな場所まで堕ちてこなかっただろうと思う。

それなのに。
彼は飛び出していった。戦禍の渦中へ。
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/18(金) 22:17:10.99 ID:yXDm7WlS0


「……ばか」

彼の行いは愚者の行いだ。
少しでも知恵が働くなら、何の力も持っていない癖に危険な場所に飛び込んでいこうなどと思いすらしないだろう。いや想像するぐらいならするかもしれない。どこかの誰かのために、自らを省みず救いの手を差し伸べる。そんな英雄的思考に憧れを見出すのは人間の性だ。
だが。
実行に移せる人は全体の何割だろうか? 一割にも満たない数値を弾き出すだろうし、行動した者達のほとんどが夢半ばで折れ不幸な結末を迎えるのは想像に難くない。そんな子供が描きそうな夢物語がまかり通るほど、世界は綺麗じゃない。

残酷で、
無慈悲で、
暗く容赦が無い。

これが世界の真理だった。
程度の差はあれ、全人類に共通した認識なのも間違いない。少なくとも、滝壺理后が生きてきた世界とは、そういう優しくない世界だった筈だ。

「なのに……はまづらは優しかったよね」

思い出すだけで、心が温もるようなキュンと締め付けられるような奇妙な感覚が湧き出してくる。
思い出す。
そう、忘れはしないだろう。

あなたと出会えたから私は強くなれた。
あなたがいてくれたから私は心から笑っていられる。

優しくない世界。綺麗じゃない世界。残酷な世界。無慈悲な世界。惨たらしく容赦が無い世界。
そんな世界を壊してくれたのは、そんな閉じていく箱庭から連れ去ってくれたのは、たった一人の人間。どこにでもいる普通の男の子で、決して王子様や英雄なんて肩書きを背負う人では無かった。誰もが馬鹿にする、子供が描きそうな夢物語を貫き通してくれたのが浜面仕上という少年だったのだから。

だから。
だからね、と滝壺は否定する。世界中が彼を馬鹿者と愚者呼ばわりするのなら、一握りの勇気と、一握りの矜持と、溢れんばかりの愛情を持って盾となろうと。
その権利はあるはずだ。大した事が出来ない自分でも、私だって守られてるばかりじゃないと身を挺して庇ってあげるのが、滝壺理后の務め。

「彼氏彼女の関係なんだし図々しくても許されていいよね。邪険にされたら……泣く」

彼がいてくれたから、

残酷な世界は、少しだけ優しくなったと感じて。
無慈悲な世界は、少しだけ慈悲があると気づいて。
暗く容赦ない世界にも、明るい救いがあると実感できたのに。

「でも、そんなの大したことじゃないと思ってるんだよね。はまづらは」

こんなにも滝壺理后の世界は良い方向に変質したというのに、自分は大したことは出来なかったと不甲斐無さを感じていたりするのだ。

「そんなことないのに」

絶対に、そんなことはないと滝壺は断言する。
それこそ、彼女にとってのヒーローとは、浜面仕上ただ一人なのだから。他にどんだけ素晴らしい人が登場しても、彼の代役は不可能だろう。

144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/18(金) 22:18:02.12 ID:yXDm7WlS0


「だから……ばか」

故に、滝壺は不貞腐れ不機嫌になる。
勝手にいなくなられたら私はどうしたらいいのだろう。身を挺して庇うことも、邪険にされたと泣いて文句を言うことすらできない。ううん、旅立つ前にケジメなのか伝えはしてくれたよね。でも話し合いじゃなかった。一方的な宣言であって、あれは話し合いなんかじゃ決して無かった。文句を言っても、泣いたって彼は聞き遂げてくれなかっただろう。そんな彼の態度に気づいて、折れてしまった自分も悪い。そんな浜面仕上を好きになってしまったのだから。
それでも納得できる事と、出来ない事は確かにあるのだ。

「はまづらは、本当にはまづら。大切なことを忘れてる」

浜面仕上と滝壺理后は、彼氏彼女の関係だ。愛し合った恋人同士。
そして、

「相棒で、戦友だよね」

幾つもの危機を一緒に乗り越えた関係だ。それこそ一生連宅で一心同体でも過言じゃないはずの。

「だったら、連れて行ってくれてもいいじゃない」

危険に巻き込みたく無かったのは滝壺も承知の上。でも不満が募るのは抑えられないし、彼の安否に気が早ってしまうのはどうしようもない。

「……うぅ」

負の悪循環スパイラル。思考は堂々巡りを繰り返し、気分が晴れたりなんかしない。
そして最終結論として、

「早く帰ってこないかな」

に、行き着くのだった。もはやどうすることも出来ない。彼が旅立って早三日。この調子じゃ、この先が思いやられてしまう。
そんな滝壺の非効率的な思考を強制的にシャットダウンするかのように、タイミング良く動きが発生した。停滞していた重たい空気に新鮮な風が吹き込み、静寂だった室内に軽い音が響いた。

「うだー。超駄作でした」
「あんたが観るのなんて全部そうでしょ」

どうやら同居人……とは少し違うが麦野と絹旗が帰宅してきたようだ。麦野はシィッピングに出掛けていて、絹旗は趣味の映画へ。別々に行動していたはずだから、帰りに丁度鉢合わせしたのだろう、と滝壺は推測した。好き好んで絹旗の映画に麦野が付き合うとは思えないし。私だって途中で眠るぐらい駄作祭りになるぐらいだし、と若干黒い思考をしつつ滝壺は声をかけた。モンモンとした惚気のような愚痴のような暗鬱とした思考はシャットダウンされていた。

「おかえり」
「超ただいまです」
「ええ。あー喉渇いた」

日常と変わらない二人。浜面がいなくなった事をどう考えているのか。なんとなく知りたいような気もする。
でも馬鹿にされたら面白くないし、積極的に心配そうな態度をされても釈然としないので、やっぱり聞きたくないかな、と躊躇ってしまう滝壺だった。

「楽しかった?」
「こっちは駄目駄目でしたね。これなら超素直に部屋で滝壺さんのお相手をしておくべきでした」
「ご愁傷様」
「お座なりな対応超ありがとうございます。麦野の方は超どうだったんですか?」

冷蔵庫から紅茶のペットボトルを取り出し、それを飲んでいた麦野に話を振った絹旗。
麦野はお嬢様らしからぬ大胆な飲み方を止めて、

「ああ、収穫ならあったわよ。ちょっとツテを頼って調べ物してたんだけど、思ったより早くに結果が分かってね」
「ほぉ。何を超調べていたんですか?」
「なに?」

三人は雑談しながらも、キッチンからリビングに移動し、それぞれ好き勝手にソファに腰を下ろす。
麦野が調べていた何かについても、特段興味があった訳ではない。あくまで会話の種であり、何かを話せていたらそれだけで楽しいものだ。友人関係とはそういうものだろう。
ある意味で、お約束的な展開。
そう思っていた滝壺と絹旗だが、続く麦野の言葉にまさかここまで驚かされるとは予想していなかったに違いない。

145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/18(金) 22:18:51.74 ID:yXDm7WlS0


「浜面の行き先」

……、
………、
…………、

「「えっ!?」」

滝壺さえも思わず絹旗と一緒に身を乗り出して驚きのアクションを発してしまった。

「だから浜面の行き先だって。あいつ、どこに行くか言わなかったでしょ」

サラリと何でもないかのように、素面で口を開く麦野に、開いた口が塞がらない二人は……。

(やっぱり麦野も……)
(そういえば浜面の交友関係も以前調べていましたし……ストーカー女疑惑はもう超確証の域ですね)

本人を前に、直接口にするには難しい言葉を内心で処理したのだった。最も、驚きですぐに言葉を口にすることが出来なかったからこそもあるのだが。
第四位の超能力者の謎の超行動力は、それだけでは収まらない。

「どうする。追いかけるかよ滝壺?」

あまつさえ、こんな爆弾発言をのたまう始末である。
照れ隠しなんて一切ない、本当に自然体。何を考えているのか分からないが、矛先を向けられた滝壺は首を振った――横に。

「いい。今はその時じゃないから」
「あ、そ」

だったらいいわ、とばかりに関心を失った麦野はこの話はお仕舞いと素っ気無く頷いた。どうやら行き先すらも教えてくれないらしい。追いかけないのなら不要だと勝手に判断でもしたんだろう。基本的に自分勝手なのが麦野沈利という女性だ。
絹旗は何だが残念そうだが、こっちは純粋に興味からくる追求心だろう。麦野に情報を強請らないのは、滝壺に気を使っている部分もあるに違いない。

「本当に、超良いんですか滝壺さん?」
「うん」

未練が無いとは言わない。
追いかけたい気持ちがないと言ったらそれは嘘。先程までの悪循環ループが物語っている。

146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/18(金) 22:19:38.82 ID:yXDm7WlS0


でも、
今だけは、

「はまづらの好きにさせたいから。そんなはまづらを好きになったんだしね」
「ここで惚気ですか……超ご馳走様ですよ」
「そうかな?」
「超自覚を持ってください。まるでドンと構える奥さんのような貫禄を放っておいて……」

絹旗が嫌そうに顔を顰めていたが大丈夫。そんな絹旗を応援している。
他人事っぽく処理した滝壺は何処に向かったかもしれない想い人に、届かない心の声を放つ。

(でも、あんまり遅いとこっちから迎えにいっちゃうからね。はまづら)

少しだけ気分が晴れた。
麦野が自分を気遣って調べてくれたのか、それとも……と乙女的にビビビッとセンサーは反応しているが、それでも気分が向上したのは事実。

「麦野……ありがと」
「なにそれ。意味わかんない」
「うん。私も」

別に状況が変化した訳じゃないのにね。でも追いかけようと思えば追いかけられるのだ。
その心理的作用は、並大抵の物じゃない。例えれば家出した少年がどこで寝泊りをしているかを把握しているかによる余裕の違いだろう。この例えは彼にしては不本意だとスネてしまうだろうけど。
滝壺は相変わらず眠そうな表情で、室内の天井を見上げると。

「早く帰ってこないかなぁ」

何度も呟いた結論を音にしたのだった。
違うのは、含まれた感情の色。後ろ向きではなく、前向きな軽やかさが込められていたのだった。


147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/18(金) 22:21:35.92 ID:yXDm7WlS0
終わり。浜面が好き。『アイテム』が好き。そして今回のは滝壺の惚気を書きたかっただけ。
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/18(金) 23:56:09.46 ID:AfUDBXnjo
これはすばらしい

浜滝のSS教えれ
 ↓
つ原作

の流れを打破するほどの出来

149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 00:03:24.48 ID:eJAlF+CU0

滝壺は時にどっしり時にヤンデレが似合うよね
禁書って基本的に原作でキャラを掘り下げないから妄想しまくりんぐ
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(鹿児島県) [sage]:2011/11/19(土) 00:32:42.31 ID:+GFR8SK1o
よかった、おつ。
不足してたアイテム分が補充できたわ
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 03:47:57.91 ID:x/c7pFPDO
なにこれ浜面愛され過ぎだろワロタ
浜面もげて爆ぜろよ
べ、別に羨ましくなんかないからな



(´;ω;`)ウッ
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 10:20:54.23 ID:rFH6vetDO
超乙、素晴らしい
>>147の浜面への愛が凄く感じられた。
浜面とアイテム、もっと書いてもいいのよ
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(新潟・東北) [sage]:2011/11/19(土) 11:08:39.55 ID:CiALh/cAO
次は麦のん視点な!
154 :上条当麻と立ち食いそば・うどん屋 [sage saga]:2011/11/19(土) 13:45:41.20 ID:zmADViywo
これでやる必要あるのかって思うだろうけど1レス貰います。


上条「んー……」

上条(今日は最近節約してるし天玉そばでも食べようかな)

上条(でも山菜そばも捨てがたいんだよな)

上条(……ここはざる……いやあえてうどんか。肉うどん食べたいしな)

上条(どうするか……お持ち帰りするとインデックスの餌食だし…しかも容器代が地味に痛い)

上条(なら素直に食いたいのにしよう!)

ちゃりんちゃりん

ぴっ

かたん

上条「すみません、お願いします」

店主「はい、しばらくお待ちください」

上条「……」

上条「……」

店主「はい、肉うどんおまちどうさま」

上条「どうも」

上条「……」パッパッ

上条「……あ、失敗した…」パキッ

上条「まあいっか。いただきます」

上条「……」ホグシホグシ

上条「……」ズルズルルル

上条「……」モグモグ

上条「……」ズルルルルル

上条「……すみません、水はどこですか?」

店主「あ、水ね……はいどうぞ」

上条「すみません」ゴクゴク

上条「……」ズルッズルルルルル

上条「……」モグモグ

上条「……」パク

上条「……」ズズッ

上条「……」カチャカチャ

上条「……」ズズズ

上条「……ごちそうさま」

店主「ありがとうございました」

上条「……最近不景気だから小麦粉が高いのかな?」シーシー

上条「前の時よりもうどんが少なく感じたな」シーシー

上条「まあいっか。美味かったし、今度はインデックスと来るか」シーシー

終わり。



次回があるなら次はインデックスがチャーシューメンを食べる話だと思います。
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/19(土) 15:16:32.62 ID:1W94/wI8o

孤独なグルメですなー
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) [sage]:2011/11/19(土) 15:48:37.03 ID:bZk3XB4AO

こういうのは新鮮
157 :アレイスター「『尻穴開発計画』だ」 0/9 [sage saga]:2011/11/19(土) 19:32:38.35 ID:1Mn4pyAl0
本当にひどいネタなんですが投下させていただきたいと思います
タイトルの通りです ひどいのでsageたままで……
ホモネタかつキャラ崩壊かつMNWネタを含みます
158 :アレイスター「『尻穴開発計画』だ」 1/9 [sage saga]:2011/11/19(土) 19:33:14.98 ID:1Mn4pyAl0

―――→第七学区 窓のないビル 内部



アレイスター「『尻穴開発計画』だ」


土御門「」

土御門「……今、何か言ったか?」

アレイスター「君は耳が遠いのか。『尻穴開発計画』だよ」

土御門「悪いが何を言っているのか全く分からない」

アレイスター「少年らの尻穴を開発しよう、と言っている」

土御門「分かった、つまり用は無いんだな。帰って良いか? 良いな。駄目だと言っても帰る。
     おい結標! 結標ェ!!」

シュンッ

結標「何かしら。お話は終わったの?」

土御門「どうやらオレは少し調子が悪いらしい。コイツが何を言っているのか分からない」

結標「……だそうだけど、このまま帰していいのかしら?」

アレイスター「駄目だ」

結標「らしいわよ」

土御門「帰る」

結標「ちょっと、上着の裾握らないでよ。脱げるじゃない」

土御門「何が脱げるだ羽織ってるだけだろうが! 文句言うならちゃんと着て前閉めてから言え! あとオレを帰せ!」ギャース

結標「? 何をそんなに切羽詰まってるのよ、まだ用事あるらしいわよ?」

アレイスター「彼女の言う通りだ。君はまだ帰さぬよ」

土御門「嫌だ、物凄く悪い予感がするんだよ帰らせろ! オレは帰って舞夏の顔を見るまでは気が休まらない!」

結標「ほら。まだ帰っちゃ駄目ですってよ、手離して」

土御門「ちょっと待……」

結標「もう駄々をこねるような歳じゃないでしょう、ちゃんと事が済んでから呼んでよね全く」シュン

159 :アレイスター「『尻穴開発計画』だ」 2/9 [sage saga]:2011/11/19(土) 19:33:53.47 ID:1Mn4pyAl0


土御門「……」ポツン


アレイスター「……して、『尻穴開発計画』についてだが」

土御門「もういい! 何だ! 何なんだその聞くだけで恐ろしい予感しかしないワードは!?」

アレイスター「名前の通りだ。排泄孔を開発して、挿れる為の器官に――」

土御門「うがあああああああああ!! やめろおおおおおおおおおお!!」キコエナイキコエナイキコエナイ

アレイスター「『尻穴開発計画』……差詰め<ケツマンコプロジェクト>とでも言ったところか」

土御門「……流石のオレもお前の口からそんな単語が出るとは思っていなかった……」

アレイスター「聴覚は正常に機能しているようではないか。聞こえていたのなら無駄な会話は増やさないで欲しいものだな」

土御門「何がどう転んでお前をそうさせたんだ……」

アレイスター「そんな事はどうでも良いだろう? 早速だが、第一の被験者についてだ」

土御門「被験者……って、大袈裟に言ってるがそれはただのレ……」



アレイスター「君だよ、土御門元春」


土御門「は?」



アレイスター「第一の被験者として、君の排泄孔を立派なケツマンコへと変貌させてやろう」

土御門「」

アレイスター「……随分待たせてしまったな。さあ、出てきてくれるかね」
160 :アレイスター「『尻穴開発計画』だ」 3/9 [sage saga]:2011/11/19(土) 19:35:15.98 ID:1Mn4pyAl0


10032号「呼ばれて飛び出てなんとやら、どうもミサカ10032号です、とミサカ10032号は金髪グラサンに挨拶します」

10039号「何も聞かないまま呼ばれたけどひょっとしてミサカ達すごい事しようとしてませんかねコレ、
      とミサカ10039号は謎の高揚感を覚えます」


土御門「し、妹達……? 何故こんな所に、……っいづぅ!?」バチィン

10032号「細かいことは良いのです、少し大人しくしていてくださいね、とミサカは放電しつつ警告します」ビリビリビー

10039号「で、彼を羽交い絞めにすれば良いのでしたか、とミサカは確認を取ります」

アレイスター「ああ。そのまま剥いてくれて構わんよ」

土御門「剥っ……!? ま、待て、アレイスター! 本気か! 本気でやる気……痛、痛でででで」バチバチ

10032号「はーい暴れないでくださいねー、とミサカは病院の看護師さんを真似てみます」ビリビリ

10039号「先程の会話は断片的にしか聞いていませんでしたが……
      つまり彼のお尻をどうにかしてしまえば良い、という事でよろしいのでしょうか? とミサカは問い掛けます」

アレイスター「その通りだ。物分りが良くて助かる、やはり君達に頼んだのは正解だったな」

土御門「おい、おいっ! 痛ッ……何なんだ、お前はそこで高みの、あだっ! 見物って奴か!?
     冗談も大概にし、……ひゅい!?」ゾワッ

10032号「引き締まったいいケツしてんなぁ、とミサカはさらけ出された臀部を眺めます」ジロジロサワサワ

10039号「この状態でおっ始めるには色々と物品が足りないと思うのですが、さてどうしましょう、とミサカは思案します」

土御門(ヤバイ、本気だぞコイツら、どうしたら良い……ッ!?)


土御門「結標! 結標ぇぇえええええ!! ……いだっァあ!?」バチィィン

10039号「急に大声を出さないでください、とミサカは……、?」

シュンッ

結標「今度こそ終わっ…………………………何これ?」

土御門「状況の説明は後でし……たくはないが、まぁいい! 助けろ結標! 今すぐだ!」
161 :アレイスター「『尻穴開発計画』だ」 4/9 [sage saga]:2011/11/19(土) 19:36:35.35 ID:1Mn4pyAl0


アレイスター「丁度良い所に来たな。君も混ざらないかね、結標淡希」

結標「何? 何をしてるのよこれ? 内容によっては乗らなくもないけど、楽しそうだし」


カクカクシカジカケツマンコジュッポジュッポシテイグゥッー!


結標「成る程ね」ウン

土御門「おい何納得してるんだ、助けろ早く! この際全裸で外に放り出されても構わない! はや……」

結標「乗ったわ」

土御門「」

10032号「では早速で申し訳ありませんが、必要な物品を揃えてきては貰えませんか、とミサカは依頼します」

結標「お安い御用ね。すぐ戻るわ、何が要るの?」

アレトーコレトーソレトー……


土御門「…………」

アレイスター「諦めろ」

土御門「お前が言うな」



結標「手に入れてきたわよ」

土御門「」


10039号「おお、ほんの数分で……ミサカはあまりの仕事の速さに驚愕を隠せません」

土御門「オレはお前に助けを求めて呼んだ筈なんだが、何がどうしてこうなったんだ……?」

結標「往生際が悪いわね。いいじゃないの、減るもんじゃないし」

土御門「確実に減るだろう、男としての色んな物が……、ッ!?」ビクン

10032号「それではぼちぼち始めていきましょうか、とミサカは健康的な肌に指を這わせます」サワッ

10039号「緊張しなくて良いですよ、痛かったら右手を上げてくださいね、とミサカは伝えます」ニカッ

結標「じゃ、私は見物に回らせてもらうとしようかしら」


土御門「ちょ、待っ……マジでそりゃ洒落にならな、い、……ひ、ッひぃ!」ビックゥゥ

10039号「は〜いリラックスリラックス、
      ……まぁ痛くて右手を上げたからといって止めるわけではないんですけどね、とミサカはほくそ笑みます」

土御門「あ……う……、だ、誰でも良いから助け……ひぎゃあああああああっ!?」


162 :アレイスター「『尻穴開発計画』だ」 5/9 [sage saga]:2011/11/19(土) 19:37:44.02 ID:1Mn4pyAl0


―――→翌日 とある高校 保健室


ガラガラ……

上条「おい土御門ー、次体育だけどー?」

土御門「お、おう……次も休むって、伝えといてくれないかにゃー……」

上条「……だ、大丈夫か? …………もしかして、また何か無茶したんじゃねぇだろうな……!?」

土御門「そ、そんな事はないぜよ……」

上条「本当にか!?」クワッ

土御門「うおう!? 急に驚かせないで欲しいぜい!?」ビビビクゥ

上条「……つーか、何でうつ伏せで寝てんの?」

土御門「…………あー、えーと」


キーンコーンカーンコーン


上条「うおっ、やべぇ! 土御門、調子悪いんだったら無理せずに帰れよー!」ガララッ ピシャン

土御門「お、おー、ありがとうにゃー……」


土御門(……尻……)サワ…

土御門「ひぎゅッ!?」ビックゥン


土御門(…………死にたい)ナンデコンナコエガ


土御門(……尻がヤバくて普通に座ってられないとか、誰に打ち明けろって言うんだ……)ズーン



163 :アレイスター「『尻穴開発計画』だ」 6/9 [sage saga]:2011/11/19(土) 19:38:16.43 ID:1Mn4pyAl0

バイト紹介されて仕事してきたんだけど質問ある?(1)

1 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
男のケツを掘ってきた



2 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10875
kwsk

3 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
同じくバイト行ってきた>>1と一緒に
仕事内容は書いてある通り

4 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka13810
え、何それは

5 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
書いた通りだよ
なんか統括理事長?の所に呼ばれて

6 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10801
男の尻と聞いて

7 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10569
男って何人?
スペックは?

8 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka13474
統括理事長が男のケツ掘るバイト頼むってなんなんだよ

9 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
>>7
一人だけ
なんか金髪グラサンでけっこういい体格してた
今思い出したけどあの男
前に上条とかもやしとかと喋ってるの見たことある気がする

>>8
すげえご満悦顔だったわ

164 :アレイスター「『尻穴開発計画』だ」 7/9 [sage saga]:2011/11/19(土) 19:38:47.98 ID:1Mn4pyAl0

10 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka14364
ケツ掘るって具体的に何して来たんだよ……
そもそもどういう生活してたらそんな流れになるんだよ……

11 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka11801
新刊のネタにするからもっと詳細

12 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12107
ここは腐女子の多いネットワークですね

13 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
小遣いが無いから>>3とバイト探してたんだ
そしたら偶然見つけたっていうか直々に声が掛かったっていうか
仕事内容も何も分からなかったんだけど高給だったから食いついた

14 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000
セロリたんのおケチュマンコをジュッポジュッポできると聞いて



ああなんだ違うの

15 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10875
>>14
巣に帰ってくれ

16 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka13474
>>14
お前やっぱり学習装置掛け直して貰った方がいいよ

17 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10801
というかそもそもtンkないのにどうやって掘ったの?
道具?

18 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
>>17
なんか案内人のボインの姉ちゃんが色々持ってきてくれた
道具たくさんあったよ。でっかかった。

165 :アレイスター「『尻穴開発計画』だ」 8/9 [sage saga]:2011/11/19(土) 19:39:16.94 ID:1Mn4pyAl0

19 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka14364
なんつーかそんな内容もわからないようなバイトに首突っ込んだ上に
男のケツ掘り作業を平然とこなす>>1>>3が怖い

20 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10875
案内人って何だ

21 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000
セロリたん以外のおケチュに何の価値があるんだよ……

22 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
>>19
ごめんわりとエキサイトしながらやってたわ……

>>20
第七学区に窓が無い変なビルあるんだけど
その中に入るために必要な人 空間移動系の能力者
スタイルすごい良かったわ憧れる

23 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka15567
>>21
わかったからもう寝ろ

24 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka13577
あのビルって遠目でしか見たことないんだけど中どうなってるの?

25 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
それは自分もちょっと気になってた

26 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
>>24-25
なんか部屋の真ん中に液体入ったでっかい試験管みたいなのがあって
その中に真っ逆さまに浮かんでるのが統括理事長だった
機械だらけだったけどよくわからん

166 :アレイスター「『尻穴開発計画』だ」 9/9 [sage saga]:2011/11/19(土) 19:40:01.12 ID:1Mn4pyAl0

27 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12537
聞けば聞くほどわけがわからない

28 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
楽しかったけど謎が多いままなんだよなぁ

そういえばまた別の男も標的にするとか言ってた気がするけど

29 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10875
なんでID:Misaka10032とID:Misaka10039は
エキサイトしただとか楽しかっただとか言ってるの?怖いよ?

30 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000
また別のって何!!1!??1??
次のケツ掘りターゲットがセロリたんなら代わって

31 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
言われなくても代わるよもやしには興味ないし……

32 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10875
つーか続けるつもりなのかよそのバイトwwwwww

33 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
いや……ホントドン引きされそうだけど
割と本気で楽しかったっていうか……その

34 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka18563
とりあえず>>1>>3と統括理事長が何かおかしいって事は理解した

35 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
ところでこのスレ運営に見られたらなんかマズそうだし
ここいらで適当に落としておいてくれないか

36 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000
早くセロリたんのおケチュマンコぺろぺろしたいなぁ

37 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
>>36
そのうち代わってやるから我慢しろ

38 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000
>>37
セロリたん以外のおケチュマンコに価値なんて無いって言っただろ!!!11!11!!

39 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
落とせっつってんだよオイ


167 :アレイスター「『尻穴開発計画』だ」 10/9 [sage saga]:2011/11/19(土) 19:40:47.36 ID:1Mn4pyAl0
以上です。
ノリと勢いで書いたので、本当にあまりにもアレですが……その……
禁書男キャラって全員襲いたくなる色気を持ってるよねという事です
本当はもっと標的がいるんですがそれはまた機会があれば……ということで
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/19(土) 20:17:43.50 ID:X9UWsbd4o

あの肉体でケツ穴開発された土御門とかおいしすぎる
しかもイケメソ
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 21:24:25.49 ID:CU/ad9OSO


かわいい女の子に尻穴開発されるとか御褒美だろ
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/19(土) 21:37:01.20 ID:9q1afKTA0
次は是非セロリたんで頼m
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(兵庫県) [sage]:2011/11/20(日) 00:14:59.38 ID:7LepGwiio
>>170
だから20000号は黙ってろって
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 00:59:58.57 ID:4ooRO1qYo
すごいことに気がついてしまった

初春飾利
初戦勝利

!?
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 01:14:33.15 ID:22pb2usB0
>>172、あなた疲れてるのよ
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/20(日) 07:00:10.65 ID:Ls5y+Y5m0
いい短編ネタ思いついた

書き始める

気付いたら30レス以上ある…←いまここ

これってスレ立てた方がいいの?
オチなんか短編用の投げっぱなしジャーマンしか思いつかないんだけど
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/20(日) 07:51:07.50 ID:gaVCnggfo
>>174
30レスならここに投下でもいいんじゃない?

 総合に投下
  ↓
 「スレ立てはまだか」のレスがつく
  ↓
 気を良くして話をふくらませて書き溜め
  ↓
 スレ立て

完璧な流れじゃないか 
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) [sage]:2011/11/20(日) 11:28:10.10 ID:KnjpIPwAO
>>174
ギャグかシリアスか?
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東) [sage]:2011/11/20(日) 13:06:32.81 ID:n08T35VAO
上条×麦野で20レスほど投下させていただきます。
178 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:07:13.84 ID:n08T35VAO
〜11月2日〜

食蜂「あ〜お〜くぅ〜ん……そーろそろぉー……お店締めよ?」

青髪「んん?ああもうそないな時間かあ」

???「黯然。このところ日が落ちるのが実に早い」

十一月某日。食蜂操祈は青髪ピアスの下宿先にして自らのアルバイト先であるベーカリー『サントノーレ』の立て看板を畳んでいた。
最先端技術の結晶体、科学万能主義の学園都市にあって珍しい石窯焼きの店であり、同時にバールとしての役割も兼ね備えている。
最終下校時刻を間近に控え、既に空は茜色の幕から夜の帳へとその装いを変えており――

食蜂「ね、ね、今日も暗くなっちゃったからぁ……また送ってもらって良い?如何に私の防衛力を以てしてもぉ、女の子の夜道の一人歩きは危ないと思うのよぉ」

ゆったりとしていながら薄い生地、背面までフリルの施された白いブラウスを押し上げる豊満なバスト。
少し大きめの赤いリボンがそれにアクセントを加え、フリル部分には『Misaki Shokuhou』のネームプレート。
肘の辺りでボタン留めされ絞られた袖口と、ウエスト部分には厚手の黒いカマーバントで締められおり……
その下のワインレッドのフリルスカートには下二本の横ライン、伸びる脚線美を彩る女郎蜘蛛の意匠が施されたストッキング。
世に言う『ブロンズパロット』のユニフォームを着た食蜂がその場で軽やかにターンし――

食蜂「でないと、操祈くまさんみたいなオジサンに襲われちゃうぞ☆」

人差し指で『バキューン☆』と言う擬音でも飛び出しそうな勢いで食蜂は青髪にウインクを飛ばした。
が、その傍らで集金を終えて来た青年……ダッジ&ロール社の白スーツを纏った青年がそれを鼻で笑い飛ばした。

???「果然。誰が好き好んで雀蜂の巣をつつく物好きがいるものか」

食蜂「……なぁにぃ?私って言うみつばちマーヤにはあおくんって言うウィリーってお友達がいるんだからぁ、貴方って言うバッタのフィリップはお呼びじゃないのぉ」

青髪「はいはい二人共ケンカせーへんケンカせーへん。ほな僕ぁ店先の掃除やるからジョンさん中の方お願い出来る?」

ジョン「当然。店主に売上金を渡さねばならないからな。そうさせてもらおう」

食蜂「イ〜〜、だ!」

ウインクからあっかんべえする食蜂の脇をすり抜け、ジョン=スミス(名無しの権兵衛)は二階へと上がって行った。

179 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:07:46.32 ID:n08T35VAO
〜2〜

食蜂「相変わらず感じ悪ーいぃ〜〜」

青髪「まあまあ。ジョンさんも外回りで疲れてるんとちゃう?おっちゃん(店主)腰痛めてからずーっとやし」

食蜂「あらぁ?操祈がここでバイトし始めてからずぅーっとこうよぉ。雲川さんとかとは普通に話すくせにぃ」

頬を膨らませ、唇を尖らせ、カンカン!と床を踏み鳴らす食蜂から、青髪は飄々とした様子で受け取った立て看板を店内に仕舞って行く。
ジョン=スミス……ジェームス・ヒルトンの小説『心の旅路』に登場する記憶喪失に陥った主人公の名前。
昨年8月9日、学園都市を彷徨っていたところを青髪が連れ帰り、たまたま居合わせた雲川芹亜が名付けた字。
食蜂にとっては先輩にあたる同僚ではあるが、その仲は焦げたパンの炭より苦々しいものであるらしい。

青髪「雲川先輩は名付け親みたいなもんやからあれやけど、ジョンさんってああ見えて意外とプラトニックでシャイやねん。せやからちゃう?女の子と話すの恥ずかしい〜〜みたいな!」

食蜂「ふぅん?操祈、あの人に好かれても嬉しくもなんともないしぃー……そ・れ・にぃ〜〜」

青髪「ん?」

と、店先を掃き清めんとホウキとチリトリでさっさと落ち葉を集めて行く青髪の後ろ首に――。
迫り出した胸を押し付け、モンテカルロのピアスをした耳元に囁きかけ、煉乳のような白い手指と、砂糖をまぶしたような声音と、蜂蜜のような甘い笑顔で――

食蜂「……あおくんがやたらかばうのが気に入らなぁーい!男の子同士の友情に操祈の女子力入る余地なしぃ!?」

青髪「ちょっ、ちょっ、たんまたんま!首絞まっとる!めっちゃ絞まっとる!!」

食蜂「操祈だってあおくんのガールフレンドなのにぃ!自分の嫌い子を自分の好きな子がかばうのってスッゴいヤ・な・気・持・ちぃ〜〜!!」

青髪「ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?」

思いっきり回した両手で青髪を締め上げたのである。
迫り出した胸元にプルシアンブルーの後頭部が挟み込まれ、天国と地獄を行きつ戻りつする青髪達の元へ――

???「おい、そこの面白い頭をしたお前」

青髪「……僕?」

???「この学園都市(まち)では他にもそんな頭をしたヤツがいるのか?お前の事に決まっているだろう」

――招かれざる客が訪れた。

180 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:09:50.33 ID:n08T35VAO
〜3〜

青髪「なんでっしゃろ?悪いけどもう店仕舞いやねんけど。それにうち団体さんが入るほど広く無――」

???「一つ聞きたい事がある。この男を知らないか?」

軒並み店仕舞いを終えたアーケードにあってさえ目立つ黒服の男達を引き連れて現れた少女が一枚の写真を突きつけた。
そこには取り立てて特徴もなく、しかし見ようによってはそれなりに見れる顔の少年……

青髪「――カミやん?」

食蜂「あおくんのお友達ぃ?」

???「話が早いな。ヤツの家を訪ねてみたんだが蛻の殻だった。そこに飾られていた写真に青い頭のお前がいたからな。見掛けたので声をかけさせてもらった」

上条当麻を探している、とその黒鍵と白鍵を模したような服の少女は告げた。
それだけならばただの人捜し、という見方も出来ただろう。しかし

食蜂「“明け色の陽射し”ぃ?」

黒服「!!?」

ザワッ、と空気が食蜂が何気なく出した言葉を引き金に凍てついた。
しかし当の食蜂はそれを気に留めた風もなくあっけらかんとした物言いで

食蜂「ふぅん?大きなウサギのパンツか、辛い物全般が苦手なんだぁ?まだまだお子様の味蕾力ねぇ☆」

マーク「――ッッ!!」

青髪「わわっ!?店仕舞いや言うてるのにまさかの強盗!?」

ジャキッ!と張り詰めた空気が爆ぜたように黒服らが一瞬にして二人を取り囲み押し包む。
ある者は錫杖を、またある物は装飾のなされた宝剣を取り出して

???「止めろ、マーク」

マーク「ですが……!」

???「二度は言わん。下がれ」

中でもマークと呼ばれた青年は静謐ながらも臨戦態勢を崩さぬまま少女が振るった腕により制止された。
しかし……当の二人の内、食蜂はあっけらかんとした様子で

食蜂「あはっ♪」

???「(この女……まさか)」

食蜂「御・名・答☆理解力が早くて助かるわぁ」

???「――私の心が、読めるのか?」

食蜂「うふふふ♪」

マーク「(……これが)」

覚えたての手品の種を明かすように、食蜂は傾げた小首と唇に当てて小悪魔めいたウインクを飛ばす。
明け色の陽射しという所属から少女の妹とマークしか知らない秘密まで

マーク「(学園都市か……!)」

レベル5第五位……食蜂操祈はその全てを『掌握』する――

181 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:10:21.74 ID:n08T35VAO
〜4〜

青髪「まあまあまあ。落ち着いてーな。お店の前で揉められたら僕等おまんま食い上げやねん」

茜色の秋風吹き抜けるアーケード、廻るプロペラの下で繰り広げられる一触即発の空気の中――
やはり青髪はいつも通りであった。降参、という事を示す両手を上げるポーズを除いては

???「不健康そうな頭をしているが血の巡りは悪くなさそうだな。もう一度聞こう。この男が立ち寄りそうな場所を知らないか?」

青髪「知ってどないするん?言うたら悪いけど、光り物ちらつかせる自分らに“はいそうですか、カミやんはここです”やなんて君の立場やったら言える?」

???「――それもそうだ」

そこで少々は挙手するようなジェスチャーを送り、黒服らを一度下がらせた。
それによって青髪もまたお手上げのポーズを下ろし、傍らに食蜂を伴い改めて向き直る。

青髪「おおきに。そんでからもう一つや」

???「言ってみろ」

青髪「自分らカミやんのなんなん?君の着とる服みたいに敵味方白黒はっきりついとったらわかりやすいんやけど」

この時、少女はマークらが身構えるほど二人に対し危機感を持ってはいなかった。
ここは自分達の属する世界とは対極の位置にある学園都市だ。
読心に長けた能力者などいてはおかしくはないと思うし、何より上条当麻と親しい雰囲気を感じ取ったのもまた一つの要因である。故に

???「――敵ではない、とだけ言っておこう」

青髪「……どない思う?」

食蜂「“嘘”は言ってないわぁ」

青髪「そっか」

少女は余計な修飾を省いて短くそう答え、その様子を見てとった青髪が確認するように食蜂へと顔を横向けると静かに頷き

青髪「――カミやんやったら第七学区のいっちゃん大きい病院や。せやけど今ドンパチの真っ最中やで?」

???「居場所がわかればそれでいい。邪魔したな」

しかし少女は用は済んだとばかりに再び手を挙げ、黒服らを引き連れて青髪らの横をすり抜けて行った。



その擦れ違う刹那――



???「――お前のその頭には、何か魔術的要素でもあるのか?」



青髪「――聞きたい事は、一つとちゃうん?」



一瞬、見交わした視線を切り結んで

182 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:12:26.61 ID:n08T35VAO
〜5〜

食蜂「エラそう娘ぉ!私もエラそうだけど私よりエラそう娘は嫌ぃ〜〜!!」

青髪「いやあ僕的にはどストライクやったでえ?あのドS世界ランキング暫定第三位みたいな目がたまらんわあ!」

食蜂「あ・お・く・〜〜ん?」

青髪「ははっ、冗談や冗談!せやけどまあ血見る事になれへんでなれへんでほんまに良かったわ」

食蜂「嘘吐きぃ」

少女らが立ち去った後、青髪は心の底からホッとしていた。一つは少女らが上条らの敵対関係にない事。
もう一つは――この心を許せるガールフレンドを無用な争い事に巻き込まずに済んだ事。

食蜂「貴方の能力をもってすれば、落ち葉を集めるより早く“お掃除”出来たんじゃなぁい?」

青髪「勝負になれへんて〜〜」

それはどっちの意味で?と目で語り掛けてくる食蜂に対し、微苦笑を返しながら青髪は夜空を見上げる。

青髪「(ああ、また上がっとる。ざっと目算五万二千メートル。イギリスは過ぎたね……ユーラシア大陸?いや、ちゃうな。フランスまで出張って来とる)」

アレイスター・クロウリーの語る『オシリスの時代』より移り行く流れの中、インデックスの言う『ホルスの眼』に似た眼差しを見開いて。

青髪「(スパンデュールかて3000メートルまでしか届かんちゅーに、52000メートルってなんやねん)」

スパンデュール。文明社会において小高い山に住まい航空機に禍為す者。
鳥の羽を以てに空を行く旧き時代より鉄の翼を以て宇宙(そら)を往く新たな時代に移った世界へ生じた歪み。

青髪「なあ、ミサちゃん」

食蜂「なぁにぃ?」

青髪「――もし明日世界が滅ぶ言うたら、ミサちゃんどないする?」

食蜂「んー……」

黒夜海鳥と言う二度目のヴァルプルギスの夜の終わり……
やがて昇り行く明け色の陽射しの下に集う『三人』へと跋扈するであろう存在。
影より深い場所にて胎動し、闇より暗い世界にて蠢動する物達。

食蜂「――最後の最期はぁ、あおくんの側が良いかなぁ☆」

青髪「そらもったいない話やねえ」

彼の名は『グレムリン』。科学の力に仇為す者達。
天空に浮かぶ十字架。それは処刑、神の子、復活、死を討ち滅ぼしし矛の象徴。
その原罪の証とも言うべき凶星が今、学園都市へと押し迫り――
183 :作者 ◆K.en6VW1nc [saga]:2011/11/20(日) 13:12:52.67 ID:n08T35VAO
〜11月3日〜

雲川「嗚呼……極楽なんだけど」

鞠亜「ぬおーい、こたつで寝るな。後服を着ろ。それから髪を纏めるんだ。巻いてやろうか?」

雲川「遠慮しときたいんだけど。姉妹揃って縦ロールとか見分けがつかないんだけど。胸以外の話だけど」

鞠亜「言ってくれるじゃないか。今私のプライドはいたく傷つけられたぞ!」

同時刻、第八学区のとあるマンションの一室にて二人の少女がこたつを挟んで不毛な会話を交わしていた。
一人はカチューシャから制服から何から脱ぎ散らかした純白の下着姿でこたつむりと化した姉・芹亜。
もう一人はウサギのネームプレートをミニスカートに貼り付け、コルセットで締め上げた妹・鞠亜。
ざんばらの落ち武者ヘアーのままクッションに突っ伏す姉の足を蹴る妹は常より減らない姉の口から放たれた言葉の矢に対し――

鞠亜「フッ。ならばその無駄にデカい胸もまた宝の持ち腐れだな。そんな女を捨てているような自堕落ぶりだから削板軍覇にも相手にされんのだ!」

雲川「ぐはっ!?」

クルクルと縦ロールを人差し指で捩りつつ被虐心を満たされたような嗜虐心をそそられたような……
曰わく形容し難い笑みを浮かべ、故事に習って返し矢を放つ事に決めたのだ。

鞠亜「ふははははは!良いぞ良いぞ!そのプライドを損なわれた表情が我が姉ながら実に魅力的だ!色気はまるでないがな!!」

雲川「ならば愚妹の輩を躾てやるのも姉の務めなんだけど」プシッ

鞠亜「ごっ、があああああああああ!?目が!!目がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

が、その妹の返し矢は姉のみかんの汁による目潰しによって報われた。
こたつの上に置かれていたみかんは時に凶器にすらなりうる事を身を以て知ったのである。

鞠亜「くっ、くくく……プライドに火を点けられたようだな!常々敗北を知りたいと思っていたが、こんな形で賜ろうとは思ってもなかったぞ!!」

雲川「嗚呼五月蠅い……それより夕飯にして欲しいんだけど。みかんじゃお腹が膨れないけど」

鞠亜「作ろうにも冷蔵庫の中身が空だった。如何に私が天才でも無から有は作れない!!」

雲川「(ああ、昨日の芋煮会で全部使ったんだ)じゃあ外食に出よう。今日はフレンチの気分なんだけど」

鞠亜「まず服を着るんだッッ」

この『天才』の名前を欲しいままにする雲川姉妹は――

184 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:14:48.53 ID:n08T35VAO
〜2〜

垣根「……やれやれ。こういうのは警備員の仕事だろうが」

第八学区にあるホテル『水晶宮』のレストランにて、垣根帝督は携帯電話片手に紫煙と共に溜め息を吐く。
メールの差出人は初春飾利。そこには昨日第十五学区にて起きた連続爆破テロ事件の事後処理に追われ、夕食を共に出来ない旨が綴られていた。
そんな手持ち無沙汰の無聊を慰めるためのブラックルシアンは既に三本目となっており――

垣根「おい」

ギャルソン「はっ」

垣根「連れ合いが来れなくなった。コースは一人分で良い」

ギャルソン「かしこまりました」

結局垣根は初春にフォローのメールを入れた後一人で夕食を取る事にした。
如何せんして空腹を覚えていたし、様にはならないが仕方無く我慢する事にしたのだ。
以前ならばこういう時呼び出す都合と具合の『イイ女』がいたものだが、初春と出会った後そう言った刹那的な夜遊びはキッパリ止める事にしたのだ。そして

垣根「(……なんか一年前にもこんな事があったような……)」

思い起こされるのは昨年の10月2日、行き掛かり上助け出した金髪の少女に食事を奢った時の事である。
『大体』とつけるのが口癖で、グリーンピースを嫌い、駒場利徳なるスキルアウトの人捜しまで手伝わせたあの傍若無人な小学生。
確か『舶来』とか何とか呼ばれていたか、などと垣根が回顧録を紐解いていた所――

雲川「――よう色男。待ちぼうけでも食らったか?男一人で食事するとか様にならないけど」

鞠亜「ほう、実にプライドの高そうな優男だ。知り合いか?」

雲川「まあそんな所だけど」

垣根「あ……?って雲川か。女二人連れも様にならねえぞ。削板はどうした?」

雲川「」ガッ

垣根「痛ッ?!」

雲川「どいつもこいつも大概なんだけど!何か?私とあいつがいつも二人でいなきゃいけない理由なんてどこにもないけど!」

垣根「いや、お前がいっつも犬みたいに噛みついて追っ掛け回してるからだろ?何だ、お前もすっぽかされた口か?」

雲川「」イラッ

垣根「ははっ、それで格好つかなくなって妹?辺りでも連れて来たって所か。みなまで言うな、俺は――」

雲川「お前と一緒にして欲しくないんだけど!このバ垣根!」ゲシッ

垣根「ぐえあ」

ギャルソン「おっ、お客様?他の方々のご迷惑になるような行為は――」

雲川姉妹が姿を表したのだ。

185 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:15:25.34 ID:n08T35VAO
〜3〜

ギャルソン「お飲み物は如何なさいますか?」

垣根「バローロ。ヴィーニャ・リオンダの12年物が良い」

ギャルソン「かしこまりました」

鞠亜「ほほう。頭が悪そうなナリをしてなかなかのセンスじゃないか!だが残念だ……私の好みは無能で愚鈍なご主人様なんだッッ」

垣根「ムカついた。初対面の人間指差して頭が悪そうとかどんだけ常識ねえんだよ」

雲川「お前が常識を語る側に回るのを見ると、姉として頭が痛い限りだけど」

鞠亜「うむうむ……スーツはErmenegildo Zegna、小物はGabor、腕時計はMONTBLANCのスターニコラか!クロムやパネライを外す所から見て人と同じ物を嫌うへそ曲がりのプライドを感じるぞ!どれどれ靴も見ておこうか」

垣根「俺は胃が痛えよ。まだオードブルも来てねえってのに」

鞠亜「んん?確かお前が頼んだのはパテ・ド・ジビエのステラマリス風だったな?この時期はヤマシギやキジが実に美味い!が私は(ry」

垣根「……なんだこの愉快なイカスミロールパンは?」

図らずして同席する事となり個室を用意させた垣根は先程とはまた違った意味合いで歎息していた。
それはひとえに雲川鞠亜の強烈なキャラクターにあり、そのせいで非常識を地で行く自分が完全に呑まれているという事。
しかし雲川芹亜は慣れているのか諦めているのかほとんど放し飼いである。

雲川「おほん。ところで、あのフラワーロック少女は一緒じゃないのか?ついにふられたとか笑えて来るけど」

垣根「ムカついた。飾利は風紀委員の仕事だ!昨日の連続爆破テロって事に“されてる”事件のな」

垣根も半ば呆れ果てているのか鞠亜を好きなようにさせる傍ら雲川へついと話題を振ってみる事にしたのだ。
そこで雲川はそこでカチューシャの乱れを直しつつも鞠亜を一度チラリと見やってから改めて向き直り――

雲川「――そうだろうけど。お前らの“古巣”の“雛鳥”共がピーチクパーチクと」

垣根「その雛鳥は郭公(カッコウ)か?何もセロ弾きのゴーシュに音階を教わりに来たって訳じゃねえだろ」

鞠亜「?」

二人は即興の道化芝居での会話を始めた。鞠亜にはそうとわからぬように符丁を用いて。
雲川の言う通り確かに垣根は常識がないが、頭はキレるし腕は立つ。ただの馬鹿に学園都市第二位は務まらないのだから。

186 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:17:28.83 ID:n08T35VAO
〜4〜

雲川「さあな。ただ郭公は百舌鳥(モズ)の卵を落としてでも冬に備えて巣作りを確かにしたいらしいけど?その縄張り争いにつがいの鴛鴦(オシドリ)、雷鳥。白鳥、が加わって更に大鴉まで動き出して大わらわだけど」

垣根「ジビエの季節だからな」

その言葉に垣根が憮然とした表情でブラックルシアンの穂先にガボールのジッポーで火を点け、紫煙を吐き出す。
煙に巻く言葉では雲に霞をかける事は叶わない。さらに

雲川「――バードストライクという現象を知っているな?航空機に鳥類が突っ込んで起きる事故だけど。私としては大事になる前に優秀な鷹狩の手を借りたい所だけど」

垣根「俺は鳥籠の中で餌欲しさに囀るお行儀の良い金糸雀(カナリア)じゃねえ。あの信天翁(アホウドリ)にでも頼んだらどうだ」

雲川「一揃えのトランプにあってジョーカーは二枚。同じようでいて絵札は異なってるもんだけど。内一枚が“暴力”であったとしても――」

垣根「………………」

雲川「止められない悲劇を、私はもう諦めたくないけど」



――汝の欲する所を為せ、それが汝の法とならん――



垣根「(……チッ……)」

鞠亜「ぬおーい?さっきからなんの話してんだー?さっぱりわかんなくてプライドが傷つくぞ!私の強度力を以てしても蚊帳の外はなかなかへこんじゃうゾ☆バッキューン!」

垣根「第五位のつもりか?これ少しやるから黙って飲んでろ」

鞠亜「oh!かなり渋みが強いが……これは良い!職人達のプライドを感じるフルボディ!」

鞠亜にワイングラスを押し付け飲ませる傍ら垣根は考える。
一方通行との戦いに敗れ、肉体を失い、初春と再会し、復活を遂げて約一年余り。
第三次世界大戦後に組織された学生自治会、そこでの交流やいくつかの事件。
かつて寄る辺にしていた古巣(あんぶ)は既になく、垣根は自由の身だ。故に

垣根「――考えといてやる」

雲川「じゃあ、乾杯と行きたいところだけど」

星のように数ある悲劇に触れて壊れた垣根に対する、止められない悲劇を諦めたくない少女の言葉。
微睡みの中自分の名を呼び掛け、『汝の欲する所を為せ、それが汝の法とならん』といった『あの声』が――

187 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:18:01.60 ID:n08T35VAO
〜5〜

垣根「……削板の方にもそんくらいしっかり口説けりゃなあ」

雲川「余計なお世話なんだけど!!」

鞠亜「話終わったー?そうなんだよなあ我が姉はいつもプライド集中強化デーで、それが邪魔して上手におしゃべり出来ない」

雲川「鞠亜も!ほらそれ私にも寄越せ!」

垣根「!?お、おいコラ!もう半分も空いてんじゃねえか!これは安酒みてえにガバガバ飲んでいいワインじゃねえんだよ!」

と、垣根が雲川の持ち掛けた話にのるかそるかの間中喇叭飲みしていたのか……
既にバローロ=ヴィーニャ・リオンダの赤ワインは半分まで空けられてしまっていた。
しかし鞠亜は悪びれた風も酔った風もなくのたまったのだ。

鞠亜「初めて酒という物を飲んだが良い塩梅だった。私に弱点なぞないがいざ無能で愚鈍なご主人様に酒を飲まされよからぬ事に及ばれても免疫がなくてはこまるのでな。たが実に素晴らしい味わいだったぞ!そこでだ!」

雲川「な、なんなんだけど」

鞠亜「人生は奪い奪われの連続だ!今私がこの男からワインを奪ったように!まごまごしていると私があの無能で愚鈍なご主人様候補削板軍覇を奪ってお前のプライドをへし折ってやるぞ!」

バン!

垣根「!?」

雲川「貸せっ!」

すると今度は雲川がワインボトルをひったくって一気飲みし、目元と頬を赤らめさせてた酒臭い息で……
ややふらつきながら右手をテーブルにつき、左手で口元を拭い――

雲川「あいつは確かに鈍くて利口じゃないが馬鹿じゃないんだけど!ああ見えてけっこう人の気持ちはわかるし頼りになるけど!!だいたいあんな女っ気ゼロの唐変木の朴念仁のひょうろくだまがお前のようなロリメイドに靡くなんて有り得ないけど!!!」

鞠亜「ふははははは!酒の力を借りなければプライドもかなぐり捨てられんとは我が姉ながら情けない!だったら明日降る使徒座流星群の天体観測でも誘ってみるがいい!知ってるんだぞ学園都市walkerのデートスポットチェックしてるの!この乙女めっ!」

雲川「やってやるんだけど!刺激的なアウトドアデートが如何なものか姉の威厳に懸けて示してやるけど!!」

垣根「テメエら俺の酒返せぇぇぇぇぇ!」

ギャルソン「おっ、お客様……」

オードブルを運んで来た給仕を余所に削板軍覇争奪戦を繰り広げる雲川姉妹を見て垣根は思った。今の話をなかった事に出来ないかと。
188 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:20:02.95 ID:n08T35VAO
〜11月4日〜

シャー

禁書目録「スゴいスゴい!それカッコいいんだよ!」

フレメア「インデックスもやる?大体、足のサイズも合うと思うし」

禁書目録「いいの!?」

フレンダ「(ローラーシューズで喜ぶシスターって……)」

『新入生』との血戦より二日後……『卒業生』フレンダ=セイヴェルンは冥土帰しの病院にいた。
たった今も病院中庭にあるハーブガーデンにて車椅子に乗りながら日向ぼっこしつつ、付き添いの二人を見やる。
ポリポリと絹旗最愛からもらったポッキーのホワイト&ショコラをかじりながら――またもや取り留めた命を噛み締めるように。

禁書目録「わわわっ!これ結構難しいんだよ!転びそうになるかも!」

フレメア「お手て貸すよ?大体、最初は転んだりするし。にゃあ」

そんなフレンダの前でHEELYSのAgileモデル、ベビーピンクのローラーシューズを借りたインデックスが恐る恐る滑り出し、フレメアがその手を引く。
初冬の陽射しの中輝くプラチナブロンドと煌めくゴールデンブロンドを見ているとフレンダもにわかに信じ難かった。

禁書目録「きゃあー!」

フレメア「にゃあー!」

たった今つんのめった勢いからフレメアに抱きつくインデックスが成し得た事。
それは自分でさえあわや命を落としかけた新入生相手に……
それも最新鋭の駆動鎧ファイブオーバーを打ち破ったのだと言う事実を。

フレメア『えっとね?大体真っ赤な羽がブワーってなって、剣がビュンビュンなって……』

フレンダ「(結局、自分の妹の言い分じゃなきゃとても信じられない訳よ)」

フレンダにそう説明したフレメアが見たもの。インデックスをして初めて名乗った魔法名。
大型車の下敷きにされ、駆動鎧の足で脳髄を踏み潰されんとした今際に覚醒させた『自動書記』の力。
聖ジョージ大聖堂を数発で瓦解させる『紅き翼』と『豊穣神の剣』の三振りを完全に制御下に置いた事。そして

禁書目録「あははははは!ふれめあ、これ面白いかも!」

フレメア「い、インデックス!ちょっとだけ離れて?大体、お姉ちゃんが見てるし」

フレンダ「はいはい。見てて虫歯になるからいちゃつくのはそこまでにして欲しい訳よ」

その聖絶の使徒とも言うべき力を有した修道女が『魔術師』なる存在であると言う事も

189 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:20:33.64 ID:n08T35VAO
〜2〜

フレメア「いっ、イチャイチャなんてしてないよ!それよりフレンダお姉ちゃん、お体痛くない?」

フレンダ「結局、医者の腕が良いからそんなに痛くない訳よ。傷口から熱も出ないし、それに――」

黒夜海鳥の『窒素爆槍』によりあわや身体が上下に泣き別れかけはしたがフレンダは未だ存命である。
冥土帰しの施術によりこうしてフレメアに車椅子を押してもらう必要こそあるが、動き回る事は出来る。しかし

フレンダ「結局、自分よりもっとボコボコになってる人間見るとあんまり痛がったり甘えたり出来ない訳よ」

自分を救い出した元上司は集中治療室から今日やっと一般病棟に移れたほどの重体だったのだ。
かつて断崖大学データベースセンターでの浜面仕上らに負わされた傷に匹敵するほどに。
しかしそこでパッとインデックスから離れ、二輪の左足に右足を乗せてシャーッと滑って来たフレメアは

フレメア「大体、そんな事ないよ?私達、血の繋がった二人きりの姉妹(かぞく)だよ。にゃあ」

禁書目録「そうなんだよ?家族に甘えるのは全然悪い事じゃないかも。だって痛いのはふれんだも同じなんだよ!」

ギュッとフレンダの手を包むように握り、傍らで生ラムネを頬張るインデックスもうんうんと頷いた。
家族。これから浜面と滝壺が作り得るかも知れないもの。絹旗と黒夜から失われてしまったもの。
そして……フレンダとフレメアが取り戻し、今インデックスが守ろうとしているもの。

禁書目録「それに、ふれんだはふれめあを逃がすためにこんなになるまで頑張ったんだよ?それを迷惑になんて誰も思ったりしないかも」

フレンダ「結局、私だって妹の前でくらい強いお姉ちゃんでいたい訳よ!」

いつもはお調子者とか詰めが甘いとかみんなに言われるけどね、と小さく付け加えてフレンダは笑った。
先行きはどうあれ自分達は生き延びたのだ。あの垣根と会敵した素粒子工学研究所の時のように。と――

御坂「あっ、いたいた」

フレンダ「!」

禁書目録「たんぱつ!」

御坂「探したわよー……ってあんたそれなに?ローラーシューズ?」

禁書目録「えへへへ、ふれめあに貸してもらったんだよ!」

御坂「ふーん……あっ」

そこへ現れたかつての敵を前に、フレンダの顔から笑みが消える。
それは相手も同じだったようで、お見舞い品を手にした御坂美琴もまた立ち止まった。

190 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:22:45.10 ID:n08T35VAO
〜3〜

御坂「………………」

フレンダ「………………」

ハーブガーデンに射し込む光を、空を渡る飛行船が横切り落ちた影の中二人は互いを見交わした。
御坂美琴。絶対能力者進化計画関連施設での防衛戦で切り結んだ常盤台のエースにしてレベル5第三位。
第三次世界大戦後より一年の月日が流れる中、幾度か顔こそ合わせたものの言葉を交わした事はなかった因縁の相手である。しかし

フレンダ「――ありがとう」

御坂「!?」

フレンダ「あんたがフレメアを、私の妹をここまで連れて来てくれたってみんなから聞いた訳よ」

御坂「あっ、いや……あれはたまたまって言うか成り行きって言うか……あ、あの馬鹿を担ぎ込む流れの中って言うか」

フレンダ「あーいーからそーいうのぉ」

フレンダは初めて御坂と対峙した時のように面倒臭そうに手を降った。
それに対し御坂が曰く形容し難い渋面を作ったが、フレンダはそれに構わず続けた。
車椅子の足元を吹き抜ける木枯らしに乗った落ち葉のように飄々と。

フレンダ「あんたの事情とかどーでもいいけど、結果的に私の身内が助かったって事が大事な訳。二度は言わせないでよね?」

御坂「……うん」

インデックスに代わって上条が『竜王の顎』でシルバークロースを下した後駆けつけ……
その上条がフレメアを庇って黒夜の凶弾に倒れた後、インデックスやフレメアを含め三人まとめてこの病院まで連れて来たのだ。
しかし当の御坂本人はと言えば笑顔を作り損ねたような表情でフレンダの謝意を受け取るばかりであった。

御坂「――なら良かった!ねえインデックス。あいつらは?」

禁書目録「いつもの個室(おへや)なんだよ!ねえねえそれ果物?食べていい?」

御坂「わかった……ってこれはダメ!あんたは怪我人でも病人でもないでしょうが」

そして御坂はフレンダから視線を外してローラーシューズに挑戦中のインデックスに話し掛け……
そんな二人のやり取りを見て、フレメアがキョトンとした表情で小首を傾げ

フレメア「ねえねえフレンダお姉ちゃん?あの人、仲間(ともだち)?」

フレンダ「そんな訳ねぇっつの!!」

それに対しフレンダは苦々しい表情でポッキーを噛み砕き、去り行くその背を見送った。

フレンダ「――私にとっては、だけど」

幾許かの嫉妬を込めた、フレメアに良く似た眼差しに剣呑な光と共に――

191 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:23:21.39 ID:n08T35VAO
〜4〜

御坂「はあ……」

まさかあの金髪の身内だっただなんて私だって知らなかったよ、なんて思いながら私は受付を済ませてエレベーターに乗り込む。
ここの病院、四階と九階と十三階がないから五階のボタンね。
そう言えばここの病院にお見舞いに来るのってこれで何回目だろう?

御坂「――こんなに気の重いお見舞いって言うのも記憶にないけどね」

私一人しか乗っていないエレベーターの中で吐き出す大きな溜め息。
あの馬鹿じゃあるまいし、これくらいで逃げるような幸福ならこっちから願い下げよ。
だけど誰も見てないから良いよね?ちょっとくらい。

御坂「毎回毎回お見舞い品かぶらないようにチョイスするのも大概だけど……今回ばかりはお母さんに感謝しなくちゃね」

二階を指し示す点灯から目を移して私はお見舞い品の果物籠を見直す。
アケビとザクロとイチジク、秋の味覚の詰め合わせ。お母さんが実家から送って来てくれたやつ。
佐天さんと初春さんにお裾分けしたけどそれでも捌けないくらい大量に。
黒子はもう随分前からまともに食事してる所を見てない。
非番だって言うのに今朝から出掛けてるみたいだし。

御坂「……そう言えば“あの女”もお母さんと仲良かったっけ?そう言うんじゃないのかな」

三階に移る点灯表示。エレベーターの中の姿見でささっと身嗜みチェック!
さっきの木枯らし一号で髪の毛ちょっと乱れちゃったしね……
短いからこうなるのかな?でもあの女みたいに長く伸ばすのもなんか意識してるみたいでやだし。
やだ、ちょっと心臓ドキドキしてきちゃったじゃない。

チーン!

御坂「………………」

表情を上手く作って、深呼吸して、背筋を伸ばして私はエレベーターを出る。
気分的にはほとんど決闘に向かうお侍さんか、殴り込みに行くような感じ。
それと寮監に叱られに行く時みたいなザワザワした気持ちがプラスされたみたいな……
だけど、私は逃げたくない。あの女からも自分自身の気持ちからも。

コンコン

御坂「――起きてる?」

???「――入りなよ」

ナースステーションを過ぎて辿り着いた個室の前で叩くノック。
心のどこかでその呼び掛けが返って来なければいいのに、って思ったけど――

御坂「……お邪魔するわね」

――向き合わなくちゃいけない。私を敵(ともだち)と呼んでくれたあんたに。

192 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:26:22.13 ID:n08T35VAO
〜5〜

御坂「ひどいケガね……ううん、ひどいなんて言葉で片付けちゃいけないレベルね」

???「別に?目玉抉られた訳でも腕吹き飛ばされた訳でもないし。まあ傷は残るかも知れないけど足も二本ついてるしねえ」

開かれたスライド式ドア。開け放たれた窓辺より秋風を受けて翻る白いカーテン。
二つ並んだベッドの内一つは蛻の殻であり、間に置かれたサイドテーブルにはガラスのポットが湯気を立てていた。
紅茶を淹れていたのか、マリアージュフレールの茶葉が置かれているのが御坂にも見える。そしてそれ以上に

御坂「あんただって一応女の子でしょう?“もっと綺麗な身体であいつに抱かれたかった”って言ってたじゃない」

???「――責任、取ってくれるんだってさ。一生懸けて」

『窒素爆槍』に刺し貫かれた左脇腹、右背面、左鎖骨、右大腿部に巻かれた包帯が痛々しかった。
馥郁たるエスプリ・ド・ノエルの香りに、消毒液と湿布の匂いが入り混じる。
御坂は自分に対して行われた挑発さえ常のように煽り返す事が出来なかった。女として傷物にされたに等しいその姿に対して。

???「そんな顔すんなよ。やられたのは私であってあんたじゃない。自分の傷でもないのにそんな痛そうな顔されるほど、テメエと私は仲良かったか?御坂」

御坂「相変わらずの憎まれ口ね。けどそういうのは震える手をどうにかしてからにすれば?」

???「!」

御坂「ほら貸しなさいよ!怪我人のクセに」

手にしていたバスケットを置き、代わりに痛みに震えていた手からガラスのポットを奪い、カップに注ぐ。

御坂「確かに私はあんたの言う通り、私達は仲良くなんてなれっこないかも知れない。今までもそうだったし、これからもそうかも知れない」

空になったベッドにいたであろう御坂が懸想した少年、上条当麻がいつか語っていたのを思い出す。
『あいつ、紅茶淹れんのすげー上手いんだ。俺あんな美味い紅茶飲んだ事ねえよ』と。
御坂は知っている。痛みに震えるその手が命を奪って来た事も、上条を守って来た事も、料理を作り出す事も。

御坂「だけどあの時、私を名前で……“美琴”って呼んでくれたじゃない。私の事、“友達”だって言ってくれたじゃない」

――そして、その手が決して自分と結ばれる事もないであろうと。

193 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:26:48.61 ID:n08T35VAO
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
麦野「――さあ?記憶喪失にかかっちゃって全然覚えてないにゃーん?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
194 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:27:23.99 ID:n08T35VAO
〜6〜

上条「………………」

浜面「どうした?」

上条「――いや、何でもねえ。行こうぜ。一方通行が待ってる」

包帯を巻かれた手をかけようとしたスライドドアの向こう側より聞こえて来た声音に――
上条当麻は微苦笑を浮かべて思いとどまった。背中にかけて引きつる術後の熱を孕んだ傷を庇うようにゆっくり踵を返して。

浜面「ああ、そろそろ行かねえとマズいな……アイツはともかく、お前の知り合いの方は五月蝿そうだ」

引き返す廊下、乗り込むエレベーター。五階を指し示す点灯が浜面仕上の手により一階に映る。
後から乗り込んで来る上条もまた点滴台を引きずりながら表示を見上げ、嘆息する。

上条「上条さんだって二度も三度も蹴飛ばされたくありませんの事ですよ」

みるみるうちに階を下り、追い掛けるランプが一階にて消え、エレベーターが開く。
向かう先は院内にあるラウンジ。危なげなく進める足の向く先。そこには――

一方通行「遅ェぞ、三下ァ」

上条「悪い悪い……」

ハーブガーデンを一望出来る硝子張りのサロンの窓際席。
そこには初冬の日差しを浴びて白く輝くホワイトヘアーの少年……
学園都市最強の能力者、一方通行(アクセラレータ)がダッチコーヒーを頬杖を突きながら啜り――

???「なに!?シンデレラがないとはどういう事だ!マーク!マァァァァァァァァァァーク!!」

マーク「はっ」

???「パントリーを借りて来い。なければ作ればいいんだ」

上条「……本当に悪かった」

一方通行「――全くだ」

浜面「(なんかこのちんちくりん、アイテムの連中と同じ匂いがする)」

???「聞こえているぞ誰がちんちくりんだと?それから五分の遅刻だ」

浜面「げっ」

四人掛けの円卓、一方通行の差し向かいにて腕と足を組む少女が傍らに控えていた黒服の青年に呼び掛ける。
黒鍵と白鍵を模したような服に身を包み、一方通行を、浜面を、そして最後に上条を見やり――

???「まあいい。バケツを持たせて廊下に立たせる時間さえ惜しい。さっそく講義と行こうか?科学で無知な子供達」

墓標のように聳え立つ風車、墓石のように並び立つビル、雪待月の空より降り注ぐ陽光を浴びて輝く金糸の髪をかきあげて―― 
 
 
 
 
レイヴィニア「――――ようこそ、新世界へ――――」
 
 
 
 
 
魔術結社『明け色の陽射し』を束ねし少女、レイヴィニア=バードウェイが笑った。

195 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:27:50.16 ID:n08T35VAO
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
聖約・とある星座の偽善使い:第壱話「ICON OF SIN」 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
196 :聖約・とある星座の偽善使い [saga]:2011/11/20(日) 13:28:17.38 ID:n08T35VAO
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
――――――科学と魔術が交差する時、物語は始まる――――――
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東) [sage]:2011/11/20(日) 13:30:36.06 ID:n08T35VAO
投下終了です。ありがとうございました。
練習が本番になれるようにいつかまた書いてみたいです。では失礼します。
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(高知県) [sage]:2011/11/20(日) 13:32:24.29 ID:PPPP2NBlo
相変わらずブランド物好きだなww
たぶんここにいる奴らはそんなの知らないのばっかりだぞwwwwww
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 13:35:11.68 ID:RDu1okfAO
まあ正直どや顔でブランド語られても困るな…

興醒めする
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(兵庫県) [sage]:2011/11/20(日) 14:25:59.09 ID:7LepGwiio
どーせフェイク名出されても判断できないんだから、そういう雰囲気だとだけ理解しときゃいいのよ。
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 14:37:07.50 ID:NeCKl1vFo
>>200
「うむうむ……そのトップスはファッションセンターしましまか!
 チョーカーはヘブンキャンセラーオリジナル! どれどれ杖も見ておこうか」

って感じに考えておけばいいわけか、なるほど
乙でした



んで、ちょっと聞きたいんだが
昔ここで投下した小ネタの台詞とか設定を、現行でスレ立てて書いてる作品に流用したいとするじゃない

酉とかつけてなかったんだが、どうすればいいかな
前書きに断っとけばOKだろうか、やめといたほうが無難かな
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage ]:2011/11/20(日) 14:47:45.02 ID:rVRKhmpM0
困る奴はいない。出したいなら出せば良い
わかる奴はわかるし、わからん奴はわからん
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/20(日) 15:00:35.62 ID:0+QmhAfAO
わしはブランド名出されてもそこまで拒否反応出ないがな。

乙でした!
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 15:43:40.82 ID:22pb2usB0


くまさんみたいなオジサンで淫乱テディベアを思い出した

ブランド名を出すのは別にいいんじゃない?
ただ不自然に多用すると成金が全身金ピカにしてるみたいな感じがするからから、さらっと自然に出すのが格好いいと思う

それと1レス2レスの短編はともかく、それなりに量のあるスピンオフや続き物だから本編のURLはっといた方がよかったかも
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/20(日) 15:44:31.55 ID:jZCUdv8no
>>201
自分で書いたものならいいんじゃないかな
「以前、総合で投下したネタを再利用」とか「ふくらませました」とか言っておけばいい
文章のクセとかレベルで、書いた本人かどうかはなんとなくわかるもんだし
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/20(日) 16:10:34.96 ID:jZCUdv8no
ブランド名うんぬんは絶対ダメとは言わない
そういうものを愛用するキャラだ、という雰囲気づけにもなるし

ただ、ちょっと多用しすぎでバブルの頃のトレンディ()くささが出ちゃってる気がする
あの当時にオサレと言われてた小説やエッセイをブクオフで見てみたら
車で迎えに来ただけのシーンで、今なら「シルバーの4WD」程度の描写で済ますところを
「クラクションを鳴らしたのは、シルバーのW463。メルセデス・ベンツが誇るオフロード仕様の〜エンジン音が〜」と続いたり
やたらブランドものトークが多くて半笑いしか出なかった

絵にも流行があって、今時ワカメ影つけてると古臭くて馬鹿にされるけど
文章にも流行とか時代性が出るポイントがあるんだと思う
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 16:32:28.88 ID:RDu1okfAO
作者がミリオタだったりすると延々銃器のスペック羅列したりな

あれは様式美だったりするのかね?自分はちょっと引く
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 16:48:53.58 ID:B2DxxOCDO
わかれば面白いんだろうけど、大抵は興味ないことだからなぁ
飛ばして読むか読む気が削がれるか
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage]:2011/11/20(日) 17:06:05.13 ID:rJqC+V+AO
絶対等速の放った鉄球を一方さん反射できるよな?

絶対等速が決めた方向のベクトルをひっくり返すだけだし
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/20(日) 17:13:28.17 ID:R5rlw1xHo
実際描写ない部分は正直どうなるか分からないだろう
ssは自分の世界で、法則は自分で決められるんだから、テキトーに屁理屈こねて好きにすりゃ良いさ
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 17:15:34.45 ID:22pb2usB0
>>209
高レベルは銀行強盗なんかしなくても十分遊ぶ金があるし
レベルって希少性もかなり重要視されるから
比較的低レベルの念動力とかの珍しくない能力なんじゃないかな?
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(千葉県) [sage]:2011/11/20(日) 17:25:39.48 ID:dIlImMvco
一方さんの能力が効かない相手は能力者の中には居ないんじゃね
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/20(日) 17:46:15.64 ID:Ijm9D/xeo
昔どっかで議論になったけど、そもそも禁書世界の超能力ってのはすべてAIM拡散力場ってのが基盤になってて、
力場ベクトルが全能力で影響してるわけだから一通さんが最強なわけだしね
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(兵庫県) [sage]:2011/11/20(日) 17:49:10.45 ID:7LepGwiio
そして真の最強は覚醒滝壺さんだと。
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 17:51:13.59 ID:RDu1okfAO
なんのなんの、覚醒上条さんがいるぜ
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/20(日) 18:05:56.23 ID:R5rlw1xHo
能力に頼ってる連中など二流も良いところ
聖人設定無くなろうとも鋼の肉体で活躍してくれるであろうアックアさんが最強なのである
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 18:21:02.64 ID:w0n+r9hUo
聖人の力使えないと黄泉川とか寮監とかその辺の常識的なクラスなんじゃないんだろうか
あと霊装重くて持てなそうだよね
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(千葉県) [sage]:2011/11/20(日) 18:21:24.88 ID:axfW2i8Eo
つまりアックアを倒した五和が最強という事なのよな
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 18:40:41.06 ID:gnHBQdqho
それより寮監が常識的な強さなのか小一時間(ry
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/20(日) 20:11:13.25 ID:2Ze2yk2h0
一応魔術の腕は健在のはずなので
水系魔術師として活躍してくれる筈である
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 20:57:13.27 ID:NeCKl1vF0
>>202 >>205 感謝!

アックアさんの今後に期待
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/20(日) 20:58:10.58 ID:Ls5y+Y5m0
星座の偽善使いの最新…だと…?
純粋にブラックな純愛麦のんイイヨイイヨー

>>175
まだ中盤で30レスなんだぜ…orz
出来るだけ削りまくって書きなおすか…

>>176
多分ギャグに分類
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 21:29:41.26 ID:B2DxxOCDO
>>222頑張れ応援してる
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 21:51:07.51 ID:7JFqcogSO
>>217
level5になっても超電磁砲以下はまだ弱い方なのかww

アックアさん原作でもう大剣持てないって書いてあったような気がする
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/21(月) 17:38:21.07 ID:BgCf/higo
聖人って赤ん坊の時におぎゃあとかいって動いて衝撃波でたりしないんですかね
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/21(月) 17:44:34.99 ID:BgCf/higo
wikiみたら
>魔術の知識を知らない赤ん坊の頃からその力を安定させる手段を知っており、
>無意識に実践しているようだ。
って書いてあったごめんね
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/21(月) 18:59:21.50 ID:0WRvhFxK0
そうじゃなかったらおっぱい吸われた母親がしんでしまうww

聖人の親ってのはどういうあれなのかな
神の子授かったマリアさんみたいな立ち位置なんかね、しんどそうだな
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/22(火) 15:28:22.87 ID:wnpq4QSf0
>>225-227

上条「聖人の子供って聖人なのか?」

神裂「は、はぁ?」

上条「俺の右手が触れてる状態で受精したらどうなんの?」

神裂「か、上条当麻、貴方は何を―――」

上条「聖人の×××ってやっぱ絞まりがいいの?ちょっと試させてくれよ」

神裂「えっ?ちょっ……あっ――――


何故かこんな感じの事を思いついた
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/22(火) 19:30:10.77 ID:v3+H0hmr0
ゲス条さんwwwwww
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/22(火) 22:40:05.49 ID:nAb+zwG8o
やぁ、ちょっと数レスばかり借りるよん
季節はずれのハロウィンネタだぜい
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/22(火) 22:40:36.46 ID:nAb+zwG8o

番外個体「ねぇねぇ第一位」

一方通行「あァ?」

番外個体「デッド・オア・アライブ!」

一方通行「……はァ?」

番外個体「だから、デッド・オア・アライブだってば」

一方通行「いや、何が?」

番外個体「え、あれ?」

一方通行「うン?」

番外個体「わかんない?デッド・オア・アライブ」

一方通行「サッパリわかンねェ、いきなりどォしたンだオマエ」

番外個体「あっれー?死んだ芳川に聞いたんだけどなー」

一方通行「いやいや芳川死ンでねェだろ、今朝も『働かずに食べる御飯が美味しいわ』とかほざいてたじゃねェか」

番外個体「確固たる目的も夢もなく、ただ諾々と消耗するだけの人生なんて死んでるも同然じゃないかな?」
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/22(火) 22:41:03.57 ID:nAb+zwG8o

一方通行「それ面と向かって言ってやれ、ちったァ働く気になるかも知れねェぞ」

番外個体「この前言ってみたけど何も変わらなかったみたいだね」

一方通行「言ったのかよ、そして変わらなかったのかよ、あの馬鹿筋金入りだな……
      ンで、死ンだ芳川から何聞いたンだオマエは?デッド・オア・アライブ?」

番外個体「そうそう、死んだ芳川が言うには特定の日にデッド・オア・アライブって言うと
      お菓子が貰えるらしいんだけど、第一位は知らないの?」

一方通行「お菓子が貰える?デッド・オア・アライブ?……あァ、もしかしてハロウィンか?」

番外個体「あぁそうだ、それ、ハロウィン?何だ知ってるじゃん。
      意地が悪いなぁ第一位は、そんなだからモヤシなんだよ」

一方通行「………色々つっこみてェところがあンだが、まずどっからつっこむべきなンだこれ」ハァ

番外個体「ミサカにつっこめる穴なんて三箇所くらいしかないと思うけど」

一方通行「別に穴につっこみてェわけじゃねェよ、死ね」

番外個体「これだから不能は!」

一方通行「黙ってろクソビッチが」
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/22(火) 22:41:35.89 ID:nAb+zwG8o

番外個体「はいはい、それで不能の第一位はどこにつっこみたいわけ?」

一方通行「一々不能を強調するンじゃねェ、つーか不能じゃねェ。
      いいか、まずデッド・オア・アライブじゃなくてトリック・オア・トリートだ」

番外個体「似たようなもんじゃん」

一方通行「全然違ェだろ、『生死問わず』って言いながら菓子要求するなンざもはや脅迫じゃねェか」

番外個体「うーん、そう言われると確かにお菓子をねだるにしては脅しが効きすぎてるかな?
      それで、トリック・オア・トリートってのはどんな意味なのさ?」

一方通行「あァー……確か、お菓子を寄越さなきゃイタズラすンぞ、みたいな感じだったか」

番外個体「結局脅しじゃん」

一方通行「ン、まァ……そォだな……」

番外個体「まぁいいや、それじゃ改めて……第一位、トリック・オア・トリートだよ」

一方通行「オーケー番外個体、今日が何月何日かわかるかァ?」

番外個体「え?」
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/22(火) 22:42:02.59 ID:nAb+zwG8o

一方通行「ハロウィンってのは10月31日限定のイベントなンだよ、とっくに過ぎてンだろォが」

番外個体「あーそうなんだ?まぁいいじゃん、ミサカお菓子食べたいなー」チラッ

一方通行「ンな期待するよォな目で見られてもなァ……そもそも俺が菓子なンぞ持ってると思ってンのか?」

番外個体「プリッツみたいな体型してる癖にお菓子の一つも持ってないわけ?
      あなたって本当に使えないよね、もう第一位の序列返上しなよ」

一方通行「オマエ、マジで俺の事舐め腐ってンな?張っ倒すぞコラ」

番外個体「……あれ、そう言えばお菓子貰えないって事はミサカはあなたにイタズラしてもいいって事なのかな?」

一方通行「だから今日はハロウィンじゃねェつってンだろ、聞け」

番外個体「さてどんなイタズラしてやろうかなー。ミサカの期待を裏切ったんだから
      とびっきりどぎついイタズラされても文句は言えないよね?」

一方通行「本当に全く俺の話聞かねェなオマエは……
      チッ、ちょっと待ってろ何か探してやっから」ゴソゴソ

番外個体「別に無理しなくてもいいよ?むしろお菓子よりイタズラやりたいし」

一方通行「ふざけろ、誰がオマエのイタズラなンざ受けてやるか。
      っとォ、確かこの辺に芳川が隠してた茶菓子が……」ガサガサ
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/22(火) 22:42:29.15 ID:nAb+zwG8o

番外個体「故人の私物を勝手に他人に渡そうだなんて、あなたって本当に外道だよね」

一方通行「だから芳川は死ンでねェだろ……ン、これでいいか……ほらよ」ヒョイ

番外個体「何々?……え、これって………」

一方通行「酢昆布だ」

番外個体「えー………」エー

一方通行「ンだよ?」

番外個体「いや、これはお菓子ではないんじゃないかな?」

一方通行「あァ?ちゃンとパッケージに『駄菓子』って書いてンだろ」

番外個体「いやでも、ねぇ?普通もっとこう、チョコレートとかクッキーとかそういうの期待するよね?
      て言うか女の子にお菓子ねだられて酢昆布渡すのはどうかと思うよ?
      少しくらい乙女心ってものを理解する努力をしてくれないかな」

一方通行「努力したところで、ンな女の気分でコロコロ変わるよォなモン理解出来るわけねェだろ」ペッ

番外個体「あぁうん、コミュ障の童貞だしねあなた」

一方通行「コミュ障はオマエだアホ。つか他に菓子見当たらねェしな、いらねェなら返せ」
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/22(火) 22:42:57.24 ID:nAb+zwG8o

番外個体「芳川は一体何考えて酢昆布しか置いてないのさ……
      まぁせっかくだから貰っとくけど、それより童貞は否定しないんだ?」ガサガサ

一方通行「うっせェボケ、黙って酢昆布しゃぶってろ」

番外個体「言われなくてもそうするよ。んー、甘じょっぱい……」モソモソ

一方通行「そォか、そいつは良かったなァ」

番外個体「いや何がいいのかはわからないけど。とりあえずご馳走様」ケフ


一方通行「ン、食い尽くしたか。それじゃ俺から一ついいか?」

番外個体「え、何さ?」

一方通行「トリック・オア・トリート」ニタァ

番外個体「なっ、み、ミサカが酢昆布を食べ尽くしたタイミングを狙って!?」

一方通行「ククク、どォした番外固体、お菓子くれなきゃイタズラしちまうぜェ?」ニタニタ

番外個体「ぐぅ、流石の外道っぷりだね第一位……参ったなぁ、ミサカお菓子なんて持ってないよ……」
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/22(火) 22:43:23.28 ID:nAb+zwG8o

一方通行「あァー、そいつは残念だ。心苦しいが、菓子が貰えない以上、
      俺はオマエにイタズラしなきゃならねェらしいなァ」

番外個体「全く油断してたよ……ね、ねぇ第一位、イタズラする前に一ついいかな?」

一方通行「あァ?」


番外個体「………優しくしてね?」

一方通行「お、おォ……」





打ち止め「ペッ」
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [saga]:2011/11/22(火) 22:43:53.68 ID:nAb+zwG8o
むしゃくしゃしてやった
番外通行ならなんでもよかった
今は反省している
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/22(火) 23:04:17.56 ID:K+al0oKlo
乙!
さあ悪戯本編を書いてもらおうか!

トリック・オア・投下!
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/22(火) 23:05:11.53 ID:zxE4Uk1oo
打ち止めェ……ww
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/22(火) 23:51:51.81 ID:UjlZzFQEo
会話のドッジボールが愉快に軽快だねおい
楽しかったわ乙ー
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(三重県) [sage]:2011/11/22(火) 23:53:26.95 ID:tJuOS3y/0
反省している?よし、罰としてもっとむしゃくしゃしなさい!
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/23(水) 09:55:42.98 ID:ZqZ1EXzXo
最後の打ち止めで吹いた
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) [sage]:2011/11/23(水) 14:32:44.99 ID:RXpoM/kAO
乙ww
打ち止めwwwwww
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/23(水) 14:46:58.43 ID:mbhX0OfH0
数レスもらう [たぬき]とのクロス 
[たぬき]知らない人は青色の狸で未来から来たと思ってくれ
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/11/23(水) 14:47:29.14 ID:mbhX0OfH0
上条「なんです? インデックスさん。ついに脳が虫に食べられちゃいましたか?」

イン「むー。とうま! いくらなんでもその言い草はないかも」

上条「じゃあ、お馬鹿」

イン「うぐぐぐ……。まぁ、表現がゆるいから心のひろーい私はし・か・た・な・く許してあげるんだよ」

上条「ハイハイ。それでその黒焦げた機械を拾おうとする理由は?」

イン「神秘的だから」

上条「ふざけんな! お前が珍しく機械に興味を持ったかと思えば、今時珍しい手動ゴミ捨て場にぽっつり捨ててある非効率人間型ロボットで、塗装がはがれきった金属に対して神秘的だぁ!?」

イン「とーまと−ま、ここに番号が書いてあるんだよ」

上条「……はぁ。どこだよ」
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/11/23(水) 14:47:55.69 ID:mbhX0OfH0
イン「肩の所に『MS-903』って」

上条「確かにってつっめてぇ! これ金属かよ?! 夏場で日ががんがん当たってのにヒンヤリしてやがる!」

イン「ねぇとう」

上条「無茶だからな! こんなの持って帰って上条さんにどうしろって言うんでせうか!」

イン「ぐるるるるる」

上条「むーりーでーす。ほら、サッサと帰るぞアイスが溶けちまう」トコトコ

イン「うぅー。ごめんねロボットさん」トコトコ

上条「ん〜? なにかつっかかるな……」クル

上条「(そういや、塗装が残らないぐらい放置されてるのに錆が見当たらない……。そんな素材学園都市にあったっけか?)」
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/11/23(水) 14:48:33.71 ID:mbhX0OfH0
浜面「B級映画三連続だぜイエェイー!!」

絹旗「……」

浜面「なんでお前が引くんだよ! 普通『超イエェーイ!』返すところだろうが!」

絹旗「いや、ありえませんし。大体いつもはしぶしぶの癖になんで今日は機嫌が良いんですか」

浜面「……滝壺と喧嘩しまして」

絹旗「うわわ、超可愛い女の子とデートしてるくせに他の女の話ですか」

浜面「どうしててめぇに気をつかわなならんのじゃ。とりあえず仲直りの印にとウサギの人形プレゼントしたらだな」


滝壺『はまづら。嬉しいけど今日は帰ってこないでほしい』


浜面「とまぁ、こんな感じに空元気発動中と」
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/11/23(水) 14:49:02.98 ID:mbhX0OfH0
絹旗「おおかた鼻血でも超出してたんじゃないですか?」

浜面「……ふ」

絹旗「きもいぃ!」

浜面「うるせぇっと」ドン

警察官(P)「おっと失礼」

浜面「いえ、大丈夫っすよ。そっちは問題ないですか?」

警察官(P)「あぁ、すまないね色々急いでて。それじゃ」タタタタ

浜面「あ、はい」

浜面「絹旗」

絹旗「えぇ、『外』の警察官でしょう」

浜面「初めて生で見たよ、制服」

浜面「制帽にPって書いてあるんだな」
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/11/23(水) 14:49:29.66 ID:mbhX0OfH0
☆「科学とは現実染みた非現実だ」

☆「かつて私が魔術師としてこの世に存在していた頃、とあるポケットのようなの物を見つけた」

☆「それは周りの風景に溶け込むように白く白く、無造作に地面に捨ててあった」

☆「置いてあったのかもしれないがな」

☆「驚く事に無心のままそれを拾い上げた私は、躊躇うことなく中へ手を忍ばせたのだ」

☆「通常なら手首まで入れれば底に触れられるであろうのに、ポケットはどこまでどこまでも終わりを感じさせない」

☆「気味が悪くなり手を引っこ抜くと、変な表紙をした日記が一緒に飛び出した」

☆「そこから、私にも色々な葛藤があったが日記を読むことに終着した」

☆「しかし、なにも書いてなく拍子抜けしたものだ」

☆「ポッケは洗濯したさ、汚かったからね」
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/11/23(水) 14:50:29.38 ID:mbhX0OfH0
☆「である日、その日記に適当な事を書いたんだ『法の書の解読法が無くなった』と」

☆「そしたらだ、書いた私でさえ解読法が分からなくなったんだ」

☆「もちろん忘れたとかではない。頭からすっかり抜け落ちたように分からなくなった」

☆「そしてくるのが恐怖と好奇心と探究心。色々調べたよ」

☆「結果その日記は、黄金練成(アルス=マグナ)の劣化……いや、最適化だった」

☆「俄然興味がでた私は一心不乱でポケットを調べた」

☆「数日後。ポケットからとんでもない物を見つける」

☆「『未来デパート 最新メニュー 今ならお買い得だよ』」

☆「ただのチラシ」
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/11/23(水) 14:50:55.14 ID:mbhX0OfH0
☆「そう、何の変哲もないチラシだったが。『未来科学』と刻まれたそれは」

☆「魔術師としての今までを否定した」

☆「相容れないはずの科学で、不可能とされた黄金練成(アルス=マグナ)がちっぽけな日記で完成していた」

☆「科学は魔術をいとも簡単に超えていた」

☆「現実(科学)は非現実(魔術)より非現実染みていた」


☆「ここで私は人生最後の目的を決定させた」


☆「科学と魔術の境界線を知ろうと」


☆「そして今まもなく、世界を時間を巻き込み全てが」

☆「……科学と魔術が交差する時、物語は始まる!」
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/23(水) 14:53:14.25 ID:mbhX0OfH0
終わり
後悔はしてないが公開はしている
[たぬき]の秘密道具はあらかじめ日記が最強
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/23(水) 15:18:38.83 ID:ZqZ1EXzXo
もしもボックスも最強クラスだろ
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/23(水) 15:28:44.34 ID:aQ1B++em0
未来デパートがあるのに誰かが世界が征服できていないのはおかしい
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/23(水) 16:55:45.43 ID:DyimSAOko
未来には一週間毎に未来道具の効果をリセットする装置があるんだよ
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/23(水) 18:29:59.72 ID:ahh3we+SO
コピーロボットで絹旗ちゃんのコピーを作ってぐふふふ
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/23(水) 21:53:40.29 ID:aQ1B++em0
娘ネタで13レスもらいます

・時系列は原作前後
・オリキャラ注意
・ツッコミどころ満載
259 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 21:54:54.93 ID:aQ1B++em0
上条「土御門に「セブンスミストの前に早く来てくれ」って電話があったから急いで来たが……どこにいるんだ?」

「パパ!」
「おとうさん!」

上条「?」

「パパ!会いたかったよ!」ギュー
「おとうさん、だっこして」ギュー

上条「えっ?ぱ…ぱ?おとう……さん?」

「パパ?」「おとうさん?」

上条「」

え?………え?……………えええええええええええええええええええええええええ!!!!???パパ!?お父さん!?誰が!?俺が!?上条さんが!?
これってまさかアレですか?「昔の女が勝手に産んだ子供が向こうの都合で父親である男に送りつける」ってドラマでありそうな展開!?
上条さんにこれまでそんな相手が居たわけが……って記憶がないんだった!!!!つまり過去にそんなカンケイだった女性が居たの!?
今まで「そういう関係だった」って自己申告してくる子が居なかったからてっきり自分はDTだと思ってたけどまさか子作りまで済ませてたのか過去の俺!!?
この2人は見たところ3、4歳だから…10歳くらいの時に出来た子供!?ショタなのにヤっちゃったの!?というか相手は!?妊娠したって事はおねショタなの!?
俺って精通早めだったんだな…って違う!!そういう事じゃない!とととととにかくこの2人の母親を……2人ともよく似てるし双子?髪は明るめの茶髪……
あ、でもよく見るとちょっと違うところもあるんだな。右の子は釣り目でちょっと気が強そうだな…あとアホ毛がピコピコしてる。どっかで見た事あるような…?
左の子はたれ目がちで俺、というか母さんに似てるかな?アホ毛の代わりに髪がひと束ツンと立ってて…「父さん、妖気です!」って違う!!
…わかった!これは能力者の悪戯か!立体映像とか風斬みたいな!体温や触感まで再現してるなんかすげぇリアルだなー。ドッキリのためにここまで凝るか普通?
よく考えたら上条さんにそんなカンケイだった女性が居るわけないし、うん。言ってて悲しいけどNE!HAHAHAHA…HAHA…HA……HAHA…は……ハ…
右側の子に右手当たってるよ……つまりこの女の子(双子)は幻想じゃない!!!!あ…体温も触感もよく考えたら…こ の 子 た ち は 幻想 じ ゃ な い?

土御門「おーい2人とも、いきなり走り出したら危ないにゃー…って―――」

にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?足もとの幼女×2が上条さんを見てる?
親友の土御門が俺を見てるぞ!通行人が上条さんを見てるぞ!!!警邏中の警備員が怪しむような眼で俺を見てる!!

土御門「カミやん?」

上条「養育費親権イギリスのアニェーゼへ届け母子手帳両親へ連絡退学進路食費責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任」ブツブツブツブツ…

「パパー?」「なんか言ってるね」

土御門「しっかりしろカミやん!これは魔術だ!」

上条「結婚してくださ――――……魔術?」
260 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 21:55:55.20 ID:aQ1B++em0
「パパけっこんするの?」「わたしとだね」
「あたしとでしょ?」「ちがうよわたしだよ」

土御門「ああ、未来の可能性の世界から任意の人物を召喚する魔術だ」

上条「つまり俺の太股に抱きついているこの2人の幼女は……」

「パパなんだかわかくない?」「でもかっこいいのはかわらないね」

土御門「そうだにゃー。『IFの世界から』強制召喚された『カミやんの娘(予定)』だぜい」

上条「召喚?娘?わけがわからないから産業で」

土御門「お
    の
    れ魔術師!」

上条「把握した」

「おのれまじゅつし!」「そげぶ!」

上条「それにしても微妙に自分に似てる子供から『パパ』『お父さん』と呼ばれる恐怖は凄まじいな…」

土御門「おんやー?カミやん、心当たりでもあるのかにゃー?」ニヤニヤ

上条「そンなことあるわけねェだろォが!!!」

土御門「落ち着くんだぜい」

「あーくんみたい」「にてるね」
261 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 21:56:52.75 ID:aQ1B++em0

上条「ヒッヒッフー……よし、もう大丈夫だ。でも魔術だとしても右手で触っても消えないぞ?」ナデナデ

「んふふふー」「あーわたしもー」

土御門「召喚は魔術だがその子たちは数多(※木原ではない)の未来の1つから実際に呼び出された『現実』だからだぜい」

上条「じゃあ俺は将来結婚してこの子たちの父親になるのか」ナデナデ ナデナデ

「「んふふふー♪」」ニコニコ

土御門「そうとも言えないんだにゃー…「数多(※木原(ry)の未来の1つ」って言っただろ?」

上条「……つまり可能性であって確定した未来じゃないと?」

土御門「その通りだぜい。だからカミやんは将来この子たちの親になるかもしれないし、ならないかもしれない」

上条「なんか複雑だな……それで俺はどうしたらいい?」

土御門「それは……メシを食いながら説明するぜい。ファミレスでいいかにゃー?」

上条「そうだな。よし、2人ともいくぞー」

「パパおててつないでー」
「わたしもー」

上条「はいはい」ギュッギュッ

「わーい」「えへへー」

土御門(やっぱりロリこそ至高だnyゲフンゲフン、ほほえましいぜい)

「おとうさんなにたべるのー?」
「うーん、何にしようかな?」
「パパいつものにするの?」
「いつもの…?えっと今日は違うのにしようかなー…」

ワイワイキャッキャウフフ

土御門(両手にロリ…)ゴクリ…
262 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 21:58:03.76 ID:aQ1B++em0

     〜ファミレスに着きました〜

上条「―――と、ドリンクバー4つ。以上で」

ファミレス店員「かしこまりました」スタスタ

上条「で、俺は何をしたらいいんだ?」

土御門「カミやんにはこの子達の護衛、というか保護してほしい」

上条「保護?それだけか?」

「けっきょくいつものだったねー」「おとうさんはがいしょくだとこればっかりだからね」

土御門「2人は敵対してる魔術結社に幻想殺しの人質として召喚され、対幻想殺し戦に利用されようとしていた」

上条「人質!?それじゃこの子たちは危険なんじゃ――」

土御門「それは解決したんだにゃー。この魔術が発動してすぐに魔術結社は壊滅、そしてこの子達を保護したんだが…」

上条「2人は元の世界に戻れない、か…」

「パパさっきからむずかしいおはなしばっかりだねー」「ねー」

土御門「正解だにゃー。実はさっき禁書目録の所にステイルを向かわせて術が発動した現地で解決法を探してもらおうとしてるんだが」

上条「その方法が見つかるまで俺の所で預かる、というわけか」

「つちみかどおじちゃんもなんだかわかくない?」「そうだね」

土御門「お願いできないかにゃー?」(おじちゃん…)

上条「確定してないとはいえこの子達の父親は俺なんだろ?それならこの子達のためにもいいだろうけど……
   でも何故上条さんの所でなんだ?別にそっちの寮とかでも――」

「パパにはあえたけどママはどこにいるのかな?」「おかあさんだいじょうぶかな?」

土御門「それはこの魔術が厄介だからなんだぜい。何回も言うようだがこのカミやんの娘は『不確定の未来』から来た『不確定な存在』だ」

上条「つまり…どういうことだってばよ?」
263 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 21:59:07.52 ID:aQ1B++em0


土御門「説明するにはこの魔術の解説も必要だな……
    いいか、これはそもそもこの術式は人質を確保するために作られたものじゃない
    本来術者に有用な情報を持った人物を召喚してそれを吐かせる―――結果『未来を有利に変える』ための術だ
    だが強力すぎる故に欠陥だらけでな、術自体の構築、無限に分裂する時間軸と人物の指定が『難解』なんてレベルを超越してる
    更に時間の操作という神への冒涜に等しい行為故にリスクも莫大、しかも術式を作った流派が極小の組織の亜流という特殊中の特殊
    故に知名度が低すぎる上に使えない不要で未完成の魔術…だったんだが……モノズキな魔術師が秘密裏に研究を進めていてな
    術式自体の補強に別の術式を用いた外的補強を重ね、1つの術式として何年もかけて完成させた、がまだ完全な実用レベルではなかった
    そこで召喚対象を『どの時間軸でもいい』『幻想殺しの子』と曖昧なまま指定することによって無作為にこの2人を召喚させたんだ
    おかげで情報を持たないロリ…ゴホン、幼い対象を、しかも双子セットで「ちがうよ」召喚してしまったんだろうな
    人質にしても情報のためでも1人で十分だからにゃー?個人的にはツインロリを見れてまんぞkゲフン!オホン!ゴッホン!!……とまぁ…
    禁書目録の魔道書図書館にも断片的にしか載っていないようなマイナーな魔術、というわけだにゃー
    変則的な術式、変則的な術の発動と使用用途。まさかこんな使い方をされるとは思わなかった、というのが本音なんだぜい
    ちょっと話がずれたな。で、術の効果は本来『未来を変えるため』。つまり確定した未来、決まった集束をする時間軸ではいけない
    だから未確定な余地を残した時間軸、ここからは科学の域だから説明を省くが、改変できるだけの『不確定』な未来…
    運命石の扉…あー…青ピなら分かりそうなんだが…まぁいい。とにかくその子たちは『存在自体が不安定』なんですたい。
    例えばこの2人が「3年後学園都市が崩壊する」と情報を漏らす。するとそれを阻止しようと誰かが動く。
    その結果崩壊が阻止されるかもしれないし、崩壊が5年後になるかもしれない。そこで確定していた未来の道筋が狂い『改変』が起こる
    そしてこの世界のバランスが崩れると何が起こるかも予想できない。何が起こるか、は正確には不明なんだが…
    大きな現象を改変する程大きな影響が出ると予想されていてな、おそらく御使堕しクラスの世界を巻き込んだ影響が出る
    さらにこの2人は未来とリンクしていて、現在この子達が生まれる『フラグ』自体が消えてしまうと消滅してしまう
    父親か母親の死亡、もしくは両親が結ばれない、フラグが完全にブチ折れた状態になったりだな
    この消滅自体は現代に影響は出ないが、もしこの子達の居る未来へ進んだとするとある一定の時期が来ると2人は消えてしまう
    これは父親であるカミやんも良しとしないだろうから、ちゃんと未来へ帰してやろうという結論に至った
    現状で『改変』や『消滅』の原因となる要素も分かっていないから解決法が見つかるまでとりあえず『現状維持』といったところだな
    しかしこの2人が現代の、この世界にどんな影響を与えるか。
    そして『改変』が起こった場合、この2人自身にどういった変化が出てしまうかどうかも不明だ。全く予想が出来ない
    最悪の場合、世界的な『改変』、つまりタイムパラドックスで時空が歪んで国家クラスの規模で消滅、大損害が発生してしまう可能性もある
    そして必要悪の教会に預けられない理由として、組織内にカミやんの知り合いが多いからだにゃー
    さっきも言った通り『改変』や『消滅』の原因となる要素は不明な上、何気ない会話に含まれる情報がトリガーになってしまう
    つまり何かしらの『改変』を引き起こしてしまう可能性が非常に高い。意図的では無くてもな
    かと言って外部の組織に預けるなんて悪用される可能性が爆発的に高まる。言いたくないが誘拐とか暗殺も起こりうる
    だから父親という現段階で『改変』の中に含まれていて、『改変』を起こす可能性が低いカミやんの所で〜というわけだにゃー
    2人が父と母に会わせろと騒いで仕事にならなかった部分も大きい要因なんだがな」




土御門「とまぁそういうわけだ……分かってくれたか?」ハァ…ハァ…

上条「なるほどわからん」キリッ

264 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 22:00:00.32 ID:aQ1B++em0


上条「おちつけ土御門!ときにおちつけ!」

土御門「いいぜ!カミやんが話を理解出来ないなら…そのふざけた顔面をブチ殴る!」ギリギリ

「おじちゃんこわい……」プルプル…
「ふぇ……」ジワッ……

土御門「……ロリに免じて許してやる。だが次は無いぞ」ギリッ

上条「わ、わかった!」

土御門「…お嬢ちゃん、冗談だにゃー!お、おじちゃんは怖くないぜい!」ニ、ニコッ

「「ほんとに?」」

土御門「本当だにゃー!おじさんはやさしいから怒ったりしないんだぜい♪」

上条「ブフッ…おじさんって……まだ16なのに…ププッ」

土御門「おい」キッ

上条「ごめんなさい」




     〜土御門先生のウニでもわかる説明がありました〜

上条「トンデモ魔術で娘を人質にしようとして失敗、極秘に保護されたのはわかった。しかし何故娘?」

土御門「捕縛した魔術師は「学園都市の知り合い(上条勢力)を人質にするにも侵入が困難で危険
    学園都市外の人間は実力者揃いで不可能、だから未来の子を召喚した」と言っていたぜい」

上条(父さんと母さんを人質にするという発想は無かったのか?)

土御門「本来生まれてくるかどうかも分からない子どもなんて見捨てるのが当たり前だが……
    目の前に困ってる人がいたら敵だった奴だろうと助けようとするカミやんだから有効な作戦なんだにゃー」
265 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 22:00:49.18 ID:aQ1B++em0

上条「知り合いに預けるのも危険っていうのは?」

土御門「未来でも親交がある人物だと何気ないやり取りすら改変の鍵になる可能性があるんだにゃー
    そこで発動のキーで『改変』の可能性が1番低いカミやんが適任、というわけだ」
    (主に母親を自分に『改変』しようとする奴が出てくる可能性も捨てきれないからにゃー)

土御門「それに……2人とも、お父さんと一緒に居たいよな?」

「「うん!!」」

土御門「な?」

上条「わかった。インデックスも居ないし解決するまで俺が面倒みるよ」

土御門「カミやんならそう言ってくれると思ってたぜい
    それと一つ注意なんだが、どんな小さな情報でもタイムパラドックスが起こる可能性があるから何かを聞き出すことは厳禁だ。
    ○○年に何が起こる、なんて分かればどこぞの馬鹿が聞きつけて悪用されかね無いからにゃー」

上条「例えばどんな事だ?」

土御門「事件や株、大きく言えば『世界の動き』に関わる事は絶対NGだぜい。こんな小さい子がそこまで詳しく知ってるとは思わないが」

上条「なるほど」

土御門「細かい事を言えば全ての発言が『改変』に繋がるかもしれないから何も聞かないで欲しいんだぜい…
    特にこの子達が生まれた年や母親の名前は聞かない方が――」チラッ

上条「でもそれって…」チラッ

「なぁに?」「ん?」

上条(さっきは気が動転してて気づかなかったけど……この2人―――)

土御門(どう見ても打ち止めを更にロリにした容姿に……)

上条(母さん的要素、つまり上条家の遺伝子+打ち止め=この双子……)

上条「変なこと聞くかもしれないけど…お前らの母親って御坂だよな?」

土御門「ちょっ!カミやん!!」
266 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 22:01:56.85 ID:aQ1B++em0
「へ?あたりまえだよね?」「そうだよ?いまはかみじょうだけど」

上条「そうか……やっぱり俺の嫁(候補)は御坂なのか………喜んでいいのかわからないな」

「パパへんなのー」「なんでこんなこときいたのかな?」

土御門「カミやん!今の質問で重大な『改変』が起こったら――」

上条「いや、だって目の前に答えがぶら下がってるのに知らないフリなんて耐えられないだろ……」

土御門「見ればわかるレベルの情報だから危険性は低いだろうが……」

上条「わかったわかった。もうしないって」

土御門「はぁ…このまま預けても大丈夫なのか急に不安になってきたにゃー……」

「このまえもかくれてちゅーしてたのにねー」エヘヘ
「ちゅっちゅってしてたよね」キャッ

上条(キ、キス……しかし可能性として、という大前提があるにしても相手は御坂が俺のよ、嫁?かぁ……全く想像できないな
   結婚どころか付き合う事すら縁遠いのに、すっ飛ばして娘が2人だもんな……
   嫌ってわけじゃないけど、あいつはケンカ友達とか戦友ってイメージが強すぎて家でエプロンしてるイメージが…あれ?意外と悪くないかも?
   というかあんなツンツンビリビリお嬢様をどうやって攻略したんだ未来の上条さん!!)   Answer.少し押すだけでおk

土御門「分かってるとは思うがこの子達の存在は極秘だ。カミやんとしても子供が居るなんて体面上マズいだろうしにゃー」

上条「ああ…流石にこの歳で3、4歳の娘が居るのはな……」

土御門「それに『子供を召喚する術式』なんてものが存在する、という情報が漏れるのもマズいしにゃー」

上条「情報だけでも?」

土御門「今回も不完全とはいえ目的の対象の召喚に成功してるからにゃー
    現代の実力者の子供を召喚して未来の情報を引き出せる、なんて知られるとあらゆる魔術師が知識を狙って戦争レベルの騒動になるぜい」

上条「マジかよ……」ゴクリ…

土御門「そして幻想殺しの娘がいきなり現れたと知れると術式の存在を嗅ぎつけられる可能性が高いぜい」

上条「それって結構ヤバいんじゃ―――」

土御門「つまりこの術式とこの子達の存在がバレるとヤバい。お前の娘で地球がヤバい」

上条「」

「おむらいすまだかな?」「もうちょっとだよ」
267 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 22:02:49.43 ID:aQ1B++em0
上条(え?マジで?上条さん今回も結構ピンチ?)

ファミレス店員「お待たせしました〜グリルセットのお客様」

土御門「俺だぜい」

ファミレス店員「オムライスのお客様」

「「はいはーい!」」

ファミレス店員「以上で注文の品は全てお揃いでしょうか?」

上条「あれ?俺が注文した料理が」

ファミレス店員「え?あっ!こちらの入力ミスで注文が通ってなっかったようで!」ペコペコ

上条「不幸だ……」フゥ…

「いつもどおりだね」「いつもおとうさんのちゅうもんはでてこないよね」

ファミレス店員「大変申し訳ありません!」

上条「ああ、(慣れてるし)大丈夫ですよ。今からでいいから注文通してもらえますか?」ニコッ

ファミレス店員「は、はい…///」

「…ハァ、いつもどおりだね…」「またままがビリビリするね」

土御門「カミやんは何年経ってもカミやんということか」ヤレヤレダニャー

上条「ほら、お、お父さんの料理はまだまだ来ないから先食べてていいぞ?」

「いっただっきまーす!」「いただきまーす」

土御門「カミヤンこそ照れてるじゃないか。お 父 さ ん (はぁと」プークスクス

上条「うるせぇ……でも父親ってのも悪くないかもな」

「はぐはぐもぐもぐ」「ぱくっはぐっ」

土御門「可愛い(ロリ)は正義ですたい」

上条「だな。2人ともオムライス美味いか?」

「「おいしい!」」

上条「姉妹だから好物まで一緒なんだな」

土御門「流石双子ちゃんだぜい」

「ちがうよ?」「さっきもいったよね?」

上条土御門「「は?」」
268 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 22:03:59.73 ID:aQ1B++em0

上条「姉妹、じゃない…?」

「しまいだよ?」「なにいってるのおとうさん」

土御門「どういうことだ?」

「だーかーらー」「ふたごじゃないの」

土御門「双子じゃない?どう見ても同じくらいの歳にしか見えないぜい?」

上条「もしかして同じくらいに見えるだけで成長速度に差がある年子とか―――」

「おないどしだよ?」「もうすぐ4さいだよ」

上条「へ?同い年で姉妹なのに双子じゃない?」

「でもお母さんは「じじつじょうはふたご」っていってたね」ヨクワカラナイケド
「ままは「にらんせいそーせーじといってもまちがいではない」っていってた」オナジク

土御門「双子じゃないのに双子?」

上条「ますますわからない…お前らのお母さんは『御坂』なんだろ?」

「「うん、『みさか』だよ?」」

上条「母親が同じで姉妹で同い年なのに双子じゃない?さっぱりだな」

土御門「――…ッッ!!ま、まさか……」

上条「何かわかったのか土御門!?」

「あ!このはなしってあんまりはなしちゃいけないって『ママ』がいってなかったっけ?」
「『おかあさん』はいつもふつうにいってるけど?」

土御門「カミやん、落ち着いて聞いてくれ」

「でもそれで『ママ』におこられてたよね?」
「きょうはおとうさんがいるからだいじょうぶだよ」
「『お母さん』みたいにビリッってされないかな?」
「『まま』はわたしたちにはやさしいからだいじょうぶだよ、たぶん」
269 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 22:04:58.45 ID:aQ1B++em0
土御門「さっき「母親は『御坂』か?」って聞いたよな?」

上条「それが?」

土御門「お前の知り合いに何人『みさか』と名乗る女が何人居る?」

上条「それって―――」

「『お母さん』は「たねつけもおなじひならうまれてくるひもおなじなのはなっとくですね」っていってたよね」
「そのあと「しかしむすめまであとにうまれるのはいもうとというなのうんめいなのでしょうか」とかつぶやいてたね」

「どういういみなんだろ?」
「そのあと『まま』に「こどものまえでなにいっとんじゃゴルァー」ってなぐられてたし…」


上条「いや、そんな……」


「あんまりよくないことなのかな?」
「たぶんそうなんじゃないかな?」

「あ、『お母さん』があたしたちのカンケイでせいかくなことばがあるっていってたんだ」
「『おかあさん』が?なにかいってたっけ?」


上条「…まさか!!!!」


「えーっとなんだっけな…あっ」
「あ、わたしもおもいだした」














「「はらちがいのしまいだ!」」


上条「」
270 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 22:06:36.77 ID:aQ1B++em0

    ・
    ・
    ・
    ・

上条「はっ!ドリームか…」

上条「いきなり未来から娘が2人現れて、それだけでもびっくりなのに更に腹違いの姉妹だなんて―――」


























「パパ?」「どうしたの?」

土御門「残念ながらカミやんの得意な幻想(ユメ)じゃないんだぜい」

上条「ナンテコッタイ/(^o^)\」

土御門「ブフッ…スゴい顔してるんだにゃー」ニヤニヤ

上条「同時に二人…鬼畜…エロゲ……土御門!!背中と言わず正面から俺を刺してくれ!!!」

土御門「現実逃避するんじゃないぜい。ちゃーんと『セキニン』を取るべきだにゃー」ニヤニヤ
271 :IF+α とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/23(水) 22:07:41.69 ID:aQ1B++em0

土御門「カミやんが放心してる間に聞いたんだが、この2人には『母親』が『2人』居て家族5人で仲良く生活してるらしいぜい
    で、2人の言う『ママ』は『御坂美琴』、『お母さん』は妹達の『ミサカ10032号』だそうだ」

上条「チョットマッテオマエガイッテルコトガリカイデキナイ」

土御門「ショックで言語機能がイカれちまったにゃー」

上条「そりゃショックだろ!いきなり現れた娘が腹違いの姉妹とか!」

「しょっく?」「おとうさん、わたしたちのこといやなの?」

上条「そ、そんなことないぞ?お前たちが嫌なんじゃなくてそうしてしまった自分が嫌というか…」アセアセ

土御門「可能性の未来だから絶対こうなると決まったわけじゃないんだぜい?」

上条「その『可能性がある』事がショックなんだよ……何やってるんだ未来の俺」ズーン…







土御門「姉妹丼喰らった挙句、幸せな家庭築いて不満なんてカミやんは贅沢モノだにゃー」



上条「姉妹丼言うな!!!」








「しまいどんってなにかな?」
「たぶんわたしたちのカンケイのことじゃない?」




その後出会った人に関係を聞かれ、「「しまいどんではらちがいのしまい!!」」と元気よく自己紹介してひと騒動起こるのはまた別の話

おわり
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [saga]:2011/11/23(水) 22:09:11.90 ID:aQ1B++em0
一応補足という名の蛇足
・美琴娘  先に話し出す方、姉。両親の呼称は「パパ」「ママ」「お母さん」一人称は「あたし」
・御坂妹娘 後に喋る方、妹。  両親の呼称は「おとうさん」「まま」「おかあさん」一人称は「わたし」
・美琴は「ママ・まま」御坂妹は「お母さん・おかあさん」に統一することで〜というのをやりたかった

何か新しいカプや設定とかないかな?→娘ネタ?ありきたりだな→+αすれば良くね?→ダブル母親とかよくね?→完成
せっかく未来から来るんだから世界改変起こすくらいの事件性もあったら面白くね?→設定だけ投げっぱなしで突っ込む

某御坂姉妹丼SS、某エロパロ短編、シュタゲの設定なんかを所々借りてストーリーにしてみた
現代の母親と遭遇してもひと波乱ありそうだし、小さい世界改変起こしても面白いと思うけどそんなにネタがててこな(ry
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(兵庫県) [sage]:2011/11/23(水) 22:09:27.09 ID:yvx0+x/mo
乙、そしてウニはもげろ。
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) :2011/11/23(水) 22:11:12.29 ID:1JTmgdvW0
乙ワロタww

御坂姉妹丼とか上条さんexplode
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/23(水) 22:11:28.62 ID:tf/ptPIMo
未来からの子供ネタは幾つか見るけどまさかのゲス条さん設定wwwwww
これは新鮮過ぎて感動した
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/23(水) 22:20:33.37 ID:Z5aD95vSo
うにもげろ
もげろ
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/23(水) 22:21:26.25 ID:aQ1B++em0
俺の中ではゲス条じゃなくて御坂姉妹がダブルアタック→強引にヤられる→上条「責任取ります…」的な展開の予定だった
じゃないと同じ家に住めないしドロッドロな展開しか見えなくなる

あと書いてるうちに逆に「母親が確定してない子供」ってのも面白いかも、と思った
幻想殺しの子として作られた試験管ベイビーorホムンクルス。母親は設定されていない=クローン的な設定で

責任をとって父親として育てる決意をする上条、そして母親の座を狙う仁義なき女の戦いが始まる――――みたいな?
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/23(水) 23:03:03.58 ID:ELiCdiYDO
2対1で逆レとか御坂遺伝子怖い
しかしexplode

母親未確定の子供ネタも読んでみたいな
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/23(水) 23:41:28.65 ID:nlmeSocyo
こういう設定昔々某所で流行ってた記憶があるけどゲス条さんは意外だったwwwwww
おつ
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) [sage]:2011/11/24(木) 00:22:22.09 ID:bngPafVAO
乙wwwwww

いつから子供が二人だけだと錯覚していた?
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/24(木) 01:35:11.91 ID:OywIIYjko
合計で子供は9970人は確定だというのか
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage]:2011/11/24(木) 02:45:46.91 ID:EjrVmljAO
いくら上条さんでも9970人を同じ日で命中させるのは無理だろ



そういや肉体再生能力者って絶倫だったりするのかね
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/24(木) 04:08:54.24 ID:fW1j/k+80
>>259-271の続き、というか番外編
現代に来た姉妹丼腹違い娘達の誕生秘話的な感じで
6レスもらうよ!
284 :IF+α 番外・とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/24(木) 04:10:25.44 ID:fW1j/k+80

【とある可能性の未来・姉妹が過去に飛ばされる5年前くらい】

上条(24歳)「ど、どうしたんだ?2人揃って押し掛けてきて」(何故か目が怖いんですが…)

御坂(22歳)「いい加減我慢の限界なのよ……そしてこの子と相談して決めたの」

御坂妹(8歳)「はい、お姉様と協議した結果こちらにお邪魔させてもらうに至ったとミサカは(ry」
※見た目年齢は美琴と一緒

上条「今日はどういった御用でせうか?」

御坂「アンタの中で一番恋人に近い存在って私達よね?」

上条「こ、恋人?」

御坂妹「彼女、嫁、妻候補と言い換えてもかまいません」

上条「ちょっと待て!確かに何かとお前らとは一緒に居る事が多いが―――」

御坂「じゃあ好きな子でも居るの?それとも私たちは眼中にない?」

上条「それと言って付き合いたい子は居ないけど……」

御坂妹「ではミサカ達にも可能性はあるのですね?とミサカは(ry」

上条「確かに2人とも魅力的だとは思うが……それがどうした?」

御坂姉妹「「み、魅力的……///」」

御坂「ゴ、ゴホン…じゃ、じゃあ私が付き合ってくれって言ったらどうなのよ?」///

上条「えっ…ちょっ、そんな急に言われても―――」

御坂妹「抜け駆けしないでくださいお姉様。
    上条当麻さん、ミサカも貴方に好意を寄せていると、ミサカは少々照れながら愛の告白をします」//

上条「み、御坂妹までっ!?」

御坂「で、どうなのよ?」

御坂妹「どうなのでしょうか、とミサカは見つめながら返答を待ちます」

上条「どうって……告白自体はすごくうれしいぞ?さっきも言ったけど2人とも魅力的だし正直好意…も持ってる
   でもどっちも同じくらい、というか俺には選べないというか……」
285 :IF+α 番外・とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/24(木) 04:11:29.21 ID:fW1j/k+80


御坂「告白は受けたいけどどちらかは選べないって事なのよね?」

御坂妹「………」

上条「はい……誠に情けないけど…」

御坂「よし、言質は取れたわね?」

御坂妹「はい、お姉様、とミサカは胸の谷間からボイスレコーダーを取り出します」

上条「えっ?言質?ボイスレコーダー?なにこれドッキリ!?」

御坂妹「いいえ、ドッキリなどではありません」

御坂「アンタ、選べないって言ったわよね?」

上条「はい……というか展開がマッハで上条さん付いていけないんですが」

御坂「そう言うと思ってたのよ」

御坂妹「ですから2人で話し合い決定しました」





















御坂姉妹「「選ばなくてもいいという選択肢を与えようと」」





上条「はい?」
286 :IF+α 番外・とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/24(木) 04:12:31.34 ID:fW1j/k+80

御坂「私もこの子もずいぶん前からアンタの事が好きなのよ。気付いてないだろうけど」

上条「いやそれは薄々勘付いてたぞ?流石に何年も一緒だと―――」

御坂「それは今はいいから!」///

御坂妹「ミサカもお姉様も貴方を諦めるという選択肢はありません」

御坂「で、お互い気持ちを伝えたら『こう』なるって意見が一致したのよ」ドヤッ

上条「予想通りで申し訳ありません…」

御坂妹「そして『そう』なった場合、『どちらかを選ばない』つまり『どちらも選んでもらう』事にしたのです」

上条「どちらも…?そ、それって!?」

御坂妹「ご想像通り『姉妹丼』というやつです」

御坂「…シマイドン」///

上条「だ、ダメだろ!そんな二股みたいなこと!」

御坂「…我慢の限界だって言ったでしょ?」

御坂妹「いい加減煮え切らない現状を打破するラストチャンスなんです、とミサカは(ry」

上条「でも……」

御坂「責任を取れなんて言わないわ

御坂妹「貴方の要望には全てお答え出来るように頑張ります」

御坂「金銭的な面でもアンタに負担をかけるつもりもない」

御坂妹「ですからお姉様とミサカだけの貴方に―――」




上条「……ダメだ」




御坂「えっ…」

御坂妹「……ミサカたちでは、期待にそえないでしょうか…」
287 :IF+α 番外・とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/24(木) 04:13:52.20 ID:fW1j/k+80

上条「……責任を取らないとか、自分をモノの様に扱うのがダメだって言ったんだ」

御坂「!!じゃあそれって!」御坂妹「!!!」

上条「非常にわがままでこの先お前たちに迷惑をかけるかもしれない選択だけど……
   俺は『2人のどちらかを選ばない』、つまり『2人を選ぶ』。責任も取るし、2人の個も尊重する」






上条「だから……俺と一緒に居てくれないか?」


御坂姉妹「「はいっ!」」




     〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



上条「本当にこれで良かったんでせうか…」

御坂「今更取り消しなんて言わせないからね」ギュー

御坂妹「必ず後悔はさせません、とミサカはお姉様の反対側から抱きしめます」ギュー

上条「取り消すつもりも無いし、とてもありがたいお言葉ですし、幸せ2倍でとてもうれしいんですが…
   友達や両親になんと言えばいいのでせう……」

御坂妹「普通に『彼女が(二人)出来た』と言えばいいのではないのでしょうか?」

上条「いや言葉に出さなければいいって問題じゃないからな?」

御坂「それくらいの覚悟も無いのに返事したの?でも両親なら大丈夫よ」

上条「は?」

御坂妹「先日上条・御坂両家にミサカとお姉様が一緒に貴方とお付き合いすることになりそうです、と連絡をして承認も頂いた
    と、ミサカは既に根回しが完了している事をお知らせします」

上条「え?」

御坂「反対されると思ったのに「孫が同時に2人も見れるわね〜」ってノリノリで言われたのは驚いたわね。しかも両方から」

上条「なん…だと…?」
288 :IF+α 番外・とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/24(木) 04:15:08.41 ID:fW1j/k+80

上条「なんかハメられた気分なんですが…」

御坂妹「ハメるのは貴方の方じゃないですか、とミサカは「ゴツッ」あいたっ!」

御坂「アンタ20越えてるとはいえ女なんだからそんなこと言わないの!」///

御坂妹「ミサカは生まれて8年程度しか経っていないので合法的なロリです、とミサカは胸を張って主張します
    …精神年齢がロリで身体年齢が大人ということは『逆ロリババァ』ですね」フヘッ

上条「中身がそうでも見た目は立派なんだからダメだろ…」(どこが、とは言いませんがNE!)

御坂妹「しかしお姉様、「ハメる」という単語だけで顔を真っ赤にしていては今後の『プラン』に支障が出るのでは?」

御坂「う、うるさいわね!大丈夫に決まってるでしょ!」///

上条「『プラン』?嫌な予感しかしないんですが……」

御坂妹「本当でしょうか、とミサカはお姉様をジト目で見つめます」ジトー

御坂「ほ、ほんとうよ!いつまでも『ガキ』じゃないんだから!」///

上条(ん?『ガキ』だけ強く言った?) 【ヒント「まだガキじゃねーか」】

御坂妹「では『プラン』の次段階に移行しましょうか、とミサカは恋人である貴方の肩を軽く押します」

上条「うおっ!軽いとはいえ2人の体重はささえきれな――――

ボフッ

上条「いてて……何故お二人は倒れた上条さんをホールドしているのでせう?」

御坂妹「言わせる気ですか?とミサカは言葉攻めをしようとするアナタに少し驚きます」

上条「言葉攻め!?ていうか今の『あなた』は何かニュアンスが違う気がする!」

御坂「ダイジョウブ、ワタシハデキル、ヤレバデキル」////////

上条「美琴の方は自己暗示掛けてるし!!ていうか顔真っ赤すぎだろ!!」

御坂妹「確かに『ヤればデキます』よね、とミサカはシャツをまくりあげながら小粋なジョークを言います」

上条「え!?ちょっと待って!また状況判断が追いつかない!!」

289 :IF+α 番外・とある姉妹の時空漂流 [sage saga]:2011/11/24(木) 04:15:49.96 ID:fW1j/k+80


















     御坂「 ね ぇ 、 “ 既 成 事 実 ” っ て 知 っ て る ? 」//////



















「そんな「超電磁砲って知ってる?」みたいに言わなくても知ってるよ!ああ、もうふこうdングッ!」
「ンー……ぷはっ!ミサカの前で『ソレ』は言わせませんよ、とミサカは初キッスの嬉しさを隠して強がります」///
「い、いきなりかよ!もっとムードとか「ずるい!」きにしrモゴッ!」
「ちゅー……っぱ!ふぅ…キスはアンタが先にしたんだから『コッチ』は私が先に貰うわよ!」/////
「仕方ありませんね、とミサカはお姉様の正論に従い『ハジメテ』を諦めます…」
「何故ハジメテだと知られているのでせうか…ふこンムッ!」
「…ハァ……言わせないと言ったでしょう?とミサカは学習しないアナタを至近距離で見つめます」
「近いって!っちょっ、首筋に指を這わせ「じゃあズボン脱がせるね///」っておーい!」
「お、大きい…」///「半勃ちでこのサイズですか、とミサカはアナタのサイズに戦慄します…」
「感想言うな!恥ずかしいっての!」「では次の『プラン』に」「そ、そうね!」///
「さっきから言ってるけど『プラン』って何だよ!」「お姉様と相談して決めた今日の予定ですが?」
「……ちなみにどこまで?」「最後までですが?」「//////」
「いくらなんでも早いんじゃnンチュッ!?」「お姉様もなかなか大胆になってきましたね、とミサカは―――


御坂妹「ちなみにプランの最終段階は『ナカにたっぷり出してもらう所まで』です、とミサカはこの番外編を締めくくります」

終わり
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [saga]:2011/11/24(木) 04:17:54.66 ID:fW1j/k+80
お前らがゲス条ゲス条いうから急遽企画だけしていたモノを書いてみた

こんな感じでヘタレな上条さんとイケイケ御坂姉妹とノリノリ両家のおかげで「姉妹丼腹違い姉妹」が産まれました
決して「姉妹並べて種付けしてやんよグヘヘ」なんてゲス条は居ません
前で御坂妹(未来)が言っていた「種付け同じ日なら〜」というのは彼女の言い回しがアレなだけです
完全な蛇足だがお互いハジメテの時に一撃必中ライジングアローしたわけではなく、その後も3人でガンダムファイトをしていた結果、だと俺は考えてる
「種付け同じ日なら〜」というのもサイクルも回数も一緒だったから、と脳内補完で


あと上条娘は現時点で姉妹丼腹違(ryの2人しか居ません。妹達全員とか上条さんがしんでしまいます^o^

そしてゲス条じゃないと言いつつそのうちゲス条も+αして書いてみようかと。というか原案は出来た
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/24(木) 05:38:15.90 ID:YLUuO9PIO
もうスレ立ててガチエロでいけば良いと思います乙!
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) [sage]:2011/11/24(木) 07:34:01.78 ID:bngPafVAO
いつから子供の母親が「みさか」だけだと錯覚していた?

ヒャッハー新しいエロゲの誕生だー
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/11/24(木) 10:21:24.06 ID:7pj1kWiJ0
五和さんがスタンバイを始めました
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(新潟・東北) [sage]:2011/11/24(木) 11:36:49.36 ID:FiYlm5aAO
昔エロパロで見たな…

でも乙
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage]:2011/11/24(木) 12:21:06.85 ID:4N3nnr+AO
>>290
つハイビスカス
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/24(木) 13:10:08.75 ID:fAnShH3bo
つハイビスカス
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/24(木) 13:42:28.85 ID:fW1j/k+80
ハイビスカス?て何?
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(新潟・東北) [sage]:2011/11/24(木) 14:04:31.36 ID:FiYlm5aAO
ヒント 花言葉
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/24(木) 14:19:27.72 ID:fW1j/k+80
把握した
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/24(木) 14:46:09.67 ID:41vjglpbo
もう二人と言わず1万人ぐらいif娘追加しちゃえyo
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage]:2011/11/24(木) 18:00:40.27 ID:3mqIMLl+0
つハイビスカス
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/24(木) 20:42:55.10 ID:ml8IDzjM0
花言葉は
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/24(木) 22:49:38.18 ID:oV8/exTSo
,重福省帆→佐天←初春飾利
,         ↑
,       鋼盾掬彦
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(不明なsoftbank) [sage]:2011/11/25(金) 09:37:40.05 ID:LEfCfItj0
,重福省帆→佐天←初春飾利 ←御坂美琴←白井黒子←偏光能力←最大主教←アレイスター
,      ↑
,    鋼盾掬彦←禁書目録←ステイル←神裂火織←上条当麻←五和←香焼←あわきん
, ↑
,木原数多→鈴科百合子←打ち止め←土御門元春←土御門舞夏←後方のアックア←第三王女
,       ↑
,      番外個体←海原光貴←エツァリ←ショチトル←俺
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/25(金) 13:27:06.05 ID:Mk8P7Dch0
地球が平和でありますように
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/25(金) 19:19:39.04 ID:BmFM3/TA0
>>304
,重福省帆→佐天←初春飾利 ←御坂美琴←白井黒子←偏光能力←最大主教←アレイスター
,      ↑
,    鋼盾掬彦←禁書目録←ステイル←神裂火織←上条当麻←五和←香焼←あわきん
,            一方通行⇔俺
, ↑ ↑ ↑
,木原数多→鈴科百合子 打ち止め←土御門元春←土御門舞夏←後方のアックア←第三王女
,       ↑
,      番外個体←海原光貴←エツァリ←ショチトル
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/25(金) 19:53:30.45 ID:Yqg4zrzro
何か盛り上がってるところ悪いが数レスもらうぜー
>>231->>237の続き的な感じ
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/25(金) 19:53:59.06 ID:Yqg4zrzro

番外個体「ポッキーの日」

一方通行「あァ?」

番外個体「ポッキーの日らしいよ第一位」

一方通行「ほォ、そォか。意味がサッパリわからねェ」

番外個体「あなたからは他人の話を理解しようという努力が微塵も感じられないね。死ねばいいのに」

一方通行「オマエからは他人に理解させようって気がこれっぽっちも感じられねェな、死ねよ」

番外個体「ミサカが死んだら泣いてくれる?」

一方通行「爆笑してやっから安心しろ」

番外個体「本当は悲しいくせに?」

一方通行「ンで、ポッキーの日ってのはなンだ?」

番外個体「そこで話を逸らすんだ?流石は不能の第一位だね」
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/25(金) 19:54:37.09 ID:Yqg4zrzro

一方通行「一々相手すンのが馬鹿馬鹿しいだけだアホ、そして不能じゃねェ。
      いいからさっさと本題に入れ」

番外個体「うん、死んだ芳川に聞いたんだけどさ、」

一方通行「だから勝手に芳川殺すなよ、生きてンだろ。
      朝からどんぶり飯三杯も食って黄泉川マジギレさせてたじゃねェか。
      オマエは芳川になンか恨みでもあンのか?」

番外個体「強いて言えば芳川がどんぶり飯三杯食べたお陰でミサカの分の御飯がなくなった事かな」

一方通行「ざまァみろ、いっその事そのまま餓死しちまえ」

番外個体「大丈夫、代わりに第一位が戸棚に隠してたコーヒービーンズを根こそぎ貰ったから満腹だよ」

一方通行「ンだと!?」

番外個体「なかなか美味しかったよ。甘すぎず苦すぎず、コーヒーとチョコのバランスが絶妙だったね」ウン
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/25(金) 19:55:06.74 ID:Yqg4zrzro

一方通行「おい今すぐ自分から吐くか俺のボディブロー喰らうか好きな方選べ」

番外個体「何々ミサカの吐瀉物を飲みたいの?流石のミサカもそういうプレイは引くよ?」ウワァ

一方通行「……もォいい。そォだな、形あるものいずれは必ず滅するンだからな」ハァ

番外個体「何を突然悟ったような事言ってるのさ?気持ち悪いなぁ」

一方通行「今すぐコーヒービーンズ買って来い、ダッシュで」

番外個体「ヤだよめんどくさい」

一方通行「罪悪感一欠けらも感じてねェのかよ」

番外個体「コーヒービーンズは無いけどさ、はいこれ代わりに」ス

一方通行「あァ?なンだこりゃ」

番外個体「知らないよ?ポッキーって言うんだよ」

一方通行「知ってンよボケ、俺が聞いてンのはどォして唐突にポッキーが出てくるのかって点だ」

番外個体「だからポッキーの日なんだってば、あなたは本当に人の話を聞かないね」
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/25(金) 19:55:35.46 ID:Yqg4zrzro

一方通行「ほォ、ポッキーの日ってのはこのポッキーの事なのか」

番外個体「うん、死んだ芳川が言うには11月11日はポッキーの日なんだって」

一方通行「ポッキー4本立てたみてェだからか」

番外個体「そうそう。流石は第一位、鋭いなぁ」

一方通行「褒めても拳くらいしか出るモンはねェぞ?」

番外個体「まだボディブロー決める気だったんだ?まぁ第一位はリョナとか好きそうだもんね」

一方通行「リョナて」

番外個体「とりあえずポッキー食べなよ、ポッキーの日だし」モグモグ

一方通行「あァ、11月11日はとっくに過ぎてっけどな。
      ハロウィンの時といい、オマエはどォして時期をガン無視するンだ?」カリカリ

番外個体「あの時は酷かったね、まさかイタズラと称して逆さ吊りにされるとは思わなかったよ。
      優しくしてって言ったのに」
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/25(金) 19:56:11.49 ID:Yqg4zrzro

一方通行「番外個体ちゃンの物欲しそうな面見てたらついテンション上がっちまってなァ」ククク

番外個体「ドS!不能!童貞!」

一方通行「うるせェよまた吊るされてェのか?それと再三言うが不能じゃねェ」

番外個体「ドSで童貞なのは否定しないんだ?」

一方通行「黙ってポッキー貪ってろ」

番外個体「言われなくてもそうするよ、ミサカのポッキーだし」モグモグ

一方通行「つかポッキー持ってンなら俺のコーヒービーンズ勝手に食う必要なかっただろ」

番外個体「終わったことをいつまでもネチネチ言うのは男らしくないと思うなー」

一方通行「俺に男らしさを求める前にオマエがちったァ女らしくなりやがれってンだ」

番外個体「へぇ、あなたは女らしい女の子が好みなわけ?
      ひょっとしてエプロン装備の家庭的番外個体ちゃんとか期待されてるのかな?」
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/25(金) 19:56:42.19 ID:Yqg4zrzro

一方通行「………オェッ」

番外個体「いやその反応は酷い。冗談だとしてもリアルに酷い。流石のミサカもちょっと傷ついたよ?」

一方通行「悪ィ悪ィ、無意識の条件反射みてェなモンだ」

番外個体「え、尚更酷いって言うかフォローする気も謝罪する気も全くないよね、それ」

一方通行「偶ァに食うとポッキーもうめェな……」ポリポリ

番外個体「そして全力でスルーと来た。あなたは本当に他人の話を聞かないね」

一方通行「オマエが言うか」

番外個体「ところで第一位、ポッキーの日には皆ポッキーゲームって言う遊びをするらしいよ?」

一方通行「皆して食いモンで遊ぶのかよ、世も末だなァオイ」

番外個体「あなたが世の中の心配するなんて本当に世も末だね」
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/25(金) 19:57:21.99 ID:Yqg4zrzro

一方通行「一々噛み付いてくるンじゃねェ。ンで、ポッキーゲームってのはどンな遊びなンだ?」

番外個体「さぁ……ミサカも詳しくは知らないけど、何でも二人の人間がポッキーを使って勝負するらしいよ?」

一方通行「ポッキーを使って勝負ねェ……チャンバラでもすンのか?」

番外個体「何それ面白そう。ねぇねぇ第一位、ちょっとやってみようよ」

一方通行「あァ?仕方ねェな……」ハァ

番外個体「はいこれ第一位の分のポッキーね」ス

一方通行「あれ、なンかこれ細くねェ?」

番外個体「え、そうかな?ミサカわかんないや」

一方通行「いやいや細ェって、これアレだろ?極細ポッキーとかいうヤツだろ?
      つかオマエの構えてるポッキー滅茶苦茶太くねェか?」

番外個体「ムースポッキーって美味しいよね」
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/25(金) 19:57:49.30 ID:Yqg4zrzro

一方通行「いや味なンざどォでもいいンだよ、極細ポッキーとムースポッキーでチャンバラってどンだけハンデあンだよ」

番外個体「ルール確認ね、合図と同時にお互いのポッキーぶつけ合って折れた方の負け、以上」

一方通行「おい話聞け、そのルールでこの武器だと俺が不利ってレベルじゃねェだろこれ。
      せめてチャンバラじゃなくてフェンシングとかにだなァ、」

番外個体「それじゃいくよー。せーの……」

一方通行「ガン無視ですかそォですか、さっきの仕返しかクソッタレ」


番外個体「でえええい!!」ヒュン

一方通行「オラァァァ!!」ブン




◇◇◇
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/25(金) 19:58:28.58 ID:Yqg4zrzro


番外個体「でね、第一位ったらミサカにポッキーゲームで負けたのをムキになって何度も何度も……」ククク

一方通行「負けてねェよ 精神的には俺の圧勝だっただろボケが」チッ

芳川「あらあらうふふ」




打ち止め「おらっしゃぁ!何がポッキーゲームだコラァ!!ってミサカはミサカはぁ!!!」ドン!

黄泉川「打ち止め、壁殴っちゃダメじゃん!!」
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [saga]:2011/11/25(金) 20:00:11.72 ID:Yqg4zrzro

うん、終わりだ
むしゃくしゃしてやった
別に反省はしていない

最近打ち止めちゃんがオチ要員になる呪いにかかってしまったらしい
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/25(金) 20:38:14.87 ID:6Fcapk/SO


相変わらず番外個体かわいい
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/25(金) 20:59:27.05 ID:D0H0jVcL0


打ち止めが番外通行のイチャイチャに切れて最初は壁殴りだったけど最終的には黄泉川ごと殴るSS書いてた人?
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/25(金) 21:20:55.13 ID:UHSk5P7DO
乙!

この一方通行と番外個体の会話延々と聞いてたい
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/25(金) 21:33:38.94 ID:1xwpf17DO
おつおつ
>>319 何それ読みたい
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/25(金) 21:41:12.83 ID:UNmKGQKYo
佐天「幻想殺し(の運気を消す部分だけ)かぁ……」

佐天「某ヒーローの幻想殺しの能力をついに手に入れたよ!」

佐天「これであたしもヒーローに……」

佐天「それにしても喉乾いたな……ちょっとジュースでも飲もうかな」

ウィーン

佐天「……」


その頃
上条「宝くじで1万円当たったー!幸せだー!」

っていうの考えた
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/25(金) 22:36:36.27 ID:riZfF3ujo
>>319
20分は探してたけど見つからなかった…
ホントにあんの?ww
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/25(金) 22:51:27.69 ID:Yqg4zrzro
>>319
打ち止めが壁殴ってるSSは他にも書いたけど黄泉川ぶん殴るSSは知らないぜ
ていうかそんなSSあるんなら教えてくれ、すごく読みたい
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長崎県) [sage]:2011/11/25(金) 23:03:16.56 ID:lZbOFfTqo
打ち止めがボクサーを目指すSSだと!?
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/25(金) 23:10:18.68 ID:Xb9whaMpo
妹達相手に20000通りのスパやると世界ランキング一位になるのか
科学と魔術が交差するとき、第一ラウンドが始まる
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長崎県) [sage]:2011/11/25(金) 23:12:08.94 ID:lZbOFfTqo
そしてトレーニングを重ねどんどん細マッチョになっていく打ち止めに絶望する一方さん
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/26(土) 00:14:53.45 ID:iaIounrUo
>>319
探してたら何を間違ったのか違うやつ上条「一方通行ってそこらの女より可愛いよな……」に辿り着いてしまった・・・・・・・
一応言っとくと内容はタイトルを見て推して知るべしな
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/26(土) 00:43:37.61 ID:vPgbflNmo
違うなら名前を出すなよ
宣伝だと思われても仕方ないぞ
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福島県) [sage]:2011/11/26(土) 00:47:53.15 ID:ChNzhEm+o
>>324
「最高の番外通行」を今も全裸で待ってるんだぞ

それはそうとその打ち止めは自分も見たことあるがとっさに思い出せない
確か打ち止めと黄泉川で卓球して打ち止めが黄泉川ボコボコにしちゃうやつだよな?
芳川が実況で
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福島県) [sage]:2011/11/26(土) 00:55:20.51 ID:ChNzhEm+o
間違えた
>>330で言ったのも>>328と同じスレだった
番外通行じゃなかった、すまん
332 :上条「なぁパン作ったことあるか?」 [sage]:2011/11/26(土) 12:53:21.06 ID:3PSdRbNDO
御坂「……はぁ?」

上条「いやだからパン作ったことあるかって」

御坂「アンタ頭大丈夫?」

上条「普通、パン作った事ぐらいあるだろ?」

御坂「私は無いわよ!そんな趣味」

上条「まぁいいや、俺こないだパン作ってみたんだけどさ、うまかったよ!
手作りは違うな」

御坂「へぇ〜私は絶対嫌よパンツ食べるなんて」

上条「は?」

御坂「え?」

上条「あぁ、上条さんが悪かった、パンを作った事あるかって聞けば良かったな」

御坂「馬鹿ぁ〜忘れろ忘れなさい今すぐに」ビリビリ

上条「ぎぃやぁ〜不幸だぁ」
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/26(土) 12:54:04.83 ID:3PSdRbNDO
以上、失礼しました
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/26(土) 13:34:33.70 ID:w5tYm7gHo
ねえちゃんと風呂入ってる?

335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/26(土) 17:31:52.53 ID:UqRKKr/Go
>>332
こう言ってはなんですが、超二番煎じです
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) :2011/11/26(土) 19:43:00.40 ID:VEKUK6HAO
壁殴りでひらめいたので1レス


上条「生活苦なのでバイトをする事にしました」

上条「壁殴り代行業でーっす」

打ち止め「ミサカの代わりにお願いするってミサカはミサカは痛めた拳を押さえながらお願いしてみたり」

上条「じゃあ早速…いいぜ一方通行、お前が乙女心に気付かないって言うんならまずは」

一方通行「何やってン?「そげぶ!」(ゴッガァァァ!?

打ち止め「お願いとは違うけどスッキリしたってミサカはミサカは報酬を支払ってみたり」

上条「ありがとございまーす」

上条「さて次の仕事は…」

美琴「ちょっとー壁殴り頼みたいんだけどー」

上条「うっす御坂、でどの壁だ?」

美琴「そうねえこの辺りで、私上着脱ぐからこっち見ないでよ」

上条「へいへい。いいぜ白井、てめえが御坂の盗撮写真を中略」

ヒュン

黒子「グヘヘヘお姉様の着替え類人猿なぜここ「そげぶ!」(ゴッガァァァ!?

美琴「ありがとねーこれ報酬」

上条「ありがとございまーす」

美琴「さーて黒子、何やっとんじゃゴルァ!」ビリビリ


上条「ただいまインデックスー、バイトで稼いだぞー」

インデックス「今夜はビフテキなんだよ!」
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) [sage]:2011/11/26(土) 19:44:18.77 ID:VEKUK6HAO
以上です
上条さんの天職はドラクエの神父だと思います
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/26(土) 19:50:52.77 ID:wuJxCJaGo
>>337
それ蘇生失敗すんじゃね?
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/26(土) 20:36:05.36 ID:3Q36x9GQo
冒険の記録書いてる途中にまた不法侵入してタンスから持ちだしたのかよ!とか
そのへんのツッコミを永遠としてきて記録に時間がかかる
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/26(土) 23:58:53.07 ID:rXcQscgh0
★壁殴り代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに!
壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に殴りまくります!
1時間\1200〜 24時間営業 年中無休!
                       , .-‐. ―. .‐. 、
                        /:/: /: /: : : : : :ヽ
                       /: :〈: 〈: :ヘ:ヘ:ヘ: : :\: :\
                    |:.〈:/`""~~`'ヾ\:\:\: : ヽ
                    |: :.i._  、 /  _,,,..ヾ:ヽ: : : :\
                    j: :.|._≧:,_ ,,ィr_.ラ"ヾ: ヽ: :!ヽ壁殴り代行では同時にスタッフも募集しています
                   /{: :|."'''"´l  `ヽ    |rヽ: :|、 筋肉に自信のあるそこの貴方!一緒にお仕事してみませんか?
                    {: |  / |      /|ツ/: :iヽ 壁を殴るだけの簡単なお仕事です!
                      ヾ!   ' `     |‐': : ト
                    ∧  ィ''二 ''ヽ   ,ノ: : :.メ
                     !ヽ.   ̄   / /ヾN
                __,..-‐| ! \___ ,,ィ  /  \
             _,.r'´ ̄  ヽ、. ! ヽ`  /_, ⌒´  `i、._
         _,..r'´,,....  _   ヽ `   ,           `ヽ、
        ,'´    _,r'´   ⌒ヽ   _∠、_   〃′ __  `ヽ、
        i    ,r'´ `      `/    ⌒ ⌒ヽ' ̄  `ヽ   `)、  
         !_  ⌒/        ,r'´ ̄    _ ,  ;;,,,        ヽ.
       ,r'   ,′      /         ヽ、           i
      /    !        ,′          ′             !
     ,i     !、      i            入. _,、_   ,.    !
     !/     ト、_,.-‐´  `、          ノ / `´  `Y'´    Y
    ,イ  ⌒ヽ、 ,!、       ` ‐ 、.     ′,′          `i
   _ノ、      Y、i、 _,..-―-.、_   ` ヽ 、_,.-l,i .l          !
  ./ .!、 `ト、_   \!'      `ヽ、_ ,;     イ il ,    i   __、 )
 〈   ヽ `ヽ、_.    `ヽ、        、   、_人 Y    〉  '  V
  `、       ヽ、    ヽ、>ー--  !^     ,l、|_,    !    !
    `;、       `      \__,..--..、  ヽ ',r'´    〈.     !
     ヽヽ、         ,r'´ ̄ ヽ ̄`、 ヽ-‐'´ ̄      )    !
      `ー-、.._  ,-.、_,-v'´    _ヽ _ヽ -`;ー!    `ニ=┬'     !
          `>、__  ̄⌒``ヽ  i  i  |`´  一' ̄´_,r'´    〈
          / ー<>      lニ!ニ!.ニ'       ̄´    、  !
          ヽ_  '´            _,..          ` ノ
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 10:43:23.70 ID:vmZO9h0AO
打ち止めが不遇だとワクワクします!
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 14:02:00.07 ID:HWQBOOCzo
どのキャラでも不遇だと胸がいたくなるよ
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長野県) [sage]:2011/11/27(日) 14:50:51.66 ID:/XKis3iNo
まったくまったく
そういうの嫌な人間も居るんだけどさー
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/27(日) 15:44:38.50 ID:ds4btpZdo
誰かを不遇にしないと笑いの取れないSSなんて
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/27(日) 16:41:30.72 ID:5+eeUuUp0
>>341
つ『新約に入ってからの原作』
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/27(日) 18:22:09.73 ID:uRa6mNdy0
スレチかもしれんがちょっと質問いいだろうか?
今無性に麦琴ssが書きたくなって書いている途中なんだが、
どうしても麦野が暗部から抜けるなどの大筋の流れが、かの有名な麦琴ss
麦野「美琴、私のものに〜」に似通ってしまうんだ。
これって出来上がったらスレ立てorここに投下しても問題ないだろうか?
どうしてもパクリとかいわれるのが恐くて書き始めから筆が進まなんだ。

347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(兵庫県) [sage]:2011/11/27(日) 18:27:09.46 ID:KLeuqfNdo
俺は構わない。

そんなこと言ってたら、原作と同じ流れ全禁止になってしまう。
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage ]:2011/11/27(日) 18:30:57.87 ID:JQuPANQd0
どこかで見た事があるとは言われるかも知れん

だが、これだけ溢れかえってる禁書SS、多少似通ってもいた仕方あるまい
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/27(日) 18:31:11.10 ID:uRa6mNdy0
>>347
さっそくレスthx
メジャーなカップリングを書いたときは感じなかったんだが、
麦琴っていうマイナーなカップリングになるとどうしても他のssを意識してしまうんだ。
ありがとう。完成はいつになるかわからんが頑張ろうと思う。
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 18:33:29.43 ID:Zj9psTWb0
>>346
パクリって言う人もいるけど、避けて通れないのは王道って言うんだよ。
スレ立てると変なのが沸く可能性高いから、ここに投下したらいいんじゃないかな?
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 18:37:21.10 ID:eDedlJzFo
あらすじを読みに来たんじゃない
内容を読みに来たんだ

だからおk

とは言え展開がかぶるとはいえ描写や表現はいくらでも変えれるし、まんまでいいというわけじゃない
そこも似たり寄ったりなら、ぶっちゃけパクリといわれても否定できない
352 : ◆87TZBRCcmM :2011/11/27(日) 18:43:04.04 ID:uRa6mNdy0
>>348
だよなww開き直って書くわ。

>>350
ちょっと長くなりそうなんだ。どうするかはこれから考える。
浪人生だからいつできるかはわからんが頑張るわ。

>>351
いや大筋は似てるが中身は違う・・・と思う。

ここまできてなんも投下しないのもなんなんでどんな感じか紹介って感じでさわりだけ書いとく。
いつかこのトリで残りも投下する予定。



出会いは最悪だった。
どこかの誰かのように、不良に絡まれていたところを助けようとしてくれたわけではない。
二人は出会った瞬間から敵であり、出会った瞬間からお互いを殺しあった。
そんな二人が再び出会った日の夜。
二人は1つのベッドで肌を重ね合わせていた。
しかしそこに、目の前にいる相手を想っての気持ちはない。
日常の中で少しずつ育っていた想い。
叶うことのなかった想い。
伝えることの出来なかった想い。
そんな自分一人ではやりきれないほどの想い。
たまたま殺しあった二人が次に出会った時、たまたま同じ気持ちを抱えていた。
ただそれだけである。
「はまづらぁ、はまづらぁ!大好きだよ」
「とうまぁ、とうまぁ!私も大好きだよぉ」
ベッドから響いてくる声から、そこにいる二人の名前が聞こえてくることはない。
ただただお互いに、自分の中の想い人へ気持ちをぶつける。
ただそこにいたから。
たったそれだけの理由で、二人はお互いを一晩だけの心の拠り所とした。
一人で立ち上がれるほど強くはなく、
自分の想い人であった人に頼ってしまうほど弱くもない。
そんな二人が、失恋という痛手から立ち上がるため、お互いに相手の杖となった。



「それじゃ、私はもう学校だから」
「あぁ。もう会う事もないだろうね。」
「・・・ありがと。」
「こちらこそ」

たった二言、言葉を交わし二人は別れる。
それぞれの日常へ自分の足で歩いて戻るために。
353 : ◆87TZBRCcmM :2011/11/27(日) 18:47:47.19 ID:uRa6mNdy0
以上。って書き忘れた・・・
とりあえず投下はこれだけです。
スレ汚しすまん。
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/27(日) 19:29:07.02 ID:siJeJUvi0
多少似ててもイイじゃないか
惚れた腫れたで遊園地に行ってENDな流れのSSがいくらあると思ってる

似てるな、と思ったら自分なりのこだわりやアレンジを加えればいい
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 20:06:46.01 ID:FUttTHBDO
俺も設定がすでに似通ってるスレがあるが、そのスレを最初しか読んでないんで気にせず書こうとしてるよ
あんま気にしなくていいんじゃね
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 21:33:32.65 ID:FUttTHBDO
コネタ1レスもらいます
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/27(日) 21:37:08.97 ID:FUttTHBDO


垣根「ガタガタガタガタ」

垣根「ガタガタ」

垣根「ガタ」

垣根「」シーン

☆「ふむ……可笑しいな。まだまだ動くはずなのだが」

垣根「」シーン

☆「仕方ない。修理に出すとするか」ピッピッ

カチャ

☆「あぁ頼みたいことがあるんだが――」


―――――


一方通行「」

カエル医者「あぁ来たね?」

一方通行「ンだこれは……」

カエル医者「頼みたいことがあると言ったろう? 人間なら大丈夫なんだが生憎機械は専門じゃなくてね?」

垣根「」シーン

一方通行「……脳味噌にしか見えねェンだが」

カエル医者「ふむ? まぁ君も一度引き受けたんだ。よろしく頼むよ?」

一方通行「チッしょうがねェ。いつも世話になってるからな」フン

カエル医者「助かるよ」

垣根「」シーン


358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/27(日) 21:37:39.82 ID:FUttTHBDO

―――――


一方通行「持ち帰ったはいいが……なンか嫌な感じがすンだよな」

一方通行「まァ壊れた原因も構造もわかンねェし、観測からするか」カチッ

垣根「」

一方通行「……」

垣根「」

一方通行「……」

垣根「」カタカタ

一方通行「……」

垣根「」カタッ

一方通行「……ンだァ?」ピクッ

垣根「」ブワッ

一方通行「――ッ!?」

一方通行(白い、羽根だと……!?)

脳味噌が取り付けられた機械から吹き出したらのは、いつだったか見たことのある真っ白な羽根だった。
一方通行の額からは汗がつたる。
羽根は自らの意思を持つかのように一方通行に向かって勢いよく飛んだ。

一方通行「ッベクトル操作ァ!!」

咄嗟に反射しようとしたのを抑え、明後日の方向に跳ね返す。
修理を頼まれているものを壊すのは不味い。
そう判断したのだが、ここであることに気がつく。

一方通行「未元物質……?」

垣根「」カタカタ


一度は死闘を繰り広げた二人だった。
その二人が、また出会いを果たすなど誰も想像してはいなかっただろう。
一方通行は未だ知らない。
この出会いが、自分の運命を大きく揺るがすことになるとは――ッ。



359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 21:38:50.88 ID:FUttTHBDO
すまんかった
垣根が復活して一方さんと一緒にいるSSって多いけど機械のままでもいいんじゃね?って思っただけなんだ
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 21:43:14.65 ID:cuCEh8uDO
何かがツボったwww
これはアリだ
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 22:20:48.83 ID:lXgjhvuJ0
素晴らしい!
俺にも素材を作り出す能力を分けてくれ!
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 23:04:02.27 ID:FUttTHBDO
若干エロで痛い通行止めコネタもらいます
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/27(日) 23:05:07.37 ID:FUttTHBDO

打ち止め「全部、嘘だったんだよ」

少女は薄っぺらい笑顔を貼り付けて、一方通行に顔を近づけた。
息がかかるほどの距離に思わず体を引くと、少女は少しだけ眉を潜める。
が、それも一瞬。
小さな手を一方通行の胸にぺたりと押し付けた。

一方通行「ッ」

打ち止め「ふふ、吃驚した? ってミサカはミサカは……なんてもう言わなくていっか」

一方通行(何で、俺は裸なンだよ……ッいやそれよりコイツ何て)

少女は頬をすり寄せると、一方通行の瞼に口づける。
ぞくり、と寒気が走った。

打ち止め「あなたが妹達を殺したなんて嘘。妹達が産み出されたなんてのも嘘。第一位だなんて嘘。レベル五なんて嘘。学園都市なんて嘘」

打ち止め「全部嘘だったんだから」

一方通行「な、に言って」

打ち止め「ねぇあなた……ミサカの名前って何?」

一方通行「……打ち止め」

打ち止め「それも、嘘」

一方通行「――ッ」

目を大きく開く。喉が渇くのを感じた。
打ち止めはもう一度瞼に唇を落とすと、そっと一方通行の体に手を這わせる。

打ち止め「綺麗な肌」

一方通行「あッ」

思わず声を挙げてしまったことが悔しくて、打ち止めを睨み付けた。
打ち止めはその視線が気持ち良いとでもいうように微笑むと、

打ち止め「――ね、あなた。何でこんな茶番劇があったんだと思う?」

一方通行「そンなの……知らッあ」

ピンと敏感になっていたところを指で弾かれる。

打ち止め「ちゃんと考えて」

一方通行「……アレイスターのプランかなンかか」

打ち止め「はいハズレ」

打ち止め「さっきも言ったでしょう? アレイスターなんて、いないの」

一方通行「……」

打ち止め「……ふふ」ゾクゾク

打ち止め「そんな顔しても、ミサカにこんなことされても、あなたはミサカに逆らえない」

打ち止め「例え全て嘘だとしても」

打ち止め「ミサカに対する愛情は特別だから」



364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/27(日) 23:05:39.35 ID:FUttTHBDO



打ち止めの唇からはぬらぬらとした真っ赤な舌が見え隠れしている。
一方通行はずきりと頭に痛みが走ったのを感じた。

打ち止め「ミサカは、ううん。――は、そのためだけに、あなたを手に入れるためだけに」

打ち止め「ふふ」

打ち止め「一目惚れって信じる?」

一方通行「……ぐッ」ズキズキ

打ち止め「あなたに会って、言った言葉。覚えてないと思うけど」

一方通行「なッ……づゥッ」

打ち止め「記憶のすげ替えって便利だよね」

打ち止め「まぁ」

打ち止め「今言ったことも明日には覚えてないんだろうけど」

ずきり、ずきりと頭痛がますます酷くなっていく。
耳鳴りまで聴こえてきたようだ。
一方通行は奥歯を噛み締める。ギリ、と嫌な音がした。

打ち止め「明日からはまた嘘の生活。あなたはレベル五の第一位で、――は、ミサカはあなたが殺した妹達の司令塔」

一方通行「――」

打ち止めが愉しそうに笑うのを徐々に暗くなっていく視界におさめながら、一方通行は意識が遠退いていくのを感じていた。



365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 23:06:37.78 ID:FUttTHBDO
おわり
打ち止めは将来中二病になるんじゃないかな
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 23:31:36.98 ID:VdD6x2UDO
ていうか、能力なんてある世界なんだからスキルアウトとかもろ厨二病かかってそうだよな

またはレベル1の能力者がレベル5になった妄想とか
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 23:41:40.56 ID:kgjMwJwYo
そもレベル5なんてみな中二病じゃん
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 23:51:12.30 ID:FUttTHBDO
禁書が中二だからな
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/28(月) 01:14:22.26 ID:gJtOw3uAO
長い間(26冊目あたりから)途中で止まってたSSが大体出来てきたんだけど、1レス500文字と長い上に全部で90レス超えそう
完成したら続きをここに投下したいんだけどどう考えても邪魔だよね。
スレ立てて最初から投稿した方が良いかな?
しかしながらてんでスレ立てするほどの作品ではない
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/28(月) 01:34:05.30 ID:XK+aEsAoo
構わんやれ
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/28(月) 01:45:09.62 ID:urSHldHDO
スレ立てておk
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/28(月) 01:50:10.97 ID:IuXkkgbc0
過去総合に投下した量と同量以上の新作があるならスレ立てたらいいけど、70レスほど総合に落とした奴で20レス新作ってのならここで完結したらいいんじゃないかな?

373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/28(月) 02:03:42.72 ID:igv88G5no
>>369
普通にスレ立てた方が俺にとっては読みやすくて有難い
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/28(月) 02:43:07.87 ID:Pg69VrfCo
>>369
スレ立てを待ってる
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(沖縄県) [sage]:2011/11/28(月) 02:55:39.34 ID:e7c2/63q0
>>363
乙!
こういう話大好きだ
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/28(月) 03:41:58.02 ID:gJtOw3uAO
>>370-374意見ありがとう。
新作はたぶん40〜50レスだからスレ建てすることにします
とりあえず明日というか今日中に今までの投下分+新たに10レスくらい書いてみる。それ以降は進み具合による

その前にほっこり通行止めネタで1レスもらいますです。
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/28(月) 03:46:23.65 ID:gJtOw3uAO

一方通行「なァ黄泉川」

黄泉川「なんだ?」

一方通行「オマエ、『おつかさンけン』って何のことか知らねェか?」

黄泉川「…すまんもう一回」

一方通行「おつかさンけン」

黄泉川「いや…初耳じゃん。どっかの地名か?ちょっと調べてみるじゃんよ」

一方通行「ったくあのガキ、プレゼントとか言って妙な暗号渡しやがって」

――――――
―――

打ち止め「ねえねえ一方通行!今日は何の日か知ってる?ってミサカはミサカは尋ねてみたり!」

一方通行「あァ?なんてことはねェ、ただの平日だろォが」

打ち止め「ぶー…今日は私とあなたが運命の出会いを果たしてからちょうど1年なのよ!ってミサカはミサカは肩を落として嘆いてみたり」オヨヨ

一方通行「んなもン知るか」

打ち止め「とにかく、記念日だからプレゼント!期限は無いから大きくなったら私に使っていいよ!ってミサカはミサカは恥じらいつつも大胆に贈り物をしてみる!」キャー

パタタタタ…

一方通行「なンなンですかァ?封筒?」

一方通行「…中に何か入ってやがる」

――――――
―――

打ち止め「ヨシカワ!ヨシカワー!あの人にプレゼント渡せたよ!ってミサカはミサカはこれ以上ない興奮を抑えきれずヨシカワに抱き着いてみたりー!」ダキッ

芳川「あら、よかったじゃない。偉いわね」

打ち止め「ちゃんと使ってくれると嬉しいな!ってミサカはミサカは期待と不安の渦の中で気丈にも期待してみたり!」

芳川「うふふ。何をあげたの?」

打ち止め「これだよ!ってミサカはミサカはあの人が万一なくしても大丈夫なようにもう一枚作ったほうを取り出してみる!」

芳川「…?これって…?」

打ち止め「えへへー//」


[お塚さんけん]


打ち止め「およめさんけん!!」

――――――
―――

一方通行「おつかさンけン…?」

一方通行「だめだ意味分かんねェ」


一方通行(ま、一応取って置くかァ…)


378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/28(月) 03:48:04.04 ID:gJtOw3uAO
タイトルつけ忘れたけどなんでもいいや
和める通行止めが好きです
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/28(月) 03:56:42.43 ID:T4NooZsJo
打ち止めに学習装置使ってなかったらこんな感じになるんだろうなあ
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/28(月) 10:09:42.38 ID:pGPQg29R0
>>342-344
読まなきゃいいんじゃ?俺は嫌いだから読まないし地雷踏んでもおもしろくないから忘れる
二次SSなんだから好きなの読んでりゃいーんだよ、ないなら自家発電しろいやして下さい
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/11/28(月) 18:41:13.73 ID:03s0maN50
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/28(月) 20:05:57.65 ID:PgU/+oGDO
↑なんなんだろうな、こいつ
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/28(月) 21:52:57.20 ID:bdcK5U6SO
>>381は乙しただけなのに……
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/28(月) 22:16:29.06 ID:IuXkkgbc0
>>383
>>381は放置スレを意味なくageる常習犯
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/28(月) 23:06:57.41 ID:SRqRuFNr0
>>384
俺が確認した中では、ほぼ同じ時間に
・ステイン
・俺のスレ
・鋼盾禁書
・天使同盟
がageられていた
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 01:59:57.65 ID:kXKyDAyDO
コネタ2レスもらいます



垣根の修理を頼まれた一方通行は、さっそく修理を開始しようと解体に乗り出しました。
それに慌てたのが垣根です。
繊細な脳味噌を一方通行なんぞに触られたら堪らない。
垣根は一目散に逃げ出していきました。
さぁてこれに怒った一方通行は、目尻を上げて追いかけたのですが――。






垣根「」カタカタ

黒子「えっと……」

垣根「」カタカタ

黒子「不審物があるとの通報で来ましたがこれは……」

垣根「」カタカタ

黒子(脳味噌……いえ偽物だとは思いますが)

黒子「き、気持ち悪いですわね」

垣根「」ガダタタッ

黒子「ひっ!?」ビクゥ

垣根「」カタカタ

黒子「なんですの……」

垣根「」カタカタ

黒子「……」

垣根「」カタカタ

黒子「というかこれ、どうしましょう……一旦支部に運ぶにしても触りたくありませんわ……」

垣根「」シーン

黒子「……あら?」

垣根「カタカタ」

黒子「動かなくなったと思ったんですが、気のせいでしょうか」ハテ

垣根「カタカタ」

黒子「ううん……まぁいいですの」

黒子「それよりほんと、どうしましょう」ハァ

垣根「悪いな」

黒子「いえいえこれも風紀委員の仕事ですので」

垣根「真面目だな」

黒子「そんな。当然のことですの……ってあらわたくし誰と喋って」

垣根「カタカタ」

黒子「? 可笑しいですわね」



387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/29(火) 02:00:57.71 ID:kXKyDAyDO



黒子「……」

垣根「カタカタ」

黒子「とりあえず初春に連絡しますか」ピッ

『あ、もしもし白井さんですか?』

黒子「えぇ。発見はしたんですがどうしたらいいかちょっとわからなくて……届け出とか出てません?」

『丁度連絡しようと思ってたんですよー。本人が支部の方に来てますよ』

黒子「あら。でしたらこちらの場所を教えた方がよろしいですわね」

『そうですね。それで大丈夫ですか?』

『はい。はい。大丈夫みたいです』

黒子「わかりましたの。ではこちらで待ってますわ……その方のお名前や特徴をうかがっても?」

黒子「はい。白い髪に赤い目、……一方通行さん」

垣根「ガタタタタッ」ガダガタタタガタッッ

黒子「っ!?」ビクッ


そのときでしたわ。
脳味噌のオブジェをメインにあしらった巨大な冷蔵庫ほどの機械は震えだしました。
そして一度ぶるりと縮こまるように大きく揺れると、
強い突風と共に機械から真っ白な翼が生えましたの。
その姿は神々しいほどで、わたくしは呆然とするだけで瞬きすることすら出来ませんでしたわ。
風を斬るように翼を広げると、機械は青空に向かって――さながら天使のように――飛び去っていきました。
気がついたときには、わたくしの前に残されていたのは真っ白の羽根だけでした。


ザッ


一方通行「オイ、機械を受け取りにきたンだが」

黒子「」ボー

一方通行「……オイ!」

黒子「……翔んでいって、しまいましたの」ボー

一方通行「あァ?」ピクッ

黒子「」ボー

一方通行「」チッ

一方通行(逃げられたか……クソ)

一方通行(修理の〆切まで時間もねェってのによォ)

一方通行(嫌がらせたァ愉快なことをしてくれンじゃねェか……メルヘン野郎)ギリッ




おわり
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/29(火) 02:02:15.08 ID:kXKyDAyDO
おわり
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/29(火) 07:08:32.76 ID:8Tw+0Q9S0
乙アグレッシブな脳みそだな

大事なことだから2回(ry
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/29(火) 10:41:16.60 ID:ew63TNPAO

続きがありそうですの
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 13:09:22.68 ID:fZwSTjtAO
乙です
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県) [sage saga]:2011/11/29(火) 18:06:03.40 ID:KrN2mVxV0
数レス頂きます
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県) [sage saga]:2011/11/29(火) 18:06:34.14 ID:KrN2mVxV0
 
 
――そう遠くない未来―― 
 
 
上条「終わったか……」 
 
禁書「終わったんだね……」 
 
水平線の向こうで沈み行く島。 
禁書目録との出会いからの戦いの日々。 
世界を幾度と無く救った英雄は船の上で一息ついた。 
 
御坂「このまま、まっすぐ学園都市帰るわけ?」 
 
上条「どっか行きたいとこあんのか?」 
 
御坂「いっ?べっ別に行きたいとこがある訳じゃないけど…、せっかく外にいるわけだし…、でもアンタと一緒ならどこでもいいというか……」 
 
上条「?」 
 
打ち止め「ミサカは帰りたいな……」 
 
番外個体「おこちゃまだからホームシックなんだね☆」 
 
打ち止め「そんなんじゃっ!……そうかも…… 
     あの人はきっとまた無茶してたはずなの……。ってミサカはミサカは学園都市を一人で守りきったあの人を想ってみたり」 
 
番外個体「んー別にミサカはあの人が苦しんでても清々するけどね☆ でもここは小さい子の意見を尊重するとしますか」 
 
上条「てことで。船舶免許取った姫神。直帰でたのむぜ」 
 
姫神「ヨーソロー。少し。揺れるから気をつけて」 
 
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県) [sage saga]:2011/11/29(火) 18:07:05.27 ID:KrN2mVxV0
 
 
――とある病院―― 
 
廊下ですれ違った名医に所在を尋ねる。 
翳のある表情で病室を案内される。 
ドアを開ける前に言われた謝罪の台詞。 
 
冥土帰し「僕の手に余った様だ。……すまないね」 
 
ドアを開けると神秘部的な空間が展開されていた。 
純白の光に包まれ、虚空に浮かぶ姿はまさに天に召されるかの様だった 
 
打ち止め「――っっ!! ……ただいま!ってミサカはミサカは元気に戻ってみたり」 
 
その光景に息を飲み、一瞬言葉を失ったが、大きな声で語りかけた。 
閉じられた目が薄く開く。  
 
打ち止め「船の中揺れてちょっと疲れちゃったよ……」 
 
―――qおhsgpのxn―― 
 
普段からは想像も着かない程の慈愛を称えた目で言葉を発する。 
 
打ち止め「ていうかあなたのその格好すごいねー。ってミサカはミサカは天使みたいなあなたに見とれてみたり」 
 
打ち止め「これちゃんと元に戻れるのかな?って当たり前の疑問をあなたにぶつけてみる」 
 
打ち止め「流石のあなたも疲れてるみたいだね。ってミサカはミサカはあなたの偉業を称えてみたり」 
 
 
打ち止め「お昼寝したらご飯が食べたいな、ってミサカはミサカは予定を立ててみる」 
 
何も言わずに変わらぬ優しい瞳で打ち止めを見つめている。 
 
打ち止め「その時にはお姉様たちもみんなみんな呼んで…、そうだ!パーティーしようよ!!  
     あなたもちゃんと来るんだよ!?ってミサカはミサカはしっかりと念を押してみる!」 
 
瞳の温もりは変わらぬまま 
 
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県) [sage saga]:2011/11/29(火) 18:07:53.72 ID:KrN2mVxV0
 
打ち止め「何か言ってよ……ねぇ…」 
 
――rpbgじsqqlだ――  
 
打ち止め「ミサカのっ!!ミサカの分かる言葉でちゃんといってよ!!」 
 
堰を切ったかの様に溢れる涙。 

打ち止め「ぅうっ!こんなのって……こんなのってないよ!!」 
 
赤ん坊の様に声を上げて泣く。 
 
――womぎgsnすhfkas―― 
 
聡い最終信号は気付いていた。 
自分の愛する者が消えようとしていることを。  
幼い打ち止めは気付いていた。 
それを認めたくない自分がいることを。 
どんなにもがいて、あがいてもどうしようもない事もある。 
どんなにもがいて、あがいてもなんとかしたい事もある。 
右脳と左脳で鬩ぎ合う二つの言葉 
 
「q打ち止めl」 
 
ノイズの混じる声は先程よりも鮮明に聞こえた。 
 
「打ち止め」 
 
顔を上げる打ち止め。 
 
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県) [sage saga]:2011/11/29(火) 18:08:31.23 ID:KrN2mVxV0
 
              /::::::::: i   _,,_ル,,rョュ 、 iヽ :::::\
              /::::::::: |  ィ rっフ , 弋ミア |r,:::!:::::::::::ヽ
             /::::::::: _|  "''"~ ハ   ハ   .i;{!!、::::::::::ヽ
            /:::::::::::;!} ;    / " '  ヽ   |j!::::::::::::::ヽ  おじぎをしろと言っているのだ
           /::::::::: ::;!λヽ    r―''"入  |ハ:::::::::::::::::ヽ
           ' ::::::::::;:::::!`"i    廷廾ニツ  j  ';:::::::::::::::::ヽ
          ' ::::::::::;:::::!   i、      ̄   .ノ  !::::::::::::::::::ヽ
          ' ::::::::::;:::::!     ` ー ,,___,,. イ:    !:::::::::::::::::::ヽ
           ,' ::::::::::;:::::!       ,r┘‐‐ ' >、_    l::::::::::::::::::::ヽ
           / ::::::::::;::::::!  ,.-‐ <,ム、  /´   ヽ   l:::::::::::::::::::::ヽ
           ,′::::::::::::::::! ,′,//´「:::`{!  、    }    l:::::::::::::::::::::ヽ
          ,!:::::::::::::::::::::{ / /.:/ /::.  .:[! ハ 01 l    !::::::::::::::::::::::ヽ
          ,!:::::::::;:::::::::::::l// .:::/  ,!rー┐:[! |   !    !::::::::::::::::::::::::ヽ
         ,!::::::::::::::::::::::r'、{:::::/  /::.  ̄ .::ヘ、」_ _」、   l::::::::::::::::::::::::::ヽ
       ,!::::::::::::::::::::::/`..〉/  /::.::.:.   ..::::/{. ̄ 田|    !::::::::::::::::::::::::::ヽ
      ,!:::::::::;'::::::::::/ .::::/   ,'::::.ヽ/ .::::/ l:..    {    l::::::::::::::::::::::::::..
      ,!:::::::::,::::::::::/ .:::/   ,′ ::::..:::::::::/  |::::.   |    l:::::::::::::::::::::::..
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      /::::::::;'::::::::///    /:::..!   ;r'〈    !ヽ:::::::., |    l::::::::::::::::::::::.
    〃::::::/:::::/ ;r'_‐┐ /::::::::〉 / :::ヽ. |:::  ,r l     !:::::::::::::::::::::.
    /:::::::_/  ;r'ー-┘ / ⌒)::::::::   ::ヽ.| _/  l     l:::::::::::::::::::::::..
  /::::: 「   .:::/     /ヘ、':::::.  :. 、  :::ヘl ::.::..  .:l    !::::::::::::::::..
 /::::::: /|   .:::〈     / :::...`ヽ.  ::.  ヽ:::::.| :┌- ┐!    l:::::::::::::::::::..
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::::::: / <´ヽ<:/ ` :/ .:| \     _,. ‐'´ヾ! :::! 「! 」! !    !::::::::::....
:::: /   `Y´\::::::/ :::;! .::l\  /:ヽ _/ | .:::| 「l 」l. l    l::::::::::....
: 〈    .::::{\ .:Y  .:::,! .::::| .::ヽヘ ::_,ノヘ、,イ :::i 「 「|l !   l:::::::....
:::: ヽ、 .:::::!  ` く_ ̄ 7ー-- '!ー ヘ:ヽ、_, ‐'! ,! ::::l 「! 」 !ハ   !:::..
   | ハヽ,!      ̄ゝ,――'rー‐‐' ヽヽ、 /   ::| 「l. 」|  〉
   ` ` ト=、_ _    /    ,!_  _  _ヾニ ヽ、_ └--‐'_rヘ
 
 
 
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県) [sage saga]:2011/11/29(火) 18:09:22.60 ID:KrN2mVxV0
最後の言葉だった。 
天使となった例のあの人は光に包まれて霧散する。 
病室に舞い落ちる純白の羽は皮肉にも、上条当麻の記憶を消し去った物に酷似していた。 
 
打ち止めは立ち上がり敬愛するあの人の言葉に従いおじぎをする。 
 
 
 
――さようなら。そしてお疲れ様―― 
 
 
 
  マイダーリン 
――私の闇の帝王――  
 
 
 
 
   アバダ・ケダブラ  
     お終い
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県) [sage saga]:2011/11/29(火) 18:11:45.55 ID:KrN2mVxV0
例のあの人へ哀悼を込めて 
 
失礼しました 
 
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/29(火) 19:23:50.99 ID:LGusZZyyo
お前かよ!!??wwwwwwwww
乙!
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 19:33:59.46 ID:xjK8Vhjro
くそwwwwww
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 21:08:22.61 ID:9nqR7Ck+o
まwたwおw前wかwwwwwww

久々過ぎて完全にノーガードだったぜ・・・
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 21:23:29.89 ID:6TjG/qYoo
さんざん嫌がってた人もいるのにまたやるのか。学習しろ。
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(兵庫県) [sage]:2011/11/29(火) 21:34:37.89 ID:jxIUg4AEo
久々すぎて吹いたwwww
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 21:47:20.66 ID:aTWR0NKro
まあそろそろ飽きてくるよな
久々だったから油断してた
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/29(火) 22:16:36.48 ID:IIscA2lmo
乙ー
確かに嫌がってた人もいたが、こんくらいの遊び心位許してあげて欲しいけどな
あとAAにだけは突っこまして貰う
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 22:30:28.03 ID:YOuP61bS0
乙ー
不謹慎なネタって訳でなし姫神が船舶免許とってるシーンでギャグって分かるし別にいいんじゃない?
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/11/30(水) 00:02:42.19 ID:upkYjnbp0
6レス程頂きます。未来設定注意です。

それではよろしくお願い致します。
408 :僕のお母さん 1/6 [sage saga]:2011/11/30(水) 00:05:59.66 ID:upkYjnbp0


僕のお母さんは近所でもとても評判の美人さんです。

みっちゃんもあっちゃんもいつもいいな〜って言ってくれます。

お母さんは意地悪で、イタズラを仕掛けてきては僕より子供みたいに喜んだりするけど、とっても優しくてあったかいです。


だから僕はお母さんが大好きです。




僕とお母さんはマンションの11階に住んでいます。

僕にはお父さんがいません。お母さんに訊くと


『宇宙皇帝と相討ちになった』

『カジキマグロを獲りに出て行方不明』

『二股かけて刺された』


お母さんはいつも違う事を言って僕にイジワルな顔で笑って煙に巻きます。

どれが本当なのか、どれも嘘なのかはわかりません。

だけどお母さんがあまり話したくないことだけはわかります。

409 :僕のお母さん 2/6 [sage saga]:2011/11/30(水) 00:07:36.82 ID:upkYjnbp0



僕のお家にたまに男の人が遊びに来ます。

お母さんはその人が来るといつもケンカしながらご飯を作ったり、ゲームをしたり、DVDを観たりします。

それから僕にお留守番をお願いして二人で出掛けたりします。




お母さんはその人の事を「大っ嫌い」と言うけれど、それは多分違うと思います。

だってその人が来る日になるとお母さんはいつもより二時間も早く起きます。

それからお化粧をして、綺麗なお洋服を着て、鏡の前で何度もくるりと回っては髪の毛をいじったりして、ソワソワしています。

お休みの日はいつも僕に起こされないと起きないお母さんがです。



僕はソワソワワクワクしてるお母さんはとても可愛いいと思います。

410 :僕のお母さん 3/6 [sage saga]:2011/11/30(水) 00:09:05.06 ID:upkYjnbp0




男の人はいつも僕を見ると何だか困ったような顔をしてから、ゆっくり頭をなでます。

優しくないのに僕はそんな時いつも胸が苦しくなります。

男の人は僕とお揃いです。


白い髪の毛も

赤い目も


「お揃いだね」と言うと男の人はますます困った顔をします。

お母さんは何も言わすに僕と男の人を見ています。




男の人はときどき女の子を連れて来ます。

僕と同い年の可愛い女の子です。

栗色の髪の毛に栗色の目をしたその子は何となくお母さんに似てる気がします。

女の子は男の人の子供で、やって来てもいつも男の人の手にしがみ付いて離れません。

男の人が僕の頭を撫でようとすると男の人の手を引っ張って怒ります。

お母さんが女の子を撫でようとすると女の子は逃げます。



そんな時お母さんは悲しそうな顔で笑います。




だから僕はあまりその子が好きじゃありません。






411 :僕のお母さん 4/6 [sage saga]:2011/11/30(水) 00:10:30.92 ID:upkYjnbp0





男の人が居なくなると、お母さんは

「あーあ、やっと帰ったよあの糞野郎。ミサカ肩凝っちゃった〜」

と言って僕を膝の上に乗せます。

僕の頭にあごを乗せて、それから力いっぱいぎゅっとします。

いつものぎゅっよりも強くて、苦しくなります。

でも、苦しいとは言いません。




だって、お母さんの手は震えてるから。




412 :僕のお母さん 5/6 [sage saga]:2011/11/30(水) 00:11:25.92 ID:upkYjnbp0



男の人が帰るとお母さんは一人でお風呂に入ります。

いつもは僕が嫌がっても一緒に入りたがるのに、その日だけは一人で入ります。

そして僕がサザエさんを観ている間、ずっと泣いています。

僕は聞こえないふりをします。僕にはきっと何もできないから。

お母さんの泣き声を聞かないように、クッションを頭に押し付けて、僕は目を瞑ります。



お風呂から出てくるとお母さんはいつものお母さんです。

イジワルで優しい大好きなお母さんです。

だけど、その日はいつもお母さんの目は僕とお揃いで真っ赤なままです。

413 :僕のお母さん 5/6 [sage saga]:2011/11/30(水) 00:18:04.99 ID:upkYjnbp0

男の人がやってきた日は、必ず僕とお母さんは一緒に眠ります。

お母さんは僕を抱き締めて、僕の髪に顔をくっ付けます。

僕はお母さんを抱き締め返して、お母さんの胸に頭を乗せます。

こんなに悲しむのに、お母さんは男の人をお家に呼ぶのを止めません。

だったら一緒に暮らせばいいのに、そう言うとお母さんは首を振ります。


「ミサ…お母さんにはアンタがいればそれで十分。それ以外は邪魔だよ、あはっ」


それはきっと本当のことで、嘘なんだと思います。

でも、僕はうなずくことにしています。

お母さんがそれでいいと言うなら、それでいいと僕も思います。

「僕はお母さんの側にずっといるよ」

そう言うとお母さんは本当に嬉しそうに笑って僕を抱き締めてくれるから。

だから僕はその度にそれ以上は要らないと、思っています。

僕とお母さん、僕達親子は二人だけで十分なんだと、そう思います。



414 :6/6でした……orz [sage saga]:2011/11/30(水) 00:19:20.73 ID:upkYjnbp0
以上で投下終了です。
それでは失礼致します ノシ
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/30(水) 00:21:09.58 ID:GivUDW8so
乙!
一方さんモゲロ
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 00:21:14.78 ID:H03MlK+8o

お妾さんですやん、ミサワさん。
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/11/30(水) 00:27:20.03 ID:efDOSiwU0
乙、切ないな
一方通行はもげるどころじゃ済まさない
418 :補足 [sage saga]:2011/11/30(水) 00:30:49.10 ID:upkYjnbp0
一方さんは愛人別宅においてぬふふふというわけじゃなく番外さんの負の感情を抽出する機能が完全に無くならなかったので、
結婚生活は難しいという理由で結婚せずに別々に暮らしてるという設定です。
番外個体が枕を涙で濡らしてることには変わりないのですが。それでは。
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 00:42:07.67 ID:Fc1qCeKqo
男の子と女の子は双子
一方さんとワーストにそれぞれ引き取られて暮らしてる
そんな感じか





打ち止め「ペッ」
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 00:45:10.59 ID:Qj7WK5WCo
双子の内の一方通行と瓜二つな子供だけ連れてった、って奴だっけ
確か前にもう一人の子供か打ち止めサイドが投下されてた希ガス
このスレじゃなかったっけ?
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 00:50:45.86 ID:hT/9PqoIO
支部でそれっぽいのは見た。
短編集のひとつで。
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 01:03:04.99 ID:Qj7WK5WCo
あ、支部か。なるほどthx
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/30(水) 01:06:31.71 ID:cpK6mwYRo
打ち止めってどうなってるのかな


死んだのかな
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/30(水) 01:14:56.32 ID:vhei+04AO
番外通行のSSの後、
いちいち打ち止めのこと擁護する奴、総合の空気読めよ
お前らはお前らの巣から出てくるなよ
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 02:24:05.13 ID:WMi7vdKmo
……擁護してるレスが見当たらない気がするんだけど…
お前がまず落ち着いて乙のひとつでもしたらどうだい
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 02:25:07.01 ID:WMi7vdKmo
とか言っておいて俺が乙忘れるとか超不覚ゥゥウ!!

乙!切ないなこれ
こういうの好きだ
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 02:43:09.74 ID:NF6DkfpVo
乙乙
切なさがなんとも後をひく
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長崎県) [sage]:2011/11/30(水) 06:14:08.10 ID:Xc+cWW5Qo
打ち止めが不遇不遇言うから怒った打ち止めがフグになるSSを書きたくなったじゃないか!
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 07:17:56.79 ID:Obb0NLkSO
>>414
この話の美琴や他の妹達はどう思ってるのか気になった
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 12:10:49.30 ID:5EaRavvDo
支部ってどこですか?

作者さん乙です。せつないなあ。
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) [sage]:2011/11/30(水) 12:32:01.02 ID:LToUlgBAO
えっとつまり魔術師が未来から一方さんの子供を二人召喚して二人の母親はミサカって事だな!

一方「…お前もか」

上条「…ああ」
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage ]:2011/11/30(水) 14:32:25.18 ID:epCBCWIP0
>>430
pixiv
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 14:46:11.78 ID:hT/9PqoIO
>>430
pixivのモザイクという短編集の中の一つが補足にあるのと同じ感じ。
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 19:20:33.08 ID:KgUis22x0
乙!静かな雰囲気のSSいいね

>>424
つ鏡 お前が空気読め、まず乙だろ
折角のSSまで印象が悪くなる
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 12:42:15.97 ID:G35glU+0o
≫432,433
ありがとうございます。
確認できました。
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/02(金) 23:32:59.06 ID:vxjMIrMQo
ここって何回かに分けて投稿しても良いの?
それとも一度に投下の方がいいの?
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/02(金) 23:41:35.14 ID:vmBUp5oT0
>>436
ショートショートの集合とかなら小分けでもいいけど、区切って半端になるなら一気がいい。
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/02(金) 23:53:15.10 ID:vxjMIrMQo
ありがとうございます
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/12/03(土) 03:45:21.74 ID:iTsfEywDO
3レスもらいます
(注意)未来設定・一方通行が誰かと結婚しています
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/12/03(土) 03:46:06.44 ID:iTsfEywDO


――最終信号の恋愛事情は複雑だ。

暖かな日射しの中で、何とか布団から抜け出すと、すらりとした脚を床に投げ出した。
欠伸をすると目尻に涙がたまった。

(あー……やば。今日か)

伸びた髪を指先で摘まみながら、美容院の休日を頭で反芻した。
一方通行から離れたときからずいぶん伸びた。
それが会っていない年月を感じさせ、知らず知らずに眉をしかめた。
一方通行に執着しているという意味なら――自分ほど想っていたものはいないだろう。
だからこそ今回の話には少なからず衝撃を受けた。
けれどもやはり過去の話で、自身の個性化が顕著になってきたあたりから彼への執着は薄くなっていた。
彼はそれを――顔に出さずとも――喜んだが、少し寂しかったのを覚えている。
しかし、と頭に小さな上位個体の姿をおもいうかべ、皮肉めいた笑みを浮かべる。
そうだ。打ち止めは自分とは違う意味で――ある意味一緒なのかもしれない――彼に執着していた。
自分のような性質とは違った、だからこそ厄介な執着心。
だが一方で彼女は大人すぎた。そう作られていた、というのもあるだろう。
自分を我慢する術を知りすぎている女――なんて、不幸以外の何物でもない。
携帯電話を手繰り寄せ、打ち止めの登録を探す。

(――ん。待ち合わせ何時だっけ?)

メールを打ち込み、送信ボタンを押すとすぐに返信が返ってきた。
素早く目を通して確認をして携帯電話を閉じる。

「さて」

顔を洗うか。



441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/12/03(土) 03:47:05.66 ID:iTsfEywDO

...


待ち合わせまではあと十分もある。
あのいいこちゃんの最終信号が――十分前とはいえ――まだ来ていないということに首を傾げながらも、身嗜みを確認しようと鏡を取り出した。
プロの技は流石だとメイクアップされた自身を見て息をついた。
風で少し崩れた前髪を調整していると、後ろから声がかかった。

「番外個体!」
「遅い」

駆け寄ってきた最終信号の鼻に指を突きつけてみせると、
最終信号は眉をはのじにさせた。

「ごめんなさい……ってミサカはミサカは謝ってみる」
「まぁまだ五分前なんだけどね」
「……えー」

不満げに頬を膨らませた最終信号の頬は紅く、それは走ってきたからだけではないだろう。
それに気が付き、眉間を寄せた。

「体調悪いなら無理しない方がいいんじゃない?」
「……何で?」
「メイク濃い。顔色を誤魔化そうとしてるのがバレバレ」
「……あの人にバレるかな?」
「さぁね。昔ならわかっただろうけど今は……ねぇ最終信号、本当に出るの?」
「……」
「だってさ――」
「番外個体」
「……はいはいごめんね」

辛そうな顔をしてまでどうしてそうも無理をするのか、俯いた最終信号を見下ろしながら思う。
……わからなくはないけどさ。



442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/12/03(土) 03:47:57.31 ID:iTsfEywDO

...


―― 一方通行の結婚式は密やかに行われた。


「お疲れ」

ぽんと頭に手を置くと、最終信号は困ったように笑った。

「……なにそれ」
「いや別にー?」

変な番外個体、と最終信号は眉尻を下げた。
広間の奥で上条当麻たちと話している一方通行の姿をちらりと見て、最終信号に再び視線を移した。
「一生あの人以外を好きになることなんてないよ。」
最終信号が二十歳(戸籍上)になって最終信号と一方通行の距離が少しずつ離れ始めたころ、
酒の席で言っていた台詞を思い出す。
あれ以来聞いたことはないが、きっとあれが最終信号の本音なのだろう。
決して本人に見せることのない強い執着。

「……よし。久々に呑みに行かない?」
「え? ってわっ」

少し乱暴に頭を撫でる。
崩れた髪を抑えながら最終信号は目を白黒とさせた。

「今日はミサカ、呑みたい気分なんだよね」

そう言うと最終信号は「仕方ないなぁ」と柔らかく微笑んだ。



443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 03:50:26.30 ID:iTsfEywDO
おわり
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/12/03(土) 06:34:06.35 ID:+80o3Nf+o

こういう話大好きだ
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(三重県) [sage]:2011/12/03(土) 08:04:25.03 ID:RbNxSho80
乙です!
打ち止めの心境を思うと切ない…大好きですけどねこういうの。

もしかして前に打ち止めの結婚式に出る一方通行のお話書いていた方ですか?
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 12:12:06.35 ID:8n7zQGl2o
乙!!
こういう報われない恋愛してる女の子の話、大好きだ
号泣するより切なさが伝わってきていいな

>>445
パパセラの人のことなら、あの人が書く一方通行はいつもハーレム状態だから、
番外個体も一方通行に恋してた設定にされてただろうし、
番外個体の口調も変えられると言うか何か独特にされてるから、違うと思うよ
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 12:25:36.06 ID:xQlrlXfTo
乙 切ない話が続くなあ


口調変えられるってそれ要はちゃんと書けてないって事じゃないのか
読んだことないから良くわからないけど
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(不明なsoftbank) [sage]:2011/12/03(土) 13:20:59.21 ID:eF2fzQsj0

あっさり風味な所が実に自分好みです
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(新潟・東北) [sage]:2011/12/03(土) 13:43:28.27 ID:XqfGr0NAO
ラーメンは塩
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 13:46:09.10 ID:iTsfEywDO
いや醤油だろ

>>445違うよ
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 14:22:04.16 ID:mcPFdfcIO
>>446
一言違うと言えば良いものを、なぜわざわざ含みのある物言いをするんだか…

>>447
読んでないなら余計なことは言わない方がいいよ。
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 15:35:49.14 ID:Mz8X0xi50
新参者ですが、前回SSスレをたてて、短いので立てるなと言われました
絶対等速VS一方通行を書いたものです。
短いSSならこちらに投稿したほうがよろしいでしょうか?
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 15:47:57.95 ID:iTsfEywDO
>>1の注意点をよく読んで大丈夫ならおk
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 15:54:08.00 ID:Mz8X0xi50
わかりました 14レスほどいたただきます
ステイルVSアンジェレネ(おまけで上条さん)
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 15:57:14.03 ID:Mz8X0xi50
建宮、君たち天草式は先に上条当麻のもとへ向かってくれ。
ルーンを置いたら僕もすぐに追いかける!」
「了解!」
建宮率いる天草式の声が、深夜の遊園地へと響いた。
この近辺のローマ正教シスター部隊は、
たった今ステイルと天草式に壊滅させられたばかりだ。
「さて、仕事にとりかかるとしよう」
プロの魔術師としてあってはならないことだが、このときステイルは油断していた。
(やはり仕事前のタバコは欠かせないな。集中力が増す)
自身の悪癖を少しいいわけがましく弁解しながら、ステイルは咥えたタバコに火をつけた。
(イノケンティウスをこのように使う予定はなかったから
ルーンは手動でセットする必要があるな。面倒だ)
そんなことを考えていると、突然
ステイルの耳は、『何かが風を切る音』をとらえた。
「新手か!」
気づいた時にはもう遅い。かろうじて急所は免れたが、腹部のダメージはかなりのものだ。
(やれやれ、防御術式があってよかったというところか。油断していた)
自分を襲ったものの正体、それは金貨の入った袋だった。しかも一つではない。
「すでに囲まれていたとは」
『袋』は四つあった。
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:00:21.64 ID:Mz8X0xi50
ステイルが新しい敵との戦いを開始したころ、上条当麻はシスター部隊のリーダーであるアネェーゼのもとに急いでいた。
「いかせると思ってんのか?この猿が!」
ルチアの爆発する車輪が迫る
「くそっ」 
その声は両者から発せられたものだ。
かろうじて車輪をかわした上条は、自身の新たな敵と向き合う。
「異教徒が!ちょろちょろ逃げ回るだけのクズが!」
「そこをどけ。俺はてめえとおしゃべりするためにここにきたんじゃねえ。ぶちのめすぞ」
次にルチアから発せられた言語はもう日本語ではなかったが、敵意は十分上条に伝わった。
ここでもまた、戦いの火蓋がきって落とされる
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:03:48.52 ID:Mz8X0xi50
金貨の袋を避け続けるステイルの頭を占めていたのは二つの疑問
なぜステイルが一人になったところを狙ったのか?
どこから、どうやって敵は、ステイルの場所を特定しているのか?
一つ目の疑問の答えはすぐに導き出せた。敵が優秀な魔術師だからだ。
(この術式は先ほどの乱戦では一度も見ていない。
つまり、この魔術師本体は部隊の命令を無視したか、命令する立場の者だったのだろう。そして、注意深く『観察』して僕が一人残っているという事実から、
僕がこちらの作戦の重要な仕事をしていると判断したのだろう。)
ステイルは内心舌を巻いていた。
「ローマ正教はトップの言いなりになるロボットのような者ばかりと思っていたが、なかなか優秀な奴もいるんだな」
しかし、二つ目の疑問はなかなか厄介だ
(アウレオルスの時のような魔力探査の結界がない。すなわち敵は、
「視覚」または「聴覚」でこちらの位置を把握しているはず。
しかし建物の屋根を見渡しても人影はない。
この『袋』の動きを見る限り、正確に僕の位置をわかっていないようだが)
事実敵の攻撃は大雑把で、『ステイルがどこにいるか』しかわかっていないようだった。
突如ステイルは笑い出したい衝動にかられた。謎の答えが明らかになったためだ。
「真剣に禁煙について考える必要がありそうだ」
つぶやきながら、ステイルはタバコを投げ捨てた。
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:06:33.46 ID:Mz8X0xi50
ステイルを襲ってきた敵、アンジェレネはあせりを感じていた。
(わたしの術式に視覚はない。けど、触覚はあるから敵にあたれば手ごたえがある。
 今、どういうわけかはわからないけど、術式は敵にあたってない)
おそらく、タバコの煙で位置を把握していたことがばれたのだろう。
その結論を認めるのは恐ろしかったが、認めざるをえない。
(わたしの術式にしこんだ自動帰還システムを作動させるしかありません)
敵を自分にひきつけてしまうため、臆病な彼女は一瞬ためらった。
このまま自分だけ逃げれば助かるのだ。その事実が一瞬心をよぎる
(だけど、そのまま逃げ続けられる保障はどこにもない。
それに、シスタールチアやシスターアネェーゼを裏切るわけにはいかない!)
彼女は戦闘を続行することを決意した。
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:09:04.66 ID:Mz8X0xi50
爆破攻撃をかわした上条は、ルチアと向き合う。
「てめえの車輪は一回爆発したら再生まで次の攻撃ができねえ 
おとなしくしてりゃ一発ぶん殴るだけですむぜ」
「何勝った気になってんだ?このクソ虫が」
上条はルチアの言葉を聞いていなかった。あとはこのまま突っ込んで殴り飛ばすだけ…
突如、鋭い痛みが上条の肩を襲った。
「バカな、いったい」…
「ぶっ壊した車輪は『再生』できんだよ!一回見てるのに気づかないなんて、
 やっぱてめえは猿だ!蜂の巣になりな!」
肩に食い込んだ木片は、その『再生する力』で上条の体をルチアのもとへ運んでいく
さらに、ルチアの手元にはパーツが集まって車輪を再び形成している。
(まずい!このままでは奴の車輪に引き寄せられ、
爆破の直撃をさけることができない!)
直感か、はたまた論理的思考のもとで行ったのか。
それは本人にもわからなかったが、上条はとっさに右手で肩に刺さった破片に『触れ』た。
異能の力を打ち消した時の、あの独特の音をだし、再生術式は破壊される。
しかし、『爆発』と『再生』の術式は互いに干渉しない別の系統の力である。
つまり、再生術式を破壊しても爆破は止められない。
すんでのところでその事実に気づいた上条は、横っ飛びで、ルチアの攻撃軌道から離れた。
直後、まるでマシンガンでも発射かのようなスピードで木片がばら撒かれる。
一点に、一直線上に集中したその力を目の当たりにした上条は驚愕した。
(蜂の巣なんて生易しいものじゃねえ!あれをまともにくらったら…)
上条はその先を想像することを放棄した。考えてもしかたがない。
「…なんのつもりだてめえ」
敵のとった行動は、上条にこの言葉を口にださせるほど奇妙だったのだ。
ルチアは車輪の中心部を離れた場所に投げてしまっていた。
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:14:25.76 ID:Mz8X0xi50
上条は奇妙な疑問にでくわした時、ステイルもまた、ある疑問に悩まされていた。
タバコの煙で敵が自分の位置を把握していると悟り、タバコを捨てる。
敵はタバコに反応するが、なんらかの方法――ステイルはそれを『触覚』だとふんでいたが――で攻撃があたってないことを悟り、身を守るため霊装を自分のもとへ戻そうとする。ここまではステイルの予想通りだった。
しかし、主のもとへ戻ろうとする四つの霊装を追い、曲がり角を曲がったとき、
ステイルは敵を過小評価していたことを思い知らされる。
霊装が二つしかなかったのだ。ここから導きだされる答えは二通りである。
一つ目のパターン、敵はすぐ近くに潜んでおり、今見えている二つはダミーである
もう一つのパターン、姿が見えない二つの霊装はステイルを狙っており、ステイルは敵の射程距離内(目視確認できる距離)にいる
(敵の慎重さから考えて、おそらく前者だろう。
ダミーに期待するほど軽率なやつではないはず。だから今一番の問題は
『敵本体がどこにいて、どうやって攻撃をしかけてくるか』だ…)
「ここにいてはまずそうだ」ステイルは周囲を見回し、三方向を壁に囲まれた部分を探す。
そこなら攻撃がくる方向が一方向、多くても二方向にしぼれる。
どこから飛んでくるかわかれば、炎剣で切り捨てるなり、焼き払うなり、
いくらでも対処のしようがある。
そんなステイルの自信は、見事に打ち砕かれることになる。
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:15:48.45 ID:Mz8X0xi50
ルチアと向き合った上条は、奇妙な疑問の答えに気づかされることとなる。
ルチアは戦闘を放棄したわけでも、敵に降伏したわけでもない
ルチアと戦ったのはほんの短い間だが、それでも上条はこの事実に感づいていた。
では、なぜルチアは車輪を投げたのか? 答えはすぐに明らかになった。
そばに落ちていた木片を拾うと、ルチアは『再生』の魔術を使った。
「まさかこうするとは予想できなかっただろう? 所詮猿の頭じゃその程度!」
木片の『再生する力』は上条の体さえ運ぶかなりのスピードで運ぶことができるのだ。
彼より体重の軽いルチアは言うまでもない。車輪の中心部へと移動したルチアは
「てめえの能力は殴るだけ。距離さえとっちまえばこっちのもんだ!」
と言い放った。
上条の心を占めていたのは、悔しさなどではない。
それは閃き。ルチアの行動から、ある考え、勝利への確信が生まれたのだ。
(おもしろい…)
上条はルチアのもとへ走り出した。
その姿に変わった点は見られないが、彼の直情的な性格を知っている者は
違和感を感じただろう。
上条の走り方はまるで、羊を追い立てる牧羊犬のように大回りだったのだ。
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:19:24.24 ID:Mz8X0xi50
どうにか『袋小路』となっている場所を見つけたステイルは、早速カードを設置し、
炎の壁を作る。
(これで敵の攻撃できる範囲は上方向のみだ。来い!焼き払ってやる)
確かにアンジェレネは上空からの攻撃を画策していた。
しかし、それはステイルの予想をはるかに超えたものだった。
首を上方に向けたステイルは、目の前の光景が信じられなかった。
(まったく悪い冗談だ)
大きな売店の車がステイルの上方に浮かんでいた。
よく見ると、二本のロープで吊るされていた。
その先にはステイルが先ほどまで追っていた霊装が二つ。
さらに、車の上には、術者本体と思しき人影があった。
霊装を自分の手元に戻す前は、この車の上からステイルを捕捉していたのだろう。
(敵は自分の長所、短所を知り抜いている奴だ。あの霊装威力は高いが、
 あれほどの重量の物体をここまで持ってくるには、やはり時間がかかるだろう。
 つまり、自分の能力の特性から、敵がこの場所に来ることを見抜いていたのだ。)
確かに遊園地という場所の特性上袋小路となっている場所は限られていた。
しかし、ここで一つの疑問が浮かび上がる。
なぜ、敵は自分の姿をさらしているのか? 
そんな疑問が浮かんだが、考える余裕はなかった。
車がそのまま落下してきたのだ。アンジェレネがロープを切ったのだろう。
(クソッ どうする!?)
普段の彼ならば、イノケンティウスという心強い味方がそばに立つ。
この程度の物体など簡単にはらいのけることができるはずだ。
しかし、現在ステイルは、イノケンティウスが使えない。
炎を撃つことも考えたが、熱の破片が自身に降りかかり、
さらに大きなダメージとなるだろう。
ステイルの防御術式は、炎に特化しているが、熱に特化しているわけではなかった。
(少々危険だが、あれをやるしかない!)
ステイルは地面に向かって炎を噴出する。
圧倒的な熱で地面のアスファルトが溶け、内部で小さな爆発が起こり、
人間一人が入れる程の穴が空く。ただ常人よりかなり背の高いステイルには少し窮屈だ。
穴はかなりの熱を帯びていたが、降ってくる車に押しつぶされるよりはましだ。
(日本では、死者を火葬するっていうけど、それはこんな感じなのだろうか)
そんなことを考えながら穴に入り込む。
防御術式の上から伝わってくる熱や、何かがこげるような臭い(それがどこからくるのかステイルは知りたくなかった)を耐えて敵の攻撃をやり過ごす。
幸運なことに、売店によくある邪魔くさい装飾がなかったため、
ステイルは無傷で敵の攻撃を切り抜けることができた。さらに、敵の霊装が一つ、
地面と車の間に挟まって動けなくなっていた。
おそらくダメ押しでステイルを攻撃するつもりだったのだろう。
ステイルが炎剣で切り捨てたのはいうまでもない。
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:21:13.62 ID:Mz8X0xi50
ルチアは、追ってくる敵の動きに対して、爆撃攻撃をしかけ、
距離をつめられると車輪を投げて引き離す。という消耗戦のような作戦に出ていた。
体力では確かに上条のほうが有利であったが、ルチアは『再生術式』で移動できる。
さらに上条は、爆撃で飛んでくる木片を避けなければいけないのだ。
このまま戦闘を続けていれば自分に分がある。
少なくとも敵はアネェーゼにたどり着けない。
ルチアは勝利を確信していたが、一つ見逃していたことがあった。
『再生』で逃げる際、必ず上条のいる向きと反対方向へと進まなければならないのだ。
上条に向かっていけば、敵の得意とする近距離の射程に入ってしまう。
それはどうしても避けたいことだった。
そのため、ルチアは知らず知らずのうちに、上条に誘導されていたのだ。
今、ルチアがいる場所は、ステイルが追い込まれたのと同じような袋小路。
「もう逃げられねえぜ、てめえの負けだ」
そう言う上条だったが、彼も肩で息をしていた。
「ほざくんじゃねえ蛆虫野郎が」
言葉とともに木片を飛ばす。今まで惜しいところで避けられていたが…
「ぐっ!くそ…やっぱ痛え」
直撃ではなかったが、上条のわき腹には、破片がいくつか刺さっていた。
ルチアは完全に勝利を確信した。次の攻撃はかわせまい…
それでも敵は
「てめえの負けだ」
と、傷を負った体でルチアに迫っていく。
気に入らない。ルチアの心に浮かんだ言葉はまさにそれだ。
いいようのない不安感にかられたが、敵は殴るだけの能力、
再び距離をとればいいだけだ。
「なに追い詰めた気になってんだ?所詮猿知恵、車輪を屋根に投げりゃあすむってことに気づかないのか?」
敵は答えず、近くの柱をつかんでいた。
支えられて立っているのでやっとなのだろう。
(離れる必要はないかもしれないな)
そう思ったが、やはりルチアは車輪を屋根へと投げた。

464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:23:43.78 ID:Mz8X0xi50
ステイルはアンジェレネが隣の建物に入る瞬間を見ていた。
(わざとらしい…自分から姿を見せにいっているようだった)
アンジェレネはいかなる理由でこの建物に入ったのか。
ステイルはこの答えに対して一つの結論にたどりついた。
「仲間を呼ぶつもりか!」
この建物に、仲間との通信があるのかもしれない。
しかし、今のこの混戦下において、仲間が応援にくるとは限らないだろう。
そもそも、アンジェレネが仲間を呼ぶつもりであれば、
はじめから彼女はそうしていただろう。
つまり、彼女一人では仲間を呼べないのだ。
しかし、ステイルが手をかせば?
アンジェレネを始末するためにこの建物を焼き払うことは容易だ。
だが、この建物が燃えてしまえば?煙をあげて焼け崩れる姿を敵が目撃したら?
敵はここにステイルがいることに気づくばかりか、ステイルが何か重要な作業を
それも、屋敷一つを焼き払ってでも守りたい何かを行っていると気づくだろう。
アンジェレネの勝利条件はステイルを倒すことではない。
ステイルを足止めし、数で劣る天草式を駆逐することが彼女の使命なのだ。
(クソッ 直接本体を叩くしかないか)
ステイルは建物の中に入った。
そのアトラクションは、『いわゆるお化け屋敷』であった。
中は深夜という時間帯ということもあり、昼間以上に暗い。
メインの電源は切られており、予備電源による明かりが頼りなさげに浮かんでいる。
(敵は目視で攻撃してくる。
この視界の悪さでは、かなり近づかない限り攻撃できないはずだ。)
いまだ、ステイルはアンジェレネの姿を捉えられずにいた。
敵の攻撃に備え、壁に背をつけて移動する。
位置を特定されないよう、魔術で明かりをつけてはいない。
『お化け屋敷』に入って、十数秒(ステイルにとってはもっと長かったが)
ほど経った時、
「何っ!いったいどうやって!?」
ステイルの視界に人影は見えず、さらにステイルは物音をたてるでもなく、
明かりを灯したわけでもない。
それにもかかわらず、敵は正確に攻撃してきたのだ。
(クソッ!肩をやられた!)
痛みによって湧き上がるうめき声をなんとかしてこらえる。
(敵は別の方法で位置を把握しているのか?)
ステイルは奥へと進むことにした。このままやられ続けるわけにはいかない。
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:25:17.56 ID:Mz8X0xi50
上条が柱によりかかっていたのは、ダメージを受けた体を支えていたわけではない。
これも作戦のうちなのだ。 上条の体には、先ほど受けた木片がまだ刺さっていた。
ルチアが『再生』を使えば、上条の体はルチアのもとへと引きずられてしまう。
それを避けるために柱をつかんでいたのだ。
「理解してなかったようだな。わざと攻撃を受けたのに気づかなかったのか?」
ルチアがある程度の高さまで進むと、上条は右手で刺さった木片に触れた。
「何ぃ!? 馬鹿な!?このクソ猿がぁ!」
『再生』の術式は一部を破壊すると全部が崩壊する。
先ほどの攻撃でそのことに気づいた上条は、わざとルチアの攻撃を受け、
さらに敵を空中へ逃げるよう仕向けたのだ。
「空中じゃ自由がきかねえよなぁ!」
上条は木片を握りしめたまま
「その幻想を…」
落下してきたルチアにこぶしを振り上げ
「ぶち殺す!」
水平に殴り飛ばした。
地面に落ちる寸前に殴り飛ばされたルチアは、それでも意識を失う直前まで
呪いの言葉を吐き続けた。
「急ぐか…」
上条はアネェーゼのもとへと走り出した。
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:26:03.96 ID:Mz8X0xi50
妙だな…そうか!)
ステイルは奥へ進むにつれ、敵の攻撃にある法則があることに気づいた。
(攻撃が正確になる場所と、そうでない場所がある。盲点だったよ 
このアトラクションには『暗視カメラ』がついていたのか)
『暗視カメラ』、このアトラクションの記念撮影や、迷子の捜索、
そして異常を点検するため、このアトラクションには
『暗視カメラ』が設置されていた。防犯目的なのだろうか、予備電源で動いていた。
(『暗視カメラ』で監視しているというならっ!)
ステイルはすさまじい強さを発する炎を作り出した。
『暗視カメラ』に急激に強い光をあてると、一時的に麻痺する。
インデックスを追い、学園都市に潜入する際の下調べで
ステイルにはこの知識があった。
さらにステイルは『お化け屋敷』に特殊なルーンをはっていた。
そのためこのアトラクションは現在、多少の炎では崩れにくくなっている。
ステイルは内部を照らし、周囲を焼き尽くす。
(これを忘れちゃいけないな)
ステイルはタバコを咥え火をつけた。

467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:29:20.70 ID:Mz8X0xi50
アンジェレネは焦っていた。敵の行動は明らかに『暗視カメラ』に気づいている。
このままではアンジェレネがコントロールルームにいることもばれるだろう。
さらに、敵の炎は、屋敷の内部を焼くことはあっても、
炎が外に漏れることはなかった。
何を焼き、何を焼かないかはコントロールできるのだろう
実際ステイルは屋敷に防火のルーンを設置していた
このままではただ犬死するだけだ。
意を決したアンジェレネは、ステイルのいるフロアへ降りた。
周りは炎によって激しく照らされていた。敵の姿を捉えるのは簡単だ。
しかし、アンジェレネの霊装は、ステイルの体を突き抜けていった。
「蜃気楼だよ」
そうつぶやいたステイルは、アンジェレネの霊装を切り捨てる。
(まだ終わってない。霊装はあと二つある。タバコの煙から判断できる)
周囲では、さまざまなものが燃えていたため、煙で位置を捉えるのは難しかったが、
アンジェレネはやってのけた。
(あたれ!)
霊装を操作しようとしたアンジェレネだったが、
突然自分の体が動かないことに気づいた。
「一酸化炭素中毒だ。僕が伊達や酔狂でタバコを吸っていると思ったのかい?」
ステイルが吸っていたのはただのタバコではない。タバコ型の霊装だったのだ。
あれでこの毒ガスを防いでいるに違いない。
アンジェレネはその事実に気づいたが、どうすることもできなかった。

468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:30:09.34 ID:Mz8X0xi50
「やれやれ、僕も甘くなったな。」
アンジェレネを追い詰めたステイルだったが、しかし止めを刺すことはなかった。
魔法名を聞いてない。そんな理由をこじつけたが、実際は、
(あの娘の顔が浮かんだ、いままでそんなことなかったのに)
敵が自分の守るべき少女に重なってしまったためだった。
アンジェレネを屋敷から運びだすと、ステイルは上条のもとへ急いだ。

469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage saga]:2011/12/03(土) 16:34:28.52 ID:Mz8X0xi50
これで、おしまいです。
ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
ステイルらしい倒し方、ということで一酸化炭素中毒を考えました。
最初から一酸化炭素中毒で倒すようにもっていきました。
上条さんは、そげぶが他のことに使えないかなあと思ったので、ああなりました。
上条さんとルチアのキャラが壊れてるような気がしますが…

はじめに書くべきことだったのですが、ステイルは巨大イノケンティウスを準備しているため、イノケンさんが使えません
 時系列的には原作7巻、上条さん、ステイル、天草式がアネェーゼと戦っている時です。
上条さんはいったんシスター部隊に追い掛け回され、アネェーゼから引き離される。
天草のみんなとステイルのおかげで、手薄になった警備を突破する。
という前提条件があります。

順番が上下してしまい申し訳ありません
書き方についてはラノベ研究所を参考にさせてもらいました。
とてもおもしろくて役に立つサイトですね。
教えてくださってありがとうございます。
(もしこのSSを呼んでくださっているのなら)
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:24:04.07 ID:uiC6rdEOo

話自体は分かりやすくて良かった

ただ地の文と会話文が連続してると読みにくいから、

地の文地の文
地の文地の文

地の文地の文
地の文地の文

「会話」

「会話」

地の文地の文

みたいに適宜改行入れるといいかも
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 18:19:50.90 ID:SjcGHRPS0
悪いが詰まりすぎてて読む気になれないですたい
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 20:27:52.92 ID:iTsfEywDO
3レスもらいます
(注意)姫神→上条
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/12/03(土) 20:28:18.49 ID:iTsfEywDO


湿った髪をドライヤーで乾かすと、旋毛から毛先まで丁寧にブラッシングをした。
鏡を見ると、風呂上りだからか頬はうっすら赤く色付いている。
――私の何が悪いのだろうか、と姫神は小さく溜息を吐いた。
腰まである長い黒髪は艶やかであるし、顔立ちも華やかではないが決して悪くない。
けれど、やはり。

「……上条くんは派手な顔立ちの娘の方が。好きなのかな」

アピールしても気付かれていないだけかと思っていたが――あるいは、気付いていて無視をしているのかもしれない。
ここ最近勇気を出して誘っても、上条がその誘いに乗ることはなかった。
その理由も、ただ単に忙しいからかと思っていたが――。
考えまいとしてきた可能性に行着き、姫神は喉に熱い何かが込み上げてきたのを感じた。
上条の周りには自分と同じような女性が――もしかしたら女性だけじゃないかもしれない――たくさんいるのだろう。
親い友人である禁書目録を頭に思い浮かべると、すぐに首を振った。

(――駄目。こんな醜い嫉妬は。一番駄目)

鏡には情けない顔をした自分の姿があった。息を呑み込む。

「もし。もし明日――」


...


474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/12/03(土) 20:28:48.88 ID:iTsfEywDO


...


「あら? 今日は結んでるのね」

吹寄が珍しいといった表情で声を掛けてくる。
姫神が「少し気分を交えてみようと思って」と頷くと、にっこり笑って「可愛いわよ」と返してきた。

「ねぇ上条くんは?」
「上条当麻? あぁ……また遅刻じゃないかしら」
「そう……」
「用事でもあったの?」
「――うん。でも帰りまでに言えればいいから」

帰りまでに言えればいい。口にすると現実味が一気に増す。
溜息を吐きそうになったのを下唇を噛んで抑えた。

「どうしたの?」

気付くと吹寄の心配そうな瞳がこちらを覗きこんでいた。
慌てて手を顔の前で振った。

「大丈夫」



...
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/12/03(土) 20:29:25.42 ID:iTsfEywDO


...


あっというまにHRが終り、生徒はバタバタと帰り支度を始めている。
青髪ピアスと笑いながら話していた上条を見つけると、すぅと息を吸い込んだ。
強く拳を握ると、爪が柔らかい肌に食い込むのを感じた。

「上条くん」
「ん? 姫神か。何だよ」
「あの……」

ちらと青髪ピアスを見ると――細い目でわかりにくかったが――パチリとウインクを送ってきた。

「ボクちょっと小萌先生に呼ばれとったんやったわ」
「はぁ? またかよ!」
「上やんに言われたないなぁ……。ま、そういことだから先帰っててくれてええで」
「わかったよ」

軽い足取りで教室を出ていく青髪ピアスを視界の端に収めていると、上条は姫神に向き直った。

「で?」
「あ。その……一緒に帰らない?」

すると上条はあー、と顎に指を置きながら目線を上にやった。
ずきりと胸が締め付けられるかのように思う。
目の奥がじわりと熱くなった。

(……やっぱり)

「そうだな。一緒に帰るか」
「え?」
「えって何だよ……。つかごめんな、最近忙しくてさ。姫神の誘い断ってただろ?」
「えっあっ……」
「とりあえず落ち着いたからさ。そうだインデックスに会ってくれよ。最近寂しがってたからさ」
「……うん」

口元が緩むのを感じる。
そして同時に、上条を見て思う。

「上条くんって。酷い人ね」
「何だよ断ってたのは悪かったって……」
「そうじゃなくて」

不満そうに唇を尖らせた上条に眉尻を下げる。
そんな彼を愛しく思いつつも――覚悟を決めたからといって、諦められたかはわからないけれど――、
そのきっかけすらくれない彼を憎らしくも思う。

「じゃあ何だよ……って、あぁそうだ姫神」
「何?」
「ポニーテール、似合ってるな」
(……本当に。酷い人)




476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 20:29:51.20 ID:iTsfEywDO
おわり
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 20:33:23.50 ID:SjcGHRPSo
こたえーはいつもわーたしーのゆめにー

478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/12/03(土) 23:07:13.90 ID:HkuMq6pWo
姫神ってネタにされやすいけど、彼女メインのSSってどれも良い味出してると思うんだ
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/04(日) 00:30:28.15 ID:z86CqtsJo
誰もこないなら12:35に投下します

とある物語のプロローグ?みたいな感じですが……
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/04(日) 00:36:23.76 ID:z86CqtsJo
秋が近い。

最近、御坂妹はそれを感じ取るようになっていた。
無意識と意識の狭間で。ただぼんやりと。

明確な根拠はない。
日中の気温は未だに真夏日と呼ばれる気温だ。夜だってまだ寝苦しい。夕立だってある。
熱に犯され、倒れてこの病院に運ばれて来る患者もいる。

それでも、と。
御坂妹は思う。ここには秋の吐息がある。秋がすぐそばに来ている。

耳を劈くばかりに鳴り響いていたセミが、何時の間にやら姿を消してしまったことに気づいたとき。熱気の中に存在する、確かな秋の冷気を肌で感じたとき。地面に落ちた葉を見たとき。
そして、かつては痛いと感じるほどの午後の斜陽が、柔らかいと感じたとき。
御坂妹は季節の変化を感じた。

彼女にとっての初めての季節の変化は、どこか切なくて、寂しくて。
次の季節が、まだ味わったことない、知識にしかない「秋」が楽しみで、待ち遠しくて。
それは出会いと別れが交錯する春のようで。

まだ出会ったことのない季節に期待と不安を抱きながら、少女はこの季節を過ごす。
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) :2011/12/04(日) 00:36:56.97 ID:z86CqtsJo
部屋に差し込むのは茜色に輝く夕方の斜陽。光が届く面をオレンジに、それ以外を黒色に塗り上げる
赤と黒の対比が部屋を覆う。

窓から伺えるのは今にまさにビルとビルの合間に沈もうとしている真夏の太陽と。
それに染め上げられた学園都市の近未来風の人工物。
昼間、空の碧を反射した壁面は今もまた空の色を忠実に再現している。
街全体が紺碧に彩られていた。


その窓から差し込む太陽の最後の輝きを身に受けながら、御坂妹は診察室に置かれた椅子に腰掛けていた。学園都市製の、磨き上げられた床が反射する光に多少目を細める。

そしてその光を背負うように御坂妹の前に立つ一人の人物。逆光で顔に影が落とされる。絵の具で塗りつぶされたかのようだ。御坂妹には輪郭しか見えない。

が、御坂妹にはその情報だけで十分だ。彼女はこの人物をよく知っている。
初老を超え、少しズングリとした、白衣をまとった彼。

『冥土帰し』と呼ばれる人物だった。




御坂妹は彼の手を何気なく見つめていた。老年期特有のツヤが失われてきたゴツゴツとした手。わずかに角ばったその手が、マウスを操作し、彼女の目の前の画面を変化させていく。
そこには彼女の知識で理解できるものもあれば、知識外のものもあった。画面を流れる文字列やら画像をこれまた何気なく見つめる。

この手でどれほどの生命を救ってきたのだろうか。
それら一連の動作を眺めながらふとした疑問が彼女の心の内に湧き上がる。
目の前でマウスを操作するその手、そして彼自身と、緑の手術着を着て治療室に入る彼がどうしても重ならない。
目の前にいるのは何の変哲もない老年期の男性だ。
そこらの老人と変わらない、その角ばった手が命を救えるようには思えない。

が、そんな疑問はすぐに立ち消える。
目の前で生命の奇跡を目撃したこともある。
自分自身、御坂妹本人だって現在進行形で彼に命を救われている立場の人間なのだから。
この自分が生きた証拠だろう。



命の恩人とか、そういう薄っぺらい言葉では形容できない気持ちが御坂妹にはあった。心の内に抱く思い。
まだここに来て二週間程度しか経っていない。それでも御坂妹は彼に絶対的な信頼を置いていた。彼は頼れる存在だった。この病院の中が心地よかった。初めて心安らぐ場所を作ってくれた彼だった。
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/04(日) 00:37:22.67 ID:z86CqtsJo
だから。
そんな感情を抱いていた御坂妹だからか。絶大なる信頼を置いていたからか。
目の前の医者が言った言葉が理解できない。
読み込めない。頭の中でいく度となく繰り返される言葉を飲み込む言葉ができない。

「……代理……演算ですか……とミサカはあなたにもう一度確認を取ります……」

言葉の『意味』なら理解できる。人の思考の補助をしろ、ということだろう。
が、『意味』に『中身』が伴わない。それが示すものが分からなかった。

代理演算
演算能力の補助
ミサカネットワーク
脳波
変換システム

様々な単語が頭のなかで反芻され、次第に飲み込まれていく。
そんな中で最後まで消化不良として残った単語。どんな酵素も働くことがなく、思考の渦に重く横たわるそれ。


『一方通行』

どうして自分が、妹達が。
自分を、妹達を殺し、殺し続けようとした人間の。
学園都市のピラミッドの最上部に君臨し、他者を蹂躙する彼の。
実験でいく度となく見た不吉な微笑を浮かべながら、無表情に人を殺して行く化け物の。

一方通行の脳の演算を補助しなければいけないのか。

そして。

どうして実験の事実を知っている、信頼を置いていた彼が、そんなことを言ってくるのか。

御坂妹には分からない。
心の中に渦巻くのは、憎悪や侮蔑、そして失念の気持ち。

人工的に冷やされた部屋の空気が気持ち悪く感じる。
夕方の斜陽が静寂が支配する診療室を照らしていた。
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/04(日) 00:38:28.34 ID:z86CqtsJo
ドアを閉める音が嫌に響いた。
音がリノリウムの床に反射し、小さくなっていく。
昼間の明るさとは打って変わって、間接灯で照らされた病院の廊下は薄暗く、気味が悪かった。そのわずかな灯が廊下の奥まで続いているのが余計に気味の悪さを助長する。


が、御坂妹がそれを気にする事はなかった。外からの不快感より中からの不快感の方が上回っている。
心の内をせめぎ合う感情はまとまる事なく、彼女を撫で回す。何とも言えぬ心情が御坂妹にはあった。

彼が昨日の夜遅くにここに運ばれて来たのは知っている。何が原因なのかも、そこに至る経緯も。
すべて、ミサカネットワークを介して送られてくる末妹の拙い、今にも途切れそうな映像から。


『……、分かってンだよ……』

頭の中で昨晩の声が再生される。一字一句たがわず、カセットテープを再生するように。
やがてノイズ混じりの映像が、ちょうど人の目の形の映像が始まる。

『目』の前に立つ、質素な黒いTシャツを着て、まるでこちらを守るように、こちらへの道をふさぐように手を伸ばす少年。かつての純白の髪は今は真紅に染まり、貫通した銃痕が見える。傷跡が痛々しく、立っているのが不思議だという状況。
それでも彼は立ち上がる。
こちらに背を向け、まっすぐに相手を見据えながら。
少年が叫ぶ。

『……クズだったとしてもさァ……このガキが、見殺しにされて良いって理由にはなンねェだろうが。俺達がクズだって事が、このガキが抱えてるモノを踏みにじっても良い理由になるはずがねェだろうが!』

それは叫びだった。彼の、一方通行の、もしかしたら彼の魂の。彼の本心だったのかもしれない。


彼が白衣を着た中年に飛びかかかるところで映像はブラックアウトした。
御坂妹は閉じていた目を開ける。目に映るのは先ほどより暗くなった病院の廊下と、これまた磨き上げられている床に映る自分の顔。

先ほどより心の内をめぐる感情の数は増えていた。同極の磁石のようにそれらは反発し、彼女の内部を刳り、傷つけていく。

御坂妹には分からなかった。
冥土帰しが自分に代理演算を依頼した理由も、一方通行の思考の補助しなければならない理由も。
行動の動機が。
彼が学園都市280万の頂点の能力を捨ててまで、末妹を救った理由が。

あの時、右手を離してさえいれば彼は助かっていたはずだ。一番単純な反射を機能させていれば、ものの一秒もかからずに済んだ話だ。
ウィルスコードの起動など、彼が手を降るだけで、幼女の命の消滅と共に解決する話だ。あの幼女に愛着があったのだとするなら、また作ってしまえばいい話だ。
どうせボタン一つで我々は作れる安っぽい存在なのだから。

かつての実験の時見た一方通行と、昨晩の彼は全く重ならない。寒気がするような微笑は、優しい微笑みに変わっていた。
自信にまみれ、才能の波に溺れていた彼の表情は弱々しく、まるで何かにすがりつきたそうにしていた。
群れを嫌い、孤独を好む一匹狼は、何かを懐かしむように寂しそうにしていた。

どちらも一方通行だし、『一方通行』ではなかった。彼が命を賭してまで救った理由が分からない。彼のあの態度の意味も、何もかも。
御坂妹には理解しがたいものだった。
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/04(日) 00:39:14.27 ID:z86CqtsJo
だからこそ。
御坂妹の心は波立ち、収まることがない。
心臓の鼓動が早い。体の中の血管の収縮運動が感じられる。動悸が激しい。

立つこともままならなくなり、御坂妹はその場に座り込んでしまう。スカートが捲り上がり、
太ももが露わになる。
が、それを気にすることもなく、彼女は壁に頭を預け、上を見上げた。

「……ミサカは……ミサカはどうしたらいいのでしょうか……」

返答を返す者などいない。すぐに静寂が彼女を包み込む。

「ミサカには……どうすることもできません……何もわかりません……どうしたらいいのかも……」

ここで演算補助するのは人道的かもしれない。このままじゃ彼は植物人間状態だ。動くことはもちろん、瞬きすら出来ない、考えることもできない、ただ生かされるだけの死ぬことを待つ存在になる。

が、ここで彼に救いの手を差し伸べるのは、すでにこの世にいない、欠番となった妹達への、そしてなによりクローンの自分達を許してくれた御坂美琴への、最大の侮辱だ。

彼女は自分達を救うために立ち上がり、ボロボロになり、精神を叩き折られ、絶望のどん底に叩き落とされた人物だ。
彼女をそこまで追い込んだ悪の根元を植物状態から救うために思考に手を貸す。
彼女は何と言うだろう。
死んでいった妹達は何と言うのだろう。

怒り?侮蔑?蔑み?諦め?

それらを引っ括めて、ごちゃ混ぜにして、凝縮したような感情を抱くだろう。


ふぅ、と。
彼女は息を吐き出す。数時間ぶりに呼吸をした気がした。肺の中の空気が循環する。初めてのこの場の空気が淀み、蒸されていることに気づいた。
それを自覚した途端、汗が噴き出す。

内の不快感を外の不快感が上回った。
ゆっくりと、体重を壁に預けながら立ち上がる。スカートの裾を気にして手で払うようにシワを伸ばす。わずかにホコリが舞う。
明かりの線上に舞うホコリを見ながら御坂妹は思案する。


「……ミサカネットワークに入ります……」

少しの時が過ぎ、ふと誰にともなくつぶやく。
同じ容姿形の、世界中に散らばる彼女らに聞こう、と。
投げやりでもあったし、民主主義的な考えでもあった。

自分一人では重すぎる。もしかしたら約1万人で背負うにもこの話は重すぎるだろう。
それでも一人よりはマシに違いない。

決断は早かった。

御坂妹はまるで何かを振り払うかのように大きく右足を踏み出す。
彼女の部屋までの道のりは遠かった。
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/04(日) 00:40:55.59 ID:z86CqtsJo
以上です


感じとしては

「あれ?なんで妹達は代理演算してんの?冥土帰しのいいなり?」

という疑問から生じたSSです
時系列的には9月1日からになります

続きはもしかしたらスレを立ててやるかもしれません

最後に
スレ汚し失礼しました
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 00:47:10.22 ID:bp88D2aSO


なんだろうか、胸がぎゅりんってなった
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 00:49:05.67 ID:MpWxouhao
がりゅん! ってなった! 乙

冥土帰し×御坂妹もいいなあと思いました
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(宮城県) [saga sage]:2011/12/04(日) 01:13:42.65 ID:9topx1jM0
すごくいいと思う
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(北海道) [sage]:2011/12/04(日) 02:08:22.75 ID:XWHN7j2P0
これは続きがあるなら期待
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) :2011/12/04(日) 02:55:53.96 ID:mdrWraVL0


一方「打ち止めの好きな所ォ?」ハァ?

美琴「そう、教えてほしいなーって思って」ウンウン

一方「そォか。遂にお前も打ち止めチャンの魅力に気付いたか」ソウカソウカ

美琴「頼むから一緒にしないで欲しい」

一方「そうだな、強いて言えば…」ウーン

美琴「言えば?」ウン?

一方「顔?」カナ?

美琴「……」エッ?

一方「やっぱ顔だなァ」ウンウン

美琴「・・・マジで言ってんの?」ワタワタ

一方「おォ」モチロン

美琴「私も同じ顔なんだけど…」オズオズ

一方「……」ジー

美琴「……」ビクッ

一方「お前はよォ…あれだ。完璧すぎるっていうか…」ウーン

美琴「  」ポカーン

一方「…うン、そンな感じだ」ウンウン

美琴「…な、何言ってんの?」カァァァァ

一方「いや、だからよォ、理想像過ぎるって言う感じだな。例えばよォ、ミロのヴィーナスとか見たって欲情しねェだろォ。あれは裸像で美人だとは思うけど、ゲイジュツって奴じゃねェか。要するに非の打ちどころが無さすぎる。アレみてアソコおっ勃てるヤツァいねェだろ?」ペラペラ

美琴「・・・・・・」ポカーン

一方「あァ。要するに、オマエは最早ゲージュツ品な訳だ。ゲイジュツってのを愛でる為には安易な愛情なンかじゃなく、高尚な知識と落ち着き、そして包容力が必要なンだよ。それと同じだ」ワカッタカ?

美琴「・・・・・・」ポー

一方「その点打ち止めチャンはだなァ、顔のラインが適度に緩んで表情も鋭くねェ。要するに作りが甘ェんだな。その隙が俺のココロを震わせるってェ訳だ」ウンウン

美琴「……・・・」ポッポー

一方「オイオイなんでスかその興味無さそうな面はァ。お前が聞いてきたンだろーが」オイコラ

美琴「ご、ごめん。でもなんか理解したら負けな気がして…」アセアセ

一方「ったく・・・ン、なンか顔赤ェぞ?どした?」アァ?

美琴「ななな、なんでもない。マジでなんでもないから」チガウッタラチガウンダカラ!

一方「なンでもねェヤツがンな顔赤くする訳ねェだろ。風邪でもひいたか?」サムクネェカ?

美琴「なんでもないって言ってるでしょ!ばーか!!」プンプン

一方「え!お、おォ、悪ィ・・・」ナンデオコッテンダ?

美琴「バイバイ!!」フーンダ

一方「お、おォ、ばいば・・・風のように走り去って行きやがった」ナンダァ?

一方「・・・・・・」ポツーン

一方「・・・仕方ねェ、打ち止めに会ってこっと」ヨミガワンチダナ




・・・という話を思いついたけれどたぶん続きを書くことは無い。
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(茨城県) [sage]:2011/12/04(日) 03:03:32.18 ID:3rZ8CaKao
またまた御冗談を
続きを期待しい所ですよ
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 03:15:17.67 ID:qT0gBS1so
先にCPの注意書きくらい書いてほしいんだが…
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/12/04(日) 03:21:47.47 ID:mdrWraVL0
すいません。1レスだからいいかな、と軽く見てました。反省してます。ageたのもごめんなさい。
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国地方) [sage]:2011/12/04(日) 04:33:02.19 ID:Z+6LVjS8o
乙ー
>>492これ別にCPじゃなくね?
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/12/04(日) 07:57:06.61 ID:GKEqW0Xgo
>>492
注意が必要な程のCPでもNTでもないだろ…
カプ廚しねよ
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/12/04(日) 11:26:52.12 ID:UrE4QRzZo
どうでもいいけど、誰かヨミガワにツッコめよ
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 11:49:55.73 ID:bp88D2aSO
>>496
わろた
今気づいた
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 13:09:29.02 ID:DW/PLy+DO
投下時のageはいいんじゃないか?
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 13:54:35.56 ID:6770HIRr0
おつ
悪くない、私は好きだぞ。
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 19:54:11.96 ID:K31DGi0io
上条さんタとか思いついたけど
よく考えたらさんをつければ黄泉川さんタでも土御門さんタでも問題なかった
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 20:21:17.16 ID:yZ32FSaL0
遅ればせながら乙!
カップルっていう程いちゃついた訳でもないから気にする必要は無いと思うよ。
>>429みたいな上琴派か通行止め派は何処にでも出てくるから気にするな。
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 20:22:19.00 ID:yZ32FSaL0
>>429じゃなかったな、>>492だったな。
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 20:30:58.07 ID:PUh5J/ITo
乙。
顔の好みって大事だよなwwwwww

>>501
最後の一文わざわざ言う意味あるのか?
どっちのカプ派でもなく単に苦手な人、もしくはルールに厳しい人の可能性もあるのに無駄に波風立てるなよ
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(空) [sage]:2011/12/04(日) 20:36:15.76 ID:indWnlAr0
上琴厨の俺でもこのSSに>>492みたいに思わないよ・・・
カプ厨とかそれ以前の問題っつーか
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/12/04(日) 20:44:03.67 ID:GKEqW0Xgo
>>503
この程度で苦手なんて言われたらなにも書けねえよ
てかカプって言えるレベルでもねえだろが
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 21:07:16.43 ID:Py0Y7Zy/0
男女の組み合わせなら別に注意書きなんかいらないんじゃない?

濃厚な同性愛やエロとか、ゲテモノ食い、スカトロ、極端な鬱やグロ、NTR、オリキャラとか以外は注意書きいらなくない?
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 21:09:10.49 ID:MpWxouhao
地雷が多い奴は大変だな
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/12/04(日) 21:10:19.69 ID:o6vruHego
>>506
>>490くらいならまだしも、嫌なカプは嫌だわ
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/04(日) 21:16:26.08 ID:mpjl1G/G0
5レスほど頂いてもよろしでしょか グループのメンバー(アホ)の会議録です
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/12/04(日) 21:16:43.71 ID:GKEqW0Xgo
>>508
極端に人を選ぶもんじゃねーだろカプなんて
注意書きはあったほうがいいだろうけど、おめえの嫌なカプなんぞ知るか
511 :特攻暗部組織グループの会議目録 [sage]:2011/12/04(日) 21:17:48.12 ID:mpjl1G/G0
実験やテロや暗殺とかで慣らした俺たちは、卑劣な手でアレイ☆に弱みを握られてしまい、暗部組織グループとして働かさせられることとなった、しかし、手駒で終わるような俺たちじゃない、学園都市の裏をかくためなら汚れ仕事だってやってのける人でなし。不可能を可能にし巨大な悪を粉砕する、俺達、特攻暗部組織グループ!

「俺はリーダー、土御門元春。通称『陰陽博士』、陰陽術と諜報活動の名人!俺のような天才戦略家じゃなきゃ百戦錬磨の強者どものリーダーは務まらん!」

「自分は海原光貴。本名エツァリ。自慢のルックスに女の子はみんなイチコロです、変装かまして御坂さんの短パンから御坂さんの◯◯◯まで、なんでも揃えて見せますよ!」

「私は座標移動(ムーブポイント)の結標淡希、通称『あわきん』グループの紅一点、案内人としての仕事は能力と美貌でお手の物!」

「一方通行、通称『第一位』超能力の天才だ、エイワスでもぶん殴ってみせらァ、でも演算補助停止だけは勘弁なァ!」

俺たちは道理の通らぬ学園都市にあえて挑戦する、頼りになる神出鬼没の!

「「「「特攻暗部組織グループ!!」」」」


「裏の仕事がある時はいつでも言ってくれ」






〜特攻暗部組織グループのとあるアジト〜


土御門「と、今回の仕事はこんな感じだ、まぁ言ってしまえば余裕だろうな」


海原「確かに、これまでの仕事に比べれば拍子抜け…といった感じでしょうか」


一方「なんで俺らがそんなカスの相手しなきゃなんねェんですかァ?かったりィ」


結標「油断してると痛い目に遭うわよ」


土御門「で、問題はここからなんだが…」


今回の議題 〜義妹〜
512 :特攻暗部組織グループの会議目録 [sage]:2011/12/04(日) 21:18:27.59 ID:mpjl1G/G0
土御門「俺はこのミッション、参加することが出来ん、お前らだけで実行してくれ」

一方「あァ!?てめェ、任務をサボりとは舐めたマネしてくれるじゃねェか!」

海原「待ってください一方通行さん、彼にも何か特別の事情があっての事でしょう!」

結標「そうよ、土御門が裏でいろいろ手を回してくれてるから、私たちも比較的動きやすくやれてるんじゃない」


一方「ちっ、せめてその理由くれェ明かしてもらうぞ」


土御門「舞夏と買い物」




一方「は?」




土御門「舞夏と…その日は舞夏と買い物に行くんだ…」


結標「(なんて…)」

海原「(清々しい微笑みなんだ…!)」


一方「…」カチッ

結標「気持ちは分かるけど!!痛いほど分かるけど落ち着いて!!」

一方「てめェ…そんなクソみてェな我儘が通じるような組織じゃねぇことくらい分かってんだろうが!」

海原「そうですよ!それだったら自分だって休みたいです!」

一方「そういうことじゃねェ!!」


土御門「何か勘違いしてるようだな、お前ら、いいか?リーダーは俺だ、すなわち俺がルール……」


土御門「本日をもってグループメンバーは義妹との予定を何より優先すべしだにゃー!!」

一方「こいつ人間のクズだわ」

結標「暗部だしね…」
513 :特攻暗部組織グループの会議目録 [sage]:2011/12/04(日) 21:19:22.63 ID:mpjl1G/G0

海原「ふ…ふ…ふふふははは!」



土結一「!?」


海原「……そういうことならば、自分もその日はお暇を頂いちゃいますかね…」


土御門「なにっ!?お前に義妹なんか…いや、まさか!?」



海原「そうです!!その日はそういえばちょうどショチトルの誕生日だったのでねぇ!」

結標「卑怯よ!あの娘は戸籍上ではあなたとは無関係じゃない!」

土御門「あぁそうだ!俺と舞夏は戸籍上でもきっちりとした義兄妹だぜい!!」

一方「つゥか、休みたいだけだろオマエ」

海原「ほう…ではあなたに自分とショチトルとの絆を、長年寄り添い、もはや一緒にいることが自然となった二人の絆を!否定できるのですか!?土御門さん!」

一方「無視か?」


土御門「はっ…!!……くっ、出来ない!!一人の義妹を愛する漢として…そんなことができるわけがない!!」

一方「馬鹿には聞こえないベクトルでも入力されてんの?俺の声」


土御門「あぁ、認めよう…ショチトルを海原光貴の義妹と認め、ルールにより義妹の誕生日を上位に、任務を下位に…」

海原「ふふ……ということで、今回は結標さんと一方通行さんだけで…「待ちなさい!!
514 :特攻暗部組織グループの会議目録 [sage]:2011/12/04(日) 21:20:05.38 ID:mpjl1G/G0

結標「結論を出すには早いわよ?」

土御門「ま…まさか、お前にも義妹が…っ!?」

海原「義妹どころか友達すらいなさそうな結標さんに!?」


結標「私の義妹…それは月詠小萌!私の居候先の家主よ!!」


土御門「む…無茶だ!!だって…だって年上だもん!!」

海原「確かにそれは無茶ですよ!!」


結標「ふ…愚か者どもめ……」

一方「いや、お前もな」

結標「私が小萌と一緒に外を出歩いていて…果たして何人の人が小萌のほうが年上でしかも家主で教師だなんて思うかしら?」

土御門「は……見える!俺にも見えるぞ!!ただでさえ容姿を気にしている小萌先生が…自分より年下の結標の妹に勘違いされ涙目になっている様が…っ!」


小萌『わ、私は結標ちゃんより年上で…どっちかっていうとお姉ちゃんなんですよ〜!!』うるうる


土御門「ぐっはぁっアリだーーーーっ!!」

結標「Yes!!」


海原「くっ、リーダーである土御門さんが言うなら……それならば今回はもう一方通行さんだけで…」



一方「ちょっと待てェェ!!」


土御門「一方通行…義妹も居ない奴に仕事を休めると思うなよ」

海原「グループはそこまで甘い組織では……ないんですよ?」

結標「………その通りよ!」

515 :特攻暗部組織グループの会議目録 [sage]:2011/12/04(日) 21:20:34.41 ID:mpjl1G/G0


一方「ククク…忘れちゃいねェか?……俺の打ち止め(とっておき) をよォ…」


土結海「「「!!」」」











〜窓の無いビル〜


報告書: 新規則により任務は中止、グループ全員とその義妹達とで遊園地に行くこととする。


アレイ☆「………アホしかいないのか、グループには」

516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) :2011/12/04(日) 21:23:12.78 ID:mpjl1G/G0


以上、 完全に出落ちだけどね  ちょっと長かったかも…
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 21:33:44.91 ID:fq6izg2No
一方通行の「ん」は片仮名な
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 21:34:10.23 ID:bp88D2aSO


好きだよ、こういうの
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 21:37:51.10 ID:Py0Y7Zy/0


欲を言えば紹介の時にモンキーも欲しかったけど、キャラ足りないもんな。
あと、一方通行の二人称はオマエね。
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/12/04(日) 21:43:36.95 ID:jBPemmR60


面白かった
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/04(日) 21:44:47.15 ID:mpjl1G/G0
>>517 >>519 Oh…… すいまそん
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage]:2011/12/05(月) 00:05:39.85 ID:/inS4JDz0
どんまい
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/05(月) 00:53:46.76 ID:Nf3tCGaro
乙乙

>>506
男女の組み合わせでも恋愛感情を捏造してるなら一言あると嬉しいって思うな、個人的な感覚だけど
禁書じゃないけど、「やおいじゃないから男女だからいいでしょ」って言うスタンスの
公式じゃない男女カプ厨に辟易することは結構ある
同性愛だろうが異性愛だろうが、原作に無い恋愛感情を捏造するのに変わりないから、
男女だったらいいとはあんまり思えないかなぁ

最初の数行で察してスルーもできるから、注意書き必須にしろーとまでは思わないけどね
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/05(月) 01:07:45.27 ID:0H55FVjDO
敏感な人のいるカプは表記推奨程度でいいんじゃない?
電磁通行とか上琴(も多いよね?)とか
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage]:2011/12/05(月) 01:45:43.93 ID:raiLE7xAO
2レスほど頂きます。それぞれがもし自分とは別の相手とのカップリングに萌えていたら、というネタのギャグです。
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/05(月) 01:48:26.31 ID:XC7z0tJao
ネタの内容が現在の話題の皮肉でワロタ
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage]:2011/12/05(月) 01:49:04.28 ID:raiLE7xAO

イン「とうまーとうまー。今日はどこ行こっか」テクテク

上条「んー、あんま金かかるとこは無理だしなあ。ゲーセン……うーん」テクテク


美琴「ちょっとアンタたち!」


イン「!……短髪!」

上条「お。ようビリビリ」

イン「……何の用なのかな?」

美琴「べ、別に?見かけたから声かけただけよ!悪い?」

イン「そんなことは一言も言ってないんだよ。短髪はちょっと短絡的過ぎかも」

美琴「なんですって!?」

上条「お、おーい。会って早々ピリピリすんのやめません?」

イン「……本当は短髪はとうまとお話したくて話しかけたんじゃないのかな?」

美琴「は、はあ!?違うわよ!それよりアンタたち二人して仲良く歩いて……これからデ、デートでもするのかしら?」

上条「え?いや俺たちはただ遊びに……」

イン「そうだよって言ったら短髪はどう思うの?」

美琴「!?」

上条「えっ、ちょ、ちょっとインデックスさん!?」

美琴「それは……」









美琴(……嬉しいに決まってるじゃない!なに?ほんとにデートなの!?正式に上イン成立!?)

イン(動揺してる動揺してるwwwwヤキモチwwww上琴ktkrwwwwたwwぎwwwwるwwwwwwww)

美琴(やっぱ鈍感男×腹ペコシスターが至高よね!萌えるわ!)

イン「短髪。なんだったら短髪がこれからとうまとどこかお出掛けしてきたらどうかな?(上琴デートwwww俺得wwww過ぎwwww)」

美琴「何言ってんの、二人を邪魔する気なんかこれっぽっちもないわよ?
なんなら私がお金出してあげるからたまには何か美味しいものでも食べてきなさいよ(ペロッ!これは……餌付けイベントフラグ!“あーん”とかwwww王道wwww)」

イン「……」ニコッ

美琴「……」ニコッ


上条(え?なにこの状況。なんでこの二人イマイチ仲良くなれないんだかなあ……)

528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage]:2011/12/05(月) 01:53:02.31 ID:raiLE7xAO


打ち止め「ねえねえあなた!さっきから暇そうにしてるよね?ってミサカはミサカは尋ねてみる」

一方通行「あァ?なンだ、まさかどっか行きてェとか抜かす気か?」

打ち止め「うん。ねえあなたもこの人とお出掛けしたいよね?番外個体!」

番外個体「え?」

一方通行「はァ?……オマエが行きたいンじゃねェのかよ」

打ち止め「ううん。たまにはあなたたち二人でデートしてきたらどうかな!
ってミサカはミサカは気を遣える大人の女アピールをしてみる!」

一方通行「デートだァ?なンで俺がコイツと……」

打ち止め「ダメなの?どうして?」ウルウル

一方通行「……」

打ち止め(……よっしゃ、ネタフリ完了!通行止めなんてもう出尽くしてるんだよ!
これからの時代はやっぱ番外通行wwですよwwwwねーwwwwww)

番外個体「ちょっとちょっと、ミサカの意思を無視して話進めないでくれる?
第一位とデートとか萎え過ぎてヤバイんだけど。それより最終信号が行ってくれば〜?」

打ち止め「え?」

番外個体(……やっぱ基本は通行止め!これがミサカのジャスティス!
クール系一匹狼キャラ(笑)の心を開かせる天真爛漫系アホ毛幼女の構図とかwwwwマジwwwwごはん十杯いけるwwww)」

打ち止め「そんなあ。ミサカはいいから番外個体が行ってきなよ!
ってミサカはミサカはもしかして照れてるの?(ツンデレな末っ子wwwwテンプレwwww)」

番外個体「そんなわけないじゃん。最終信号こそミサカに遠慮してるんでしょ?いらない世話過ぎて迷惑なんだけど〜。
(これはねだられて第一位がクレープとか買っちゃう展開!ほっぺについたクリーム舐めとられて恥ずかしがる最終信号!いいねいいね最っ高だね!)」

打ち止め「……」ニコッ

番外個体「……」ニコッ


一方通行(……なンでコイツら雰囲気ギスギスしてンだ?喧嘩でもしたのかァ?)








黄泉川(やっぱり芳川通行が一番じゃん!自堕落ミステリアス系な本当の大人の女と大人ぶってても実はまだまだ子供な一方通行!アダルトな恋の予感!)

芳川(フフ、体育会系巨乳美女に振り回されてだんだん明るい世界に感化されていく学園都市最強!美味し過ぎるわ!これからの時代は当然黄泉川通行ね!)

529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage]:2011/12/05(月) 01:56:12.31 ID:raiLE7xAO
終わりです。特に皮肉るとかいうつもりはなくほんとにただの思いつきです、こういうの苦手な人いたらごめんなさい。既出ネタだったらもっとごめんなさい。

530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/05(月) 02:23:10.22 ID:IhBHxDIno
むしろどんどんやってくれたまへ

これで上条さんや一方さんがみこイン派や番外止め派だったりしたら一層素晴らしいな
そしてお互いwin-winな関係として3Pせいりt
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福島県) [sage]:2011/12/05(月) 02:32:28.75 ID:Q4QWEFDGo
乙!
なんだこれすげえ好みだ
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国地方) [sage]:2011/12/05(月) 03:20:46.59 ID:CjDgyOUHo
乙、確かにどこかで見たネタな気はするけど面白かったよ
他パターンもぜひ…

>>523
それなら公式だと浜滝以外なくないか?
原作では上条さんも一方通行も誰かに恋愛感情なんて持ってないと思うけど
二人が誰かと付き合ってたりなんだりする話は全部恋愛感情の捏造と言えば捏造じゃん

まあ、異性同性メジャーマイナーにかかわらず
注意書きとかして保険打っとくのは悪くは無いと思うけどさ
オチが注意書きで判明しちゃうとかいう場合はともかく
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/12/05(月) 09:06:27.60 ID:EjQ4STId0

見方によっては>>528の一方通行さんがハブられているようにも……。
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/05(月) 09:18:39.74 ID:FHLy6NZPo
一方さんが番外止めと黄泉芳に萌えてたら完璧だったな
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/05(月) 12:19:51.20 ID:PFc5H7Ye0
むぎのん百合ハーレムに萌える浜面と聞いて
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(不明なsoftbank) [sage]:2011/12/05(月) 13:32:36.89 ID:Tbe16CdO0

カプ厨ってこんなかんじなのか…
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(不明なsoftbank) [sage]:2011/12/05(月) 15:44:09.45 ID:dRhqfidoo
浜滝派の麦のん
浜絹押しの滝壺
浜フレに萌える絹旗
浜麦が結局きてるフレンダ

こんな感じか
すっげえ牽制合戦だな
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) [sage]:2011/12/05(月) 15:46:58.61 ID:cqnx4BJAO
必要悪の教会女子寮だとどうなってまうん?
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage]:2011/12/05(月) 17:38:43.06 ID:4dHxTU5AO
>>538
オルソラ×アニェーゼ押しのシェリー
オルソラ×シェリー押しのアニェーゼ
アニェーゼ×シェリー押しのオルソラ
ルチア×アンジェレネ押しの他アニェーゼ部隊



神裂×洗濯機押しの他全員
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/12/05(月) 17:50:59.71 ID:J7BavGUb0
上条×土御門押しの吹寄…どっかで見たな
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(北海道) [sage]:2011/12/05(月) 18:09:03.54 ID:8+3tM1FQ0
>>532
確かに公式カプって浜面×滝壺だけなんだよなあ……
その割りにこの2人メインのSSってあんまりないんだよなあ…萌え要素が足りないのか
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/05(月) 18:15:51.83 ID:iCVQb+zq0
>>541
原作であるのに二次でする必要性が薄いからじゃないかな?
禁書はキャラ数が凄いから、自分の好きな組み合わせを妄想できるのも利点だし。
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/05(月) 18:20:06.12 ID:bf4Zy/Y2o
滝壺グループはSSのメインキャラの所で惚気けたりする役割
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/12/05(月) 18:29:49.44 ID:aHkhn6G/o
>>543
あとは、実は口ばっかりで純情な麦のんの代わりに性知識を披露する役目とか?www
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/05(月) 18:40:09.23 ID:GvC//76DO
他キャラの恋愛アドバイザーとかな
浜滝がひたすらイチャイチャするSSとかも書きたいけどね
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/12/05(月) 19:18:10.48 ID:WAmLBi6Po
えっとつまり上五を押す建宮さんは公式では上建ということに
あれ?
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/05(月) 20:15:25.71 ID:RAzTWHoSO
どうしてこうなったww
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) :2011/12/06(火) 02:28:04.38 ID:hnTlVpKAO
>>527ー528の続きがなんとなく思い浮かんだんで投下します。
打ち止め→番外通行萌え
番外個体→通行止め萌え

という設定のギャグです。完全にキャラ崩壊してるので苦手な方は注意。

549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage saga]:2011/12/06(火) 02:32:28.61 ID:hnTlVpKAO

打ち止め「さあ早くこの人と出掛けてきなさい!ってミサカはミサカはこれは上位命令だよ!」

番外個体「なに言っちゃってんの?第一位は最終信号と出掛けたいに決まってるじゃん!」

打ち止め「あなたと!!」

番外個体「最終信号と!!」

打ち止め「……」ピリピリ

番外個体「……」ピリピリ


一方通行「……おい、オマエらいつまで仲良く喧嘩してンだ。どっかのネズミと猫か」

番外個体「はあ?違うし。これは正義を懸けた闘いだし。
(ミサカとばっか喋ってる最終信号にイライラしてるww独占欲やべぇwww萌えるwww)」

打ち止め「もうこの際白黒はっきりさせようよ!
あなた!あなたの選んだカップリングは何!?ってミサカはミサカは強く迫ってみたり!(まあ番外通行に決まってるんだけどねwww)」

番外個体「!!」

一方通行「カップ……リング……?」



一方通行(カップリング……カップルの現在進行形?カップル…『二つで一組になっているもの。一対。特に、男女の一組。夫婦・恋人どうしなど』。……あァ、なるほどな。そォいうことか)

一方通行「ちっと出掛けてくる」ガタッ

番外・止め「「えっ?」」

一方通行「……」カツカツ

<ガチャ バタン


番外個体「……え、なにこれ。どういうこと?」

打ち止め「カップリングのネタを振ってからあの人は出て行った……。
もしかして今から本命のところに向かって…?えっじゃあ相手は誰!?座標通行!?まさか電磁通行とか……」

番外個体「そんな!第一位は最終信号一筋のはず!」

打ち止め「違うよ!番外個体一筋だよ!ってミサカはミサカはそこだけは譲れない!」

番外個体「……」

打ち止め「……」


番外・止め「「……尾行開始、だね」」

〜〜〜



一方通行「……」カツカツ

「……あら、貴方は」

一方通行「あ?」


番外個体「!あれは……!」コソコソ

打ち止め「まさか……」コソコソ


結標「一方通行じゃない。奇遇ね」

一方通行「……結標か」

550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage saga]:2011/12/06(火) 02:36:46.82 ID:hnTlVpKAO

打ち止め「ええ?ほんとに座標通行!?そんなあ……」

番外個体「なんでそんな発育のいい女なのさ!第一位のアイデンティティーはロリコンでしょ!?」


一方通行「なンだよ」

結標「元同僚に向かってなによその態度は。挨拶くらいいいでしょ?」

一方通行「ふン」

結標「……ねえ、ところで貴方に聞いて欲しいことがあるのだけど」

一方通行「あァ?」


打ち止め「!ま、まさか告白!?」

番外個体「ちくしょう!ちくしょう!一番身近に相手いるだろうが!ばっかじゃねえの?ばっかじゃねええええええのォ!?」

結標「私ね……気付いたの」






結標「ショタなんてもう古いわ!これからはおじ様の時代だってことにね!」バーン!

一方通行「」

打ち止め「」

番外個体「」



一方通行「……あ?」

結標「枯れ専!これこそ人類の希望!乳くさい子供なんてダメダメ、背中に哀愁漂うダンディズムこそ正義!男は六十歳からが本番なのよ!」

一方通行「………」

結標「あら、黙りこくってどうしたの?」

一方通行「オマエにドン引きしてンだよ」

結標「ああ、なるほど。貴方ロリコンだものね。中学生はババァ(笑)とか言ってる貴方にこの崇高な感情が理解出来るはずなかったわ」


番外個体「!!中学生はババア発言キタコレ!ほらやっぱ第一位はロリコンじゃん!フーゥ!」

打ち止め「ぐぬぬ……」


一方通行「ンなこと一言も言った覚えねェよ、捏造すンな。中学生でババアだったらオマエなンざミイラじゃねェか」

結標「はあ!?ちょっと、人をミイラ呼ばわりとか何様よ!?」

一方通行「だから呼んでねェ。オマエは全然若いだろォが」

結標「えっ…」

番外個体「えっ」

打ち止め「否定した!否定したよ!ほらやっぱりあの人はノーマルだ!つまりミサカは対象外!これで通行止めの可能性は消えた!」

番外個体「ぐっ…。いやまだ『ロリコンじゃねェ。好きになった相手がたまたまロリだっただけだ(キリッ』っていう道が!
でもあの女の反応……コレほんとに座標通行になっちゃうんじゃ」

551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage saga]:2011/12/06(火) 02:39:57.22 ID:hnTlVpKAO


結標「………駄目ね」

一方通行「は?」

結標「つまり私もまだまだガキ臭いお子様ってことじゃない。素敵なおじ様と釣り合うためにはもっとスレた女にならなきゃ……!」

一方通行「……」

打ち止め「……」

番外個体「……」

一方通行「……。もォイイ、オマエと話してると疲れるわ」

結標「ふん、それはこっちの台詞よ。私と会話したかったらあと五十歳年取ってから来なさい」

一方通行「あァそォ。じゃあもう帰れよショ……ジジコン」

結標「言われなくてもこれから水戸黄門の再放送見て黄門様に萌えるんだから帰るわよ。じゃあね」シュンッ

一方通行「……」

番外個体「……」

打ち止め「………これは流石に引くわ」


〜〜〜


一方通行「……」カツカツ

「ん?おーい!」

一方通行「?」


打ち止め「!?なっ!」

番外個体「はあ!?」


垣根「よう。第一位じゃねえか」

一方通行「……なンだ、オマエかよ」

垣根「なんだよつれねえなあ。久しぶりの会瀬だってのに」

一方通行「はァ?」


打ち止め「えっ?えええええ!?まさかの垣一!?そっち!?そっちなの!?」

番外個体「……これはミサカも予想外だった」


一方通行「誤解招く発言してンじゃねェ。鳥肌立ったわ」

垣根「冗談だよ冗談。そうだよな、お前生粋のロリコンだもんな」

一方通行「オイ」


番外個体「!ほらほらほらー!やっぱ世間一般の認識じゃあの人はそういう人種だと思われてるんだよ!やっぱ通行止めが公式!」

打ち止め「くっ…!そんなバカな!」

552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage saga]:2011/12/06(火) 02:42:07.60 ID:hnTlVpKAO

一方通行「なンでどいつもコイツもそのネタ振ってくンだよ。イイ加減飽きて突っ込む気力も湧かねェわ」

垣根「なーんだ、つまんねえ。……ああそういやお前ん家もう一人女の子いたよな。番外個体ちゃんだっけ。そっちが本命?」

一方通行「あ?」

番外個体「は?」

打ち止め「!!キタキタキターーー!ほら結局今は番外通行がキてる訳よ!
ってミサカはミサカは思わず口調が変わるくらいテンションが上がっちゃったり!」

番外個体「ぐぬぬ……」

一方通行「ねェよ。アイツは妹みてェなモンだ」

垣根「え?そうなの?じゃあ俺狙ってもいい?」

一方通行「死ね」


打ち止め「ハイ、ヤキモチ頂きましたー!」

打ち止め「あの人は素直じゃないからホントは番外個体のことが大好きなのに“違う”って言っちゃうんだよ!
でもでもやっぱり他の人に盗られるのは許せないんだよね!ってミサカはミサカは番外通行の真髄を見た!」

番外個体「うぅ…まさかミサカが負けた…?あの人に好かれても嬉しくないのに……最終信号との絡みじゃなきゃ萌えないのに!」

垣根「なんでだよ、お前の彼女じゃないなら俺にもアタックする権利はあるだろ」

一方通行「ふざけンな、オマエみてェなチャラチャラした奴とくっついたらアイツが泣きを見るに決まってンだろォが」

垣根「信用ねえなあ。つーかなんだお前、それもう妹っつーより娘じゃん。完全に親目線じゃん」

一方通行「うるせェ。アイツはもっと真面目で堅実な奴ンとこに嫁がせる予定なンだよ」

垣根「親御さん(笑)」

一方通行「死ね」


打ち止め「…………」

番外個体「ぷっww完璧にミサカ第一位の恋愛対象外じゃん。どーんまーいww」


一方通行「ちなみに当然打ち止めもだ」

番外個体「…………」

打ち止め「どーんまーーいww」
番外個体「くっそぅ…。でもこれってつまり通行止めも番外個体もどっちもナシってこと?じゃあ第一位の本命って誰なのさ!」

垣根「ん、じゃあ俺はそろそろ行くわ。まあ番外個体ちゃんにはよろしく言っといてくれ」ヒラヒラ

一方通行「死ね」

553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage saga]:2011/12/06(火) 02:46:53.34 ID:hnTlVpKAO

〜〜〜


一方通行「……」カツカツ

一方通行「ったくよォ……俺の周りは馬鹿しかいねェのか」ブツブツ


打ち止め「うーん、結局あの人はどこに向かってるんだろう?
ってミサカはミサカはあと考えられる相手はお姉さまか下位個体くらいしか思いつかないんだけど…。大穴であのシスターさんとか?」

番外個体「………。ねえ、今気付いたんだけどさ。第一位の本命が自分×誰かとは限らないんじゃないの?」

打ち止め「!?」


打ち止め「なん……だと……」


番外個体「例えば黄泉川×芳川とかお姉様×御坂妹とかに萌えてる可能性もなきにしもあらずだよね」

打ち止め「あの人百合厨だったの!?」

番外個体「あり得ないなんてことはあり得ない」

打ち止め「そ、そんな!じゃあもしかしてさっきミサカたちが言い争ってた時も内心では
『あはぎゃはっwwイイねイイねェ!番外止め最っっ高じゃねェかァァ!姉妹丼ひゃっふゥゥゥゥ〜!!』とか思ってたかもしれないってこと!?」

番外個体「流石にそれはないと信じたい」

打ち止め「でもでもあり得ないなんてことはあり得ないし…ううー!
結局あの人推しのカプはなんなの!ってミサカはミサカは地団駄を……ん?あの人は…」

番外個体「え…」


上条「お。よお、一方通行」

一方通行「!三下……!」

上条「はは、偶然だな〜」

一方通行「……ちょうどよかった。オマエに相談してェことがあったンだよ」

上条「うん?なんでせうか?」


打ち止め「……」

番外個体「……」

打ち止め「まさか上一だったとは……」

番外個体「クソ!クソ!ミサカにBL耐性があれば!そしたらこの状況に萌えられたのに!でもダメ!もうミサカは通行止めしか愛せない…!」


一方通行「……つゥかその前になンでそンなボロボロなンだよ。また不幸に巻き込まれたか?」

上条「いやあ、それが何故かさっきまで暴食シスターとビリビリ中学生が物凄い険悪ムードでさ。
なんとか宥めてたら今度は二人してよく分かんないかっぷりんぐ?の話しながら行っちゃったんだよ。それでようやく解放されて今帰る途中…」

一方通行「!?カップリング……!?」


一方通行「今確かにカップリングつったよな!?」

上条「え?ああうん。聞き慣れない単語だけど。一方通行は知ってるのか?」

一方通行「あァ。カップリングっつゥのはなァ……」

554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage saga]:2011/12/06(火) 02:52:09.45 ID:hnTlVpKAO

打ち止め(!キターーー!?)

番外個体(通行止め通行止め通行止め通行止め通行止め…)



一方通行「婚約指輪のことなンだよ!!!!」バーン!



打ち止め「……え?」

番外個体「……え?」

上条「え?」


一方通行「イイか、カップリングとはカップルにingがついた単語、すなわち現在進行形でカップルであるってことだ!
さらにカップルにリングを足した造語でもある。つまりエンゲージリングのことを指しているンだよ!!」

上条「な、なんだってーー!」

打ち止め「え?……え?」

番外個体「……」ポカーン


上条「ってことはインデックスと御坂は恋人同士……?しかも既に婚約指輪を買う算段まで立てているほどの仲!?」

一方通行「あァ。そォなるな」

上条「あいつらレズだったのか……。なるほど、仲が悪く見えたのも本当は喧嘩するほど仲がいいっていう…」

一方通行「……俺もそれで悩ンでンだ」

上条「えっ。もしかして相談ってそれか?」

一方通行「おォ。実はな、さっきウチのガキ共もカップリングが云々言っててよォ……」

上条「なんですと!?」


番外個体「おい、まさか」

打ち止め「待って待って待って、え、ちょ…」



一方通行「……多分アイツらデキてる」

打ち止め「」

番外個体「」


一方通行「決して同性愛を否定するわけじゃねェ。だがアイツらの場合血の繋がった姉妹な訳だし……
出来ればもっと生産性のある相手を見つけて欲しいンだよ。欲を言えば医者か弁護士の次男坊」

上条「一方通行…」


番外個体「おい。……おい」

打ち止め「ちくしょう、こんな、こんなはずじゃ…!ああもう!」ダッ

番外個体「あっ!」


打ち止め「あなた!」バッ

一方通行「!クソガキ!?まさか尾けてやがったのか!」

打ち止め「ごめんなさい!でもお願い、その誤解だけは解いて欲しいの!!ってミサカはミサカは頭を下げながら懇願してみる!」

555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage saga]:2011/12/06(火) 02:59:36.67 ID:hnTlVpKAO


一方通行「……どォいう意味だ」

打ち止め「あのね、カップリングは指輪のことじゃないの」

一方通行「え」

打ち止め「カップリングっていうのは……簡単に言うと好きなカップルの組み合わせってことなの。
ミサカはあなたが一体誰を好きなのか知りたかっただけで……だから番外個体とは絶対にそんな関係じゃないよ!ってミサカはミサカは断固否定の表明をしてみたり!」

一方通行「……そうだったのか」

上条(あ、じゃあインデックスと御坂も違うのか。なんだ……アレ?なんかちょっと残念なような……な、なんだこの気持ち)


打ち止め「それで……あなたが本当に好きな人を教えて欲しいんだけど
ってミサカはミサカはそれともほんとに百合好きだったり?」

一方通行「(百合…?)べ、別に俺はそォいうのは……」

打ち止め「本当に?コイツと一緒にいるとドキドキするとか、もしくはアイツとアイツが一緒にいるだけでキュンキュンするとかないの?」

一方通行「いや…俺は…」

打ち止め「……そっか」

一方通行「で、でも……」

打ち止め「!」

番外個体「!」



一方通行「でも俺は三下となら…その…///」ボソボソ

打ち止め「は?」

番外個体「え?」

上条「……はい?」


打ち止め「……ちょっと待って。あなた、それこそ生産性のないカプだと思うんだけどってミサカはミサ……ま さ か」







一方通行「………………。俺は女だ」

上・止め・番外「「「―――!!??」」」










垣根「上条×百合子ハァハァハァハァハァwwww」

556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage]:2011/12/06(火) 03:02:17.86 ID:hnTlVpKAO
終わり!

いろいろ酷い話でごめんなさい。あとあわきんだけ一歩未来を生きてるように見えるのは気のせいです。
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage saga]:2011/12/06(火) 03:04:54.25 ID:7jN5WbOA0
上百合とか俺得www

何気に自分×誰かが初という歪みっぷりwww
そして百合厨予備軍上条さんワロタ
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/06(火) 03:05:49.37 ID:scjR6neno

時間あいてたけどもしかして書きながら投下?
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage]:2011/12/06(火) 03:25:38.48 ID:hnTlVpKAO
>>558
すみません、ちゃんと書いてから投下してたんですけど改行エラー出まくったり書き込んでる時に脱字に気付いて慌てて直したりしてたらこんな開いてしまいました…。申し訳ない!
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/12/06(火) 03:29:55.19 ID:9k5nhMcCo
乙!
上百合とかまともな男女カプのはずなのにおかしく見える世界の歪みっぷりw

あとジジ専なら、”セクシー奉行”大岡越前と”時刻表が刻む男の年輪”十津川警部も外せないぜ?
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) [sage]:2011/12/06(火) 08:42:59.54 ID:pqY+ZehAO
だめだこの学園都市カプ厨しかいねえ乙

ジジ専なら小林桂樹の牟田刑事官が
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/12/06(火) 09:57:17.54 ID:l9Y4r+Hfo
実は上条さんも女だというオチが待ってたり・・・
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(沖縄県) [sage]:2011/12/06(火) 12:45:37.95 ID:otVhXKG/o
第一位なのにちょっと頭弱い百合子可愛いww
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(三重県) [sage]:2011/12/06(火) 15:15:35.81 ID:DFXjQPCu0
それでも幻想殺しなら、幻想殺しならきっと何とかしてくれる!
そう思っていた時期が僕にもありました
まさか電磁禁書厨とはな…どちらが攻めかによるな
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/06(火) 15:50:18.02 ID:RJj7cFKDO
百合には攻めも何もありません
あるのは女の子同士のキャッキャウフフです
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/06(火) 20:22:14.43 ID:viEkDd8Lo
百合子が女と知った百合厨の上条さんは電磁通行や白白コンビに目覚めるんですね分かります
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [saga]:2011/12/06(火) 22:31:49.97 ID:ap/ITv4L0
小ネタ一レス
ヘルシング×とある
微妙に禁書仕様に改変

※声優ネタに不快感をおぼえる方はごめんなさい。
568 :「言わせてみた。」 [saga]:2011/12/06(火) 22:32:19.62 ID:ap/ITv4L0
一方通行「しかしお前は夜を選ンだ いくらお前があの日の光を渇望しようとも
     もはやお前の体を蝕む光でしかねェ いいか言っておくぞ婦警 
     一度表の世界に背を向け暗部を歩き始めた者に日の光は二度と振り向きはしない!」

麦野「有象無象の区別なく、私の原子崩し(メルトダウナー)は許しはしないわ」

垣根「実を結ばぬ烈花のように死ね!蝶のように舞い、蜂のように死ね!」

神裂(マジギレモード)「小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋のスミでガタガタふるえて命乞いをする心の準備はOK?」

アレイスター「私は戦争が好きだ 私は戦争が好きだ 私は戦争が 大好きだ」

一方通行「さあどうした?まだ足がちぎれただけだぞ 
     かかってこい!能力を出せ!!大気を変化させろ!!足を再構築して立ち上がれ!!
     銃をひろって反撃しろ!!さあ夜はこれからだ!!お楽しみはこれからだ!!ハリー!ハリーハリー!ハリーハリーハリー!」

垣根「ひとりぼっちで生まれて……一人ぼっちで死ぬのか……畜生(ジーザス)ッ……」

――おまけ――

ビアージオ「我らは神の代理人 神罰の地上代行者 我らが使命は我が神に逆らう愚者をその肉の一片までも絶滅すること……Amen!」
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中国・四国) [sage]:2011/12/07(水) 08:45:09.86 ID:zg56NFUAO
おまけがやりたかったんだな乙
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(新潟・東北) [sage]:2011/12/07(水) 11:22:56.82 ID:xj0I6yMAO
もう一工夫ほしいんだよ乙
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(三重県) [sage]:2011/12/07(水) 21:18:02.15 ID:7i3O9NGA0
婦警役が黄泉川か初春か…そこが問題だ乙
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [saga]:2011/12/07(水) 21:41:16.54 ID:dIYf3/cF0
>>407-414を投下した者ですが、この前の番外通行未来設定の続編というか別視点のお話を投下してしまってもよろしいでしょうか?
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [saga]:2011/12/07(水) 21:45:24.20 ID:dIYf3/cF0
途中で書き込んでしましました。
番外通行未来設定。恋愛感情捏造注意です。10レスくらい使わせて頂きます。
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋) [sage]:2011/12/07(水) 21:45:43.46 ID:KGiQOIw0o
かまわん、やれ
575 :ミサカ達の適正距離。 [saga]:2011/12/07(水) 21:47:55.60 ID:dIYf3/cF0

このミサカに“息子”という存在が自分にいることが不思議に思える。
こんなミサカが産み、育て、共に暮らす。
ドラマで母親が子供を抱き締めるシーンを鼻で笑って見ていた。
小説で子供が母親と他愛も無い喧嘩をするシーンで首を傾げていた。
そんなミサカが母親なのだ。

何かの冗談なのではないだろうか。


そう思いながら気が付けば6年が経っていた。



アイツは毎月会いに来る。
自分から来てくれとは言わない。
ただ、自分が電話をするとアイツは翌日やってくる。

「来て」とも「会いたい」とも「顔を見せて」とも言わない。

思い出したように電話を掛けてやると、仕事上不規則な生活を強いられている男の第一声は不機嫌な呻き声。
いい気味だと言ってやると、唸るように男の声が低くなる。
心地良さと高揚感に任せてからかい、口喧嘩のようなじゃれ合いを数分続ける。
そうするとアイツは翌日やってくるのだ。

ご丁寧に常に持参する手土産は、普段ミサカとウチの子が食べるのよりも0の数が一つ多いケーキの詰め合わせ。
熱した包丁で切り分けて息子と三人で食べる。

甘いものが苦手なヤツの分まで用意するのは当然嫌がらせだ。

息子の口の回りに付いたクリームを拭ってやりながら、小さくフォークで切り分け眉間に皴を寄せて口に運ぶ男をそっと盗み見ると胸の奥が温かくなる。
きっと、悪戯心が満たされているからだと、決め付けておく。

576 :ミサカ達の適正距離。 [saga]:2011/12/07(水) 21:50:46.57 ID:dIYf3/cF0


「医者ってそんなに儲かるんだ。どうせ金があるんだったら高級ホテルの宿泊券くらい持ってきなよ気が利かないな〜勿論、ウチの子とミサカの二人分だけだよ?」

何か言いたげな顔はほんの一瞬、薄い唇から短く舌打ちを零すだけで会話を終わらせようとするのは変わらない。
こんな人相で患者に怖がられないのかが不思議で仕方が無い。
男の苦々しい表情の訳は知っている。
男からの養育費や生活費を断っているのは自分なのだ。
こんなケーキぐらいではコイツの気が済まないのだろう。


「言っておくけどさ、そういうのホント迷惑だから。負い目とかじゃなくて、貴方に飼育されるみたいじゃない。考えるだけでゾッとしちゃう」


自分のワガママであり、好き勝手やっているのは自分なのだからという言葉は言わない。
それは自分らしくないし、向こうも望んではいない。
何より、自分のやりたいことをやっているのに誰かへの依存の上にそれが成り立っているというのは好きじゃない。自分の力で成り立つからこそ、ワガママを通せる。
子供のような力技の理屈なのは今更だ。

アイツは家に来ると戸惑うようにおそるおそるあの子の頭を撫でる。
自分そっくりの真っ白な髪を、訝しげに見下ろしながらどう扱えばいいのかわからず途方に暮れるように。
傍若無人な嘗ての姿を存分に目の当たりにしてる身としては、小さな子供に困惑しきっているアイツの姿はミサカに備わり続ける嗜虐心を十分に満たしてくれる。

577 :ミサカ達の適正距離。 [saga]:2011/12/07(水) 21:52:18.02 ID:dIYf3/cF0


アイツが娘を連れてくる時は正直困る。

家に来るたびにアイツの袖を掴んだまま威嚇するように見上げてくるその少女が苦手だ。

その子はミサカがアイツの困る顔を堪能しているといつも鳶色の瞳で睨みつけてくる。

自分そっくりの鳶色の頭を何となく撫でてやろうとすると、少女は猫の子のようにするりとミサカの手から逃げていく。

可愛くない子だと思う。



当然だ、だってその子はミサカにそっくりなのだから。



578 :ミサカ達の適正距離。 [saga]:2011/12/07(水) 21:55:49.18 ID:dIYf3/cF0

子供達に留守を任せると二人で出かける。一時間か二時間。長いときは三時間を越す。
二人きりで出かけるといっても特別に何をするか決めているわけではない。
洒落たカフェでお茶をする訳でも、特集が組まれたデートコースを歩くのでもない。
ミサカの気まぐれにアイツが付き合うという形で気の向くままに歩くばかりだ。

公園のベンチでぼーっと過ごすこともあれば、真冬の誰もいない遊園地に足を運ぶこともある。

今日のように寒い日は、手近なホテルに足を運んで寝て終わる時もある。

ミサカもアイツも寒いのが嫌いなくせに、二人で出かけるときは買い食いばかりする。
人通りの少ない公園のベンチで、未だに美味さがわからぬ苦いばかりのコーヒーと、肉厚なホットドックを食べる。
わざとアイツの目の前でウインナーに舌を這わせてみたり、歯を立ててみたりする。
アイツは呆れたように軽く頭を小突いてくる。そしてミサカにとっては軽いジャブ程度の悪態をつく。

言葉にして出したことは一度も無いし、これからもきっと無いが、こんなじゃれ合いがミサカは多分好きだ。


互いに話すのは他愛ない近況報告。
暗黙の了解になっているのは、互いに自分からは聞かないということ。
彼はウチの子のことを、ミサカは向こうの子のことを。
それでも会話の端に登れば自ずと耳を傾けてしまうのは本能的な親としての性なのか、互いに抱く罪悪感なのかミサカにはわからない。

アイツの手が不意に頭に回されて抱き寄せられた。
熱い吐息が耳に掛かって、少し心音が早くなった気がする。
後頭部にある縫い跡を指でなぞる。
職業柄、触診を受けているような気がして、ムードも欠片もない。
そのまま、気分が盛り上がってったのかどうかはわからないが、壊れ物に触れるように髪を人差し指と中指でかきあげられた。

579 :ミサカ達の適正距離。 [saga]:2011/12/07(水) 21:56:31.68 ID:dIYf3/cF0


イヤだな。


昔のような嫌悪感や不快感が無く、ただ胸の奥をそっと引っ掻かれるような痛みが走る。
そんな自分がイヤで、そんな気持ちにさせる目の前の男がイヤだった。
不器用と臆病の塊だったのに随分と手馴れたものだ。なかなか女の髪に触れるのがサマになっている。


この六年の間に結構遊んだ?

そう言ってやると露骨に顔を顰めたので、僅かに溜飲が下がる。


イヤだな。


もう一度思った。
まるで、この男の恋人ヅラしたセリフだ。
自分から何もかも捨てておいて何を今更というのに。


580 :ミサカ達の適正距離。 [saga]:2011/12/07(水) 21:57:28.81 ID:dIYf3/cF0


ミサカは疲れることも煩わしいことも我慢することも嫌いだ。
アイツへの感情に、艶めいたものを自覚するようになってから同時に見出した結論。
どうやら自分が柄にも無く夢想したようなハッピーエンドは無理そうだという答え。
植えつけられた男への悪意を抽出するシステムは後遺症となって、男を嫌悪しようと、困らせようと常に心の秤を傾けるように働きかけ、自分がようやく手にした自分だけの感情との間の軋轢に自分が耐え続けられるとは思えなかった。諦めでも恐れでもなく、冷静に分析した予測であった。


自分の精神は自分が期待してた程強くはない。

それを耐えてでも側に居たいの、などというセリフは自分には逆さにひっくり返しても出て来ないし、気の利いたセリフで抱き締めてもらおうなどとこの男には期待も望んでもいない。
何より、そう思い詰めるだけの確信をあの頃の自分は持てなかった。
はじめて抱いた感情に付ける名には最後まで(仮)が付いていたし、この男にいたっては気づいてすらいない。
それでも望んだのは、浅ましい希望なのか、下卑た欲望なのかわからない。

嫌い、死ね、殺す、殺して、死にたい、死のう、憎い、気持ち悪い、消えろ。

その間に紛れ込ませるように呟いた「■している」と「■き」という自分の声は今でも耳の奥に沁み込んでいる。
汗と涙と熱で何もかもが溶けてわからなくなるような日を一ヶ月と一週間と十日過ごした結果はわかりやすい形で残った。
581 :ミサカ達の適正距離。 [saga]:2011/12/07(水) 22:00:35.34 ID:dIYf3/cF0


ミサカの中に生まれたミサカだけのアイツへの想いに付けるべき名。
それに確信がようやく持てた時には、隣りにいた男は消え、腕の中には彼そっくりの雪のような髪と肌を持った赤子がいた。


自分にそっくりの子が生まれたら殺そう。
彼にそっくりの子が生まれたら産もう。

男には告げず、自分ひとりでそう決めていた。
だから、もう一人を殺さなかったのは自分の譲歩であり、彼への感謝のつもりだった。
多分、誰にも理解出来ない形だっただろう。
彼だけは理解してくれると、期待していたのかもしれない。
消えたのは自分で、奪うように連れてきたのも、捨てて行ったのも自分だったが、何故か罪悪感は無く、ただ奇妙な安心感があった。
赤子が鳩の血のような紅い瞳を幾度も瞬かせるのを見て安心感は強くなり、そうして自分は街を出た。



「なァ……オマエさ、俺達と」


アイツの顔がすぐ近くにある。
くしゃりと眉を寄せて、目を細める癖、ホント嫌になるくらいあの子と同じ。
困って、無い物ねだりだってわかっててするあの子の顔と同じだ。
ミサカね、その顔結構好きだよ。
言ってあげないけど。


582 :ミサカ達の適正距離。 [saga]:2011/12/07(水) 22:01:16.55 ID:dIYf3/cF0

「何泣きそうな顔してるのさ。何、もしかしてショックだったりするのかな。第一位は仕事から疲れて帰ってきたら裸エプロンのミサカにおかえりのチューでもしてもらえる生活を妄想しちゃってたりするのかな。ばっかじゃねぇぇの?そんなのありえねーって!」

「オマエ」

「ミサカね、今の生活が凄く好き。折角鬱陶しいしがらみから離れて、気ままに自由に好き勝手に、それも貴方よりもずーっといい男と二人っきりで暮らしてるんだからさ。だから邪魔しないでよね。ミサカはさぁ……二人で、うん、二人がいいよ。あの子と二人、それだけで」





一緒には暮さない。

貴方があの子を持て余すのはわかるし、
ミサカもあの子を好きになれる自信が無いもん。

自分を好きになれない人間が、自分そっくりの存在を愛せるのか、試そうとする気は無い。


583 :俺達の適正距離。 [saga]:2011/12/07(水) 22:03:06.35 ID:dIYf3/cF0




マフラーと鳶色の髪に隠された白い肌が見たくて、猫のような柔らかな髪に触れた。
同情なのか、流されただけなのかわからなかった感情が昂ぶるのがわかる。


多分、俺はこの女のことが■きなンだ。


感情に突き動かされるように言いかけた言葉は嘲笑で遮られた。
その言葉は強がりだ。
すぐにわかる。
そして、自分が彼女の強がりに気づいている事を彼女もわかっている。
互いに互いの強がりから目を背ける。

『お父さんと私、二人がいいよ』

6歳になったばかりの娘が大人びた横顔でぽつりと呟いたのは、此処に来る途中のバスの中。
その言葉が今のアイツの言葉に重さなる。

言いたいことを言い終えて歩き出したアイツの後ろ姿を眺める。
その後ろ姿は、誰かに肩を抱かれなければ立っていられぬ程か弱くはなく、
その歩みは、誰かと腕を組む程甘えたものでもなかった。
強いて、あの後ろ姿に付け加えるとすれば、そっとあの手を握る小さな手だけだろうか。
だから、思い知らされてしまう。

コレが俺達が俺達らしいままでいられる一番正しい距離だと。

584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [saga]:2011/12/07(水) 22:05:30.51 ID:dIYf3/cF0
以上で投下終了です。
一人称を最後までミサカにすべきか悩みましたが、アイデンティティですからね。
長々と失礼いたしました。 それでは ノシ
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/12/07(水) 22:40:41.21 ID:VL8R+w6No


適度な距離感っていいよね。
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(愛知県) [sage]:2011/12/07(水) 22:45:53.45 ID:wuSI4Vfeo
おつ

悲しいな。これが最大限の幸せなのだろうか。
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(不明なsoftbank) [sage]:2011/12/08(木) 00:11:17.16 ID:F8ONsxF1o
一方通行編と娘編も読んでみてぇ
588 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/08(木) 21:40:09.06 ID:jfA6RdFf0
新刊発売日までに間に合った。32レス借りる。新約2〜新約3の間の妄想SS。
cpは通行止め。
589 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:41:32.58 ID:jfA6RdFf0


……泣いていたな。


不測の事態でも潜り抜けた死線の数々から身に着けた冷徹な観察眼がそう教える。学園都市最強の超能力者、一方通行は一人になってしまった室内の天井を睨み付けながら、冷静に思考を費やしていた。
彼がいるのは、暫定保護者の立場でもある『警備員』である黄泉川愛穂のマンションに居候している自室と割り振られた一室である。あまり生活感を感じさせない小奇麗に片付いた空間で、虚空を睨み続けていた一方通行の口から声が迸った。

「クソがっ」

無意識に、小さく吐き出された汚い言葉。現状に対する行き場のない苛立ちから発せられた物だ。
いくら冷静に冷徹に物事を判断できようが、対処法が見つけなければ意味がない。これが血で血を洗う殺し合いならば話は違ったかもしれない。"暴力”というカデコリーに置いて誰よりも精通しているのが一方通行だったから。
だから今回の場合には、逆の結果を齎していた。彼が最も苦手とする分野のカデコリーだ。

人と人のコミュニケーション。心と心の触れ合い。
元から寡黙で、他者を拒絶する性質の彼にとっては最も苦手な分野の類だった。

(どォしろってンだ)

一方通行は忌々しげに表情を顰める。
一人ぼっちの自室。一人だけになってしまった空間。ここには先程まで一人の少女がいた。
打ち止めと呼称を与えられた、陽射しの下が似合い、人を温かく和ませる笑顔をいつも浮かべていて、消えない血と硝煙の臭いと死を纏った自分とは正反対の存在。そんな少女がこの部屋にいたはずだったのだが、今はいない。

590 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:42:33.46 ID:jfA6RdFf0

(あのクソガキは……泣いてたンだよな)

口論の末に、ドアも閉めずに飛び出していった後姿が脳裏を通り過ぎていった。頬を濡らす雫と、怒りと悲しみの感情を混ぜた金鳴り声が耳と瞼の裏に焼き付いて離れやしない。
飛び出していった……逃げられたのだ。
自分の声は聴きたくないと。自分の姿を視界に納めたくないと。どれだけ突き放そうが、拒絶の意思を示しても、頑として拒み続け離れようとしなかった相手から。

(どォすりゃいいンだよ)

こんな経験は初めてだった。
いつだって最後には、"一方通行”という人間を受け入れてくれた打ち止めが、向こうから拒絶してきたのだ。
まるで普段とは真逆の立居地に陥った一方通行は嘲りの笑みを零す。

「ザマァねェな」

たった一人の少女に拒絶されたぐらいでこの慌てよう。学園都市最強の超能力者が聞いて呆れるものだ。
誰かが知れば、こう評すことだろう。――弱くなったと。白熱し白濁し白狂していた化物ならば悩まず切り捨て、最強の頂きに君臨していただろうと。
下らねェな。
一方通行は一言で思考を切り捨てた。もはやそんなモノに興味も価値も見出せない。第三者からの評価など論外だ。
大事なのは一つ。
ただ打ち止めという少女を守りきるということだけ。その為だったら、ガラにもない事すらやると決めたのだから。
だから、

「悩んでても仕方ねェ。追いかける」

追いかけて誤解を解く。それ以外に選択肢は元よりないのだ。
ふと気づいた。立場が逆になったが変わらない物もあると。

591 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:43:56.41 ID:jfA6RdFf0

「いつだって振り回されるのは俺の方か」

もしくは両方か。あのクソガキも同じように困った事があるのだろうか。新しい疑問が浮かぶが、今は必要のない疑問ゆえにフタをする。
ギシッとスプリングの音が軋む音がベッドから鳴る。どう説得するか具体策までは導き出せていないが、行動は決まった一方通行は腰掛けていたベッドから立ち上がった。愛用している現代風の杖を握り締め、おそらくは外に飛び出していった打ち止めを追いかけるために自室を出ようとした所で、開けっぱなしになっていたドアから悪意に満ちた人物が通せんぼうするように、一方通行の前に立ちはだかった。

「なンの用だ」
「あなたの顔を覗きにきたの。今まで従順だった娘が反抗期になってお困りな親御さんの表情ってどんなのかなーって」
「暇な野郎だ」
「そんなこと言っちゃってー。内心じゃどうしようどうしようって慌てふためいてる癖に。この前テレビで観たドラマみたいかな。娘が授業参観に来て欲しいってお願いして、その日は会社があると断って泣かしちゃう親御さんと」

何かを比喩する物言いと、込められた嘲笑が一方通行の癇を煩わせる。忌々しいとはこの事か。
そもそも彼と打ち止めが喧嘩した理由というのが、一方通行がまた打ち止めから離れるという事から始まったのだった。

「大変だねぇ我侭な娘をもった親御さんは。最終信号を守るためにわざわざ動くってのに、それを理解して貰う所か、拒絶までされちゃうんだから」
「……オマエには関係ねェだろ。ややこしくなるから出てくンな」
「それは心外だなぁ。次の目的地はハワイだっけ?世界でも有名なリゾート地だし、ミサカ一度行ってみたいと思ってたんだよね」

来ンな、とそもそも連れて行く気なんか一切無い一方通行は言葉を挟もうとして、先に遮られた。

「そもそも八つ当たりはやめてよね一方通行。さすがにあの暢気な司令塔だって、理由も言わず黄泉川達と大人しくしてろなんて言われたら怒るに決まってるじゃん。それを私のせいにされるのは理不尽じゃない?」

確かに、それで失敗したとは一方通行も気付いている。
だからと言って懇切丁寧に全てを説明したからと言って、あの少女が納得するとは思えなかった。自分の為に危険な場所に行くと知ったら、間違いなく止めようとすることだろう。どうやっても打ち止めが泣くような未来しか見出せない。結局、行き着く先は同じなのではないか?

592 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:44:50.24 ID:jfA6RdFf0

「……理不尽なのはオマエらの方だ」

目の前の番外個体にしろ、怒って泣いて逃げ出した打ち止めにしろ、一方通行を困らせることに限っては超がつく一流だ。
なのに死んでも守りたい存在なんだから頭が痛い。

「いいから退け。クソガキを追うのに邪魔だ」
「えーいいじゃん。あんな我侭なお子様なんか放っておこうよ。それよりミサカと二人でハネムーンの準備しようぜ。それともミサカみたいな熟れた肉体より、未成熟な果実の方が第一位はお好みなのかな。この変態!!やっぱり小さいのが趣味なのね!!だからこのミサカの事は平気な顔で腕をへし折ったのか!!」
「……オマエ、その口閉じねェとおしゃぶりが上手なツラにしちまうぞ」
「いまだってあなたをイカせるぐらいにはテクニシャンなつもりだけど。なんなら試してみるペロペロペロペロって」

よしぶん殴ろう、と首筋に指を這わせようとして気付いた。
目の前の下品な女の様子がおかしい。おかしいのはいつもだが、どうやらそれ以外にも異常が見受けられる。
こちらをからかい遊んでフザけていたように思っていたのだが、何故か悪意という背徳感を満たすというためでなく、それ以外の不必要な必死さを感じるのだ。
具体的には顔を真っ赤にして、身体を「むずむずむずむずむずむずうずうずうずうずうずうずむずむずむずむずむずうずうずうずうずうずうずむずむずうずず――――ッ!!!!」と揺れていたりした。

「ほ、ほらっ!はっ、はやくミサカと準備しようぜ!ミサカと一緒にハネムーンの準備するううぅぅぅううううううううううう!!」

無言だった一方通行に痺れを切らしたのか、近づいてくると折れた腕をギブスで巻いたほうでアピールするように何度もぶつけてくる番外個体。
以前にも一度、似たような光景があったはずだ。

「何がしてェンだ、オマエ?」

593 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:45:35.87 ID:jfA6RdFf0



……数分後。



相手にしていられないと押し退けていった一方通行は考える。無駄な時間を過ごしたようだが、全てが無駄では無かったと。
不測の事態でも潜り抜けた死線の数々から身に着けた冷徹な観察眼は伊達じゃない。どうやらあのクソガキは、相当お怒りなのは間違いないとしても、早く追いかけて来いと思っているのは事実なのだとも。

心の片隅で、どこか救われた気がした一方通行は行動を開始する。どこに逃げたか分からない少女を探しにと。





「ミサカもう死にたい……」

第一位が居なくなり、ネットワークの影響から開放された番外個体の鬱を知りもせずに。
594 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:46:25.21 ID:jfA6RdFf0

――――


一方通行は陽射しの下を歩きながら、逃げ出していった少女を捜索していた。

学園都市は広いが当てが無い訳じゃない。所詮は子供の足だ、行動範囲は限られている。感情的になって飛び出したのもあって、綿密な計画があって逃げ出していった訳じゃない。基本的に金銭を所持していない打ち止めは、必要になるなら黄泉川や一方通行が面倒を見ている。今回の場合、そこまで冷静さがあったはずはないのだから交通機関を使う可能性も限りなくゼロだ。

(加えて……)

皮肉にも番外個体から入手したデーターもある。
ミサカネットワークという妹達のありとあらゆる脳内情報の集合体は、同時にネットワークそのものが巨大な『一つの意思』として振舞うのを一方通行は経験上知っていた。つまり番外個体のあの目的不明な行動は、逆算するとネットワークを統括する司令塔が『何で追いかけてこない。何で自分を引き止めない』という苛立ち等で構成された感情を抽出した結果なのだろうと推測できる。要約すると『構えよ』というとこだろうか?

(……ガキはガキか。ダダ捏ねてンじゃねェよ)

厳し気に引き締められていた口元が緩んだのに無自覚な彼は、そこのまま分析を重ねていく。
打ち止めは"一方通行”の全てを拒絶したわけじゃない。考えるのも小っ恥ずかしいが、追いかけられるのを、説得されるのを待っているはずだ。
もちろん、それだけじゃないだろう。
怒りは本物だ。悲しみも嘘じゃない。感情が一面性や二面性で表せる物じゃない。人を愛したからこそ、人を殺すなんて常軌を逸脱した殺人鬼なんて異常者が有り触れているのが世の中。……一方通行には愛は理解出来なかったが。

(裏路地や複雑な場所も除外していい。後は該当する条件を当て嵌めて、虱潰しに探せば見つけれる)

カツンカツンと現代風の杖が、心持ち速めの音を刻みながら捜索は続く。
公園。開けた空き地。売店。休憩所。
第一候補に挙がった順番に処理していきながら、一方通行は同時に観察していた。

自分が勝ち取った平和の光景を。

『新入生』という新たな『闇』は、間違いなく潜んでいる。だが、目に映る範囲は『闇』の臭いは感じられない。かつて、どこにいようが感じていた不穏感が払拭されている。
平和だ。平和だからこそ、

「ッチ」

派手な舌打ちが響いた。
気に食わない。その光景こそが彼を非情に苛立たせる。間違いなく『闇』は存続しているのに、かつては『暗部』の最深部で活動していた一方通行に動きを悟らせないのだ。

595 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:48:41.13 ID:jfA6RdFf0


勝ち得た光景は幻想だった。
マヤカシだ。仮初の平穏。今までと何が変わった?良い所、〇九三〇事件前と同列だ。

(それだけじゃねェ)

『闇』は学園都市内だけに留まらない。
外の世界。『超能力』とは違うベクトルの不可思議な力である『魔術』があり――『グレムリン』と名乗る連中が世界の裏側で暗躍している。
『ラジオゾンデ要塞』の事件は記憶に新しい。たった一人の人間を捜索するために、地球すら滅ぶ可能性を許容する性格破綻者の集団。これまで壮絶な殺し合い潰し合いを演じてきたのが、小さな社会での小競り合いに感じられるスケールの圧倒的な差。襲い掛かってきた徒労感と無気力感は嘘だと誤魔化せなかった。

――大海の中の井の蛙。

これが現状の己の立位置だと、学園都市最強の超能力者は吐き捨てた。

(情報が足りねェ。『闇』と手を切った今、必要な情報を手に入れるには己の目と足で稼ぐしかない)

何かが足りないのは解っている。
何かが欠けているのは知っている。

(何が足りないのか。何が欠けているのか。それも解らねェンじゃ、守ることすらも儘ならねェ)

それが一方通行の背を後押した。
レイヴィニア=バードウェイという魔術師がいる。年齢と外見の割りに知性に溢れ、上から目線で講釈する生意気な少女が放った言葉。

596 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:49:28.69 ID:jfA6RdFf0

(関係ねェよ。俺は俺のやりたいようにする。そこに他者の思惑なンかは挟む余地がない)

悪党に興味はない。善人になれたとすら思えない。好んでヒーローを目指そうと思えない。
ただ、守る。
一方通行にとって『大切』にしたいと思う者を守るだけだ。それ以上でも、それ以下でもない。どの道へ進むべきか、それすらも見定まっていない中途半端な状態だが、譲れない条件は存在する。

(その為にも……)

カツン、と杖が音を止めた。

「打ち止め……」

見つけた。
三箇所目の公園のベンチに、俯きながら居心地が悪そうに座っている。
人気が少ない寂れた公園だ。周囲には人影すらない。一方通行が進入した砂を踏む音に反応した打ち止めの小柄な体躯がビクッと揺れる。

(さァ……どォする)

見つけはした。
だが具体的な解決策は導き出せてはいない。こういうのは苦手だ。
それでも、

「面倒掛けさせンな。探したぞクソガキ」

一方通行は臆せず声を投げ掛けたのだった。
597 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:50:29.97 ID:jfA6RdFf0


――――


「帰ンぞ。打ち止め」

どう言葉をかけようと思って、結局は無難な言葉しか選べなかった。それでも彼としては気を使ったつもりなんだろう。ぶっきら棒に聴こえるかもしれないが、普段よりも幾分かは柔らかい響きを持って接している努力が垣間見れていた。

「……ヤダっ!ってミサカはミサカはあなたなんかの言葉は聴きたくないっ!!」
「――ッ」

枯れそうな声で叫ばれた。否、すでに枯れ尽くした後のひしゃげた掠れ声。逃げ出した後、どれだけ泣いていたのか。
否定しようもない拒絶に、一方通行は痛みを覚えたように表情を歪める。彼はそのことに気付かない。気付く余裕が無ないのかもしれなかったが。

「……なンで、オマエはそンなに嫌がンだよ」
「あなたこそ、あなたこそ何で気付いてくれないの、ってミサカはミサカは――ッ!」
「俺にどォして欲しいンだ?」
「……知らないもん、ってミサカはミサカはあなたが自分で考えてって言う」

一方通行は舌打ちするのは我慢した。
これだからガキは苦手なのだ。理屈や理屈が通じやしない。

「……本当に分からないの、ってミサカはミサカは疑問を投げてみる」
「……、全部説明すりゃ納得すンのか?」

だったら説明してやると一方通行は口を開く。痺れを切らしたのもあるし、番外個体と会話した際にも、これは不味かったと薄々感じてはいたのだから。
打ち止めは無言だった。何も反応を示さない。正解なのか不正解なのか。分かりやすいぐらいに分かる態度は完全に鳴りを潜めていた。


598 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:51:21.32 ID:jfA6RdFf0

一方通行は訥々と説明していく。

『魔術』、『第三次世界大戦の裏側』、『ラジオゾンデ要塞』、『その黒幕であるグレムリン』。
大まかに、だが些細な事も残さず説明していく。これだけ彼の口から、打ち止めという少女に語られた事はこれが初めてだろう。
必死だった。ここまで必死なのが彼自身にも理解できてはいない。いくら『守るべき存在』だとしても、ここまでアフターケアをする必要性は本来なら皆無だろう。
欠けたモノに、彼はまだ気付きはしない。


そして。説明を終わった――

「オマエらを――オマエを守るためだ、打ち止め」

――そう締めくくって。


「そっか……そうなんだ、ってミサカは理解したって言ってみる」
「そォだ。理解したンなら――」

――帰ンぞ、と続けようとした一方通行の言葉は、最後まで口にされる事は無かった。

「あン?いま、なンて言った?」
「あなたの言い分は分かった、でもミサカはミサカはイヤだって言ったの」
「あのなァ……」

599 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:52:28.84 ID:jfA6RdFf0


「大体、あなたはいつもそうだ、ってミサカはミサカは愚痴を漏らしてみる」

涙腺がまた緩みかけているのだろうか。
少女の瞳が不安定に揺れ始めていた。

「ミサカだって気付いてる、ってミサカはミサカはあなたがいつもミサカ達を守ってくれてるんだって」

出会ってからずっと。
いつだって、離れ離れで傍に居てくれない時でも。
少年は少女を守ってくれていた。そんな素振りすら見せずに、当たり前のように。

「あなたは優しいから、ってミサカはミサカはあなたに迷惑をかけたくないって思うの」

でも。
でもね。

「ミサカ……ミサカはおかしくなっちゃったのかな、ってミサカはミサカは今までは我慢できてたのに」

少女の目尻から一筋の雫が伝って、ポタッっと地面に染みを作った。
言葉の途中からベンチから立ち上がり、対面していたからその様子が一方通行にはよく分かった。

「もう無理だよ、ってミサカはミサカは素直にこの気持ちを吐露してみる」

少女は言う。
本心を、今まで何度も伝えてきて、だけど最後には我慢して折れてきただろう本心を。




600 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:53:35.85 ID:jfA6RdFf0


「あなたに危険なことをして欲しくない、ってミサカはミサカは心配してて」

「もうどこにもいかないで欲しい、ってミサカはミサカはずっと心細くなってて」

「ずっとずっとあなたと一緒にいたい、ってミサカはミサカはこれまでも思ってたのに」


それなのに。
それなのに。


「あなたはいつだってミサカ達を守ってくれるけど、ミサカの想ってる事なんて気付いてくれないんだ、ってミサカはミサカは訴えてみる!!」

強く叩きつけたような叫びだった。
堪えて抑えて耐えて、それでも溢れ出した想いの激情は、寂れた公園の端から端まで轟かせるぐらい響く。
我侭だという自覚は少女も持っている。だからこそ、これまでは締め付けられるような痛みを抱え込みつつも我慢していた。告げれば困ってしまうだろうから。今、目の前で言葉も無く呆然と立ち尽くす彼が想像していたイメージと重なっている。それを確認した少女は、ごめんなさいという言葉を思うが。

「あなたも一緒にいたい、ってミサカはミサカは初めてあなたが言ってくれた時嬉しかったのに。なのに……っ!!」

爆発してしまった感情に歯止めは利かなかった。
ごめんなさい、と謝るよりも責め立てる言葉が口から勝手に飛び出してきてしまう。

601 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:54:55.14 ID:jfA6RdFf0


「あなたは嘘つきだ、ってミサカはミサカはもう何を信じたらいいのか分からないもん!」

止まらない。言い過ぎだと後悔するけど止まらない。
本心からの言葉じゃないと打ち止めは後悔するも、もう何が本心なのかすら、そもそも何を伝えたかったのかすら失念していた。
悲しみや怒りが頂点に達すると、理屈や道理など突き抜けてしまう。遅かれ早かれ、誰だって一度は経験する事態であり。それが少女の場合は今回だけだった話である。
一方通行は無言だ。無言のまま、打ち止めを見据えたままで。

何も、言ってくれはしなかった。

慰めてくれるのを期待していたのだろうか。叱ってくれるのを望んでいたのだろうか。
ただ確かなのは。
彼は一言も与えてはくれなかったという事だけだった。

「もういいよ……ってミサカはミサカはうな垂れてみる」

思考がグルグルと渦を巻いていて方向性が定まらない。涙で霞んだ視界はボヤけて不鮮明。

「優しくなんかしてくれなくてもいい、ってミサカはミサカは変な期待なんか持たせないで欲しいって言う」

ああ終わった、と打ち止めは思った。
嫌われてしまったと思う。本当は真逆なのだ。もっと優しくして欲しいのに、どうしてこうなったのか。
理解できずとも、言葉は突き動かされるように放たれた。

「あなたなんか、ミサカはダイッキライだ!!」

また一筋、少女の悲しみの雫が零れ落ちていった。


602 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:56:05.30 ID:jfA6RdFf0

――――



(……痛ッてェーなァ)

凍結していた思考が回復してから、まず感じたのは痛みだった。
弾丸どころか、その気になれば核爆発すら難なく『反射』してかすり傷一つすら負わない一方通行は、胸をポッカリと――心臓ごと抉り取られたような感覚に襲われていた。

(あァ……本当に)

これまでに経験したことがない痛みだった。
物理的にも精神的にもだ。『反射』を突き抜けてくる化物共に傷を負わされようが、ここまでじゃなかった。悪意という嘲笑を投げてくる雑魚共の言葉など心に微塵とも響かなかった。
悪意という悪意を知り尽くした、痛みという痛みを与え与えられてきた筈の第一位でさえ知らない痛み。

(本当に……痛ッてェーなァ)

どうしてこんなに痛むのか。
どうしてこんなに――心が軋んでしまうのか。

(安くなったな俺も)

知らない痛みで当然。今まで知ろうとすらしなかったのだから。
知ろうともしなかったし、知っている相手はこの痛みを与えようとはしてこなかったから。
守られていたんだろう、きっと。
気付かなかったし、気付いても何かが出来たとは思えなかったが。そう、今のように。


603 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:57:19.80 ID:jfA6RdFf0


(親御さンか……マジで笑えねェ)

突き放していた少女に、いざ望みどおり突き放されただけでこの有様だ。笑えなかった。
昔の『無敵』を目指していた一方通行なら歯牙にもかけなかっただろう。昔の『悪党』を目指していた一方通行なら皮肉気に嗤いながら受け入れ陰ながら守っていただろう。
少し前までの――打ち止めに拒絶される――中途半端な立場になっていた一方通行も、同じように受け入れることが出来ると思っていた。やるべき事は変わらないと動じず前に進めると漠然と考えていたのだが。

どうやら。
違ったらしい。

(打ち止め……)

目の前には変わらず打ち止めがいる。
小さく喉を震わせながら嗚咽を零し、地面の染みは刻々と範囲を広げていっている。俯いている打ち止めの表情は一方通行から見えないし、向こうもこちらが見えていないはずだ。
一歩と半の距離が、凄まじく遠く感じた。手を伸ばせば届くのに、離れ離れであった時でも、ここまで距離が離れているとは感じなかったのに。
もう、何をやっても届かないと不安になってしまうぐらいの重さが一方通行の心に圧し掛かってきていた。

(認めてやるよ)

一方通行は微笑むような、苦虫を潰したような。両方を足して二で割ったような表情を浮かべた。
優しくも見えるし、苛立ったようにも見えるし、困ったようにも見えるし、諦めたようにも映る、無自覚の表情を。

(俺はオマエと一緒にいたいンだって)

それだけじゃない。その段階は、以前に通り過ぎたステージだ。
その一歩先を望んでいた。きっと、
604 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 21:59:48.27 ID:jfA6RdFf0

(オマエと一緒に、同じ時間って奴を共有したいンだ)

楽しいことも、辛いことも。
幸せなことも、不幸せなことも。
有意義なことも、下らないことも。

丸ごと全部。可能な限り味わってみたいと思ってしまった。
時には甘すぎて顔を顰めるかもだし、時には面倒と一蹴するかもしれない、時には疲れて溜息も吐き出したとしても。
一緒の時間を共有したいと、切に望んだ。

(だったら)

そうだ。
なにを迷う必要性がある?

(オマエは何をすべきが分かってンだろ『一方通行』)

手遅れにはまだ早すぎる。
気付けはしたのだ己の心に。だったら後は伝えるだけ。
もう届かないなんて重圧はこのまま何も伝えなかった場合の結果であって、行動に移した後には別の解答が用意されているはずだ。
所詮は幻想(サッカク)だ。イヤなら押し通ればいい。今までそうしてきたのだから。

(――いくか)

呆然。
混乱。
動揺。
苛立ち。
痛み。

幾通りの感情のプロセスを解析し終えた一方通行は――、

「勝手に話を終わらせてンじゃねェよ」

漸く弾き出した結論を胸に、沈黙の壁を打ち砕いた。


605 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:00:50.71 ID:jfA6RdFf0

――――



一方通行は静かに、だが微かに緊張を孕んだ声を発した。
結論が弾き出されたとは云え、苦手意識が消え去ったわけじゃない。今からが本番で、克服の一歩目だ。
誰しも初体験なんてそんな物だ。例外なんて有りやしない。だから多少の緊張はするし不安もある、それがよそよそしい態度として表に出力されたとしても、責めるのは酷というもの。

例え、泣いていた少女が声に反応して泣き面を晒して見上げれてば、何度目かも分からない不安を与えてしまったとしても。
一方通行を責めるのは酷というものだろう。

少女が不安や絶望に押し潰されそうであれば、少年も緊張や不安で一杯一杯だ。

片や、心無い罵倒をして自己嫌悪に沈み嫌われたと誤解し。
片や、どう自分の気持ちを伝えれば傷つけずに済むかと手探りな状態に必死で。

お互いに余裕がない。
気持ちは言葉にしなければ伝わらない。秘めているだけで伝わるなら、こんな事にはならかったのだから。
だから、

「オマエが本音を伝えたんだ。俺にだって言う権利はあンだろう」
「……」
「その……オマエが俺を嫌いなのはよく分かった」
「……っ」

打ち止めの喉元がグビリと蠢いた。
呻きに似た声無き声が、微かな音となって漏れる。
606 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:01:41.89 ID:jfA6RdFf0


「オマエの言い分も理解した……つもりだ」
「……」

必死に言葉を探していた。
傷つけないように細心の注意を払って、筋道が通った解り易い言葉遣いを。
でも何か違和感を覚える。
自分が言葉を発する度に、守りたい少女の不安度が増しているのは気のせいか?

(落ち着けよ一方通行。クールになれ。結論を急くな)

打ち止めに悟られないように、肺に新鮮な空気を送り込み自らの不安を外へと排出した。

「心配を掛けたのは……悪かった」
「……」

誠実さを持って、ゆっくりと言葉にしていく。
ガラじゃないのは認知してるが、そんな羞恥心や自尊心など犬にも食わせちまえ。

「そんなモンは本来は不要な白物だが……」

――いや、違ェ。こんな事を伝えたいンじゃねェ。
思わず飛び出した皮肉に思考が停止しかけるが、たどたどしくも軌道修正を試みる。

「迷惑って言ってンじゃねェから勘違いすンな」
「……」
「……感謝、してる」

感謝、なんて言葉を口にしたのはいつ以来振りだろうか。
皮肉と悪意をトッピングした意趣返しという意味合いならあったかもしれないが、字面通りの意味合いでは無かっただろう。
『一方通行』と名乗るようになってからは、本当の意味で初めてかもしれない。

「……」

一方通行を知る人物なら、驚愕間違いなしのレア中のレアな言葉だったのだが……打ち止めは無言だった。
ちゃんと聞いているのか不安になる。何も反応を示さないことに気持ちが萎えそうになった。自分は正しく伝えられているのだろうか?


607 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:02:32.90 ID:jfA6RdFf0


(知るかよ……クソったれ)

……黙るな。口を開き続けろ。
不安を薙ぎ払い、萎えそうになる自分を叱咤しつつ、

「嘘じゃねェ」
「……」
「本当だ」
「……」
「俺も……」
「……」
「俺も、オマエと、一緒に居たい」

一言、一言、区切り強調した宣言。
誤解も、曲解も許さない台詞だった。ストレートだ。

なのに。
だってのに。

「…………」

どうして反応をしてくれないのだろうか。
無言だ。目線は合わされず、言葉は交差せず、気持ちは絡み合いすらしない。
壁に向かって念仏を唱えている気分だ。

やはり駄目なのだろうか?
自分はどこまで行っても『一方通行』で……かつては誇りや矜持としていた孤高が、今や鬱陶しいほどまでに耳障りなノイズを発してくる。

「何か言ったらどォなンだ?」

打ち止めからの反応という切り口が欲しかったから、呼びかけという催促を行なった。
耐え切れず零した弱音だったかもしれないと、心の奥底で自嘲しつつも一方通行は返事を期待する。期待するしか無かった。




「ちゃんと聞いてるよ……、ってミサカはミサカは相槌をしてみる」


608 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:03:36.44 ID:jfA6RdFf0

――――


嬉しかった。
嬉しかった。

ここまで本音を聞けたのは初めてだったから。
自分の醜い言葉すら浅はかにも忘却の彼方へと押しやって。

嬉しかった。
嬉しすぎて、言葉が浮かばなかった。

でも。
一瞬だった。嬉しいのは間違いじゃないのに、それを覆い隠すほどの黒い黒いナニカが、全てを洗い流していった。

そんな言葉じゃ止められなかった。
そんな気持ちじゃもう止められなかった。

嬉しいけど、余計に辛くなってしまって。
間違いじゃないのに、正しいはずなのに、受け入れられなくて。

だって。
だって、ね?

期待して裏切られたらイヤだ。
あなたは優しいから、もしかしたらって期待しちゃう。

だから、だから。
聞きたくなかった。イヤだから……イヤだもん。
知ってる。
知ってるから。あなたのことなら、ぜんぶ知ってるから。言葉にしてくれたのは驚きだけど……だから嬉しくて、余計に辛い。
だって、
だって、ね……?


――あなたはそれでも行くんだよね。


知ってるから、その答えを聞きたくなかった。
優しくしないで欲しかった。期待を抱かせないで欲しかった。――希望なんか持たせないで欲しい。


「もうやめて!優しい言葉なんかミサカはミサカは聞きたくない――っ」


叫んでしまっていた。
理解不能。エラー。もう分からない。自分で自分が分からないし、信じたくもない。

だから、
背を向けて、逃げ出そうとした。また、逃げ出してしまった。

609 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:04:52.33 ID:jfA6RdFf0

――――



「もうやめて!優しい言葉なんかミサカはミサカは聞きたくない――っ」


頭にきた。
血が上って、視界が真っ白になるかと思った。
黙っていたかと思えば、拒絶という叫びを浴びせられた。順序だって離せよ頼むから。

そして、
今。

「――っ」

目の前では呆然としていたクソガキが後ずさっていた。
逃げようとしているのか。

ふざけるな。
ふざけンなよ、クソったれ。

また追いかけっこは勘弁だ。逃げられるのも御免被る。
怒りからか、スローモーションのように再生される景色の中、少女が後退りから、完全に背を向ける姿勢になるのを見せ付けられて――クソったれが。
もういい。
言葉じゃ駄目だと分かった。理解した。


「だから――」


言葉で駄目なら。
後は行動で示すまでだ。もう何だっていい。言葉も行動でも実力行使でもその他のナニかでも全部交えてでも。
絶対に解らせてやる!!



「――勝手に話を終わらせてンじゃねェえええええええええええ!!!!」





610 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:05:30.79 ID:jfA6RdFf0

――――


背を向けて遠ざかっていこうとする打ち止めに対して、一方通行は獣の反射で飛び掛っていた。
愛用の杖をかなぐり捨て、首筋のチョーカーにも触れもせず、ただただ全力で飛び掛っていた。

能力が封じられているのを危惧しての咄嗟の判断も含めてだが、どちらかというと本能的な反射行動だった。端的に言って頭に血が上っていた彼はブチ切れていたから、そこまで冷静に判断が出来たか怪しい。ただ逃がさないと。それだけの意思を持って飛び掛っていた。
不自由な肉体が、空を舞う。自由が効く右腕が限界まで伸びきり――逃げていく打ち止めの右肩を抱き込むようにして掴んだ。

「――ひゃっ?!」
「――っ」

打ち止めに怪我を負わせないように、抱き込むようにして己の身をクッションにした一方通行は、そのまま二人して地面を滑るようにして叩きつけられた。
痛そうな鈍い音が響くが、機転を利かせたファインプレーにより、打ち止めは驚いたぐらいで怪我はないようだった。その分、一方通行は背中から襲い掛かる衝撃に息を詰まらせていたが。

「や、やぁ、離して!ってミサカはミサカは――」
「――暴れンな、クソガキ!」

小柄な身のどこにそんな力があるのは謎だが、腕と脚を振り回して下敷きになってしまった一方通行から逃れようともがいていた。一方通行は阻止しようと、右手を少女の右肩上から左脇下に差し込むとガッチリとホールドする。上半身の動きをそれで阻害し、下半身の動きを妨害するために右足を少女の両太ももに絡めるようにしてガッチリと固定した。

「にゃ、にゃなななな、ってミサカはミサカはあなたはどこを触ってるのって動揺してみる!!」
「オマエが暴れるからだろォがァ!」

幸いにも、ここは寂れ朽ちた公園だ。
周囲には人っ子ひとり居やしない。どれだけ騒ごうが、例え白い凶悪な面構えをした男が、見るからに幼い少女に襲い掛かるような構図に見えたとしても問題はない。

611 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:06:19.36 ID:jfA6RdFf0


「ちょっ、そこは駄目、ってミサカはミサカは貞操の危機を感じてみたり!!」
「ふざけンなガキがマセたこと言ってンじゃねェ!!」
「ガキじゃないもん、ってミサカはミサカは反論してみるっ!」
「それがガキだって言ってンだよ、いいから暴れンなッ!」

逃げようとする打ち止め。押さえ込もうとする一方通行。
傍から見たら、恐ろしく絵的に拙い攻防は終わらない。決着よりも風紀委員や警備員が駆けつけるのが先かと臭わせる激しい攻防戦は、なんとか一方通行が優勢を維持しつつ続いた。

……どれくらい続いただろうか。
数十分の格闘の末、先に体力が尽きたのは打ち止めで、軍配が上がったのは一方通行だった。
二人とも服装は乱れ土に汚れてしまい、吐く息は荒く、打ち止めに限っては全身の疲労により小動物のように温かい腕に包まれてグッタリしていた。

「……」
「……」
「疲れた、ってミサカはミサカは恨みがましく言ってみたり」
「そォだな。俺もこんなのは一生ゴメンだ」
「……」
「……」
「離して、ってミサカはミサカはお願いしてみる」
「却下だ。逃げンだろ?」
「……」
「……」
「逃げないもん、っミサカはミサカはだから離して」
「それでも却下だ。こンままでいい」

ぎゅっと抱き込む力が強くなった。
熱と熱がより強く感じられた。

「他の人に見られたら犯罪者扱いだよ、ってミサカはミサカは指摘してみたり」
「ふんっ。他は関係ねェ。俺とオマエの問題だ」
「そっか……、ってミサカはミサカは頷いてみる」
「そォだ」
「……温いね、ってミサカはミサカは……」
「あァ……」

求め続けて、何度も失いかけた温かさ。
今だって遠ざかっていっていた居心地の良い温かさが、二人の気持ちに安らぎを与えているのは否定できなかった。

612 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:07:39.25 ID:jfA6RdFf0


「ねぇ……、ってミサカはミサカは問いかけてみる」
「なンだ」
「質問していい、ってミサカはミサカは確認をしてみる」
「あァ」

「――あなたはそれでも行くんだよね、ってミサカはミサカは訊いてみる」
「そォだな。俺は、行く」

「やっぱり、ってミサカはミサカはあなたはそう言うと知ってた」
「よく分かってンじゃねェか」

温かい熱に包まれているはずなのに、どうしようもない寒さに身を震わせた打ち止め。
また傷つけたと気付いた一方通行は、不器用ながらも気遣うように強く抱きしめる。

「寂しいよ、ってミサカはミサカはあなたと一緒にいたいの」
「俺も、オマエと一緒に居たい」
「怖いの、ってミサカはミサカは危ないことするあなたを心配する」
「俺も、オマエが心配だ」
「それでも行くんだ、ってミサカはミサカはやっぱり理解できない」
「必要だからだ」
「泣くよ、ってミサカはミサカは警告してみたり」
「泣くな。困るだろ俺が」
「自分勝手だよね、ってミサカはミサカは頬を膨らませてみたり」
「オマエに言われたくねェよ」

平行線。
一緒に居たいはずなのに、どうしても重ならない一方通行の思い。

「そンなにオマエは一緒に俺と居たいのかよ」
「さっきから何度も言ってる、ってミサカはミサカは非難してみる」
「何で?」
「何でって、ってミサカはミサカは言葉に詰まってみたり」
「何で俺みてェな奴と一緒に居たいかが理解できねェ。俺は化物だぜ。人間としては欠陥品もイイとこだ」
「そんなことない、ってミサカはミサカは否定してみる」

化物なんかじゃない。欠陥品でもない。あなたは優しい人。
打ち止めは囁くように呟いて、前に回された頼りになる右の手の平に、小さい小さい手の平を重ね合わせた。
言葉は重ならないのに、思いは平行線なのに、この熱だけは一方通行じゃなく交じり合う。
不思議なものだ、と一方通行はほろ苦く笑みを浮かべてみせた。この笑みは少女にも、他にも、本人にさえ見られることは無かったが。

613 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:08:30.68 ID:jfA6RdFf0


「優しくねェよ俺は」

一方通行(ケッカンヒン)に、そんな感情はインストールされてはいない。
もし、もしも。こんな欠陥品から優しさなんて欠落物を見出せたとしたのなら。


――拾ってきてくれたンだろ。


どこかのお節介共が。『一方通行』になる前の、記憶からも消去された本来の名前の時に失ったはずの感情を拾ってきてくれたのだ。
生きている内にどこかに置き忘れてしまった感情を、せっせと欠片と欠片を拾い繋ぎ合わせて届けてきたのだ。
打ち止めが。
黄泉川が。
芳川が。
番外個体が。
他にも多くのお節介共が。
自分がどれだけ。突き放そうが、受け流そうが、我関せずを貫こうが。
頼んでもいないのに、強引に空白となった欠落部分に埋め込んでいって。血となり肉と馴染むまで注ぎ込んでいってくれて。
確かに。
もう一方通行(ケッカンヒン)は、ブリキ(アクイ)の人形(バケモノ)では無くなってしまったのかもしれない。
欠陥(キズ)が癒えて、大切な傷跡になってしまったように。

614 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:09:42.50 ID:jfA6RdFf0


「ずっと、一緒に居るか打ち止め」
「……嘘つき、ってミサカはミサカはどうせ行く癖にって言ってみる」
「嘘じゃねェ」

くだばっちまえ。

「打ち止め……オマエは俺の為なら傷ついてくれるか」
「あなたがそれで一緒にいてくれるなら、ってミサカはミサカは肯定してみる」
「だったらよォ……俺と離れ離れになってる間、傷ついとけ」

くだばっちまえよ。今は『オマエ』の出番じゃない。

「俺も離れ離れになってる間、一緒に傷ついてやるから」
「なにそれ、ってミサカはミサカは唖然としてみたり……」
「オマエが心配すンなら、俺も心配してやる」
「よく分からないけど、だ、だったらミサカが泣いてる時は、ってミサカはミサカは尋ねてみたり」
「早めに帰宅できるように努力する」
「……微妙に納得いかない、ってミサカはミサカは釈然としなかったり」
「納得しとけ。もしオマエが俺と一緒に居たいンだったら、な」

それができれば。
それでいいんなら。

「離れ離れだろォが、なンだろうがァ、俺達は」

どこだって。
いつだって。

「一緒だ打ち止め。距離なンか関係ねェ。例え世界の裏側にいようが、俺達は通じ合ってる」

一方通行じゃない。打ち止めじゃない。
気持ちは通じ合うし、思いは打ち止まることなく、お互いの中で結びつく。
だから、くだばっちまえ。

今だけはくたばっちまえ――『一方通行』。



615 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:10:26.70 ID:jfA6RdFf0


「不満は」
「……もっと教えて欲しい、ってミサカはミサカは喜んでる時は?」
「一緒に喜んでやる」

今だけはありのままに。
どんなことだって、素直なキモチで言えるような気がした。
少しずつ注いで貰った感情という星屑を、元の持ち主にそっと返していくように。

「ミサカがあなたがダイキッライ、ってミサカがミサカが言ったら……?」
「ガキの我侭には慣れた」
「むぅー!ってミサカはミサカは大変ご立腹!」

そこには。
お天道様が輝いていた。燦々と煌く、守りたかった大切にしたかった温もりの導きが。
雨雲は通り過ぎ、最も似合う眩しいばかりの陽射しの少女。

「最後に一つだけ、ってミサカはミサカは教えてください」

え、とね。
躊躇は一瞬。少しばかりの臆病心と、溢れんばかりの期待心を乗せて。





「ミサカはあなたがスキ、ってミサカはミサカは伝えます」


616 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:11:07.23 ID:jfA6RdFf0

                       
                         「そォだな――」



                          その音色は、


         
                      「――俺も、オマエが、スキだ」


        
                    泣いてるような響きに、少女には聴こえた。
     






               「気をつけて、ってミサカはミサカは約束の証に指きりを要求する」


                       「約束だ。ちゃんと待ってろ」


                           「うん」



617 :終わり [sage saga]:2011/12/08(木) 22:12:20.88 ID:jfA6RdFf0


――――


星空が広がる大海の空。
どこまでも、どこまでも吸い込まれそうな闇夜と、散りばめられた星屑が輝く下。

学園都市最強の超能力者である一方通行はいた。
彼は星空を見上げ、遥か遠い異境の地に思考を馳せる。

悪党に興味はない。善人になれたとすら思えない。好んでヒーローを目指そうと思えない。
中途半端で、優柔不断で、何者にすら成れていない己の立場。
そんな五里霧中に囚われ、前後不覚の身に陥っていた彼だったが、光明の道標を見つけたような気がしていた。

それは不確かであやふやな、形無きモノだったが。
間違いなく、尊ぶべき約束の誓い。今も色褪せず、欠如していた空白部分に、色濃く息づく芽吹き。



この道がどこに続いているのかの一端を掴めた気がした。
目指すべき目標と、その先の終着地点が。

「準備はいいのかい、親御さん」
「ついてくンのは勝手だが、足手纏いにはなンなよ」
「分かってるよ。最終信号とどんな『約束』をしたか知らないけど、このミサカが足手纏いになるはずないでしょ」

足手纏いにはならなくても、意図的に邪魔者になりそうではあるが。
強引についてくる事になった番外個体を尻目に、一方通行は歩き出す。

前方にはジェット機。次なる戦場へと案内する箱舟。
目的地はハワイ。
世界の裏を闊歩する住人達が暗躍する、次なるステージだ。


「行くぞ」
「はいはい」

新たな決意と誓いを胸に、
確かなる目標へと向かって、彼らは第一歩目を踏み出したのだった。





618 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/08(木) 22:15:06.72 ID:jfA6RdFf0
長々とどうもでした。>>616が微妙にズレててショック。
新約3が二日後発売。すっげぇ楽しみ。実際どうなんだろうな。
では新約3妄想はこの辺で終了して。またどこかで。次は『アイテム』で一本かな。ではでは
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/08(木) 22:15:49.58 ID:2jY1sMx50
乙。
620 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/08(木) 22:52:22.02 ID:3RRUSbcZo
乙。アイテム編も待ってる。
これくらい丁寧にやってくれるかな…
621 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/08(木) 23:08:18.47 ID:XUq84vq8o
おつ!
通行止めは難しいけどいざ書くと安定感があるよな
すげぇ良かった!癒された!
もう三巻発売なんだな、早いなあ
622 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/09(金) 00:23:33.67 ID:OZNA/Mwgo
ちょっと3レス程度使いますよ

久しぶりに、いんでっくすたんを見てたら頭に浮かんだもの
623 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 00:24:22.79 ID:OZNA/Mwgo
イギリス清教女子寮内にあるシェリーの彫刻室。
この部屋は石を削る際に出る音が周りに響かぬよう防音処理が施されている。
周りへの配慮。
だが実際は、それだけが理由ではなかった。
絶対に周りには気づかれてはならぬ事。それを隠す為の防音処理。

気づかれてはならぬ事。
それは


シェリー「みっなみの〜島にペンギンさん、きゅっ♪」カキカキ

 歌いながらのお絵かき!

シェリー「はっしるよ列車がしゅっしゅっしゅっ♪」カキカキ

シェリー「たってがみライオン、がおがおがー」カキカキ

アンジェレネ「………」

シェリー「おっきなロボット、ごーごーごー♪」

アンジェレネ「………」ジー

シェリー「あっおい車が、ぶーぶーぶー♪」

624 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 00:25:00.72 ID:OZNA/Mwgo
--- 10分後 ---

シェリー「かっいじゅうが街で、ギャーギャーギャー」カキカキ

アンジェレネ「……♪」カキカキ

シェリー「ゴーレムがそれをドンドンドン♪」カキカキポキッ

シェリー「…あ……オイルパステルが……」

アンジェレネ「はい、これ新しいのです」

シェリー「ありがと、気が利くわね」

アンジェレネ「……♪」カキカキ

シェリー「さて、次は何を………え!!」ビクッ

アンジェレネ「……♪」カキカキ

シェリー「えと……あ、あんた、いつからいたの?」ダラダラ

アンジェレネ「お花、お花♪ 10分ぐらい前だったと思いますよ。 猫、子猫♪」カキカキ

シェリー「……その……歌とか……聴いてた?」ダラダラ

アンジェレネ「いーぬ、子猫、うっさっぎー♪ えぇ、聴いてましたよー♪」カキカキ

シェリー「……」orz
625 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 00:26:01.94 ID:OZNA/Mwgo
アンジェレネ「ルチア、アニェーゼ、オッルソラ〜♪」カキカキ

シェリー「……ねぇ、小シスター」

アンジェレネ「なんですかー?」カキカキ

シェリー「お、お願いだから、内緒にしててくれない……?」

アンジェレネ「別に構いませんませんよー♪ その代わりに」

シェリー「その代わり……?」ゴクリ

アンジェレネ「そっちで一緒に描かせてください」ゴソゴソ

シェリー「……それだけでいいの?」

アンジェレネ「♪」カキカキ

シェリー「……」

アンジェレネ「……続きは描かないんですか?」カキカキ

シェリー「そ、そうね……」

アンジェレネ「♪」カキカキ

シェリー「……ま、こういうのも偶にはかもね……」ナデナデ

アンジェレネ「く、くすぐったいですよ///」




ルチア「……」●rec
626 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 00:26:48.46 ID:OZNA/Mwgo



sage忘れてたよ、ごめんよ
627 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 00:34:38.75 ID:LwgGimlSo
このスレは基本的に&投下はむしろage推奨ですよ
しかしシェリーとアンジェレネとはまた新鮮な組み合わせありがたや
628 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 04:02:22.56 ID:S9pm+oaPo
何これうたのおねえさん出来そうなくらい可愛い
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/09(金) 15:39:10.56 ID:HstdAf60o
みんなシェリーの魅力をもっと知るべき
630 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 20:22:43.55 ID:ReqxRbKxo
TV捏造ネタで3レスもらいます。
631 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 20:23:32.93 ID:ReqxRbKxo
司会者『これが三十年前の平均的な日本人の顔です』

タレントA『エラ張ってるしぃ目も細いし釣りあがってるしぃ、歯並びが悪ーい』

司会者『しかし食生活の変化で、十年後は顎がこんなにも退化するんですよ』

タレントB『うそー! エイリアンみたーい』

イン「とーまとーま。日本のTVって堂々と人種差別していいの?」

上条「人種差別? 別に日本人の自虐だからいいんじゃねえか」

イン「だって現代日本人と違いすぎるんだよ」

上条「整形とかじゃねえのか?」

イン「とーまは日本のことを知らなさ過ぎるかも! 日本人は独自の価値観を持ってるんだよ」

上条「そのつまり……。どう言うこと?」

イン「不完全な物をありのまま受け入れる美学って言うのかな。昔から整形率が低いんだよ」

上条「でもTVで『日本は整形大国!』とか言ってるぞ?」

イン「整形の人口比は一位韓国1.36%二位ブラジル1.28%三位米国0.96%で日本は七位0.58%だね」

上条「日本も結構多いじゃねえか」

イン「日本在住の外国人も含まれるし、庶民の所得水準を考えると低いんだよ」

上条「ああ、だから日本が順位高いのか」
632 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 20:24:28.44 ID:ReqxRbKxo
イン「それに日本人は体にメスを入れるのを嫌がる民族で、リフトアップやアンチエイジングが中年層に人気かも」

上条「そんなもんか?」

イン「日本人は『あの人整形してるんだよ』って言われたら『そうなんだ』って思うでしょ?」

上条「そうだな、別に差別とかはしねえけどさ」

イン「整形が少ない証拠かも。整形大国だと『だから何?』って気にすらしないんだよ」

上条「気にすること自体が少ない証拠か」

イン「そもそも日本人は丸みを帯びた面長で、目つきもお豆形の二重で垂れ目なんだよ」

上条「目が小さくて一重のイメージが強いけど、二重って多いのか?」

イン「一重は寒冷地方で眼球を守るために生じたもので、日本人は人種的に小さくないし二重が多いんだよ」

上条「顎とかエラはどうなんだ? 食生活の変化で最近は小顔になってるらしいけど」

イン「骨格の変化は何千年もかかるし、百年二百年で変化する訳がないんだよ」

上条「けど柔らかいもん食ってたら、ちょっとは衰えるんだろ?」

イン「アフリカ系アメリカ人も文化が急激に変化したけど、骨格の変化は個人差の枠を超えないかも」

上条「じゃあ歯並びの悪さはどうなんだ?」

イン「それは単に矯正しないだけかも。十字教圏の国は八重歯とかを『悪魔の牙』と禁忌して矯正するんだよ」
633 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 20:25:07.05 ID:ReqxRbKxo
上条「話がそれたけど、国内の差とかないのか?」

イン「日本は北海道から沖縄まで、遺伝学的に比較的均一性の高い民族だよ」

上条「移民とか混血の可能性はどうなんだ?」

イン「混血は誤差の範囲で、移民とかの極端な違いは平均から除外するかも」

上条「じゃあ、あの顔は何人なんだよ」

イン「あの骨格や顔の特徴は朝鮮民族だね」

上条「お隣の国なんだから遺伝子的に近くねえのか?」

イン「ううん、遺伝子プールで言うなら大和民族と朝鮮民族は六割以上違うから別民族だよ」

上条「い、遺伝子プール……?」

イン「染色体グループも朝鮮民族はO3が多いけど日本人はO2b1が多いし、日本特有のD2系が少ないかも」

上条「せんしょくたい……?」

イン「日本は島国だから遺伝子的に隔離されてるんだよ。遺伝子の分類上はモンゴルと近いかも」

上条「そうなのか。でも何でTVで他国の平均顔を自国の平均顔って言うんだろうな?」

イン「それは謎なんだよ」





日本はいい物が多いのに、なんで日本のTVは捏造ばかりするの?
美味しい物いっぱいあるし、優しい人が多いし、永住したい。
634 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 20:31:58.23 ID:imW455tMo

TV局に勤めてる人は在日朝鮮人が多いと聞いたことがある
韓流がごり押しされるのはその絡みだって言うね

外国の人かな?
日本は品行方正にしていればとても良い国ですぞ
635 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 22:02:13.43 ID:uQu08m0po
乙です
日本人は良く言や謙虚、悪く言や自虐的だよな
それを利用してマスゴミが、日本人は恥ずかしい、みたいな発言をしてやがる
636 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 01:34:13.73 ID:tL71172DO
でも日本人って日本大好きだよな
何だかんだで
637 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 01:57:45.92 ID:tL71172DO
1レスもらいます
メタ気味注意
638 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/10(土) 01:58:36.51 ID:tL71172DO

一方通行は真剣な顔立ちで鏡の前に立っていた。
何も自分の姿を見て悦に入ろう――というわけではない。


一方通行「あ、ぁー……ァー……んンンー」

一方通行「よしこんな、あー……ン。よしこンなもンか」


一方通行の特徴とは何か。
このキャラクターがやけに多い「とある魔術の禁書目録」の中で彼を特徴付けたものとは何か。
――そう、その独特な口調であった。


一方通行「ミサカはミサカは、よりはマシだけどよォ」チッ


打ち止めのことを思い出す。
あれも難儀な口調だ。
しかし最近は油断をしているのか自身のポジションが明確になってきたことからの慢心か――。


一方通行(あのガキ最近ではミサカはミサカは――を語尾に付けなくなってきやがった)

一方通行(しかもそれが受け入れられてるってどォいうことだよ)


一方通行は悔しそうに奥歯を噛み締める。
実際、限界なのだ。
ァィゥェォンだけを片仮名にする――、最初考え付いたときは「これだ!」と膝を叩いたものだが。


一方通行(無茶だろホントこれ)


――だってこんなに巻数が続くとは思ってなかったんだもん。

壁に頭を凭れていると、ガチャリという取っ手が降りる音と共に扉が開いた。


打ち止め「ねぇあなた! 準備できた? ってミサカはミサカはあなたと二人でお出掛けというワクワクを抑えきれずに飛び込んでみたり!」

一方通行「うっせェ黙れ!!」

打ち止め「えっ」

一方通行「オマエなンかなァ……ッ」ダンッ

打ち止め「ちょ、ちょっと壁叩かないで! 大丈夫?」

一方通行「それだよそれクソがァアアアア!!」



おわり



639 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 01:59:09.57 ID:tL71172DO
おわり
640 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 04:44:11.20 ID:ySfs0gaZo
641 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 05:35:43.60 ID:m5A9TGWg0
乙。
皆キャラ作ってるんだとしたらオルソラすごくね?
642 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/10(土) 08:39:53.43 ID:E+UV4ku9o
>>641
結構内面はヨゴレだと思う>オルソラ
643 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 09:21:40.93 ID:sJuHGwgy0

美琴がツンデレ作ってたらなんかやだなww

しかし実際口調って大変だね
今初めてSS書いてみてるけど、一生分「超」の字を使った気がする
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/10(土) 12:38:21.99 ID:wLgP2Dxmo
凄いチョウチョ(超蝶々)を絹旗が見つけたら、

「あ、ちょうちょうちょうちょです!」になるのか
645 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 12:55:55.05 ID:ZzfUX8LAO
超凄い蝶々を見つけました!くらいじゃねー?
646 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 13:32:00.93 ID:tL71172DO
一応やたらに超をつける若者程度だしな
違和感がない程度だろ
647 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 13:51:45.38 ID:sJuHGwgy0
「種類がある」を「種類が超ある」ではなく「超種類がある」と言っちゃう絹旗なら、
蝶々がたくさんいるのを見て「超蝶々がいます」は言うと思う
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/10(土) 13:56:41.24 ID:2h8y0HAXo
浜面は超無能力者です! どっちだよ、みたいな感じか
649 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 14:29:33.37 ID:Urp5Qldfo
>>645
凄い蝶々を超見つけました、じゃね?
絹旗の「超」はなんとなく動詞に付くイメージがある
650 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 14:32:49.35 ID:Urp5Qldfo
>>647を考えると一つの文中で普通(ってのも変だけど)超が付く所じゃなく、別の所に付くって事か

連投スマソ
651 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 15:12:29.19 ID:tL71172DO
>>650どっちかと言うとギャルの言葉を考えた方が早いかも
まぁ俺のギャル言葉のイメージが間違っていたらアレなんだが
652 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 22:20:56.42 ID:DDUdbOa00
そもそもかまちーが感覚的に使ってるだけで
明確な定義や決まりは無いと思う訳よ
653 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 00:22:11.42 ID:XkmLxP9zo
一応、ネタバレ解禁だよな……?
盛り上がりに欠けるねぇ。
654 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 00:28:33.44 ID:QMhDs4w3o
ネタバレって今日3巻発売日だっけか?
忘れてた
655 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 00:34:08.18 ID:ltfqmIbO0
一方さんと美琴の会話にガッカリした
656 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 00:36:06.78 ID:alQklxIDO
新訳入ってからずっと言われてんな>ガッカリした
657 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 01:02:28.14 ID:gW44tCcto
>>655
おいぃぃぃ
その言葉だけで未読者の俺には…
でも遂に二人が邂逅すんのか…
でもがっかりなのか…
658 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 01:07:17.14 ID:qlcKKef8o
一方さんのお前がそれ言っちゃうのぉ!?的発言はマジで引っ掛かったが、
それ以外は普通に面白かったし次が楽しみだぜよ
659 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/11(日) 02:08:05.36 ID:793cCv9AO
最も注目すべきは黒夜ちゃん。新約3巻のネタバレ含んだ投下はもうオッケー?
660 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/11(日) 02:14:23.44 ID:793cCv9AO
まあレスも無いし朝になると消しちゃうかもしんねえからささっと投下してく
>>1にもネタバレ解禁は翌日からってあるし大丈夫だよね……?
念のためネタバレ警告しとく
661 :※このSSは新約3巻のネタバレを含みます。新約3巻を読み終えてから目を通してください※ [saga]:2011/12/11(日) 02:16:30.99 ID:793cCv9AO
※新約 3 巻のネ タ バ レを含みます※





一方通行「オイ、そこのチンピラ二人」

番外個体「あれあれ、ミサカまでチンピラ扱い?」

浜面「何?」

一方通行「ちィとばかし面白れェ情報が入ってなァ……黒夜を泣かせたらしいじゃねェか」

番外個体「えっ。あれってば確か、嫌がるクロちゃんを無理矢理押さえ付けて襲いかかった世紀末帝王HA・MA・DU・RAのせいじゃなかったっけ?」

浜面「変わり身早ぇ!? どっちかと言えば俺泣かされる立場だよ!?」

一方通行「ほォ……つまり悪いのは全部そこのチンピラ、だと」

浜面「やっぱり俺ぇ!? ちょっと待てよ第一位俺があのチビっ子の皮被った大怪獣に勝てると思ってんの!? そうだとしたらアンタの第一位ってば案外飾りじゃねーの!!」

番外個体「いやぁ、あの時のハマちゃんてばかっこよかったなぁ……油断しきっていた幼い女の子に背後から飛び掛かった時の形相なんて思い出しただけでも怖いぜー」

浜面「おかしい! あらゆる部分でそれはおかしいッッ! 平然と事実を捩曲げるなよ!? ああ早く滝壺に会いたい癒されたい抱きしめたい! 第一位に殺される前にッ!」
662 :※このSSは新約3巻のネタバレを含みます。新約3巻を読み終えてから目を通してください※ [saga]:2011/12/11(日) 02:16:57.62 ID:793cCv9AO
※新約 3 巻のネ タ バ レを含みます※





一方通行「……で」

番外個体「ん?」

一方通行「そンな時にオマエは何をしてた?」

番外個体「げっ……そ、それがさぁハマちゃんったら用意周到でクロちゃんを襲う前にミサカを襲って来たんだよね!
あーあ怖かったなぁ貞操の危機感じたよ! あの目はマジだった!」

浜面「アンタほんと最低だよなッ!? 俺の中じゃ麦野とタメ張る極悪さだよそして滝壺違うんだコイツの言ってることは100%嘘だからね!!」

一方通行「……俺の知ってる話とは随分違ェンだけどなァ、番外個体?」

番外個体「はぇ? な、なんの事だろうかミサカわっかんなーい☆」

一方通行「悪りィが、当の本人が全部ゲロってンだよ」

番外個体「なァァにいぃいー!? あのおチビが第一位に泣きついたっていうの!?うわー信じられねー! あひゃひゃひゃひゃひゃっひゃっひゃ!!」

一方通行「当分笑えねェだろォからよォ、今のうちに精一杯笑っときな」

番外個体「ひゃっひゃ……ひゃ? 何? 第一位が、この私に、お仕置きでもするワケ? んー?」

一方通行「俺は手出ししねェよ。ただ、妹達だろォと行き過ぎた素行は正さねェといけねェ」
663 :※このSSは新約3巻のネタバレを含みます。新約3巻を読み終えてから目を通してください※ [saga]:2011/12/11(日) 02:17:35.76 ID:793cCv9AO
※新約 3 巻のネ タ バ レを含みます※





番外個体「……えっと。ゴメン☆」

一方通行「もう遅ェ。スペシャルゲストだ」


上条「聞いたぞ、番外個体……」

番外個体「ぅげえ!?」

上条「なんでも、抵抗できねえ黒夜に対して泣くまでいたぶったらしいじゃねえか! 確かにアイツは悪党だ、だけどまだ十数歳の女の子だぞ!?」

番外個体「そ、それ言ったらミサカはまだ生まれ……」

上条「言い訳なんかするんじゃねえッ! あんな小さな女の子を泣くまで虐めて楽しいか!? 抵抗できねえ人間に対して暴力を振るうのがそんなに楽しい事なのかッ!?」

番外個体「えええええええええー!! ミサカ暴力振るってないじゃんちょっと第一位このヒーローに何吹き込んだの!?」

一方通行「いや、電撃も充分暴力だろ」

上条「いいぜ、お前がそんなことを楽しいって思ってるなら……まずはその幻想をぶち殺すッッ!」

番外個体「あいたー!? グーじゃなくてチョップで少し安心したけどやっぱり痛い! チョップって全力でやるもんじゃないでしょ痛ぁ!?」


黒夜(くっくっく……コイツのこの姿を見れただけ、第一位にプライド捨てて泣き付いただけあるってモンだ。ざまぁねえぜ)
664 :※このSSは新約3巻のネタバレを含みます。新約3巻を読み終えてから目を通してください※ [saga]:2011/12/11(日) 02:18:12.39 ID:793cCv9AO
※新約 3 巻のネ タ バ レを含みます※





浜面「なんか知らねえ内に蚊帳の外放り出されてたぜ……、あれ。黒夜じゃん」

黒夜「気安く呼ンでンじゃねェぞチンピラ風情が」

浜面「ひぃッ!? 第一位との対応違いすぎねえ!?」

黒夜「うるせェ雑魚が。……そォいやァオマエとは約束があったよなァ」

浜面「や……約束?」

黒夜「ほら、アレだよアレ。七つでも九つでも無ェ……そう、八つ裂きにしてやるってヤツだ」

浜面「ぎゃああぁあッッッ!? 無表情でボンバーランス出してんじゃねえよ殺る気満々じゃねえか! やっぱり悪党だぜコイツまじ怖ぇ!」

黒夜「そォら覚悟決めやがれクソ野郎ォ!」

浜面「ちっ、ちくしょー! つい数時間前はびえびえ泣いてた癖になんだってんだー!?」

黒夜「……!」

浜面「闇とか新入生とかカッコイイ事ばっか言ってた割には案外涙脆いし、突然変身ポーズしだす……し……?」

黒夜「…………ひっ」

浜面「え、ちょいちょい待てよお前まさかこの状況で泣き出す訳? 今まさに人一人殺そうとしてる状況で突然泣き出す訳?」

黒夜「なっ……泣く訳、ねェだろォ…………!」
665 :※このSSは新約3巻のネタバレを含みます。新約3巻を読み終えてから目を通してください※ [saga]:2011/12/11(日) 02:19:08.99 ID:793cCv9AO
※新約 3 巻のネ タ バ レを含みます※





浜面「だよなー焦ったぁ……闇の新入生がたかが変身ポーズしたり泣いたりしたのを思い出すだけで泣き出す訳ねえよなぁ。ふう」

黒夜「びっ……」

浜面「び?」

黒夜「――びええええええええええええええええええええええええん!! 何だよどいつもコイツもなんで私がこんな目に合うんだよデフォルトで人が閉じたトラウマこじ開けてんじゃねえよバカァびえええええええええええええええん!!」

浜面「うぉおぉおお!? な、なんだいきなり殺しに掛かって来たり泣いたり大忙しなヤツだな!? と、取り敢えず落ち着けって。そうだ、ホラ飴玉だぞ飴玉! い、いないいないバァー!?」

黒夜「バカにしすぎだろびえええええええええええええええええええええええええええええええええん!!! ぅああぁああああああああああああん!!」

浜面「逆効果ー!? ならええっとええっと――ん?」

上条「……浜面」

浜面「……嫌な予感マックスなんだけど、先に言っておくがこれは誤か」

上条「誤解だのなんだの関係ねえよ。女の子泣かしておいて男らしくねえな……歯ぁ食いしばれよ」

浜面「いやぁあぁああああぁああ――――!!!」
666 :↑新約3巻のネタバレ含むSSここまで↑ [sage]:2011/12/11(日) 02:21:49.87 ID:793cCv9AO
↑新約3巻のネタバレ含むSSここまで↑


投下終了。俺はついに原作で一方通行が「もちろン」と言ったことに胸キュンした
ありがとうございましたー
667 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 02:28:28.68 ID:wTH8pZh8o
668 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 06:23:08.52 ID:z9Z+bzb20
乙、浜面マジリアクション+ツッコミ王
上条ちゃんのパンチにもちゃんとリアクションしてあげるあたり
良い芸人根性だ
669 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 09:45:50.31 ID:R8jUqVuY0
新約三巻発売か、買いにいかなきゃなあ

ありがちなネタだけど4レスもらいます
一方+禁書、上条+打ち止めです
670 : [sage]:2011/12/11(日) 09:47:11.85 ID:R8jUqVuY0
禁書「パートナー交換?」

打ち止め「なんだよってミサカはミサカは出来るだけ神妙にしてみる」

禁書「それはどういうこと?」

打ち止め「期間限定でパートナーを交換するっていう企画なんだよってミサカはミサカは再度説明をしてみたり。
もっと簡単に言うと交換お泊まり会?」

禁書「じゃあ、私があくせられーたの所に行って、らすとおーだーがとうまの所に来るんだね」

打ち止め「そういうこと!ってミサカはミサカは期待をこめて頷いてみる!」

禁書「でも、パートナー交換というくらいならはまづらも……」

打ち止め「それは深い(MNW人気投票)事情により無しになりましたってミサカはミサカはあんまり人気がなかった彼に同情しながらも
行くならあの人の所がいいからまあいいかななんて思ってみたり」

禁書「人気……?」

打ち止め「ううん、気にしないでってミサカはミサカは慌てて取り繕ってみる」

打ち止め「とにかく、どうかな?ってミサカはミサカは最近覚えた上目使いでお願いしてみたり」

禁書「うーん……」

打ち止め「あの人ならファミレスでメニュー表の一ページや二ページ普通に頼めるんだよね」ボソッ

禁書「……」ピクッ

打ち止め「ヨミカワが作ってくれるご飯とっても美味しいんだよなぁ」ボソッ

禁書「うーん、し、仕方ないんだよ。いたいけな少女の願いを叶えてあげるのも修道女の役目かもっ」ソワソワ

打ち止め「計画通りってミサカはミサカは某死神のノートの主人公ばりの不敵な笑みを浮かべてみる」ニヤリ





ピンポーン

一方通行「誰だよこんな真昼間に…」



ピンポーン

上条「はいはーい」パタパタ


ガチャ


打ち・禁書「パートナー交換かも!(だよこんにちはってミサカはミサカは元気に挨拶してみる!)
あとご飯も所望なんだよ!」


一方・上条「はいぃ?(ァ?)」

671 : [sage]:2011/12/11(日) 09:48:38.93 ID:R8jUqVuY0


−−一方通行と禁書目録

一方「おいコラ、開口一番飯要求ったァいい根性してるなァ?」イラッ

禁書「でも事実かも」

一方「三下はどォしたんだよ三下は」

禁書「今らすとおーだーが行ってるはずなんだよ」

一方「は?なんでクソガキが三下ンとこに行って……」

禁書「パートナー交換かも!おじゃましまぁす」ズカズカ

一方「いやだから意味がわからn勝手に入るな!コタツに入るな!」

禁書「お腹と背中がくっついてしまいそうなんだよあくせられーた!」バンバン

一方「フリーダムにも程ってもンがあるンだからなァ!?」
672 : [sage]:2011/12/11(日) 09:54:54.90 ID:R8jUqVuY0
−−上条と打ち止め
上条「えっと、打ち止め?なんでこんなところに?あ、とりあえず上がって。寒かっただろ」

打ち止め「おじゃましまぁすってミサカはミサカはちゃんと靴をそろえていい子なのをアピールしてみたり」

上条「ココアとか出してあげられたらいいんだけどな如何せん、上条さんの懐のお天気はは万年吹雪なので、お茶(出涸らし)くらいしか・・・」

打ち止め「ミサカは贅沢言わないよってミサカはミサカはあなたの家計を考えると同情を禁じえない状況なのを察してみる……」

上条「わかってくれるだけでもありがたいです。で、今日は俺に何かよう?」

打ち止め「一日泊めて欲しいのってミサカはミサカはお姉様には聞かせられない言葉を発してみたり」

上条「ええ!?いや、一方通行は…?」

打ち止め「あの人は大丈夫!ってミサカはミサカはサムズアップでしゅt」

電話<ピリリリリリリリ、ピリリリリリリリ、ピリリリリリリリ

上条「…鳴ってるけど」

打ち止め「気にしないでいいのってミサカはミサカはあえて発信者の名前は見ないで答えてみる」

電話<ピリリr

電話<シーン

上条「…(絶対一方通行だろいまの)」)

上条電話<ピリリリリリリリリ

上条「(このタイミングはでたくねええええええええ!!!って言ってる場合じゃないよな)」ゴクッ

上条電話表示<一方通行

上条「やっぱり…、もしm」

一方『三下ァァァァ!オマエこのシスターどうにかしろォォォォォ!あとそこにガキがいるだろ!かわれ!!!』

上条「ひいいいっってシス……、ええええ、まさかそっちに行ってるのか!?」

一方『あァパートナー交換だとかなんだとかワケわからねェ事言ってて話になンねェンだよ。ガキに代われ!』

上条「代われっていってるけど…?」

打ち止め「ミサカは貝です、ミサカは貝です、ミサカは貝ですって黙秘をつらい抜いてみる」

上条「でも、許可得ないで来たんだよな?やっぱりそれはまずいと思う。泊めるのは・・・まあ、よくはないけど・・・出来ないことはないしさ。な?」

上条電話<オイサンシタハヤクシロォ!オナカスイタンダヨー!!ウルセェソコノタナニナンカクイモンアルダロォ

打ち止め「…」シュン

上条「何か理由でもあるのか?」

打ち止め「ミサカたちはいろんなところに散らばってるのは知ってるでしょ?ってミサカはミサカは確認のために聞いてみたり」

上条電話<キイテンノカヨ!アクセラレータコレオイシイ アァヨカッタデスネェ

上条「ああ」

打ち止め「実験を止めてくれたあなたに会ってみたいっていう個体は沢山いて、でも学園都市にいるミサカも暇ではないから、たまにはミサカが願いを叶えてあげてもいいかなってミサカはミサカは理由を告白してみる」

上条電話<……チッ ドウシタノアクセラレータ ベツニ

上条「それで、来たのかぁ」

打ち止め「うん、今ミサカを通して各地のミサカがあなたを見てるよって感覚共有全開なのをアピールしてみたり」

上条「そうか…」ウーン

上条「一方通行?」

一方『全部聞こえてる。ガキに明日朝迎えに行ってやるって伝えとけあと手ェだs』

上条「上条さんにそんな趣味はありません!!!」

打ち止め「(本当は年に一回の全ミサカのミサカによる人気投票でつい一位になった人の所へ感覚共有しながらお泊りしにいくよって言っちゃったからなんだけど
言わないほうがいいよねってミサカはミサカは若干の罪悪感を感じながら大人の階段を一歩登ってみる)」
673 : [sage]:2011/12/11(日) 09:56:02.89 ID:R8jUqVuY0
−−一方通行と禁書目録

上条『そういうことで、打ち止めを預かるけど…その…』

一方「別に後で経費請求したりしねェよ」

上条『さすが第一位!ありがとうございますー!!!じゃあよろしく頼む!!!』

一方「今回だけだからなァ」プチッ

一方「…」クルッ

禁書「…」キタイシタメ

一方「ファミレス行くか…」

禁書「夢の全メニュー一度に制覇なんだよ!!」ワーイ

一方「厨房のスタッフ涙目にするつもりか…」ハァ
674 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 09:57:43.25 ID:R8jUqVuY0
場面で区切ったらバランス悪すぎたスマソ
口調って特徴的であればあるほど難しいなあ
675 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 11:16:29.95 ID:AzWw0g9SO

面白かったよ
676 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 11:33:30.81 ID:pRxL/6gAO
おーつ
続きを所望するんだよ!
677 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 11:46:25.47 ID:yAFCj18Q0
人気投票、年に一回って初めてなんじゃねーかww
678 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/12(月) 01:20:15.47 ID:YdPkPTDAO
またしてもネタバレ含むSS投下
!と!!に使い分けてみたけどコレめんどくせえ
679 :※このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。未読の方は気をつけて※ [saga]:2011/12/12(月) 01:22:01.46 ID:YdPkPTDAO
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。




番外個体「クーロにゃんっ」ガバッ

黒夜「ぃひぃッ!?」

番外個体「うわひでえ。いくらミサカでもそれだけ驚かれたら悲しいぜ?」

黒夜「あ、あああ当たり前だクソ野郎ッ! つーかクロにゃんってなんだよ馴れ馴れしすぎだろ!」

番外個体「えっえー? ばっちしなあだ名だと思うんだけどなー、……あそっか!」

黒夜「こ、今度は何を思い付きやがった……!」

番外個体「じゃっじゃーん。クロにゃんは猫耳が無いのにニャンコ呼ばわりされるのが嫌だったんだよねなら問題ない今すぐ着用させるからほれほれ☆」ズボッ

黒夜「ッテ、テメェまだ諦めて無かったのかよォ!? や、止めろ招き猫のポーズを取らすンじゃねェ私はサイボーグだぞ猫なンかじゃ……ッッ!」

番外個体「…………」

黒夜「ぐァあああッ!! なンで私が猫耳付けなきゃなンねェンだよどォ言う思考回路してンだよオマエはァ!!」

番外個体「…………」

黒夜「……? オ、オイ……何急に黙りこンでンだよ」

番外個体「……」

黒夜「せ、せめてなンか言えよテメェでやっといて無反――むぐ」

番外個体「――にゃん」

黒夜「……は?」

番外個体「語尾ににゃん付けろよ」
680 :※このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。未読の方は気をつけて※ [saga]:2011/12/12(月) 01:22:30.65 ID:YdPkPTDAO
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。




黒夜「は、はァァァあああ!? え、は、はァァァァァァァァァあああああああああああああああ!!??」

番外個体「二回も言わせないで欲しいなぁだから語尾ににゃん付けろって」

黒夜「ふっ、ふざけンなクソ女ァ! 少し凄ンだ程度でこの私が屈服するとでもってぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃッッ!!」

番外個体「んー? クロにゃんは語尾がぎゃぎゃぎゃの方がいいのかにゃ?」

黒夜「ち、畜生私の体だってのに主導権が握られてやがるぎゃぎゃぎゃッ!!」

番外個体「やーんクロにゃんったらいきなりソーラン節踊り出すとかマジ有り得ねーあひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

黒夜「誰がさせてるとぎゃぎゃぎゃッッ!! ぐゥッ……オマエ気軽に私の四肢操ってるけどこれ地味に痛ェンだぞぎゃぎゃぎゃッ!」

番外個体「じゃあクロにゃんの語尾はぎゃぎゃぎゃ確定かなぁ」

黒夜「……ンだ……」

番外個体「え、何? 聞こえない」

黒夜「言ってやるっつってンだにゃンっらっしゃオラァァァああああ!!!!」

番外個体「……は?」

黒夜「……あ?――ぎゃぎゃぎゃぎゃああぁあッッ!!」

番外個体「っらしゃオラ?」ビリビリ

黒夜「……言ってッッ……やる……、にゃン……――ッッ!!!」
681 :※このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。未読の方は気をつけて※ [saga]:2011/12/12(月) 01:22:57.85 ID:YdPkPTDAO
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。




番外個体「良く出来ましたクロにゃんってばかっわぃいー!」ダキッ

黒夜「ぐふゥッ! ンごンぐンがァンぎィィ!」

番外個体「おっといけねえ。お姉さんのおっぱい大きすぎてクロにゃん窒息死させるとこだった」

黒夜「っぷはァ! 自慢か!? 今のは私に対する自慢かコラァ!?」

番外個体「ぎゃぎゃぎゃがイイ?」

黒夜「お前マジ死なねェかなァにゃン!!」

番外個体「うんうん。ミサカの読み通りクロにゃんには猫耳+にゃん口調がめちゃくちゃ合ってるぜ。クロにゃんもそう思わない?」

黒夜「思わねェよクソったれにゃンッッ!」

番外個体「……その「にゃン」って言う時だけ凄むの止めない? 具体的に言うと眉に皺寄せて目を見開いたまま口角下げるのを」

黒夜「……」

番外個体「あれ? クーロにゃん?」

黒夜「…………(くくく、どうしてこんな簡単な事に気付かなかったんだ私は。とにかくコイツの前じゃ黙ってりゃいいっつーのォ! ははは、ざまぁみやがれクローンババババババババッッッ!!」

番外個体「クロにゃん返事しないし体で遊ぼうかな?」

黒夜「ごめババババンなバババさババババババいババババババ!!!!」
682 :※このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。未読の方は気をつけて※ [saga]:2011/12/12(月) 01:23:30.22 ID:YdPkPTDAO
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。




黒夜「はァ……はァ……」

番外個体「いやークロにゃんで遊ぶと飽きないなあ格好の遊び相手ゲットしちゃったぜ☆」

黒夜「助けて……もォ誰でもイイから助けて……にゃン……」ピクピク

番外個体「そうだ、次はこれ歌ってもらおっかな」スッ

黒夜「あ……?」




黒夜「――――ンでッ!! ンでッ!! ンでッッッ!!
にゃあァァあああにゃーンでェェッッッッ!!!!
遊ンで遊ンで欲しいのォォおおおシッポのある女の子にはァァあああああ命令したってェ無駄だよォォォォああああああうえええええええええええええええん!!!!!!!!」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃっひゃつひゃっひゃっ!!!! 気持ち込めすぎだぜクーロにゃーんあひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

黒夜「びええええええええええええええん!!!! 死ねっつか殺されろ第一位にグチャグチャにされちまえびえええええええええン!!!!」

番外個体「……クロにゃん」

黒夜「びっ、ひっく……な、なんだよぉ今更慰めんじゃ……」

番外個体「語尾ににゃん付けろよ」

黒夜「びえっ――ぎゃぎゃぎゃ!!!!」

番外個体「ね☆」

黒夜「いつか……殺す……にゃ……ン」バタッ
683 :※このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。未読の方は気をつけて※ [saga]:2011/12/12(月) 01:24:04.08 ID:YdPkPTDAO
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――――
―――

黒夜「はぁッ……はぁッ……クソ、酷ぇ目にあった……!」

浜面「あり? えーっと……こ、こんにちは……?」

黒夜「そしてさよォならァッ!!」ボンッ

浜面「ソッコー臨戦態勢ッ!? 俺何かしたっけ何もしてないよねっ!!」

黒夜「ちょっとストレス発散に付き合ってくンねェかなァはまちゃァァァン!?」

浜面「テメェのストレス発散に付き合ったら間違いなく死ぬよね!! 畜生、俺には帰りを待ってくれている愛しのマイエンジェルがいんだこんなトコで訳も分からず死ねるかよ!!」

黒夜「死ねやゴラァァァああああッッッッ!!!!」

浜面「よ、よっしゃ掛かってこいサイボーグ野郎俺の全身全霊をもって逃げ切ってやるぜコンチキショウッ!」

黒夜「あああああッッッッ!!!!」

浜面「うォォォォおおおおおお!!!!」

黒夜「ッッ…………!!!!」

浜面「うォォォおおお……お、お?」

黒夜「……ッッ……!!」

浜面「…………」

黒夜「…………」

浜面「……何してんの?」

黒夜「私が知るかよッッッ!!!!」

浜面「俺には荒ぶる鷹のポーズに見えるんだけど合ってる?」

黒夜「だから私が知るかよちくしょォォォォ!!!!」ブワッ
684 :※このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。未読の方は気をつけて※ [saga]:2011/12/12(月) 01:24:30.53 ID:YdPkPTDAO
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。




番外個体「ったく、クロにゃんがいないと思ったらまさか男の子とイチャイチャしてたとはね」

浜面「えー……今のがイチャイチャに見えるなら俺と滝壺のはどんなレベルだよ……」

黒夜「とにかくこのポーズ解除させろクソ野郎ッ!」

番外個体「……クロにゃんさぁ」

黒夜「な……なンだよ」

番外個体「…………」スッ

黒夜「お、おい待てまさかテメェ――」

番外個体「語尾に。にゃん。付・け・ろ・よ」ゴニョゴニョ

黒夜「はっ、はァァああああッ!!? あのレベル0がいる前だぞテメェ今どンな無茶な欲求してるか分かってンのかあァ!?」

浜面「?」

番外個体「嫌なら体で遊んじゃうけど、クロにゃんがそれでいいなら☆」

黒夜「……ッ、はっ! あの屈辱的口調をコイツに聞かれるくらいならソーラン節でもコマネチでもやってやらァァァ!!」

番外個体「よーしじゃ早速M字開脚イッてみよーう!」

黒夜「ぎゃああァああァァあああーーーッッッッ!?」

浜面「ぶばっ!! お、おまっ、お前何やってんのこんな場所で!!」

黒夜「私じゃねェよ私じゃねェンだよォォォォおおおおおお!!!!」

番外個体「じゃ次はそのまま膝を抱えて仰向けになろっか☆」
685 :※このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。未読の方は気をつけて※ [saga]:2011/12/12(月) 01:25:00.17 ID:YdPkPTDAO
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。




浜面「ぐっはぁぁあああーッッッ! ぶ、ぶはっ、はなっ、鼻血が……!!」ドクドク

番外個体「うわー……十二歳くらいの女の子見て鼻血出すとかねーわー……滝壺だっけ? チクっちゃおっかなー」

黒夜「死ね腐れ変態野郎がッ!! テメェ今に見てろこのクソクローンが帰ったらテメェをあの世に送ってやる!! そンで滝壺とか言うヤツにギッタギタのグッチャグチャにしたテメェを送り付けてやるよはーっはっはっはァ!」

浜面「おいこの子恥ずかしさのあまりバグってねえ!!? めちゃくちゃ怖い台詞高笑いしながら言ってくるんだけどー!」

番外個体「それも面白そうかなぁ? じゃミサカはこの辺でおいとま……」

浜面「帰っちゃらめえええええええ! 今の俺にはお前が必要なんだぁぁああ!!(黒夜対策的な意味で)」

番外個体「!! ……そ、そんな急な事言われてもミサカ困るし……」

浜面「え……おいおい、何急にしおらしくなってんの? ちょっと待てよなんで顔赤くして……」

番外個体「ミッ……ミサカもう帰るねっ! ばいばいっ!!」

浜面「えっ待って待ってよ待ってくれええええええええええ!! 俺を置いていかないでお願いッッ!!」

黒夜「……はァーまちゃァン……」
686 :※このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。未読の方は気をつけて※ [saga]:2011/12/12(月) 01:25:27.77 ID:YdPkPTDAO
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。




浜面「よし落ち着け黒夜いや黒夜さんッ! どっちかと言うと俺は被害者であってお前も被害者だそしてあの第三位のクローンこそが加害者だ、つまりこれから始まるのは俺とお前が手を取り合って悪(番外個体)を撃破するって言う熱いストーリーであるべきだよなッ!! な!?」

黒夜「あァそォだな……」

浜面「あれ意外と物分かりが良い……?」

黒夜「これから始まるのは私がお前の手をもぎ取ってテメェをぶち殺すって言う超熱いストーリーであるべきだぜはァァァァまちゃァァァァああああンッッ!!!!」

浜面「やっぱりそうなるのかよチッキショーッッ!! ええい、レベル4程度の実力とは言え所詮は十二歳くらいの――うォォォォおおおおおッッ!!?」ズバァッ

黒夜「忘れてンじゃねェだろォなァ……お前と私は一度殺りあってンだ」

浜面「あ、あぶ、あ、危な、危ねえ……」ピクピク

黒夜「十二歳くらいのなンだってェあァコラァッ!!?」ビュンッ

浜面「う――おおおおおおォォォォおおお!!? 俺が何したって言うんだちっくしょォォォォおおおおおお!!!!」ダダダダ

黒夜「待てよクソ野郎ォォォォおおおッッ!!」ダダダダ
687 :※このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。未読の方は気をつけて※ [saga]:2011/12/12(月) 01:26:00.45 ID:YdPkPTDAO
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。




一方通行「……ッチ。ギャアギャと騒がしい連中だ」

上条「あ、浜面がこっち来た」

一方通行「面倒くせェ……オマエの右手で充分だろ。俺ァ関与しねェぜ」

上条「えー……俺としても出来るだけ不幸な目には会いたく無いんだよなぁ」

一方通行「あの無能力者、俺らに気付いて涙と鼻水だらけの顔面をニヤけさせてやがる。オマエの出番だろ」

上条「いや、ここは一方通行の出番だと俺は思うね。上条さんみたいな無能力者にはとてもとても」

一方通行「……その無能力者に俺は倒されてンだよクソったれ」

上条「うっ……、はぁ。はいはい分かりましたよ、俺が止めて来ますよっと」

浜面「だーーずーーげーーでーー!!!!」

黒夜「逃げンなァァァァああああ!」

上条「いいぜ黒夜……お前が上条さんを面倒事に巻き込むって言うなら」

浜面「飛び込みバトンタァーッチ死ぬかと思った割とマジで!! ぜはっ、こひゅっ、だはぁっ……!!」

黒夜「いっ――!?」

上条「はいー幻想殺しー」

黒夜「やる気ねえなその癖に反則だろその力ぎゃふうッッ!!」



 ――番外個体のフラグを浜面が回収するのはまた別のお話だったりする。
688 :↑新約 3 巻のネ タ バ レを含むSSここまで↑ [sage]:2011/12/12(月) 01:28:12.93 ID:YdPkPTDAO
↑新約 3 巻のネ タ バ レを含むSSここまで↑


二日連続で申し訳ねっす。新約3巻読み直す度悶えるわー
ありがとうございましった
689 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 01:29:24.38 ID:puH44gbLo
690 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 01:38:29.81 ID:DvCTRQn0o


黒夜ちゃンかわいいよ黒夜ちゃン
あと浜面が番外個体のフラグ回収なんてゆるせねえ
691 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 01:49:19.31 ID:90ynBx1mo
乙ー

浜面×番外ってどう略せばいいんだ浜番?
フラグ回収のつづき期待
692 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 01:52:29.78 ID:nyPfZ6YAo
       | -‐…‥‐-  .,,_
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┏━┓   |:,_:_:/|:〃 /:/ : : : : : : : : : : : :      
┃滝┃   〔_、{`刈、:|: | : : / : : : : : : : : :     
┃  ┃   i==ミぃW|/|: :/: : _j: : : : : : : :    
┃壺┃   :'⌒i 犲i  |/|: :_/ }: : : : : : : :    
┃  ┃  i:....ノ }}    .ノイ}`メ:i:| : : : : : :    
┃専┃  |ミ    _    =ミ: :从:| :i: : : :    
┃  ┃  l     i|{、_  '⌒i 狐\/: : : :    
┃用┃  |  r   ミ{:.....ノ }}i|从 : : : : 
┗━┛  | _   ´    `弌 ノ代:八: : : : 
        〔_ `Y           '| / : : :、ト、| 
       ト .`’       / /|: : : : : :
       |        . イ-イ: :|: : : : : :|
 ??, /   _}├‐…=≦{:! : |: :|: |: : : : : :|
 { {'⌒¨´ ̄`'く_/ 从: :|: :|: |: : : i: : :
  `て¨i≧r‐ } _/ }iW|: :∧: |: : : |ト、
、_{'⌒¨´ ̄`ヾ     ∨八{ }:i|: : : ||
  `下≧zr‐ }}    \__ノ リ }: :リ  }
  ?? (⌒“ ̄`Y”,    ⌒て¨}ノイ .ノ'
   、(⌒¨⌒'〈、‘,      '.
  ? ? `で下.,__}} ‘.       }、
      {」 ,リ      .≠⌒i
     ?i | √}     |_/    }
     ?i 「 }八   ´}      ノ

693 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 03:24:09.82 ID:fxZi9+CDO

浜面と番外とか新しいな
続きはよ
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/12(月) 07:27:36.55 ID:A4WPggED0
乙だが番外個体のフラグ回収したら許せねぇ。
695 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 07:46:24.70 ID:v9hVW61AO
乙、この三人良いよな

フラグ回収マダー
696 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/12(月) 07:50:54.99 ID:HTP1CT9h0
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。

出かける前に新刊発売を記念して書きます
新キャラとか出てくるんでネタばれ注意
697 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/12(月) 07:52:20.81 ID:HTP1CT9h0
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。


番外個体「コタツは良いねぇ……ミサカ、生まれて初めてのコタツだけど」

打ち止め「ねぇねぇ、ミサカはミサカはミサカにミカンをむいてミカンを食べさせてくれる
      白いミカンの王子様が欲しいなってミサカはミサカはミカンは」

一方通行「ゲシュタルトになるからやめろ。つか白いミカンの王子様って何だよ、カラーチョイス間違ってンだろ」

黒夜「イルカになりてぇなあ…」

一方通行「諦めろ、オマエってイルカより頭悪そうだし」

黒夜「あァ!?」

番街個体「怒らない怒らない、はいランカちゃんのポーズ」

黒夜「キラッ☆……ッ!!」

一方通行「……何やってンだ?」

黒夜「違ェよ!コイツが勝手に!!」

番街個体「さてさて次はどんなポーズで遊んじゃおうかにゃあ?」

打ち止め「ミサカもミサカも!」

黒夜「やめろよ!寄ってたかって私を弄ぶなよォ!!」

一方通行(電撃使いも悪くねェな…)
698 :コタツトーク [saga]:2011/12/12(月) 07:54:01.81 ID:HTP1CT9h0
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。




ピンポーン♪


黒夜「おい、来客だぞ」

一方通行「あァ、打ち止め行って来い」

打ち止め「えー、ミサカはミサカはコタツと離れられないよお」

一方通行「サンタさンかもしれねェぞ?」

打ち止め「mjd!?ちょっと行ってくる!」

番街個体「手慣れたものだね、親御さん?」

一方通行「慣れっつーのは怖いもンだ」



サインお願いします

打ち止め「はいはーいってミサカはミサカはウサギさんのスタンプを押してみる」

ちょっ!



打ち止め「ねえねえ、宅配便だよ」

一方通行「そォか。どォせまた黄泉川か芳川の通販だろォな」

打ち止め「なんかね、すごく大きな」

番街個体「おちn(検閲により規制されました)」

打ち止め「タンスだったよ」
699 :コタツトーク [saga]:2011/12/12(月) 07:55:31.94 ID:HTP1CT9h0
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黒夜「結局はオマエがコタツから出る羽目になったなァ。良い気味だwww」

一方通行「何言ってやがる、テメェも手伝いやがれ」

黒夜「無茶言うなよ、私はか弱いサイボーグだぜ?」

一方通行「俺だってか弱い学園都市最強だ」

黒夜「ご自慢のベクトル操作で運べよ力持ちさン?」

一方通行「ベクトルってのはそういうもンじぇねェンだよ」

黒夜「石みたいに蹴って運べよ」

一方通行「部屋に傷が付くだろォが」

黒夜「やだ!絶対にコタツから出ないからな!私は出たくねェ!私は出たくねェ!!」

一方通行「絶対に出してやる」

黒夜「やめろよォ!出すなよォ!オマエ、12歳の少女にこンな事してタダで済むと思ってンのか!?」

一方通行「安心しろォ、ちゃんと外に出すからよォ!」

黒夜「やだあああああ!!!」

番外個体「なーんか卑猥だねぇ」

黒夜「ぐすっ…うええ…寒いよぉ…汚されたよぉ…」

一方通行「さァて、10秒で終わらせるぞクソッタレ」

番外個体「はいはいいってらっさいな早漏さん」

一方通行「テメェも手伝え!」ガシッ!

番外個体「いやああああああ寒いいいいい!!」
700 :コタツトーク [saga]:2011/12/12(月) 07:56:37.39 ID:HTP1CT9h0
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一方通行「ようやく運ンでこれた…っつーか、組立てじゃなくて最初から完成してンのかよこのタンス」

黒夜「うわああ寒ィィィ」モゾモゾ

番外個体「黒にゃん黒にゃんミサカを温めておくれよ」ぎゅっ!

黒夜「やめろ!ひっつくなよ!」

番外個体「つれないなぁ、ほら、あの白髪鬼畜野郎のせいで手がこぉんなに冷たくなってるんだよ」ピトッ

黒夜「冷てェッ!!!」


一方通行「あァ寒ィ…」モゾモゾ

打ち止め「ねぇねぇ、本を読んでほしいなってミサカはミサカはあなたにおねだりしてみる」

一方通行「ふざけろ、いくら俺が丸くなったからって、まだガキに絵本読んでやるよォなレベルには達してねェンだよ」

打ち止め「絵本じゃないよ?」

一方通行「絵本じゃなくてもダメだ」

打ち止め「シンデレラだよ?」

一方通行「だからなンだよ?」

打ち止め「ちなみに本当は怖いグリム童話の方」

一方通行「そンなもン読むンじゃねェよ…」
701 :コタツトーク [saga]:2011/12/12(月) 07:57:54.11 ID:HTP1CT9h0
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番外個体「そう言えばさ、グリム童話って本当はすげぇ怖い話なんでしょ?」

黒夜「性的描写もかなり露骨だしな。焼けた鉄の靴を履いて死ぬまで踊るシーンなンてたまらねェよなァ」

番外個体「何それ面白そうじゃん?」

一方通行「見ろ、あンな風になりたくねェだろ?」

打ち止め「うん」

番外個体「そう言えばシンデレラって、原作じゃどんな話なのかな?」

一方通行「何だ?ガラにもなく王子様だのガラスの靴だのに憧れてンのか?」

番外個体「まさか。むしろどんなグロい話なのか気になるってばよ」



サンドリヨン「話は全て聞かせてもらったわ!!」ダン!!

一方通行「……」バタン!! サンドリヨン「きゃっ!!」



打ち止め「ねぇ、今衣装ダンスから誰かが出てk」

一方通行「いや、気のせいじゃねェか?」

黒夜「いやいや、気のせいで済まそうとすんなよ。現実から目ェ背けねぇ勇気を持てよ」

一方通行「クソッタレ、絶対に面倒な展開になるだろォが。ここで何もなかったかの様に振舞っておけばこのまま平穏に全部終わるンだよ」

番外個体「嫌だねぇ、困ってる人が居ても見て見ぬふりをする事無かれ人間はさ」

一方通行「タンスの中に隠れてる変態を、俺は“困ってる人”にカウントするつもりはねェ」
702 :コタツトーク [saga]:2011/12/12(月) 07:59:05.95 ID:HTP1CT9h0
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。


サンドリヨン「ちょっと!急に閉めるから鼻ぶつけたじゃないの!」バタン!

一方通行「うるせェ!」バタン!

サンドリヨン「ひぎゃっ!」

打ち止め「……」

番外個体「……」

黒夜「……」

サンドリヨン「ちょっと!出してよ!出しなさいよ!!」ドンドン!!

打ち止め「ねぇ、かわいそうだから出してあげようよ…」

一方通行「ふざけンな、ここで甘やかしたら全てが破綻するだろォが」

サンドリヨン「出しなさい!!出せ!!出して!!出してください!!お願いだから出してください!!」ドンドンドン!!

番外個体「やったドン!」

黒夜「もう一発遊べるドン!」

サンドリヨン「太鼓の達人じゃないわよ!」ドン!!



―――――



一方通行「ったく、やっと静かになりやがった」

黒夜「ガムテープで施錠した方が良いんじゃね?」

番外個体「あ、笑っていいともの時間だ」
703 :コタツトーク [saga]:2011/12/12(月) 08:00:23.86 ID:HTP1CT9h0
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。


サンドリヨン「くらいよせまいよこわいよ…」

一方通行「じゃあ何でそンなとこに隠れてたンだよ…」

サンドリヨン「はぁ…記念すべき初登場は噛ませで終わったし、
        仲間だと思ってた人にはエグイやり方で気絶させられたし、
        せっかく逃げ延びてきたら利用させられただけだと知らされた上に垣根クンみたいな末路にされそうだし…」

サンドリヨン「私の人生ってなんなのかな?シンデレラみたいに報われる事なんて無いのかな?」


サンドリヨン「もういっそ…ここで死んじゃおうかな……あははは…」


一方通行「……」

番外個体「……出してやろうか」

一方通行「チッ…」
704 :コタツトーク [saga]:2011/12/12(月) 08:02:02.92 ID:HTP1CT9h0
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。


サンドリヨン「というわけでみなさん、ずばりシンデレラの話をしていましたね!?
        ……コタツあったかいなぁ♪ 私、日本に来たらコタツに入ってみたかったのよ」

黒夜「粗茶はテメェで淹れてこいよ」

番外個体「あ、ついでに煎餅持ってきて」

打ち止め「ミサカはミサカはイチゴオレね!」

一方通行「俺はコーヒーな」

サンドリヨン「あれ?普通逆じゃない?」

一方通行「招かれざる客だろォがテメェは」


―――――


サンドリヨン「さてさて、みなさんが気にしてるシンデレラの原作の話だけど」

番外個体「ああ、それもう良いよ。ぶっちゃけそこまで興味ないし」

サンドリヨン「えっ」

一方通行「打ち止めの教育に悪ィ影響を与えンな、殺すぞ?」

サンドリヨン「ちょっ、それじゃあ一体私は何のために出てきたのよ!?」

黒夜「バイバイ、タンスの中に帰っていいよ」

サンドリヨン「……何よ、どこへ行っても私はこんな悲惨な扱いなの?」

サンドリヨン「酷いよ…こんなの、あんまりだよ……」
705 :コタツトーク [saga]:2011/12/12(月) 08:04:16.82 ID:HTP1CT9h0
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。


サローニャ「はいはいちゃん! 悲しむ事はないよサンドリヨンちゃん!」ガラッ!

一方通行「とォっ!!」バタン!! サローニャ「ぎゃふっ!」



打ち止め「今度は下の引き出しから誰か出てきたよ?」

一方通行「何も出てきてねェ、引き出しから出てくる人間なンて存在しねェ」

番外個体「必死だなぁ…」

黒夜「なぁ、何か足元がもぞもぞするんだけど…」

サローニャ「ほいほいちゃん!サローニャちゃんのイリュージョンマジックちゃん♪」バサッ!

黒夜「ちょっ!どっから顔出してンだテメェは!」

番外個体「うわっ、黒にゃんが出産した!」

黒夜「ちげェよ!!」


サローニャ「めちゃくちゃ省力して本編に関係あるとこだけ説明するね!
       サンドリヨンちゃんの使った術式に、本人の22・5センチの靴幅に合せて相手の足を折ったり切断させるという
       エグい魔術があったよね? 原作でも継母が娘の足をハサミでちょん切って、
       無理矢理シンデレラが履いていた靴を履かせたという話があるの。
       サンドリヨンちゃんの術式には、実は原本の方のエピソードも含まれているという事なんですよ!」


サローニャ「かわいそうなサンドリヨンちゃんのために私が代りに説明ちゃんをしてあげました♪」

サンドリヨン「そ、それは私が説明しようとしてたのに!」

打ち止め「ねぇねぇ、何でミサカの耳を塞いでるの?何を話してたの?ってミサカはミサカは」

一方通行「危ねェ、打ち止めが不良になるところだったじゃねェか。つーか誰だテメェは?」

サローニャ「はいはいちゃん、私の名前は」

番街個体「えっと、たしかピンサロちゃんだっけ?」

サローニャ「ぶっ殺すぞド腐れちゃん?」
706 :コタツトーク [saga]:2011/12/12(月) 08:07:36.25 ID:HTP1CT9h0
このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます。


サローニャ「さてさて、本編に帰るよサンドリヨンちゃん?」

サンドリヨン「イヤ!もう酷い扱いの本編には戻りたくないの!」

サローニャ「ダメだよ現実から逃げちゃ」

番外個体「なるほど、だからここに来たのか」

サンドリヨン「あなたは良いじゃない、上条勢力に加わるという展開もあり得そうだし。
        私なんてこのまま帰ったら本当にタンスかテーブルに……」

サローニャ「わがまま言わないの」ガシッ

サンドリヨン「いや! 私は戻りたくないの! いやああああああ!!」ズルズルズル

一方通行「こっちに来ても引きずられてやがるな…」

打ち止め「ちょっとかわいそうかも…」


サローニャ「それじゃあお暇させてもらうね、さよならちゃん♪」ズルズル


バタン!


一方通行「って、何でタンスの中に戻ってンだよ」

黒夜「あのタンスが異次元に繋がってるとか?」


ふふ…やっと二人きりになれたね、サンドリヨンちゃん…

ちょっとサローニャ?どこ触って…あんっ

狭いんだから仕方ないじゃない。それにしても、サンドリヨンちゃんって綺麗なお肌だよね、さすがはシンデレラを名乗るだけはあるわ

やっ、ダメ…そんなとこいじっちゃ…ああん…


一方通行「いい加減しろクソ野郎が!!!」ドガン!!

707 :コタツトーク [saga]:2011/12/12(月) 08:09:29.30 ID:HTP1CT9h0
ここまで↑このSSは新約 3 巻のネ タ バ レを含みます

以上です
実はまだ新刊全部読んでません
朝っぱらから何を書いてるんだろうか俺は
708 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 10:51:03.20 ID:YdPkPTDAO
乙!サローニャちゃん可愛すぎちゃん
サンドリヨンは垣根と仲良くなれそうだwwwwwwwwww
709 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 12:12:54.95 ID:WfmAf3pjo
箪笥の方になったかw楽しそうだな乙!
710 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 16:40:02.41 ID:4BGEaiYyo
新訳よんできたわー
皆が言ってるよりがっかりはしなかったな
あっさり過ぎる邂逅だなぁとは思ったが、まあかまちーにはシリアス期待してないし
SSキャラに慣れてる奴らはやっぱ受け入れにくいのかな
美琴のサバサバした感じも、アクセラさんの言い草も、原作の2人としては全く違和感はなかったぜい
711 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 17:43:53.37 ID:WzFIDeUB0
30分以上たったので 投稿したいのですが、かまいませんね?
前回ステイルVS のやつを書いた者です。 書きかたを変えて、少し読みやすくなったとおもいます

タイトルはステイルVSエツァリです

前作、絶対等速VS一方通行の続きです。
簡単にいうと、絶対等速が、一通さんの隙をついて倒しちゃった話です。
本編と微妙に時間軸が異なり、海原はショチトル達の現状を知ってますが
原典は取り込んでません。
また、天草式が仲間になった後の話です。
712 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 17:48:53.32 ID:WzFIDeUB0
「一方通行をやったのは、お前だな」
病室で特にやることもなく寝ころんでいた絶対等速のもとに、一人の男が現れた。
金髪でサングラスをかけた長身の男だ。180センチはある。
おまえは誰だ、そんな疑問より先にわきあがったのは、

「いつからそこにいる?」

その男はまさに『現れた』と表現するほかないほど、
気配を感じさせずに近づいてきたのだ。

「そんなことはどうでもいい、一方通行をやったんだな?」
「そいつが誰かはしらねえが、白髪のガキとはやりあったな。ところでお前は誰なんだ?」

正確には『戦い』と呼べるほど立派なものではない。
一方通行のおごりのために生じた隙を、偶然つくことができただけだ。

「おまえは今まずい状態にある」

絶対等速の質問など、まるで聞こえなかったかのように男は話を続ける。

「おまえが倒した能力者『一方通行』は学園都市統括理事長の『プラン』
に組み込まれていた。お前には何のことかわからないと思うが、
この街をあげての機密プロジェクトだと考えろ。」
「つまり、その国家機密をおれが潰したから命を狙われている、と?」
「いや、そうじゃない。『プラン』にはスペアがある。
 お前が狙われている理由は、『プラン』にとってイレギュラーな存在だからだ」
「イレギュラー?」
「ああ」

その男の話によると、絶対等速は本来一方通行との戦いで死亡、
少なくとも敗走しなければならず、今現在絶対等速が生きていることは
『ありえない』ことで、調整のために死ななければならないらしい。

「そんな無茶苦茶が通るかよ あんた、おれを殺しにきたのか?」

絶対等速は鉄球に手を伸ばし、臨戦態勢にはいる。
男の話は信じられなかったが、一方通行の件で、いくら警戒してもしたりないと
絶対等速は考えた。

「もし、お前を殺すつもりなら、こんな風に長々話したりはしない」
「じゃあ、何しにきたんだ?」
「お前を助けに来た。『プラン』を実行されては困る連中がいるんだ」

学園都市の敵、そういった連中は絶対等速が計画をぶち壊してくれることを期待し
今の彼を助けようとしているらしい。

「この病院は、アレイスターの手の及ばない機関だ。ここにいるあいだは少なくとも安全
しかし、ここを出るとまずい」
「おれに、どうしろと?」
「退院はあさってだったな。すぐにこの街を出ろ。
護衛のためのエージェントはこちらで手配する」
有無を言わせぬ口調だった。

「エージェント…どんなやつだ」

拒否権がないことを悟った絶対等速は話をうながす。
「赤毛で長身の男だ。神父の格好をしていてバーコードのような刺青があれば間違いない」

(神父?)絶対等速の心に疑念がよぎる。(こいつはオレを担ごうとしてるのか?)

「おいおい冗談だろ?なんだって神父がエージェントなんだよ」
「それは…」

男はここで一呼吸おいた。説明すべきかどうか迷っているようだった。

「それは神父に聞いてくれ」

出し抜けに男はそう言った。

「その話でお前らが信じられると思うか?」

絶対等速の声は挑戦的だ。

「後悔したくなかったら、おとなしく言うことを聞くんだな。
 目が覚めたら監禁されていた、なんてのはごめんだろう?」

男そういい残して、現れた時と同じように部屋から立ち去った。
(何なんだあいつは…)
男の話は信じられない内容だったが、絶対等速は半ば信じかけていた。

713 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 17:51:21.16 ID:WzFIDeUB0
退院の日
その男(あとでわかったことだが、名は土御門といった)の指定した時刻は午前八時前後、ずいぶん早い時間だと絶対等速は思った。
この時間帯でなければならない理由があるのだろうか?
絶対等速はますます自分がだまされているような気がしたが
病院のロビーを出ると土御門の言っていたことが冗談ではないことに気づいた。
病院の正面の入り口に神父がたっていたのだ。それも、土御門の言っていた通りの。
身長は2メートル以上の長身、炎のような色の赤毛、そしてバーコードの刺青をしていた。

「あんたがエージェントか?」
「ああ。土御門――君が一昨日話した男だが――から話は聞いているだろう 
僕はステイル・マグヌス。君の護衛だ」

ステイルは自動操縦の乗用車を準備していた。これを使って脱出するらしい。

「ちょっと待ってくれよ。一体全体どうして神父のあんたがエージェントなんだ?」

土御門に話を聞いてからずっと疑問だったことを問いかけた。
目の前の神父は確かに長身だったが、細身で、とても腕っ節が強そうには見えなかった。
能力者であれば戦闘力は能力によるため体格は関係ないが(実際、彼が先日戦った
一方通行は、とても学園都市最強には見えない容姿だ)
しかし神父である必然性が理解できなかった。

「それは、移動しながら説明しよう。いずれ知らなければならないことだ。
早いほうがいい」

ステイルは乗用車に乗り込み行き先を設定、車が動きだすと話し始めた。
714 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 17:53:05.24 ID:WzFIDeUB0
「土御門から聞いていると思うが、僕たちは学園都市とは対極にある組織だ。
 具体的に何をやっているか、それを今から説明しよう」
そういってステイルは一枚のカードを取り出した。
ステイルがカードをふると、突然カードからライターのそれより大きく、
アルコールランプのものより小さい大きさの炎が現れた。

「これを見て君たち能力者はどう考える?」
「そりゃあ…あんたが発火能力者か、しゃれたライターを持ってるなと思うくらいだな」
「そうか、まあそれが当然の反応だろうな。 だが、どちらもはずれだ」

これを持て、と言ってステイルは絶対等速に一枚の護符を渡した。
「なんだこれ」
「それを今説明するよ。僕は発火能力を持っていない。テレパスもだ。」

絶対等速は何を言われているのかわからなかったが、
ステイルに促されて護符を懐に入れたとたん衝撃を受けた。

「テレパスだ…!」

頭の中に精神系能力者の手によるものと同じ、
精神の声とも呼ぶべきものが入ってきたのだ。

「あんた、多重能力者なのか?」
「いや、そうじゃない。カードや、その護符を能力者にして使っているんだ」

ステイルの話によると、彼らは人間以外のもの、カードやステッキなどだけでなく
体の動きや言葉のリズムまでを『能力者』にしているらしい。

「そんなことができるわけない。こいつらに脳はないだろう!?」

今まで当然と思っていた自分の常識が揺らぎ、思わず声を荒げる絶対等速。
それに対してステイルはこう返した。

「脳があれば異能の力が使えるなんて、それこそおかしな話じゃないか
 発火能力者は体にボイラーがあるのかい?電気使いは発電機を持ってるかい?
 永久機関とも呼ぶべき君の能力は、いったいどこから力を得ているんだい?
 いかに理屈をこねようとも、無から有を生み出している点では
僕らの力と同じじゃないか。」

ステイルの話しは筋が通っているように思えた。
それに学園都市における常識、能力は一人一つという観点から考えると
先ほどの現象は説明できない。
しかし、まだ絶対等速は納得できなかった。

「納得できないって顔だね。無理もないか…まあ外を見てごらん」

ステイルに促され、絶対等速は外を見る。
窓の外に移っていたのは信じられない光景だった。
何か異常な物があるのではない。その逆だ。周囲にはまさに人っ子一人いなかったのだ。
学園都市の人口の八割は学生だ。授業の時間には街から人影が消えるのは当然といえよう。
しかし、病院を出たのはかなり早い時刻だった。
本来ならこの時間帯、学生は通学路としてこの道を利用するはずなのだ。

「何をしたんだ!?」

もう絶対等速に疑いの心はなかった。
どんな能力でも、発火やテレパス、そしてこの謎の現象を一度に引き起こせるはずはない。
彼の服装もまた、何かの能力をもっているのだろう。

「人払い、と僕らは呼んでいるがね。普通の人間は無意識的に僕らに近づかなくなる。
気づくのは僕らと同じ『違う力を使う者』だけだ。
 学園都市には見つからないから、その点は安心してくれ。ただ…」
「ただ?」
「学園都市に敵対してるのは僕らだけじゃないんだ。この場合
『敵の敵は味方』というのは成り立たない。 君と僕らの場合と違ってね。」
「つまり、そいつらに狙われる可能性があるのか? 拉致されたり?」

ステイルはうなずいた。

「土御門は怪しいなりだが信用できる。少なくとも情報が漏れていることはないはずだ」

ステイルはそう言ったが、先ほどの発言から考えると
やはり敵襲を警戒しているようだった。
その時、

「妙だな…」

ステイルは何ゆえか車を止めた。
715 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 17:55:15.78 ID:WzFIDeUB0
海原光貴の顔を借りた偽者、彼は土御門と同じ暗部組織「グループ」に所属していた。
その組織にいるのは彼と土御門の他に、結標淡希という一人の女。
彼女は樹形図の設計者の残骸を回収し、外部へ渡そうとして失敗したという。
海原は直接聞いたわけではなかったが、彼女はそのとき
『白い人影』に邪魔されたらしい。
いまだ、それが誰なのか、何なのかはつかめてはいない。
海原にとってそれは重要な問題ではなかった。
彼が今最も関心があること、それは、
闇に堕ちたかつての仲間を救うことであった。


ショチトルとトチトリ、
海原がかつて所属していた組織に、いまだ縛られたままの二人の少女の名である。
海原が彼女達の現状――組織に『人形』として利用されていること――を知ったのは先日。
組織が自分の求めていた物ではないということはすでに悟っていたが、
彼女達をあのように利用するとは想像もできなかった。
組織を抜け出しておいて勝手だとは思うが、それでも海原は彼女達を救うことを決心した。
自分が身勝手だからといって彼女達を助けられない理由にはならないためだ。
しかし、そのためには組織と交渉する手段が必要だった。今海原は何ももっていいない…
そんな彼の耳に絶対等速の話が届いたのは三週間ほど前。
土御門が話していたのだ。彼は優秀なスパイだったが、
隠密行動ということであれば海原も決して劣ってはいないのだ。
この話を聞いてから海原がとった行動は大きくわけて二つ。
一つは土御門の電話に盗聴器を仕掛けること。学園都市で開発された最新式のもので
その道のプロでも仕掛けられていることに気づくのは困難な代物だ。
さらに土御門が連絡する相手が魔術師であることを容易に想像できる。
人払いを使うため、学園都市の人間にいくら聞かれても
どうにもならないという考えがあるのだろう。
さらに魔術的な盗聴に対しての防御は万全だった。
基本的に魔術師は『科学の力』という物を避けたがる傾向がある。
学園都市内で土御門の会話を盗聴し、行動できる者はいないように思われた…海原以外は。
彼は手段にこだわることはなかった。
二つ目は他の組織に暗部組織に邪魔させないようにすること。
海原が使う戦術の関係上、彼は他の暗部組織のメンバーがステイルの移動ルートに入ってこられると困ることになる。そのため彼は自身の変身能力を使い『メンバー』『ブロック』
『スクール』等の暗部組織に潜入、嘘の情報を流してばらばらの場所に誘い出した。
(これだけの下準備をしたんです。うまくいってくれないと困ります。)
海原は屋根の上で、ステイル達が自分の張った罠に飛び込んでくるのを待ち構えていた。

716 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 17:57:43.38 ID:WzFIDeUB0
「どうしたんだ、急に止まったりして」

車を停止させたステイルに絶対等速は問いかけた。

「おかしなことがおきてね…この車は自動操縦なんだが、人身事故を避けるために
周囲の人の数や分布を探知できるナビゲーションがついてるんだ。
人払いがある僕らには関係のない話だと思ってたんだが…」
「なんだこれ…」

ステイルが指し示したパネルを見ると、先ほどまで何の反応もなかったのが信じられないほど、大量の点が一箇所に集中していた。

「一体何が起きてるんだ?」
「わからない。敵の部隊が待ち構えてるのかと思ったんだが、
それにしては数が多すぎる。それに動きが不規則だ。一般人としか考えられない。」
「敵が一般人を装っているってのは考えられないのか?」
「そうするメリットが思いつかないね。普通に物陰から攻撃すればいいのに、
わざわざ一般人に化ける必然性が思いつかない」
「つまり、敵がただの一般人を何らかの方法で集めているってことか…」
「ああ、おそらく何か理由があるはずだ。
 敵の出方を探るために、君の力を借りたい」
「おとりになれってことか?」
「いや、そうじゃない」

ステイルの話によると、この自動操縦の乗用車はリアルタイムで外部のネットワークから情報を入手し、それをもとに行動するためハッキング等の被害をうけることがある。
それを手動で防ぐことができるようにするため、中に人が乗ってないと
起動することができないらしい。

「君の能力でこの車をこの人が集まっているエリアに進めてほしいんだ。
「別にかまわないが、それで何かわかるのか?」
「この車に人払いをかけておく。あの集まっている人間がこれに反応するか、しないか
 敵はどんな攻撃を仕掛けてくるか…それを確かめたい。」

絶対等速は複数のワイヤを取り出しより合わせて十分な長さにすると
乗用車の先に引っ掛けた。ワイヤの片側にはフックが着いているのだ。
さらに反対側には鉄球がついている。
絶対等速とは『投げた鉄球が、壊れるか能力を解除するまで進み続ける能力』である。
この状態で鉄球を投げれば、乗用車はワイヤに引かれ、受ける摩擦力の大きさに関らず
等速で進むこととなる。

「車を進めてくれ」

ステイルの合図で絶対等速は鉄球を投げた。
717 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:01:16.27 ID:WzFIDeUB0
絶対等速の力で移動した車が人のいるエリアに入ると、その周辺の人々は車を
避けるように動いた。
(人払いには反応しているな)
ステイルがそう思った瞬間、
からん、とあっけない音をたてて車がばらばらになった。

「何が起きたんだ?」

絶対等速がそうつぶやいたのも無理はない。
敵は、本来多くの整備士が重たい機械を使って行うような作業を
一瞬のうちにやってのけたのだ。
(いったいどんな能力をどう使ったらあんな真似ができるんだ?)
ステイルと絶対等速はすでに物陰に隠れていた。
敵がどうやって攻撃しているのかわからない状況でうかつに行動することはできない。

718 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:03:08.51 ID:WzFIDeUB0
(ステイル・マグナス慎重な男だ)

海原はビルの上から見下ろしていた。
彼の戦略の一つは、敵の人払いを利用する、というものだった。
海原は、ステイル達がどの出口で街から出るかは知っていたが、
どのルートを通るかはわからなかった。
しかしステイルは人払いを使っている。
自分が作ったこの『人が集まっている空間』に人払いを使ったものが入ると、
人はそれを避けるように動く。
つまり、この集まった人間は、敵の位置を探るセンサーとして利用できるのだ。
海原がこの空間をつくった理由はそれだけではなかったが…

(しかし、ここに人間が集まったことを何らかの方法で見抜き、車をおとりにするとは
 やはり護衛として選ばれたことはある)

自分の能力がばれるのは避けたかったが、
確実にステイルのみを攻撃できるようにするため
海原は敵の身を隠す可能性がある遮蔽物を破壊する作業に移った。

719 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:05:21.30 ID:WzFIDeUB0
「何かわかったか?」

絶対等速の口調からはまるで期待してないことがはっきりわかる。

「わかったことは二つだ。一つはこの人々に人払いは有効だということ
敵になんらかの方法で縛られているのかと思ったんだけど、それにしては動きに規則がなさすぎるから、その線は薄いだろう。
もう一つは、敵が目視で狙いをつけているということだ。
人払いであの車から人が離れてから攻撃したということは
トラップを仕掛けているのではなく、目視で狙いをつけているのだろう。」

ステイルの話は筋が通っていたが、依然としてこれからどうすれば良いか見えてこない。
ステイルは少し考えてから口を開いた。

「とりあえず物陰を伝って移動しよう」
「敵に狙い撃ちされるぞ!」
「その点はおそらく大丈夫だ。人の流れからこちらの位置を把握したということは
敵は離れた場所、高い場所から狙っているのだろう。
どのみち行動を起こさないとどうしようもない。」

絶対等速は不安だったが、ステイルの言うとおりこのままでは埒が明かない。
彼らは壁伝いに進み始めた。幸いこのあたりは一種の商店街であり
遮蔽物となるものはたくさんあった。
しかし、ある程度進むとステイルは舌打ちした。

「どうしたんだ?」
「敵のほうが一枚上手だったようだ。」

ステイルに促され、絶対等速は先を見る。彼らの身を隠してくれるはずだった屋根等々の遮蔽物は、無残にもバラされていた。

「少なくとも、敵が目視で攻撃しているという予想は正しかったみたいだ。
事前に対策をしているとはね」
苦々しげにステイルはつぶやいた。
と、そのとき

「あぶねえ!」

ステイル達が身を隠していた屋根が突如として崩れだしたのだ。
絶対等速は攻撃から逃れるため屋根の外へ踏み出そうとした。しかし―

「ここから動くな」

彼はステイルに引き戻された。なにをする、と絶対等速が問いかけるよりも先に、
ステイルは自身のもつ最強の魔術を行使した。

「魔女狩りの王!」

720 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:08:25.40 ID:WzFIDeUB0
長身なステイルをはるかにしのぐ巨大な体を持った炎の人影が現れる。
その身長は三メートル以上、手にはやはり巨大な十字架を持っている。
この巨人は、虫でもはらうかのように簡単に瓦礫を払いのけた。

「すげえ…けど何だってこんな目立つような技を使うんだ!?
敵に位置がばれちまうじゃねえか」
「すでにこちらの位置はばれている。見ろ、屋根の破壊は、
あるところまでは不規則なのにこの近辺は集中して攻撃してある。
破壊していく作業の中でこちらの位置を把握したのだろう。
そしてもう一つわかったことがある。
敵は直線でしか攻撃できないということだ。」

もし攻撃の軌道が変えられるのなら、位置がばれた時点でステイルは死んでいたはず。
それをせずにこの屋根を破壊したということは、
敵の能力には一直線、一度に一つしか攻撃できないという特性があるのだろう。

「けど、このままここにいたら狙い撃ちされるだけだ、なんとかしないと…」
「僕の魔女狩りの王があれば大丈夫だ。まあ見ていてくれ。」

敵の攻撃が再び飛んできたらしい。魔女狩りの王は一瞬で崩壊してしまった。
どこが大丈夫なんだ、と絶対等速はステイルに目を向ける。
しかしステイルの表情はまったく変わっていなかった。
そして次の瞬間、まるで何事もなかったかのように、魔女狩りの王は復活した。

「自動で再生するんだ。決して倒れない僕の最強の兵士さ」

そういうステイルはどこかうれしそうだった。

「けど困ったことになった。薄々気づいていると思うけど、この魔女狩りの王、
射程距離があるんだ」

ステイルは足元を指差した。大量のカードが設置されている。

「つまり、ここで敵を倒さないと、先に進めないってことか…
 射程距離は、このカードが置いてある範囲ってことでいいんだな。」

ああ、と短くステイルは答えた。

「僕の『炎を操る能力」は射程が短くてね。君の能力で、
あのあたりの屋根を攻撃してもらえないか。幸い弾には困らないだろう?」

先ほどの敵の攻撃で、あたりには、かつて屋根だった、大量の瓦礫が散乱していた。


721 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:09:39.29 ID:WzFIDeUB0
突如飛来した瓦礫の破片が、海原の顔をかすめる。
気づかれたかと思ったが、となりのビルにもランダムで飛んでいるため、
敵はおおまかな位置しかわかっていないらしい。
しかし、この調子で攻撃されれば、必ずダメージを負うだろう。
さらに、敵の使った魔術によってこちらの攻撃が遮断されている。
この猛攻で狙いをつけられないことがばれると、敵に逃げられてしまう可能性もある。

(プランBを実行しましょう)

海原はビルの非常階段を使って地上に降りた。
722 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:11:05.00 ID:WzFIDeUB0
「どうする、このまま攻撃を続ければ、敵は自分の対応に忙しくて、
こっちに対処する余裕はない。俺の能力で、空から学園都市を出るって事もできるぜ。」

絶対等速は鉄球を投げながらしゃべった。もちろん鉄球はワイヤで瓦礫とつながっている。

「いや、それはよしたほうがいい。」

ステイルの様子は、何か考えこんでいるようだった。

「学園都市は空から能力者が出入りするのを防ぐために、
熱源探知の防衛線を張ってるんだ。
人間の体温を感知して、機関銃をぶっ放してくる。実弾じゃあないだろうけどね。」

恐ろしい話だ、いくら死に至らないとはいえ、
空中にいる相手を撃ち落とすことに変わりはないのだ。
重傷は免れないだろう。
もっともどんな傷でも死なない限り治せる医者がこの街にはいるが…

「じゃあどうするんだ?」

「敵を無力化するまで安心できないね。何とか敵の位置が割り出せれば…
 それに、この人だかりがどうやってできているのか、
何のためにあるのかもまだ把握できてない」

何らかの力で集められたと思われる人々は、現在ステイル達から距離をとっている。
彼ら二人の周囲で得体の知れないことが立て続けに起こっているのだから当たり前だ。
すると、そのとき、絶対等速は人だかりの中に

『何か黒い物』を持った人間が顔をのぞかせているのに気づいた。
「伏せろ!」

自分より背の高いステイルを押し倒すのは難しかったが、絶対等速はやってのけた。
次の瞬間、乗用車をやった時と同じようなあっけなさで、
背後にあった建物の入り口、自動ドアがばらばらに分解した。

「敵はすでに地上に降りていた、ということか。 敵の姿は見えたか?」
「ああ、金髪で、髪の長い女子高生だった。日本人じゃないみたいだったな」

二人は周囲に目を向ける。人ごみの中に二人が探している人物は見つからない。
すると、また『黒い物』を持った人間が現れた。

「魔女狩りの王!」

いち早く気づいたステイルは、炎の巨人を盾にする。

「どういうことだ、今のは女子高生なんかじゃない、男の警備員のようだったぞ」
「まさか、敵は複数いるんじゃ…」

離れた位置にある人だかりから攻撃してくる敵、そして自身と絶対等速が目撃した
敵の姿の違い、これらからステイルは一つの答えを導きだした。

(敵は複数いるのか? いや、おそらくそうではない。
複数いるなら同時に攻撃してくるはずだ。 そして、この人だかり…
敵は何故人だかりを作ったのか?
その答えは…変身能力か!?
敵はなんらかの魔術で自身の姿を変えているに違いない!)

723 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:12:02.40 ID:WzFIDeUB0
わかったところでどうしようもなかった。

(まずはこの人だかりを何とかしなければ)

ステイルは絶対等速つれて、最も近い周囲から隠れられるような袋小路へと入った。
魔女狩りの王の射程ぎりぎりのところだ

「持久戦はまずい」

ステイルは唐突にこういった。

「僕らの仲間が、学園都市の外部でテレポートゲート、とでも言うべきものを持って
待機しているんだが、これは使える時間が限られていてね」
「つまり、早く敵を何とかしないと、この街から出られないってことか」

絶対等速の顔は焦りに満ちている。自分の命がかかっているのだから当然だ。

「どうすんだよ。敵は複数いるみたいだし…」
「いや、敵は一人さ。恐らく変身能力を使っているんだろう」

ステイルは断言できた。

「とにかく、あの人だかりを何とかしないことにはどうにもならない。
 けれど僕たちが彼らを直接傷つけたら、
学園都市と戦争になってしまう可能性もあるからうかつに攻撃することはできない」
「敵対してるんじゃないのか? ずいぶん平和主義なんだな
もっとでかい戦争みたいなことやってるのかと思ったんだが」
「そういう連中を止めるのも僕らの仕事さ。一枚岩じゃあないんだよ。僕らの組織は」
「そうか」

そうしてしばらく両者は黙り込む。すると突然、
何か閃いたかのように絶対等速は口を開いた。

「あそこにいた連中は、なんだか『出口のない迷路』に入れられたみたいな、
妙な焦りが顔に出てた。 あんた達が使う人払い、だったか?
それで、もし牢屋みたいな出入り口が一つしかない場所の、
出入り口から人を遠ざけたら、中にいる奴はどうなるんだ?」

「そりゃあ、出口に近づかなくなるから…
 そうか!!君は天才だよ。その妙な力がなければいい魔術師になれたろうに」

二人は、敵がどうやって人々を閉じ込めたのか理解した。
人払いとは、人を無意識的に仕掛けられた場所から遠ざける魔術だ。
人はその場所に近づかなくなるが、決して人そのものを消してしまうわけではない。
つまり、『人が出入りする場所』に人払いをしかけると、中にいる者はそこから出ることが
外にいる者はその中へ入ることができなくなる。
結果として、別の人払いで払われてその場所を離れようとしても、
その場にいるものは外へ出ることができないため、
人払いが効いていないかのようなエリアができるのだ。
敵はこの付近の人が出入りする通路に人払いをしかけていたのだった。

「今度はこちらから仕掛けるとしよう ひとついい作戦があるんだ」

724 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:12:53.55 ID:WzFIDeUB0
海原は敵が入っていった袋小路から離れた位置に立っていた。

(敵はルーンを使う。ということはうかつに踏み込めば黒こげになるでしょう
それに自分の能力は狭い場所や、接近戦には向いてません)

彼は慎重な男である。そうでなければ、スパイは勤まらないのだ。

(さて、彼らがどう出るか…)

そう思っていると、突然爆音がなり響いた。
敵はビルの側面を爆破したのだ。

(攻撃から逃れるため、でしょうか。それにしてはずいぶん派手に壊しますね)
怪訝に思ったが、敵の位置が、おおざっぱとはいえ把握できたのは幸運だ。
そう考え、海原は敵が入ったと思われる建物に、目を向ける。

(音の響き方、聞こえた方向から判断すると…あのブティック?)
敵が逃げ込んだ(と思える)建物、それはブティックだった。
725 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:13:45.41 ID:WzFIDeUB0
怪訝に思う海原をよそに、ステイル達は作業を進める。
使うのは、二つのマネキン。
一つは加工が必要なかった。絶対等速は、割と普通の体格だったためだ。
そしてもう一つ。このマネキンには随分と手の込んだ仕掛けがほどこされていた。
ステイルは、その炎の力でこのマネキンを部分的に溶かしたり、変性させたりして
体を、特に手足を伸ばす。さらに、腕、足胴体をパーツごとに切り分け、
その中に特殊なルーンを刻んだ。
これで、このマネキンを任意の条件で任意の温度で発熱させることができる。
そうして切り分けた二つのマネキンを、ステイルは神父服の中に隠した。

「準備はできた」

726 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:14:57.07 ID:WzFIDeUB0
海原はブティックから出たステイル達を目で追った。
彼らは、いつの間に上ったのか建物の屋上を移動していたのだ。

(何を考えてるかわかりませんが、決着は早くつきそうですね。
 屋根の上では移動できる場所は限られてきます。)

黒曜石のナイフを握り海原は笑みを浮かべた。
ステイル達は、屋根から飛び降り、どこかの路地裏に向かったようだ。

(絶対等速の能力でしょうか、けど位置は割れてますからね。)

さらに、海原にとって幸いなことに、人々がステイル達のいるあたりへ動き出した。

(人の流れを読む技術、というのはこういった状況で重宝するものです)

人ごみに紛れて攻撃するという戦術の特性上、海原はそういった技術に長けていた。
727 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:15:43.12 ID:WzFIDeUB0
ステイルは路地裏にたどり着くと、付近にルーンを設置した。

「僕がはなれてしばらくすると
この周囲を吹き飛ばす炎だ、巻き込まれないよう注意してくれ」
「ああ、わかってる。あんたも見つからないようにしてくれよ」

そういって二人は分かれた。

728 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:16:59.44 ID:WzFIDeUB0
突如立ち上る炎を見て海原は勝利を確信した。

(しびれを切らせて周囲を焼き払うことにしたんですか。
 ステイル・マグヌス、慎重な男だというのは過大評価でしたか)

そして、人の流れに乗って、(どういうわけか、周囲の人間はこの炎に近づいていた)
少しずつ路地裏に近づくと、そこから二つの影が飛び出した。
身長の大きいほうがステイルだろう、
絶対等速は学園都市防衛ラインが打ち落としてくれる。
そう考え、海原は長身のマネキンに狙いをしぼり、分解した。

(勝った!)

しかし、敵の作戦は海原の予想をはるかに超えていたのだった。

729 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:17:50.73 ID:WzFIDeUB0
海原が分解したもの、それは当然ダミーだ。
そしてステイルのダミー人形には、任意の条件で発熱するルーンが刻まれている。
その発熱する条件とは?
海原の手でダミーが分解された時だ。
この発熱するダミー人形に、学園都市防衛システムはどう判断を下すか。
一時的にだが、人が空を飛んでいるように感知されるのだ。

さらに絶対等速が、この人形を投げ、ステイルが周囲を焼き払った路地裏は比較的、
この防衛システムの正面になっている。
学園都市防衛システムから放たれた弾丸は、
海原の手で標的が破壊されてしまっているため、ばらばらになったダミーを攻撃するに
とどまらず。路地裏周辺まで弾丸をばら撒くこととなる。

さらに、路地裏には、ステイルが人払いを破壊したため、大量の人間がいる。
人に紛れて攻撃する海原も、当然その人だかりに含まれる。

そのため、学園都市防衛システムから放たれた弾丸は、
周囲の人間ごと、海原を攻撃することになるのだ。
730 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:18:54.02 ID:WzFIDeUB0
「ぐあっ!」

突如襲ってきた弾丸に海原は対処できなかった。
肩や足に被弾したそれは、威力を軽減してあるとはいえ、
運動能力を失わせるのには十分な威力だ。

「くそっ」

海原はナイフを使おうとしたが、目の前に、炎の巨人が立ちふさがる。
これまでか、と海原は死を覚悟したが、魔女狩りの王は攻撃してこなかった。
(射程距離か…命拾いした)

そう思っている間に、術者が離れすぎたせいか、魔女狩りの王は消滅した。

731 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:20:02.85 ID:WzFIDeUB0
「ぎりぎりだったぞ、危ないな」

どうにか無事だった絶対等速は路地裏のわき道を通っていたステイルに追いついた。

「敵はおそらく始末しただろうから安心していい 
それにこの分だと時間にも間に合いそうだ」

ステイルはそう言った。出口は目前だった。


732 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:21:06.31 ID:WzFIDeUB0
「ひどいやられ方をしたみたいね」

海原のもとに彼の同僚である結標淡希が現れた。

「ずいぶんと早いじゃないですか。それで、どうするんです?
裏切り者として、僕を始末するつもりですか?」
自分のやったことを思えば、彼女が来た理由はそれぐらいしか思いつかなかった。
土御門に直接手を下したわけではなかったが、会話を盗聴し、
その情報で彼の不利益となることをしたのだ。始末されて当然だ。
しかし、彼女は海原に手を下すことはなかった。
それどころか、逆に彼に手を差し伸べたのだ。

「いったいなんのつもりです?」
「別に、ただ、せっかく同じ『グループ』なんだから 
何も殺しあうことは無いんじゃない?殺せって命令も出てないわ」

一瞬、海原は目の前の女が何を言っているのか理解できなかった。

(自分は死ななくてもすむんでしょうか)

なんにせよ、助かるなら幸運だ。海原は結標の手を取った。
 

733 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 18:22:12.51 ID:WzFIDeUB0
これでおしまいです。
ストーリー的には浜面に起こったこともろパクリですね。
次は姫神とかで書こうと思ってますが、妄想設定が今以上にすさまじくなっているため
書こうかどうか迷ってます
734 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 18:29:05.59 ID:4BGEaiYyo
乙でした
単独のスレでやってた奴か?
それならそれでまた新しくスレ立ててやりゃいいんじゃねえかなぁ
文章力は相変わらずですね
735 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 19:23:06.95 ID:D+osgJcIo


だが設定とか文章よりも、とにかく読みにくい。
・改行する場所がおかしくて、どこからどこまでが一文なのか分かりにくい。
・()や「」は『ここからここまでが会話(心の声)ですよ』ってのを示す物だから、その内部で改行しない。
 なぜなら誰が喋ってるのか分からなくなるから(ト書きは「」の前に名前付いてるから別)
・地の文も「。」で改行するのであって無意味に改行しない。
 なぜなら「この一文の終了は『。』ですよ」ってのを示す物だから。
・『……』や『――』は二つで一組。
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/12(月) 19:26:27.47 ID:EHz6Se/3o
描写ではなく説明って感じか
戦闘内容云々には文句は付けないが、ひとつも燃えないな、感情移入できん

次に期待
737 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 19:38:00.69 ID:2UAjj+Oko

>>711で30分以上経ったって書いてるけど、最後のレスじゃなくて前の人が投稿したSSから30分だぞ?
738 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 20:58:13.38 ID:YDH9F1fXo
三巻読んだ。
番外個体があの人あの人言うたびにニヨニヨしてもうた……

一方通行にもそろそろ春が来てもいいと思う。
ツンツン、ロリ以外の。
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/12(月) 21:02:24.30 ID:EHz6Se/3o
レイヴァニア×一方通行を幻視したのは俺だけじゃないはずだ
740 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 21:04:05.95 ID:DvCTRQn0o
>>739

  `¨ − 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
 、    /´ \     \ \_j/ヽ
  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´
           ̄ー┴'^´
741 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 21:14:24.11 ID:mmFFBn3S0
俺も今読み終わった

一方通行と番外個体の発言にすごくがっかりしたんだが、俺だけのようだ

でも、空白の時間があったから何か書けそうな気がしてきた
書き溜めてこのモヤモヤは忘れよう
742 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 21:21:21.90 ID:4BGEaiYyo
あの発言は原作らしいっちゃあらしかった
でも正直あの2人の再開には一悶着欲しかった
743 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 21:23:14.49 ID:8qa/HSiAo
>>741
>一方通行と番外個体の発言にすごくがっかりしたんだが

多分同じ事思った人はそこそこいるとおもう
少なくともここに一人。
744 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 21:27:23.51 ID:2UAjj+Oko
愚痴スレに行けば山ほどいるぞ
745 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 21:32:37.84 ID:mmFFBn3S0
ああ、やっぱ俺だけじゃ無かったか

一方のお前だって加害者っての、お前が言うなすぐ氏ねって思ったし
番外の美琴sageは妹達の総意かと思ったら、旧約三巻の命をかけて救おうとした過去が霞んだ
ああ、こう妹達が思ってるから打ち止めは一方を頼ったのか、なんてうがった考えまでよぎるし

ところで、愚痴スレってどこ?
746 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 21:34:36.64 ID:DvCTRQn0o
おいおいバレ解禁になってるとはいえ発売日直後にそういうのを本スレ以外で書くなよ
今回地方は12日発売のとことかも多いみたいなんだし
747 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 21:42:11.43 ID:mmFFBn3S0
>>746
すまんかった
愚痴スレってのを探しに行ってきます
748 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 21:45:20.56 ID:2UAjj+Oko
一応貼っとくけど、ここ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/6947/1323541044/
749 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 21:47:21.48 ID:mmFFBn3S0
>>748
超ありがとうございます
750 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:00:41.91 ID:oA+lATCAO
まだ読んでないけど驚愕のキョンのような感じか?
こういうのって大抵ぼくのかんがえたryと違うからだよな

キャラsageに近いことは昔からずっとしてたけど慣れるものではないだろうし
751 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:04:34.86 ID:YDH9F1fXo
小説の楽しみ方は人それぞれだな。
愚痴を言って楽しむのもあり、か。

原作に自分の願望と常識と法律を持ち出してしまえば、
多種多様な解釈が成り立つから論じるも無意味だ。

俺は自分でキャラクター像を押し付けて
好きなキャラを造りだし、その人物の幸せを勝手に願うとするか。

……久しぶりに、二次小説でも書いてみようかな。
752 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:32:21.61 ID:4BGEaiYyo
番外通行の発言にがっかりしたって言ってる奴は、2人のことを「実はいい人」なんて風に思ってたんだろう
原作見りゃ2人は悪人ってのはわかるはずだぜい
実際殺した妹達に負い目を感じてても、そのオリジナルには大した感情もってない様子
一方からしちゃ、妹達ならまだしもオリジナルには謝る必要なんぞ無いと思ってんだろうな
美琴の切り替え方も上条さん並だったが

…んなこといいつつ俺も、お前も加害者発言にはびっくりだったけど
753 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:34:25.28 ID:Q6WLZIYI0
あの発言はないよなぁ、納得できねえええええええ
某キャラも当初の尖った面影は今いずこ状態だしね…残念だわ
こんなモヤモヤしてる時はお気に入りのSSを読むに限る、そして自分でも書いてやる!
754 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:35:33.16 ID:8qa/HSiAo
一方さんの加害者発言は「一方さんはそんなおバカキャラじゃないだろ・・・」かな、どっちかってと
だってあの発言って一方さん視点からすりゃ、美琴が自主的にDNAマップ差し出したって認識な前提じゃなきゃ出てこない発言
つまり一方さん実験終わった後も勘違いしたままというお間抜けさ
勘違いしたままドヤ顔でお前も加害者(キリッ)と言ってしまうダークヒーローという醜態・・・
755 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:36:21.96 ID:mmFFBn3S0
>>753

  `¨ − 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
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756 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/12(月) 22:37:56.82 ID:T5k2Qh2L0
上条と一方通行が兄弟のIFモノ
おそらく一方通行は兄が上条だったら絶対能力進化実験はやってないと思うので、
なんだかんだで実験が垣根帝督に引き継がれた設定で3レスほど
757 :一方通行「兄ちゃン」 [saga]:2011/12/12(月) 22:38:24.60 ID:T5k2Qh2L0
垣根「ハッ、絶対能力者の座を蹴ってまでクローンの命を守ろうとするたぁな!腑抜けちまったか?一方通行?」

一方「そいつから手をどけろ、垣根帝督」

垣根「この『人形』からか?」

一方「……オマエ、今何つッた?」

垣根「『人形』って言ったんだよ、このクローンを」

一方「……ざけンな……」

垣根「あ?」

一方「ふざけンな!そいつらだって、立派な意思を持った『人間』だろォが!」

垣根「ほお、第一位サマは随分とハッピーな考え方をしてるんだなあ」

一方「……」ギリッ

垣根「まあ、お前のことは前から気に入らなかったんだ、この『人形』と一緒にお前も潰してやるよ、一方通行!」

一方「クソッ!」

垣根「おっと、動くなよ?お前がもし動いたら、俺の手が滑ってこいつを潰しちゃうかもなあ?」
758 :一方通行「兄ちゃン」 [saga]:2011/12/12(月) 22:38:52.83 ID:T5k2Qh2L0
上条(御坂から「一方通行を助けて!」って連絡があったんだけど、いったい何が……)

上条「!!」



一方「ッ!」

垣根「お前もさっさとクローンを見放して反撃すれば、こんな目に遭わなくて済むのになあ?一方通行?」

一方「……ッ!ぐァッ!」

垣根「いいねえその表情、最高だよ」



上条(一方通行!)

上条(……あいつ……!)
759 :一方通行「兄ちゃン」 [saga]:2011/12/12(月) 22:39:22.58 ID:T5k2Qh2L0
垣根「……ん?なんだ、誰かいるな」

上条「……俺の弟から手を離せ」

一方「……兄……ちゃン?」

上条「俺の弟から手を離せっつってんだよ」

垣根「俺を誰だかわかって言ってんのか?」

上条「学園都市第二位、超能力者垣根帝督」

一方「来るンじゃ……ねェ……」

上条「大丈夫だ、一方通行」

垣根「へえ、大した兄弟愛だなあ」

上条「……俺の弟に手を出した落とし前、きっちりつけてもらうぞ、垣根帝督!」
760 :一方通行「兄ちゃン」 [saga]:2011/12/12(月) 22:39:53.54 ID:T5k2Qh2L0
投下終り
よく考えたら破綻だらけだよなあ
761 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:41:10.17 ID:cXuO7PbJo
一方と番外にがっかりって感想を良く聞くが、その2人の美琴への発言はこんなもんじゃね?
一方さんはぶっちゃけ妹達は大事だがオリジナルには興味ないってだけ
番外は、製造時点で一方さんに関心が向かうようにできてるんだし、オリジナルにありがたみなんて元々感じてないだろ
むしろ美琴が浮かれすぎてて気持ち悪かった
浮かれっぷりを見てた番外に「遊びに来たなら帰れば?」と排除されなかった分マシなくらい
762 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:44:00.30 ID:Q6WLZIYI0
>>760
乙乙!
兄弟ネタ良いね
続きがあるなら読んでみたいなぁ
763 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:47:23.83 ID:l6zkh6Tf0
>>760 乙

3巻は御坂一方和解SSの読みすぎで過度な期待してるだけだったんじゃねえのか
あの実験は皆加害者であり被害者だったと思う
764 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:49:31.75 ID:fRTmS9dSO
>>760
乙乙


愚痴は他所でやれ
765 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:52:17.29 ID:D+osgJcIo

>>760



全体的に旧キャラが物凄く丸くなって番外個体は一方サイドになったって認識でいいの?
766 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:52:51.33 ID:4BGEaiYyo
>>754
「騙されて」自主的に差し出した、のは間違ってねえし、実験を邪魔しにきた美琴を見た上でその勘違いは無いだろ
有るとしたら、美琴がもっと幼く、もっとレベルが低かった頃に騙し取られたってのを知らずに、今の年になってDNAマップを不注意に差し出した、と勘違いはしてるかもしれんな
767 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:57:50.89 ID:8qa/HSiAo
>>761
いや、直上に書いてある事無視して存在しない行間を読んでどうするよww
一方さんが美琴に対してどういうスタンスかは知らんが一方さんの立場から「美琴=加害者」と言うのはズレた解釈だって事だよww
番外についてはメタ発言に「えー」って思ったけどまあいっかって感じで俺は特に触れて無いのでどこにあったか知らない他所の意見を持ち出されても困りますです

>>763
美琴を加害者とするのは全然問題ないよ
但しそれをそうと言えるのは美琴本人の自虐視点と、美琴を姉とも救おうと努力してたとも思わない場合の妹達側くらいで、
目の前で妹達殺されて怒りながら特攻してきた美琴の姿や、風を起こした妹達の前に立ち塞がってみせた美琴の姿を見た筈の一方さんが言うのは相当頭悪いよねって事
前者は漫画超電磁砲にしか描かれてないにせよ、後者は確実に原作にもあったシーンだからこれ見てまだ一方さんが勘違いしてるんだとしたらちょっと考え足りない事になっちゃう
多分悪いのは一方さんじゃなくてキャラごとの視点を冷静に整理できてない作者なのかもしれないけど・・・

>>766
言葉足りなかったかもしれないけど、自分の言った勘違いは
>もっとレベルが低かった頃に騙し取られたってのを知らずに、今の年になってDNAマップを不注意に差し出した
の意味ね。
なので貴方とはこの件においてほとんど一緒の見解だと思う
768 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:59:13.06 ID:YDH9F1fXo
子供だったから許される、騙されたから許される
って言うなら、一方通行も当てはまることになるが……


というか、愚痴は愚痴スレで言うべきだな。
ココは二次創作でキャラに萌える場所だってばよ!
769 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 23:00:03.27 ID:8qa/HSiAo
うあ、マジだ何やってんだおれすいません黙ります
770 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 23:03:13.32 ID:4BGEaiYyo
>>767
一方さんは、妹達以外にはそういう発言をするヤツだけどね
意外だったのは、一方の意識の中で、美琴が妹達関連にも、ロリにもはいってなかったことだわ
771 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 23:04:23.06 ID:6KjRsjwAO
>>760
おつ、好きなんで続けて欲しい


つーかかまちー的には旧約の因縁も対した話の材料にならなかったってことなんだろーよ
鬱陶しいからここで喚くなよもう
772 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 23:10:08.39 ID:YDH9F1fXo
でも三巻の内容で盛り上がるのは、全く健全だと思うよ。
それが喩え愚痴っぽくなってしまったとしても、
新巻が出たのに過疎っていたらそれこそ悲しい……

何言われても、一方通行は矛盾したまま堂々と生きるんだろうな。
俺としては、


また幼女と戯れてるよこのモヤシ……


って言われる方が、一方さんとしてはキツそうだと思ったわww
……誰かあの幼女との二次小説お持ちの方いませんかー!?
773 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/12(月) 23:22:46.68 ID:KKRd/Pls0
そんな流れを断ち切るように2レスほどいただきまっす

あわきん恋をするの巻
774 :とある暗部の恋物語 [saga]:2011/12/12(月) 23:23:58.25 ID:KKRd/Pls0

「はぁ…やーだなー」

最近はずっとこんな感じだ、もともと健康的な生活とは言いがたかったが
組織のリーダーやってた頃や、グループとして暗部間抗争を戦っていた時は
気だるさを感じる暇もなかったのだが、最近は学園都市全体が落ち着いてしまって
暗部としての仕事は量も質も子供のお使いレベル、
危険な仕事を続けるよりはマシなのは当然、しかしなんともハリの無い、年頃の女子としてどうなんだこれ。

「はぁ…出来れば恋人……それが無理ならお友達から…」

すでに行き遅れの四十代のような思考になってしまっている、
これじゃ第四位のことを馬鹿に出来ないではないか、
そもそも現在の交際範囲にマトモな男がいない、本当に一人足りともいないのだ。

まず土御門元春、論外だ、腹黒な性格も気に入らなければあの長い手足に身長も気に入らない、
断じてショタコンではないが自分より小ぶりなカワイイ系の男が好みだ、その点で論外(しかも変態(シスコン)だ)。

ついで一方通行、もちろん論外です、そもそも女性の顔をぶん殴る精神が信じられない、人間関係にたいする誠実さが欠落している、
そしてあの青白い肌、不健康そうな男は嫌いなのだ、結局は論外(しかも変態(ロリコン)だ)。

そして海原!海原光貴!! アイツだけは無い、背はある、胡散臭い、発言がなんだかいちいちイラッとする(何故だか)、
そして私に対して一番ショタコンショタコン言ってくるのだ、自分はシスコンでロリコンでストーカーの変態ハイブリッドの癖に。
というわけで奴は論外という土俵に立たせるのも他二人に失礼というレベルで論外。


「絶望的だなぁ…私の青春は……」


いっそこの会議用の隠れ家のドアの向こうがこう、いかにも青春真っ盛り的な学園になってて
小ぶりなカワイイ系でありながら誠実で健康的な男の子が校門前で待ってたりしないものでしょうか。

「……なんだそりゃ…しね私…アホか私…」


そしてがちゃりとドアノブを回し開いたその先には



「な…あ、結標、さん…」

「だ、誰!?」


その瞬間、その浅黒い肌の謎の少年は恐ろしいスピードで私を押しのけドアから出て行ってしまった、

冷静に考えれば侵入者、秘密であるはずの隠れ家に意図的に侵入し、あまつさえ私の本名も知っていた
危険人物、ということになる、だが何故か私はあの少年に対してそんな感情を抱くことが出来なかった。

いや、むしろ。


「(え、王子…様…的な…?)」

むしろ一目惚れでした。
775 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 23:25:38.80 ID:oD8QGnl0o
新刊はむしろ番外個体の美琴いじりにイラッとした
「存在価値ない」と言うお前の方が存在意義が崩壊してるっつーの
単なる一方通行デレマンセー要員じゃねーか
776 :とある暗部の恋物語 [saga]:2011/12/12(月) 23:25:51.67 ID:KKRd/Pls0


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「……い!……おい!聞いてるのか!」




「え!? あ、ごめんなさい…」

「さっきからずっとそんなんだなァ、オマエ」

駄目だ、さっきの彼が目に焼き付いてそっちに集中力が完全に奪い去られている、
これが心を奪われる、ということなのだろうか。
一瞬だったが目には鮮明に焼き付いている、あの誠実そうな目、健康そうな肌、
日本人ではなさそうだったがそんなことは問題ではない。

「……海原、お前もさっきから随分おとなしいな」

「え、い、いや、自分は至って普通ですよ?…結標さんはあれじゃないですか?また外から男児の声でも聞こえてきたんじゃないですか?」

またこの男は……さっきの彼なら絶対にそんなことは言わない、少し前の自分ならムキになるところだが、
今の私は違う、余裕を持って切り返すのだ。

「あんたはまたっ…ま、そんなこと言ってるから誰にも振り向いてもらえないんじゃない?

「せめてショートカットにして髪留めつけて茶髪にして中学生にもどって常盤台に編入してからいってくれません?不快なんで」

「うるさい!このストーカー!」

「ショタコンに言われたくないこと年間一位いただきましたー」

「この……っ」


「お前らラブコメを暗部にまで持ち込むなよ……」

「「誰がじゃ!」」


会議はムカつくが、これから会議に行くこと自体は楽しみになりそうだ、

いつかまた彼に出会えるかもしれないから。
777 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/12(月) 23:29:02.95 ID:KKRd/Pls0
エっちゃんは海原より身長が低い、上条くらい、

ともなれば、というお話。

ラブコメむずかすぃぃぃぃ!しかも書いてる時なんか恥ずかしぃぃぃ!
今週のめだかボックスの人吉善吉の気持ち!
778 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 23:34:22.67 ID:6KjRsjwAO
>>777
乙!
あわきんとエツァリの絡み好きだー
愛より大切なものはないって腐(らせることに徳化してる)女子が言ってたし
続きが見たいんだよ!
779 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 23:44:25.37 ID:fRTmS9dSO

続きを全裸待機してるぞ
780 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 23:51:37.22 ID:puH44gbLo
781 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 00:06:15.07 ID:IoNzy+6m0

切実に続きが読みたい
早くスレ立ての準備をするんだ!
782 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 00:11:33.21 ID:1Fe5F09F0
うお、なんだこれ!
是非スレ立てて続きをお願いします頼みます拝みます
783 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 00:23:25.14 ID:wZ7ArI/AO
もう一方通行はみこっちゃん目の前にしてテンパっちゃったおっちょこちょいでFA
おつおつ。エツァリがショタとは盲点だった
784 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 00:39:10.05 ID:TSS7lJ4po
>>775
ネタいじりにマジ突っ込みいれんなよ…
でも、あの美琴さんなら上条さんのヒーローらしい傲慢をぶち殺してくれるはず
785 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 00:51:05.83 ID:Z3hZJF/Mo
おつおつ!この組み合わせいいなwwww


そして新約愚痴は愚痴スレでな
感想もつけずに愚痴とか論外だぜい
786 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 01:48:25.77 ID:ueSq/zmDO
1レス上姫もらいます
787 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/13(火) 01:49:14.12 ID:ueSq/zmDO


不幸だ。
いくら慣れているとはいえ、そう呟かずにはいられなかった。
最近では同情の視線すらも送られなくなった教室の机で、上条は一人突っ伏していた。
ぽんと肩を軽く叩かれ、視線を上げる。

「上条くん。大丈夫?」

「あぁ姫神か……」

「大変だったみたいだから」

「……おう。まさかやってきたものが全部お陀仏になってるとは思わなかったぜ」

「でも。認められて良かったね」

「小萌先生さまさまですよホント……でも点数は半分になるんだよな」

深くため息をつく。
それを見て姫神は思案するかのように顎に指を当てると、ぴんと悪戯めいた色を瞳に浮かばせた。

「ね。慰めてあげようか?」

「えっ」

バッと顔をあげると、姫神は口元に手をあてて微笑んでいた。

「……ふふ。冗談」

「何だよ……」

肩をおとす。
それを見て姫神は少し意外そうにすると、
頬をほんのりと赤らめ、上条の耳元に唇を寄せた。
聞こえるか聞こえないか、わからないくらいの声量で。

「冗談じゃなくても。いいんだけど」

「……えっ」




788 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/13(火) 01:49:43.63 ID:ueSq/zmDO
おわりんこ
789 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/13(火) 02:45:57.62 ID:zbRtPd+S0
>>788
おつりんこ
原作で不憫キャラって救済したくなるよね。


愚痴の話題で愚痴スレ行けと言う人もいるけど、原作ありきの二次スレで愚痴るなは暴論だよ。
書いてる身としては原作で不憫だから救済SS作ろうとか、こう言う見方もあるんだとかネタの元にもなることもある。
割り込みは論外だけどね。
790 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 03:23:33.11 ID:jYQc15Qgo
>>789
そうは言ってもここは「SS」スレでSS用の板な訳だ
禁書はラノベ板とかしたらばとか他にたくさん話すところあるし愚痴スレなんて丁寧にURLまで貼られてたじゃん

ネタ拾いたいならかまちースレ行けばここの数倍の量で議論されてるのに目的外使用で数レス消費する理由なくね?
ここで出てる愚痴なんて本スレでは5スレくらい前に出て一通り議論も終わったような干物ネタだぞ
791 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 03:35:30.73 ID:ueSq/zmDO
おまえらもうちょっとソフトな言い方というものをだな
792 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 07:19:22.70 ID:EF7j3JKDO
>>777
乙です

久しぶりにお粥座標見た
早くスレを建ててくださいお願いします
793 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 10:43:43.37 ID:CDOMwSbAO
粥琴こいこい
794 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 11:25:50.31 ID:uIWKw7aDO
一方通行はただのクズだし下手に持ち上げる信者がバカってことか
795 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 11:42:25.41 ID:wZ7ArI/AO
総合スレに短編SS読みに来てるっつーのになんで愚痴だの中傷だの見なきゃなんねーんだ
いい加減専用スレ行け。こちとらSS読み書きしに来てるってのに雰囲気悪いったらありゃしねー
796 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 11:45:19.08 ID:qKeCKWTLo
あの場面で揉められても困る
797 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/13(火) 13:40:23.72 ID:zbRtPd+S0
関連話題であれば雑談が許されるスレで自分ルールを押し付けちゃ駄目よ。
愚痴だろうが「もう見ない」とか「○○死ね」じゃなく、きちんと理由つきで言ってる人のは真っ当な感想。
そもそもラノベ板もしたらばも外部サイトであって、こことは無関係。
気に入らない意見は排除とか、マンセーしか許されない国じゃあるまいし。
798 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 13:50:55.16 ID:3U3nS5nZo
気に入らない話題は誰しもあるけどそこで罵声吐いて追い出そうという書き込みそれ自体も空気悪くしてるからねぇ
ぐっと我慢してスルーして上手く他の話題に誘導するのがベターだと思う

ていうか新刊読んでそれをネタにすぐSS書ける人ってマジすげぇ
早いというか発想力っていうかフットワーク軽いってレベルじゃねーぞ乙です
799 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 13:53:10.69 ID:wZ7ArI/AO
>愚痴だろうが「もう見ない」とか「○○[ピーーー]」じゃなく、きちんと理由つきで言ってる人のは真っ当な感想。

ここに来てる人間の大半は禁書好きで来てるんだから、愚痴だの中傷だのはここでやるような話じゃあるめえよ
そういうのをしたいなら専用スレがあるんだからそこで好きなだけしろって話。外部サイト行くの嫌だからSS板で愚痴りますーてか?そりゃおかしい
800 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 13:58:57.39 ID:3U3nS5nZo
沸点低いー
そうやって脳天即レスしてるからその話題続いてるんだけど分かってるのかいww
最後に書き込んで引き下がらせたら自分の勝ちとか思ってるようにしか見えない

そういう明らかに冷静さ欠いたレスがあると言ってることがどんなに正しくても
見てる者の心情の天秤は貴方と逆側にばかり傾くんで注意しようぜ・・・
801 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 14:01:05.57 ID:Z3hZJF/Mo
投下されたものへの感想も付けずに話題が流れるくらいなら愚痴は外部でやって欲しいかな
そうでないなら適度に節度をもって、でしょう。
ここはSSを投下するばなんだから
802 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 14:15:15.85 ID:OHhMXwRDO
>>1に感想や雑談、情報交換おkって書いてんだからいいじゃん

ただし投下に割り込むのはウンコ
スレチというより、マナー違反はただのウンコ

このウンコ野郎共
803 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 14:56:15.55 ID:CDOMwSbAO
>>787
姫神のしっとり感が素晴らしい



おまえらつまらん議論はやめて姫神を愛でろよ
804 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 14:57:47.22 ID:TSS7lJ4po
>>799
がっかりしたってのは中傷では無いでしょ
原作好きなうえでその点はがっかりってことよ
批判した奴をみんなアンチだと決めつけるのはどうかと思うね
SSスレで喚くなってのなら言い分も通るがね
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/13(火) 15:33:10.59 ID:nWE7zPtu0
殺伐としてる間に絹旗はもらっていきますねー
806 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 16:04:13.97 ID:I3R1wgGSO
サローニャちゃんは俺がもらう
807 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 16:52:33.32 ID:TCXbOqKAO
マンセーしか許されないのはおかしい云々言う人って批難と批判と批評の違いわかってない
808 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 17:26:13.81 ID:6FZ9ZYLLo
>>807
つか、そういうなら自分の意見すらも批判される覚悟あるはずだろ
じゃなきゃダブスタ
809 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 17:26:17.74 ID:OFIW2i0AO
じゃ、ドラム缶人間もらいますわ
810 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 17:34:14.77 ID:IoNzy+6m0
>>787
能登ボイスで脳内再生余裕でした

みんな、原作にモヤモヤしたならSS書こうぜ!
811 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 18:31:02.05 ID:TSS7lJ4po
>>807
レス見るかぎり原作を攻撃してるような発言はみられんけど?
落胆組の発言で不快にさせたなら謝るが
812 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 18:35:12.27 ID:ueSq/zmDO
何でまだその話題を引っ張ろうとするんだ…
813 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 18:54:07.41 ID:fRRIXJ1Oo
おまえらもっと姫神を愛でろよ
814 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 19:52:41.07 ID:+04AjLH70
こういうときに投下して空気入れ替えるための小ネタ作品いくつかストックしといたほうがいいのかね
そんなモチベーションでSS書くのはあまりいい気がしないけど
815 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 20:01:34.24 ID:e64oHz9AO
ほっとけばよくね
愚痴る方も愚痴る方だし、かみつく方もかみつく方だ
が、結果としてこういう流れになるから
そもそもここではあまり愚痴らん方がいいんだよ
816 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 20:36:50.07 ID:ueSq/zmDO
>ここではあまり愚痴らない方がいい
今回はこれの良い例になったということで
817 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/13(火) 21:12:19.40 ID:zbRtPd+S0
ここは意見を言う自由が認められてて、それを阻害するのは押し付け。
なんで日本人って事なかれ主義で問題点を指摘するだけで叩く風潮なの?
818 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 21:30:43.07 ID:6FZ9ZYLLo
>>817
お前の発言に意見の言う権利も等しくあるんで、それを阻害するのも押し付けでしかない
あほなん?
819 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/13(火) 21:49:23.64 ID:zbRtPd+S0
>>818
すまない、標準語しか習ってないから「意見の言う権利」と言うのが分からない。

何々が悪いや何々が不満は具体性のある論理的な意見や発言。
死ねや何処かに行けは論理性のない暴言や中傷。
820 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 22:08:57.73 ID:1Fe5F09F0
「意見を言う権利」だろ、察してやれよ
不毛だからやめようよ
事無かれ主義は日本人の美徳という事にしといてくれ
俺は>>787のような姫神さんが見られたらそれでいい
821 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 22:11:08.93 ID:yjPBNrvAo
>>788
乙乙

姫神ネタは意外と書く人少ないからもっと増えて欲しいね
822 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 22:12:14.71 ID:TSS7lJ4po
          ∠ニ、ヽ
         ___)ノ
       /: : : : : : `ー.、                                  _,. -―‐- 、
      ノ://: / /: : :ヽ: :ヽ                               /  ,.  \  \
  -=≦: /://、_レイ:/|: : ∧: :}                               { / >―-ヽ  ヽ
   ___ノ: :V: !: N__j/ j/!/_ V八                                 <j 《       ヽ  ハ
  ´ ̄フ: :{ !∧ | ´ ` 、 ´ `{┌ヽ                            / ∧7T ‐ァ 、__》_  i
   -イ: : ノ>V (⌒ヽ  人}、〃`_                           / レヘト芯レヘ斗<  <  |
    -=≦_,.イ} ≧=-'⌒ヽ=-{{〃⌒ヽ                     /∧_j\!ゞ'  弋り八「 ̄ ,ノ!
     〉 r'´_〉 / /、ー-、  r ヽ、\                         } ,j_ぅ}:::::ヽ' ___,. イ∧   ト、
  ___/ 冫  } { ト、 \  \U-、_〉〉′                    _/_/_/:::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ\   \
. /    ヽ_// ヽ ! \ \  } 八´                     _{>::::::::::::::::::::|::/:::::::::〈{  | ヽ\    \
|     /  |   :ト、_,ヘ_ト、_メ、  ! \                    _,.≧:::::::::::::::::::j∧::「ヽ!::\__j :!  :}     \
|   ∠  レク  j_∧_j乂}トrゥ从ト、「 `                         />∧/jハ「レ'|7、::::::Y^V≧┤ ハ   __ヽ
八___/从ト〈〈} 八个‐″ ,ノ 、イ人! ヽ                      //j爪{厂,  {厂j/!:::::ミ、ノ< 〉   }___/   \
   \ _j∧_,厶イ人    _,  人   }                 //:〈 iニ八      j∧:::ハ「三V   /  ∧ ̄ ̄ヽ
    ≫=ヽ冫  }> 、 _´,.イ     ∧                / ∧ V三ニ ヽ ‐- ,. イ/Vニ /三ヽ  ∧_/ | i
   〃 /ヽ'   /ハ厂/   _,. <! ∧                   | :| ヽ∧三三三》´  く三三/三三ハ'  |   :! !
   {{ / | : \∧  \_,. イ  ∧ | : : |               | :|  |ヽ三三ニ《_ヽ /ヽ三/三三三:!  :ト、 :| |\
    冫 | : : : \\    ヽ{  !  :|\/!               \!  |三三三 ∧_{ }__,/ニ/∧三三ニ|  ∧\ | |\\_,
   /!  ! : : : : : >〉   八  |__ノ   |                ヽ. !三三三ニ 》 V /三=∧三ニ/、 :/ ト、j乂   ̄´
  /: {___ヽ__/V-'  __ /: :} ̄「: : \/!                      |三三ニO〃==V三三ニ!ヽ.∧ V   ! ヽ__ハ
  〈: : __/  ゝ--(_,ノ : /: : :ト、 : : : ∧        ,.≦≧=-、_     !三三三/ー――ヘ三三 !三三!、______} }>‐、
. /三ニヽ     ∧___/: : :∧ヽ : : ∧ |       〃三三ヽ三≧---|三三O《、_____|三 ∧三 ∧ \____,jノ-- 、 〉
/三三三\   /{ ヽ: : : : : : : : : :〉 \/  ハ         V三三三\三三ニ!三三ニ∧     /|三 | ∧ニ|三三三三三三ハ{ノ/
|三三三三 \{  \ \ ----/、    /: : }       V三三三三三ミ、:!三三三 |   / :!三 |三ヽ:!三三三三三三ニ}/
V三三三 ヽ三ヽ   !\__\/{: : : \_ /: :/〉        |三三三三三三∧三三三|  〈_ /三/三三|三三三三三三 /
. ヽ三三三=!三 |   |: : : // ヽ : : : / ̄ /-、        \三三三三ニ/三i三三三!    /ニ∧三/三三三三三三/
  |三三三=!三八  \/ : {   \_/ /三三\        \_三三三三:|三三三!    《ニ/三/三三三三三 >'´
  ヽ三三三}三三\__{: : :ヽ    /∠三三三三> 、       〉三三三ニ≧=ミ、》≦ニ≧V三三三三三三三/
  | \三 /ニV_三三三{\: : :\__/三三三三三}三三> 、     \三三三三三三《、r--、ニ》三三三三三三/
  |三≧≦三} `ー- ノニ/`ー―〈三三ニ=― /三三三ニヽ     \三三三三三 》 /三三三三三三三/
  |三三三三ハ    r1´三三/ | 「三三ニ /三三三/三}        |三三三三ニ/ {三三三三三三ニ/
  /三三三ニ/ニ》    冫ニ /三ニレィ´三三〈三三三/ニ/      |三三三ニ/ /∧三三三三三_/
823 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 22:16:17.36 ID:JpjV/8wco
何がしたいの?
唐突にAA貼られてもそれこそ不快なんだが
824 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 22:25:55.93 ID:yjPBNrvAo
なんでそんなにケンカ腰なんだお前らww
825 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 22:32:12.75 ID:eZmqjg8E0
そんなことよりオルソラさんの話しようぜ!
826 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 22:32:47.36 ID:pTAw+gISo
>>825
おっぱい
827 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 22:39:56.33 ID:yjPBNrvAo
オルソラのおっぱいを寝ぼけたアニェーゼがちゅーちゅーは最強
828 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/13(火) 22:40:03.90 ID:fRRIXJ1Oo
オルソラで一人称視点でちょっと書いてみたんだが、断念
ぶっちゃけ彼女特有の前後する発言を彼女視点で表現できない

どんな思考回路だとああいう会話になるんだ
だれか書いてみてくれ
829 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 22:51:12.05 ID:enKwgPmAO
無理だろ……オルソラの思考回路再現とか
多分一番無理

次点はみさきちか青ピあたりかなと思うんだけど
土御門視点とかも難しそうかな
830 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 22:52:24.84 ID:yjPBNrvAo
>>828
例えば上条さんと敵が使ってきた魔術について会話してる時に
(ああ、そういえば天草式の皆様が先日美味しいお寿司屋さんを見つけたとおっしゃっていたのでした。これはぜひともお伝えしておかなくては)
で、唐突に寿司屋の話題になり
(元々は件の魔術についてお話しているのでした。確かあれは……)
で、唐突に魔術の話題に戻る って感じなんじゃまいか

オルソラの会話が前後するのは基本的にある程度リラックスしてる時だけみたいだし
831 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 23:56:13.56 ID:b9mafHOVo
バードウェイってどんな口癖だっけ?
……新キャラの特徴がわからずSSに手が出せん。
832 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/13(火) 23:59:33.02 ID:fRRIXJ1Oo
>>829
ローラやアレイスターあたりの黒幕連中も無理だよな
裏側がある程度明らかにならないと無理、うすっぺらくて説得力がない

細かく考え始めると、黒子で書こうとするじゃん
能力の演算とか、どう表現するかでえらく迷う、迷うっても11次元の計算するわけにもいかんので、ボカすしかない
うああああってなる

>>830
ふむふむ、そんな感じか
……こんな感じか?


「ってオイ、どうして寿司屋の話になるんだよ! この状況で!」

 と、彼が慌てたように言葉を荒げる。そのオーバーな振る舞いに、思わず笑みがこぼれるのを止められない。
 上条当麻。彼はいつだって一生懸命だ、そんな彼だから、私は――――いけない、これ以上は。

「ああもう、オルソラは相変わらずだな。
 ……そうだな、貧乏学生の上条さんだけど―――この戦いが終わったら、その寿司屋さんに食いに行こうぜ」

 インデックスには内緒な、と悪戯に笑う彼の衒いのない笑みに、少しばかり鼓動が走るのを自覚する。
 ふたりきり、なんてある筈がない。禁書目録の少女を仲間はずれになんて、このひとがする筈がないのだ。
 
 そこで、不意に思い出す。
 そう、禁書目録たる彼女が不在の今、状況の解析は己の仕事だ。
 暗号解析は、私の領分。垂れ流しの詠唱など、物の数ではない。

 戦場にも私の役はある―――その事実に、心が踊る
 笑みが、深くなる

 愛する男の隣に、私は居る
 さあ、彼の力になろう

「敵の魔術師が使っているのは、おそらく灰被り姫の童話を利用したものなのでございますよ。
 おそらく彼女は、ロシア正教会の人間でございます」

「戻んの!? それは上条さんと寿司になんて行きたくないっていうアピールとか言わねえだろうな!? 泣くぞ!?」
 
 
……んん、わかんねえ!
設定のあれこれはともかく、アドバイスくれ
833 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 00:03:07.31 ID:plUEi5nco
バードウェイはこれといって口癖はなかったような……まあ男言葉で偉そうに喋ってればそれっぽくなるんじゃね
834 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 00:06:08.82 ID:plUEi5nco
>>832
セリフと心の声を分けずに敬語で全部書いた方がそれっぽくなるかもしれん
835 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 00:07:24.72 ID:sRcxNyG/o
既存キャラの口調の書き分けが杜撰になってる気がする
ァィゥェォンとか語尾とかの記号的な部分以外の口調がどのキャラも大差なくなってね?
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/14(水) 00:09:08.88 ID:ZLHG81ajo
>>835
そんなことが出来るくらいなら、最初から
ァィゥェォンとか、特殊語尾を使ってないと思うんだ
837 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 00:14:18.78 ID:GvZu2E7Io
>>835
原作じゃ、美琴が若干壊れてたな
838 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 00:15:21.47 ID:sRcxNyG/o
>>836
いや、それでも今まではそこそこ分けられてたよ
切れるとどのキャラも同じとかはあったけど普通の時は違ったと思うんだけど……
839 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 00:26:29.04 ID:plUEi5nco
>>835
それ原作の話? それとも最近の禁書SSがって事?
840 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 00:29:14.98 ID:sRcxNyG/o
>>839
原作
すまん紛らわしかったな
841 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 01:53:52.97 ID:JfUVwpSs0
スフィンクス『私の二人の主』

 はい。少しお目汚しですが投下させてもらいます。

 設定としてはフィアンマ戦の後。もし上条さんが死んでしまっていたら、という話です。

 それではどうぞ。






 私の名前はスフィンクス。学園都市のとある一室に住んでいたネコである。


 住んでいた、と表現するには有る理由がある。そう、私は今飼い主である少女と共にイギリスに住んでいるからだ。


 私の飼い主の名前は『インデックス』という。


 私を拾ってくれた心優しい少女。唯、彼女が本当の笑顔を見せてくれる日はもうないだろう。


インデックス「……とうまぁ………」


 彼女は今わたしを抱きしめて泣いている。


 私のもう一人の飼い主の名前を呼びながら。



      『上条当麻』


 これが私のもう一人の飼い主の名前。


 お人好しで、多くの人をひきつける魅力を持ち、他人の苦しみを放っておかなかった勇気ある少年。


 唯、彼はもういない。

842 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 01:56:21.94 ID:JfUVwpSs0

 フィアンマ、という者との戦いで彼は命を落としたようだ。

 今でも覚えている。

 一年前、私は彼女に抱えられて彼の葬儀に参列した

 多くの者が彼のために泣いていた。

 常盤台中学校の電撃使いが、学園都市最強の能力者が、小さな三つ編みをたくさん編んでいる少女が、くわがたみたいな髪の毛をした男が、髪の毛を端正にまとめた少女が、赤紙の巨大な少年が、奇妙なジーパンをはいた女性が、おでこが光っている長髪の女性が、明らかに幼稚園児にしか見えない小さな女性が、和服を着た美人が、青い髪とピアスが特徴的な少年が、悪魔のしっぽを生やした少女が、アロハシャツをきたサングラスの少年が、メイド服を着た少女が、その他数え切れない人が心の底から泣いていた。

 彼をころした『フィアンマ』と言う人物さえも彼のために泣いて居た。

 フィアンマは最後の最後で、彼に庇われたらしい。

 崩れ落ちるがれきから守られ、フィアンマは生き残り、彼は死んだ。

 フィアンマは彼女に頭を下げていた。

 どんな償いでもする。死んでもいい。そう言ったフィアンマに対して、彼女はいった。

インデックス「とうまは死ぬなんてそんなこと望んでいないんだよ。とうまは、とうまは……」

 そういって、彼女は泣きはじめた。

 そんな彼女をそっと常盤台の電撃使い――御坂美琴――は抱き寄せた。

 私は御坂美琴が泣いているのを見た。

 たぶん、彼女も、御坂美琴も、彼のことが好きだったのだろう。

 誰も彼女に声をかけることができなかったのは覚えている。

 記憶を失った後の彼と、誰よりも身近に居て、誰よりも長い時間居たのは彼女なのだから。

 私は悲しくなった。

 なんでこんな野良猫にも救いの手を述べた彼女が悲しまなくてはいけないのだろうか。

 なんで誰よりも優しかったあの少年が死ななくてはいけなかったのだろうか?

 私は神様とやらを憎んだ。

843 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 01:57:54.46 ID:JfUVwpSs0

 そして一年経ち、今に至る。

 彼女は心を閉ざしてしまった。

 奇妙なジーパンを履いている女性や、赤髪の男性が声をかけても、彼女は生返事しかしない。

 私をぎゅっと抱きしめて、悲しそうな顔をして『わかったんだよ』としか言わない。

???「あんた、大丈夫?」

 赤紙の男性が出て行った後、別の人物が入ってきた。

 その人物を見て、彼女は言う。

インデックス「あ、短髪なんだよ……」

 御坂美琴である。

御坂「ステイルさんからあんたがやばいって聞いてさ、来てあげたのよ」

 そう言うと、彼女の目から涙が流れる。

インデックス「ありがとう、短髪……」

 今、彼女が気を許しているのはもしかしたら私を除いたら御坂美琴だけなのかもしれない。

 同じ少年を好きになって、同じ想いを抱いているからこそ、彼女たちは分かり合っている。

御坂「ねぇ、インデックス」

インデックス「どうしたの、短髪?」

 横に座った御坂美琴が彼女に向かって話し出す。

御坂「私たちはこれからアレイスターを殺しに行く」

インデックス「!!?」

 彼女は御坂美琴の言葉に驚き、私を落としそうになる。

インデックス「短髪、何で!?」

 彼女の顔は蒼白だった。

インデックス「アレイスター・クロウリーに勝つなんて無理なんだよ! あの男は、最強の魔術師であり、最強の超能力者なんだよ?」

インデックス「何の為に?」

 彼女は必死に止めようとする。10万3千冊の知識をフルに使っても、勝てないと思ったのだろう。

御坂「決まってる」

 だけど、彼女の心からの心配の言葉を切り捨てて御坂美琴は言う。



御坂「あんたと、あのバカのために」

844 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 01:59:15.49 ID:JfUVwpSs0


インデックス「え?」

 彼女は戸惑う。目が丸くなっていた。

御坂「誰が言い出したってわけじゃない」

 戸惑っている彼女を尻目に、御坂美琴は淡々と言う。

御坂「だけど、みんながいつの間にか集まった」

御坂「この一年のあんたは見てられなかった」

御坂「ずっとあのバカのことばっかりで、心を痛めてるあんたは、学園都市のみんなが、イギリス清教のみんなが、天草十字凄教のみんなが、ローマ正教のみんなが、多くの人があのバカの死をのり越えていったのに、一人だけ止まったまんま」

御坂「今だからわかるけど、あのバカはあんたのために戦っていた」

御坂「あのバカはあんたを守ろうとしていた」

御坂「なのに、そのあんたが前に進めないならあのバカの死を侮辱したことになる」

御坂「みんながそう思った」

御坂「ステイルさん、神裂さん、アニェーゼさん、オルソラさん、シェリーさん、ルチアさん、アンジェレネさん、ローラさん、騎士団長さん、キャリーサさん、レッサーさん、アックアさん、ヴェントさん、フィアンマ、ワシリーサさん、サーシャさん、一方通行、黒子、打ち止め、番外個体、姫神さん、土御門さん、初春、佐天さん、青がみさん、垣根さん、心理定規さん、淡稀さん、エツァリ、ショチトルさん、麦野さん、滝壷さん、絹旗さん、浜面、その他数え切れない人が集まって、きめた」



御坂「アレイスターを殺そう、と」


インデックス「そん…な……。無駄なんだよ、あの化け物に勝てるわけないんだよ」

 そういって彼女は震える。

御坂「大丈夫。あのバカが残した絆がある」

 そういって御坂美琴は彼女の頭を優しく撫でて言った。


御坂「だからあんたは私たちの無事を祈っておきなさい」

 そして御坂美琴は去っていった。

 彼女はその後姿を唖然として見ていた。


 私が後に聞いた話によると、この会話の一ヶ月後にこの連合はアレイスターに戦いを挑んだらしい。

 しかし、私と彼女はそれから一ヶ月、この戦いの顛末を聞かなかった。

 一ヵ月間、全くこの戦いについての情報が出てこなかったからだ。
 
845 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 02:00:06.79 ID:JfUVwpSs0


 私たちがこの戦いの顛末を知るのは、御坂美琴によってである。


御坂「や、元気してた?」

 彼女独特の明るい声がして、彼女と私は振り向いた。

インデックス「―――――――! 短髪?」

 そこにいたのは、右目と右手を失った御坂美琴だった。

御坂「ただいま。勝ったよ」

インデックス「――――!」

 彼女は声にならない声を出してた。

御坂「ああ、私は大丈夫。一応、聞く? アレイスターとの話」

 そう御坂美琴が言うと、彼女はうなずいた。

御坂「まぁ、本当に奇跡のような偶然が重なって勝った、って感じかな。唯、こっちの被害も尋常じゃなかった」

 それを聞いて、彼女は息を飲む。

御坂「フィアンマが生命と引き換えに隙を作った。そして、そこからはほとんど特攻状態」

御坂「ステイルさん、神裂さん、アニェーゼさん、シェリーさん、ルチアさん、ローラさん、騎士団長さん、キャリーサさん、レッサーさん、アックアさん、フィアンマ、ワシリーサさん、サーシャさん、番外個体、姫神さん、青がみさん、垣根さん、心理定規さん、エツァリ、麦野さん、絹旗さん。ざっと言えるだけでこれぐらいは死んでいる」

インデックス「―――!!!」

 私も息を飲んだ。多くの彼の友人が死んだことになる。

御坂「でも勝った。私はこの通りだし、一方通行も左足を失った。そして、多くの人が死んだ。だけど私たちは、死んだやつらを含めても誰も後悔しない」

 そして、御坂美琴は彼女に笑顔でいった。

御坂「やっと、あいつに追いついた。やっとあんたに追いつけた。みんなそう思っている」

 彼女は無言でうつむいた。

御坂「あのバカは自分を犠牲にした。あんたはあのバカの気持ちを理解していた。私たちはやっと、あのバカとあんたに追いつけたって思っているのよ」

 そういって、御坂美琴は彼女に抱きついた。


御坂「ありがとう」

 その言葉に対して、彼女はぼそっと言う。

インデックス「短髪……私はそんなことを言われる資格はないんだよ」

インデックス「私は短髪たちのように先に進む勇気もなかったんだよ。だから……」

846 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 02:01:02.04 ID:JfUVwpSs0


 そういう彼女を御坂美琴はさらに強く抱きしめる。

御坂「自分を責めないで。そんなんであのバカが喜ぶと思ってるの?」

 そういうと、彼女は御坂美琴の腕の中で号泣した。





???「スフィンクスが死んで60年、なんだよ。ね、スフィンクス」

 イギリス郊外の庭に設置された椅子に、年老いた修道女が座っている。

 私の主様、インデックスである。

 ん? お前は誰かって?

 私はスフィンクスである。

 最も、私は彼と一緒にいたスフィンクスの十代後の子孫なのだが、私の主様は生まれる子猫皆にスフィンクスと名付け、私たちは父母からこの老修道女の過去を聞いて、彼女の心の拠り所となっているのだ。

インデックス「スフィンクス、とうまにあいたいよ……」

 そういって、私はこの老女にぎゅっと抱きしめられる。

 これは私の父母もされていたこと。

 彼女は『スフィンクス』と言う存在に、かつて彼女が愛した、いや、今も愛している少年と過ごした日々を思い出しているのだろう。

???「インデックスのおばぁちゃーん! 遊びに来たよ!」

インデックス「あ、久しぶりなんだよ、麻琴!」

 とととと、という足音をさせてくるのは麻琴という女子大学生。

 私の主様の友人で、昨年死亡した御坂美琴の孫だ。

???「はっ、まぁだげンきかぁ」

インデックス「うん、元気なんだよ、自由通行」

 黒いスーツに身を固めた、自由通行と呼ばれた少年は頭を掻きながら答える。

自由通行「そうかぁ、うちのじじぃもばばぁもぁンたの事心配してンぞ」

インデックス「一方通行も打ち止めも元気?」

自由通行「ぁぁ、げンきもげンき。この間も二人でゆぅぇンちにぃってたぜ」

インデックス「はは、あの二人らしいかも」

847 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 02:01:52.55 ID:JfUVwpSs0
この『自由通行』という少年は一方通行と打ち止めの孫だ。

 新たにつくりかえられた学園都市で、この二人は今現在の現役最高峰である。

インデクス「で、ふたりは何でここまできたのかな?」

 私の主様がそう聞くと、麻琴が答える。

麻琴「今から二人で学会に行ってくるんです。って、もう時間!? いくよ、自由通行! それでは、おばあちゃん! また今度!」

自由通行「ぉぃ、待て! ひっぱンじゃねェぞ、このさンしたがぁ!」

 そう言いながら、ふたりは大学の方へと走っていった。

 それを見て、私の主様は微笑みながら言う。

インデックス「あはは、なんか懐かしい感じがするんだよ」

 そういって、私の主様はお茶をのみ、ぼそっと言う。



インデックス「とうま、これがあなたが守りたかった世界なんだよね。私は、とりあえず頑張って生きてみているよ」


 そして、目からうっすらと涙を流しながら老修道女は言葉を紡ぐ。


インデックス「だから、死んだら迎えに来てね」

 その言葉を聞いて、私は父母から伝聞でしか聞いたことがない『上条当麻』の
ことを考える。

 そして私は思うのだった。

『上条当麻、あんたが生きていないことを私は恨む』

 本当に、猫の私から見ておこの世界は理不尽だ。

 こんな優しい私の主様を泣かせるのだから。



   FIN

これにて本編終了です。思う存分罵って下さい。
848 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 02:17:19.69 ID:my3LgNRao


ただ、もうちょい人をしぼった方がよかったかも
849 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 02:24:05.19 ID:dYQl9kUao


おおう…と思いながら読んでたのに自由通行で吹いた
850 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 02:26:10.67 ID:P8YRI7ZDO
乙でしたー
感動だったけどハイブリッド連合には一体どうツッコめばいいのやらww
851 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 02:47:38.45 ID:CN08Kr6Mo
ダメだ自由通行の読み方が気になって話の内容がとんだ
852 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 02:55:51.37 ID:o/aNuj2oo
フリーウェイとかアウトバーンだろうか?>自由通行
853 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 10:39:05.08 ID:JfUVwpSs0

 スフィンクス『私の二人の主』の蛇足編です


 御坂麻琴と自由通行(フリーパス)はロンドンのとある大学の中に入っていった。

???「やぁ、遅かったね。自由通行に電磁操作(コントローラー)。私は待ちくたびれた故」

自由通行「ぁぁ? がきンときから世話になったばばぁンところにぃってただけだぁ」

麻琴「全く、死後否定(デッドキャンセル)。貴方はあいも変わらずうるさいのね」

死後否定「ふん、祖父である冥途返しからの教訓故。『医者たるもの時間を厳守せよ』と幼い頃から言われている故」

自由通行「はぁン、故故ぅっさぃンですけど?」

死後否定「自覚はある故」

そう言いながら御坂麻琴、自由通行、死後否定の三人は大学の広い敷地内を歩く。

 彼らの目的は、とある大学医学部の最深部にある『眠った男』のところにいくことである。

麻琴「それにしても、本当に『あの人』は生き返るの」

死後否定「ああ、生き返る故。君の電磁操作は生体電気を操る電磁系統最強の能力、自由通行はそこにある障害物を無視してあらゆる物質を自由自在にベクトルをもたせて飛ばす透過系最強の能力故」

死後否定「祖父たる冥土返しと父たる生命維持(ライフキーパー)は待っていた故。麻琴、君の父親たる御坂幻の能力をもってしても、自由通行の父親たる通行止め(ストップ)を持ってしても、父をも超えた最強の陰陽師、土御門舞春を持ってしても、彼を生き返らせることは叶わなかった故」

 死後否定はそう言いながらも顔が緩んでいた。

 死後さえも否定すると言われた空前絶後の名医、死後否定は父祖三代にわたる患者を救えるという喜びに満ち満ちていたのである。

自由通行「でよぅ、この事実はいったぃ誰が知ってンだ?」

死後否定「決まっているゆえ。インデックス以外の『彼』の関係者は全員知っている故。君の祖父たる一方通行と、麻琴の祖母たる御坂美琴の意志により、彼女に下手なる希望を持たせるなと厳命された故」
854 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 10:40:37.86 ID:JfUVwpSs0

 そう言いながら、死後否定は祖父譲りのカエル顔をにやけさせる。

 ソフト父の墓前に、これでやっといい報告ができる。彼はそう思った。

死後否定「ここ故」

 三人はとある大学医学部の最深部に着いた。

麻琴「これが『最強のお人好し』、『世界を守り抜いた男』、『縁を繋いだ男』って言われたあの人?」

自由通行「ぁぁん? じじぃの話と違ぅじゃぁねーか。じじぃの話聴いてるとにンげン離れした活躍してる気がするンですけど?」

死後否定「はは、君の祖父たる一方通行は『彼』を心の底から尊敬していた故」

 死後否定はそう言いながら彼の患者を見る。



『幻想殺し』


 上条当麻は、そこに在りし日のまま横たわっていた。

麻琴「不思議なこともあるのね。北極海の海底で三十年間冬眠し続けていたなんて」

自由通行「ぁぁ、こいつ実はにンげンの皮被ったクマムシなンじゃぁねぇの?」

麻琴&死後否定「ぶふっ!」

 自由通行が言った冗談にふたりは吹いた。

 ここで少し話は横道にそれる。

 三十年前に上条当麻を北極海の海底で見つけたのは、浜面仕上だった。

 彼はアレイスターとの戦いで生き残った人間であるのだが、同時に彼は罪の意識に苛まれていた。

 本来死んでいるはずなのは自分だった。

 なのに、自分がアレイスターに殺されそうになったとき、二人の人間が浜面とアレイスターの間に立ちふさがった。

 麦野沈利と絹旗最愛である。

 彼が戸惑っていると、麦野沈利は笑顔で言った。

麦野「浜面、滝壷を幸せにしてやりな」

 絹旗最愛ははにかみながら言った。

絹旗「滝壺さんを超幸せにしてください。超化けて出ますよ」

浜面「――――!」

 浜面は声にならない叫びを上げた――と同時に、彼の体は結標淡稀によって座標移動された。

 あとで分かったのだが、麦野沈利が結標に頼んだらしい。

 結局、浜面を逃したあとに麦野と絹旗は死に、彼女たちが稼いだ時間を無駄にしないように、とレッサーと言う少女が命を散らし、初春と戦いの途中で現れた風斬が命がけで隙を作り、そこに一方通行と御坂美琴が止めを刺したのだった。

855 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 10:41:22.16 ID:JfUVwpSs0
 戦争後、浜面は泣いた。彼の恋人であり、後に伴侶となる滝壷も、何とも言えない顔で浜面を見ていた。

 彼女も泣きたかった。

 だけど、浜面はそれ以上に心を痛めていた。

 だから泣けない。

 滝壷に今できることはたったひとつ。

 彼の涙を受け入れることだった。

 そして、二人の月日も流れ、滝壷理后が浜面理后となり、彼らが良き父と母になったとき、浜面仕上は言った。

浜面「そうだ――あの馬鹿の死体を探してやろう」

 唐突に言ったにもかかわらず、彼女の妻は驚かなった。

滝壷「いってらっしゃい。そんな仕上げを応援している」

浜面「ありがとう、理后。沈利と最愛と不連雫と利徳と仕立は頼んだ」

 彼は娘三人に、嘗てのアイテムの死んだメンバーの名前をつけた。彼の妻もそれに賛成してくれた。

浜面フレメア「にゃあ、不連雫の世話は任せるのにゃ」

 そういう金髪の少女は、二人の養子となったフレンダの妹である。
856 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 10:42:14.92 ID:JfUVwpSs0

 そうして、浜面は北極海に潜り、上条当麻を発見した。

 彼はこれでやっとみんなが報われる。そう思ったと後に語る。

 そうして舞台は再びイギリスのとある大学に戻る。

死後否定「さて、準備はいい故? 学園都市レベル6のお二人さん故」

麻琴「わかってるっての。とりあえず、生体電気をぶち込んで、一人前の人間い仕立て上げればいいんでしょう?」

 御坂麻琴。学園都市に二人しかいないレベル6と謳われる彼女の能力は電磁操作。

 ありとあらゆる生物の生体電流を操作し、操作から筋力強化まで幅広く行える最強の電気使い。

自由通行「はン。わかってるっての」

 自由通行。祖父の一方通行の才能を色濃く受け継ぎ、物体透過とベクトルの能力を持ち合わせたもう一人のレベル6。

死後否定「もう一度確認で言う故。上条当麻は実質死んでいる故。しかし、適切な生体電流を流し、的確な位置にベクトルを与えて、適当な物質を与えたら生き返ることが祖父の研究で分かった故。二人とも――――覚悟は良いゆえか?」

 学園都市最強のふたりは同時に言う。

麻琴「もちろん!」
自由通行「もちろン!」

 そうして、死した英雄に命を与える戦いが始まった。

857 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 10:43:01.16 ID:JfUVwpSs0


 私の名前はスフィンクス。

 私の主様はいま泣いている。

 理由は簡単だ。

インデックス「……グスッ……とうまぁ……」

 彼女は一日に三時間はこうやって泣いている。

 私を抱きながら泣いている。

 父祖から聞いた話では、この60年間彼女はずっとこうやって泣いているらしい。

 三年前にイギリスに遊びに来た『御坂美琴』と言う、隻眼隻腕の老女がこっそりと、『あいつの時間は止まったまんまじゃない』と涙ぐみながら言っていたのを思い出す。

 まさにその通りだ。

 彼女の人生は六十年間、止まったままだ。

インデックス「……グスッ……とうまぁ……」

 私がネコであることが悔やまれる。いや、私が上条当麻でないことが悔やまれる。

 彼女に拾われた初代スフィンクスから、私たちスフィンクス一族はこの心優しい老修道女を慰める事しかできないのだから。




インデックス「とうまぁ、だいすきだよ……」





 涙を流しながら彼女は言う。

 六十年間、彼女はたった一人の少年を愛し続けている。


  ピーンポーン。

 チャイムが鳴る。

 私の主様を訪ねるのは誰なのだろうか?

インデックス「グスッ……誰なのかな?」

 私の主様が立ち上がり、涙を吹く。

 そして、彼女はドアを開ける。
858 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 10:43:56.33 ID:JfUVwpSs0

















上条当麻「よ、インデックス」













インデックス「え?」

 直後、私の主様は倒れたのだった。

859 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 10:44:51.40 ID:JfUVwpSs0

上条『おーい、インデックス! 朝ごはんだぞ!』

インデックス『とうま、またもやしー?』

上条『うう、しかたがないのですよ。上条さんは貧乏なのですことよ』

インデックス『うー、でも仕方がないかも。今日はもやしで我慢するんだよ!』

上条『そうしてくれるとありがたい』

インデックス『スフィンクスー、おいでー!』

スフィンクス『にゃー』

上条『それじゃあ』

インデックス『いただきますなんだよ!』




 ああ、これは戻らない夢。私ととうまが幸せだった時。

 なんでこんな夢を見るんだろう?

 とうま……だいすきだよ。



860 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 10:45:49.45 ID:JfUVwpSs0


インデックス「とうまっ!」

 私は私が一番好きな人の名前を呼んで目を覚ます。

 夢だ。やっぱりあれは夢で、とうまはもう死んでるんだ。

インデックス「……グスッ……とうまぁ……」

 私はまた泣きだす。

 とうまが死んでからずっとだ。

 泣かなかった日がない。

上条「インデックス、どうしたんだ?」

 私はその声に驚いて横を見る。

インデックス「とうま……幻覚?」

 ありえない。なんで私の横にとうまが当たり前のように座っているんだろう。

 そうか、私は死ぬ前なのか。

 そう思ってると、当麻の幻覚がしゃべり始める。



上条「いいぜ、インデックス! てめぇが俺のことを幻覚だと思っているなら――――まずはその巫山戯た幻想をブチ[ピーーー]!」



インデックス「え……本物なのかな?」

 私は夢見心地で目の前の少年を見る。

 彼はにっこりと笑って言った。

上条「あたりまえだ。上条さんはこの世に一人しかいないっての」

 そういって彼は私の頭をなでる。

 あたたかい――――間違いなく彼だ。

インデックス「とうま――本物?」

上条「ああ、当たり前だ」

 その直後、私の視界は涙で濡れる。

861 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 10:46:47.41 ID:JfUVwpSs0

 全く、何と言う英雄譚か。

 それが私、スフィンクスの意見だった。

 六十年待ち続けた少女は、これでやっと報われた。

 私は、わたしの 父祖を代表して言いたい。


    ありがとう、上条当麻


 私は、私の二人の主様を誇りに思っている。



862 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 10:47:45.07 ID:JfUVwpSs0


 そうして時は巡り60年後。

 学園都市郊外にある墓地に一人の老人がいた。

 彼の職業は墓守である。

 肩に一匹の猫を載せたうに頭の老人は『Index-Librorum-Prohibitorum』と書かれた墓の横に座り、晴れ渡る空を見てこういうのだった。


「インデックス、空が綺麗だぞ――もうすぐそっちに行ける」


 うに頭の老人は、横の墓に眠る自分を60年間待っていてくれた女性のことを思い出して涙を流したのだった。


  END

 これで完全終了です♪
 思う存分罵って下さい!
863 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 11:26:33.26 ID:eyYJ/H3bo
とりあえず乙
でも佐天いれるぐらいなら先にデコや合法ロリいれてやろうぜ
864 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 11:47:14.77 ID:YilLSwhKo
どうでもいいが、滝壷じゃなくて滝壺ね
865 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 11:58:11.69 ID:OEDljgfDO
フレメアの語尾が「〜。にゃあ」じゃないと軽く違和感
866 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 14:00:24.80 ID:GvZu2E7Io
乙でした

…漢字四文字のセンスはちょっとアレだな
フリーパスで申し訳ないけど吹いた
867 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 14:38:19.86 ID:/B9EtIfAO
ソフト父にワロタ
868 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 14:44:57.08 ID:my3LgNRao


アイデアは面白いけど、細かいミスが多過ぎて気になったかな。
説明もふわっとした解説ならいらないと思う。
869 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 16:01:21.48 ID:x02Q3htDO

引いた視点からの一人称が雰囲気出してていいな

土御門(父)は晴れて義妹と結ばれたのか
870 :インデックス大好き :2011/12/14(水) 16:16:28.50 ID:JfUVwpSs0
今回が初投稿なのです。ソフト父とかわけわからないミスは本当にすいませんでした。
ちなみに自由通行は僕の高校でなぜか一方通行のパロディキャラクターをつくろう、という文化祭企画で出来上がった謎の子です(笑)
読んでくださって有難う御座います!
871 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 16:23:49.74 ID:UQOcuVRn0
……痛い企画だな
872 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 16:24:23.45 ID:OEDljgfDO
投下以外では名前欄に何も書かない方がいいよ
あとageも投下時以外は避けた方がいいかも
873 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 17:57:36.56 ID:my3LgNRao
スレの性質上ageは別に問題ないけど、学校や文化祭とかリアル事情は言わない方がいい。
「自分語り乙」と言われる程度で済めばいいけど、個人を特定するような人もいるから危険だよ。


それはそうと、座標通行と未元定規のどたばたギャグならどっちが需要ある?
874 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 18:06:40.36 ID:sRcxNyG/o
未元定規読みたいです
凄く読みたいです
875 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 18:13:32.78 ID:/B9EtIfAO
座標定規が読みたい
876 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 18:19:18.69 ID:dYQl9kUao
これは両方書けという天の思し召し
877 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 19:55:13.35 ID:znh6+Ucio
需要ある?()なんて言ってるヤツがまだいるとは思わなかった
878 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 20:17:36.54 ID:Y97qyFW6o
なんでいちいち煽るのだろうか
879 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 20:31:08.10 ID:my3LgNRao
時間がなく一本しか書けそうにないからどちらが多くの人に楽しんで貰えるかなと思って聞いたけど、不快に思う人がいたらごめん。
需要気にせず冥土通行とか好きなの書くことにする。
880 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 20:31:50.99 ID:KiF30sIb0
早く座標通行書けよ
881 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 20:35:49.14 ID:MXmaw7ESo
聞いたんなら座標通行にしろよ
882 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 20:43:57.97 ID:LCUPncsDO
ごめん、冥土通行凄く読みたい。
883 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 20:53:32.36 ID:OEDljgfDO
聞いたんなら聞いたものにしろよ
聞いた意味が無くなるだろ
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/14(水) 20:54:27.66 ID:ZLHG81ajo
聞いたら不快に思う人がいたから止めたんだろ?
意味あるじゃないか
885 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 21:42:31.83 ID:d7PlD3Vm0
冥土通行ってあれか、喋らなくていいの続編か?
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/12/14(水) 21:44:55.29 ID:4s0Acaw6o
百合子なのかそうでないのか、それが問題だ
887 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 22:02:05.68 ID:OEDljgfDO
百合子の百合って語呂良くね?
888 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 22:16:28.19 ID:ckCh7bPKo
百合百合子か
889 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/14(水) 23:19:36.91 ID:my3LgNRao
>>885
別人


冥土通行でニレス貰います。
890 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 23:20:25.04 ID:my3LgNRao
『ちょっと用事で一時間ほど留守にするから、店番を任せてもいいかしら?』

『はァ? 普通は研修初日の奴に店番なンか任せねェだろ』

『だって鈴科君は飲み込み早いし、大能力者から見れば店のお金なんか端金でしょ?』

『まァそうだけどよ……』

『何より黄泉川さんの紹介だしね。期待してるぞ少年ー』


「はァ……なンで俺がこんなことしねェといけないンだよ」

一方通行は研修初日から早くも後悔していた。
それもこれも先週、黄泉川に『打ち止めも春から小学生だしお前も外に出るじゃん』と言われ復学か就職かの選択肢を与えられたからだ。
気乗りはしなかったが暗部解体後やることがなく、無趣味で缶コーヒータワーを作るか公園の砂場に復活した垣根を埋めるしか暇つぶし手段がないのに加え、学生となる打ち止めの教育にも宜しくないので承諾した。
彼に指導できる人材や彼を満足させる実験施設がないのに加え、勝手に振り込まれる学園都市の汚れた金で打ち止めを育てたくないと言う願望もあり、就職を選ぶことになる。

(同じ学区だから通勤時間が短かいのはいいが、やっぱり面倒くせェ……)

当初は研究員になると思っていたが『研究所だと一日中部屋に篭るだろ?』と狙いを看破され彼女の友人が経営する本屋を紹介された。
ちなみに『第一位の一方通行』では不必要なトラブルが起こると考え、『念動力の大能力者』鈴科として働いている。
891 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/14(水) 23:20:55.55 ID:my3LgNRao
「これ先月の週刊誌じゃねェか。なンで一ヶ月前の雑誌が並んでるンだよ」

ボヤきながら雑誌コーナーを整理していた彼だが『ピンポーン』と音と共に成人向けコーナーからの呼び出し音がなり、嫌々ながらレジに向かった。

「おや? 久し振りだね?」

「あァ? チッ、何の用だ」

「本屋で本を買う以外にすることは余りないと思うね?」

「へェへェ、とっとと出しやがれ」

「とりあえずその棚の上一列を全部だね?」

「はァ? 棚一列っておい」

冥土帰しが指差したのは一列で百冊は入る大型の成人向けコミック棚であった。

「だって僕には需要があるからね? 量が多いから配達を頼むね?」

「ン、あァ患者に必要な物か。病院名義でいいか?」

「いいや? 僕個人用だけどね?」

「あァ? 一列ってオマエ、百冊近くあるぞ!?」

「僕を誰だと思っている?」

「下らねェことでキメ顔作ってンじゃねェよ!」
892 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/15(木) 02:05:25.29 ID:BiY0k3ASo
おつ
893 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/15(木) 02:49:47.29 ID:83q3sUAQo
乙…オチは?
894 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/15(木) 09:58:09.98 ID:0ZxpRkIDO
おとしどころがないな
895 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/15(木) 19:22:20.68 ID:6q81emWpo
新刊読んだらバードウェイを書きたい衝動が抑えられなかった。
という訳でバードウェイと一方さんのSSを投下。

一応新約3巻のネタバレも含まれているようなきがするので、未読の方はご注意を。
896 :とってもたよりになる ばーどうぇい! [saga]:2011/12/15(木) 19:23:28.19 ID:6q81emWpo

【成田空港】


――カツ、カツ、カツ、カツ…

一方「……出立までまだ時間あンな。どっかで時間潰すか。バードウェイの奴はまだ来て――」

バードウェイ「だから! 私は迷子ではないと言っているだろう!!」

警備員「うんうん、分かったっから、うん。大丈夫だよー、迷子なんて別に恥ずかしいことじゃないんだからー。
   成田は大人だってたまに迷うからね。だから、お嬢ちゃんのお母さんか、お父さんの名前教えてくれるかなー?」


一方「…………」


バードウェイ「父も母もここには居ない! 私一人だ!!」

警備員「一人? うーんという事は……ひょっとして家出?」ジトー

バードウェイ「は?」

警備員「ちょーっと詰所まで来てくれるかなー? 大丈夫だよ、怖くないからー」ガシッ

バードウェイ「な、何の権限があってそんなことを……パスポートも先ほど提示しただろう!!
       連行されるような謂れなど無い! 貴様いい加減に――」



897 :とってもたよりになる ばーどうぇい! [saga]:2011/12/15(木) 19:24:18.58 ID:6q81emWpo


一方「あのォ、すンませン……」

警備員「うん?」

バードウェイ「ッ!! あ、そ、そうだ、こいつだ! こいつが私の保護者だ!!」

一方(……流石にプライドを捨てやがったな)

警備員「君が? お兄さんかなんか?」

一方「はい、まァ……ソンナモンデス……」

警備員「駄目だよ、こんな小さい子一人にしちゃ。最近色々と物騒なんだからー」

バードウェイ「誰が小さモガッ!?」

一方「(黙れ馬鹿ガキ……)はい、すいませン……。ご迷惑を、お掛けしましたァ……」

警備員「お嬢ちゃんもね。もうお兄ちゃんからはぐれたらダメだよー?」

バードウェイ「もががもごぐがも!」ジタバタ!


      ▽


898 :とってもたよりになる ばーどうぇい! [saga]:2011/12/15(木) 19:24:59.99 ID:6q81emWpo


一方「あのォ、すンませン……」

警備員「うん?」

バードウェイ「ッ!! あ、そ、そうだ、こいつだ! こいつが私の保護者だ!!」

一方(……流石にプライドを捨てやがったな)

警備員「君が? お兄さんかなんか?」

一方「はい、まァ……ソンナモンデス……」

警備員「駄目だよ、こんな小さい子一人にしちゃ。最近色々と物騒なんだからー」

バードウェイ「誰が小さモガッ!?」

一方「(黙れ馬鹿ガキ……)はい、すいませン……。ご迷惑を、お掛けしましたァ……」

警備員「お嬢ちゃんもね。もうお兄ちゃんからはぐれたらダメだよー?」

バードウェイ「もががもごぐがも!」ジタバタ!


      ▽


899 :とってもたよりになる ばーどうぇい! [saga]:2011/12/15(木) 19:26:14.17 ID:6q81emWpo


一方「…………何やってンだオマエは」

バードウェイ「ウルサイな、私は普通に空港をブラブラしていただけだ……。
       それをあの警備員め……」

一方「ガキが一人で彷徨いてりゃ、怪しむのは当たり前だろォが。
   マークとかいうオマエの保護者は何処行ったンだよ」

バードウェイ「誰が誰の保護者だ。言っておくが、ヤツなど単なる部下の一人で」

一方「あァー、わァったわァった。で、その部下共はどこ行きやがった」

バードウェイ「一足先にハワイに向かっているよ。色々と準備があるんでね。
       ここに居るのは、君と私の二人だけだ」

一方「はァ?」

バードウェイ「さて、飛行機が出るまでまだ時間がある。どこかで時間でも潰そうじゃないか。
       ああ、そうだ。ひよこ饅頭とやらがどこで売っているか知らないか? 妹に土産を頼まれてしまってね」スタスタスタ…

一方(……嫌な予感しかしねェ)


900 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/12/15(木) 19:27:21.88 ID:6q81emWpo

【新ホノルル国際空港行き機内】


バードウェイ「やれやれ、やっと出発か。面倒なものだね、出国手続きというものも」

一方「オマエの妙な道具が検査に引っかかったせいだろォが」

バードウェイ「魔術礼装だ。いつもならマークが事前に上手いことやってくれるんだが……。
       ああ、私の荷物も棚にあげてくれ。手が届かない」

一方「何時から俺は小間使いになったンだ……」グチグチ…


      ▽


バードウェイ「さて、到着までは七時間ほどだったか。
       向こうについてからは忙しくなる。それまでゆっくり英気を養おうじゃないか」ゴソゴソ…ピッ

一方「……オイ、何してやがる」

バードウェイ「うん? 日本で買った新作ゲームだが。
       ちょうど今日が発売日でね。空港に来る前に買ってきたのだよ」


901 :とってもたよりになる ばーどうぇい! [saga]:2011/12/15(木) 19:28:17.55 ID:6q81emWpo


一方「ンな事胸はって言ってンじゃねェ」ヒョイ

バードウェイ「な、何をする貴様、それは私の3DSだぞ!
       いくら自分もやりたいからといって、子供から取り上げるなど恥ずかしいとは思わないのか!」

一方「機内アナウンス聞いてねェのかオマエは! 離陸直後に電子機器使うンじゃねェ!」

バードウェイ「クッ、マークと同じ事を言いおって……。私一人が使った所で悪影響などあるものかッ。
       バレなければどうということは……」

一方「それ以上ゴネやがったら、ゲーム機ごと握りつぶすぞ」

バードウェイ「うぐぐぐ……なんて横暴な奴だ……。
       マークが居ないから、一日一時間の制限を解除して好きなだけ遊べると思ったのに……」

一方「オマエ、さてはそのために、部下ども先に行かせやがったな……」

バードウェイ「…………な、何のことかな」キョドキョド

一方「……(マークって野郎も、苦労してンだろォなァ……)」


      ▽

902 :とってもたよりになる ばーどうぇい! [saga]:2011/12/15(木) 19:29:14.17 ID:6q81emWpo

――ポーン♪

バードウェイ「そら、シートベルト着用のランプが消えたぞ。
       もうゲームしても構わんのだろう、さっさと返せ。ハリーハリーハリー」バシバシバシ!

一方「叩くンじゃねェ、鬱陶しい……。ほらよ」

バードウェイ「まったく……傷でも付けていないだろうな……」グチグチ


――ピコピコ、ピコピコ…


添乗員「失礼致します。お飲み物のサービスはいかが致しますか?」ガラガラガラ

一方「あァ? あー……オイ、バードウェイ。オマエはどうする」

バードウェイ「シンデレラを」ピコピコ

添乗員「はい?」

バードウェイ「シンデレラだよ、知らないのかね。至高のノンアルコールカクテぶっ!」

一方「リンゴジュースでいい。あとこっちはコーヒ」

添乗員「は、はぁ。かしこまりました……」



903 :とってもたよりになる ばーどうぇい! [saga]:2011/12/15(木) 19:30:25.24 ID:6q81emWpo

――コト、コト

添乗員「失礼致します」ペコリ


バードウェイ「き、貴様……おもいっきり鼻をぶっ叩いたな……」プルプルプル…

一方「知るかよ」ズズズー…


      ▽


――ピコピコ、ピコピコ…

――ピコピコ…

――ピコ…


バードウェイ「…………一方通行」

一方「あン?」

バードウェイ「……なんか……ぎぼちわるいんだが……」

一方「はァ!?」

バードウェイ「吐ぎぞう……」ウプ…

一方「酔いやがったな!? ずっとゲームなンぞやってるからだこの馬鹿が!
   取り敢えず便所行って来い!!」

バードウェイ「ぜ、ゼーブ、じでがら……」

一方「やってる場合かァァァあ!!!」


――(検☆閲)――


904 :とってもたよりになる ばーどうぇい! [saga]:2011/12/15(木) 19:31:32.07 ID:6q81emWpo

バードウェイ「ううぅ……」

一方「気分はどォだ?」

バードウェイ「むねがむかむかする……」

一方「酔い止めの薬貰って来てやったから飲ンどけ」

バードウェイ「え゛?」

一方「オラ、水だ」

バードウェイ「おや、トイレで盛大に(ピー)たからか、随分と楽になったぞ。いやー良かった良かった」

一方「顔色、真っ青なまンまだぞ」

バードウェイ「…………」

一方「……飲め」

バードウェイ「やだ」


――ガシッ


一方「い い か ら 飲めやァァァあッ」グググググ!

バードウェイ「うぎぎぎぎぎぎぃぃぃぃい!!」ググググググ!!


      ▽


905 :とってもたよりになる ばーどうぇい! [saga]:2011/12/15(木) 19:32:29.75 ID:6q81emWpo

バードウェイ「む、電気が消えたな」

一方「消灯だろ。オマエももう寝とけよ、時差ボケで辛くなんンぞ……」ゴソゴソ


――ポチッ


一方「……オイ、寝ろっつたのになンで座席のライトをつけやがる」

バードウェイ「ふっ、これだから平和ボケした日本人は困る。
       なにも見えぬ暗闇の中で安穏と寝入るなど愚の骨頂だ。私はいつ急な夜襲が来ても対応できるよう――」

一方「オマエ、マジで暗いと寝らンねェの? その年で?」

バードウェイ「夜襲に対応するためだと言っているッ」

一方「あァ、そう。もうなンでもいいわ……。とにかく、寝とけよ」

バードウェイ「フン。言われるまでもない……」

一方「…………」

バードウェイ「…………」

一方「…………」

バードウェイ「…………」

一方「…………」


906 :とってもたよりになる ばーどうぇい! [saga]:2011/12/15(木) 19:33:43.56 ID:6q81emWpo

バードウェイ「……一方通行?」ボソボソ

一方「…………」

バードウェイ「…………寝たか?」ボソボソ

一方「…………」

バードウェイ「…………」コソコソ…


――ガシッ


バードウェイ「あ゛」

一方「……そンなにゲーム機をスクラップにして欲しいのか?」

バードウェイ「すいませんもう寝ますごめんなさい」

一方「ったく……」ゴロン

バードウェイ「くそぅ……」ゴロン


………………………………

………………

……


907 :とってもたよりになる ばーどうぇい! [saga]:2011/12/15(木) 19:34:37.16 ID:6q81emWpo

バードウェイ「くかー……すぴー……」zzz…

一方(やっと寝やがったか……。ったく、性懲りもなく何度もゲームしようとしやがって)ハァ…

一方(俺もさっさと寝ねェと……)


――ガスッ!!


一方「ぐおッ! テメェなにしやが――ん?」

バードウェイ「……むにゃむにゃ…………」zzz…

一方(…………寝てる?)

一方「……たまたま、か?」ゴロン


バードウェイ「うーんうーん……うさぎ……撲滅……!!」


――ドガシィッ!!


一方「ぶほぉ!! な、なンで足が……ってどンな寝相してンだよ……!?」

バードウェイ(逆さま)「くひ……くひひひ……忌まわしき、過去よ……沈め、うさたんパンツ……」zzz…


――ガスッ! ゴスッ!! ゲシゲシッ!!


一方「痛ッ! 誰がウサギだちょ、おま、いい加減に……つーか今現在もイチゴ柄じゃねェかグホッ!
    ああもォ何なンだよコイツはよォォお!!」


乗客’S(((うるせえなぁ……)))


………………………………

………………

……


908 :とってもたよりになる ばーどうぇい! [saga]:2011/12/15(木) 19:35:44.31 ID:6q81emWpo

【新ホノルル国際空港 カフェ・シンプルココナッツ店内】


一方(クソッタレ……結局殆ど寝れてねェ……)グッタリ…

バードウェイ「おや、顔色が良くないな」

一方「うるせェ……」

バードウェイ「機内ではよく寝られなかったのかね。見た目通り、繊細なことだ」カチャ…

――ズズズ…

バードウェイ「……予想はしていたが、とんでもない甘さだな。マラソン選手の給水専用ドリンクです言われても違和感のないカロリーだぞ」

一方「(マジねみィ……)……色見りゃ分かンだろ真っ白じゃねェか。ついでに店の名前も声に出して読ンでみろ」

バードウェイ「声が丸いな」

一方「あン?」

バードウェイ「ガキの扱いに手馴れているようだが、私に対してモードを切り替える必要はないぞ」
     _, ._
一方「(;゚ Д゚)……」

バードウェイ「エスコートなら淑女として扱ってもらえると助かるね。主に個人的なプライドの問題で」キリッ

一方(え、なに言ってンのこいつ……)


      −完−



909 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/15(木) 19:36:46.98 ID:6q81emWpo
以上でっす。
失礼致しました。
910 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/15(木) 19:37:33.42 ID:6gVdeIbAO

もはやバードウェイじゃないな。だが可愛いから許す
911 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/15(木) 21:01:09.78 ID:iPCxLWVK0
そうか、あのシーンの前にはそんなことがあったのか
912 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/15(木) 21:02:25.12 ID:kT+AVMr5o
えっ何これ超萌える
全力で乙!
913 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/15(木) 21:07:07.80 ID:o8ANBXjSO


バードウェイのイチゴ柄のパンツくんかくんかしたい
914 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/15(木) 21:07:25.93 ID:rX9speNM0
乙です!
もうこの子一人でいいよな。ロリだし頼りになるし。
915 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/15(木) 21:11:46.98 ID:6gVdeIbAO
思ったんだけど一方通行って海に触れて海流操作すれば風より強いんじゃね?
916 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/15(木) 21:13:51.03 ID:NvS5iua/0
バードウェイ通行いいペアだよな
917 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/15(木) 21:18:34.29 ID:NZBuijWRo
鳥道通行か
918 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/15(木) 23:04:51.46 ID:W6/JpniIo
さすが小さいガキに振り回されることに定評のある一方さんだww
919 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 00:40:19.68 ID:eU5S+YHWo
鳥道通行いいなもっと読みたい
920 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:15:44.78 ID:YSXJ97mK0

 お目汚し失礼します。




 とある陰陽師の一週間


 注意。この作品はキャラが崩壊しています。なおかつとんでもなく平和です。さらにありえないカップリングが所々で発生しています。さらに土御門が大変な苦労人です。それではよろしくお願いします。

921 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:16:32.21 ID:YSXJ97mK0


土御門元春「で、なんでこんな状況になってるのかにゃー」

 上条当麻率いる上条勢力と共にアレイスターを倒し、当たり前の平和を手にした筈の土御門元春は目の前のありえない組み合わせを見て頭を抱えるのだった。

ステイル「そういわれてもなぁ」

御坂美琴「そういわれてもねぇ」

 彼の目の前にいるのは若干十四歳で既に天才とうたわれている魔術師と、学園都市最強の電撃使いの二人である。

 そして、この二人は直後、とんでもないことを同時に言うのだった。






ステイル「一応僕たちはカップルだし」
美琴「一応私たち付き合ってるし」






土御門元春「ありえないんだぜぃ!」

 彼のトレードマークであるグラサンがずり落ちる。

ステイル「いや、ありえないといわれても……」

美琴「ありえないって言われても……」

土御門元春「何がどうなってこうなったのか、この土御門さんに言ってみるんだぜい」

ステイル「わかった。それでは僕から話させてもらおう」

 ステイルは加えてあったタバコを灰皿にねじ込み、語りだす。

ステイル「あれは一か月前のことだった」




922 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:17:31.69 ID:YSXJ97mK0


とある学生寮。

インデックス「とうまとうまとうまー! 早くしないと置いていっちゃうかもなんだよ!」

上条当麻「あー、わかったからちょっと待て! 上条さんは今荷物をまとめている最中なのですよ!」

インデックス「わかったんだよー」

 上条当麻とインデックスは今現在彼氏彼女の関係である。

というのも、全てが終わった後にインデックスが周囲がどん引くぐらいに(建宮及びに神裂曰く『竜王の殺息よりも恐ろしい勢いでのアプローチ』。姫神曰く『あれで気がつかないなら。病気』)上条当麻に熱烈アタックを仕掛けたので、さすがの上条当麻もインデックスの思いに気がついた、という経緯がある。

 だが、ふたりは気がついていなかったのだ。

 彼らの住んでいる学生寮の近くの電柱に隠れる存在に。


???「あの白い暴食シスター[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]ころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス」


 そう、彼女こそ常盤台のレベル五『超電磁砲』である。

 全てが終わって、上条当麻に告白しようとした矢先に白い暴食シスターと上条当麻がひっついてしまったので、完全に御坂美琴はヤンデレになってしまったのだ。

 彼女と一緒の部屋である白井黒子は語る。

白井黒子『ええ、それはもうお姉さまの病み具合はえげつなかったのですの。あれはもはやレールガンではなくヤンデレールガンですの。一日中あの類人猿の名前をぶつくさと言いながらゲコタの人形をナイフで差す様は猟奇の一言ですの』

 というわけで、御坂美琴はインデックスの息の根を止めようとレールガンの準備をしつつ、電柱の陰から待ち伏せしていたのである。

美琴「ふふふ、このレールガンであの白いシスターの脳みそぼーん♪」

 そう言ったときであった。


???「インデックスを傷つけるだと?」

美琴「!!??」

 彼女が声に驚き振り向くと、二メートルはあろうかというタバコをふかした赤髪の大男が彼女の後ろに居た。

美琴「何者?」

 すると、赤紙の少年は堂々と名乗る
923 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:18:21.02 ID:YSXJ97mK0


???「僕の名はステイル=マグヌス。魔術師だ」

美琴「なるほど。思い出したわ。あんた、アレイスターを倒すとき、あいつを護衛していた魔術師ね」

ステイル「やれやれ、誰かと思えば常盤台の超電磁砲か。なんで君がインデックスの命を狙うのかな?」

 ステイルがそう言った瞬間、彼の横の気が破裂する。

ステイル「!?」

美琴「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい! あんたなんかに私の気持ちがわかるかああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 直後、御坂美琴の周りに電撃の嵐が巻きおこる。

ステイル「くっ! これはまずい! 一旦人気のないところまでっ!」

 そういってステイルは逃げる。

美琴「のがすかああああああああああああああっ!」

 御坂美琴はそれを追っていく。

インデックス「とうまとうまー! 早くしないととうまに噛みつくんだよー」

上条当麻「それだけはマジで止めてくれ!」

 すぐ近くでそんな争いが起こっているなど露知らず、上条当麻とインデックスはデートに行くのだった。


ステイル「くっ! ここなら全力で戦っても被害は少なそうだ」

 そういうと、ステイルは一気にルーンのカードを貼っていく。
924 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:19:20.21 ID:YSXJ97mK0


ステイル「世M界をT構築WするO五T大元F素のF一TつO、偉I大IなるG始OまIりのI炎OよF
そIれは生I命を育むB恵みの光Oにして、L邪A悪LをI罰するI裁きのA光OなりE
そIれは穏やIかな幸福を満Mたすと同時、H冷Aたき闇をI滅Iする凍Bえる不O幸なりD
そIのI名はN炎、FそIのI役はM剣S
顕I現Cせよ、R我が身Nを喰らBいて力とG為せP」
それは彼が守ると決めた少女のために作り上げた術。

ステイル「イノケンティウス!」

 現れる巨大な炎の巨人。直後、体中に電撃を帯びた狂獣が現れる。

美琴「[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]」

 ステイルの背筋が凍る。

ステイル「これは――まずい」




ステイル「というわけで付き合うことになった」

土御門「どういうわけなんだにゃーっ! 一体その邂逅のどこに惚れる要素が?」

 土御門が本気で突っ込むと、御坂が言うのだった。

美琴「殴りあったら愛情が生まれた」

ステイル「失恋者同士なんか愛情が生まれたんだ」

土御門「…………」

 土御門は本気で頭を抱えた。

土御門「で、今からお二人さんはどうするんだぜい」

ステイル「とりあえず今から美琴と二人で食事にでもいこうかと思ってね」

美琴「というわけで土御門さん、またね!」

 そういって手をつなぎながらステイルと御坂のふたりは喫茶店を出ていくのであった。

土御門「何がどうしてこうなったんだにゃー」

 土御門はわりと本気で頭を抱えることとなるのだった。


925 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:20:37.29 ID:YSXJ97mK0


次の日

???「あ、土御門ではないですか」

???「土御門さんですの!」

 義理の妹であり、恋人である土御門舞夏に何か買ってやろうかとおもい街をブラブラしていた土御門元春は、また珍しい組み合わせに出会うのだった。

土御門元春「むむ、ねいちんと黒子とはまた珍しい組み合わせなんだにゃー」

神裂「ちょうどよかったです。土御門、私たちの愚痴を聞きなさい」

黒子「ですの」

土御門「なんでなんだぜい!?」

 突然、聖人である神裂と風紀委員である白井黒子からそんなことを言われ、土御門は戸惑うのだった。

神裂「安心しなさい、土御門。パフェくらいならおごります」

土御門「おごりだったらのるんだぜい」

 土御門元春もたまには甘いものが食べたいのである。



土御門「で、愚痴ってなんなんだぜい」

 土御門は神裂から買ってもらったチョコレート味のパフェをもぐもぐと食べながら言う。

神裂「はい、それが……」

黒子「それがですの……」

926 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:21:27.57 ID:YSXJ97mK0

 イギリス、ロンドンのとあるカフェ。

神裂「ステイル、貴方最近彼女ができたらしいですね」

 イギリス清教の女子寮での噂『ステイルに彼女ができたらしい』の真偽を確かめるため、神裂はステイルに聞いてみたのだった。

 すると、ステイルは目を輝かせて神裂に言うのだった。

ステイル「聞いてくれよ、神裂。彼女は素晴らしい」



神裂「で、私は延々一時間御坂美琴のすばらしい点をステイルから聞かされたのです」

土御門「うわぁ、ねいちん。それは災難なんだにゃー」

黒子「次はわたくしですの」



美琴「ねぇ、黒子」

黒子「道下のですか、お姉さま」

美琴「イギリスの男性が喜ぶものって何かしら」

黒子「」ブクブク

美琴「できれば教えて欲しいんだけどって、黒子、泡吹いてどうしたの?」

黒子「いえ、なぜお姉さまがそんなものを知りたがるのかが気になっただけですの」

 すると、御坂は満面の笑みでこう言ったのだ。

美琴「それがね、私ステイルさんとお付き合いするようになったんです」

黒子「」

美琴「でね〜」



黒子「というわけで、私は三時間お姉さまからあの赤髪不良の良い点を延々きかされたのですの」

土御門元春「」

 土御門は二日連続で頭を抱えるのだった。

土御門元春「二人とも災難だったんだにゃー」

神裂「ええ、そうですよ」
黒子「そうなのですの」

 土御門はその後頭を抱えながら家に帰って、ベッドに潜り込んだあとに本来の目的を思い出すことになるのだった。

 ちなみにニュースで英国第三王女であるヴィリアンが失踪した、というのは華麗にスルーした。

927 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:22:15.60 ID:YSXJ97mK0



 神裂と黒子にあった次の日、土御門元春は再びブラブラしていた。

???「あって、土御門じゃん」

土御門元春「ん? げっ、黄泉川先生!?」

黄泉川「いやいや、別段今は取って食おうとはしてないじゃん。それよりもちょっと愚痴聞いて欲しいじゃん」

土御門元春「黄泉川先生も?」

黄泉川「そうなんじゃん。内の同居人二人がラブラブすぎて辛いんじゃん」




???「本当にお前は可愛いなァ」

???「わーい、あなたにそういわれてミサカはミサカはハイテンショーン!」

???「この雰囲気に耐えれないからミサカは出ていくね」

???「ちょっ、あんたが出ていったら行き遅れ二人であのラブラブオーラを味あわなきゃいけないじゃん!」

???「愛穂、自分のことを行き遅れって言わなくても……」

黄泉川「うっさいじゃん、桔梗! なら桔梗はあの一方通行と打ち止めのラブラブオーラに耐えれると思ってるんじゃん?」

芳川「いや、あれは無理ね」

番外個体「このラブラブチュッチュオーラに耐えれないからミサカはクロにゃんのところに避難してくる」

 そういって番外個体は黄泉川家近くにある黒夜海鳥の家へと避難するのだった。

芳川「うまく逃げたわね」

黄泉川「くっそ、あとでお仕置きじゃん」

 そうこうしている間にも、一方通行と打ち止めはいちゃついていた。

打ち止め「ミサカはミサカはあなたへの愛を全身で表現してみたり!」

一方通行「本当にお前は可愛いなァ」




黄泉川「というわけで、私は桔梗と二人であのバカップルのいちゃつきを強制で半日みさされたじゃん!」

土御門元春「は、はぁ(そんな一方通行見てみたいんだぜい)」


黄泉川「というわけでまた今度じゃん、土御門」

 そして、一通り愚痴を言うと黄泉川は帰っていくのだった。

土御門(ラブラブチュッチュな一方通行……アクセロリータなんなんだにゃー)


928 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:23:33.23 ID:YSXJ97mK0
 次の日、土御門元春はなんとなく街なかを歩いていた。

???「あ、土御門さん!」

 土御門が声の方向を振り向くと、花畑少女こと初春飾利が彼に話しかけてきた。

土御門元春「久しぶりなんなんだぜい」

初春「久しぶりです。ところでー、少しばかり愚痴を聞いてもらえますかね?」

土御門「ああ、いいんだぜい」

 そう言いながら、土御門はこっそり心の中で『なんで最近俺に愚痴を言うんだにゃー』なんて思っていたりする。

 で、初春に連れられて入った喫茶店での第一声が、

初春「垣根帝督って知ってますか」

土御門「」

 知っているも何も、学園都市第二位は上条当麻と心理定規の活躍により冷蔵庫から奇跡の復活を果たし、アレイスターとの最終決戦においては、上条当麻、一方通行、土御門元春、インデックス、フィアンマ、削板軍覇と共に行動して、上条当麻がアレイスターを倒す支えとなった中心人物である。

土御門「で、初春はいったい垣根とどんな関係なんだにゃー?」

 土御門が恐る恐る聞くと、初春は堂々と答える。

初春「メル友です」

土御門「」

 土御門は頭を抱えることとなった。

初春「それでですね、この間『相談がある』と言われて、喫茶店にいったんですよ」



初春「で、垣根さん。一体何の用事なんですか?」

 垣根に呼び出され、初春が垣根に問いただす。すると、垣根はとんでもないことを口走った。

垣根「心理定規が喜ぶものってなんだろう?」

初春「」

 初春はきょとんとした。

垣根「いや、俺って第二位でイケメンでメルヘンで冷蔵庫じゃん。だけどさあ、女が好むものってわからないんだよ」

初春「」

 初春は自分でイケメンとか(たしかにイケメンではあるが)メルヘンとか(たしかにメルヘンではあるが)冷蔵庫とか(たしかに上条たちに助けられるまでは冷蔵庫だったが)とかいう学園都市第二位の頭の中が心配になった。

初春「えっと、垣根さん自身では考えたんですか?」

垣根「ああ。唯、なんとなく違う気がしてな」

初春「なんなんですか? 一応垣根さんがどれくらい常識があるか知りたいですし」

 そうすると、垣根帝督はとんでもないことを言った。

929 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:24:21.78 ID:YSXJ97mK0


垣根「とりあえず自作のポエム百選」



初春「常識を知れええええええええっ!」

垣根「俺に常識は通用しねぇ」

初春「どや顔で言わないでください!」




初春「てことがあったんですよ」

土御門元春「学園都市には馬鹿ばっかりなんだにゃー」

初春「アレが第ニ位なら佐天さんでもなれそうな気がします」

土御門元春「とりあえずドンまいなんだにゃー」

初春「愚痴を聞いてくれてありがとうございました」

 そういって花畑少女、うい春はとととと駆け足で去っていった。

土御門元春「なんか煮え切らないんだにゃー」


930 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:24:57.70 ID:YSXJ97mK0
次の日。なんとなくシシカバブを食べたくなって土御門元春は外をブラブラしていた。

???「おっ、土御門じゃなねーか」

 誰かが土御門を読んだので、土御門は振り向く。

土御門元春「む、その声は馬面だぜい?」

浜面「ちげーよ、浜面だ」

 元スキルアウトのリーダーにして、アイテムの雑用係であり、滝壺理后の彼氏でもある。

土御門元春「お前もなんか相談があるんかにゃー?」

 そういうと、浜面は若干驚いた顔をして

浜面「おっ、よくわかったな」

 といった。

土御門元春「まぁ、不本意なんだが愚痴くらい聞いてやるんだぜい」

 土御門はそう言いながらベンチに座った。

浜面「サンキュー」

土御門元春「で、愚痴ってなんなんだぜい」

 土御門がそういうと、浜面は臆面もなく行った。


浜面「最近滝壺が可愛すぎてつらい」


土御門元春「そげぶ!」

浜面「あべしっ!」

 土御門は瞬時にキツい一撃を叩き込み、浜面を植え込みのなかに叩き込んだのだった。

土御門元春「リア充はそげぶされるべきなんだにゃー」

浜面「お前も……リア充……」

土御門元春「そげぶそげぶそげぶそげぶ!」

 そう言いながら土御門は何発か浜面を殴って黙らせた。

土御門元春「なんとなくやってみた。後悔はしていないんだぜい」

 そういって土御門は去っていった。

浜面「ひ……ひどすぎる」
931 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:25:26.39 ID:YSXJ97mK0
???「だいじょうぶ、そんなはまづらを応援している」

浜面「た、滝壺?」

滝壺「はまづらが殴られてる予感がしてきた」

浜面「そ、そうか」

滝壷「はまづら家まで運ぶよ」

浜面「ありがとうな、滝壷」

 その後、この二人はかなりいい雰囲気のまんま二人で歩いて行ったのである。

932 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:26:07.18 ID:YSXJ97mK0

次の日、土御門はワニの肉を食べたくなって適当に学園都市をブラブラしていた。

???「お、土御門元春じゃないか」

土御門元春「げっ! お前は」

???「げっ、お前は、はないだろう。この俺様に話しかけられたのだから光栄に思わなくてはいけないと思え」

土御門元春「この天然ナルシやろう、なんだぜい」

フィアンマ「ふん、貴様に相談事があるからわざわざローマから俺様直々にきてやったと言うのに」

土御門元春「暇なのかにゃー?」

フィアンマ「ああ、俺様は暇だ」

 土御門はまた頭を抱えるのだった。

土御門元春「まあ、いいんだぜい。相談くらいなら乗ってやるにゃー」

 そういって土御門はベンチに腰掛ける。

土御門元春「で、相談ってなんなんだにゃー?」

 すると、フィアンマはとんでもないことをさらっと言った。






フィアンマ「ヴェントと結婚することとなった」





土御門元春「」

フィアンマ「挙式は来月だ」

土御門元春「」

フィアンマ「仲人はローラ・スチュワートがやってくれるらしい」

土御門元春「何やってるんだ、うちの最大教主はあああああああああああああああああっ!」

フィアンマ「ちなみに、俺様とヴェントの偉大な式には学園都市からは上条当麻、インデックス、姫神、吹寄、小萌、災誤、青ピ、御坂美琴、白井黒子、初春、垣根、心理定規、一方通行、打ち止め、親船、番外個体、黄泉川、芳川、佐天、風斬、天井、モツ、浜面、滝壺、麦野、絹旗、フレ/ンダ、フレメア、海原(偽)、あわきん、海原(本物)、婚后、などを、イギリスからはステイル、神裂、五和、クワガタ、アニエーゼ部隊、オルソラ、洗濯機などを呼ぼうと俺様は思っている」

土御門元春「何がどうしてこうなったんだぜい」

フィアンマ「前教皇が結婚しろ結婚しろうるさかったんだ。まあ、ヴェントのことは嫌いじゃなかっしな」

土御門元春「細かいところはもう突っ込まないんだぜい。で、相談ってなんなんだにゃー」

フィアンマ「いや、記入洩れがないかの確認をして欲しくてな」

土御門元春「自分でやれええええええええええええええっ!」

 そうして土御門は頭を抱えたまま家に帰ることになったのだった。
933 :インデックス大好き :2011/12/16(金) 02:27:23.33 ID:YSXJ97mK0

 次の日、土御門元春はエロ本を買いたくなって街なかをブラブラしていた。

???「あっ! もとはるなんなんだよ!」

???「おっ、おーい! 土御門ーっ!」

 彼の知り合い二人の声を聞いて、土御門は声の方を向く。

土御門元春「おう、かみやんに禁書目録!」

上条「よっ」

土御門元春「かみやん達は何をしていたんだにゃー?」

上条「む、いまインデックスと一緒にバイキングに行ってきたんだ」

土御門元春「……かみやん、出入り禁止に成らなかったかにゃー?」

インデックス「大丈夫だよ、もとはる。アックアがやっている店だから全っぜん平気なんだよ!」

土御門「」

上条「ああ、まさかアックアとヴィリアンが一緒に店やってるとは思わなかったよ」

土御門「」

インデックス「あの二人イチャイチャしすぎなんなんだよ」

上条「だよなぁ。特にヴィリアンのでれようがすごかった」

インデックス「騎士団長とか英国女王が必死で探してるのにね〜」

上条「まあ、ヴィリアンの話によるとキャーリサが手引きしたらしい品」

土御門「」

インデックス「キャーリサはキャーリサで今度騎士団長と婚約するらしいんだよ」

 土御門は頭を抱えながら言うのであった。

土御門元春「大丈夫なのか、イギリス?」

 何かどっと疲れを感じた土御門は、そのままイチャイチャし始める上条たちを尻目に愛する義妹のもとへと帰って行くのだった。



土御門元春「てな感じの一週間だったんだにゃー」

土御門舞夏「兄貴も大変だなー」

 そう言いながら彼の義妹である土御門舞夏は兄のために作ったビーフシチューを机の上に乗せる。

土御門舞夏「とりあえず兄貴、食べるといいんだぞー」

土御門元春「おう、いただくんだぜい」

 そういいながら土御門は、こういうのが幸せというんだろうな、と思いながら義妹の顔を見るのだった。


   END


これにて終了です。思う存分罵って下さい。
934 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 03:14:30.50 ID:2qfRLacAO
うん……とりあえず乙です

935 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 07:42:38.86 ID:XZ4VmYMDO
なんかこれがバードウェイでいい気がしてきた……
936 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 09:44:36.01 ID:uswOHQqxo
仲人って既婚者がするもんなんだが
937 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 12:25:14.91 ID:/CWtxM5AO
みこステは意外な様に思えるが実は似た者同士だったりする
一方ねーちんも実は似た者同士だったりする

938 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 16:38:27.55 ID:8UjXMrRAO
とりあえず
その名前欄が
気に入らない
939 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 17:51:56.75 ID:D9wDJP4DO
最初は
タイトルかと
思いました
940 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 18:01:19.33 ID:eU5S+YHWo
ああ、名前欄=タイトルじゃないのか
タイトルだと思ってたからどう話が繋がるのか最後まで??ってなってた
941 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 18:13:02.34 ID:NZ72O9X+0
今SS書いてるんだけど
原子通行って需要ある?
942 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 18:20:26.17 ID:OrTSGsilo
>>941
なくても投下しちゃいなよ、You
943 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 18:21:48.93 ID:VujQCkSYo
>>941
絶対的な需要はそれ程ないけど、供給が少ないから相対的な需要はマイナーカプの中だと多い方だと思う。
944 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 18:32:52.20 ID:NZ72O9X+0
>>942
最近書き始めたから時間かかると思う
>>943
へぇそうなのかサンクス
945 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 19:12:52.98 ID:2x/V50S10
>>944
どんなにあり得ないと思ったカップリングにも必ず需要はあるものだよ。
荒れるのが怖かったら最初に注意書きしておけば読んだ人の自己責任だし、書いちゃえ書いちゃえ!
946 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 19:42:09.57 ID:XZ4VmYMDO
今更年上なんたらっつー素晴らしいSSがあってな……正直、最高でした。
今でも復活待ってんだが……

需要がないってことはありえんってことだ。
947 :とある二人の書類提出 [sage]:2011/12/16(金) 20:19:44.57 ID:RYCc2jCT0
浜滝で一レス。
初SSなんで至らぬ点もあるかもですサーセン




浜面「あ、やっちまった」

滝壺「どうしたの、はまづら」

浜面「いや、滝壺の名前の漢字さ、「壷」って書いちまって。
   頭じゃわかってんのに、手が勝手に書くというか……」

滝壺「紛らわしい名前でごめんね」

浜面「ははっ、滝壺が謝ることじゃないだろ」

滝壺「でもこれからは間違えないね」

浜面「……そうだな、この書類で最後の『滝壺理后』だ」

滝壺「ふふ……明日から『浜面理后』かぁ。
   幸せにするね、しあげ」

浜面「お、お願いします……

   じゃなくて!俺が幸せにしてやんだっての!!」



【完】




婚姻届の書き方なんて知らないけど
自分の名前欄は自分で書くんじゃね?なんて常識は通用しねぇ
失礼致しました。
948 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 20:30:32.39 ID:VujQCkSYo


婚姻届は証人(未成年の場合は保護者)が必要なくらい。
949 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/16(金) 21:45:07.14 ID:ejdmjnix0
スレ立てしようか迷っているものがあるんだが、
入りの部分をここに投下してみてもいいだろうか
950 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 21:53:09.66 ID:buU1KSLLo
迷ってねえでスレ立てろよ
951 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 22:00:43.08 ID:ejdmjnix0
>>950
ありがとう
投下とかしたことないから緊張してるんだ
心の準備ができたらやってみる
952 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 22:32:37.55 ID:+yUK/1jAO
>>951
スレ立てる前にここに入りだけ投下して宣伝しとくのはよく行われる手段だよ
953 :とある二匹の井戸端会議 :2011/12/16(金) 23:36:56.33 ID:YSXJ97mK0
  一レスもらいます。なんとなく気分で書いた。後悔はしていない。


  とある二匹の井戸端会議

いぬ「やあ、久しぶりだねぇスフィンクス」

スフィンクス「おっ、久しぶりじゃないか、いぬ」

いぬ「本当に久しぶりだねぇ。そっちのご主人様の暴飲暴食シスターと不幸うに頭の調子はどうなんだい?」

スフィンクス「ああ、インデックスの方はこの間御坂美琴と一緒にご飯を食べに行って、御坂美琴が半泣きするくらいまでご飯食べてたなぁ。で、上条当麻のほうは、昨日垣根と一方通行とフィアンマの喧嘩の仲裁をしようとして吹っ飛ばされて、今日から一週間冥土返しのお世話になることになったようだ」

いぬ「なんであのうに頭はいちいちいろんな揉め事に首を突っ込むのかなぁ?」

スフィンクス「仕方が無いよ。それがあのうに頭の習性だから」

いぬ「もはや本能だよね」

スフィンクス「いっつも上条がいなくなるとインデックスが僕のことを抱きしめて離さないんだけどどうすればいいかなぁ?」

いぬ「うちのご主人様もよく私のことを抱きしめるからなあ」

スフィンクス「苦しいよね」

いぬ「うん。苦しい」

スフィンクス「でさあ、僕たちってよく考えると名前負けしてるよね」

いぬ「ああ、わかる。私なんて黒猫なのにあのじと目の飼い主は『いぬ』なんて名づけてさ」

スフィンクス「僕に至っては『スフィンクス』だよ。あんな巨大な建造物の名前なんてなぁ……」

いぬ「まぁ、猫も大変ってことだ」

スフィンクス「そうだね」

いぬ「じゃあ、そろそろ戻らないとご主人か心配するから私は帰るよ」

スフィンクス「じゃあ、僕もそうしようかな」

 そういって猫二匹は主の待つ家に帰って行ったのであった。
954 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga sage]:2011/12/16(金) 23:47:22.58 ID:mPu4Szpx0
乙ー
955 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/16(金) 23:53:11.48 ID:VujQCkSYo


スフィンクス×いぬか。
956 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 01:08:55.86 ID:t3sVw5dIO
今上条さんがクリスマスに聖夜専用術式を発動させようとする魔術師を止めるってSS書いてんだけど、なんか、原作みたいなちゃんとした設定の術式にしたいんだが、聖書とか北欧神話とかに詳しい人、知恵を貸してくれないか?

リア充を爆発させる術式、みたいなやつなんだが

アホらしいがマジなんだ
957 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 01:13:54.15 ID:hDnlS8VDO
曖昧すぎる
何を聞きたいのか書いた方がいい
あと製作者総合の方がいいかも
958 :意見 :2011/12/17(土) 01:16:16.94 ID:NkpgFo4r0
 ギリシア神話の狩猟の神であるアルテミスは生涯独身という設定だから、アルテミスの嫉妬、と化してみたら面白いかも。
959 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 01:18:34.51 ID:KQOy3vu+o
>>956
それこそ神の子誕生を祝わない十字教徒以外を爆発させるとか
960 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 01:20:18.10 ID:t3sVw5dIO
製作者総合スレから誘導されてきたんだよ………


つまり、原作だと、北欧神話のこうこうこういう伝承を再現してこういう術式を発動させる、みたいなのがあるように、「聖夜にしか発動できない」ことをそれっぽく解説いれたいんだ

それっぽければいいから必ずしも聖書や北欧神話でなくてもいいんだが
961 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 01:23:22.05 ID:t3sVw5dIO
意見くれてた

>>958>>959
ありがとう!
962 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 01:40:36.43 ID:hDnlS8VDO
>>960そうかすまんかった
ギリシア神話はもう出てるみたいなので北欧神話を
オーディンはクリスマス、というか冬至の日に贈り物を運んできてくれる
(家の扉が全部閉じていたら、それこそサンタクロースのように煙突から入って)
恐妻家でもオーディンは有名だからそれを繋げてもいいかも
963 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 04:25:19.38 ID:o5gGH3FAO
>>956
キリストの誕生日
神の子が人として生まれた日
神の子は原罪を背負って死ぬ
原罪の設定をアダムとイブになぞらえ、知恵の実ではなく愛情とか男女の間に生まれる特別な感情に設定

その神の子が生まれてから原罪を背負って死ぬまでの一生を24、25日に凝縮させる

術式の対象は原罪として設定したカップルの恋愛感情
恋愛は罪だからキリストの処刑みたいにカップルに何らかの被害が及ぶ
あるいはクリスマスが終わるまでに解除しないと神の子の最期と同じ様に死ぬ
神の子は男だから男だけ爆発するのもアリ

こんな感じでどうだ?
964 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 13:52:18.47 ID:LDsxVc9IO
>>963
詳しすぎワロタwww

>>962もありがとう
965 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 14:56:17.69 ID:Akk6wAQAO
よくしらないが日本場合
クリスマスもバレンタインデーとかホワイトデーと一緒でお菓子会社とかの政略なんじゃないの
966 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/17(土) 14:58:09.02 ID:x9iXMl4ao
野暮
967 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 15:20:40.24 ID:hDnlS8VDO
>>965
一般にはそう言われているが実は違う
みたいなことを神道の講義で習った
968 :967 [sage]:2011/12/17(土) 15:21:58.97 ID:hDnlS8VDO
ごめんクリスマスか
バレンタインデーのことを言いたかったんだ
969 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 15:26:03.96 ID:AdFoSeLSO
どれもリア充が祝うから俺には関係ないなくそがっ
970 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 21:20:08.18 ID:jwv7SFbvo
>>969
泣くなよ俺
971 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 23:08:21.53 ID:KQOy3vu+o
>>963
ここまで詳しく書かれちゃうと、逆にネタとして使いづらいかもなw
972 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 23:53:37.30 ID:5Pm+8I+DO
ここまでの流れ
SSの相談に偽装して知恵を出し合う非リア魔術師共に脳内変換余裕でした

発動条件とか手伝えることがあったら言ってくれ
973 :祈り :2011/12/18(日) 00:07:39.64 ID:D4D0tZDO0
一レスもらいます。上禁です。


インデックス「とうまぁ、またどっかで危険な目にあってるのかな」

インデックス「とうまのばかぁ」

インデックス「私はこんなに心配してるのに……」

インデックス「とうまはなんでいっつも自分を大事にしないのかなぁ」

インデックス「ねぇ、とうま」

インデックス「私はあなたの無事を祈ってるんだよ?」

インデックス「とうまのおかげで私は救われた」

インデックス「だからとうまには誰よりも幸せになって欲しい」

インデックス「とうまが今この部屋にいないから言うけど――――」

インデックス「私はとうまのことが大好きだよ」

インデックス「ずっと当麻と一緒にいたいんだよ」






上条「インデックス……お前、そんなこと思っててくれたのか」




インデックス「」

上条「えっと……」

インデックス「なんで…いるのかな?」

上条「予定よりも…帰国が早くなって……」

上条「俺も――――お前のことが好きだ」

インデックス「と……とうまぁ」グスッ

インデックス「うわああああああああああ!」ダキッ

上条「ちょっ! インデックスさん!?」

インデックス「とうまぁぁぁぁぁっ!」





土御門元春「おっ、かみやん早めに返して正解だったんだぜい」

ステイル「」

神裂「」

土御門「この二人見てておもしろいにゃー」
974 :祈り :2011/12/18(日) 01:11:44.93 ID:D4D0tZDO0
                              ,
                      /!   / //__,. ノ} _,. イ
                       /::レ'//::::/::::::::::ノ:::::∠____,.
                     ト、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-=≦
                     |V//:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<´
                ト---┘::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::ヽ::::::::「´
              \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::|::::::::::|:::::N
               冫::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::|::::::::∧:::ト、
             <::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::|::::::::!:!::∧::::/ ヽ! `ー┐
             /::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::!:::::::|:|/  V       〈
                   ̄/:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::/::::::::N         '.
                /_,.イ::::::::::::::::::::|::∧:/ \:::|         ' ´ 〈
               ´  }:::::::::::::::::::::j/:::::>┬V‐ 、        {
                  厶イ::::::::::::::::::::::::::::::::|        _,.  -'
                   |:::∧:::::::::::::::::::∧!      /´
               ___j/_ vヘ::::::::::j/         {
         ,.  ' ´ ̄      `ヽV´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄≧=- 、__
        /              \              〉
       /                 V´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_>‐/
        /   ヽ                            〈
.       /    }                 V´ ̄ ̄____/ヽ
     /  _,. <∧                               〉
      〉'´    ∧      \         V´ ̄ ̄ ̄\   〈
     ヽ      》、      \        \:::::\   |   |
      \__,. イ:| ∧          \        ヽ::::::\ \__ト、
         | i  | j,ハ|           `ー- -      !:::::::::::ト、 \ |:ハ
         | ト、 レ'  ト、                |::::::::::::| \ \:::!
          jノ V }  | i                \::::::::|   \ V|
           ヽ `ヽ! !        `ー- 、     ヽ::::|  i    |∧
                 |!                 \    |::::|  |    V∧
                 |i   i             \   V∧ :!    V∧
           __    ||   |              \  V∧|      i:::|
        / | }ヽ-、 !|   |     /             |:::∧      :|:::|
        _〈 :! \〉 V| |  :|    /                \::!      :|::::!
     〈 ヽ_j  / ̄\!  |   /                 ト、 |  i:|::::|
      / \〉//    |  !  /                    || |  |:|::::|
     \〉// /      |    /                   || !  |:|::::|
       / | / ,. ' ´ ̄ |    i                    V /  /」::::|
        \!/         ヽ  |                     Vハ/:::::::::::|
          |           \ !                      V::::::::::::::::::|

雰囲気的に貼ってみる
975 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/18(日) 01:18:10.02 ID:GcvU8zCKo
いいAAだった
976 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 01:25:02.96 ID:X7dkdNWM0
乙。
1レスだったけどAAの威力もあってグッときたよ。
977 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 05:00:04.72 ID:PDd3RfwAO

シンプルイズベストとはこんな内容を指すのか
978 :二人の祈り :2011/12/18(日) 10:10:48.21 ID:PI2y5/4C0
 今度は電磁禁です。

 一人の英雄が北極海に沈んだ。
 多くのものが英雄の生存を祈り続けた。
 女教皇が、教皇代理が、学園都市最強の能力者が、吸血鬼殺しが、陰陽師が、メイドが、医者が、10000人近いクローンたちが、彼にお絞りを手渡した者が、炎使いの14歳が、256人の部隊たちが、その他多くの彼に救われた者、もしくは彼と共に生活し、彼と触れ合った者達が彼の生存を祈った。
 それだけで彼の人徳というものがわかる。


      幻想殺し


 世界を救った英雄の名前である。
 学園都市に、彼の帰還を強く祈る二人の少女がいた。
 禁書目録と超電磁砲。
 一人は地獄のような運命から救ってもらい、もう一人は狂気の実験から救ってもらった。
 強い祈りが出会うとき――物語は動き始める。


御坂「あっ……インデックス」

インデックス「あっ、短髪」

 御坂美琴は、彼の通っていた高校近くを歩いているときに、白い修道女に出会った。御坂美琴は知っていた。彼がこの少女のために命を懸け、北極海に沈んだことを。だから彼女はインデックスに対して複雑な感情を抱いていた。

インデックス「たんぱつぅ……」グスッ

 しかし、インデックスは御坂美琴を見ると同時に泣き出した。

御坂「えっ」

 彼女の戸惑いもお構い無しに、インデックスは御坂美琴に抱きつき、その胸で泣く。

インデックス「どうしよう……私のせいで……私のせいでとうまがぁ……」

 滝のように流れる涙。その涙に誘引されて、御坂美琴も泣いていた。
 そして、彼女は気がついた。 
 このインデックスという小さな少女が、自分を強く、強く責めていることを。
 それは、あの最悪の実験がおこなわれていた時の彼女自身と同じ。
 しかし、今このインデックスという少女と当時の彼女が違うのは、彼のような英雄がインデックスの周囲にいないということだった。御坂美琴は上条当麻という英雄に寄って救われたが、インデックスの周りにはそんな英雄はいまいない。
 インデックスを助けた英雄は、もう死んでしまったのだ。

インデックス「とうまぁ、とうまぁ」グスッ

 故に、御坂美琴に強い決意が生まれる。あのとき自分は上条当麻に救ってもらった。だから、彼が守ろうとしたこの少女を私が救おう、と。
 でも、彼のように救うことはできない。せいぜい、自分にできるのはこの少女の心を安心させてやることだ。
 そう御坂美琴が思ったからこそ、御坂美琴は言うのだった。

御坂「祈ろう」

 それは自然に出た言葉。

インデックス「え?」

 インデックスは戸惑う。しかし、御坂は強い口調で言う。

御坂「私たちであいつが帰ってくることを祈ろう!」

インデックス「そうか……そうだよね、短髪。私たちが信じなくて、誰がとうまが帰ってくることを信じるんだろう」

 そうして、インデックスとみさか御言葉祈る。――――――英雄の帰還を信じて――――――



同時刻――北極海近くの村――――

???「う、うーん。此処は」

 目覚めたうに頭の少年に、小さな少女は言う。

???「ふん、目をさましたか――ヒーロー。まあいい、これから英雄様の凱旋だ」

上条当麻「俺は……生きているのか……。――――早くインデックスのところに行ってやらないと、あいつ心配してるだろうな」


 こうして英雄は再び立ち上がる。

 そう――――祈りは届くのだ。
979 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 10:16:48.49 ID:mKV5ufMDO
最初はあえぎ声かと思いました>「あっ……インデックス」
980 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 12:03:45.38 ID:zRcDTSI60
あれ、そういや次スレってどうなってんの?
>>950>>970もとっくに過ぎてるんだけど
981 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/18(日) 12:07:26.84 ID:HGfSU5pzo
誰も立てないなら俺が立てちまうぞ、まさか今更になって>>950>>970が現れたりしないよな
982 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 12:12:19.01 ID:zRcDTSI60
宣言した人がいるんなら重複をわざわざ立てにはいかんでしょww
ということで>>981まかせた
983 :>>3のスレ更新とか、次スレ立てるときコピペどうぞ [sage]:2011/12/18(日) 12:15:54.62 ID:Cu3JE5BGo
[ 関連スレ ]

 お勧めの禁書・超電磁砲SSを教えろください12
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1322381143/
  (スレタイどおり)

 ふと思いついた小ネタ(スレタイ含む)を書くスレ15
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1321181064/
  (書くまでもないor書くのめんどいネタなど)

 【禁書SS用】設定質問受付&禁書SSまとめwiki用資料作成所2杯目
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1315843307/
  (質問はこちらで)

 SS製作者総合スレ15
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1323586083/
  (ジャンル不問)

 雑談しようぜ
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1294926897/
  (その他雑談総合)

 ▽ 禁書シリーズSS総合スレ避難所
 http://misaka-network.net/test/read.cgi/14510/1305988838/
  (外部の避難板)


 [ 関連リンク ]

 とある魔術の禁書目録U〈インデックスU〉公式サイト
 http://www.project-index.net/

 とある魔術の禁書目録 Index@wiki
 http://www12.atwiki.jp/index-index/

 自分用まとめ ◆「とある総合スレ記事一覧」
 http://asagikk.blog113.fc2.com/blog-entry-1515.html

 禁書SS@製作速報 まとめWiki
 http://www35.atwiki.jp/seisoku-index/


 [ 過去スレ一覧 ]

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-29冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1305/13059/1305991024.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-30冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1307/13078/1307804796.html

 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-31冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1309/13096/1309616825.html

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-32冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1311/13118/1311847989.html

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-33冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1314/13146/1314623016.html

 ◇これ以前のログはこちらから
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1307/13078/1307804796.html#a4
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307804796/4 (専ブラ用)
984 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/18(日) 12:24:10.00 ID:HGfSU5pzo
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-35冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1324178112/

スレ建宮

>>983があと五分早く貼ってくれたら…それと>>950、お前が言うな
985 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 12:29:34.33 ID:Cu3JE5BGo
>>984おつ
週1くらいでしかここ来ないからスレ伸びてるの気付かなくってな
ここ利用してる人今一度テンプレ読んでおこうぜ
986 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 12:54:32.53 ID:ppoX4bioo
>>984
おつ
過去スレ一覧に今の34冊目がないんだがミス?
987 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 14:20:33.34 ID:zRcDTSI60
>>986
過去スレ一覧は前々スレ以前の一覧だからな
前スレは前スレとして>>1に載ってる
988 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 14:37:13.83 ID:ppoX4bioo
>>987
そういやそうか
素で>>1に載ってるの忘れてた
989 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 15:40:03.27 ID:u2tD6Ve7o
>>984



テンプレ改定するならするで最初のうちに話し合った方がいいんじゃない?
後半で話し合っても中途半端なまま忘れられるだろうし。
990 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 15:43:05.97 ID:Cu3JE5BGo
変える必要はないんじゃね
950踏んだ人がちゃんと立てればそれだけで済む話
991 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 16:14:40.23 ID:KjtQSee1o
埋め
992 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 16:44:58.69 ID:f7A7LFNIO
>>984
乙レルス

>>978
亀だが

幻想殺し じゃなくて 上条当麻 のほうがいいような気がする…
幻想殺しはどちらかというと敵からの呼称のような…まあ俺のイメージだが
993 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 18:26:18.52 ID:u2tD6Ve7o
>>992
敵からの呼称と言うか一種の敬称って感じじゃね?
本名で呼ばず役職名で呼ぶ事によって敬意を払うこともある(先生とか)


ステイルは上条をフルネームで呼んでるから敬意を払ってるんだよな。
994 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 18:28:49.49 ID:n2XqhnwUo
ステイルの「上条当麻」はただのツンだと思う
995 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 19:05:44.38 ID:f7A7LFNIO
だな

ステイルが上条さんを慕うはずがないww
996 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 20:22:50.10 ID:f7A7LFNIO
2巻読み返してて今更気付いたんだが268ページで村を襲った吸血鬼は姫神の能力を恐れてたから村人全員を吸血鬼にして戦力を整えてから姫神を殺そうとしたってあるけど噛む前になんで能力に気づいたんだろう?

今書いてるSSに関係あって…
997 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 20:31:53.61 ID:u2tD6Ve7o
匂いか本能とかじゃね?
998 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 20:36:12.75 ID:doXoX/ITo
本能的にあれに近づいたらヤバイってのは分かってたけど吸血殺しの詳細までは分かってなかったんだと思う
姫神の血を吸ったら死ぬってのが分かってたらスナイパーでも雇ったんじゃまいか
999 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 23:51:38.42 ID:u6v06ovA0
姫神SSなら期待してますね!
1000 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/18(日) 23:54:17.84 ID:NFClTTUgo
1000なら次スレはサローニャちゃん祭り!
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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