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ヴェント「ちょぉ〜っとダケ、おねーさんを匿ってくれるカナ?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 01:18:13.71 ID:OVSZhXXy0


インデックス「それじゃあとーま、行ってくるね!」


上条「おーおー。 気をつけて来いよ」


姫神「大丈夫。私がきちんと見張ってる。 小萌も、彼女も」


小萌「あー! 何で私の方が年上なのに目付が逆転してるんですかー!」


インデックス「私だってそんなに子どもじゃないんだよ!」


姫神「……身体も、精神年齢も、私の方が上。 それは、揺るぎない現実であり、客観的事実」


小萌「うっ」グサッ


インデックス「わ、私はこれからだからいいのっ!」


姫神「どーだか」


小萌「か、上条ちゃん! 姫神ちゃんが毒舌が止まりません! なんとかしてくださいっ!」アセアセ














上条「いや、ウチの前でやるのやめてもらえませんかね?」







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勇者と魔王と安価とコンマ @ 2020/06/04(木) 23:17:31.11 ID:W1jGQiIF0
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【イナズマイレブン】円堂「今日から中学生だ!」【安価】 @ 2020/06/04(木) 13:55:25.81 ID:d3ky/AYq0
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【イナズマイレブン】サッカーバトル部を作ろう【安価】 @ 2020/06/04(木) 12:16:56.92 ID:OjI06eFwO
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芳乃「立ちバナナありすって言うんですけど、」未央「橘ありすだろ」 @ 2020/06/04(木) 00:38:29.45 ID:dnUnUvtE0
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【エヴァ】アスカが影響されてるようです【ss】 @ 2020/06/03(水) 23:13:18.26 ID:Ka3mKluk0
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【ガルパン】×【古畑任三郎】 零距離射撃 @ 2020/06/03(水) 21:25:24.21 ID:s1pUPJta0
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パー速ママスレ本舗8 @ 2020/06/03(水) 19:20:06.31 ID:PXAcN5s80
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 01:20:26.31 ID:OVSZhXXy0


ばたんっ




上条「……やっと行ったか」


上条「…………ん〜」ノビ


上条「……っぷはぁ!」


上条「……」


上条「……」


上条「…………っ」プルプル


上条「……久々の自由だあぁぁぁぁっ!!!!」

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 01:21:00.60 ID:VQ6icRHSO
可愛いヴェントちゃんが見れると期待大
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 01:25:30.92 ID:OVSZhXXy0


上条「いや〜、小萌先生からの招待は急だったけど……」




小萌『姫神ちゃんがしばらくこちらに戻って来たので、ちょっとした旅行に行こうと思うのですが彼女もどうですか〜?』





上条「最近は物価も上がって来て、食費を切り詰めてたからな〜……。 インデックスがいるのといないのとじゃ、相当変わってくるはずだ!」


上条「……さぁ〜て、何するか! 掃除か? 整理か? それとも……」


上条「って、久々過ぎて家庭的な案しか浮かばねぇ!」ガビーン


上条「……ま、せっかくだし最初はゆっくりするか。 時間はたっぷりあることだ――」






ぴんぽーん



上条「……」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 01:28:21.16 ID:OVSZhXXy0


どたどた



上条「はい、どちらさんです――」




しーん……


上条「……」


上条「悪戯……か?」


上条「……」キョロキョロ


上条「誰もいねぇ……」


上条「わざわざここまで悪戯に来るなんて、ご苦労なこった……」ハァ





ばたん





6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 01:32:07.12 ID:OVSZhXXy0


ぱたぱた




上条「あ〜……。 何でインデックスが出払って早々、ピンポンダッシュなんかが……」


??「ありゃ? 禁書目録はいないワケ? そりゃ好都合だ」


上条「おう。 なんせ学園都市外への旅行だからな。 申請も含めて、恐らく一週間くらいは帰ってこな――  は?」











ヴェント「ども〜、勝手に茶すすってるよんっ☆」


7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 01:38:13.25 ID:OVSZhXXy0


上条「お、おまっ!? ヴェ、ヴェントぉ!? 何でここに……はっ! ま、まさか俺を狙って――」ガタッ


ヴェント「ん〜、日本のお茶はやっぱりイイね。 中国のもいいけど、あれは渋みがあり過ぎて西欧舌の私にはちと辛いかな?」


上条「……」シーン


ヴェント「ん? あぁ、安心しなよ。 別に殺りに来たワケでも、侵略しに来たワケでもねーっつの」


ヴェント「っつーか、女性の顔を見て最初に思うことがそれなワケ? おねーさん悲しい」


上条「そんな口だけで信用できるかっての……!」グッ


ヴェント「お? やんの? やっちゃうの? 同じやるでも、殺るとヤるじゃ全然違うんだけど……どっちの意味で?」


上条「……ふざけるのも大概にしろ! 目的は何だ!?」


ヴェント「……。 ……あーもう、せっかちな奴だな……。 こう心にゆとりを持って話せねーのかね……」

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 01:44:22.28 ID:OVSZhXXy0


上条「(どうする?! ロシアで会ったときは、狙いがフィアンマだったから回避できてたけど……!)」


ヴェント「あーその、何だ。 私の目的っつーのはだね」ポリポリ


上条「(コイツは一度、学園都市の機能停止を狙って神の術式を使用した。 ……まさか、今回も!?)」


ヴェント「……なんつーか、その、言い表しにくいんだけどさ」


上条「(…………そうか! 再び学園都市の無力化を狙って来たが、その前に潰すもの……前回の作戦を阻止した俺という存在の排除のため!
そう考えれば合点がつく!)」


ヴェント「……………………泊めてくんないっ?」


上条「(こんな狭い所で戦闘になったら俺の力でも周りを守りきれな――)」


上条「……はい?」















ヴェント「だからさ、」



ヴェント「ちょぉ〜っとダケ、おねーさんを匿ってくれるカナ?」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 01:47:56.53 ID:OVSZhXXy0

:30分後



上条「レトルトのカレーでわりーけど……」トンッ


ヴェント「かれー? ……まさか、カリーのこと? インドの方で食われてるヤツ?」


上条「あぁ。 日本のはもっと日本風味に味付けし直してあるみたいだけどな」


ヴェント「ふーん……。 すんすん、 うん。 良い匂い。 いただきますっ♪」


ヴェント「う、うまっ! こりゃライスと良くあうじゃん! 日本の食べ物はうめーって評判だけど、あのクソみてーな食べ物もこんな風に代わっちまうんだな!」


上条「く、クソって……」ゲンナリ


10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 01:53:22.70 ID:OVSZhXXy0


ヴェント「以前インドに行った時はもっと鼻にツーンとくる匂いで、しかも見た目はもっとグロテスクだったし」


ヴェント「日本の品種改良の技術さまさまだわ、こりゃ」モグモグ


上条「……で。 本題なんだが。 ……お前、一体何が目的だよ」


ヴェント「……ぷは。 食事中くらいゆっくりと食わせてくれないもんかね」


上条「んなことできるか! そもそも俺がお前に飯を提供してる事自体、かなり異質なことなんですけどね!?」


ヴェント「そう固いこというなって。 どこぞのオッサンどもじゃあるめーしよ」









ローマ正教司祭『ぶぇっくし!!!!!!』


ローマ正教『……?』
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 02:08:03.86 ID:OVSZhXXy0


ヴェント「……。 そうだね、読んで字の通り。 『匿って』欲しいワケ」


上条「匿う……。 誰から? フィアンマは行方不明ってのが現状の筈だろ? 他にお前を狙うヤツなんているのか?」


ヴェント「けっ、あんなクソ野郎の話なんか持ち出すんじゃねーよ」


上条「す、すいません……」


ヴェント「……ふん。 …………ローマ正教の師団、だよ」


上条「……は? ローマ正教? それって、『神の右席』がある……」


ヴェント「正確には、『あった』ね。 もう過去形。 私はフィアンマ裏切ってお役御免だし、
お前の知っての通り、フィアンマは行方不明。アックアの野郎は私は知らねーが風の噂で傭兵がどうたらってのこと。 んで、テッラは戦死」


ヴェント「いちおー名前は存在するみたいだけど、形だけ。 形骸化した傀儡政権みたいなもんっつーこったな」


上条「あ、あぁ。 それはわかったんだが。 ……何でお前がローマ正教から追われてるんだ? 幾ら裏切ったとは言え、お前に楯突こうだなんて
ローマ正教の奴らが考えるなんて思えないんだが……。 神の右席の力を誰よりも知ってるのが、ローマ正教なわけだし……」


ヴェント「……あむっ、んぐ、ん。 そいつがねぇ、違うんだわ。 フィアンマはどっかの誰かがぶっ飛ばしてくれたみてーなんだけどさ、
フィアンマを妄信している部隊ってのがローマ正教にあってね」


ヴェント「神様ってのは、『もう会えない』『中々会えない』っていうレア度みたいなもんで信仰心保ってる所があるわけなんだけどよ、
フィアンマが行方不明になったことで、奴らは強制的にそれを戦死と判断した。 そっちの方が宗教ってモンにとっては都合がいい事もあるからね」ゴクゴク


ヴェント「準神格化されたヤツの名前は部隊の人間どもの心に深く刻み込まれる。 そうして、フィアンマの理想を自分たちが叶えようと、
少しずつ動き出すってワケさね」プハーッ


ヴェント「あ、お茶のおかわりいい?」トンッ


上条「……動き出すってのは?」ジョロロ…


ヴェント「ありがとっ。 つまりは、暗躍だね。 フィアンマの言う事を聞かなかった者、そしてその一族を消すって作業の事」


上条「暗躍……っ」ゴクリ


ヴェント「そうして、段々過激になりつつあったソイツらキチガイどもの手が私まで及んでるってぇワケ。 あーゆーおーけぃ?」






12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 02:14:11.43 ID:VQ6icRHSO
それを言うならどぅーゆーあんだすたん?じゃ……あーゆーおーけーだと、
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 02:21:42.89 ID:OVSZhXXy0

上条「……で、でも。 何で逃げる必要があるんだ? そもそもお前ほどの実力があれば、一構成員を倒す事くらいは出来るだろ?」


ヴェント「もっちろん。 私がその気になったら、ヤツらの首根っこの100個や200個、そこら辺に生えてる雑草みたいにブチブチ剥いてってやるんだけどさ」


上条「(100個200個って……)」


ヴェント「大型術式が中心の私にとって、少ない人数と戦う事は逆に不利っつーかやりにくい事なんだよね。
それに、風を利用した魔術が得意なのに、ロシアに吹くのは極寒の風。 環境的に利用したら私にも被害でかねねーし」


上条「……なるほど」


ヴェント「とてもじゃねーけど、そんなコンディションで歯向かうヤツら沈静化しようってのにも無理があるから、
それなら私はほとぼりが冷めるまでどっかに隠れてよーってことになったワケ。 ……これが全容だよ。 わかったかぃ?」


上条「分かったけど……。 それって1日、2日で収まる様なもんなのか? そいつらはかなり荒れてるわけだし、多分無理な気がするんだが」


ヴェント「っぷは、ごちそーさん!! もーお腹いっぱい! いやーうまかったー!」


上条「……お粗末様」


ヴェント「ローマ正教もバカじゃない。 もう部隊の鎮圧作戦は決行されてるのさ。 ヤツらの宗教心がいくら強いと言えど、数には勝てねー。
私の見立てじゃ、きっと1週間と持たずに部隊員丸ごと処刑台行きだろうよ」


上条「……しょ、処刑台って」


ヴェント「内乱治めるにはそれしかねーだろ。 腐ったリンゴは放っておけば他のヤツも全部腐っちまう。 それと同じ原理だ。
キチガイ放っときゃ全員キチガイになっちまうってこと。 ……あ、ローマ正教の奴らはある意味全員キチガイだけどな」


上条「(……お前も?)」


ヴェント「……テメェ、何か阿呆な事考えなかったか……?」ジャキ


上条「いえいえいえいえ!! なーんにも考えてませんことよ!!??」ブルブル





14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 02:29:41.37 ID:OVSZhXXy0



ヴェント「……ま、そーいうことで。 しばらくの間世話になるっ!」


上条「ちょっと待て……。 今の話、結局何で俺の家なのか全くわからないのでせうが!?」


ヴェント「んだよシケてんなぁ。 デザートの1つもありゃしないじゃん」ガチャ


上条「人ん家の冷蔵庫勝手に漁らないで下さいますか!?」


ヴェント「考え無しに出て来たもんだから無銭でね。 ホテルもとれず、どうしようかと思ったら外からお前の面が見えたってワケ♪」


上条「……不幸だ…………」


ヴェント「あ”ぁ”? この私と共同生活ができるっつーのに、『不幸だ』……だと? それともなんだ?! テメーはこの私にこの秋空の中路頭に迷えってのか?あぁ?」ギロリ


上条「めめめめ、滅相もございません!! どうぞどうぞ! お好きなだけ!」


ヴェント「んっ♪ よろしいっ!」ニコ


上条「……!」ドキッ


ヴェント「……それじゃ、ちょっとベッド貸してもらうわ。 かれこれ2日間くらい起きてっからねみーんだわ。 ……寝込み襲ったら、目ん玉ほじくるぞっ」パチン


上条「ウィンクしながら物騒な事言わないで下さいますか!?」


ヴェント「……すー、……すー」zzz


上条「もう寝てるし!?………………あーもう――」








上条「「(不幸だーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!)」」←起こすと怖いので心の中で叫ぶ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 02:30:48.66 ID:OVSZhXXy0
>>12

Are you ok? は『大丈夫?』『ついてこれてる?』っていう意味でも使いますよー!
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 02:31:30.77 ID:VQ6icRHSO
あ、そうなんやすまそ
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/06(火) 03:31:02.01 ID:+LXG7oii0
面白い
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 05:30:57.03 ID:x4z4pEjDO
ヴェント少ないからまじ頼むでホンマ
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/06(火) 07:26:04.04 ID:qSoYktCW0
久々のヴェントスレか……
今週にははいむらーが私服ヴェントさんを公開するっぽいし、実にタイムリーだな

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 11:39:51.81 ID:VQ6icRHSO
あの名ヴェントSS2つを越えてくれると信じてる
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/11/06(火) 15:39:22.68 ID:ZcEw0+hAO
乙です。
>>20
ちなみにどの2つですか?
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/06(火) 16:27:06.51 ID:4CgyGK0so



他スレの話をするのはマナー違反。
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 22:48:35.80 ID:OVSZhXXy0
:明朝


ちゅん…ちゅん…



ヴェント「……」


ヴェント「……ん……」パチッ


ヴェント「…………ん……ふぁ……」ムクッ


ヴェント「……」ポーッ


ヴェント「…………?」キョロキョロ


ヴェント「(……あぁ、そういやここは……)」


ヴェント「……ん〜っ」ノビ


ヴェント「(あー……。 よく寝た……)」


ヴェント「(こんなに寝たの、いつ以来だろ……)」


ヴェント「……」


ヴェント「(……つか、アイツ……、どこだ?)」


24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 22:55:16.27 ID:OVSZhXXy0

:洗面所前


ヴェント「(……なんだぁ? 客人放ったらかして朝帰りかぁ? ヤることヤッちゃってんのか?)」ポリポリ


ヴェント「(……ンなことしそうなツラにゃあ見えなかったんだが……)」


ヴェント「(…………とりあえず、顔洗お……――ん? )」ガチャッ














上条「……せま…………ぐぅ」スヤスヤ










ヴェント「(……)」


ヴェント「(……ドMなのか?)」


25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 23:01:04.48 ID:OVSZhXXy0



ヴェント「……」ツンツン


ヴェント「(……何で風呂場で寝てんだ……)」


ヴェント「(……つーか)」






上条「……」スヤスヤ



ヴェント「(……こんな柔そうなヤツが、なぁ)」


ヴェント「(……テッラもコイツにやられたっつーし……。 まさか、フィアンマも……)」


ヴェント「(…………少し捻ればすぐ折れちまいそうなのに、どうしたもんなんかね)」ジーッ


上条「……ん」パチッ







ヴェント「あ、起きた? ダーリンっ! 目覚めのキッスに来たよっ☆」








上条「なっ!? ヴェ――」ガバッ


上条「――ンとっ!?」ゴンッ










上条「〜ぬぉぉぉおおおおおおお!!」ジンジン


ヴェント「朝っぱらから愉快なヤツだなぁ」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 23:15:52.11 ID:OVSZhXXy0
:朝食



上条「いってて……」


ヴェント「何なの? 日本では朝起きたら一番にジャンプするのが慣習か何かなワケ?」


上条「不意打ちを打たれたのかと思ったんだよ……」


ヴェント「だぁ〜かぁ〜らぁ〜、私は別にアンタに危害をくわえるつもりは無いって言ってんだろ?」


上条「つい先日まで敵だった人間をそこまで信じろって言う方が無理難題だと思いません?!」


ヴェント「(……言ってる割には、私が寝てる間に助けを呼んだりしないところを見ると、厳戒態勢敷いちまってるワケじゃないみたいだね)」



ヴェント「……あ〜も〜っ! せめてもの贖罪っつーことで朝ご飯作ってあげてんだから元気だして! ほらほら、皿置くんだからどいて!」ドンッ


上条「うぉぉっ!? ……こ、これは!!」


上条「一見雑に見えて実は中はトロトロにほぐれたスクランブルエッグ!! そして安売りのベーコンをほくほくのジャガイモと和えたジャーマンポテト!!
みじん切りのタマネギを加えたコンソメスープに、香ばしい匂いの香るトースト!!!」


ヴェント「いちいち解説すんなっ! 有り合わせのモンで作ったもんだから誰でも作れるっつーの」ストンッ


上条「わ、悪い……。 ……まさか、誰かにご飯を作ってもらえるとは思わなくって……。 食べてもいいのか?」


ヴェント「ご自由にどーぞっ。 っつーかお前ン家なんだから当然だろ」


ヴェント「(……禁書目録は飯も作んねーのか?)」モグモグ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 23:23:02.21 ID:OVSZhXXy0

:シャワー後


どたどたどた



がちゃっ




ヴェント「……っぷは〜!! 生き返った〜!」


ヴェント「睡眠欲に負けちまったけど、実は結構汗もかいてたしシャワー浴びたかったんだよ!」


上条「……」アングリ


ヴェント「さいっこうにすっきりした! お前も入んなら入れば?」


ヴェント「ただ私の後だからって床を――――――って、何だその顔……」


上条「い、いや、あ、あの……どちら様ですか?」


ヴェント「あん? ……冗談ならあんまし面白くねーし、断罪しちゃうよーん?」ギロリ


上条「い、いやいやいやいや!! ……ゔぇ、ゔぇ、ヴェント、なのか……?」


ヴェント「んなの当然だろ。 私は私だっつーの」


上条「いや、あの、その……素顔は初めて見たから、誰か分からなかった……」


28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 23:29:42.31 ID:OVSZhXXy0


ヴェント「……あー。 そっか。 私の化粧には微々たるもんだけど魔術的な意味も含まれてるしね。 普段はあんまり落とさないんだよ」


上条「そ、そうか……」


ヴェント「あ、勝手にタオル借りてるけど、よろしくー」


上条「お、おう」


ヴェント「…………何なんだぁ? さっきから様子がおかしいケド。 ……まさか、化粧落ちたら見るに耐えねー不細工だなーとか思ってんのか?」ギロッ


上条「い、いやいや!! そうじゃない! そうじゃなくてだな!!」アセアセ


ヴェント「じゃあ何だってんだよ。 下らねー理由だったらマジで断罪モンだぞ?」チャキ


上条「いやー、その、なんといいますか……。 ヴェント、お前化粧落とした方が良いと思うぞ」


ヴェント「はぁ? ……どーいうコト? ワケわかんねーんだが。 何で私がお前に指示されねーといけねーの?」


上条「あ、別に変な意味じゃねーって!! だから、あー……」


ヴェント「ハッキリしねー男だなぁ! 言いたい事があんなら言えっつーの!!」


上条「ちょ、落ち着けって! だから、化粧落とした方が可愛いっつーことだよ!」















ヴェント「……」


ヴェント「……………………は?」ボゥンッ
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 23:36:33.09 ID:VQ6icRHSO
すっぴんヴェントたんの可愛さは異常
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 23:37:06.98 ID:OVSZhXXy0


ヴェント「な、え、あ……はぁぁ?!」カァァ


上条「ごほんっ。 ……化粧落としたら別人見たいじゃんか。 普通の女の子っつーか、普通に可愛いと思うし。 魔術使うとき以外は化粧落としとけば良いと思うぜ?」


ヴェント「い、う、う……っ。 ……よ、余計なお世話だっつーの!!」


ヴェント「っつか、私は別に可愛さとか容姿は気にしてねーんだよ!! いつ敵に襲われてもいいように魔術装甲として化粧してるわけだし、落としてたら意味ねーんだよハゲ!!」


上条「は、ハゲって!?」ガビーン


上条「俺はただそんだけ可愛いんだからあんな変なメイクしてたらもったいねーってことをだな!?」


ヴェント「あーーーーーーー!!!あーーーーーーー!!! 可愛いとか言うな! 言うなぁ!! やめろバカ! 何か変な気分になんだよ!!!」


上条「(な、何を焦ってんだ!?)」


ヴェント「(あークソ、クソ!! ンだコイツ!? 以外とプレイボーイなワケ!? 私みたいなヤツを……かわ……かわ……)」





TV<<今朝未明、一般人の男性が道ばたで衰弱し切った犬が捨てられているのを発見しましたが……




上条「あーカワイソウだな……」


ヴェント「……か、可愛くねぇええええええええええ!!!」ウガー


上条「ちょ、ちょっと!? ここは学生寮だからそんなに暴れられたら!! お、落ち着け!!!!!」



31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 23:41:15.89 ID:Wn8ZqizA0
スッピンなら追手もわからないんじゃねって思えてきた
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 23:44:15.52 ID:OVSZhXXy0

:学園都市




上条「(……結局、管理人さんに怒られてしまった…………)」トボトボ


上条「(……とほほ、朝っぱらから不幸だ……)」チラッ


ヴェント「……ふんっ」


上条「……結局、化粧戻したんだな」


ヴェント「たりめーだろ。 ……はぁ」


上条「たはは……(何で怒られてんのかさっぱりすぎる……)」













??「……アンタ、何やってんの?」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/06(火) 23:55:11.62 ID:OVSZhXXy0


上条「……あー。 ビリビリか……」


御琴「私はビリビリじゃなぁぁーーーーい!!!」ビリビリ


上条「どわっ!? こ、こんな所で電気出したら危ねーだろ!?」


御琴「どうせ消しちゃうんだから同じことでしょ!!」


ヴェント「……チョット、なんなのこのチンチクリンは」


御琴「んなっ!? ちん……っ!?」


上条「あー、そうか。 ……コイツは――」


御琴「ちょっと! 初対面の人にちんちくりんはないでしょ!? 私には御坂 御琴って名前があんのよ!」ガルル


ヴェント「みーみー五月蝿い名前だね」


御琴「ぬ〜!!! そういうあなたは誰なんですか!? 変な化粧!」


ヴェント「あぁん? 変な化粧だぁ? ……上条ゥ、このチンチクリン、ここで消しても文句言われない系女子だったりするワケ?」


上条「学園都市にそんな都合のいい人間はいねぇって!」


御琴「何よ! やるっての!?」


ヴェント「……ふん。 胸も身体も発展途上のチンチクリンに名乗る名前はないね」


御琴「な〜ん〜だ〜と〜!?」バチバチッ


上条「お、落ち着けお前ら!! み、御坂! こいつはヴェントっつって! その、なんだ」


34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/06(火) 23:59:13.08 ID:v6dXQaaAO
胸も身体も発展途上ってヴェントさん人のこと言えな…バタリ
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/07(水) 00:03:02.22 ID:IXBcdlkk0


ヴェント「上条 当麻クンの彼女でーす☆」ダキッ


上条「うぉっ!? ちょ、ヴェント!?」


御琴「んなっ!?」


ヴェント「そう言うコトで、今デート中なの。 ……お子様の出る幕じゃねーってこと、わかるカナー?」フフン


上条「み、御坂? これは違う! 冗談でだな!?」


ヴェント「えー……? 当麻ぁ、昨日のあつぅ〜い夜は何だったの……?」


御琴「」ピシィッ


上条「おいーー!?」


ヴェント「……さ、行こ、当麻♪ デートの続きっ!」スタスタ


上条「ちょ、引っ張るなって!!」ヨタヨタ




しーん…




御琴「……ふ」


御琴「…………ふふふ……。 ……あの化粧女ぁぁ〜……!」キラーン


36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/07(水) 00:05:25.18 ID:rWqyO0S+0
学園都市にヴェントのこと見たことあるやつって結構いるよな
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/07(水) 01:37:03.70 ID:IXBcdlkk0

上条「ちょ、ちょっと待てって!」


ヴェント「なに? おねーさんとおてて繋げるのがそんなに嬉しい?」


上条「あんな嘘ついて広まっちまったらどーすんだよ!?」


ヴェント「あぁ”ん? なんだぁ? 私と付き合ってるってのが知られるのがそんなに嫌なワケ?」


上条「そうじゃなくて! 追われてんなら自分から名前が広まるような行動は避けた方がいいんじゃねえのかってことだよ!
それだけお前の身に危険が及ぶ可能性が高くなんだろ!」


ヴェント「……!」


ヴェント「(……こいつ)」


上条「……はぁ。 ま、御坂は誰彼構わずいっちまうような人間じゃねーとは思うけど……」


ヴェント「……お前、お人好しって言われんだろ」


上条「……は? 何で?」


ヴェント「自分で考えろボケ」


上条「えぇっ?!」ガビーン
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/07(水) 01:46:55.50 ID:IXBcdlkk0


:大通り



上条「そろそろ昼飯でも食うか……家の買い置きはさっきの朝飯で全部だし」


ヴェント「お、まじまじ? 私、『スシ』食べたいよ『スシ』!」


上条「す、寿司ですか?(せっかくインデックスがいなくなった分の食費が浮くと思ったのに……)」


ヴェント「いいじゃんいいじゃん! あんまツレないこと言わずにさ、ぱーっとね!」


上条「えーと……実は結構家庭が切迫してましてですね……」


ヴェント「……むりなの?」シュン


上条「うっ……。 ……じゃ、じゃあちょっとだけ、なら……」


ヴェント「まじ!?!? えへへ、やった!」


上条「……はぁ(俺はしめ鯖祭りだな)」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/07(水) 01:51:40.88 ID:IXBcdlkk0


:寿司屋


ヴェント「すっげー……!!」キラキラ


上条「寿司は食った事ねーのか?」


ヴェント「ヨーロッパで一回食べたけど、くっそ不味かった!」


上条「海外のは模造品であって寿司じゃない、とかよく言うからなぁ」


ヴェント「しかもレールで回ってる!! 何これ何これ! 面白いんだけど!」


上条「庶民の味方・回転寿司だぜ。 流れてるのから好きなのとって食べる、みたいな感じだな。 ルールとして一回取ったものは戻しちゃいけないから気をつけてな」


ヴェント「えー……。 私、ルールとか規則とか、そういうダリィもん守って生きてくのが苦手なんだよね……。 むしろ破りたくなるっていうか」


上条「なにその中学生みたいな我が侭!?」

40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/07(水) 01:56:55.75 ID:IXBcdlkk0

ヴェント「何取ろうか迷うな……。 種類あり過ぎだろ! スシってこんなもんなのか?!」


上条「はは、さっきも言った通り回転寿司は庶民的な店が多いから色んなネタがある所が多いんだよ。 その方が色んな人のニーズに合わせられるだろ?」


ヴェント「なるほどねぇ。 ……私、あの赤いの食べたい! ま……ぐ…………ろ?ってやつ」


上条「おう。 よっと……ほら」トン


ヴェント「おー……!」キラキラ


上条「(こうやって見ると普通の女の子にしか見えない……)」


上条「あ、醤油はこれな」トン


ヴェント「さんきゅ。 ……な、なぁ。 私のチョップスティックの持ち方って、これで合ってるか?」


上条「ん? どうしたんだ急に」


ヴェント「……実は持つの初めてだったりする」


上条「ぶっ!? え!? 本当かよ!?」


ヴェント「な、なんだよ! そんな驚くことねーだろ!? くそったれめ!」


上条「店でクソッタレとか言わないで下さい!」

41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/07(水) 02:01:03.61 ID:IXBcdlkk0


ヴェント「書籍とかで見たっきりで実際持つのは初めてなんだよ! わりぃか!?」


上条「い、いや、悪いってことはねーけど……。 さっき外国の寿司屋行った事あるって行ってたよな? それはどうしてたんだ?」


ヴェント「……ヨーロッパは、スシ食べるときもスプーンとフォークが置いてあるからそれで食べたんだよ」


上条「寿司にスプーンとフォーク!?」


ヴェント「それが主流だからしゃーねーだろ。 お前の言ってた通り、ニーズってもんがあるんだよ」


上条「へぇ。 これがカルチャーショックってやつなんだなー」


ヴェント「で、私の持ち方はこれで合ってるの?」


上条「おっと、わるいわるい。 ……どれどれ」


ヴェント「……」ゴクリ


上条「……そのボールペン持つみたいな持ち方で持っちゃったら、どうやって開くんだ……?」


ヴェント「えっ!? やっぱり違うか!? 見よう見まねだったんだが!」ガーン

42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/07(水) 02:03:59.84 ID:IXBcdlkk0


上条「……手はこうやって、中指が箸と箸の間に入る様に持って、後は――」


ヴェント「……こ、こうか?」


上条「あぁ、ちがうちがう。 えっと、この指は――」ギュッ


ヴェント「……!」ドキッ


上条「――って、ここはこう持つ。 こんな感じだな。 ……ん? どうかしたか?」


ヴェント「!!! な、なんでもねーよハゲ!!! こっち見んな!!」ビクッ


上条「教えたのにひどい言い草だな!?」


43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/07(水) 02:07:26.62 ID:IXBcdlkk0


店員<ありがとうございましたー。


ヴェント「ちょっと食べ過ぎてお腹が苦しい……」ケホッ


上条「(六皿でお腹いっぱい……だと……? そ、そうか! インデックス目線で見てたらダメなんだ! これが普通の女の子の食欲なんだ!)」ウルウル


ヴェント「……何で1人で震えてんだ気色わりぃな」


上条「いや、こっちの都合です……」ゴシゴシ


ヴェント「それにしても……」


ヴェント「……」チラッ




でさー。 それでねー?




ヴェント「……」チラッ




マジで!? やべーじゃんそれ!




ヴェント「……学園都市っつーのは、こんなにも騒がしい場所なのか?」


44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/07(水) 02:13:35.08 ID:IXBcdlkk0


上条「騒がしい? ……あー、俺たちにとってはこれがデフォだからなぁ。 あんまり考えた事ねーかもな」


ヴェント「マジかよ。 こんなうるっせぇ所がデフォルトとか耳腐ってんじゃねーの?」


上条「海外はそうでもないのか? 前にイギリスへ行ったときとかはこんな感じだった気がするんだが」


ヴェント「そりゃ都市部だろ? 農村部とかはそりゃ静かなモンだよ。 ロシアなんてくっそさみーから用もねーのに人は外出たりしねーしな」


上条「それを言うなら学園都市だって『都市』ってつく位だからこんなもんなんじゃないのか?」


ヴェント「あ、そっか。 以前来たときはもっと静かなもんだったからそれを想像してたわ」


上条「(……それは貴方が術式で強制的に作った状況なんですけどね!?)」←怖いから直には言わない

45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/07(水) 08:47:28.06 ID:97nZuEPIO
ヴェント可愛いな
期待
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/11/07(水) 11:08:22.52 ID:6TeA/FLAO
フィアンマさんを信仰してるマジキチ部隊か…納得…

>>1
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/11/07(水) 12:46:49.85 ID:gnC8me3Go
ずっと魔術漬けだったから異性関係に慣れてなくて初心なヴェントちゃんマジ可愛い
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/07(水) 12:52:56.64 ID:OGNrEOuIO
ヴェントさんのすっぴん画像はよ……
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/07(水) 19:02:37.08 ID:Jb1i3lXbo
>>34
大きいほうじゃないけど美乳だろいい加減にしろ
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/07(水) 19:59:21.63 ID:NKjn+8dwo
ヴェントさんのすっぴん可愛すぎわろた
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/07(水) 20:36:51.58 ID:cLntkGxDo
ttp://lohas.nicoseiga.jp/thumb/992644i
(´A`)…

ttps://si0.twimg.com/profile_images/1646769321/f_vent.jpg
ttp://lohas.nicoseiga.jp/thumb/1089049i
(°∀°)
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/08(木) 01:22:56.84 ID:utW2C82H0


:上条宅



がちゃ



ヴェント「ただいまー」



上条「(もう既に慣れ親しんでる……)」


ヴェント「いやー学園都市って広過ぎんだろー! 歩いて見て回るだけでも一苦労だったわ」トントン


上条「なんてったって百万単位で学生が暮らす場所だからな。 ある程度の広さが必要なんだろうな」


ヴェント「かー……。 青臭いガキどもがそんなに居てもなぁ……。 もっとこう……なんつーか、シビれるようなヤツはいねーのかよ」


上条「シビれるって……。 スキルアウトっていう不良みたいな集団はいるけど、そんな目立つやつはいねーかな」


ヴェント「はぁ? 何で? 学園都市って超能力の開発機構も兼ねてんだろ? んなら悪用するヤツだってわんさかいそーなもんだが」


上条「学生主体の衆衛集団のジャッジメントとか、それの大人版っつーか……学園都市版警察みたいな役割してるアンチスキルって組織があるからな。
結構門限とかの取り締まりも厳しいんだぜ?」


ヴェント「ふーん……。 要はガリ勉のお利口サンばっかりってことかよ……。 つーまんねっ」ポスッ


上条「何でそんなにバイオレンスな世界を求めてんだ……」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 01:31:10.10 ID:fGFTn+dSO
おかしいね。>>51の画像、どちらも可愛い天使じゃないか

後、すっぴんヴェントちゃんのふつくしい画像ならあっちのがいいと思うぜよ
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/08(木) 01:32:01.00 ID:utW2C82H0

ヴェント「力持ったらそれを振り回してみたいって思うのがフツーじゃね? 偉そうな先公とか司祭とかぶっ飛ばしたりさ」


上条「あのなぁ……。 日本でそれやったら即ブタ箱行きだから気をつけろよ?」


ヴェント「へいへい。 わぁーってるよ。 目立つ様な真似はしーませんっての」


上条「(……何で微妙に拗ねるんだ……) ……あ、そういえば。 ヴェント、服とかどーすんだ?」


ヴェント「……あぁん? 服ぅ?」


上条「あぁ。 その服だって昨日から着てるわけだけど、いつまでもそれってわけにはいかねーだろ?」


ヴェント「フツーにこれ洗って着りゃいいジャン。 何? まさか、もっとアダルトな服着てほしーの? ……あんまりエロい目で見ないでほしいなぁ。 
思春期だからってそんな狼になられると困っちゃう☆」


上条「ちげーだろ! 女子なんだし、お洒落とかしねーのかな、って思ってさ」


ヴェント「お洒落……ねぇ。 別に興味ねーな。 っつーか、考えた事も無かった」


上条「……なるほど。 それなら買いに行くか?」


ヴェント「……は?」

55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/08(木) 01:41:48.44 ID:utW2C82H0

ヴェント「マテマテマテマテ? どーしちゃったの? おねーさん話の流れが掴めないんだケド」


上条「お前が欲しいと思うならどーかなって思ったんだけど。 事情が事情だし、自分の服もちゃんと持って来れなかったわけだろ?」


ヴェント「ま、まぁそりゃそーだがよ……」


上条「女子なのに服が一着しかねーの知ってるのに、放っておくっつーのも気が引けるし……」


ヴェント「……そ、そんなコト言ったってだな、別に私は……」


上条「折角そんだけ可愛いんだから自信持ってけって。 別に遠慮しねーでいいんだぜ? (金も余ったし……)」


ヴェント「かぁ!? か、かかかかか、可愛くなんかねーっつってんだろ!! 殺されてーのかテメーはよぉ!?」カァァ


上条「どわっ!? 暴れるなって!! 何か壊したら弁償代たけーんだぞ!?」


56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/08(木) 01:48:09.29 ID:utW2C82H0


ヴェント「と、とと、とにかく! 私は別に可愛くもねーし興味もねーんだからイラネェ!! 分かったか!?」ガバッ


上条「お、おい!?」


ヴェント「今日は疲れた! 寝る!! じゃーな!!! 金魚みてーにすっぽり風呂場に収まっとけカス!!!」


上条「そ、それはいいけど夕飯どうすんだよ? まだ食ってねーだろ?!」


ヴェント「いらねぇ! どっか行けバカ!!」


上条「な、なら俺は適当にブラっと行ってくるから家頼むぞ? 何か欲しいもんでもあるか?」


ヴェント「なんもいらねぇっつってんだろ!! あんまりしつっこいと歯ぁ全部抜いてネックレスにすんぞ!」


上条「な、何で怒ってんだよ!? じゃ、じゃあ行ってくるから!」



がちゃ



…ばたん

57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/08(木) 01:52:32.15 ID:utW2C82H0


:ショッピングモール


上条「……はぁ」


上条「どーすっかなぁ……。 何も決めねーで勢いで家でてきちまった……」


上条「……っつーか何で家主が客に家追い出されてんだ……」ゲッソリ


御琴「はぁ、はぁ……っ!!」


上条「……?」


御琴「やっと見つけた……。 ……ってアンタだけなの?! さっきの化粧女はどこよ!?」


上条「何だ、ビリビリか……」


御琴「ビリビリじゃないっつってんでしょ!! その態度は何なのよ!」バチバチ


58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/08(木) 01:59:19.25 ID:utW2C82H0


上条「(こんな所でまたビリビリに会うなんてついてねーな……。 ……って、待てよ?)」


御琴「……そういえば、アンタにも聞きたいんことがあったのよね」


上条「(……時間もまだあるし……。 ……よし)」


御琴「あの、さっきの話なんだけど……。 ……さっきの人と付き合ってるとかって話、ほんと――」


上条「びりび……じゃなくて御坂! この後暇か!?」ガバッ


御琴「ひっ! ……な、何よ急に! 特に用事はないけど……」


上条「それならこの後俺と一緒に買い物に行ってくれねーか!?」


御琴「か、買い物!? (え、嘘、何これ、デートの誘い? っていうか待って、これって二股!?)」


御琴「(で、でもコイツはそんなことしそうなヤツに見えないし……。 そ、そうよ! さっきのあの女は別に彼女じゃないのよきっと!
今も一緒に居ないし、きっとそうよ、うん!)」


御琴「べ、別にいいわよ……。 これから帰ろうと思ってたんだけど、アンタがそこまで頼むんなら仕方ないから付き合って上げるわ」


上条「ほ、ほんとか!? ありがとな!!」


御琴「……っで、でもどこに買い物に行くのよ? もう夕暮れなんだけど」


上条「あぁ、ヴェントの服をちょっと見に行こうかと思って!」


御琴「」ピシピシッ

59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/08(木) 02:08:41.14 ID:utW2C82H0


御琴「……ん、ん〜? ご、ごめんね? ちょっと聞こえなかったからもう一度言ってくれる?」


上条「あ、あぁ。 ヴェントのやつ、服持ってねーっていうから買ってやろうと思ったんだけどさ、俺はそういうセンスなんてからっきしねーし。
御坂なら選べんじゃねーのかと思って」


御琴「……ヴェ、ヴェントさんってさっき一緒にいた人のことよね? ……何でアンタがあの人の服を買ってあげるワケ……?」


上条「あぁ、それは――  (って、詳しい事は言わない方が良いよな……?)」


上条「服なんか興味ねーって言って駄々こねて先寝ちまったから、俺しかいないんだよ」


御琴「先に寝るぅ!?!!!?」ガーン


上条「あぁ、ベッドに(ヴェントだけが)入ってたんだけど、話してたら急に怒り出して寝ちまったんだよ」


御琴「(『ベットに(一緒に)入ってる→たしか学生寮だから1人用、なのに2人→親密な関係、行為』)


御琴「あ、あは、あはは、あははははははははは…………」ヒクヒク


上条「……あれ? 御坂? どうしたんだ? 行こうぜ?」


御琴「…………………………ど」


上条「?」


御琴「どうせ私なんかまだガキんちょよーー!! ばかぁぁああああ!!!」ダダッ


上条「お、おい!? 御坂!?」


……しーん






上条「……いっちまった」



60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/08(木) 02:10:04.67 ID:utW2C82H0
>>51
ヴェントさんprpr……^^

今日はもう寝ます。 皆さんいいヴェント・ドリームを……
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/08(木) 02:10:54.60 ID:RJMFJyx8o
おつー
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 02:14:20.19 ID:fGFTn+dSO
乙ー。いいヴェントどりーむをー。こういう今日はここまで宣言があると嬉しい。乙しやすいし、更新待ちで無駄に起きてなきゃいけないなんて事なくなるし。
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 02:33:07.58 ID:3X6u2Aboo
乙ー。
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/08(木) 09:51:08.10 ID:VxWcSeJwo
乙でした
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/08(木) 23:46:34.94 ID:utW2C82H0

:セブンスミスト





ヴェント「……」トテトテ


ヴェント「今朝あれだけ寝て、こんなに早く眠れるワケっつーの。 どんなお利口サンだよ……」


ヴェント「っつっても、するこねーし金もあるってワケでもないしねー。 適当にブラつきたい所なんだけど……」





街頭テレビ<< 可愛いは、作れる!





ヴェント「(化粧品ねぇ。 ……んなもんどれも一緒だろ。 ほんとにくっだらねーもんばっか発達してんだな日本っつーのは)」


ヴェント「(……)」




上条『だから、化粧落とした方が可愛いっつーことだよ!』





ヴェント「」ボンッ


ヴェント「あ”〜〜〜!!」ブンブン


ヴェント「(くっそがぁ!!! 思い出したくもねーもんを……!)」

66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/08(木) 23:59:36.67 ID:utW2C82H0



??「ねーねー。 そこの1人で楽しそうなお姉さん! 今暇なの?」


ヴェント「……はぁ?」


??「よかったらお話しよーよ。 私、今暇なんだよね」


ヴェント「相手見てもの言えよく―― !?」


「?」ニコニコ


ヴェント「(……コイツ、今朝の御坂 御琴とか言う……)」


ヴェント「(いや、ちげえ……。 顔や髪型は全く同じだが……コイツは……)」


ヴェント「テメェ……、御坂とかいうガキじゃねーな? ……誰だ」


御琴(?)「あっれー? 元本(おねーさま)のこと知ってるの? あはは、どうしてなのかなー。 特殊なお化粧した外国人のおねーさんだと思ったんだけど」


御琴(?)「……ねぇ、どうして? どうして知ってるんでしょーかねぇ?」ギロッ


ヴェント「……」


――『お前、邪魔。 死んどけ』


――『アンタ、イカれてるね?』



ヴェント「(…………あいつと……同じ類いか)」


ヴェント「……くひゃっ♪」


「……私、結構尋常じゃない殺気だしてるつもりなんだけど……。 もしかして、おねーさん。 ……結構、イカれてるタイプ?」


ヴェント「てめーと同じだろ、バーカ」


ヴェント「(……シビれるどころか、真っ黒なヤツ。 いんジャンか。)」












「あはっ。 そだねー! ……私は、番外個体。 甘々な元本(おねーさま)とは一味違うから、…………気をつけてね」」バッ




67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 00:02:55.25 ID:czAUG56M0


:公園



たったった…



上条「……ったく、アイツ一体どこ行っちまったんだ……」


上条「寝るって言ってたのにいねーし……。 鍵も閉めずに」


上条「……まさか、…………追手が!?」


上条「とにかく、探さねーと! アイツならここら辺で暴れかねねーし……!」



68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 00:09:50.78 ID:qnEcsgxSO
しかしミサワちゃんたぁ意外だぜ
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 00:09:52.44 ID:czAUG56M0

:某土手 自販機前



がららら……どしゃん

ヴェント「……」プスッ


ヴェント「……」ゴクッ


ヴェント「……あったか」


ヴェント「……日本も、じゅーぶんさみーじゃん」


ヴェント「…………ふー」


ヴェント「……」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 00:25:22.10 ID:czAUG56M0

:20分前



番外個体『……と、おねーさんの身体に色々と聞きたいところな・ん・だ・け・ど』ピタッ


ヴェント『……何? やんねーワケ?』


番外個体『ふひっ! おねーさん、トコトン狂ってるね。 折角やめたのに何で残念そーな顔してんの?』


ヴェント『オメーが仕掛けてきたんだろ。 売られた喧嘩はやり通すのが主義なんでね』


番外個体『いやんっ。 そんなカッコいい事言われたら、ミサカ濡れちゃうじゃんっ。 ……私も随分ご無沙汰だったしぃ、続きと行きたい所なんだけど』


『……ったく……。 あんまし遠くいくなっつったよなァ? アイツの脳みそは犬っコロ並なンか?』


『そんなにカリカリしてると余計短気になっちゃうよ! って、ミサカはミサカは親切にも貴方の自律神経を心配してみたり!』


『……テメーは一回宇宙まで散歩でもさせてやろーか?』


番外個体『……こっちのご主人サマが来ちゃったもんで。 小話で済ます筈だったんだけどねー』クルッ

71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 00:25:52.67 ID:czAUG56M0

ヴェント『……オイ。 タダで帰すと思ってんの?」


番外個体『……3対1で、徹底的に嬲るってのもアリなんだけどね、ミサカは』


ヴェント『……脅してるつもりか?』


番外個体『べっつにー? ただミサカには帰る所があるからここで死ぬわけには行かなかったりするんだよねー。 困ったなー』


ヴェント『……』


ヴェント『……はぁ。 ……茶化そうとしてやったんだったらお前、才能あるぜ。 ……興が削がれたよ。 消えろクソアマ』


番外個体『ミサカは褒められて伸びるタイプだから、そうやってどんどん褒めてくれると嬉しいかな? ……じゃあね糞ババァ?』


ヴェント『……やっぱり一片死ぬか?』


番外個体『キャー怖い〜! ……ほいじゃね! 貴方も待ってる人の所に帰りなねー! ……男日照りで赤錆の生えたアレを持ってなかったらの話だけどー!』フリフリ




『『どーん!! 驚いた!? ねぇ、驚いた!?』』


『『……殺す。 やっぱりテメーは今殺す』』


『『きゃー逃げろー!』』


『『きゃーきゃー!! って、ミサカもミサカも便乗してみる〜!』』








ヴェント『…………』


ヴェント『(……帰る所がある、ねぇ)』
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 00:31:23.14 ID:czAUG56M0

:なう




ヴェント「……」





――『おねえちゃん、アレ乗りたい! あの早いやつ!!』

――『……えー。 あんなに叫んでるよ? それでも乗るのー?』

――『せっかく来たんだし、乗ろうよー!』

――『……じゃあ、一回だけだよ?』

――『うん!』







ヴェント「……帰って来てくれんなら、ずっとお利口サンやってるっつーの。 ……クソ」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 00:34:35.67 ID:czAUG56M0



「はぁ、はぁ……!」


ヴェント「……。 ……どーした? 夜中のランニングにしては、随分汗だくじゃないの」


上条「……はぁ、はっ、はぁ……お、追手は!?」


ヴェント「……はぁ? 追手ェ? ……くははっ! んなもん来てねーっつの!! 何寝ぼけてんだ?」


上条「……ほ、ほんとうか!?」


ヴェント「ほんとも何も事実じゃなけりゃ私は今頃シャワールームで血ィ落としてるって」ケラケラ


上条「……よかった…………」ホッ


ヴェント「……!?」


74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 00:39:33.87 ID:czAUG56M0

ヴェント「何へたりこんでんだよ、きったねぇ」


上条「い、いや。 かれこれずっと走ってたもんだから足にきちまって」


ヴェント「んな慌てることでもねーだろ。 例えほんとに追手が来てたとしてもよ。 ……何? 私の力が、そんなに信じられないワケか?」


上条「そりゃ、お前の力は認めてるけど。 お前も女の子なんだから、もしものときがあったら困るだろ……」


ヴェント「っ!」


上条「……は〜〜。 とにかく、何でもねーならいいんだよ。 俺の勘違いで済むなら、それが一番いい」


ヴェント「……なぁ」


上条「……ん?」


ヴェント「……今から言う事は私の寝言だと思って聞いてもらって構わねー……っつーかそう認識しろよ?」


ヴェント「もし……、もし。 私が追手に殺されそうになってたら、お前はどうしてたんだよ」



75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 00:41:37.40 ID:8GaH007/0
何が起こっているか理解できないバカな私に誰か分かりやすく流れを説明してください
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 00:46:23.44 ID:czAUG56M0


上条「は? それは全力で助けるよ。 当たり前だろ」


ヴェント「……」


ヴェント「……当たり前、か」






――『出血多量です! 輸血用の○○型の血液が、不足しています!』

――『……。 仕方ない、せめて、出血が少ない方だけにでも……』

――『!? そ、それじゃあ男の子は……』









ヴェント「(試運転での、一回こっきり……)」


ヴェント「(……こういうバカがあんときいてくれれば、きっと…………)」


上条「……ちょ、ちょっとヴェントさん? 無言になられても困るのですが……」


ヴェント「……はっ。 お前のアホさ加減に呆れ返ってたんだよ。 なーにが『当然だろ』だ。 かっこつけてんじゃねえっての!
もし生意気にも助けに入る様な真似しやがったら、テメーも一緒に血祭りだよ!」


上条「おいおい!? そりゃ本末転倒にもほどがあるだろ!?」


ヴェント「あーあー。 難しい日本語わかりませーん」


上条「都合いいなお前の理解力は!!」

77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 00:48:22.49 ID:qnEcsgxSO
ぶっちゃけヴェントちゃんの弟の時と上条さんの今の事とはちょっと違うような
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 00:49:13.79 ID:czAUG56M0

>>75

上条帰って来たら鍵あきっぱヴェントもいない→探しに行く。

ヴェント1人でぶらぶら散歩→散歩先で会った番外個体に喧嘩売られるが、一方通行の登場で場は流れる。

ヴェントが土手でコーヒーを飲んでいた所、上条が辿り着く。


っていう状況です。すんません、書き溜めとかじゃなくて書きなぐってるんで分かりにくい所あると思うんですが勘弁してください。


79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 00:51:03.74 ID:czAUG56M0
>>77

試運転ってことは沢山観客がいる→事故を見ていた有志が数人でも入れば、もうしかしたら……

上条の『かつては敵だった自分をここまで必死に探してくれた』という行動が、そこに合致した感じです。


脳内イメージは文章にし辛いですね。 ほんとすんません。
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 00:59:03.94 ID:czAUG56M0
とりあえず今日は寝ます。
ありがとうございました。
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 01:00:11.32 ID:qnEcsgxSO
乙。悪いがちょいわかりやすいっつーか、説明みたいなんがあると助かる
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/09(金) 01:03:21.16 ID:6p1LtW4Zo
おつー
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 02:41:58.72 ID:IrhUYOKDO
別に普通に分かると思うんだが
84 :名無しNIPPER [sage]:2012/11/09(金) 06:39:56.89 ID:1N4DR1CU0
SOは理解力が足りないんだろ。
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 19:01:06.72 ID:zHDJppzpo
目が覚めたら隣にヴェントがいる生活かぁ
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 23:10:37.58 ID:eVeDSoOt0
目が覚めたら隣にテッラがいる生活かぁ
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 23:16:12.71 ID:czAUG56M0

:翌朝 上条宅




ヴェント「ん」スッ


上条「はい?」


ヴェント「んー」フリフリ


上条「……!」キュピーン


上条「ほい、醤油」コトッ


ヴェント「サンキュー……ってちげーよだぁほ!!!」バンッ


上条「えぇ!?」ビクゥッ


88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 23:19:09.25 ID:czAUG56M0


ヴェント「金だよ金! 金くれ!!」


上条「い、いきなりなんだよ!?」


ヴェント「昨日言ったろ! 私は金をほとんど持ち合わせてねーの! 特に日本円なんて入国でほとんど使っちまったし、
昨日コーヒー飲んですっからかんなんだよ!」


上条「何を当たり前の様に言ってるんだよ!? 俺だってそんなに持ってねーよ!」


ヴェント「財布に3万入ってただろ!?」


上条「あれは今月の仕送り……って、何で知ってんだ?」


ヴェント「あ、やべっ」


上条「人の財布覗かないで頂きますか?!」ガビーン


89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 23:22:18.41 ID:czAUG56M0

ヴェント「いいじゃんいいじゃんそんなケチ臭いこと言わないでさ。 金の無い人には恵むのが日本人だろ?」


上条「どんな認識を持ってるか知らねえけどこれは今月の食費とかに使う金だから渡せねーんだよ」


ヴェント「お前の分をキリつめればいいじゃん。 その分私がもらう。 あっ、私の分はきちんとご飯代必要だからな?」


上条「何でだよ!? 何をどう考えれば家主の食費切り詰めて客に金出すっていう発想に至るんですか!?」


ヴェント「ここを、こう……」


上条「そんなジェスチャーやられても伝わらないっての!!」


90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 23:33:21.59 ID:czAUG56M0


ヴェント「だー!! もうっ!! 何?! 何なの!? 私がこんなに頼んでるっつーのに渡せないワケ?!」


上条「頼むと言うより命令形に近かった気が……」


ヴェント「イチイチ私についてくんのもダリーだろ? 私に金さえくれさえすれば、勝手に一人で過ごすからよ。
それでお相子ってことで手を打とーぜ、な?」ニコッ


上条「満面の笑みを見せられましても……。 っていうか、別に俺は嫌じゃねーけど」


ヴェント「ぶっ」ブッ


上条「うわっ!? だ、だいじょうぶか!?」


ヴェント「げほっ、げほ……。 て、テメェェェ!! 急に何言い出すんだ!? 盛ってんのか!?」


上条「何のことだよ!? 俺は特にすることねーから付き合う分には構わねーって言おうとしたんだよ!」


ヴェント「……ふ、ふん! そ、それでも、私は1日くれー自由に過ごしたいんだよ! 別にお前なんかいなくたって!」


上条「……はぁ……。 しゃーねぇなぁ」ガサゴソ


ヴェント「……!」


上条「3万とは言えねーけど……。 5千円くらいでよければ、ほら」


ヴェント「……い、いいのか?」


上条「まー、どのみちインデックスに食いつぶされる金だったし、無かったもんと思えば問題ねーな。 っと、皿洗うか」ガタッ


上条「それに、確かにずっと一緒に居るっつーのも、それはそれで目立つし」カチャカチャ


ヴェント「……」


ヴェント「……」ボソッ


上条「……? 何か言ったかー?」ジャー


ヴェント「『皿洗いが似合ってるから学校やめて転職すれば?』って言った」


上条「どんだけ夢の無いキャリア歩まねーといけねーんだよ!!?」


ヴェント「(……ケッ)」

91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/09(金) 23:34:25.09 ID:czAUG56M0
すんません、今日は寝ます。
昨日は申し訳なかったです。 もーちょっと分かりやすく書く様にしますので、よろしくお願いします。
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 23:39:10.65 ID:qnEcsgxSO
乙ー。妄言だから気にしなくていい
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/11/09(金) 23:40:29.75 ID:eVeDSoOt0

最後の発言はつまりヴェントに上条さんが永久就職ですね
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/11/10(土) 00:23:31.96 ID:/Xz7Lf0AO
乙です。
この距離感がいい。
ジリジリと縮まっていくのがまた良し。
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/11/10(土) 06:07:11.32 ID:Mv0iveEDo
乙でした
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/10(土) 20:26:44.26 ID:d2arPH2R0

:第16学区(商業地区)


わいわい、がやがや



ヴェント「(……はぁ)」


ヴェント「(ここに来たのは失敗だな……)」


ヴェント「(土産もんなんか買ったって渡すヤツいねーってのに……)」





上条『あ、そうだ。 せっかくなら商業地区でも行って来たらどうだ? ここからそんな遠くねーし、色んなもん売ってるから』





ヴェント「(……あのタコやろ〜……)」メラメラ
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/10(土) 20:32:55.43 ID:d2arPH2R0


ヴェント「(……っても、来ちまったもんはしょうがねーし……。 適当に見てみるか)」




:コレクトショップ



店員「いらっしゃいませー」


ヴェント「……」トテトテ


ヴェント「(……どうせ大したもんはねーんだろ。 ……ん?)」


ヴェント「(……!)」


ヴェント「(……ほー。 日本ではこういうアクセサリもあんのか……)」チャラ…


ヴェント「(化粧はやたらと凝ってる割には、けっこーイイ趣味してんじゃん)」


??「お似合いですよ。 よろしければ御着用してみてはいかがですか?」


98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/10(土) 20:49:34.68 ID:d2arPH2R0


ヴェント「……あー」ポリポリ


??「あぁ、突然失礼いたしました。 臨時で本日ここの店員をやらせてもらっている、海原と申します」


ヴェント「(……んだ、コイツ。 誰も名前なんて聞いてねーよ)」


海原「……気に入りませんか? 右方のヴェントさん」


ヴェント「!?」ガタッ



ちゃりーん…




海原「……はぁ。 購入していない商品はまだお店のものなんですから、大切に扱って頂きたいものです……」コト…


ヴェント「てんめぇ……」


海原「……あ、勘違いしないでください? 別に自分は貴方に対してどうこうするというわけではありませんから」ニコッ


ヴェント「言葉だけで信じられる程、能天気な人間じゃねーよ……」スッ


海原「おっと……。 ここがどこかわかってます? 学園都市の第16学区。 学生達の集う場所なんです。 つまりは、多数の国籍、年齢、性別の人間が集まるということ」


海原「ほろ暗い路地裏でならともかく……。 こんな所で暴れたらどうなるか……。 分からない人間でもないでしょう?」



99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 20:50:21.44 ID:Q/FdBj/SO
右方………ッ?
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/10(土) 20:57:24.88 ID:d2arPH2R0


ヴェント「……ちィ!」ギリィッ


海原「はははっ。 そんなに警戒しないでも大丈夫ですよ。 何もするつもりはないと言っているでしょう?」


ヴェント「自分『は』……だろ?」


海原「……おや。 疑り深い方ですね。 言葉遊びの真似事など、自分は好ませんし。 正真正銘、敵意を示す者などどこにもいませんよ」


ヴェント「……」


海原「あぁ、『言葉だけで信じられる程、能天気な人間』ではないんでしたね。 ……おっと、これも言葉遊びの内に入りますかね?」クスッ


ヴェント「……何がやりたい?」


海原「おっと、そうでしたね。 本題から逸れ過ぎました」


ヴェント「(……コイツ、日本人だよな? ……何で魔術の血脈が…………? これも学園都市の……?)」


海原「自分も時間が有り余っているわけではないので、端的に申し上げますが」


海原「今日は、忠告に、と思いまして」


ヴェント「……忠告?」


101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/10(土) 20:58:25.96 ID:d2arPH2R0
>>99

ああああああッッ!!!!!
前方ですwwwww こんな初歩的な所でミスるとは……!
指摘ありがとうございます。
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/10(土) 21:00:25.68 ID:d2arPH2R0
【修正ver】




ヴェント「……あー」ポリポリ


ヴェント「(私は別に……)」


??「あぁ、突然失礼いたしました。 臨時で本日ここの店員をやらせてもらっている、海原と申します」


ヴェント「(……んだ、コイツ。 誰も名前なんて聞いてねーよ)」


海原「……気に入りませんか? 前方のヴェントさん」


ヴェント「!?」ガタッ



ちゃりーん…




海原「……はぁ。 購入していない商品はまだお店のものなんですから、大切に扱って頂きたいものです……」コト…


ヴェント「てんめぇ……」


海原「……あ、勘違いしないでください? 別に自分は貴方に対してどうこうするというわけではありませんから」ニコッ


ヴェント「言葉だけで信じられる程、能天気な人間じゃねーよ……」スッ


海原「おっと……。 ここがどこかわかってます? 学園都市の第16学区。 学生達の集う場所なんです。 つまりは、多数の国籍、年齢、性別の人間が集まるということ」


海原「ほろ暗い路地裏でならともかく……。 こんな所で暴れたらどうなるか……。 分からない人間でもないでしょう?」

103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/10(土) 21:01:49.75 ID:d2arPH2R0


ヴェント「……ちィ!」ギリィッ


海原「はははっ。 そんなに警戒しないでも大丈夫ですよ。 何もするつもりはないと言っているでしょう?」


ヴェント「自分『は』……だろ?」


海原「……おや。 疑り深い方ですね。 言葉遊びの真似事など、自分は好ませんし。 正真正銘、貴方に敵意を示す者などここにはいませんよ」


ヴェント「……」


海原「あぁ、『言葉だけで信じられる程、能天気な人間』ではないんでしたね。 ……おっと、これも言葉遊びの内に入りますかね?」クスッ


ヴェント「……何がやりたい?」


海原「おっと、そうでした。 本題から逸れ過ぎました」


ヴェント「(……コイツ、日本人だよな? ……何で魔術の血脈が…………? これも学園都市の……?)」


海原「自分も時間が有り余っているわけではないので、端的に申し上げますが」


海原「今日は、忠告をしに参りました」


ヴェント「……忠告?」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/10(土) 21:11:24.49 ID:d2arPH2R0


海原「貴方は正常な手段を持って日本に入国し、その後不法な手続き……というより方法で学園都市に入りました」


海原「本来、このような輩を排除するのが自分たちのような者の役目なのですが」


ヴェント「……死にてぇなら来いよオラ」


海原「早合点しないでください。 ……続けますよ?」


海原「実は今、アンチスキル……あぁ、俗に言う社会不適合者たちの活動が非常に活発でして」


海原「まぁ、不甲斐ないことに自分たちも手を焼いているわけです」


ヴェント「(……上条も言ってたっけか。 クズ共の集まり学園都市バージョン……)」


海原「……力を保有している約数名が活動しない為に陥っている状況ですが、現実は現実。 真摯に受け止めねばなりません」


ヴェント「……で? 私と何の関係があるワケ? ガキ共のおままごとに付き合ってられる程、私も暇じゃないんだけど?」


海原「おやおや。 自分も言葉を返されてしまいましたか」


海原「自分たちの役目の中に、『一般学生及びその周囲の人間、そして外来の人間たちの安全の保持と最速での事案沈静化』という項目がありまして」


海原「この中の『外来の人間』に貴方は本来含まれるべき人間なのですが、正式な手続きを経ていない以上、自分たちは貴方の安全を保障しかねます」


海原「それだけ、ご忠告をさせて頂きに来ました」


ヴェント「……」


ヴェント「……く、くくく……くはっ、くはははははっ!!」


105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/10(土) 21:19:28.62 ID:d2arPH2R0


ヴェント「安全ゥ?! 保障ォ!?」


海原「……」


ヴェント「お前、まさかマジでそんなコト言う為に私と接触したワケェ!? くひゃ、くひゃひゃひゃっ」


ヴェント「あー……腹いてぇ。 ……一言言っておいてあげるよボウヤ」


ヴェント「私はそんなものが保障される生ぬるい世界で生きていたのは、ずーーーーーっと前。 記憶も掠れるほど前なワケ!」


海原「……」


ヴェント「ンなことイチイチ君みたいな優等生に付き纏われてまで言われなくても、全く問題ないってこと! nobody help me ってね!」ゲラゲラ


ヴェント「……そんだけ分かったら早く消えろ。 ……これは私からお前への、心ばかりの『忠告』だ」


海原「……ふふっ。 そんな怖い顔をなさらないでください。 貴方に言われるまでもなく、私はもう行きます」


ヴェント「さっさと行け糞ガキ。 次私の前に現れたらその身体中につけてる能面全て引きはがして尻から突っ込んでやる」


海原「……恐ろしい言い回しを知っているんですね。 貴方、本当に外人ですか?」スッ


ヴェント「御託はいいからさっさと消え――!!!」


海原「――」ボソッ


ヴェント「……!?」


海原「私からの、最後の『忠告』です。 心に留めておいてみては? ……では」ニッコリ


ヴェント「………」




………………

………

106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 21:19:32.09 ID:RTaFaMdpo
上条さんヴェントにあくせさりーかったげてください
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/10(土) 21:21:08.03 ID:d2arPH2R0

ちょっと離れます。 またいつも位の深夜戻ります。
ミスとかでごちゃごちゃしてしまい申し訳ないです。
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 21:25:51.81 ID:+KtIlGvl0
今日はラッキーデイだな。
俺得ssを見つけてしまった
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 21:32:07.52 ID:JVJ/BTt/o
アンチスキルとスキルアウトはよく間違えられるよな
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 21:40:38.17 ID:9s4zudbDO
いつからアンチスキルは社会不適合者の暴力集団になったんだw
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/11(日) 00:19:48.23 ID:u9mbUcqO0
>>109&>>110

ミスミス言ってる間から更にミスを……申し訳ないです。
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/11(日) 00:23:55.86 ID:u9mbUcqO0


:喫茶店


ヴェント「カプチーノとバインミー1つ」


店員「かしこまりました。 サイズはいかがいたしますか?」


ヴェント「トール」


店員「かしこまりました。 2点合計で750円になります」


ヴェント「……ん」ポスッ


店員「ありがとうございます。 それではお席に御持ちいたしますので、お好きな席に座って御待ちください」ニッコリ


ヴェント「……」


店員「次のお客様どーぞ!」


ヴェント「(物価たけー……)」


ヴェント「(ヨーロッパも大概だが、日本は日本でたけーなおい……)」


ヴェント「(つーか何だよあの店員。 どの客にも同じ顔で同じ台詞とかきっもちわる)」


ヴェント「(日本人って何でもマニュアル化したがるって聞いた事あるけどあれはマジ話だったんだな……)」

113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/11(日) 00:30:14.23 ID:u9mbUcqO0


ヴェント「……ふぅ」ポスン


ヴェント「(……海原とか言うやろう、結局素性は明かさなかったな)」


ヴェント「(私が神の右席だと言う事を知っていたのは確実。 だが、どこまでを知っていて、それが何故なのか全くわかんねぇ)」


ヴェント「(そもそも、神の右席というグループの存在自体が相当秘密裏にあったはず。 ロシア国内に関してもそれは揺るぎねえ。
……それが1日本人(上条当麻を除く)に知られているなんてコトはありえねぇ)」


ヴェント「(……学園都市の暗部……ってヤツか。 私にミサイルぶちかまして来たイカレポンチと同等もしくは敵対組織……)」


ヴェント「(しかし、あいつの口ぶりからはアンチスキルだかジャッジメントだったか。 そこいらの内容にも聞こえなくはなかった)」


ヴェント「(…………はぁ)」


ヴェント「(……おちおちゆっくりともしてらんねぇなぁ。 我ながらキッツイ人生歩いてるわ、こりゃ)」


114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/11(日) 00:34:22.80 ID:u9mbUcqO0

店員「御待たせいたしましたー! こちらカプチーノのトールとバインミーになりまーす!」


ヴェント「……Thank you. Where is stick and sugar for coffee?」


店員「(げっ、英語) ご、ごゆっくりー!」


ヴェント「(……で、日本人は英語で話しかけると逃げるっつーのも国民性、と……)」


ヴェント「(あーあー。 半日で疲れちまった。 残り半日なんて何して過ごそうか思いつかねー)」グゥ


ヴェント「(……)」


ヴェント「(とりあえず食ってから考えるか)」パクッ


ヴェント「(……)」


ヴェント「……んまっ」


115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/11(日) 00:43:13.93 ID:u9mbUcqO0


:昼過ぎ


とてとて


上条「(……〕」


上条「(最近寒くなって来たなぁ)」


上条「(ロンT1枚じゃ結構しんどくなってきた)」


上条「(かといってジャケットなんて羽織っても暑いしな。 調節が難しい時期だ)」


上条「(……)」


上条「(ヴェント、どこいったんだろうな。 商業地区勧めたのは俺だけど、今考えてみりゃ土地勘ないやつには結構キツい場所なのかもな)」


上条「(……帰って来たらまたどやされそうだな……。 不幸だ……)」


116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/11(日) 00:52:33.61 ID:u9mbUcqO0

:本屋



ヴェント「(……へー)」


ヴェント「(日本の書店はこんな感じなんだ)」


ヴェント「(種類別じゃなくて作者別の棚なんてあるなんて結構便利だな)」


ヴェント「(ヨーロッパの作家は……かなり端っこか。 まぁあんだけ外国語に嫌悪感ありありならしゃーねーか)」


ヴェント「(……ここはマンガか。 ……ちょっと待て。 学術書のコーナーより圧倒的に多いじゃねーか!!)」


ヴェント「(……あれか? オタクってやつか? 言葉しか知らねーけど、何かヤベーやつらのことを差してるって……)」


ヴェント「(…………ん。 なんだこのピンク色の旗)」


ヴェント「(……奥も本続いてるみたいだし、行ってみるか)」

117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/11(日) 00:55:21.01 ID:u9mbUcqO0


:3分後…


ヴェント「(△□※÷&$\*@!???!?)」


ヴェント「……!」ダダダッ


ヴェント「はぁ、はぁ……」


ヴェント「(…………な、なんだありゃ!??!)」


ヴェント「(お、女が犬っころとセ……セ……!?)」


ヴェント「(何だよ!? 純正のキメラでも生成しようとしてるワケか?! そりゃ国際法違反だろ?! 私が気にする事でもねーけどよ!!)」


ヴェント「(……日本こえぇ…………)」


118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/11(日) 00:56:45.91 ID:u9mbUcqO0
とてつもない睡魔に襲われたので寝ますね。
ミス失礼しました……。
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/11(日) 01:25:01.72 ID:5YgPiuHS0
乙。ヴェントって何歳なんだ
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/11/11(日) 09:07:55.93 ID:rGTpTN0T0
禁書的には16でもいける!
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 09:29:51.59 ID:dM7yNbxAO

じゅーかんでビビるヴェントちゃんかわいい。
物価の高さは学園都市だし仕方がない
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/12(月) 00:04:04.74 ID:oeJcY0To0


:夕暮れ 繁華街


わーいわいわい



ヴェント「(……どこもかしこもウジャウジャいやがる…………)」ゲンナリ


ヴェント「(書店では本当にキチガイ地味たもん見ちまうし……。 休んでるようで全く休めてねーよ、ったく)」


ヴェント「(このまま歩いてても余計疲れそうだし、さっさと帰るか――ん?)」





上条「はぁ? 何言ってんだよ急に……」


御琴「だぁ〜!! 何で分からないのよ!!」ビリビリ


上条「あぶなっ!? ……い、今のはマジであぶねーぞ!?」


御琴「アンタが悪い!!」













ヴェント「……」


123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/12(月) 00:08:16.52 ID:oeJcY0To0

上条「俺にはお前が何を言いたいかさっぱりわからないんだって!」


御琴「だ、だから! 別に彼女がどうこうってわけじゃないけど! そ、その学生の身分で同棲は流石に……その……」ゴニョゴニョ


上条「はぁ? 同棲? 何言ってんだ?」


御琴「あ、アンタ言ってたじゃない! ヴェントさんがベッドから出ないだのどうだのと!! 女性を部屋に連れ込んで何してんのよ!」


上条「ひ、人聞きの悪いこと言うなっての!! それに別に同棲してるわけじゃーよ!」


御琴「じゃーあの人はアンタの何だって言うの――――」




ふわぁっ





上条「……」


御琴「!??!?」バッ


上条「……」


御琴「……」


上条「……じゃ、そういうことで」


御琴「……待って」ガシッ


124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/12(月) 00:12:24.22 ID:oeJcY0To0

御琴「アンタ、今見たでしょ」


上条「……いえ」


御琴「いや!!絶対見た!!! 100%見たぁ!!!」


上条「し、仕方ねーだろ!! 突然だったんだから!!」


御琴「突然でも目つぶってよ!!」


上条「無茶言うな! っていうか短パン履いてんなら構わねーだろ!」


御琴「なぁっ?! 短パン履いてたら女子の下腹部見てもいいって言うの!? それも立派なセクハラよ!」


上条「だから疑われる様な事いうなっての!!」


御琴「(それにしても本当に突然風がふいたわね。 ……それに下から上に吹き上げるなんて今の風向き的におかしい気が……)」









「だめだめ、視聴者サービスはちゃんとやらないと」








ぶわっ



125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 00:18:26.78 ID:TbEwZbfSO
みこっちゃんの短パンやお子ちゃまパンツじゃねぇ……やはり、ヴェントさんのおp
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/12(月) 00:20:01.94 ID:oeJcY0To0


御琴「……へ?」キョトン


上条「……?!」


御琴「……え、ちょ、ちょっと何で急に短パンがやぶけて!? え、え?!」




ぶわっ


御琴「きゃっ!!」ババッ


上条「(……白)」


御琴「……な、なんなのよ……これ…………」プルプル


ヴェント「ダッセェ下着履いてんなぁ……」トントン


上条「ゔぇ、ヴェント!?」


ヴェント「よぉ上条。 あんまりテメーが鼻の下伸ばしてっから見てーモン見してやったぞ。 感謝しな」


御琴「!?」


上条「お、おい!?!?! 何で俺の話になるんだよ!!」


御琴「アンタ……」


上条「ちげーって! 俺は本当に何も……!」


ヴェント「私のダケじゃ物足りず、他の女の子の下着も見たいだなんて……失礼しちゃう☆」


上条「ポップな感じで嘘を吐くなよ!!」


御琴「……やっぱり、アンタは一度叩きのめさないと行けないようね」ギロリ


上条「……み、御坂さん。 だから俺は違うと何度も説明……」


御琴「問答無用ーーーーーーーーっ!!!!」バリバリ


上条「ふ、不幸だあああああああああああああああ!!!」ダダッ


御琴「待てごらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! この変態二股男ぉぉぉぉぉおぉおお!!」












ヴェント「……へっ、ばかかみじょー」
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/12(月) 00:29:46.61 ID:oeJcY0To0

:上条宅



上条「……はぁ」バタン


ヴェント「あ、おかえり。 何か楽しそうな顔してんジャン。 何かあった?」


上条「お前のせいで散々だったぞ……」ゲッソリ


ヴェント「はぁ? 女子のパンツを無料で拝めたんだから、むしろ感謝すべきだろ」


上条「それを俺が頼んだ事にしたら牢屋行きスレスレの事件になるんだよ!」


ヴェント「ブタ箱かぁ。 お前が出てったらここが広くなるなぁ」


上条「何で『それも悪くないなぁ』みたいな顔してるんですか?!」


128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/12(月) 00:33:03.48 ID:oeJcY0To0


ヴェント「へいへい、わかりましたよーだ」


上条「ほんとに今後はよしてくれよ……。 無駄に逃げ回るなんてもうこりごりだ」


ヴェント「だらしねーやつだなぁ……。 ……あ、そうだ。 これ」コトッ


上条「ん? え? こ、これ、夕飯か? 作っておいてくれたのか……?」


ヴェント「私が食った分のあまりだよ。 豚のエサみたいなもんだよ。 ブタ箱への手みやげ、なんちゃって」


上条「冗談がわらえねーよ!」


ヴェント「ま、味は保障しねーが食いたきゃ食えば?」


上条「ありがたくいただきます! ありがとな!」


ヴェント「……ふん」

129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/12(月) 00:37:56.97 ID:oeJcY0To0

……





上条「あーうまかった!」


ヴェント「お世辞なんていいからとっとと片付けろっての」


上条「お世辞じゃねーよ。 今日だけじゃなくて、昨日の朝飯だってそうだ。 めっちゃ美味しいよ。 見た目もかなり凝ってるし。 結構作ったりしてるのか?」


ヴェント「……料理は嫌いじゃねぇんだよ」


ヴェント「柄じゃねーってのは知ってるから笑いたきゃ笑えクソ野郎……」


上条「何で笑うんだよ? すげーことだろ。 笑うなんてとんでもねーよ」


ヴェント「だからお世辞はいらねーって言ってんだろ……」


上条「何で卑屈になるのか知らねーけど、俺はお前の料理だったらほんとに毎日食いたい位だけどな」


ヴェント「」ボンッ


130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 00:47:53.17 ID:Q5nUeZBIO
意外と赤面症なんだなwww
だがそれがいい
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 02:35:39.61 ID:QWB7zVoDO
>>130

なっ…//グッチャグッチャの塊にすんぞゴラァ!!!!
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/12(月) 06:25:24.38 ID:oFX5zzus0
二股?
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 06:56:16.05 ID:WrvoFcB/o
浮気をしたらミンチ
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 09:35:23.80 ID:tvTws1n80
誰かそろそろ御琴にツッコミ入れてやれよ

御琴じゃなくて美琴な
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 17:30:56.71 ID:Ixl54BoIO
>>1です。

>>134

\(^o^)/
今までのは美琴に似た何かだとお考えを…
ミスが目立つなぁ…。 みにくいSSになってしまいまして申し訳ない限りです。
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 18:07:50.86 ID:TuAUs/dIO
>>135
御坂に似た何かがメインキャラの様に登場している謎SSにされんぞwwwwwwwwwwwwwwww
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 18:12:25.40 ID:TbEwZbfSO
もう御坂美琴、略して御琴でええやないの
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/13(火) 21:41:43.01 ID:HB/N3P2E0


ヴェント「んな、ななななななな……っっ」ワナワナ


上条「どうした? 顔真っ赤だぞ。 風邪でも拾ってきたのか?」


ヴェント「なんでもねぇ!! このウニ頭が!!!!」ズカズカ


上条「う、ウニ!??」ガビーン


ヴェント「(あーもー!! んなむず痒くなること、よくも毎度毎度……っ!)」キュッ


ヴェント「(……そういや、あの御坂とかいうガキの慌てぶり……)」ジャージャー


ヴェント「(もしかして、コイツマジでスケコマシなんじゃ……)」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/13(火) 21:43:56.37 ID:HB/N3P2E0

上条「あっ、洗いものは俺がやるからいいって」


ヴェント「ん、んだよ! こっちくんな!」


上条「何でいきなり腫れ物扱い!?」


ヴェント「……はぁ」ジャー


上条「……」ジャー


ヴェント「……」キュッキュ


上条「……」キュッキュ


上条「(……何で急に無言?)」

140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/13(火) 21:55:18.57 ID:HB/N3P2E0


ヴェント「……お前って。 彼女とかいるワケ?」ジャー


上条「ぶっ! ……な、何ですか突然!」キュッキュ


ヴェント「別にいージャン。 減るもんでもないし」ジャー


上条「確かにそうですが……」キュッキュ


ヴェント「……あー、なになに? まさか、言えない関係ならあるとか?」キュッキュ


上条「言えない様な関係って?」カチャカチャ


ヴェント「ホモ」カチャカチャ


上条「……それはないです」カチャカチャ


ヴェント「……」ホッ


ヴェント「(……ほっ?)」


141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/13(火) 21:58:46.01 ID:HB/N3P2E0


ヴェント「で、実際のところどうなワケ?」ストン


上条「俺の記憶ではできたことがないな」パタン


ヴェント「……俺の記憶では?」


上条「……まぁ、いないということで」


ヴェント「……ふーん」


上条「でも、どうしたんだ急にそんなこと聞いて」


ヴェント「いやー、彼女がいるのに私を上げてるなんてバレたらそれこそ断罪されそーだなーって思ってよ」


上条「そう思うんならやめろよ……」


ヴェント「はははっ」


上条「笑って済ますな!」


142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/13(火) 22:08:58.56 ID:HB/N3P2E0


ヴェント「何だよ。 私のことは嫌いなの?」


上条「……また変な質問を」


ヴェント「…………じょーだんだよっ。 敵だったやつを好きになるウスラトンカチがどこにい――」


上条「まー嫌いなわけねーけどな」


ヴェント「……は?」


上条「そもそも嫌いとか好きとかそういう風に考えた事無かったからアレだけど」


上条「こうやって話してみて、敵だったときとは違った新しい一面見れたし。 むしろ……」


上条「……?」


ヴェント「……え、あ、え?」パクパク


上条「さっきから顔が赤いけど、もしかして本当に風邪か? 風邪の薬なんてあったかな……」


ヴェント「(……なに墓穴掘ってんだ私ー!!!)」


上条「……あ、あった。 ほら、これ飲め! 大人は一回で3錠だってよ!」


ヴェント「いらねーっての!!」


上条「うわっ!?」


ヴェント「……たく」


上条「く、薬がこぼれた!!」アセアセ


ヴェント「…………はぁ」


ヴェント「バカ面め……」


143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/13(火) 22:31:23.45 ID:AYqjXiMwo
浜面「あ?」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/13(火) 22:34:41.56 ID:HB/N3P2E0

:翌日


ヴェント「……ふぁぁ」


ヴェント「(寝付けなかった……)」ウトウト


上条「眠そうだなぁ」


ヴェント「誰の性だと思ってんだ」ギロッ


上条「えっ!? 俺のせい?!」


145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/13(火) 22:41:29.91 ID:HB/N3P2E0


上条「今日はどーすんだ?」


ヴェント「……特になんも」


上条「んじゃ、俺に時間くれよ」


ヴェント「……?」


上条「昨日は商業地区まで行って疲れたろ? 実は1人で歩かせたのは失敗だと思ってたんだ」


ヴェント「ふーん、なら死んで」


上条「言葉が辛辣だな!!」


上条「……ごほん。 それで、せっかくだしヴェントの時間があるなら俺が改めて案内しようと思ったんだけど……。 どうだ?」


ヴェント「……!」


上条「あー……。 別に嫌だったらいいんですが……」ポリポリ


ヴェント「…………。 ……奢り、なら…………」


上条「ほんとか!? よーし、じゃあ決まりだな!」


ヴェント「(……わっかんねーなぁ、もぉ)」


146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/13(火) 22:42:31.70 ID:HB/N3P2E0
>>143

そっちじゃないwww

今日はこのくらいです。 デート=いちゃいちゃ……にしたい。
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 22:43:31.89 ID:f8hctdVSO
乙。早くべた惚れになればいいのに
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 22:46:34.04 ID:cHn9ffg80

惚れても今くらいそっけない方が萌える
一歩引いた目線のヴェントが超かわいい
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/11/14(水) 00:02:36.23 ID:yuQjgJLB0
ヴェント可愛すぎワロタ
続き期待しております
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/11/14(水) 00:51:00.71 ID:1oX9n4f4o
乙でした
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 18:51:54.48 ID:KciK7cDIO


>>144
>ヴェント「誰の性だと思ってんだ」ギロッ

先走りすぎwww
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岩手県) [sage]:2012/11/17(土) 16:37:25.95 ID:lFEx/An90
やべぇヴェント可愛い
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 06:23:53.44 ID:4SVdEuHn0
あれヴェントってこんなに可愛かったっけ?
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/18(日) 23:54:13.76 ID:PAWDKTaL0
:商業地区


ざわざわ



ヴェント「(……まさかまた来ることになるとは)」


わいわい


ヴェント「(ま、まぁ、たまにはこういうこともある……)」


がやがや


ヴェント「(たまには……)」


ざわがや


ヴェント「(……こういうことも……)


がやわい







ヴェント「(……あーあー!!!!!)


ヴェント「(うっるせえええええええ! やっぱり来るんじゃなかった!)」


上条「あっ、おーい! ヴェント、こっちこっち」ヒョイヒョイ


ヴェント「……人を犬っころみたいに呼ぶんじゃねぇよ、くそ!」スタスタ


155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/18(日) 23:56:23.35 ID:PAWDKTaL0


上条「どうかしたのか?」


ヴェント「別になんでもねーよ。 ちっ」


上条「(何かあったんだな……)」


ヴェント「で、いつまで歩かせてくれるワケ? あんまり激しいウォーキングなんてされたらそれだけで満足しちゃうんだケド」


上条「あ、お、おう。 もうそろそろ……お、あったあった!」


ヴェント「……んだ、こりゃ…………」


156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/18(日) 23:59:13.04 ID:PAWDKTaL0

:ゲームセンター


上条「うひゃー、長期の休みだからある程度は予想してたけど相当混んでなぁ」


ヴェント「……」プルプル


上条「……ま、しょーがない。 さ、行こーぜ! ……って何してんだ?」


ヴェント「(コイツ私がうるっせえの嫌いなの知っててわざと連れて来たんじゃねーよな? それならコイツの○○を△△してやる……!!)」ブルブル


上条「…………あのー」


ヴェント「……あ”」


上条「ひぃ!」


157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 00:02:28.56 ID:UGtwp87f0
<グオォォォオォ




ヴェント「何これ?」


上条「シューティングゲームってやつだな。 そこに置いてある銃型のやつがコントローラーだな」


ヴェント「ゲームなんてほとんどやったことないんだケド……」


上条「大丈夫だ。 撃つ時は引き金を引く、補充するときは銃を振る。 これだけでできる簡単なアクションゲームだから」


ヴェント「ふーん……。 っつか、詳しいんだな。 お前ってそういう専門分野なワケ?」


上条「(……『学校帰りに結構やってるからなんて、言えません)」


158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 00:05:48.85 ID:UGtwp87f0


ヴェント「ひゃっははははっはははっは!! なんだこりゃ!! 脳みそまでフツーにぶちまけてるぞ!!」ズガガガガガ


上条「ヴェ、ヴェント! お前本当に初プレイかよ!? 何で敵が来る所が全て分かってるみたいな動きしてんだ!」←ゲームオーバー


ヴェント「はっはっはー! 最近のゲームも捨てたもんじゃねーな!! デジタル殺人とかたまらないジャン!!」ドガガガガ


上条「聞いてねぇ!!」


ヴェント「死ね、死ね、死ねええええええ!!!!」ズガガガガガガガガ



159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 00:10:44.43 ID:UGtwp87f0
ヴェント「あー。すっきりすっきり」テカテカ


上条「(……最初にやるゲームの選択を完全に違えた…………)」


ヴェント「……ん?」


ヴェント「なぁ。 あれは何?」


上条「ん? ……えーっと、あれはレーシングゲームだな。 車を運転するみたいに遊ぶゲームのことだよ」


ヴェント「なるほど……あれは?」


上条「音楽ゲーだな。 色んな音楽が入ってるゲームで、リズムよくボタンを押すゲーム。 俺もあまり知らねーけど結構種類あるみたいだぜ」


ヴェント「……お前マジでこういうの詳しいんだな」


上条「悪いですね勤勉な学生じゃなくて……」


160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 00:13:11.52 ID:UGtwp87f0


ヴェント「……何このショーケース」


上条「お、UFOキャッチャーか」


ヴェント「……なにそのやたらとファンシーな名前……」


上条「俺にどん引きするなよ……。 中にクレーンみたいなやつがあるだろ? あれを操作して、中にある商品を穴に落とすんだよ。穴に落とせば俺らのものってわけだな」


ヴェント「ふーん。 簡単じゃん」テクテク


上条「それがなぁ、実際やってみるとどこ押したらいいかとかわからなくて結構苦労する――」


がたん


ヴェント「ほら」


上条「魔術使って落としちゃダメですって!!!」



161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 00:15:31.25 ID:UGtwp87f0


上条「あぶねぇぇぇ……。 『落ちてましたよ』で何事も無く済んでよかった……」


ヴェント「なーなー。 あれ落としたのにもらっちゃいけないのかー?」


上条「お金払ってないのにもらったら泥棒と一緒です!!」


ヴェント「ちぇー……」


上条「そんなに欲しいなら、簡単そうなやつでよければ取ってやるよ」


ヴェント「べ、別にそういうワケじゃないんだけどさー……」


ヴェント「……あ、ならあれ欲しい」


上条「?」


162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 00:17:22.91 ID:UGtwp87f0

上条「ゲコ太ストラップかー」


ヴェント「そんな名前なの? これ」


上条「俺はあんま知らねーけど、知り合いにこれが好きなヤツ結構いるんだよ。 何が良いのかさっぱりわからないけどなー」


ヴェント「お前、それ私に喧嘩売ってる?」


上条「滅相もございません!!」


163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 00:18:53.27 ID:UGtwp87f0

上条「まずは100円入れて、と……」


うぃーん…


上条「で、落とす」



うぉんうぉん…


ヴェント「……落ちないな」


上条「……スミマセン」


ヴェント「……やっぱりここは風を利用して」


上条「ここは俺が取るから無茶はすんな!」ガバッ

164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 00:21:57.55 ID:UGtwp87f0


ヴェント「なんだよー……」ブー


上条「(これ以上何かしたらマジで騒ぎになりかねん)」


ヴェント「あーまた失敗した」


上条「……おっかしーなぁ。 ここら辺で狙い目合ってると思うんだけど」


ヴェント「……ちょっと私にやらせてっ!(こんなもん誰にでもできんだろ)」ピトッ


上条「!(て、手の上に手を……)」


ヴェント「ここのボタンを押して、……なるほど」



<見てーすっごいラブラブなんだけどー


<リア充死んでほしいんですけどー








上条「(……何か恋人同士みたいに見られてません?)」


165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 00:24:14.69 ID:UGtwp87f0


ことん



ヴェント「取れた!」


上条「え……」


ヴェント「やっぱ誰にでもできんじゃねぇか! ぶっきよーだなお前」


上条「こ、こんなはずじゃ……」ガクッ


ヴェント「……ま、これやるよ。 二つ出たし」


上条「……え? いいのか?」


ヴェント「いらないなら捨てるケド。 私は一個でいいし」


上条「も、もらうもらう! サンキュー!」チャリッ


ヴェント「〜♪」


上条「…………」


上条「……(……お揃い、だと…………?!)」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 00:24:41.02 ID:UGtwp87f0
寝ますー。皆さん乙です
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2012/11/19(月) 00:25:24.56 ID:uWZBUZTto
おつ
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 00:26:35.34 ID:EOKoaq7b0

ヴェントさんゲコラーですかぁいい
そういや、今のヴェントの格好ってどんな感じ?
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 00:52:36.41 ID:R5fci+EQ0
乙待ってた!
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2012/11/19(月) 01:28:10.99 ID:EP1YYjlO0
>>168
いつもの黄色いのにピアス化粧無しじゃね?
上条さんが服買おうとしたけど買えた描写がないし
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/19(月) 10:31:59.24 ID:R3JiktGjo
素ヴェント参考画像
ttp://www.amaga.me/image/nz19203391754.jpg
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/19(月) 10:35:41.09 ID:R3JiktGjo
あとそういえばはいむらーが近いうちに私服ヴェントうpするとか言ってたな
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/19(月) 17:18:15.18 ID:z4EgwawXo
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 22:22:50.64 ID:UGtwp87f0

:公園


ヴェント「あんな都会に公園なんてあるんだな〜……」


上条「科学を押し進めるからにはエコも……ってことなんじゃねーの? 知らねーけど」


ヴェント「……」


ヴェント「(……科学を押し進める、ねぇ)」


上条「……あ、ちょっと待っててくれ。 すぐ戻る!」


ヴェント「……? おう」


175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 22:25:52.56 ID:UGtwp87f0


ヴェント「……」


ヴェント「……ふぁぁ」


ヴェント「(……あったけーなー)」ネムネム


ヴェント「(……夜はさみーのに、昼はこんなに陽気だなんて……)」


ヴェント「(変な風邪引いちまいそうだな……)」




ちりん



ヴェント「……?」


「にゃ〜……」


176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 22:28:01.11 ID:UGtwp87f0
「みゃー」


ヴェント「……何だお前、しっし」


「みゃぁ〜……」


ヴェント「……」


「……」


ヴェント「……」


「……」


ヴェント「…………エサならねーぞ」


「……?」



ヴェント「首かしげたいのははこっちだっつーの……」

177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 22:30:52.08 ID:UGtwp87f0


「……?」


ヴェント「おら、早くどっか行けっての。 てめーをミンチにするぞコラ」


「……みゃー」


ヴェント「……」


ヴェント「(通じるワケねーか)」


「……」トテトテ


ヴェント「!?」


「みゃー」スリスリ


ヴェント「や、やめろ!! きったねぇ首すりつけんじゃねえ!」アセアセ


「♪」スリスリ


ヴェント「……っこの!」バッ


「♪」スリスリ


ヴェント「…………。 ……はぁ………………」スッ


「……?」


ヴェント「だから『?』って私がやりてーよ……」ハァ

178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 22:33:50.92 ID:UGtwp87f0


ヴェント「……おら」コツン


「にゃ”」


ヴェント「……まさかテメー、擬態化した人間、なんてメルヘンなオチじゃねーよなぁ……」


「……」ジーッ


ヴェント「……」ジーッ


「……みゃ♪」スリスリ


ヴェント「……なワケねー、よな」


179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 22:42:52.79 ID:UGtwp87f0


ヴェント「(っつーか……)」


ヴェント「(……アイツ何やってんの?)」


ヴェント「……」キョロ


ヴェント「……」キョロ


ヴェント「(……手洗いなんてどこにもねーぞ)」


ヴェント「……逃げた?」


「誰が?」


ヴェント「っひゃぁ!!!!????」ビクッ



上条「え、え? べ、ヴェント?」


ヴェント「……」


上条「……」


ヴェント「……ねぇ」


上条「はい……」


ヴェント「ミートボールか、ハンバーグか、どっちになりたい……?♪」ニコッ


上条「どっちも同じ様なもんですけど?!?!」


180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 22:47:00.83 ID:UGtwp87f0

ヴェント「急に出てきやがって驚かせんじゃねーよクズッ!!!!」


上条「わ、わりぃ!! 思いのほか並んでて!!」


ヴェント「あぁ!? 並ぶぅ!?」


上条「……あ、そうそう! そうなんですよ! これ!」スッ


ヴェント「……え。 ……アイス?」


上条「結構有名なんだぜ、ここのアイスクリーム。 休日のあおりを受けてんのか、やたら混んでたけど……」


ヴェント「……」


上条「……こ、これでチャラ、みたいな感じには……」

181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 22:50:37.48 ID:UGtwp87f0


ヴェント「……」



ヴェント「……」


ヴェント「……馬鹿か、おまえ」


上条「……そ、そうですよね、許されませんよね。 はは……」


ヴェント「ぶっ、ぎゃははははっはははははっ!!」


上条「……え?」


ヴェント「ひぃ、ひっ、ははは、ひゃははは……! はっ、はぁぁ、腹いてええ……!」


ヴェント「今時、公園でアイスを女に買ってくるなんてどんなフェミニストだよ! B級洋画でもあるめーし!!」


上条「あ、あははは……」


ヴェント「……ま、折角買って来たんだし、食べるケド!」パシッ


上条「どうぞどうぞ……(折角並んだのに怒られるわ笑われるわ……不幸――)」


ヴェント「……でもさ」


上条「――!」





ヴェント「……私、キライじゃないよっ。 そーゆーのっ」ニコッ


182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 22:53:49.66 ID:UGtwp87f0


上条「!」ドッキーン


ヴェント「あむっ」パクッ


ヴェント「……お、マジでおいしーでやんの」


上条「(……化粧してても、やっぱりふつーに可愛いんだな……)」ポー


ヴェント「……あ、そうそう」


上条「え、あ、あぁ、どうした?」


ヴェント「お前のアイス、そのネコに食われてっけど」


「にゃ〜」ペロペロ


上条「ええええ!??」


ヴェント「ぼうっとしてっからだよ」


上条「そ、そんなぁ……」ガクッ


183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 22:58:55.98 ID:UGtwp87f0


ヴェント「……」


ヴェント「…………ん」


上条「……え?」


ヴェント「私だけ食うっつーのも、何かバツがわりーだろ……ほら」


上条「……でも」


ヴェント「だー!! ウダウダ言ってるとやんねーぞ!」


上条「あ、ああ!」パクッ


ヴェント「最初からそうしろっつーの……」


上条「……で、でも、そのだな、俺はよくてもお前が」


ヴェント「私の? 何だよ」


上条「……か、間接キス……ってやつ?」


ヴェント「…………」

















ヴェント「……ぁ」ボンッ
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 23:05:52.12 ID:UGtwp87f0


ヴェント「んだよ!! 何だよ!! わた、わたわたわた私がそんなこと気にすると思ってんの!?」


上条「い、いや! 俺はだな、女の子はそういうの気にするんじゃねのかと思って!」


ヴェント「ききききき、きき、ききき気にしねーよバーカバーカ!!! 私がそんなちっちぇーこと気にするワケねージャン! 
そんな子どもみてーな! ガキかお前は!! バーカバーカ!」


上条「(どんどん悪態が子どもっぽくなってる……)


ヴェント「……」


ヴェント「……だったの?」


上条「……?」


ヴェント「………おまえは、イヤ、だったのか?」


上条「……! ……そ、そんなことは微塵もねーよ! む、むしろ嬉しいくらいで……って俺は何を言ってんだ!」ガーン


ヴェント「……!」


ヴェント「……ふ、ふん! 当然だろ! そんなこと言いやがったら舌引っこ抜いてミキサーにかけて尻に突っ込んでやる」


上条「どんだけバイオレンスな罰受けなきゃいけねーの?!」


ヴェント「……」


ヴェント「……ばーか」ボソッ


185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/19(月) 23:08:12.98 ID:UGtwp87f0
今日は終わりです。

ヴェントさんの格好は描写しない限りデフォでご想像ください。
今は普通の黄色服に化粧・顔ピアスです。

ただ、舌ピアスだけは奇抜過ぎるんで流石にヴェントさんも外してます!

それでは!
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/19(月) 23:27:51.28 ID:MOffLXVoo
乙でした
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 00:24:00.69 ID:2iLD7F6s0
乙です
ヴェントさんが理想的なツンデレでワロタ
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 01:16:24.52 ID:QecSxLdIO


うん、実に清く正しい、古き良きツンデレだな
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/23(金) 22:24:58.37 ID:v2oY4ekqo
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/23(金) 23:37:04.95 ID:VVD41zlN0

ヴェント「ふぃ〜、たこ焼きっておいしーんだな」


上条「最近は高くなってきたからあんま食べないけど、やっぱり食うとうまいもんだな」


ヴェント「高いの?」


上条「そりゃまぁ6個で500円なんて言われたら牛丼1杯食べる方がコストパフォーマンス的に」


ヴェント「500円なんてはした金ジャン。 ……あ、そっか。 貧乏なんだっけ」


上条「まじまじと言われるとなんかショックなんですけど……」
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/23(金) 23:45:48.66 ID:VVD41zlN0

ヴェント「で、お昼ご飯食べた所で。 次は?」


上条「……」


ヴェント「……どうしたの? …………まさか、予定がこれで終わりなんて無様なことはないよね?」


上条「……面目ない」


ヴェント「はぁああああ!? お前、女エスコートすんのに計画性無さ過ぎだろ!?」


上条「い、いや! 色々考えたんですよ! だけど、そのヴェントの好みとかよくわからなかったというか……!」


ヴェント「それにしても最初はゲームセンターで次が公園って、ジュニアスクール生のヨチヨチデートじゃねーんだぞ!?」


上条「で、デート!?」


ヴェント「……た、例えだよバカが!! 発情すんなウニ!!」


上条「ウニじゃねーって!! ヴェントが行きたいところがあったらそこでもいいんだけど」


ヴェント「……行きたい所なんてねーよ! そもそも何があるかも知らねーのに!」


上条「うぐっ。 ……それじゃあ、適当に歩くかー」


ヴェント「なーにが適当だなにが!」ゲシッ


上条「へぶっ」

192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/23(金) 23:52:28.01 ID:VVD41zlN0


ヴェント「ったく。 私はうるせぇところがキライだって何度いやぁわかるんだか……」ブツブツ


上条「悪かったって! ……でも、ぶらつくのも楽しいもんだぜ」


ヴェント「目的も無く動くことの何が楽しいんだよ。 それなら1人でうろついたほうがまだマシだってーの」


上条「そういや、ヴェントは彼氏いたことあんのか?」


ヴェント「はあ!?」


上条「いや、俺にも聞いてきたから。 そういやヴェントはどうなのかなーって」


ヴェント「…………私はそんなの興味ねーし。 男なんてヤワっちいのばかりし、こっちから願い下げだよ」


上条「へぇ……。 もったいない。 ヴェントなら好きな男捕まえられそうなのに」


ヴェント「好きな男なんてそもそもの話いねーってことだよ。 わかれ」


上条「ヴェントのこと好きになる男ならかなりいると思うぞ」


ヴェント「」ボンッ

193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/23(金) 23:55:27.30 ID:VVD41zlN0
ヴェント「あ、あぁ言えばこう言うやつだなテメーだよぉ……」


上条「何で怒ってんの!? 俺はただ単にもったいねーってことをだな」


ヴェント「いいんだよ私は!! んな甘ったるい関係いらねぇ!」


上条「……」


ヴェント「……私は立場上、疎まれたり、恨まれたり、蔑まれたり。 そんな関係しかなかったから。 いいんだよ、そんなの」


上条「ヴェント……」


ヴェント「……なんか歩き疲れたー。 適当に入るぞ!」


上条「あ、あぁ……」


上条「(……)」

194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/23(金) 23:57:10.99 ID:VVD41zlN0
>>193

訂正ver


ヴェント「あ、あぁ言えばこう言うやつだなテメーはよぉ……」


上条「何で怒ってんの!? 俺はただ単にもったいねーってことをだな」


ヴェント「いいんだよ私は! んな甘ったるい関係いらねぇ!!」


上条「……」


ヴェント「……はぁ。 …………私は立場上、疎まれたり、恨まれたり、蔑まれたり。 そんな関係しかなかったから。 いいんだよ、そんなの」


上条「ヴェント……」


ヴェント「……なんか歩き疲れたー。 適当に入る!」ツカツカ


上条「あ、あぁ……」


上条「(……)」
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/23(金) 23:57:49.65 ID:VVD41zlN0
就活シーズンで忙しいですので少しずつになりますが、よろしくお願いします。
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 00:21:03.82 ID:+vUVmOrSO
乙。>>1は大学3年か…頑張ってね
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/24(土) 00:48:49.42 ID:jJoDWdD7o
今が勝負やな
SS書いてる場合やないで
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 20:38:33.49 ID:RsjPeuWe0
やっと追い付いた

ヴェント可愛すぎだろ
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/11/25(日) 00:01:35.62 ID:SnaNugl50
追いついた乙
>>1のペースでいいよ、就活がんばれ
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/27(火) 11:19:08.54 ID:QWDC2ppm0

:コンビニエンスストア


ヴェント「あれ? この店、どっかで見たことある気がする……」


上条「世界にチェーン店があるって聞いたからな」


ヴェント「へぇ。 日本人は金持ちが多いワケだね」


上条「最近、経済力がどっかに抜かれたとか言ってたけどな」


ヴェント「中国か。 そりゃ国土が日本の何倍もありゃ抜かれちまうわな」

201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/27(火) 11:27:37.81 ID:QWDC2ppm0

「……上条当麻、か?」


上条「?」


ヴェント「……」


吹寄「商業学区で貴様に会うとは、珍しいこともあるものだ」


上条「吹寄か。 おっす」


ヴェント「(……ちょっと、誰この牛乳女)」ヒソヒソ


上条「(うしぢちって……。 俺のクラスメートだよ。 ……ちょっと難儀なところがあるから気をつけて)」ヒソヒソ


ヴェント「(……フーン)」


吹寄「……む? そこの女性は……? 貴様、まさかこんな昼時からナンパなどという不埒な真似を……」


上条「ち、ちげーよ!」


吹寄「……それにしても随分と異国情緒の溢れる外見をした方だが……。 ……失礼ですが、どちらからいらっしゃったのですか?」


ヴェント「……私?」


吹寄「はい。 差し支えなければ教えて頂けませんか?」


上条「(……何かしでかす可能性80%……)」タラリ



202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/27(火) 12:44:14.80 ID:QWDC2ppm0

ヴェント「……私、ヴェントと申します」ニコ


上条「……!?」


ヴェント「北方の方から参ったのですが、何分外国に来るのが初めてなもので……。 道に迷って困っているところを、そちらの上条さんに助けて頂きました」


吹寄「……上条、本当なの?」


上条「……はぁ、まぁ…………」


吹寄「……」


吹寄「素晴らしいじゃない!」


上条「!?」


吹寄「まさか、貴様がそのような善行をしているとはな! 少しだが、見直した!」


吹寄「その調子で、他のバカ2人も改心させていきなさい!」


上条「ははは……」


ヴェント「……」
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/27(火) 12:51:52.96 ID:QWDC2ppm0

:ベンチ



上条「……あの」


ヴェント「あん?」


上条「さっきのは一体……」


ヴェント「さっきのって?」


上条「コンビニで吹寄に会った時の……」


ヴェント「あぁ、あのデカ乳女か」


ヴェント「べつに何がどうってことはないじゃん。 そもそもお前が私に注意したんだろ」


上条「い、いやー。 まさかヴェントさんが俺の言うことを聞いてくれるなんて」


ヴェント「……はぁ?」ギロッ


上条「うっ! い、いや! とりあえずさっきはありがとうってことです!! 面倒なことにならなかったし!」オロオロ


ヴェント「……ははぁ。 彼女って設定の方が良かったかにゃーん?」


上条「うっ、い、いや! ……まぁ、別に俺は悪い気はしねぇけど」


ヴェント「!? そ、そこは否定しろ! バカ!」バコッ


上条「いでっ!?」





204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/11/28(水) 00:50:43.20 ID:oTZDvox30
デカ乳ってことでちょっと嫉妬してるのかな?
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 01:47:00.65 ID:1vSR7Mm6o
大丈夫だ、形ではヴェントが勝ってる
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岩手県) [sage]:2012/11/30(金) 06:29:19.98 ID:YxlQJJfA0
可愛さもヴェントの方が勝ってる
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 00:02:20.77 ID:b3bTt/iwo
バナナさもヴェントが勝ってる
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 18:16:54.71 ID:RzFkzlwSO
ふきよせの口調は、上条に対してのみ貴様、たまにフルネーム呼びだけで、基本的にはみこっちゃんと同じ口調なのよな
209 :sage :2012/12/02(日) 10:40:07.68 ID:YvwhYCr+0
>>208 ってことは吹寄ちゃん、最初からフラグ立ってるってことじやないですかやだー
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 10:44:17.94 ID:i3Nvmo1q0
>>209

メール欄にsageだよコノヤロー
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 12:29:01.31 ID:YvwhYCr+0
>>210 名前欄とメール欄間違えたお…
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 14:56:43.00 ID:2vvELW2H0
稀に有る事だ、気にするな。
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/06(木) 23:26:02.21 ID:w9tdm8xc0
:水族館


ヴェント「へぇ〜……。 こんな場所もあるんだな」


上条「商業地区で人の出入りが多いから、こういうレジャー施設も沢山あるんだよ」


ヴェント「ほぇー。 ……うわ?! あ、あいつ急に膨らんだぞ!」


上条「ハリセンボンってやつか。 敵が来ると膨らむんだと」


ヴェント「……敵だと」


上条「そこに反応するの!?」
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/06(木) 23:29:20.83 ID:w9tdm8xc0

ヴェント「いやー、こう呑気に魚見るなんて、なんつーか……刺激がないというか」


上条「そもそも刺激を求める場所じゃないぞ……」


ヴェント「えー。 だって日本って酒飲んで乱闘とかないし、衛生面も完全過ぎるし。 つまらないよー」


上条「だだっ子か! 学生中心の都市で飲酒なんてほとんどないし、衛生面が完全っていいことだろ!」


ヴェント「そんなこと言ってっからしょっちゅう敵が来るんだよ……。 ちょっとは自衛手段確立しろっての」


上条「(貴方がそれを言いますか……?)」

215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/06(木) 23:32:31.01 ID:w9tdm8xc0

ヴェント「ぷかぷかノロノロと……。 あのでっかいの、叩き起こしてやってもいいのかな」


上条「言い訳ないでしょ! セイウチってあんなもんだろ?」


ヴェント「名前は知らないけど、ああいうの見てるとイライラしてくるんだよねぇ」


上条「のんびりもダメで、うるさいのもダメって……」


ヴェント「殺伐としたのは大好きだよっ☆」


上条「軽快にそんなこと言われましても……」
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/06(木) 23:36:47.91 ID:w9tdm8xc0
ざわざわ



上条「ここでイルカショーやるみたいだぞ」


ヴェント「イルカぁ?」


上条「日本の水族館ではどこでもあるショーケースみたいなやつだよ。 よかったら見てくか?」


ヴェント「……うーん。 そんじゃ、せっかくだし」


上条「よし、それじゃどこかに空いた席は……? お、あそこ空いてるな」


ヴェント「あんなに前行くのー? もっと後ろでいいじゃん」


上条「こういうのは前で見た方が割に合うんだよ!」←貧乏性


ヴェント「お、おぅ……」




217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 23:39:06.50 ID:wX6kreySO
そして水かかってヴェントちゃんの服がスケルトンなんですねわかりました
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/06(木) 23:39:14.14 ID:w9tdm8xc0

ヴェント「まだか……」イライラ


上条「すぐ来るって。 焦らすのも手法って聞いたことあるし」


ヴェント「はぁ? この私を焦らす?」


上条「反応するとこおかしいって!!」


ヴェント「冗談だっての」


上条「……。 そうは聞こえなかったんですが……」


219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/06(木) 23:42:28.39 ID:w9tdm8xc0


「さー、皆様お待たせいたしましたー! イルカのイルくんとルカちゃんの登場ですー」


きゃーきゃー


わーわー



上条「お、始まるみたいだぞ!」


ヴェント「何はしゃいんでんだ、恥ずかしい……」


ヴェント「(どーせくっっだらない子供だましだろ)」



「それでは、勢いよく登場して頂きましょー♪ イルくーん、ルカちゃーん、どうぞー!」




ざっぱーーーーーーーーーーん


イル「きゅー」





ざぷーーーーーーーーーん


ルカ「きゅー」








ヴェント&上条「……へ」


220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/06(木) 23:48:42.32 ID:w9tdm8xc0

:30分後


ヴェント「くちゅ!」


上条「っくしょ!!」


ヴェント「……テメェ、あれ狙ってやったんなら断罪どころじゃねーぞ」ギロッ


上条「わざとじゃねえよ! ……でも前に行くと濡れるっつーのは忘れてた……」


ヴェント「あー……くそ。 完全に中まで濡れちまってる」


上条「早く着替えねーとな……。 人が多くて中々出れなかったし」


ヴェント「私は替えの服なんてもってねー」


上条「あ、そうか。 じゃあ、どうしたら……」ピーン


上条「よし!それじゃ、行こう!」


ヴェント「は……? どこに? この格好で?」


上条「ここで考えて風邪引くの待ってるよりはマシな場所だって! 行こうぜ!」


ヴェント「……?」


221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/06(木) 23:57:47.25 ID:w9tdm8xc0

:ファッションストア し○○ら


「よーくお似合いですよ!」


ヴェント「……」


ヴェント「(ハメられた……)」


上条「あ、会計は現金で」


「はい、かしこまりましたー」


「レシートのお返しになります。 ありがとうございましたー」


上条「……ふぅ」チャリ


上条「いやぁよかったな、幸いにも近くにこういう店があって」


222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/07(金) 00:01:16.03 ID:3Rl87Crp0

ヴェント「何でこんなヒラヒラみたいな服しかねーんだよ。 私は痴女じゃねーんだぞ!?」


上条「声がでかいって!!? 俺が選んだわけじゃねーからわからん!」


ヴェント「私が選んだわけでもねーよ!! あの店員が勝手に持って来たんだよ!」


上条「……まぁ、でも、ほら。 その、似合ってるよ、うん」


ヴェント「……う、嬉しくねえよ嘘丸分かりっつの殺すぞ!」


上条「嘘じゃねーよ! ほら!」


ヴェント「……!」


ヴェント「(……鏡)」


上条「……化粧がそのままってのは、あれだけど。 ヴェントも普通の女の子なんだし、そういう格好もたまには……いいんじゃないか?」
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 00:02:31.36 ID:bjo2jX2SO
参考画像は?!ねぇ参考画像はどうなの?!
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/07(金) 00:06:06.26 ID:3Rl87Crp0

ヴェント「……」


ヴェント「くっは」


上条「?」


ヴェント「……世界でお前くらいだよ、私のこと『普通の女の子』呼ばわりすんの」


上条「そうだろーな」


ヴェント「ナメてんな。 殺すか」チャキッ


上条「うわ?! ちょ、ちょっと待てって!」アセアセ


ヴェント「運動したくなって来たし誰かを血祭りにあげよーと思ってたところなんだよ」


上条「何そのジョギングみたいな理由!? ……ってそうじゃなくて!」


上条「ヴェントの可愛さに気付いてるのは俺だけかもなってことだよ!」


ヴェント「……!?!? ま、また可愛いって言いやがったな!! ……てめぇ、いい加減に!」


上条「ある意味、独り占めみたいな感じで、悪くないなって思っただけだって!」


ヴェント「!」ピタッ


上条「……」


上条「……?」パチッ


上条「(あれ? 殴られてない?)」
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/07(金) 00:09:35.22 ID:3Rl87Crp0


ヴェント「……なあ」


上条「……はい」


ヴェント「…………もし、私が――」


上条「……?」


ヴェント「………………はぁ。 やっぱ何でもねえ。 何かムカついたしこの服ヤダ。 帰ろ」クルッ


上条「え、ちょ、ちょっと、ヴェント!?」


ヴェント「あー疲れた疲れた。 帰ってソッコーで風呂入って寝よ」


上条「せっかく服買ったんだから少しくらい……って、先行くなって!」


………

……



226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/07(金) 00:12:44.40 ID:3Rl87Crp0


:上条宅付近 深夜


ヴェント「……」


ヴェント「(……くそ。 調子狂う)」


ヴェント「(……)」


ヴェント「(…………何か、嫌じゃなかった。 ……)」


ヴェント「(……ああああああああああああああああ!!!!!!!!! 幻想だ幻想! んなもん! 下らな過ぎて手下す気にもならなかっただけ!)」


ヴェント「(そうに決まってる! ……あのフーリッシュ野郎がいると、何か調子狂うんだよ)」


ヴェント「(……次言ったら、ただじゃおかな……ん?)」


227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/07(金) 00:13:59.25 ID:3Rl87Crp0
今日は寝ます。

参考画像はないです。灰村さんが更新しておられません・・・

ちなみにスカートです(キリッ
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 00:15:29.65 ID:EdRsA+lt0


ヴェントさん上条さんにかかれば幻想なんてコロリですよ
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 00:15:50.91 ID:bjo2jX2SO
さようですか乙ですキリッ



何故びしょ濡れになった時、ねっとり細かくきらびやかにヴェントを描写しなかったんや……ちくせう
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 01:02:38.80 ID:CCK2ggY9o
乙でした
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 19:58:45.01 ID:4/ERXorC0
だれか参考画像をくれください
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 23:48:02.76 ID:WymW1h6no
おつでしたー

ヴェント「何でこんなヒラヒラみたいな服しかねーんだよ。 私は痴女じゃねーんだぞ!?」
http://i.imgur.com/H8uP5.jpg
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 06:17:28.22 ID:Nda5IylSO
ぐっじょぶ。2Pカラーな絹旗じゃねーか!!という感想はそっと胸にしまおうと思う
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/12/09(日) 10:54:40.95 ID:yCshjCcDo
確かにwww
絹旗で紙に描いてたやつをスマホで撮ってなぞって顔だけ変えたんだからそうなるかもしれない
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 10:57:53.09 ID:QcTcuJDDo
つまり絹旗は痴女ということか
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 11:33:06.43 ID:yCshjCcDo
あ、胸も変えたわ
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 20:20:55.63 ID:l7ns1DX90
ヴェントたんペロペロ
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/11(火) 08:22:35.83 ID:OszSPZkr0
超乙です!
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/12/11(火) 08:23:45.34 ID:t2lFxM4K0
>>238
てめー読んでねえだろ死ね
240 :n [sage sage]:2012/12/11(火) 15:44:39.56 ID:egfIBNvJ0
   殺 伐 と し た ス レ に 初 春 が ! !

          i'⌒!        _i⌒)-、
          f゙'ー'l       ( _,O 、.ノ
          |   |       /廴人__)ヽ      _/\/\/\/|_
         ノ   "' ゝ   /  ,ォ ≠ミ   ',     \          /
        /       "ゝノ   {_ヒri}゙   }     <  サテンサン!! >
        /               ̄´    ',     /          \
       i   打ち止め     {ニニニィ    i     ̄|/\/\/\/ ̄ 
      /               ∨    }    i 
      i'    /、          ゙こ三/   ,i
      い _/  `-、.,,     、_       i 
     /' /     _/  \`i   "   /゙   ./ 
    (,,/     , '  _,,-'" i  ヾi__,,,...--t'"  ,| 
         ,/ /     \  ヽ、   i  | 
         (、,,/       〉、 、,}    |  .i 
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                         !、_n_,〉>

   _ノ ̄,/ / ̄/  /'''7 / ̄ ̄/ /77        / ̄ ̄ ̄/ / ̄ ̄ ̄/
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 /__/  /______ /  /.__ ノ     /____,./    /__ノ /___,.ノゝ_/



241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/12(水) 01:44:06.74 ID:lhWyBPeDO
age^^
242 :ハスキー [sage]:2012/12/12(水) 04:18:49.05 ID:7smMQr5U0
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧     ,. :´. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
<         _     > /., . : : : : : : : : : : : : : : : : : ::r‐ 〈 〉, ィ:.ヽ
< ┌┐  ┌┘ └―┐ >/. :/ : : :./:/: : : : : .、: : 、: : : :ヽ:`フ(0)く: : :.',
< ││  │┌─┐│ >/.:.:,'. : : l: | |: : : |.:.:.:.:.}.:.: l.:i: : : :|.〈 _人 _〉..:. :',
< ││  └┘ //  >,'.: .:|.:.:.:i.:l ハ:|: : : |.: :.:ハ.:.:|.:|: : | |: : : : : : : : : : :.'
< ││    //    >i.:l.:::|.:::十:‐仆、.: :トー:==|十メ、|: : : :.:|::.:.:. : : l:.i
< ││     ̄      >|.:l.:::L.:.: /\ヽ ∨〃/\  \.:.:.:|:::: :. : :.l:.|
< ││       _    >|:.l:::::|:ヽ/(・) \ゞ/ /(・)  〉   |.:.:.:i:::::::::. l.: |
< ││     //   >|.:l.::::|.: :|\_/ノ  \_/ ノ し|l/ : : : :.:l: |
< ││    / |   >|∧::」::::il:::::::::∠~        ⌒|ノ} : : :l: l: |
< ││   //||   >| .`T: :|:::::::::r〜〜‐、ヽ      /   : : : : : l
< ││   ̄  |_|    >   |: :|:::::::::)jjjjjjjjjjjヽヽ    /  :::.:.::l: : : :|
<   ̄      __ __    >   |: :.|:::::::::|,,    ||  /   : : : :.l: : : :|
<  ロロ┌┐  / 八\   >   |: :.!::::: ヽiiiiiiiii // /    :. : :.:.:l:: :.:.:.:l
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< ││││  / / | |  >  レ'´/.:.:.:/      /. : ://:/ ̄ ̄>=、:}
< ││││ / /  | |、, >    /.:.:./      /. : ://:/    ,〜ヽ
< └┘└┘/_/   |_ノ >   /.:.:.:../      /: : ://:/   〜 ノ ̄\
<  [] []         >  .:.:.:.:./      l: : :/〃  ’ノ⌒⌒⌒⌒〉〉
 ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨   {:.:.:./      l: : /    {       Y∫
243 :sage [sage]:2012/12/14(金) 01:29:40.71 ID:qvPSUo6M0
ヴェントって新約に登場したかえ?
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 00:21:22.91 ID:cnuybybu0

「おねーちゃん! 待ってよー!」

「まったくー。 夜だから早く帰らないと、危ないんだよ! 早くしなさいっ」

「う、うぇ……」

「はいはい、泣かない泣かない……。 ほら、手繋いでいこ?」

「……! うんっ!」







ヴェント「(……)」


ヴェント「……」


ヴェント「(……姉弟)」


ヴェント「……ふん」



245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 00:26:52.74 ID:cnuybybu0

ヴェント「(……こんな時間にガキだけでうろつきやがって。 取り締まりの対象だろ)」


ヴェント「(一体何しやがってんだ、親のやつ)」


ヴェント「(……? つか、ここって『学園』都市だよな。 ……親は、どこにいんだ?)」


ヴェント「(……)」


ヴェント「(…………めんどくせーし、別にどうでもいいや)」
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 00:33:05.83 ID:cnuybybu0

【上条宅】


ぱたん…


ヴェント「……」


ヴェント「(……流石に、寝てるか)」


ヴェント「……?」


ヴェント「……」ピラッ


『多分冷めてるからレンジであっためて飲んでくれ』


ヴェント「(…………ココア)」


ヴェント「(……ガキじゃねーんだぞ)」


ヴェント「(調子狂う……。 ……クソ)」


ヴェント「……」ズズッ


ヴェント「……甘い」

247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 00:36:15.31 ID:cnuybybu0
:翌朝



ヴェント「……あぁ? 風邪引いたァ?」




上条「ぶぇっくし!!」



上条「…………はい」


ヴェント「ははは、バカだなお前」


上条「風邪っぴきに言う言葉じゃないだろ?!」ガビーン


ヴェント「何て言ったらいいんだよ」


上条「い、いや……。 別に言ってほしい言葉があるわけではないけど……。 うぅ」ブルッ


ヴェント「……ったく。 しゃーねぇなぁ」


すくっ


上条「……?」




248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 00:42:21.05 ID:cnuybybu0

:10分後


ヴェント「おらよ」


ことっ


上条「……こ、これは」ブルブル


上条「……おかゆ?」


ヴェント「……風邪引いたんなら、ふつーのもん喉通らねえだろ」


上条「ヴェ、ヴェント……。 恩に着ます」ガクッ


ヴェント「大げさなことじゃねーよ……。 風邪移されてもたまらねーし」


ヴェント「んなバカなこと言ってねーで、ほら。 スプーン」


上条「お、おう、ありがとう……あ」ポロッ


ヴェント「はぁ? ……どんだけ弱ってんだ。 ジジイかテメェは」


上条「たはは……お恥ずかしい。 実は頭がふらふらであまり回ってなかったりします」


ヴェント「……」
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 00:46:19.51 ID:cnuybybu0

:5分後


上条「……すまん。ベット陣取っちまって」


ヴェント「……あのな、私が言うのもアレだが、ココはテメェの家だろ。 もっとシャキッとしろ」


上条「そ、そうだったな……すまん」


ヴェント「謝んな。 ほら、勝手に食え」


上条「あ、あぁ! ……くっ」プルプル


上条「……はぁっ」ポテッ


ヴェント「……ジジイ」ボソッ


上条「マジでキツいんですって!!」ガビーン
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 00:47:46.97 ID:cnuybybu0

ヴェント「……んなこと言っても、それじゃどーすんだこれ。 捨てんのか?」


上条「いやぁ……お腹はそれなりに空いてるから、ぜひ食べたいんだけど」


ヴェント「……じゃあ食え」


上条「……持てません」


ヴェント「……」


上条「……」


ヴェント「…………」


上条「…………」


251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:49:06.52 ID:plJsX/6SO
Gokuri……
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 00:53:47.07 ID:cnuybybu0

ヴェント「だあああああああああああっっ!!!! もう! わぁったよ! やりゃあいいんだろ、やりゃあよ!!」


上条「!?」


ヴェント「……く、くそ……!」カァァ


ぷるぷる…


上条「え、えっと。 ……これは?」


ヴェント「く、食えねえっつーから、仕方なくだよ!! ……は、早く食え、このウニ!」


上条「ぃ!! は、はい!」


ヴェント「(く、クソ糞くそクソがぁあ!! 何で私がこ、こんなこと……!)」


上条「そ、それじゃあ、頂きます!」パクッ


上条「……」モグモグ


上条「! ……おかゆだけど、甘い?」


ヴェント「……ロシアの伝統料理だよ。 ……カーシャってやの。 ほんとは日本の米じゃねーんだけど、作れないわけじゃない」


上条「なんか、食い慣れてないけど。 ……落ち着く味だな」


ヴェント「! ……か、感想なんていいから、早く食えっつってんだろ!」バキッ


上条「へぶっ!!」



253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 00:58:41.43 ID:cnuybybu0



上条「……んぐ、んぐ」


ヴェント「……」


上条「(最初はびっくりしたけど、慣れたら旨いな。 なんかこう、クセになる味)」


ヴェント「……なぁ」


上条「……?」


ヴェント「私がさ、普通の女になりたいって思ったら、どうしたらいいと思う?」


上条「んぐっ! げほっ、ごほっ!」


ヴェント「うわっ! きたねぇ!!」


上条「げほっ、な、なんだ急に」


ヴェント「べ、別に深い意図はねえよ! 早く答えろ!」フキフキ

254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 00:59:53.58 ID:cnuybybu0

ヴェント「……」


上条「そうだなぁ……」


ヴェント「……」


上条「うーん……」


ヴェント「……」


上条「…………」


ヴェント「……」ゴクリ


上条「……」



上条「…………わからん」


255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 01:05:57.58 ID:cnuybybu0


ヴェント「……みっじん切り、イチョウ切りっ♪」スチャッ


上条「ちょ、ちょっとぉ!?」フリフリ


ヴェント「あんだけ間ぁ空けておいてわかんねぇはねーだろ!! ミンチ決定!」グォォ


上条「お、俺はヴェントは今のままがいいと思う!!」


ヴェント「……?!」


上条「飯作るのが旨くて、案外人のこと見てて、ちゃんと気遣いもできる。 それって、普通の女の子だろ!」


上条「というより、俺は普通の女の子としてみなかったことは、今まで一度もねーよ!」


ヴェント「!!!」


上条「……どうしてそんなこと聞くのか知らねーけど、そう言う悩みって、案外自分の思い込みだったりするんじゃねーのかな」


ヴェント「……思い込み」


上条「女の子が何考えてるのかなんて、俺には分からないから勝手なこと言えたもんじゃないけどな」


ヴェント「……だ、だから。 女の子扱い、すんな」バシッ


上条「どわっ!?」


ヴェント「……食べ終わっただろ。 片付けてくる」


上条「……あ、あぁ。 ……は、は、……はっくしょ!!」


ヴェント「…………私が後はやっとくから。 早く寝ろ。 ウニジジイ」


上条「ウニジジイ!?」ガビーン



256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 01:10:19.94 ID:cnuybybu0


:数十分後


上条「……すぅ、すぅ」


ヴェント「(……やっと寝やがったか)」


上条「……」


ヴェント「……」


上条「……」


ヴェント「(……)」


ヴェント「(……呑気な顔垂れやがって、クソッタレめ)」


ヴェント「(予想外の返事ばっかりしてきやがって……)」


ヴェント「(……なーにが、『思い込み』だ、バカ)」


ヴェント「(散々人のことぶっ飛ばして来た、私が、普通なわけ……)」


ヴェント「(……)」


ヴェント「(……ほんと、自分が何したいのか、1番私がわかんねぇよ)」ハァ…

257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/15(土) 01:11:48.30 ID:cnuybybu0
今日はこんな感じで。


>>232
…貴方が神か。


ヴェントは不器用です、絶対。
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:21:47.59 ID:plJsX/6SO
ああ。譲れんね乙
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 10:24:51.84 ID:h/rC/e7E0
>>1
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 10:25:45.51 ID:Ws+J1iEJo
乙でした
261 :sage [sage]:2012/12/15(土) 11:46:29.16 ID:Nej03iHs0
乙である。

ところでさ、ヴェントって原作で上条さんとフラグ立った?
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 20:16:32.26 ID:qx/db/EAO
>>261

たってないと思う。
あと、ここではあまり質問はしないほうがいいですよ
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 02:13:41.29 ID:HSZzl2nWo
( ^^ω)貼らなきゃいけない気がした


【禁書SS用】設定質問受付&禁書SSまとめwiki用資料作成所 -3杯目-
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1333630410/
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 17:39:28.06 ID:UuCtCvNI0
そろそろかな?
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/27(木) 23:00:45.32 ID:qY+PiqYS0
マダー?
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/27(木) 23:05:06.80 ID:iFS9WSUJ0
>>265

ふざけんな
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2012/12/28(金) 01:08:50.18 ID:1gHkbjjR0
sageたまえ。
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 01:11:58.71 ID:1IYdU3hAO
何だまだか。
>>1も風邪ひいたのかな?
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 02:24:20.03 ID:12z2rxOSO
かみじょーさんとべろちゅーするう゛ぇんとちゃんはまだですか
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2012/12/29(土) 23:04:18.69 ID:eVCaRFWx0
ヴェントの口調ってこんな感じだっけか?
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2012/12/30(日) 11:31:42.44 ID:fuh4I+vl0
     か へ っ た  -‐─── ‐-    お な か へ
   な  ,. -──- 、=ニニ二二ニニ=-‐─── 、っ
. お  / __    -‐\──── ≠         \ た
   / /   \       \    /       厂 ̄ 丶、\
.  〈_r'′  ___ \     丶〜"       / ___  \_〉
    |  /ハ ー─ ヽ \          //─‐  ハ\ /
    |/八从 ●  Y \       /〃  ●  ノノV/
    }ハ●    ゙゙゙   |从へ=ニニ=イ从// ゙゙゙    ●{
    |八゙゙  へ    イ   \  ̄/ ノ人   ¬   ゙ソ
.    | 丶 .. __ /リヽ/⌒ヽ/⌒ヽ、/  .. _  イ
    \\ / !/   人\ /  \\ \/!   /
      ,>'⌒ヽ }{ /⌒ヽ \ i!    ,>'⌒ヽ{\ (
      (  _ノ、リ {  丿       人__ノ  /⌒ヽ
      `r‐イ\\\ \       / / \\ゝ_ノ
       丿 |                     | アイムハングリーなんだよ!!
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/01(火) 16:59:54.60 ID:TNoR6Pec0
                     _____
                 ◯ r≦二二二ニ八ヘ.
                   i廴 ̄ ̄ ̄二レ'[[》、 ○
                   o/ヒ三三三三三彡ヒヽ       そういう意味じゃないですよ!
                /:/∨:/ :/|: /|:| ヽ : : O       ななな何勘違いしてるんですか?
                   | レ^{/|:X_,|/、j/ |: : :∧.
                   {:/∨/////リ'´} :∧.
          〃        /: :{  / ̄  ⌒ヽ ノ:/:ハ
        (\    〃  /イ: 个 {_____ノY⌒¨ ̄}――--、
      /ヽ ー、__ /⌒Y下、_>rく___ノ∨   |ー―--、 \
       〈ヽ\と____ ̄}  ∨ i ∨|∨ i 廴_」     \ \
      // ̄ ̄ //    \フ    } i Yノ  i {         { 、〉
    {{       '    / >、 / :i  ∨ 〔†〕}           ̄
              / xく_レヘ  :i       i |
     ヽ丶  {{ //     }  i       i |
      ⊂ニ'⌒´ r'       _ハ :i       i ト、
        └‐とノ\      〈 ハ i       i | 〉
        \           人-=i       i l 〈
                 〈 =ニ孑  -=孑 〉 〉
                 ∧二ニiニニ三三i,//\
                   /:::::厂::::::::T:::::::::::丁::::ヽ:::\
                  /::::::/::::::::::∨:::::::::::∧::::::::::\::〉
あけおめ
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 22:31:07.01 ID:0jH+RIJY0
チュン、チュン…




ヴェント「……んー」


ヴェント「……う、ん」ウトウト


ヴェント「(もー朝かぁ……)」


ヴェント「(ここに来てから毎日ゆっくり寝れる)」


ヴェント「(気候の問題もあるだろうけど……。 やっぱり、敵がいないっつーのもあんのかねぇ)」


ヴェント「(……ある意味、敵だらけではあるんだけどさ)」ポリポリ




274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 22:33:12.96 ID:0jH+RIJY0
上条「おっす」


ヴェント「うぃ」


上条「朝飯、目玉焼きとトーストでいいか?」


ヴェント「うん」


上条「オッケ、ちょっと待ってろ」


ヴェント「私、塩多めね」


上条「まかせろ」


ヴェント「(……この空気感にもあるな、要因)」



275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 22:36:56.95 ID:0jH+RIJY0

:朝食


ヴェント「何もかけないの?」


上条「俺は素材の味を楽しむのがいい」


ヴェント「なにそれ、おっさんっぽい」


上条「シンプルなのがいいんだよ」


ヴェント「ふぅん。 ……で、お前。 風邪はいいわけ」


上条「あぁ。 おかげさまですこぶる。 丸一日寝てたし」


ヴェント「あっそ。 そんならコキ遣っても問題ないね」


上条「お、おう……」
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 22:44:17.12 ID:0jH+RIJY0


:ショッピングモール


ヴェント「あ、これいいジャン。 何か日本ぽい」


上条「ただの漢字ロゴの入ったTシャツだぞ……。 しかも『学園都市』って……」


ヴェント「こういう率直なやつのがいいんだよ、土産には」


上条「外国人のセンスって、日本人とは違うもんだよなぁ」


ヴェント「そうなの?」


上条「ほら、よく『愛』とか『魂』とか、タトゥー入れてる外国人とかいるだろ。 意味も分からない異国の言葉を、よく体に彫れるよな」


ヴェント「角張ったところがイカしてるとか思ってんじゃね? しらねぇけど」


上条「そもそもタトゥーを入れるってこと自体、日本では珍しいからな。 動きも制限されちまうし」


ヴェント「え? どういうこと?」


上条「タトゥー入れてる奴は入れない施設とかあるんだよ。 温泉とか」


ヴェント「えぇっ!? オンセンって、タトゥー入ってるとダメなの!?」


上条「い、いやに驚くな。 そうだよ。 公共の場でそういうのが入ってると、結構世間体に響くとかそういう理由で」


ヴェント「暮らしずれー……。 オンセンに入れねぇ日本とか日本じゃねーし……」ズーン


上条「(そこまで言いますか……?)」
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 22:50:23.42 ID:0jH+RIJY0


上条「っていうか、お前も土産とか買うんだな」


ヴェント「おかしい?」ギロッ


上条「お、おかしくはないけど! ほら、服とかも興味なさそうだし、買い物自体あまり好きじゃないのかなぁ、と」


ヴェント「別に興味ないワケじゃねぇけど……。 ……その」


上条「?」


ヴェント「人に見られるのは好きじゃねえんだよ。 自分のこと、あんま他人に知られたくないし」


上条「はー、なるほど」


ヴェント「……でも、日本なんて次いつ来るかわかんねーし。 折角来たんだから、少しだけ買っとく」


上条「……そっか。 それがいいよな、うん。 思い出にもなるし」


ヴェント「何ニヤニヤしてんの、キメぇ」


上条「いや、何でも」


ヴェント「殺しちゃおっかなー♪」チャキ


上条「公共の場で武器を出すのも日本では禁止です!!」
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 22:56:42.39 ID:0jH+RIJY0


上条「……あ、あれとかどうだ」


ヴェント「どれ?」


上条「ほら、この缶バッチセットとか! 日本ぽいぞ!」


ヴェント「ガキの玩具じゃん」


上条「そ、そんなことないだろ! 富士山、スカイツリー、京都、学園都市! 4つの画像が1度に見れるんだぞ!?」


ヴェント「インターネットで見れるし」


上条「何で微妙に現実的なんだよ……」ズーン


ヴェント「だって実用的じゃないジャン。 土産つっても実用的でないと買う意味なんてないよ」


上条「え? あのTシャツ、着るのか?」


ヴェント「……寝間着で」


上条「……」


上条「…………ぷっ」クスッ


ヴェント「殺ォーすッッ!!」ズォッ
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:01:39.51 ID:0jH+RIJY0


上条「……ふいはへん」ボロッ


ヴェント「一片マジで死ね!!」


ヴェント「(……ったく、これだからイヤなんだよ)」


上条「……ところで、他には何か買いたい物とかあるのか?」


ヴェント「んー……」


上条「一通り見て回った気がしないでもないけど」


ヴェント「……」


ヴェント「……あぁ、1つだけあるわ」


280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:05:39.46 ID:0jH+RIJY0

:トイショップ



ヴェント「これにすっか」


上条「……ヴェント、電車のオモチャで遊ぶのか」


ヴェント「次は手が滑って本当に昇天させちゃいそーだなぁ」


上条「ごめんなさい」


ヴェント「……」


ヴェント「……っち、テメーはもう知ってるからいいか」


上条「へ?」


ヴェント「…………土産だよ、弟への」


上条「……!」


ヴェント「日本製は質がいいし。 ……しばらくは持つだろ」


上条「……」


ヴェント「辛気くさいことするつもりなかったけど、『ついでのついで』にね」


281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:09:52.94 ID:0jH+RIJY0


上条「これ言ったら怒るかもしれないけどさ」


ヴェント「……なんだよ」


上条「ヴェントって、『神の右席』の中でも浮いてたんじゃないか?」


ヴェント「どーいう意味?」


上条「なんつーか……。 1番、人間臭いというか。 親近感が持てると思うんだよな」


ヴェント「……」


上条「信念があるとか、野望があるとか、そういった理由じゃないだろ。 戦ってた理由」


上条「何て言うか、こう……。 すげーなって思う」


ヴェント「……」


ヴェント「……はんっ。 ……別にアンタにそう思ってもらった所で何かが変わるワケでもねーしっ」


上条「ま、まぁそうだけど」


ヴェント「……ほら、さっさと会計!」バシッ


上条「うぐっ!? ……あいよっ!」



282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:19:07.49 ID:0jH+RIJY0

:レストラン



ざわざわ……


上条「……なんか、高そうじゃないか、ここ」


ヴェント「あぁ、多分結構高いな。 個室はドレスコードあるみたいだし」


上条「うげ!? 今そんなに持ち合わせないぞ!?」


ヴェント「いいんだよ。 私が払うから」


上条「……へ? あの5000円の余りか?」


ヴェント「ちげーっつの。 私の持って来た金で払うっつってんの」


上条「……いいのか?」


ヴェント「世話になりっぱなしだし。 こんくらい別にいいよ」


上条「……で、でもこんな高そうな場所選ばなくても……。 俺なんて私服だし」


ヴェント「別に私たちが行くのはVIP席でもなんでもない、大広間なんだからいいんだよ。 ほら、さっさと歩け!」


283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:21:11.18 ID:0jH+RIJY0


上条「……」ガチガチ


ヴェント「……んなに固くなんなよ。 値段がたけーってだけで他と変わらないだろ」


上条「い、いやいや……。 朝食に目玉焼きとトースト食ってた人間がこんなところで飯を食うなんて誰が予測するのでしょうか……」


ヴェント「お前が固いと私の調子まで狂ってくんだよ。 いいからシャキッとしろ」


上条「は、はい……」


ヴェント「(ダメだこりゃ)」


284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:23:37.41 ID:0jH+RIJY0

上条「……え、えっとテーブルマナーって」


ヴェント「何お前、あんなにチョップスティック扱うのは上手いのに、ナイフとフォークが使えないわけ?」


上条「あ、あはは……。 こういうのにはからっきし縁がなくてですね」


ヴェント「外側からこうやって使ってくんだよ。 ……他にもルールはあっけど、その都度でいいだろ」


上条「は、はぁ」


「お待たせいたしました。 前菜でございます」


ヴェント「うぃ」


上条「あ、ありがとうございます!」


ヴェント「……やめてくれ、私が恥ずかしくなるんだってば……」


285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:28:03.18 ID:0jH+RIJY0


上条「こ、こういうとこ、よく来るのか?」


ヴェント「んー。 『よく来る』っつーわけでもねぇけど、たまに」


上条「俺とは違う世界の話だな……」


ヴェント「そうでもねぇよ。 立場的な話もあるしな」


上条「へ、へぇ……」


ヴェント「あ、それは下の野菜と肉を一緒に刺して食べるやつな」


上条「!? こ、こうか!?」


ヴェント「一挙手一投足が不自然だなお前……」


上条「面目ない……」




286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:32:58.21 ID:0jH+RIJY0

上条「ヴェントはさ、明後日帰るんだろ?」


ヴェント「ん」


上条「もう、大丈夫なのか? 状態は落ち着いてるのか?」


ヴェント「……わかんない」


上条「?」


ヴェント「向こうの情勢が分からない。 連絡がないんだよね。 多分、内通社がやられた」


上条「!? そ、それじゃあ!」ガタッ


ヴェント「!?」






しーん…






上条「……ぁ」



ヴェント「は、早く座れ! ばか!」


上条「ごめんなさいっ!!」


287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:37:54.35 ID:0jH+RIJY0


ヴェント「ったく……」


上条「すいません……」


ヴェント「……。 まぁ、思ったより『フィアンマの派閥』はやり手だったのかもしれねぇってことだな」


上条「えっと、それじゃあまだお前にとって安全な場所じゃない……ってことだよな」


ヴェント「はなっから私にとって安全な場所なんてねーよ。 ……あるのは敵地か、私の立場を奪おうとするクズどもがいる内地か、そんだけだよ」


上条「で、でも、それじゃあここに来た意味が」


ヴェント「……じっくり休めたし、いいんだよ。 内通者がやられたってだけで、もしかしたら鎮圧には成功しているかもしれねーしな」


288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:42:07.34 ID:0jH+RIJY0

上条「なるほど……」


ヴェント「それに、いつまでもここにいちゃ、逆に立場が危うくなんだよね。 ……そんなもんに執着してるわけじゃねーけど」


ヴェント「お前んとこだって、そろそろ禁書目録が帰ってくんだろ? いつまでも居候ってワケにはいかねーよ」


上条「そ、そりゃそうだけど……」


ヴェント「だから、予定通り私は行くよ。 身体も鈍って来たし、ね」


上条「……」
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:43:27.15 ID:0jH+RIJY0


:外


ヴェント「ふぃ〜、外が涼しく感じるな」


上条「……なぁ、ヴェント!」


ヴェント「?」


上条「よかったら、この後ちょっと散歩しないか?」


ヴェント「……別にいいケド」


上条「よっし!」


ヴェント「……?」

290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:47:36.85 ID:0jH+RIJY0


:鉄橋前 土手


ヴェント「へぇ……。 夜景も、中々キレイなもんじゃん」


上条「そうだな」


ヴェント「……」


ヴェント「……で、何なの」


上条「ん?」


ヴェント「いや、『ん?』じゃなくてさ」


ヴェント「わざわざ周り道したってことは、何かあるんでしょ?」


上条「あ、あぁ」


ヴェント「なになに、今から私を捕縛して、学園都市に引き渡しますー……とか?」


上条「そ、そんなわけないだろ!」


ヴェント「どーだかねー。 いちお、私たち敵同士だし」


上条「お前がそれを言うかね、今更……」



291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:51:20.62 ID:0jH+RIJY0


上条「あー、そのー……。 よければ、なんだけどさ」


上条「俺の頼み、1つだけ聞いてほしい」


ヴェント「……頼み?」


上条「あぁ」


ヴェント「……いちお、借りは食事で返したつもりなんだけど」


上条「借りとかじゃなくてさ。 ……明日のことなんだけど」


ヴェント「……?」


上条「明日、俺と一緒にデートしてくれませんか?」


ヴェント「……」


ヴェント「…………」


ヴェント「……………………」













ヴェント「はぁ!?!??!!?!!?!??!?!」
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:53:51.21 ID:0jH+RIJY0


上条「ダメか?」


ヴェント「い、いやいやいやいやいやいやいや!! ちょ、ちょっと待て!! 何の冗談だ!?」


上条「冗談じゃなかったり……」


ヴェント「あ、え、あ……。 こ、これは何だ? その、あれか? 買い物に付き合うってことか? そうだな? そうだろ!」


上条「まぁ、そうとも言うんでせうが……。 明日は、化粧とか無しで」


ヴェント「はあああああ!?」


上条「えぇ!?」ビクゥッ


ヴェント「で、で、デート? おまえと、私ぃ?」


上条「あ、あぁ。 もちろん、イヤならいいんだ!!」


293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:58:10.71 ID:0jH+RIJY0


ヴェント「……あ、あぅ…………」


上条「でさ、明日、言いたいこととかもあるから……」


ヴェント「……え、あ、うぁ…………」


上条「……」


ヴェント「……」


上条「……ま、まぁ!!! 明日決めてくれればいいから! 面倒くさかったら、それでいいしな!!」


ヴェント「……」


上条「そ、それじゃあ、帰ろうぜ!! いい加減、寒くなって来たし」


ヴェント「……わ、私、もう少し風に当たる…………。 1人で」


上条「そ、そうか。 ……帰り道はわかるか?」


ヴェント「……」コクッ


上条@「…………わかった。 じゃ、また後で」


ヴェント「……」
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/03(木) 23:59:01.24 ID:0jH+RIJY0


あけましておめでとうございます。

更新が遅れてしまい申し訳ないです。

とりあえずもうすぐ終わります。

ヴェントかわいいなぁ。

新年もヴェントと一緒に楽しく過ごしましょう。


それでは。
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/03(木) 23:59:30.72 ID:tixHtlNC0
盛り上がってまいりました
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/04(金) 01:51:54.15 ID:NlnApmXao
おつ
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/04(金) 07:10:12.02 ID:83OCjlKZo
乙でした

ことよろ
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/04(金) 08:23:56.33 ID:9BAlJWKSO
乙オラワクワクすっぞ!
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/04(金) 13:07:38.71 ID:VHzbY9ZAO
乙です。
まさか上条さんからとは、随分と積極的な上条さんだな。
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/04(金) 22:48:49.81 ID:ejmKCYIc0
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 20:57:11.90 ID:/LbSQlNf0

:10分後






ヴェント「(……)」




上条『明日、俺と一緒にデートしてくれませんか?」』



ヴェント「(……デート……?)」



ヴェント「(……誰が? ……私? 上条と?)」


ヴェント「(……)」


ヴェント「(…………)」ボンッ


ヴェント「(……)」シュゥゥ


ヴェント「(……むり)」
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 20:59:38.97 ID:/LbSQlNf0
ヴェント「(……無理だ、ムリ!!)」


ヴェント「(そ、そもそも! 何でアイツ、私を誘うワケ!?)」


ヴェント「(『場所を追われて可哀相だなぁ』とか慈善向けてるワケか?)」



ヴェント「(グズ野郎がぁ……)」ハァ








「夜風に吹かれていい気分かい? おねーさん」


303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 21:05:06.02 ID:/LbSQlNf0


ヴェント「……クソ女」


番外個体「うるせぇぞ♪ クソババア」


ヴェント「……ちっ。 私はお前なんかに構ってる暇ねーんだよ。 殺されたくなければさっさと消えろ」


番外個体「その言葉、そっくりそのまま返すよ」


ヴェント「……テメェ」


番外個体「お? なになに? 私に喧嘩売っちゃうの?」


ヴェント「……おう、やってやん――」


ヴェント「……!」


ヴェント「……」


番外個体「……? 何? どしたの?」


ヴェント「……気が乗らねえ。 やっぱやめだ」







304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 21:07:30.84 ID:/LbSQlNf0


番外個体「ふ〜ん。 よくわかんないけど。 懸命な判断だね」


ヴェント「……言ってろ」


番外個体「あ、もしかして更年期障害ってやつ?」


ヴェント「こう……?」


番外個体「……そりゃ知らないよね、こんな日本語」


ヴェント「何のことだよ」


番外個体「……もういいや。 何か私も飽きちゃった」


ヴェント「1人で何言ってやがんだお前」


305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 21:10:59.59 ID:/LbSQlNf0


番外個体「で? おねーさん、結局こんな所で何してたわけさ」


ヴェント「お前に言う必要ねーだろ」


番外個体「ないけどさー。 気になるじゃん」


ヴェント「はっ。 口だけは達者だな」


番外個体「オバさんみたいなこと言わないでよ。 ケチケチしてると精神年齢も老化してっちゃうよ」


ヴェント「……私も大概だが、お前もだな」


番外個体「何のことー?」


ヴェント「いや、何でも……」

306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 21:21:25.01 ID:/LbSQlNf0


番外個体「……私ってさー、けっこー不幸な少女代表って感じの人生なんだよねー」


ヴェント「あぁ?」


番外個体「どーいうワケか生まれながらにして怒りと絶望を抱いててさー。 ……て、あ。 私、別に厨二病ってわけじゃないからね?」


ヴェント「何1人で語りだしてんだよ」


番外個体「まーまー。 いいじゃん。 独り言だと思って聞いてよ」


ヴェント「……勝手に垂れ流してろ」


番外個体「うん、そうする。 ……でさー、更にわからないことに、その怒りと絶望の念の対象者と一緒に暮らすことになってさ」


番外個体「まぁ、そいつのこと許したとか、そういうことじゃなくて。 いつかはぶっ殺してやろうと虎視眈々と計画はしてるんだけど」


ヴェント「……」


番外個体「……でもさー、最近よくわからないことに、それってほんとに『私』がしたいことなのかなーって思う様になっちゃってんのよ」


番外個体「外見ヒョロいし、喋り方ウザいし、クッソみたいな奴なんだけどねー。 『私』が本当にソイツのこと殺したいのかな、『私』は本当花二をしたいんだろうって」


番外個体「最初は、死ぬまで注ぎ込まれてくる感情に従ってりゃ楽だなって気持ちだったんだけどさ」


番外個体「今は……。 どうなのかわからない」


ヴェント「……」


307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 21:29:09.75 ID:/LbSQlNf0


番外個体「さーここで問題。 私は今、『わからない』って何回言ったでしょー?」


ヴェント「……」


番外個体「……ぶっぶー。 頭悪いねおねーさん。 正解は3回。 『どーいうワケか』も広義的には『わからない』だから正確には4回かなー」


ヴェント「……」


番外個体「……わかんないことだらけって、イヤだよね。 不安になる」


番外個体「だってさ、『わからない』って、『やるべきことがわからない』ってことだもんね」


番外個体「次にすることがわからず、どうやって生きてくのさ。 不安になって当然」


番外個体「あー……。 たまにはこう、『幸福』とか味わってみたいよね」


ヴェント「……テメェは十分味わってんだろ」


番外個体「んー?」



308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 21:36:06.41 ID:/LbSQlNf0


ヴェント「わからないって言葉はなぁ、答えがあることを内心でわかってる奴が言う言葉なんだよ」


ヴェント「ほんっとうに何もないやつは、『わからない』じゃねえ。 そもそも『どう言葉に表していいかわからない』んだよ」


ヴェント「誰かが答えくれるってわかってるから、『わからない』って言うし。 いずれ答えが見えてくるって希望持ってっから、『わからない』って言う」


番外個体「……」


ヴェント「そういう環境にいるってだけで、十分幸福だろーがよテメェ。 あんまナメ腐ったこと言ってっと本気でぶっ殺すぞ」


309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 21:40:28.20 ID:/LbSQlNf0


番外個体「……マジでオバさんなんだね」


ヴェント「……あ”?」


番外個体「言ってることがねー、ほんと年増って感じ。 あーヤダヤダ。 口うるさい小姑じゃあるまいし」


番外個体「そんなねー、言葉がどうこうなんて問題じゃねーんだよ。 わかってないねー、オバさんは」


ヴェント「……んだとぉ」


番外個体「……まぁ」


番外個体「でも、参考にはなったかな? ほっとんど聞き流しちゃったからあんまり覚えてないけどー」


ヴェント「糞ガキ……」


番外個体「あははっ、怒った怒った」


310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 21:44:38.40 ID:/LbSQlNf0


番外個体「まっ、私は私でなんとか生きてくからさ、おねーさんはおねーさんで、あの男の人と仲良くエッチでもしてれば?」スクッ


ヴェント「ぶーっ!!!」


番外個体「うわ、何なの!?」


ヴェント「えほっ、げふっ。 ……て、てめぇどこから見てた!?」


番外個体「どこって、いやあデート誘うところから『待って、私、まだ怖いの……♡』っておねーさんが答えを焦らすところまでだよ」


ヴェント「ん、んなこと言ってねーだろ! 適当なことぬかしてっと――」


番外個体「おねーさんさー、ビビってるの?」


ヴェント「――あ?」

311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 21:48:35.79 ID:/LbSQlNf0


番外個体「今さっき私にくれたばかりの言葉返すようけど。 『知らない』感情に飛びつくことにビビってる様に見えるよ」


ヴェント「はぁ? 私が臆すワケねーだろ。 目ェ腐ってんじゃねーの?」


番外個体「それなら何であそこでハイって言わないのさ」


ヴェント「!」


番外個体「元々嫌いなの? だから? それなら妥当だよ。 だってイイエって答えればいいし。 それだけでしょ」


番外個体「だけどおねーさん迷ってるよね、今さっき1人でいるとき、考えてたよね」


番外個体「迷うくらいなら、飛び込んでみるくらいの度胸もないババアが、私に説教しないでよね。 気分悪いなぁ」


ヴェント「……!!」


312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 21:51:56.37 ID:/LbSQlNf0


ヴェント「いい加減に!!」スチャッ


番外個体「あ、さっきのおにーさん戻って来た!」


ヴェント「!?」クルッ


番外個体「……うっそーん♪」


ヴェント「……」ブチッ


番外個体「おねーさん見るからに処女っぽいからさー、初デートだからってビビっちゃダメだよー」


番外個体「男なんて所詮、乳揉ませてアソコ舐めてやれば喜ぶんだから! んじゃーイッてらっしゃーい」フリフリ


ヴェント「待ちやがれクソ!!」


番外個体「はは、待てって言われて待つ馬鹿は存在しないよー。 じゃーねー」



313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 21:55:58.67 ID:/LbSQlNf0

:15分後



ヴェント「(……)」キョロキョロ


ヴェント「(……くそ!! どこに消えやがったあいつ!!)」


ヴェント「(よーくも減らず口を……!!)」


ヴェント「(……)」






番外個体『迷うくらいなら、飛び込んでみるくらいの度胸もないババアが、私に説教しないでよね。 気分悪いなぁ』









ヴェント「(……)」


ヴェント「(…………迷ってなんか、ねーんだよ。 くそ……)」







ヴェント『私が1番、わかんねーよ……』






ヴェント「(……)」


ヴェント「(……私も、あのガキのこと、言えねーじゃねえか)」

314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/01/10(木) 21:56:24.65 ID:/LbSQlNf0
今日は終わりです。 皆様、ありがとうございます。おやすみなさい。
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/10(木) 22:37:39.01 ID:c7UGl5EDO
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/10(木) 22:41:25.36 ID:be0vhGRuo
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/11(金) 00:32:51.58 ID:BsKB8qnAO
乙です。
頑張れ上条!頑張れヴェント!
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/11(金) 01:04:18.60 ID:tCyvKyR8o
リア充末永く爆発してください
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/11(金) 02:49:45.50 ID:pR7j0fPwo
乙でした
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/11(金) 03:46:06.48 ID:nQoNLIbz0
おつ
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/12(土) 00:03:12.62 ID:ENos1S7O0
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/12(土) 19:49:58.26 ID:PHkwZPUR0
乙でゴザル!
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/20(日) 22:01:13.32 ID:RrgpxN9x0
あー続きが気になるなあ
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 18:28:45.56 ID:pjfL+1dw0
続きはまだかっ!!
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/27(日) 22:54:46.69 ID:hXSyYigv0
あげたるわwwwwww
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/01(金) 19:03:27.77 ID:jebMmWlc0
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/04(月) 21:20:51.77 ID:URkG32oG0
続きマダなのか!!!
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/04(月) 23:54:11.83 ID:XUdcSy310
おとなしく待とうぜ
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage sage]:2013/02/07(木) 00:01:14.43 ID:3HWmN1ua0
    ...| ̄ ̄ | < 続きはまだかね?
   /:::|  ___|       ∧∧    ∧∧
  /::::_|___|_    ( 。_。).  ( 。_。)
  ||:::::::( ・∀・)     /<▽>  /<▽>
  ||::/ <ヽ∞/>\   |::::::;;;;::/  |::::::;;;;::/
  ||::|   <ヽ/>.- |  |:と),__」   |:と),__」
_..||::|   o  o ...|_ξ|:::::::::|    .|::::::::|
\  \__(久)__/_\::::::|    |:::::::|
.||.i\        、__ノフ \|    |:::::::|
.||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\   |::::::|
.|| ゙ヽ i    ハ i ハ i ハ i ハ |  し'_つ
.||   ゙|i〜^~^〜^~^〜^~^〜
330 : ◆7oWiJj9WF6 [sage]:2013/02/16(土) 20:53:11.16 ID:ETMX30BZ0

【繁華街】


ヴェント「…………」


ヴェント「……はぁ」


ヴェント「……くっそ」ガン


男「おいーす。 姉ちゃん、何か荒れてない?」


ヴェント「……あ? 何だお前。 誰?」


男「おぉ、刺激的なお化粧だね! ってか、外国人?」


ヴェント「[ピーーー]。 消えろ」ツカツカ





331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/16(土) 20:54:10.37 ID:ETMX30BZ0
>>330

ミスです。失礼。



【繁華街】


ヴェント「…………」


ヴェント「……はぁ」


ヴェント「……くっそ」ガン


男「おいーす。 姉ちゃん、何か荒れてない?」


ヴェント「……あ? 何だお前。 誰?」


男「おぉ、刺激的なお化粧だね! ってか、外国人?」


ヴェント「[ピーーー]。 消えろ」ツカツカ



332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/16(土) 20:54:53.79 ID:ETMX30BZ0
>>331

二連続ミス。。。コピペです、すいません。



【繁華街】


ヴェント「…………」


ヴェント「……はぁ」


ヴェント「……くっそ」ガン


男「おいーす。 姉ちゃん、何か荒れてない?」


ヴェント「……あ? 何だお前。 誰?」


男「おぉ、刺激的なお化粧だね! ってか、外国人?」


ヴェント「死ね。 消えろ」ツカツカ

333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 20:55:31.35 ID:zCbJIGUSO
キター待ってた

てかその表記やりたいなら無記入でよかったんじゃね?
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/16(土) 20:58:39.12 ID:ETMX30BZ0

男「えー、ちょ、ちょっと待ってよー。 こんな時間にうろついてたら危ないよ?」テテテ


ヴェント「なら何でテメーはここにいんだよ」


男「僕は男だからさー。 キミは女の子だし、か弱いじゃん? くく」


ヴェント「(……)」


男「まぁ、そんなところでさ、暇なんでしょ? 一緒に遊びにいこうよ」


ヴェント「……」


男「ねーねー、無視しないでよー。 あ、そう言えば名前なんてい――」ガシッ


ヴェント「消えろ」ギロッ


男「ひっ!?」


ヴェント「……ふん」ツカツカ




335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/16(土) 21:03:41.55 ID:ETMX30BZ0


男「……」


男「……な、なんだよあの子……。 こわっ!」


男「(ま、まぁ! 気を取り直して。 きっとあの日なんだよ、うん。 あの日! ……ってことで俺は別の子を)」ドン


男「いった! ……ってーなぁ、どこ見て歩いて――」


「…………Помогите」ニコッ










男「……へ?」



336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/16(土) 21:10:51.37 ID:ETMX30BZ0
【路地裏】


ヴェント「(……どこもかしこもうるっせぇ)」


ヴェント「(…………ここは、幾分かマシ)」トンッ


ヴェント「……」ズルルル…


ヴェント「……ふぅ」ストン


ヴェント「……」


ヴェント「…………知らねぇ、知らねぇよ。 ……そんなの」


337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/16(土) 21:19:15.88 ID:ETMX30BZ0


がさっ




ヴェント「……?!」ガタッ


ヴェント「……誰だ」




「забывать?」



ヴェント「……!? (……ロシア語?!)」


ヴェント「……。 そっか、来たか」


「……Извинитe。 失礼しました。 ここは日本ですよね」


ヴェント「ったく。 正教のやつらはなーにをやってんだか……。 所詮はグズの集合か」


「いえいえ。 もちろん祖国にいた者は全滅。 良くて終身刑といったところです」


ヴェント「へぇ……。 じゃあ何? お前は逃げて来たってわけ? フィアンマの部下っつーのは随分とまあビビりなもんだな」


「……」ギュ


「おご!?」



ヴェント「!」


338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/16(土) 21:24:07.27 ID:ETMX30BZ0


「フィアンマ様……。 いや、教祖様を侮辱することは控えろ」ギリギリ


男「がふっ……、ごへっも」バタバタ


ヴェント「(……さっきの)」


「日本人は軟弱ですね。 身体も小さければ、戦闘訓練も受けていない。 日和に日和った田舎民族たちだ」ギリギリ


男「ん”お”お”お”!」


ヴェント「片手の握力で人間持ち上げる奴らの方が、十分民族っぽいがな」








339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/16(土) 21:35:13.71 ID:ETMX30BZ0


「はは、口の減らない」


ヴェント「……んでぇ? その『すーこーなるフィアンマ様におんぶだっこだった奴ら』の一員が……いんや、逃げた卑怯者か。 が、何の用?」


「私は逃げてなどいません」


ぱきょ



男「ばっ!? ……」ボトッ


ヴェント「……逃げてない? なら、なんでここにいるわけ? ……興奮で気でも違えたか?」


「元より日本にいたんですよ。 あなたが来るよりも前からね」


ヴェント「!?」


「教祖様は死んでなどいない。 まだあの人の役目は終わっていないのだから」


ヴェント「……」


「教祖様は天に召されてなどいない。 まだあの人には使命があるのだから」


「……。 私たちは早急に教祖様を見つけなければならない。 例えそれが肉塊になっていたとしても」


「御霊を召還するには肉塊だけで十分。 毛髪だけでも良い。 ……となれば」


ヴェント「……! ……テメェ、まさ――」


「上条当麻。 最終的な会合者を捕縛・情報収集が私の目的ですよ」





340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/16(土) 21:40:59.02 ID:ETMX30BZ0


ヴェント「テメェ!! アイツに何を!!」


「いやぁ、随分と苦労したものです。 探索魔術の陣をいくら敷いても、反応しないのですから」


「異国というのは世知辛いですよね。 なんたって全く道順も分からない、文化もわからない」


「そこで、ホイホイと探索術式に引っかかるおバカさんが1人」


ヴェント「!!」


「貴方だ」


「貴方が探索術式に気付かなかったのもムリはないと思いますよ。 
こちらとしても貴方程度に気付かれる様な術式を組んだ暁には、教祖様に顔向けできません」


「もっとも。 上条当麻の近くにいたというのも一因の1つでしょうが」


ヴェント「(ぐっ……!)」


341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/16(土) 21:45:25.33 ID:ETMX30BZ0

「貴方には感謝しておりますよ。 何の偶然か。 イレギュラーな存在である貴方の信号を辿った先に、本来の目標もいたのですから」


「ありがとうございます」


ヴェント「……殺す!」バギッ


「……おっと」ヒュッ


ヴェント「ちィッ!」ザザァッ


「……とりあえず。 お礼として、抹殺しに来てあげたんです。 感謝して下さい。 偉大なる教祖様復活の礎に、裏切り者である貴方が成れると言う事実に」


ヴェント「はぁ? テメェ如きが私を? 冗談にすらなってねぇ」



342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/16(土) 21:46:06.29 ID:ETMX30BZ0
お久しぶりです。来れなくてすいませんでした。
もう少し更新スピードを上げていきたいと思います。それでは失礼しました。
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 21:54:46.18 ID:zCbJIGUSO
乙なんだぞー
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 22:00:54.40 ID:6yJynksqo
何という良いところでおつ
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 22:08:28.27 ID:ZjPLx+L50
おつ
フィアンマさんは今頃なにしてんのかな……
犬小屋なう?
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 00:10:13.52 ID:iJ+7OyaAO
乙です。
上条さん早く来て!ヒロインがピンチやで!
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/17(日) 20:19:23.22 ID:35trGn6Xo
乙でした
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/21(木) 18:26:14.43 ID:1aIaqkpZ0


「私が冗談を言っているように見えるのでしょうか?」


2メートル近いと目測できる大柄な男。
製造業を担う者がごとく、大きい指先には無機質なリングが無数につけられている。
そんな男が一言放った瞬間のこと。


ヴェント「!?」


頬を触ったのは、意図的なものではない。
温かなものが伝ったことに対する、反射的な行動だった。


ヴェント「あぁ?」


まだほのかにぬくもりがあるそれは、赤かった。
自身の血液だ、そう認識するまでに何秒とは掛からなかったが、不可解だ。


ヴェント「テメー……何した?」


「おや。 ご自分では理解に至りませんか。 まるで子どものような質問。 ……所詮は神の右席の『お荷物』で――」


そんなことはどうでもいい。
男が言い終わるのを待たず、ヴェントの足は足が地から離れた。
考えるよりも前に、目の前の『ゴミ』を排除すべきだという思考が生まれたから。

349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/21(木) 18:34:05.11 ID:1aIaqkpZ0

「ぐぅっ!!」


無機質な音が響く。
同時に、不定期に痙攣するものがコンクリート上に落下した。


「ぐぁああああっっ!!!」


ヴェント「やっぱテメーが何したかなんてどうでもいーわ」


雨音のような音色を奏でながら、男の腕からは血が噴き出る。
誰が見てもそれは尋常ではない量であり、5秒と待たず周りに小さな溜まりを作った。



ヴェント「死ねよ」


目は、屈もっていた。
何の感情もない。ただ、虫を捻り潰すかのような。
そんな目をして、ヴェントは手に持つハンマー状の鈍器を振り下ろした。





350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/21(木) 18:41:03.66 ID:1aIaqkpZ0


:上条宅



ばたん


上条「(……)」


上条「(……誘ってしまった)」


上条「(ぐぉおおおおおおおお!!)」


上条「(自分でもよくわからん!!! (記憶のある内では)彼女がいたこのない俺が!! しかも、ヴェントだぞ!? 国際的な恋愛でせうか!?)」


上条「(しかも、考えるって言われてしまった……。 予定があるのか)」


上条「(……何か、今言わないといけない気がしたんだよなぁ)」


上条「(ま、考えても仕方ないし。 帰りを待ちますかね)」


351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 04:43:05.30 ID:o5WyUE/AO
遅れながらも乙!

続きを待ってる
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/24(日) 23:19:50.22 ID:gYgrpjJ60


ヴェント「ふゥェッ……!!」


「おや」


ヴェント「がっ!!!」


踵。
人間の表面を覆う皮膚。それが他所の約3倍という厚さで構築された、体外用の部品。
そして、それは3歳児が大人を悶絶させることができるほどの威力を込めた、全人類の持つ『武器』。


ヴェント「ご……が、ふっ、ふっ……!!」


「あっはっは、良い姿だ」


成人男性のそれが、破壊目的のもと戦闘訓練の積まない女性の額部に直撃するとどうなるか。


ヴェント「が、ひゅ、ぃぎ……!」


まず起きるのが脳しんとう。それに付随し、脳波伝達の異常により身体的な行動への支障を来す。
顎関節の異常による唾液の垂流し、『人間としての尊厳』などと言う言葉は、皆目健闘もつかない状態に陥る。

353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/24(日) 23:29:44.66 ID:gYgrpjJ60


激し過ぎる嘔吐感に耐えながら彼女が思う。


ヴェント「(……おか、しい)」


目の前にいる大柄な男は、片腕が無い。
もちろん、術後のような小綺麗なものではない。もぎとられた木の枝のように、切れ切れに見えているのは血管や神経系の類いだろう。


「ほーら、次行きますよ。 と、言うより、次で最後ですがね」


ヴェント「!!」


空に広がる月が、巨体に飲まれる。
眼前に広がる影を受け入れたら、もう自分は二度と目覚めない。
死という現実に直面した脳は、ようやくヴェントの指示を受け入れた。


ヴェント「は……ッ、はぁ、はぁっ……」


「おや……? 攻撃をモロにうけても、まだ動けるのですか。 流石は仮にも神の右席」


コンクリートを軽く100mm埋没させた腕を引き抜くと、灰塵が空を舞う。


354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 13:38:49.75 ID:9FzNj0mn0
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 18:37:23.11 ID:6C2i6sXIO
りょつ
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/27(水) 23:32:35.37 ID:19+qMJOV0
ヴェントさん、店員に『トール』って返答したら、雷神思い出したwwwwww
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/28(木) 21:36:24.91 ID:2R/B2aDU0


ヴェント「ごぼっ」


口の中一杯に鉄の味が広がる。
どうやらさきほどの一撃で、内臓が傷ついたらしい。


ヴェント「……ぺっ」


赤く滲んだ血を手元で拭いながら、冷静に分析をする。


ヴェント「テメェなんかに褒められる道理なんてねーし、褒められた所でぼろっカスほども嬉しくないね」


「口の減らないお方ですね……」


腕を根元からもぎとった。
その証拠に、腕からは止めどない血液が流れている。
蛇口の栓を軽く捻ったときぐらいには噴き出している、というのが彼女の見解だ。


「しかし、その減らず口は、いつまでもっていられますでしょうか」


だが、倒れない。
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/28(木) 21:45:11.07 ID:2R/B2aDU0


ヴェント「……ちィッ!」


「おや、そっちですか」


ヴェント「!!」


頑強なコンクリートでできた壁が、いとも容易く崩れさる。
半ば倒れる勢いで避けるヴェントを追うのは、人間本来の力では到底不可能な、裏拳。


ヴェント「(普通の人間は横凪ぎで壁は崩せねぇだろ……!)」


例えそれが無様と言われようが、命には変えられない。
跪くように頭を下げることで、かろうじて直撃は免れる。


「もうそろそろ時間も時間なので。 死んでくださいよ」


ヴェント「は、誰が!」


踞った男から繰り出された強烈なアッパーカットが、彼女の顎に繰り出された。
意図していない脳に対する『揺れ』は深刻な影響を彼女に及ぼした。


ヴェント「(……あそこで、反撃なんてできっこねぇ。 ……何かある。 ……何か!!)」





359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/02/28(木) 21:58:01.72 ID:2R/B2aDU0
:上条宅


上条「……」


上条「(……遅い)」


上条「(…………もう2時間近く経つぞ)」


上条「……! (ま、まさか何かあった……!?)」ガバッ




ヴェント『……はっ。 お前のアホさ加減に呆れ返ってたんだよ。 なーにが『当然だろ』だ。 かっこつけてんじゃねえっての!
もし生意気にも助けに入る様な真似しやがったら、テメーも一緒に血祭りだよ!』




上条「(……って、勝手な心配か?)」


上条「(……もう少し、待ってみるか)」
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/02(土) 08:16:35.54 ID:58Hmahi20
更新来てた!
スローペースでもいいので次の更新待ってます。

上条さん急げー
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/03(日) 09:42:06.81 ID:lT/2f6rSO
がんがれ
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/03(日) 14:32:40.48 ID:2lKYW5Kn0

怏怏とした大人たちが訪れる繁華街の路地裏は、一面が血片で赤く滲んだ別世界。


ヴェント「(クッソ……。 足が……)」


「はぁ……。 這いずって逃げる貴方を見るのはもう飽きました」


ヴェント「うるっせぇ!!」


本来ならこんなことを言わせる余裕など与えない。
男も、女も、子どもも、老人も。誰からもそんなことは言わせない。
自分を正当化していくには、そうすることが1番楽だった。興味のない神の右席という立場に着いたのも、権力が故。
それ以外の理由は、思い当たらない。
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/03(日) 14:45:58.53 ID:2lKYW5Kn0


「……あっはっはー!」


「……おや?」


ヴェント「……!?」


「こっちに秘密の道を見つけたって、ミサカはミサカは子どものように大はしゃぎしてみる〜」


「……アンタ、子どもでしょーが」


ヴェント「(……クソ)」


364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/03(日) 14:53:39.26 ID:2lKYW5Kn0


「身体は子どもでも頭脳は大人!って、ミサカはミサカは格好つけてみ――」


ヴェント「ちっ!!」


「……る」


「……こんばんは」


突然目の前に現れた巨体は、日本人とは違う、純白の肌を持っていて。


「……さようなら」


振り上げられた拳は、瞬きをする時間よりも早く、少女の視界を覆い尽くした。


365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/03(日) 15:05:24.53 ID:2lKYW5Kn0


「ぉ”あ”?」


ぐしゃり、と。
砂利を踏み潰したような摩擦音が響いた。
何かが落ちた音、というのはすぐに分かった。


ヴェント「舐めんな、ボケ」


落ちて来たのは、頬の緩んだ男の顔面。


番外個体「……何なの、このバイオレンスな再会」


「み、ミサカはミサカは何が何なのか分からない……」


ヴェント「……私がソイツを殺した。 そんだけ」







366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/03(日) 15:24:05.53 ID:2lKYW5Kn0


番外個体「ん〜。 色々聞きたいことはあるんだけど、とりあえず取っ払って、1番聞きたいことだけ聞こうかな」


ヴェント「……」


番外個体「……オネーサン、何者?」


まだまだ10代前半かそこら。
そんな少女が、信じられない瞳をこちらに向けた。
敵意の色を秘めた紫電が、指に迸る。


ヴェント「……」


「え? え? ミサカはミサカは、事態が何も分からなくてただただ困惑してみたり……」


番外個体「……こんな血だらけのところ見たら、私もちょっとだけ身の危険を感じちゃうんだよねぇ」


ヴェント「……」


番外個体「……何か言ってくれるかな。 黙り決め込まれるとイライラしてきちゃうよ?」


ヴェント「……お前が思った通りでいいんじゃね?」


番外個体「……」


番外個体「……うん、そっかそっか。 それならオネーサンは、た――」


367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/03(日) 22:37:52.83 ID:nbyuO1zh0
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/03(日) 22:54:41.15 ID:lT/2f6rSO
早く続きを読ませてくれ……ヴェント分が足りないんだ
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/09(土) 00:36:09.08 ID:/oz/eqr3o
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/09(土) 20:13:24.66 ID:oO16FqnJ0


右方のヴェントは、戦闘のプロだ。
並大抵のものではない。世界でも最大級の組織の頂点を司る者のうちの1人だった経験すらある。
戦闘における経験だって、組織下部に属する人間よりも圧倒的にあるだろう。


だが。


ヴェント「!?」


番外個体「ガ…ふ」


番外個体「……うちどめ……アイツ、よ」


「……んふっ」


番外個体「!? ……べぅ」


打ち止め「え……?」



首のない人間が起き上がる経験など、積んではこなかった。







371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/09(土) 20:37:11.27 ID:oO16FqnJ0


「ゆっくり寝ていて下さい。 後で殺しますから」


頭を踏んでいた足を上げると、風になびくように髪が流れる。
完全に弛緩した身体からは、意識のない状態が見てとれた。


番外個体「……」


打ち止め「あ……あ……」


ヴェント「そういうことかよ……。 お前……」


「はい? ……あぁ。 今更気付かれましたか? 随分と遅いことで」


ヴェント「はっ、なんとでも言え。 手品が分かったら、もうお前は終わりだろうが」


372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/03/09(土) 20:54:39.06 ID:oO16FqnJ0



「く、くくく……」


ヴェント「あぁ? ビビってイカれちまったか? あ?」


「……いやぁ。 貴方の勘違いというか、思慮の浅さに思わず。 失礼しました」


ヴェント「……んだと?」


「私は元より、生き残るつもりなどありませんよ。 ただ、上条当麻の捕獲及び情報収集が目的というのみです。
そのためには、何をも厭わない」


「……となれば。 私が何をしようとしているか。 わかりますか」


ヴェント「……(コイツ、何を言って……)」


ヴェント「……!(まさか……!)」


「……本来は、この傀儡はとっておきだったのですが……。 こうなれば、もうどちらでも同じことです」


「存分に感謝してください。 あの方を、裏切った貴方の罪は死で償われるのです」





ヴェント「ガキィ!!!逃げろ!!!!!!」





「"Тунгусский взрыв"」



学園都市の、とある路地裏。

何の変哲もない夜。

突如として70mの火柱が立ち上がった日は、誰も予期せぬ形で訪れた。
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/10(日) 20:28:05.02 ID:yuupbDaDO
来てた!
(打ち止めのルビは
ラストオーダーだと言っていいのかな?)
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/12(火) 12:45:42.67 ID:KrA/lEIRO
上条のそげぶはいつくるんだ
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [今日映画見てきた]:2013/03/16(土) 01:49:19.11 ID:LtqN1lMx0
上条!早く来い!
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [今日映画見てきた]:2013/03/16(土) 01:49:56.17 ID:LtqN1lMx0
上条!早く来い!
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/21(木) 06:31:42.61 ID:zgE7jQ6EO
上条さんはよ来い
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/25(月) 03:42:29.92 ID:kGzvu4ca0
これはムネアツ
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/27(水) 18:50:09.79 ID:9mzJPCbJ0
ヴェントは右方では無いですたい!
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/29(金) 12:02:12.16 ID:x8u6e39s0
ヴェントは前方じゃなかったっけ??
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/30(土) 01:04:24.34 ID:TZYSJZsSo
ヴェントはバナナだよ
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/30(土) 06:17:40.71 ID:HnnuKJAEo
どうでもいいから続きが読みたい
383 : :2013/04/01(月) 07:25:42.34 ID:wfU7JLRo0
おいおいどうなってんだ
384 : :2013/04/01(月) 07:29:38.98 ID:wfU7JLRo0
遠山翔也
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/01(月) 13:22:38.80 ID:2XWQUeUAO
もうすぐ一ヶ月か
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/01(月) 23:21:59.94 ID:ntBbYTmSo
上条さんは間に合いませんでした。

387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/02(火) 20:00:03.74 ID:su5bIbLJO
待て待て終わったんかよ
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/06(土) 00:25:19.22 ID:V8C3WTfS0
>>1です。終わってないです…。
就活で色々と慌ただしい生活でした。最近落ち着いて来たので、そろそろ復帰します。
今しばらくお待ちください。
読んで下さってる方、申し訳ない。
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/06(土) 00:28:37.75 ID:Lz3UrJvSO
よかった…
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/06(土) 00:45:50.41 ID:mylIJg1A0
ご帰還お待ちしております( ̄^ ̄)ゞ
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 16:24:49.45 ID:py9i2SeW0
ゆっくりまってるよ
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/06(土) 20:31:45.97 ID:24v8Fojq0
全裸で舞ってる
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [555]:2013/04/06(土) 21:45:27.34 ID:LpnzV9110
助けてー、カブトムシさんー!
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 03:21:23.45 ID:dzCM5lQ80
ひーとーみーにーうつすーwwwwwwwwwwwwwwww
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 08:00:36.18 ID:svllaW740
頑張れ、だから早くしろ
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/04/07(日) 20:58:48.83 ID:qnUpd9VAo
ageた奴死ね
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/18(木) 20:37:58.85 ID:runMyN/BO
鯖落ちしちゃってスンマセーン
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/04/18(木) 21:24:37.00 ID:/bhfHj3vo
誠にすいまメーン
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/18(木) 23:54:41.78 ID:Pll64I7P0
鯖復活
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/19(金) 01:23:31.95 ID:O1sCSGE00
はよしろ寒い
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/21(日) 13:30:46.91 ID:c0Xex48D0
マジで風邪ひいた
どうしてくれるよ?
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/21(日) 13:49:24.25 ID:lkF2OlpUo
水分とって、ゆっくり休め
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/21(日) 20:59:58.34 ID:c0Xex48D0
水分とっても服着れないんだが?
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/22(月) 00:35:35.83 ID:CW4nGxA+o
紳士のたしなみは時に過酷なんだよ
諦めるな
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/24(水) 22:44:25.34 ID:HB8Eq/Eo0
駄菓子菓子
時に諦めも大事
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/30(火) 11:40:27.54 ID:OYNSYY+X0


ツングースカ大爆発。
半径30キロメートル以上を焼き尽くした、大爆発。
浮上したキノコ雲の規格外の大きさや、地球表面にはほとんど存在しないと言われている元素の痕跡から、地球外からの隕石によるものだと見なされてきた。


しかし。


「ひひ……ふははははっ……!!」


「成功……ッッ。 成功だぁ……ッッ!!!」


「数ヶ月を掛けて蓄えきた自然エネルギーの爆発……! ここで使うのは惜しかったが、仕方がない!」


「あのクソ女を殺せただけでも良しとしよォう……!」


それが、自然エネルギーの塊だったとしたら。
数年どころではない。数十年の規模で溜めてきた、自然エネルギーの堆積物を、魔術で起爆させるものだとしたら。

それは、人間が想像する『規格』など、到底及ばない破壊力になるだろう。


「流石に、1900年初頭の『破壊力実験』ほどの力はないが……。 人を数人殺める分には十分!!」


「それも、前方のヴェント……! あの女をぶっ殺した!! 私が殺したのだぁ!!!!」


407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/30(火) 11:47:07.86 ID:OYNSYY+X0


:上条宅 前


「くひょ……。 くっひょっひょっひょっひょ!!!」


「アイツらが傀儡と仲良くやっている間にィ……。 私は既にターゲット前ェ……」


「こんな面白い喜劇、他にあるかぁ……? あぁ、最高の気分だ」


「後はァ……。 上条当麻を捕え、本国の地下にいる仲間と共に拷問をすれば……」


ドガァン!!!


『人払いの魔術』を行ったのだろう。
人気のない学生寮の一室。 その扉を、日本ではあまりお目にかかれないワークブーツが思い切りよく蹴り破る。


「フィアンマ様に近づくゥ!!!」


「……」


「…………?」


暗い。
全ての部屋は消灯されている。
人の気配も感じない。


「………くはァ……。 隠れても無駄だァ!!」


「はっはっはァ!!! 上条当麻ァ!!! 貴様に人払いは効かないことは知っているゥ!!!」


「2時間ほど前に貴様が帰宅したことも知っているゥ!!」


「どこだァ!!!」




408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/30(火) 11:58:34.78 ID:OYNSYY+X0


「……日本住宅、及び日本文化は……」


「!?」


「土足で入るものでは、ありませんよ」


「……誰だ貴様!!!」


海原「これは失礼しました。 ……私、海原 光貴と申します」


「和名ィ……!? 戯言を言うな!! 貴様から流れているのは、魔術の――」


海原「……学園都市内での、名前ですよ」ニコッ


「!? (いつから眼前に……!)」


ガシッ


「ふぐぅっ!?」


409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/01(水) 00:43:12.65 ID:ezA6WKcRo
キテター
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/01(水) 21:52:43.15 ID:J2ywldmo0
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/01(水) 22:08:20.51 ID:cFFZFjEj0


「ふ、ごォ……!! …………は、はな……ッ」


海原「……僕としては」


「!」


海原「貴方を捕縛して、尋問した方が有意義であると思うのですが……」


「ぎぎ……ぐ、ぁあああ!!」


顔を掴む握力が強くなる。
万力で締めつけられるような、力強い痛覚が男を支配した。


海原「それだけじゃ満足しない方がいらっしゃるので……しょうがないですよね」


どさっ


「がぁああ!!! ぐうぅふううう!! ひっ、ふっ、ふぅっ……!」


海原「おや、そこまで力を入れたつもりは無かったのですが……。 ……やり過ぎましたか?」


「……っ!(なぜ離した!? 筋力強化の効力切れ!? ……何にしろ、好機!)」


「ははァ!! バカめ!! もう不意を突くようなマネはさせん!! 貴様が誰かはわからんが、邪魔立てするならば、この部屋もろとも――」






412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/01(水) 22:21:48.14 ID:cFFZFjEj0

「おい」


「――!!」


気付かなかった。
声を掛けられるまで。肩に手を置かれるまで。
背後から近づかれているという事実に、全く勘づけなかった。


「まず、1本だ」


「――へ?」


爆発という言葉で例えるのが1番わかりやすい。
文字通り、男の右肩から腕に至るまで。 丹念に磨かれ、月明かりが反射している室内に、散りばめられた。

目視するまで、その事実を認識することができなかった。
だが、その瞬間に襲うのは


「いぎぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!」


堪え難いショック。 痛み。
先ほどのものは比べ物にもならないほどの、痛烈な痛み。
跪くように倒れ込むと、ジグソーパズルのような肉片が目に映った。


海原「……掃除するのは、僕なんですが」


非現実的過ぎる光景に、まだ脳が追いついていない。
そんな男を尻目に、軽快に語りかける海原と名乗る男。


「……あァ? ンなもん俺たちがやらねェでも暗部サマ方がやってくれンだろ」


海原「……貴方が言う『暗部サマ』の正体が僕なんですがね」


「そいつァご苦労なこったな。 もうすこーしグチョグチョにする予定だから、今の内に準備でもしておけよ掃除夫」


海原「……はぁ。 いつもこうなる……」


「ふじゅ、ふっ、へっ、ごぶぅっっ」


海原「……残念ですねぇ。 手を出した人が悪かったんですよ、貴方は」


海原「…………さようなら」



「……」


「…………さ」


「邪魔者がいなくなったところで」


「…………夜食にスクラングルエッグでも作りますかァ」




413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/01(水) 22:30:31.75 ID:cFFZFjEj0


:路地裏


塗装されたコンクリートが剥げ落ち、強化鉄筋が丸見えになっている。
黒々とした砂利が辺りを覆い尽くし、見えるのは砂塵のように飛ぶ灰だけ。


ヴェント「……」


それが、彼女が見た景色の第一印象だった。


ヴェント「(…………え?)」


手がある。足もある。瞬きをする。思考できる。
自身が行う一挙手一投足が不思議に思える。


彼女の頭を埋め尽くしているのは、1つの疑問。
『なぜ、生きている?』


ヴェント「……………」


ただ。
奇跡のようにも思える現状をもたらした疑問の答えは、すぐに理解できた。


上条「…………」


ヴェント「…………っ」





無造作なツンツン頭で、服装は焦げ付いたTシャツとベージュ色のチノパンツ。
一見何処にでもいるような、そんな男が、目の前にいたからだ。


414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/01(水) 23:52:49.37 ID:9nmejdWlO
久しぶりに来てるぜヤッター!!!
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/02(木) 03:52:37.90 ID:pTtukEs+o
乙ですー
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 13:16:32.32 ID:ocqp6CqJ0


上条「……」


ヴェント「……な、何で…………。 お前……」


上条「――っ!」ダッ


だきっ


ヴェント「!!」


上条「ヴェント、無事か!? 怪我は!?」


上条「ボロボロじゃねえか……! 急いで病院に行かねぇと!!」


ヴェント「……」


上条「う、後ろにいるのは……。 御坂!? どうしてここに!?」


ヴェント「……て」


上条「全員運ぶのは無理か……。 待ってろ、今、連絡してーー」






ヴェント「待て!!!」


417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 13:30:51.11 ID:ocqp6CqJ0


上条「……!」


ヴェント「なんで、こんな所にいんだよ……」


上条「……」


ヴェント「……つけてたのか」


ヴェント「私のことなんて信用できねぇから」


ヴェント「問題起こされちゃたまったもんじゃねぇってことか?」


上条「違う」


ヴェント「じゃあなんで!!!」


ヴェント「なんで、ここにいんだよ!!!」


ヴェント「探索魔術を使えるわけでもねぇ! かといって特殊な技を持っているわけでもねぇ無能野郎が!!」


ヴェント「どうしてこんな場所にいんだよ!!」


上条「それは、海――」


ヴェント「テメェは!」


上条「!」


ヴェント「嬲られてる私を見て、楽しんでたんだろ? そうなんだろ? はっきり言っちゃえよ」


418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 13:44:46.29 ID:ocqp6CqJ0


上条「そんなわけな」


ヴェント「いいんだよ。 『やっぱり死ぬのは可哀相だ』なんてちっぽけな善意が湧いてきたんだろ?」


ヴェント「あぁ〜感謝してるよ。 アリガトウゴザイマス」


上条「ヴェント……? どうしたんだ……」


ヴェント「うるっせぇ! ……もういいんだよ」


ヴェント「最初っから私は潜伏目的で来た。 それ以外の何にでもない」


ヴェント「たまたまお前を見つけたから、都合良く利用させてもらっただけ」


ヴェント「なのにテメェはなんだ? 私と親密な関係にでもなったつもりか?」


ヴェント「必要以上に近づいてきやがって。 邪魔以外の何にもねぇ」


ヴェント「ひゃはっ……。 それなのに、お前は調子に乗ってくれちゃって」


ヴェント「デートだぁ!? ふひゃっひゃっひゃっひゃ!!」


ヴェント「ふざけんな!! 胸糞わりぃ!!! 死んでも御免なんだよ!!!」

419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 13:58:49.89 ID:ocqp6CqJ0


ヴェント「はぁッ……はっ……はっぁ……」


ヴェント「…………一日早ぇけど。 ……私はもう消える」


ヴェント「お前だって清々すんだろ」


ヴェント「……」


ヴェント「…………もう、お前に会うことはないだろ」


ヴェント「……じゃあな。 糞やろ――」








懐かしい感覚がした。
もう、忘れかけていた、温もり。
敵意がない、悪意もない、純粋な抱擁だった。

420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 14:04:57.43 ID:ocqp6CqJ0


上条「……」


ヴェント「……何のつもりだ」


上条「傷だらけの女の子を黙って行かせるわけないだろ」


ヴェント「……ッ」


ヴェント「こんな傷、大したことねぇんだよ!! いつ死ぬかわからねえような世界に生きたこともねぇガキが、いっちょまえなこと言ってんじゃねえ!」


上条「そうなのか?」


上条「――じゃあ、何で震えてるんだよ。 さっきから」


ヴェント「……!」


上条「自分の気持ちを無理矢理押し付けようなんて思ってねぇ。 相手が本気で嫌がってるのがわかったら、諦める」


上条「けど……。 そんな寂しそうな顔して、身体震わされたら。 見過ごすわけにはいかない」


ヴェント「……たしが」


ヴェント「私がいつそんな顔をしたってんだよ!!!!」バッ


421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 14:11:15.88 ID:ocqp6CqJ0


何分経っただろう。


ヴェント「――ッ!!」


どれだけの罵声を浴びせただろう。


ヴェント「――――ッッ!」


どれほど傷つけたのだろう。


上条「……」


何でコイツは黙って受け入れてるのだろう。


ヴェント「―――――――――――ッ!」


私は、なに1つ、わからない。



ヴェント「誰も、助けてくれだなんて、言っちゃいねぇだろッッ!!」


右頬に1発入れると、思わず手を引っ込めた。
意図的ではない。 反射的な行為だった。


ヴェント「(……)」


手の甲の皮膚が破け、薄赤い肉が露出していた。
ヴェントは、武闘家じゃない。 人を直に殴ることなんてほとんどしてこなかった。
そんな柔い肌の持ち主が、成人に近い男性を殴り続けたら、こうなることなんて予期できることだった。


422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 14:18:44.93 ID:ocqp6CqJ0

しかし、逆に言ってしまえば。
自分を傷つけてしまうほど、人を攻撃した、ということ。

意図せぬ傷がある程なのだから、意図された傷は、どれだけ深くなるのだろう。


上条「……ごふっ」


ヴェント「……」


それでも、目の前の男は。 膝を震わしながら、立ち上がる。


ヴェント「……前と同じだな」


上条「……?」


ヴェント「……天罰術式で学園都市の奴ら全員眠らせたときだって」


ヴェント「お前は私の前に現れた」


ヴェント「あのイカれた女を助けようともしていた」


上条「……あぁ」


ヴェント「どうして、自分だけ逃げようと思わない?」


ヴェント「どうして、身を呈して他人に尽くす?」


ヴェント「どうして、敵だった私に、そこまでできる?」


ヴェント「お前の行動は、全部が不可解だ」


ヴェント「私にはわからない」


423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 14:30:10.08 ID:ocqp6CqJ0


ヴェント「お前は、アメコミのヒーローじゃねえだろ?」


ヴェント「他人を助ける義務なんて負っちゃいないだろ?」


ヴェント「それなら、放っておけよ…………他人なんて!!!」


ヴェント「望まない救いかもしれねえだろ! 手を差し伸べる必要なんてないかもしれない!!」


ヴェント「今も……。 私はお前からの救済なんて願っちゃいない!! 私は1人になりたい!!」


ヴェント「私は…………1人に!!!」




額を狙って放たれた拳。
これで傷つけるのは最後にしようと、失神させよう、と。 
そんなことを意図した、渾身の一撃。



上条「……」パシッ


ヴェント「!!」


上条「…………」グッ…


それを、止められた。
引きはがせない。距離を保てない。

想定外の事態に驚く間もなく、近づいてくる相手の拳。
目を瞑るしかできなかった。


ヴェント「(……くくっ。 結局、私は。 こういう立場が似合ってる)」


ヴェント「(…………悪役。 最後には、ヒーローに1発で伸される。 ……そんな役)」


安堵にも似た諦心が、彼女の心に訪れた。
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 14:37:51.97 ID:ocqp6CqJ0


そんな時。
再び、想定外の事態が訪れた。


上条「……ヴェン、ト……」


強く、しかし、圧迫感なく、抱かれた自分の身体。
そして、感じる他人の温もり。


ヴェント「……また、テメェは性懲りも無く……!」


ヴェント「……!」


ひきはがせない。
力が出ないわけじゃない。
自分が出せる力を全て出しても、抜け出せない。


ヴェント「は、放……」


上条「いや……。 放さない」


ヴェント「発情すんなよ……糞ガキ……!」


どんなに力を入れても、動かない男の身体。
不思議と力が抜けて行く、自分の身体。


上条「……ごっ、ふ……」


上条「……ははっ、効いた〜……」


425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 14:56:41.91 ID:ocqp6CqJ0


上条「……ヴェント」


上条「助けるのが遅れて、ごめん」


ヴェント「……!」


上条「こんなになるまで、気付かなくってごめん」


上条「お前に怒られるって分かってたけど。 帰りが遅いのが気になってさ」


上条「それで別れた辺りを探してたら、アンチスキルの人たちが騒いでた。 『血の跡がある』ってさ」


ヴェント「(……あの、男の…………)」


上条「それで、俺も一緒になって探して。 ……改めて見つけたのは、これ」


ヴェント「!(……人払いの術式……!)」


上条「……俺がお前に死んでほしいだなんて思うわけねーだろ……」






426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 15:02:20.49 ID:ocqp6CqJ0


ヴェント「……」


ヴェント「……へっ。 どーだか」


ヴェント「……信じられるかよ、んなこと……」


上条「……っ。 じゃあ、どうしたら――」


ヴェント「信じねぇよ!! 絶対に!!!!」


上条「……!」


ヴェント「誰も信じてたまるか!!」


ヴェント「私は!! 人に不幸を与えてんだよ! 弟が死んだあの日から!!」


ヴェント「壊して、傷つけて、必要とあらば殺して!!」


ヴェント「そんな生活をしてんだ!! 自分勝手にな!!」


ヴェント「だから……! 私は誰からも必要とされなくていいし! 私も必要としない!」


ヴェント「それで満足してんだよ!! 私なんてどっかでのたれ死ぬのがお似合いなんだ!!」


ヴェント「お前が助けなきゃ、それが今日だったんだ! それだけのことなんだよ!!!」

427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 15:10:24.91 ID:ocqp6CqJ0


上条「……」


ヴェント「わかったら、放せ……! 放せよ、このぉ……」グググ…


上条「……ヴェント」


ヴェント「こ……の……」ググッ……


上条「……俺が信じる!!!!」ギュッ


ヴェント「ふ……ぁ……!?」


上条「俺がお前を信じる! だから、お前も俺を信じろ!!」


ヴェント「何、言ってんだよ、お前……」


上条「俺は…………」


上条「俺はお前が好きだ!!」


ヴェント「!!」


上条「まだ1週間足らず一緒にいただけで。 ほとんどヴェントのこと知らねえけど!」


上条「ずっと守りたいって思ったんだよ!」


428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 15:14:19.31 ID:ocqp6CqJ0


上条「お前にとっては迷惑かもしれないけど……」


上条「……俺はお前と一緒にいると、幸せだし、楽しい!」


上条「お前は全員を不幸にしてるわけじゃねえ!」


上条「……誰かに好きだなんて面と向かって言った経験、ほとんどないから。 拙いかもしれないけどさ」


上条「これが本当の俺の気持ちなんだよ……」


上条「俺は、お前を必要としてる」


上条「だから……。 簡単に死ぬなんて言うなよ……頼むから……」


ヴェント「……っ」


429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 15:19:07.15 ID:ocqp6CqJ0


ヴェント「やめ……ろ……」


ヴェント「勝手なことばかり、言いやがって……」


ヴェント「…………私は……」


ヴェント「……私は、こんなヤツなんだぞ……」


ヴェント「嫌いになってくれよ……」


上条「……ならない」


ヴェント「お前と一緒にいると変なんだよ……」


ヴェント「居心地、悪くないんだ……」


ヴェント「……こんな生活もいいかなって……。 思っちゃうんだよ……」


上条「……! じゃ、じゃあ!」


ヴェント「でも、ダメなんだよ!!!」


ヴェント「私と一緒にいたら、お前は不幸になる……絶対に」


ヴェント「さっきの魔術だって。 ……狙いはお前なんだ」


上条「!」


ヴェント「私がアイツの術式に掛かったから。 探索術式にも掛からなかった、お前の存在がバレたんだよ……」


430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 15:23:16.73 ID:ocqp6CqJ0


ヴェント「……一緒に、いれないよ……」


ヴェント「もっと、色んなヤツらが来るんだ。 私といると……」


ヴェント「絶対に、無理だよ……」


ヴェント「だから、私からも頼むよ……」


ヴェント「嫌ってくれよ……!」


ヴェント「人を疑って、ぶん殴って、自分の想い通りにしようとするような、性悪の糞女……」


ヴェント「嫌いになってくれよぉ……」


431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 15:28:34.80 ID:ocqp6CqJ0


上条「ヴェント」


ヴェント「……? ――!」


上条「……」


ヴェント「ん、くっ……ふっ。 んうっ」


上条「……」


ヴェント「……ぷはっ。 はっ……はぁ……。 ……え、ぁ」


上条「絶対に嫌いになんてならない」


上条「俺にとっての最大の不幸は、お前がいないことだから」


上条「……それ以外の不幸だって、慣れっこだしな」


ヴェント「……い、今の、き……す……?」


上条「……お恥ずかしながら…………」


ヴェント「……ひっ」


上条「!? な、泣く程嫌でした!?」


ヴェント「ばっか……ばかぁ……ばか……」


ヴェント「ひっ、く……。 うぅ……何で……私の思い通りにならないんだよ……お前はぁ……っ」


ヴェント「嫌じゃねぇよぉ……くっそ、くそ、くそぉっ…………」


432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/02(木) 15:37:35.31 ID:ocqp6CqJ0


上条「……これからのことはさ、少しずつ、解決していこう」


ヴェント「……ひっ、く、うぅ……」


上条「一緒にさ。 ……いいだろ? たまには、人の言うことも聞いてくれよ」


ヴェント「絶対に……絶対に、ぃ……。 後悔するから、ひっ、なぁ……!」


上条「しないよ。 好きな人といない方が、後悔するだろ」


ヴェント「……好き、とか、っふ、いうなよぉ……」


上条「そういえばさ」


上条「ここまでで、俺の気持ちを伝えてみたんだけど」


上条「……答え。 聞かせてもらってもいいかな」


上条「こんな状況でなんなんだけどさ……」


ヴェント「……んっ、うっ、く、くくっ……」


上条「……え、何で笑ってらっしゃるんですか」


ヴェント「ムードも、ねぇ、し……。 互いの顔も、ぐっちゃぐちゃだし……」


ヴェント「……勝手に、人の初めてを奪いやがるし……」


上条「!」


ヴェント「……ほんっと、さいっていなドラマ作ってくんじゃねーか」


上条「すいません……」


ヴェント「……ふんっ……」


ヴェント「……そこまで言うなら。 答えてやるよ」












ヴェント「私は―――――――――――」




433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/02(木) 15:39:23.86 ID:ocqp6CqJ0


すんごいお待たせしてしまい申し訳ございませんでした。
分かると思いますが、もうすぐ完結です。

またすぐに来ます。
それでは!
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/05/02(木) 15:43:10.07 ID:2FOeOvS+o
良いとこで切りやがってこの野郎!
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/02(木) 15:44:07.95 ID:+/PADYZSO
乙ぅぅぅううう

いや、本当に良作に出会えた事を神に感謝するわ

楽しみに全裸待機してる
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/02(木) 16:02:38.20 ID:pTtukEs+o
目から汁でた
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/02(木) 16:21:58.80 ID:hEeT9yyZ0
上条さン、アンタ最高にかっこいいぜェエエエエ!!!

しかし
"手の甲"の皮膚が破けるほどの一撃…
裏拳か?
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/02(木) 16:46:18.76 ID:KAc5VYfAO
乙です。
ここできるのかよ!

>>437殴り慣れてないと、角度が悪かったり、服に引っ掛けたりして切れる事はあるぜい。
あるいは殴り過ぎて皮膚が持たなかったとか?
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/02(木) 16:55:08.04 ID:77pAz8Zeo

もうすぐ完結か…
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/05/02(木) 18:15:22.77 ID:vgrT6gOCO
ID変わりましたが>>1です。

ちなみに、なぜ人払いがあったのに番外個体や打ち止めが近づけたか。

それは、時系列の問題です。
上条当麻が魔術解除したときに、偶然入ってしまったのが彼ら。
かつ、暗部の要件で海原に呼ばれた一方通行について行ったが結局おいていかれたのも彼ら。

わかりにくくてすいません!書くべきでした。失礼しました
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/02(木) 18:33:43.62 ID:dQqJflAy0
おお、気になってたから乙です!
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 18:23:25.24 ID:ANNY1vQZ0


…………


…………………ピッ


…………ピッ…………ピッ…………



上条「……」


上条「…………」パチッ


上条「……?」


上条「………………」


上条「……っ! ヴェント!?」ゴーン


上条「〜〜ッ!!」ジンジン


上条「いったた……」



シャッ



冥土帰し「……おや、起きたかい」


上条「……ここは」


冥土帰し「君が大好きな病室だよ」


上条「あはは……」


443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 18:29:55.33 ID:ANNY1vQZ0


冥土帰し「医療機器を壊さないでくれよ」


上条「まさか、頭上に置かれてるもんだとは思ってなくて……すんません」


冥土帰し「まぁ、飛び上がって起きれるくらい元気なら大丈夫だね」


冥土帰し「顔や腹部に打撲や擦り傷があるくらいだから、1週間も経てばほぼ完治するだろう」


冥土帰し「準備ができ次第、退院してもらって構わないよ」


上条「いつもありがとうございます……」


上条「……て、そうじゃなくて!!」


冥土帰し「……? どうしたんだい?」


上条「何で俺がここに!?」


上条「(俺はむしろ運ぶ側なはずだぞ……!?)」


冥土帰し「ふぅむ……。 困ったな」


冥土帰し「それはこちらが聞きたいことでもあったんだけども」


上条「え?」




444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 18:38:47.40 ID:ANNY1vQZ0


冥土帰し「朝、僕が出勤したら、3人が病院の前で倒れてるんだから」


冥土帰し「(……それも、関連性のないはずの3人……だね)」


上条「3人……! え、えっと、その中に外国人はいませんでしたか!?」


冥土帰し「……はて? 倒れていた3人全員、君を含めて僕が見知った顔だったよ」


上条「……っ!!」


上条「(ど、どういうことだ……!?)」


上条「(そ、そういえば……。 あの後から、記憶がない)」


上条「(……どういうこと、だよ…………)」


上条「(まさか、また何かあったのか!?)」


冥土帰し「…………」ポリポリ


冥土帰し「その調子だと、君に事情を聞いてもしょうがないようだね」


冥土帰し「余計な詮索、失礼した。 ……それじゃ、僕は行くから」クルッ


上条「すいません……。 色々迷惑かけちまったみたいで」


冥土帰し「……医者は患者を治すことが仕事だからね。 即死でもしなければ、僕はいくらでも面倒を見るよ」


上条「……」ペコリ


 





445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 18:42:32.86 ID:ANNY1vQZ0

シャッ


上条「…………」


上条「…………………」


上条「(……ダメだ。 思い出せない。 あの後、すぐに気を失ったとしか思えない)」


上条「(……でも、もしそうだとしたら。 俺を気絶させたのは…………)」


上条「(……く、くそ!! ……わかんねぇ。 …………とりあえず、すぐにヴェントを探さねえと!)」


「どーもー」


上条「!?」


「ちょっと顔見られたくないから、カーテン越しから失礼するねんっ」


446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 18:49:08.04 ID:ANNY1vQZ0


上条「だ、誰だ?」


「教えなーい。 ただのプリティーな女の子だよっ」


「でもさー。 今、色々あって、異性に見せられるような顔してないんだよねぇ。 だから、見たいのは分かるんだけど我慢してねっ☆」


上条「……」


「……ノリ悪いなあお兄さん。 ……せっかくいい物持って来てあげたのにー」


上条「…………いい物?」


「……イェス。 あの外国人のお姉さんからの伝言ー」


上条「!!」


「……ここに置いておくからさ。 読んであげなよ。 初心ババアが、だらしなく股濡らしながら書いたものっぽいし」


「それじゃ。 私はこれで」


上条「!? ちょ、ちょっと待ってくれ。 お前は一体誰――」


「そうそう、最後に一言!」


上条「!」ビクッ


「…………お兄さん、幸せだね!」


上条「……?」


「そいじゃーねっ♪ 私も暇じゃないのでー。 こっちのイスに置いておくからね」


がらがら ばたん


上条「ま、待ってくれよ!」ドタドタ


シャッ


上条「……」


上条「……いない」






447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 18:51:31.26 ID:ANNY1vQZ0


上条「…………」


上条「……これ、ヴェントから?」


上条「……」


上条「……読むしかない、か……」



448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 18:54:58.12 ID:ANNY1vQZ0


上条「……」ドキドキ


ぱらっ







――死ね。





上条「!?」ビクッ




449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 18:56:11.91 ID:ANNY1vQZ0


上条「(……えぇ〜…………)」


上条「……」





――1番言いたかったことは書いた。
……それじゃあな。






上条「!?」


450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 18:59:01.88 ID:ANNY1vQZ0



上条「ちょ、ちょちょちょ、ちょっと待て、ええ!?」


上条「(どんだけ嫌われてんだ俺……)」ズーン


ぱさっ


上条「……?」


上条「(……手紙の裏面に貼られた、メモ帳?)」


上条「……」


上条「…………」スッ


上条「……『死にたきゃ読め』…………」


上条「……」


上条「……くくっ」


上条「(……これが、ヴェントらしさ……なのか?)」


上条「……。 ……とりあえず。 気を取り直して!)」


451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 19:06:51.98 ID:ANNY1vQZ0


――始めに言っておくが。 これ読むってことは、死にたいってことだからな。


――それでもいいなら読め。



上条「(……)」



――っても、読むんだろーな、お前。
隠しても仕方ねーし。 結論から言うと、お前がこれを読む時、私はもう日本離れてると思う。



上条「!!」



――沈静化したっつっても、まだまだどこに残党がいるかわからねぇ。
だからもう、逃げるよりも攻める。 私直々に、あいつらをぶっ飛ばすことにした。

452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 19:12:58.94 ID:ANNY1vQZ0


――いるかもわからない残党探しなんて、無駄足になるかもしれねえけどさ。 やっぱり、私は逃げるなんて性に合わない。
少しくらい刺激がある生活が、やっぱり合ってるんだよ。


上条「……」


―ヴェント『いやー、こう呑気に魚見るなんて、なんつーか……刺激がないというか』


上条「……ぷっ」


――それとさ。


上条「……」



――私、お前にまた会う気は、無いから。



上条「!?」ガタッ









453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 19:20:39.49 ID:ANNY1vQZ0


――お前はああ言ったけど。 やっぱり私が無理。
まだ、人に信用されたり、信用したりするのは、難しい。


――飯とか、お土産とか、遊びとか、色々世話になった。


――じゃあな。



上条「……………」


上条「(……何でだよ)」


上条「(…………くそ)」ギュゥッ







454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 19:24:12.82 ID:ANNY1vQZ0


上条「…………」


上条「……?」


上条「(……手紙の下の部分に何か……。 ……文字を消した跡……?)」パラッ






上条「……」


上条「(……えっと、鉛筆は……)」


上条「(バインダーに挟まってる。 ……借りていいかわからないけど、お借りします)」パッ


上条「……」


しゃっしゃっしゃっ


上条「……」


上条「…………っ!!!!!!」









455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 20:48:27.52 ID:ANNY1vQZ0

だだっ




上条「(…………くそ……!)」


上条「(何で、寝てんだよ、俺は!!)」






――――あと。 

あの時、言わなかった『答え』なんだけどさ。










――――いつか、もし、万が一、また会えたら。

その時は、答えてやるよ。  バーカ。 







上条「(……)」



上条「(……あながち、不幸、ってわけでも、なかったな!)」


456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 20:52:16.38 ID:ANNY1vQZ0


…………


……




:ローマ  某所



「……はぁ」


「さみぃな、くそ……」


「……」


「…………」
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 20:53:55.26 ID:ANNY1vQZ0



<ありがとうございましたー。




「…………」


「……帰ろ」


「……」


458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 20:58:39.35 ID:ANNY1vQZ0



「……」


「………」



「……………?」


「……!」ピタッ


「…………っ」



459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 21:05:22.94 ID:ANNY1vQZ0


「やっと、見つかった……。 ここまで来るのに、何回死にかけたことか……」


「…………バカかよ、お前」


「バカだよ」


「…………頭イカれてんじゃねぇの?」


「……イカれてるかもな」


「…………何がしたいんだよ」


「お前に会いたかったんだよ」


「…………はぁあああああ。 まっさかここまでの大バカ野郎だとはなぁ……」


「……答えが聞きたくて」


「!」


「俺、まだ答えを聞いてないから」


「……っ」


「……まぁ、その答えによっては、即帰国なんですけどね……」




460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 21:14:29.27 ID:ANNY1vQZ0


「……いいのかよ」


「何がでせう?」


「………あのチンチクリンとでも仲良くやってりゃいいだろ」


「……俺は、お前が良い」


「っ」カァァ


「はは、赤くなった」


「マジで殺すぞ」


「ごめんなさい」

461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 21:18:21.79 ID:ANNY1vQZ0

「……本当に後悔するぞ」


「しないって、前にも言ったろ?」


「…………本気にするぞ」


「あぁ」


「………………本当の、本当に。 本気にするぞ」


「あぁ」


「いっつも仏頂面だし、可愛げなんてないんだぞ」


「あぁ」


「機嫌が悪きゃぶん殴るし、悪口だって言うんだぞ」


「あぁ」


「……周りに、敵ばっかりで。 お前を不幸にするぞ!!」


「あぁ。 ……俺がお前を守るよ」





462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 21:19:55.19 ID:ANNY1vQZ0








「…………はぁ……ほんっっっっっとに…………っわかんねー……なぁ……」


「……っひ、く、ぅ、ぇ………」


「………っう、く…」


「……何で、私なん、か……を追っかけて…くるか…っ……なぁ……」


「…………」



ぎゅっ


「俺はお前が大好きだからだよ」


「それしかないだろ」


「…………っ」











463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 21:21:20.34 ID:ANNY1vQZ0


「…………さってと。 帰りの飛行機まで、時間もあるので」




「…………答え、教え―――――!?」






ちゅっ








464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 21:22:05.12 ID:ANNY1vQZ0
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
ヴェント「私も、大好きだよ。 バーカ」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 

 
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/03(金) 21:24:59.77 ID:ANNY1vQZ0


終わりです。

くぅ〜疲w


皆様ありがとうございました。
美琴を御琴と書いていたり、誤字脱字があったり、いきなりシリアスっぽくなったり、
最後くっさい終わり方にしたり、……など。 色々と粗が多かったSSですが読んで頂けて嬉しかったです。

ヴェントSSもっと増えるといいなぁ。

また何か書いたら、そのときはよろしくお願いします。

本当にありがとうございました。
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 21:26:49.56 ID:LJ9XNXfLo

完結まで追いかけた甲斐があったってものだぜ…
本当に面白かった!
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 21:27:11.38 ID:Th0DtkQyo
乙です
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/05/03(金) 21:27:35.07 ID:J124LdiT0
乙 御疲れ
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 21:29:41.75 ID:vxqFQMVAo
乙です
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 21:32:04.44 ID:zgGGSWZQ0

面白かったです!
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/05/03(金) 21:49:27.54 ID:GZKHGmmoo
ついに終わったか…盛大に乙
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 21:53:57.45 ID:s6bg6UXJ0

本当良かった
>>1乙!
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 21:56:43.39 ID:cDCNZkjDO
素晴らしい…

474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 22:23:19.41 ID:HBWk7/mW0
乙dwwす
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 22:36:34.62 ID:R4nwjCl/0
ヴェントssは、付き合うまでで終わって残念だわ
付き合ったあとのいちゃラブが見たいのに
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/05/03(金) 22:42:54.76 ID:WsB9pAum0
チキショウ
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 22:57:01.05 ID:VipxFtQ+o
後日談に期待してるぜ!

478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 23:27:13.90 ID:X2VCuyIAO
乙です。
ヴェントいいなぁ、追い続けたのは正解だったぜ!
ヴェントSSかぁ……、書きたいのは山々なんだが……、まだキャラや口調が上手く掴めてないんだよなぁ。
何にしても後日談を期待してみます。
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 23:31:43.93 ID:J2WalzL3o
完結乙
素晴らしかったと言わせてもらおう!
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 23:40:52.25 ID:E2VCI51v0
いちゃラブないかな?(チラチラ

乙でした!最高ー
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/03(金) 23:51:31.52 ID:6HJbsMtCo
後日談も見たいなぁ(チラッ
とにかく乙でした
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/04(土) 03:24:13.45 ID:c7PwH0fDO
いちゃラブが足りない…

483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/04(土) 05:22:20.46 ID:LzNZsmBSO
乙!1レス目からから追い続けてようやく完結まで見れたか…

ヴェントさんといちゃつく後日談も必要だとは思うの
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/04(土) 11:02:14.27 ID:Z0RCucnFo
乙でした
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/04(土) 18:10:12.98 ID:6LXgWMVG0
長い間乙でした
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/04(土) 23:43:27.50 ID:33SiMCpDo
乙です
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/05(日) 05:19:28.61 ID:1ciTB3A20
乙!
後日談、書いてもいいんだよ(チラッ)
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/05/05(日) 09:28:46.82 ID:6R6Lt1jw0
長い間お疲れ様でした!!
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/05(日) 17:01:59.71 ID:2oSYZBgO0



:ヴェント宅



上条「……」


ヴェント「……」


上条「……」


ヴェント「……」


上条「……あの」


ヴェント「……」


上条「…………あのー」


ヴェント「……」


上条「……………………あ――」


ヴェント「黙れ!!!」


上条「!?」

490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/05(日) 17:04:25.92 ID:2oSYZBgO0


ヴェント「しゃべんなウニ野郎」


上条「えー……」


ヴェント「……」


上条「…………」


ヴェント「……」


上条「(……ヴェントを見つけて……。 そんで家に入れてもらって)」


上条「(………………かれこれソファに座って、30分経つんだけど……)」


上条「(…………そっぽ向いて、話そうともしれくれない……)」


上条「(……何か怒らせるようなことしたっけかなぁ……)」


ヴェント「……」


491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/05(日) 17:23:15.87 ID:2oSYZBgO0

ヴェント「…………い」


上条「……?」


ヴェント「素っ頓狂な顔してんじゃねぇっ!」


上条「うえ!? ……いや、だって聞こえなかったからさ」


ヴェント「…………だから!」


ヴェント「……どういう風にしたらいいのかわからないって言ってんだよ!」


上条「どういう風って……」


ヴェント「……私……。 その……知らないし、恋人とか、そーいうの……」


上条「あ、あぁ……そっか……」


ヴェント「…………うん……」


上条「あはは……は……」




492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/05/05(日) 17:24:57.56 ID:x7j4aTOF0
続きキター!


初初しいヴェントなんていいもんなんやね!
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/05(日) 17:35:11.69 ID:2oSYZBgO0


上条「あ、あのさ」


ヴェント「だから、喋んな!」


上条「ご、ごめん……」


ヴェント「……」


上条「……」


ヴェント「…………なんだよ」


上条「……あ、あぁ」


上条「その、俺も恋人とか、カップルとかよくわからないけどさ。 普通でいいんじゃないのか」


ヴェント「……普通」


上条「付き合う前も後も、ヴェントと俺に変わることなんて無いし……」


上条「だから、あんまり意識しないで、普通に前までと同じようにしてくれたら」


上条「俺も嬉しいしっていうか……」


上条「あはは……。 やっぱり上手く言葉にできないな」


ヴェント「…………」


ヴェント「…………ありがと、そうする」


上条「!?」


ヴェント「……なに」


上条「い、いや、別に……」


上条「(……ここまで素直に返答されたこと、あったっけ?)」

494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/05(日) 18:38:56.53 ID:2oSYZBgO0


:飯時



ヴェント「ほらよ」コトッ


上条「おおお!」


ヴェント「相変わらずの過剰反応だな……」ハァ


上条「いっつも本当に美味しそうだからさ」


ヴェント「……わ、わぁーったから食え! キャンキャンほざくんじゃねえ!」


上条「いただきまーす」

495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/05(日) 19:43:43.89 ID:MjTzh6xYo
ありがてえありがてえ
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/05(日) 19:56:16.18 ID:FzMXDjaSO
きょきょきょきょ
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/05(日) 20:18:26.73 ID:2oSYZBgO0


ヴェント「……」トテトテ


上条「あれ? ヴェントは食べないのか?」


ヴェント「わ、私は……! その、えと」


ヴェント「……」


上条「……?」


ヴェント「色々あんだよ! テメェは大人しく食ってろ!」


ばたんっ


上条「なんだ……?」


498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/05(日) 20:22:59.22 ID:2oSYZBgO0


かちゃん


上条「……っけぷ」


上条「ごちそうさま! 美味かった〜!」


上条「……」


上条「(……何やってんだろ)」


上条「(とりあえず食器洗うかー)」

499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/05(日) 20:27:38.92 ID:2oSYZBgO0


上条「……」ジャージャー


上条「…………」フキフキ


上条「……」カチャ


上条「(……)」カチャカチャ


上条「(……よっし。 オッケー)」


上条「(マジで何やってんだろ)」


上条「(……とりあえず、ゆっくりするかぁ)」


こつこつ


すとん




上条「(……靴で家にいるっていうのは本当に慣れないな)」


上条「(靴履いてると、気が引き締まってる感じがして、休んでる気がしないというか……)」


上条「(っていうか、家広過ぎだろ)」


上条「(その割には家具とかが最小限で生活感が無いっていうか……)」


上条「(そういや、ごちゃごちゃしてるのは好きじゃないって言ってたなぁ)」


500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/05(日) 20:33:24.39 ID:2oSYZBgO0


上条「…………」


上条「………」ソワソワ


上条「……」


上条「(……まだかな)」


ヴェント「…………な、なぁ」


上条「お、戻って来たか! ……て、何で扉の前で止まってんだ?」


ヴェント「う、うるせぇ!」


上条「!?」ガビーン


ヴェント「あーもー……。 ほんと、気が乗らないっていうか……。 あーやっぱ……いや……。 あー……」


上条「ヴェント? どうしたんだよさっきから」


ヴェント「うー……ぁー……」


ヴェント「あーもう、どうにでもなれ!」


がちゃっ




上条「!!」


501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/05(日) 20:37:22.07 ID:2oSYZBgO0


上条「……ヴェント、それ…………」


ヴェント「…………」カァァ


上条「俺と水族館に行った時の服……。 持っててくれたのか」


ヴェント「……」コクッ


上条「それよりも、顔……。 け、化粧は……」


ヴェント「……」カァァァァ


ヴェント「笑いたきゃ笑えよもぉ……」


上条「……」


上条「……めっちゃ良い……」


ヴェント「!」ボンッ


502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/05(日) 20:42:37.19 ID:2oSYZBgO0



上条「めちゃくちゃ可愛いぞ……」


ヴェント「うわ、あわわ……」カァァ


上条「久々に見たけど……女優顔負けだろ」


ヴェント「んなわけねぇだろ!! 可愛くないってば!!」


上条「いやいや、本当ですって。 ヴェントは冗談抜きに相当美じ――」


ヴェント「やめろぉ!」バキッ


上条「へぶっ!?」


ヴェント「はぁ……はぁ……」


上条「……」シュゥゥ


503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/05(日) 20:50:08.00 ID:2oSYZBgO0


上条「あ……あれ、でも。 魔術的な意味があるから、滅多に化粧を落としたりしないんじゃ……」


ヴェント「……そうだケド」


ヴェント「……お前が、くれたものだし、それに……褒めてくれた、から……その……」


ヴェント「……」


ヴェント「来てくれて、嬉しかった、し……。 あの……うぅ、そ、その、お、おお、お礼……というか……あ〜……」モジモジ


上条「……ヴェント…………」


ヴェント「!!」ボンッ


ヴェント「っつっても!! 勘違いすんなよ!! こんな格好ほとんどしないし! 今だって変な気分だし!! お前にしか見せないんだからなっ!!」


上条「あぁ! ありがとう!!」


ヴェント「はぁぁ〜〜……。 あーもうヤダ……。 やっぱり落ち着かない……」


504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/06(月) 09:43:46.12 ID:eaQpEmru0
まさか来てくれてたなんて…感謝します
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/08(水) 12:15:54.11 ID:r/1qBlJko
イチャラブ! イチャラブ!
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/22(水) 14:49:40.11 ID:sNakr3OK0
続きはもうないのか?
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/24(金) 10:13:09.83 ID:AY5JiMZP0
続き待っとるよ^ ^

508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/27(月) 21:30:14.74 ID:X0iYBk160


――


< ペチャクチャ


ヴェント「……」ムズムズ


上条「(……テレビ見てても英語だから何言ってるかわからん……)」


ヴェント「な、なぁ」


上条「ん?」


ヴェント「や、やっぱり着替えて来る……」


上条「え!? どうして?!」


ヴェント「落ち着かない……」


上条「えー……」


ヴェント「な、なんだよ……」


上条「お礼……じゃなかったでしたっけ?」


ヴェント「ぐっ……!」


509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/27(月) 21:33:49.01 ID:X0iYBk160


ヴェント「お、お礼はもう終わったんだよ!」


上条「まだ10分も見てないぞ?」ニヤニヤ


ヴェント「〜〜!」


ヴェント「じゃ、じゃあいつまでこの服着てればいいっつーんだよ!」


上条「……そうだなー」


上条「今日1日……とか?」


ヴェント「はぁ!??!?」


上条「最低でもそれくらいは着ていてほしいなー」


ヴェント「無理無理無理!! 今すぐにでも脱ぎ去りてぇんだよこっちは!」


ヴェント「化粧だってしてないから凄い違和感あるし……!」


上条「まぁまぁ。 たまにはイメチェンっていうことでここは……」


ヴェント「んなことするかっつーの!!」

510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/27(月) 21:38:07.76 ID:X0iYBk160


:5分後


上条「♪」


ヴェント「結局まるめこまれちまった……」ゲンナリ


上条「……さて、と」


上条「それじゃ、そろそろ行こうか」


ヴェント「……行く?」


上条「あぁ。 まだ昼過ぎだし。 少しくらい観光したいなぁ、と」


ヴェント「あぁ……。 家出て右に進めばすぐに繁華街に出るぞ。 じゃあな」


上条「……へ?」


ヴェント「へ?」


上条「ヴェントも一緒に来てくれるんだろ?」




511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/27(月) 21:46:39.41 ID:X0iYBk160


ヴェント「はぁあああああああああああ!?!?」


上条「え……。 何驚いてるんだ?」


ヴェント「お、おま……っっ!! 何でこの姿で外出ないといけねーんだよ!!」


上条「いや、その……デートだし」


ヴェント「……ッッ!」ボンッ


上条「あはは、赤くなった」


ヴェント「殺すぞ」


上条「スミマセン。 でもさ、ほら。 ヴェントにとっても、化粧を落とせば目立たなくなるし、都合がいいんじゃないか?」


ヴェント「う……」


ヴェント「わ、私はお前にしか見せないって言ったろ!」


上条「たしかに1人占めしたいっていうのはあるけどさ……」


ヴェント「ひ、ひと!?」カァァ


ヴェント「そう言う意味じゃねえ!!」バコッ


上条「ぶっ」






512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/27(月) 21:54:43.39 ID:X0iYBk160


ヴェント「と、とにかく!! 私はこんな格好じゃ――」


上条「ヴェント」ギュ


ヴェント「!」


上条「俺はさ、少しでも長くお前と一緒にいたいんだよ」


ヴェント「!」カァァ


ヴェント「なっ、なっ、お、ぇ……」


上条「…………ダメか?」


上条「無理に、とは言わないけど……」


ヴェント「う、うぅううぅうぅぅ……」


ヴェント「い、いいじゃんかよぉ……。 化粧くらいしてったってさぁ……」ギュ


上条「それは……。 ……俺にしか見せない姿のお前と一緒にいたいという、ワガママだったりします」


ヴェント「……はぁぁあ…………。 よく、そんな小っ恥ずかしい台詞言えるよな……」


上条「自分でも驚いてます……」カァァ


ヴェント「!」


ヴェント「く、くく……。 オメーも顔、赤くなってんジャン……」


上条「……正直、顔が爆発しそうだ」


ヴェント「……」


ヴェント「…………はぁ……」


ヴェント「……ほんと、ズルいよ。 お前」




―――
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/05/27(月) 21:55:49.82 ID:X0iYBk160
ひょおおおおおおおおおお!!


……ひょおおおおおおおおおおおおお!!!!



またすぐ来ます。
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/27(月) 21:57:22.98 ID:/E2meXWxo
ひょおおおおおおおおおおおおおお!!!!
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/27(月) 23:14:34.24 ID:fZd5xcYlo
ひょおおお!!
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/27(月) 23:22:25.05 ID:FM/PrUbWo
ヴェントかわひょおおおおおお!!!
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/27(月) 23:45:06.71 ID:PEZXPw0AO
わっふひょおおおおおおおおおおお!!!!
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/28(火) 00:13:37.50 ID:kGW6nFmAO
学園都市のインデラックスさんどうしてるかなぁ
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/28(火) 00:55:24.52 ID:Nd0BJ6Zgo
ひょおつおつおつおつおつおつおつおつ!!!!
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/28(火) 02:26:15.90 ID:Ci1jk3gSO
うひょひょひょひょつ
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/04(火) 21:19:08.39 ID:BSrX3xjE0

:大通り


ヴェント「……」ソワソワ


外人「ペラペーラ」


ヴェント「……!?」ビクッ


ヴェント「……」


ヴェント「……」ジャキッ


上条「ちょーーーっと待った!!!!」ガシッ


ヴェント「んだよ!」


上条「何で武器構えてるんですか!? ってかどこにしまってたのそれ!?」


ヴェント「うるっせぇ! あいつが私のことを笑いやがったんだよ!!」


上条「普通に友達と話してただけだと思いますよ!?」


ヴェント「んぁぁあああもう!! やっぱりこんな格好で来るんじゃなかったぁああ!!」ウガー


522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/04(火) 21:22:15.32 ID:BSrX3xjE0


上条「そんなに落ち着かないもんか?」


ヴェント「……日本の高校生が私服で登校してるみたいなもんだよ」


上条「なるほど、わかりやすい」


ヴェント「とにかく場違い感がスゲーんだよ……くそ……」


上条「(普段の方が場違い感湧くと思うんだけどなぁ……)」


犬「くぅーん」


ヴェント「!?」ビクッ


上条「ぷっ」


ヴェント「あ”?」ジャキッ


上条「……ご、ごめんなさい」





523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/04(火) 21:25:55.18 ID:BSrX3xjE0


ヴェント「……な、なぁ、やっぱり帰ろうよ。 ってか、私だけ帰るよ」


上条「ここまで来て!?」


ヴェント「ここまでっつっても家から10分くらい歩いただけだろ! こんなところでソワソワしてるより帰ったほうがマシなんだよ!」


上条「んー……。 じゃあ、落ち着けばいいのか?」


ヴェント「!? そ、そりゃ、そうだけどさ」


上条「ほら」スッ


ヴェント「……? 何だよその手」


上条「手を出してくれ」


ヴェント「……?」スッ


上条「」ギュッ


ヴェント「!?」ボンッ


524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/04(火) 21:28:43.94 ID:BSrX3xjE0


ヴェント「ばっ、なっ、何すんだよてめっ!!」バッ


上条「あ」


ヴェント「こ、こんなところで何すんだよ!」


上条「いや、普通に手を繋ぎたかったんだけど……」


ヴェント「うっ……」カァァ


ヴェント「こ、こんな所じゃダメだ!!」


上条「ダメなのか?」


ヴェント「当たり前だろ!!!」


上条「なんで?」


ヴェント「うっ…………。 ……そ……それは、その……」


ヴェント「……………………………はずか、しいから……」ボソッ


上条「(……かわいい)」

525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/04(火) 21:31:57.39 ID:BSrX3xjE0


ヴェント「と、とにかく!! 手を繋ぐのはダメだ!!」


上条「そうしてないとお前が落ち着かないんだからしょうがないだろ」


ヴェント「そもそも何で私が手を繋げば落ち着くと思ってんだよ!! ガキじゃねーんだぞ!!」


上条「俺が繋ぎたかったから、ヴェントもそうかなぁ、と……」


ヴェント「は、はぁっ!?」カァア


上条「ご、ごめん。 俺も女の子と付き合ったことないから、勝手な憶測だったんだけど……。 嫌だったならごめん」


ヴェント「なっ!? そ、そんなんじゃねーっての!!」


上条「そんなん……?」


ヴェント「……〜〜!! だぁー!! 嫌じゃねーっつってんだろボケ!」バキッ


上条「へぼっ!?」


ヴェント「は、恥ずかしいだけだよばかやろぉ…………」カァァ


上条「……(……かわいい)」

526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/05(水) 21:43:21.77 ID:JLI5Pb6SO
もうこのヴェントさん押し倒したい
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/09(日) 12:44:11.62 ID:w2VN9QAn0
お「姉」さン?お婆さンの間違いなンじゃねェか?
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/09(日) 12:53:40.38 ID:8HNzjGxU0
>>527
屋上
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/09(日) 14:38:45.36 ID:n2n/51PMo
>>527が真っ赤で読めないんだが?
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/09(日) 15:46:51.48 ID:LRJ4YVS6o
>>527
セロリは黙ってろ
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/23(日) 15:14:38.48 ID:ROb4raDSO
可愛いヴェントたんマダー?
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/04(木) 02:25:08.78 ID:+dkcSwE2o
待ってるぜ
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/04(木) 22:13:37.82 ID:ZUQpbZhC0
ヴェント読ませてくれ!
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/09(火) 02:32:14.51 ID:In7KSAhj0
まだかなまだかな(((o(*゚▽゚*)o)))
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/09(火) 06:50:59.36 ID:tfUMgNOA0
まだかな、まだかな(^ν^)
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/09(火) 16:31:39.99 ID:elxxDL6b0
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄
  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄\/___/
    ドゴォォォォン!!
        ; '     ;
     \,,(' ⌒`;;)
   !!,' (;; (´・:;⌒)/
  ∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
 ⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
   ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ̄ ̄
          /\
     . ∵ ./  ./|
     _, ,_゚ ∴\//
   (ノ゚Д゚)ノ   |/
  /  /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ     ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
 _/_ミつ/ ̄/_
      /_/
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/09(火) 20:27:20.36 ID:Qz2CfY0d0
弁当。
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/10(水) 00:37:45.22 ID:8cPKjMTso
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/13(土) 01:16:28.08 ID:0hhG1UOz0
ヴェントぉぉぉぉぉ?
好きだー?
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/13(土) 02:13:43.11 ID:P243o5e/o
ば、ババアなンかに興味はねェけどよォ
再開はまだなのかよォ
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/14(日) 11:42:23.13 ID:SmxxpXrt0
>>540
屋上
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/14(日) 13:01:29.72 ID:Ujena09do
>>540も真っ赤で読めんのだが
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/24(水) 11:01:00.09 ID:5acCE8Kd0
早く早く
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/24(水) 11:07:55.60 ID:5acCE8Kd0
早く早く
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/25(木) 08:45:17.38 ID:3pWCNpIZo
はよ
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/25(木) 10:06:42.07 ID:rHw0cbmfo
ババアなンかに興味はねぇけどお気に入りにいつまでもこのスレがあると迷惑なんだよォ

だからさっさと再開してくれよォ
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/25(木) 21:17:58.95 ID:1J2ELzjp0
落ち着けセロリたん
548 :セロリ [sage]:2013/07/29(月) 01:42:15.37 ID:ASLX3v6B0
誰でもいいから続き書け
549 :セロリ [sage]:2013/08/02(金) 01:51:59.23 ID:xWwPapxW0
もしかして作者MIAか?
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/08/02(金) 08:19:42.15 ID:1Nj5LgV2o
舞ってる
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/08/04(日) 04:32:43.72 ID:hzKN55tHo
2ヵ月か…
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/08/04(日) 08:15:21.04 ID:Gpaik8ygo
まだ焦るような時間じゃない
553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/08/04(日) 08:22:33.51 ID:/FnTsn6DO
あわてないあわてない
一休み一休み
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/08/08(木) 05:50:29.77 ID:t0tgjIFSO
もう慌てるっていうかアウト
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